JPH0713126B2 - 分散重合体およびそれらの製法 - Google Patents

分散重合体およびそれらの製法

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JPH0713126B2
JPH0713126B2 JP61301908A JP30190886A JPH0713126B2 JP H0713126 B2 JPH0713126 B2 JP H0713126B2 JP 61301908 A JP61301908 A JP 61301908A JP 30190886 A JP30190886 A JP 30190886A JP H0713126 B2 JPH0713126 B2 JP H0713126B2
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dispersion polymer
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ヴオルフガング・カプマイアー
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ベ−リングヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
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    • G01N33/54313Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分散重合体、それらの製法、並びにそれらの用
途に関するものであり、この分散重合体はラテツクス粒
子よりなり、その外層はビニル単量体の共重合体を形成
し、単量体のうち1種はヒドロキシル基含有N−アルキ
ルアクリルアミド化合物又は対応するメタクリレートで
ある。生物活性分散重合体は本発明による分散重合体粒
子の表面に、アルデヒド官能から誘導される反応性基
に、遊離アミノ基を有する生物活性物質を結合させるこ
とにより、上記の分散重合体から得られる。これらの生
物活性ラテツクスコンジユゲートは血清学的及び免疫学
的測定法に適当である。
血清学的及び免疫学的測定法の感度は、適当な免疫学的
試薬が負荷されている指示体又は担体粒子を使用するこ
とによつて増大させることが知られている。例えば、細
胞培養の赤血球または細胞を担体材料として使用するこ
とができる。0.02〜5μmの直径を有するラテツクス粒
子もこの場合に用いることができる。
その外、砂糖又はデキストランのようなポリヒドロキシ
化合物をラテツクスを被覆するのに使用することができ
ることが知られている(ヨーロツパ特許0,001,223号明
細書参照)。吸着的に結合されているポリヒドロキシ化
合物は洗剤含有緩衝液から分離することがあるので、前
記のラテツクスは前記の緩衝液に対して安定ではない。
ヨーロツパ特許出願EP−A82,110,273.8号明細書は酸ア
ミド基によつて結合されているアセタール官能を含有す
るラテツクス粒子を開示している。ラテツクス核は水性
媒質中あらかじめ形成され、酸アミド基によつて結合さ
れているアセタール官能基を有するビニル単量体を使用
するとわずかに膨潤し,これらのビニル単量体は水中で
十分な不溶性を有していなければならず、次に親水性又
はイオン性を有してもよい別の単量体と一緒に共重合さ
れる。前記の試薬はC−反応性蛋白の比濁法決定に用い
ることができる。この目的のためには、血清試薬は普通
1:100に希釈され、それによつて干渉する血清蛋白(こ
のように希釈しない場合には、虚偽の正又は虚偽の負を
生じる)を無視することができる。一般に、診断の目的
には5mg/を超えるC−反応性蛋白の濃度でなければな
らないので、この操作は可能性がある。しかし、1μg/
〜50μg/の範囲の痕跡の蛋白の濃度を測定したい場
合には、希釈すると検出されるべき蛋白の濃度が非常に
低くなるので、検出感度は十分でなくなり、従つて試料
をこのように大きく希釈してはならない。
しかし、現在の技術によるラテツクス製品の検出感度は
容易には増大させることができず、例えば、イムノグロ
ブリンEの測定の場合、満足に機能する試験が得られな
い。感度を増大させる試みは比較的短時間後に、標準カ
ーブの測定のための信号が非特異的に増大して評価がで
きなくなるような結果しか与えない。急勾配の標準カー
ブはなくなる。その理由はこのような不安定な試薬の個
々と粒子が抗原が存在しなくとも凝集するからである。
驚くべきことに、現在の技術について説明されている欠
点は、1つ又はそれ以上のヒドロキシル基を有するアク
リル又はメタクリル単量体と、酸アミド基によつて結合
されているアセタール官能基を有するアクリル又はメタ
クリル単量体と、水性媒質中あらかじめ形成されたラテ
ツクス核を共重合させることによつて製造される担体粒
子を使用することによつて克服することができることが
本発明者らによつて見出された。
従つて本発明はラテツクスよりなり、その表面に式I 〔式中、 nは1〜6を表わし; R1はH又はCH3を表わし、そして R2及びR3は同一又は異なっており、−(CH2)m−CH
3(ただしmは0〜7を表わす)或いは (ただし、 X、Y及びZは(CH2)pCH3〔ただし、pは1〜3を表
わす〕を表わし、 X、Y及びZは同一又は異なつている)を表わす〕 を有する末端アセタールを有する単量体、並びに式II (式中、 RはO又はNHを表わし; nは1〜3を表わし; mは1〜4を表わし; lは0〜4を表わし;そして R1はH又はCH3を表わす) を有する単量体から水性媒質中で製造される共重合体が
存在する担体粒子を含有する分散液に関する。
本発明による分散液(又はラテツクス)は種分散液とし
て製造することができ、それは既知の方法を用い、通常
の慣用のラテツクス粒子上に共重合させることによつて
単量体から単独又は共重合体として得ることができる。
本発明による分散液の種分散液として用いられるラテツ
クス粒子はフイルム形成性重合体であるべきではない。
「非フイルム形成性」とは本発明において適当なある適
用条件下でフイルムを形成せず、又凝集しない重合体ラ
テツクス粒子を意味する。スチレン、ビニルトルエン及
びビニルナフタレンのような、炭素環状芳香族モノビニ
リデン単量体、又これらの単量体の相互及び(又は)メ
タクリル酸メチル及びアクリロニトリルとの混合物も好
適である。特に好適な種分散液はポリスチレンラテツク
スである。
本発明による変性種ラテツクスを製造するためには、原
則的には、0.02〜2μm、好適には0.05〜0.5μmの粒
径を有するあらかじめ形成されたラテツクスに、ラテツ
クス表面を単分子で最大限に被覆するのに必要な乳化剤
の量の約20〜80%を添加する。ラテツクス表面を最大限
に被覆するための乳化剤の量を決定するための測定は、
伸力計を使用して実施される。それは例えば、「Journa
l of Colloid and Interface Science」、第74巻
(1979)、90〜102頁においてI.フアーマ及びS.R.シエ
ンにより、また、「Journal of Colloid Interface
Sciences、第9巻(1954)、89〜104頁においてS.H.
マロン、M.E.エルダー及びI.N.ウレビツチによつて発表
されている。
適当な乳化剤は例えば、長鎖を有するポリグリコールエ
ーテル類、好適には10〜20個の炭素原子を有する脂肪族
アルコール類、或いはそのアルキル基が好適には6〜12
個の炭素原子を有するアルキルフエノール類、或いはそ
のアルキル基が各々の場合3〜12個の炭素原子を有する
分枝アルキル基を表わすジアルキルフエノール類又はト
リアルキルフエノール類である。これらの例としては酸
化エチレンと、ラウリルアルコール、ステアリルアルコ
ール、オレイルアルコール、ココナツ脂アルコール、オ
クチルフエノール、ノニルフエノール、ジイソプロピル
フエノール、トリイソプロピルフエノール、ジ−t−ブ
チルフエノール及びトリ−t−ブチルフエノールとの間
の反応生成物である。酸化エチレンとポリプロピレング
リコール又はポリブチレングリコールとの間の反応生成
物も適当である。
イオン系乳化剤のうち、なかんずくアニオン系乳化剤、
特にスルホン酸アルキル、スルホン酸アリール又はスル
ホン酸アルキルアリールのアルカリ又はアンモニウム
塩、又場合によりそれぞれの炭化水素基とアニオン基と
の間にオキシエチレン単位を有する、対応するサルフエ
ート、ホスフエート又はホスホネートのアルカリ又はア
ンモニウム塩である。これらの例としてはドデシル硫酸
ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、オクチルフエノ
ールグリコールエーテル硫酸ナトリウム、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルジグリコール硫酸
ナトリウム、トリ−t−ブチルフエノールペンタグリコ
ール硫酸アンモニウム及びトリ−t−ブチルフエノール
オクタグリコール硫酸アンモニウムである。ドデシル硫
酸ナトリウムが好適に用いられる。
重合はラジカル発生開始剤、例えば、過酸化物化合物又
は脂肪族アゾ化合物の存在下にそれ自体既知の方法によ
つて実施される。用いられる開始剤は好適には水溶性で
ある;それは0.05〜10重量%、好適には0.1〜3重量%
(単量体の全量基準による)の量で用いられる。既知の
ラジカル発生開始剤は例えば、過酸化水素、パーオキソ
ジ硫酸又はパーオキソジリン酸のアルカリ又はアンモニ
ウム塩、例えばパーオキソ硫酸ナトリウム、パーオキソ
ジ硫酸カリウム及びパーオキソジ硫酸アンモニウム、更
にヒドロ過酸化t−ブチルのようなヒドロ過酸化アルキ
ル、過酸化ジ−t−ブチルのような過酸化ジアルキル、
過酸化ジアセチル、過酸化ジラウロイル及び過酸化ジベ
ンゾイルのような過酸化ジアシル、並びに又アゾジソブ
チロニトリル、アゾジカルボキシアミド及びアゾ−γ、
γ′−ビス(4−シアノバレリン酸)である。パーオキ
ソジスルホン酸ナトリウム、カリウム及びアンモニウム
のようなパーオキソジスルホン酸のアルカリ金層又はア
ンモニウム塩が好適に用いられる。
開始剤は適当である場合には、還元剤、特に還元性硫黄
含有酸のアルカリ塩又はアルカリ土類金属塩と共に用い
られる;特に適当なのはサルフアイト、ジサルフアイ
ト、ピロサルフアイト、ジチオナイト、チオサルフエー
ト及びホルムアルデヒドスルホキシレートである。グル
コース及びアスコルビン酸も使用することができる。
式IIを有するヒドロキシル基含有単量体と式Iを有する
アセタール基含有単量体との単量体混合物は、乳化剤及
びフリーラジカル開始剤を含有する種分散液に、撹拌下
に滴加される。分散液の温度は+10゜〜+120℃、好適
には+50゜〜90℃である。
式IIを有するポリヒドロキシ化合物はヒドロキシル含有
単量体として適当である。モノ−及びジヒドロキシアル
キルアクリル又はメタクリル化合物が好適に用いられ
る。特に好適なのはN−2,3−ジヒドロキシプロピルメ
タクリルアミド、N−2−ヒドロキシプロピルメタクリ
ルアミド、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート及び
対応するアクリル化合物である。
式Iを有する化合物はアセタール基含有単量体として用
いられ、アルキルがC2〜C8を表わすアクリルアミドアル
キル又はメタクリルアミドアルキルアルデヒドジアルキ
ルアセタールが好適に使用される。特に好適なものはア
クリルアミド又はメタクリルアミドアセトアルデヒドジ
−n−ペンチルアセタールである。
式I及びIIを有する単量体は種分散液に混合物として添
加され、単量体混合物は10〜90重量%、好適には30〜70
重量%の量の式IIを有するポリヒドロキシ化合物、並び
に90〜10重量%、好適には70〜30重量%の量の式Iを有
するアセタール化合物よりなる。
全混合物基準で、30重量%までのスチレン、ビニルナフ
タレン又はビニルトルエンをこの単量体の混合物に添加
することができる。その外、適当な場合には、単量体の
混合物は全混合物基準で、30重量%までのメタクリル
酸、アクリル酸又はクロトン酸も含有することができ
る。
単量体の混合物基準で20重量%までのジメチルホルムア
ミド又は粘度を減少させる他の物質を単量体よりなる混
合物に添加することが有利である。
単量体の混合物は種分散液及び単量体の混合物の全量基
準で、90〜5重量%、好適には40〜10重量%の量で種分
散液に添加される。
播種重合自体は既知の方法によつて実施することができ
る。しかし、本発明による方法の好適な実施態様は分散
法であり、単量体の混合物が重合条件下、即ち+10℃〜
+120℃、好適には+50℃〜+90℃の温度においてラテ
ツクス核の懸濁液に、一定の撹拌下で滴加される。次に
この重合体は既知の方法によつて過剰の単量体、残留す
る開始剤、並びに乳化剤が実質的に除かれる。この重合
体は有利には、例えばNaHCO3緩衝液(0.01〜0.05重量
%)を用いて透析に付される。
本発明による生物活性分散液(以下ラテツクスコンジユ
ゲートとも記載される)の製造のためには、上述した播
種重合ラテツクス粒子の懸濁液のpHを5未満、好適には
3未満に調節し、例えば、抗体又は抗原のような、結合
されるべき免疫学的活性材料と共にインキユベートす
る。蛋白のアミノ基と本発明によるラテツクス粒子上の
遊離型のアルデヒドとの間の易動性の結合は、既知の方
法によつて低減される。中性緩衝液のシアノホウ化水素
ナトリウムの溶液をこの目的のために使用することが好
適である。必要に応じて、未結合の免疫学的活性材料又
は他の汚染物質を反応バツチから分離する。このことは
適当な膜上遠心分離又は洗浄によつて実施することが好
都合である。
本発明による播種重合ラテツクスは特に安定であること
が特徴である。それらは、特に鋭敏な試薬の製造に適し
ているが、既知の分散液、特に高い検出感度を有するも
のは、比較的短時間後に非特異適に凝集する傾向があ
る。比濁又は濁度滴定測定の場合には、このことは散乱
光又は吸光度信号の増大を生じる。試薬が数時間貯蔵さ
れた後標準カーブの測定のための信号が非常に大きくな
るので、評価が不可能になる。異なつたイムノグロブリ
ンE濃度における現在の技術による試薬を使用して記録
された標準曲線のこのような変化は、第1図によつて示
される。第3図は対応する測定を示すが、例3に従つて
製造された本発明による試薬を使用して実施されたもの
である。本発明による試薬ははるかに低い固有の凝集を
有し、それを使用することにより広い、動的な測定範囲
が得られることが明らかに示される。
本発明によるラテツクス試薬の安定性は現在の技術によ
つて製造された試薬よりかなり低い試薬のブランク値を
有する(第3図及び第1図参照)ことによつても実証さ
れる。+4℃〜+8℃において数か月(少なくとも6か
月まで)試薬を貯蔵した後、及び37℃において数日(少
なくとも14日まで)凍結乾燥した試薬を熱処理する際の
両方で異なつた濃度のイムノグロブリンEを使用して測
定された標準曲線について、実質的に変化のない結果が
得られる。
慣用の試薬の欠点はそれらを用いて実施された比濁又は
濁度滴定測定が、酵素イムノアツセイの結果とかなり一
致しない結果を与えるという事実によつても示される。
第2図は酵素イムノアツセイの結果と比較した、イムノ
グロブリンE試薬を用いる血清試料について、現在の技
術によつて例5に従つた比濁測定の結果を示す。例1及
び3に従つて本発明によるラテツクスを使用してイムノ
グロブリンE試薬を用いて実施された、同一の比濁測定
が第4図及び第5図によつて示される。見て分るよう
に、酵素イムノアツセイの結果とのすぐれた一致が達成
される。
血清マトリツクスによつて、自身のイムノグロブリンE
は含有しないが、同じ量の精製イムノブロブリンEが強
化されている異なつた患者の血清について、現在の技術
による試薬を使用して異なつた値も得られる。本発明の
試薬を用いて得た結果は又、表2による測定値と表1中
照合されている測定値を比較することによつて示される
ように、この点において著しい改善をもたらすものであ
る。
本発明によるラテツクス製品は製造するのに簡単であ
り、敏感な免疫学的活性材料に温和に結合させることが
でき診断試薬を生成する。本発明による分散重合体及び
それから製造されるそれらの生物活性ラテツクス、ラテ
ツクスコンジユゲート及び試薬は現在の技術のものに比
して安定である。それらはマトリツクス効果によつて生
じる干渉に対して感受性を有せず、それらを用いて実施
される比濁又は濁度滴定決定は酵素イムノアツセイを使
用して達成することができる。現在の技術に比較して、
虚偽の正又は虚偽の負が表われるのがかなり少なくな
る。イムノグロブリンEを含まない血清を精製イムノグ
ロブリンEを用いて強化することによつて、本発明によ
る試薬を使用して理論的に近い値が得られる。干渉効果
を受けにくいことは変動係数の低い値によつても示され
る(表1及び表2参照)。
このラテツクスコンジユゲートは例えば可視ラテツクス
凝集試験を使用する物質の定性的又は半定量的決定にお
いて、並びに又直接又は競合凝集試験における、又ラテ
ツクス−ハプテン阻害試験における痕跡量の蛋白の比濁
又は濁度滴定決定のために、粒径の変化を測定するすべ
ての診断法において用いることができる。
実施例 1a) N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−メタクリ
ルアミドの合成 3−アミノ−1,2−プロパンジオール4.56g(0.05モル)
をジメチルホルムアミド(無水)30mlに溶解した。この
溶液並びに又K2CO313.8gを滴下斗及びガス入口及び出
口パイプを備えた100mlの3頚フラスコに移した。この
混合物を氷浴中0℃に冷却した。塩化メタクリル6.18ml
(0.06モル)をジメチルホルムアミド30mlに溶解し、中
程度の撹拌及びゆるやかな窒素気流下に30分間にわたつ
て滴加した。氷冷下更に1時間撹拌後、この混合物を室
温にし、更に30分間撹拌した。この反応バツチをひだ付
紙を通して過し、残渣を棄てた。粘稠な油状物が得
られるまでロータリーエバポレーターで液を濃縮し
た。この油状物をメタノール30mlに溶解し、2回目の
過を行ない、液を再びロータリーエバポレーターで再
び濃縮した。溶媒の残留量を高真空で除去した。収量は
8.52gであつた。
b) ポリスチレン核へのN−(2,3−ジヒドロキシプ
ロピル)メタクリルアミド(NDPM)の重合 固形分17.9重量%を有するポリスチレンラテツクス分散
液22.3ml、蒸留水57ml及びドデシル硫酸ナトリウム50mg
を、ガス入口及びガス出口パイプ及び磁気撹拌棒を備え
た円筒形ガラス容器に入れ、撹拌によつて溶解した。く
り返して排気し、窒素を充填することによつてこの重合
容器から酸素を除いた。このラテツクス/洗剤混合物を
水浴中で一定の撹拌下に+70℃に加熱した。パーオキソ
ジ硫酸カリウム溶液(蒸留水mlあたり16mg)1mlを添加
した。
スチレン0.2ml、メタクリルアミドアセトアルデヒドジ
−n−ペンチルアセタール0.4ml、メタクリル酸0.025ml
及び例1a)で得られたN−(2,5−ジヒドロキシプロピ
ル)メタクリルアミド(NDPM)0.4ml並びに又これらの
単量体の溶解度を改善するため、ジメチルホルムアミド
0.2mlから単量体の混合物を製造した。
ポリスチレンラテツクス懸濁液をはげしく撹拌しなが
ら、単量体の混合物を60分間にわたつて前者にゆつくり
滴加した。重合バツチの温度は70℃に保たれた。単量体
の混合物の滴加後、この混合物を上記温度において更に
4時間撹拌した。重合が終了し、分散液を室温に冷却
し、ひだ付紙を用いて過してラテツクス懸濁液73ml
が得られた。次にこれをNaHCO3緩衝液(0.25g/リツト
ル、pH8〜8.2)を用いて17時間透析した。固形分4.7重
量%を有するラテツクス分散液80mlが得られた。
2a) N−(2−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミ
ドの合成 1−アミノ−2−プロパノール3.75g(0.05モル)を、
アセトニトリル(無水)30ml及びK2CO313.79g(0.1モ
ル)と共に、滴下斗及びガス入口及びガス出口パイプ
を備えた3頚フラスコに入れ、氷浴中で0℃に冷却し
た。塩化メタクリル6.18g(0.06モル)をアセトニトリ
ル30mlに溶解し、一定の撹拌及びゆるやかな窒素気流下
に30分間にわたつて滴加した。氷冷下更に60分間撹拌
後、この混合物を室温にし、更に30分間撹拌した。この
バツチをガラスフリツトを通して過し、沈殿物を棄て
た。粘稠な油状物が得られるまで液をロータリーエバ
ポレーターで濃縮した。これをメタノール30mlに溶解
し、現われる沈殿があれば分離した。液を再びロータ
リーエバポレーターで濃縮し、残留量の溶媒を高真空で
除去した。収量は6.66gであつた。
b) ポリスチレン核へのN−(2−ヒドロキシプロピ
ル)メタクリルアミドの重合 例1b)に記載したのと同様に重合を実施した。固形分1
6.5重量%を有するポリスチレンラテツクス24.2ml、蒸
留水54.8ml及びドデシル硫酸ナトリウム50mgの混合物を
調製した。これを重合容器に入れ、酸素を除去した。パ
ーオキシジ硫酸カリウム溶液(16mg/蒸留水ml)1mlを添
加し、このバツチを+70℃に加熱した。スチレン0.4m
l、メタクリルアミドアセトアルデヒドジ−n−ペンチ
ルアセタール0.4ml、メタクリル酸0.025ml及びN−(2
−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミド0.4mlの混合
物を調製した。
はげしく撹拌されたポリスチレンラテツクス懸濁液に+
70℃で60分間にわたつて単量体の混合物を滴加した。次
にこの混合物を更に4時間同じ温度において撹拌した。
室温に冷却し、ひだ付紙を通して過した後、重合体
74mlが得られた。次にこれをNaHCO3緩衝液(0.25g/リツ
トル、pH8〜8.2)を用いて約20時間透析した。固形分5.
4重量%を有するラテツクス懸濁液79mlが得られた。
3) ポリスチレン核への2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート(HPM)の重合 例1b)中記載されたのと同様に重合を実施した。固形分
17.9重量%を有するポリスチレンラテツクス22.4ml、蒸
留水56.7ml及びドデシル硫酸ナトリウム50mgの混合物を
調製した。これを重合容器に入れ、酸素を除去した。次
にパーオキソジ硫酸カリウム溶液(蒸留水中16mg/ml)
を添加し、このバツチを+70℃に加熱した。スチレン0.
4ml、メタクリルアミドアセトアルデヒドジ−n−ペン
チルアセタール0.4ml、メタクリル酸0.025ml及び2−ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート(HPM)0.2mlの混合物
を調製した。はげしく撹拌したポリスチレンラテツクス
懸濁液に+70℃において60分間にわたつて単量体の混合
物をゆつくり滴加した。次にこの混合物を同じ温度にお
いて更に4時間撹拌した。
室温に冷却し、ひだ付紙を通して過した後、重合体
73mlが得られた。次にこれをNaHCO3緩衝液(0.25g/リツ
トル、pH8〜8.2)を用いて約20時間透析した。固形分5.
1%を有するラテツクス分散液87mlが得られた。
4) 本発明による重合体への抗イムノグロブリンE抗
体の結合 例1によりN−(2,3−ジヒドロキシプロピル)メタク
リルアミドを使用して製造するか、又は例2によりN−
(2,3−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミドを使用
して製造するか、又は例3により2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートを使用して製造された重合体に、抗イ
ムノグロブリンE抗体を結合させた。
各々の場合に用いられる重合体を蒸留水を使用して固形
分4重量%に希釈した。精製イムノグロブリンEを使用
してウサギを免疫処置することによつて得られた抗血清
を、アフイニテイクロマトグラフイーを使用して既知の
方法によつて精製した。次にタンパク含量10mg/mlに達
するまでそれを濃縮した。
前述した重合体3.4mlを抗イムノグロブリンE抗体溶液
0.34mlと混合した。次にエイコサ−オキシエチレンソル
ビタンラウレート(「Tween 」20)の20%力価水溶液
0.17mlを添加し、次に全体を再び混合した。これに1N
HCl0.05mlを添加し、pH約2が得られた。室温において3
0分間インキユベートした後、リン酸水素ナトリウム飽
和水溶液(pH6.5)0.85ml及びシアノホウ水素化ナトリ
ウム水溶液(25mg/ml)0.85mlを添加し、十分混合し
た。次にこの混合物を室温において1時間インキユベー
トした。
次にこの調製品を約50,000gにおいて(ベツクマン遠心
機、20,000rpm)30分間遠心分離した上澄みを棄てた。
このペレツトをグリシン/NaCl緩衝液(グリシン0.1モ
ル、NaCl0.17モル、エイコサ−オキシエチレンソルビタ
ンラウレート(「Tween 20)0.5%、pH8.2)5ml中再懸
濁させた。
次にこの混合物を超音波(ブロンソン・ソニフイアB1
5)で2秒間処理した。かくして再分散された試薬を上
述したグリシン/NaCl緩衝液で容量比1:80に希釈した。
5) 血清試料中のイムノグロブリンE濃度の測定 本発明によるラテツクス調製品に抗イムノグロブリンE
抗体を結合させることによつて、例4に従つて製造され
た試薬を用いて患者の血清中のイムノグロブリンEを測
定した。標準としてエンジグノスト・テスト(ベーリン
グヴエルケ社)の最高イムノグロブリンE濃度を有する
最高の標準試料を使用する。パツキング・インサートに
よれば、このイムノグロブリンE標準は1,000IU/mlを含
有する。この標準をイムノグロブリンEを含まない血清
プールを使用して更に2倍段階で希釈した。このように
して減少するイムノグロブリンE濃度を有する標準系列
物が得られた。この標準血清及び決定されるべき患者の
血清をグリシン/NaCl緩衝液(グリシン0.1モル、NaCl0.
17モル、pH8.2)を使用して1:5に希釈した。測定のため
には、患者の血清希釈物又は標準血清希釈物20μをBL
Nキユーベツト(ベーリングヴエルケ社製)中反応緩衝
液(グリシン0.1モル、NaCl0.17モル、ポリエチレング
リコール(PEG)6000−4%、「Tween 」20−0.5%、p
H8.2)150μと混合し、室温において30分間インキユ
ベートした。次にこのセルをレーザー比濁計(ベーリン
グヴエルケ社製)で測定した。標準血清の測定に対する
標準曲線を、半対数紙上プロツト、患者の血清に対する
測定値を、この標準曲線を使用して評価した。典型的な
標準曲線を第3図に示す。
表 1 比濁法試験における測定値(現在の技術による試薬) 血清No. イムノグロブリンE濃度(IU/ml) 1 441 2 399 3 556 4 416 5 431 6 425 7 454 8 398 9 422 10 356 11 315 12 382 平均値=416IU/ml=80%再現 公称値=520IU/ml 変動係数=14% 各々の場合イムノグロブリンE520IU/mlが強化されてい
る血清試料について例5による比濁法試験における測定
値。測定は現在の技術に従つて製造された試薬を使用し
て実施された。
表 2 比濁法試験における測定値(本発明による試薬) 血清No. イムノグロブリンE濃度(IU/ml) 1 435 2 516 3 609 4 537 5 526 6 571 7 608 8 559 9 589 10 542 11 559 12 450 平均値=541IU/ml=104%再現 公称値=520IU/ml 変動係数=10% 各々の場合イムノグロブリンE520IU/mlが強化されてい
る血清試料について例5による比濁法試験における測定
値。測定は例3に従つて製造された本発明による試薬を
使用して実施された。
【図面の簡単な説明】
第1図は現在の技術によるイムノグロブリンE濃度につ
いての標準曲線を示す。 第2図は現在の技術による例5に従つた比濁測定と酸素
イムノアツセイとの比較である。 第3図は本発明による製造された試薬を用いるイムノグ
ロブリンE濃度についての標準曲線を示す。 第4図及び第5図は本発明による例1及び例3に従つて
製造されたラテツクスを使用した比濁測定と酵素イムノ
アツセイとの比較である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラテックス粒子よりなり、その表面に式 〔式中、nは1〜6を表わし、 R1はH又はCH3を表わしそして R2及びR3は同一又は異なっており、−(CH2)m−CH
    3(ただしmは0〜7を表わす)或いは (ただし、X、Y及びZは(CH2)p−CH3(pは1〜3
    を表わす)を表わし、X、Y及びZは同一又は異なって
    いる)を表わす〕 を有する単量体、並びに式 (式中、RはO又はNHを表わし、nは1〜3を表わし、
    mは1〜4を表わし、lは0〜4を表わしそしてR1はH
    又はCH3を表わす) を有する単量体から形成される共重合体が存在する分散
    重合体。
  2. 【請求項2】水性媒質中種分散液の存在下に式Iを有す
    る化合物及び式IIを有する化合物の単量体の混合物を重
    合することによって得られる特許請求の範囲第1項記載
    の分散重合体。
  3. 【請求項3】式IIを有する単量体としてモノ−又はジ−
    ヒドロキシアルキルアクリル又はメタクリル化合物が用
    いられる特許請求の範囲第1項記載の分散重合体。
  4. 【請求項4】式IIを有する単量体として化合物N−2,3
    −ジヒドロキシプロピルメタクリルアミド、N−2−ヒ
    ドロキシプロピルメタクリルアミド、2−ヒドロキシプ
    ロピルメタクリレート又はN−2,3−ジヒドロキシプロ
    ピルアクリルアミド、N−2−ヒドロキシプロピルアク
    リルアミド又はエチル2−ヒドロキシプロピルアクリレ
    ートのうちの少なくとも1種が用いられる特許請求の範
    囲第1項記載の分散重合体。
  5. 【請求項5】式Iを有する単量体としてアクリルアミド
    アルキル又はメタクリルアミドアルキルアルデヒドジ−
    アルキルアセタール(ただしアルキルはC2〜C8を表わ
    す)が用いられる特許請求の範囲第1項記載の分散重合
    体。
  6. 【請求項6】式Iを有する単量体としてメタクリルアミ
    ドアセトアルデヒドジ−n−ペンチルアセタールが使用
    される特許請求の範囲第1項記載の分散重合体。
  7. 【請求項7】ラテックス粒子よりなり、その表面に式 〔式中、nは1〜6を表わし、 R1はH又はCH3を表わしそして R2及びR3は同一又は異なっており、−(CH2)m−CH
    3(ただしmは0〜7を表わす)或いは (ただし、X、Y及びZは(CH2)p−CH3(pは1〜3
    を表わす)を表わし、X、Y及びZは同一又は異なって
    いる)を表わす〕 を有する単量体、並びに式 (式中、RはO又はNHを表わし、nは1〜3を表わし、
    mは1〜4を表わし、lは0〜4を表わしそしてR1はH
    又はCH3を表わす) を有する単量体から形成される共重合体が存在する分散
    重合体の製造において、0.02〜2μmの粒径を有するラ
    テックスよりなる種分散液に、乳化剤及びフリーラジカ
    ル開始剤を添加し、次に式IIを有する化合物及び式Iを
    有する化合物よりなる単量体混合物を攪拌下、+10℃〜
    +120℃の温度で滴加することからなる前記分散重合体
    の製法。
  8. 【請求項8】単量体混合物が、式IIを有する化合物とし
    てモノ−又はジヒドロキシアルキルアクリル酸又はメタ
    クリル酸化合物を含有し、式Iを有する化合物としてア
    クリルアミドアルキル又はメタクリルアミドアルキルア
    ルデヒドジアルキルアセタール(ただしアルキルはC2
    C8を表わす)が用いられる特許請求の範囲第7項記載の
    方法。
  9. 【請求項9】単量体混合物が式IIを有する化合物として
    N−2,3−ジヒドロキシプロピルメタクリルアミド、N
    −2−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド、2−ヒド
    ロキシプロピルメタクリレート又は対応するアクリル酸
    化合物を含有し、式Iを有する化合物としてアクリルア
    ミドアルキル又はメタクリルアミドアルキルアセトアル
    デヒドジ−n−ペンチルアセタールが用いられる特許請
    求の範囲第7項記載の方法。
  10. 【請求項10】単量体混合物が更に全混合物基準で30重
    量%までのスチレン、ビニルナフタレン又はビニルトル
    エンを含有する特許請求の範囲第7項記載の方法。
  11. 【請求項11】単量体混合物が更に全混合物基準で30重
    量%までのメタクリル酸、アクリル酸又はクロトン酸を
    含有する特許請求の範囲第7項記載の方法。
  12. 【請求項12】単量体混合物が式I及びIIを有する単量
    体の外に、スチレン、ビニルナフタレン又はビニルトル
    エンよりなる群から選択される化合物、並びにメタクリ
    ル酸、アクリル酸又はクロトン酸のうち1種の化合物、
    及びその外全混合物基準で20重量%までのジメチルホル
    ムアミドを含有する特許請求の範囲第7項記載の方法。
  13. 【請求項13】ラテックス粒子よりなり、その表面に式 〔式中、nは1〜6を表わし、 R1はH又はCH3を表わしそして R2及びR3は同一又は異なっており、−(CH2)m−CH
    3(ただしmは0〜7を表わす)或いは (ただし、X、Y及びZは(CH2)p−CH3(pは1〜3
    を表わす)を表わし、X、Y及びZは同一又は異なって
    いる)を表わす〕 を有する単量体、並びに式 (式中、RはO又はNHを表わし、nは1〜3を表わし、
    mは1〜4を表わし、lは0〜4を表わしそしてR1はH
    又はCH3を表わす) を有する単量体から形成される共重合体が存在する分散
    重合体及びその中に結合されている抗体、抗原又はハプ
    テンよりなる生物活性分散重合体。
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