JPH07129B2 - パチンコ機の打玉制御装置 - Google Patents
パチンコ機の打玉制御装置Info
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- JPH07129B2 JPH07129B2 JP59266872A JP26687284A JPH07129B2 JP H07129 B2 JPH07129 B2 JP H07129B2 JP 59266872 A JP59266872 A JP 59266872A JP 26687284 A JP26687284 A JP 26687284A JP H07129 B2 JPH07129 B2 JP H07129B2
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 15
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、パチンコ機の打玉制御装置に関する。
〈従来技術〉 第1図は、パチンコ機前面の概要を示し、機枠1に囲ま
れた転球板2の前面には、遊戯板面3を囲む渦形のレー
ル4が設けられ、その下部の二重レール部分によって出
口端を遊戯板面3に連通する誘導路5が構成されてい
る。前記誘導路5基端の発射位置6には、機枠1の下部
前面に配設された回転ハンドル9により間欠的に打圧揺
動する、発射槌7の先端が突出している。さらに前記機
枠1下部前面には、玉供給樋10が備えられ、前記発射位
置6と一致する供給孔8から、前記発射槌7の打圧作動
毎に玉が該発射位置6に一個づつ供給される。
れた転球板2の前面には、遊戯板面3を囲む渦形のレー
ル4が設けられ、その下部の二重レール部分によって出
口端を遊戯板面3に連通する誘導路5が構成されてい
る。前記誘導路5基端の発射位置6には、機枠1の下部
前面に配設された回転ハンドル9により間欠的に打圧揺
動する、発射槌7の先端が突出している。さらに前記機
枠1下部前面には、玉供給樋10が備えられ、前記発射位
置6と一致する供給孔8から、前記発射槌7の打圧作動
毎に玉が該発射位置6に一個づつ供給される。
また前記誘導路5の略中央部位置のレール4には、逆行
玉を前記玉供給樋10下部の受皿12に戻す玉回収孔13が設
けられている。
玉を前記玉供給樋10下部の受皿12に戻す玉回収孔13が設
けられている。
以上は、パチンコ機の公知構成である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前記構成にあって、前記発射槌7に打圧されて誘導路5
を走行する打玉が、その打圧力の不足や、又は一旦遊戯
板面3に出てから釘等に当ってはねかえり、前記誘導路
5を戻る逆行玉となることが、その遊戯中にはしばしば
みられる。ところで逆行玉を回収するために、前記玉回
収孔13がレール4に形成されてはいるが、その逆行玉の
勢いが強いと、前記玉回収孔13を越えて、玉発射位置6
側へ走行することがある。この場合には発射位置6に次
の供給玉と、逆行玉とが溜ることとなり、かかる複数の
玉を適正に打圧するには発射槌7の打圧力は不足である
から、連続的に逆行玉を生じる。このため、誘導路5上
に打玉が停滞して遊戯の連続性を阻害したり、ガラス面
を玉が叩いて不快音を生じさせたりし、パチンコ遊戯の
興趣を損なうこととなる。
を走行する打玉が、その打圧力の不足や、又は一旦遊戯
板面3に出てから釘等に当ってはねかえり、前記誘導路
5を戻る逆行玉となることが、その遊戯中にはしばしば
みられる。ところで逆行玉を回収するために、前記玉回
収孔13がレール4に形成されてはいるが、その逆行玉の
勢いが強いと、前記玉回収孔13を越えて、玉発射位置6
側へ走行することがある。この場合には発射位置6に次
の供給玉と、逆行玉とが溜ることとなり、かかる複数の
玉を適正に打圧するには発射槌7の打圧力は不足である
から、連続的に逆行玉を生じる。このため、誘導路5上
に打玉が停滞して遊戯の連続性を阻害したり、ガラス面
を玉が叩いて不快音を生じさせたりし、パチンコ遊戯の
興趣を損なうこととなる。
このような問題点を改善する手段として、特公昭30-416
8号が提案されている。この構成は、逆行玉取出用筒体
を備え、打玉の発射時には、この筒体を横臥状態にし
て、該筒体の側面を誘導レールの一部としてその走行を
許容すると共に、打玉の通過後に筒体を起立状態とし、
逆行玉を筒体の口部から回収するようにしたものであ
る。ところで、誘導レールの打玉走行面は、打玉を円滑
に走行させるために、常に安定した状態にある必要があ
り、連続的に成形されなければならない。しかるに、か
かる構成にあっては、筒体の側面が誘導レールの一部を
構成するものであるため、誘導レールの成形上の連続性
が損なわれ、打玉を円滑に遊技盤面側へ供給することが
できないという大きな欠点があり、このため、実際には
用いられてはいない。
8号が提案されている。この構成は、逆行玉取出用筒体
を備え、打玉の発射時には、この筒体を横臥状態にし
て、該筒体の側面を誘導レールの一部としてその走行を
許容すると共に、打玉の通過後に筒体を起立状態とし、
逆行玉を筒体の口部から回収するようにしたものであ
る。ところで、誘導レールの打玉走行面は、打玉を円滑
に走行させるために、常に安定した状態にある必要があ
り、連続的に成形されなければならない。しかるに、か
かる構成にあっては、筒体の側面が誘導レールの一部を
構成するものであるため、誘導レールの成形上の連続性
が損なわれ、打玉を円滑に遊技盤面側へ供給することが
できないという大きな欠点があり、このため、実際には
用いられてはいない。
本発明は、かかる課題を解決し得るパチンコ機の打玉制
御装置の提供を目的とするものである。
御装置の提供を目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明の第一手段は、誘導路のレールに形成された玉回
収孔の直前部に回転自在に軸支され且つ該軸支点からの
半径が大きい大径遮断部と軸支点からの半径が小さい小
径開放部とが連続的に形成された回転カム状打玉規制片
と、 打玉を打圧作動する発射槌を揺動作動するカムを連続回
転するためのモータと連動して、前記発射槌の打圧作動
毎に前記小径開放部を前記誘導路に位置させて打玉の通
過を許容し、打玉の通過後に前記大径開放部を前記誘導
路に位置させて逆行玉の発射槌側への転動を阻止するよ
うに前記打玉規制片を回転制御する回転制御手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機の打玉制御装置で
ある。
収孔の直前部に回転自在に軸支され且つ該軸支点からの
半径が大きい大径遮断部と軸支点からの半径が小さい小
径開放部とが連続的に形成された回転カム状打玉規制片
と、 打玉を打圧作動する発射槌を揺動作動するカムを連続回
転するためのモータと連動して、前記発射槌の打圧作動
毎に前記小径開放部を前記誘導路に位置させて打玉の通
過を許容し、打玉の通過後に前記大径開放部を前記誘導
路に位置させて逆行玉の発射槌側への転動を阻止するよ
うに前記打玉規制片を回転制御する回転制御手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機の打玉制御装置で
ある。
また、本発明の第二手段は、誘導路のレールに形成され
た玉回収孔内に打玉規制片を設け、該打玉規制片を上昇
位置でレール上部に沿った誘導路に突出し、下降位置で
玉回収孔内に退避するように駆動する規制片駆動手段を
配置すると共に、該規制片駆動手段を駆動制御して、前
記打玉規制片を発射槌の打圧作動毎に誘導路から退避す
る位置にして打玉の通過を許容し、打玉の通過後に誘導
路に突出する位置にして逆行玉の発射槌側への転動を阻
止するように前記打玉規制片を駆動制御する駆動制御手
段を備えたことを特徴とするパチンコ機の打玉制御装置
である。
た玉回収孔内に打玉規制片を設け、該打玉規制片を上昇
位置でレール上部に沿った誘導路に突出し、下降位置で
玉回収孔内に退避するように駆動する規制片駆動手段を
配置すると共に、該規制片駆動手段を駆動制御して、前
記打玉規制片を発射槌の打圧作動毎に誘導路から退避す
る位置にして打玉の通過を許容し、打玉の通過後に誘導
路に突出する位置にして逆行玉の発射槌側への転動を阻
止するように前記打玉規制片を駆動制御する駆動制御手
段を備えたことを特徴とするパチンコ機の打玉制御装置
である。
〈作用〉 上記各手段にあって、発射位置6にある玉が発射槌7に
より打圧されて打玉となると、前記制御手段により打玉
規制片が誘導路から退避し、打玉の通過を許容する。
より打圧されて打玉となると、前記制御手段により打玉
規制片が誘導路から退避し、打玉の通過を許容する。
ところで、前記打玉の通過とともに、前記打玉規制片
は、誘導路5の遮断位置に復帰するから、前記誘導路に
逆行玉が生じた場合に、前記玉は打玉規制片に衝突し
て、前記玉回収孔への落入を促される。このため、次の
打玉と衝突することはない。
は、誘導路5の遮断位置に復帰するから、前記誘導路に
逆行玉が生じた場合に、前記玉は打玉規制片に衝突し
て、前記玉回収孔への落入を促される。このため、次の
打玉と衝突することはない。
〈実施例〉 第2,3図は、本発明の第一手段の第一実施例を示したも
のである。
のである。
ここで14は回転カム状の打玉規制片であって、該打玉規
制片14は円盤周囲の所定円周部を大径として遮断部15と
し、かつそれ以外を小径として開放部16としてなり、第
3図イ,ロのように玉回収13の直前位置のレール4上部
に軸支17されて、その所定回動範囲では、遮断部15をレ
ール4上部に沿った誘導路5へ突出して該誘導路5を遮
断し、その他の回動範囲で、開放部16により前記遮断を
開放するようにしている。
制片14は円盤周囲の所定円周部を大径として遮断部15と
し、かつそれ以外を小径として開放部16としてなり、第
3図イ,ロのように玉回収13の直前位置のレール4上部
に軸支17されて、その所定回動範囲では、遮断部15をレ
ール4上部に沿った誘導路5へ突出して該誘導路5を遮
断し、その他の回動範囲で、開放部16により前記遮断を
開放するようにしている。
前記打玉規制片14は、発射槌7の揺動と同期して回転制
御される。
御される。
ここで、前記発射槌7の揺動手段の一例を説明する。第
2図に示すように、前記発射槌7はスプリング20により
打圧方向に付勢されている。前記発射槌7の回転中心に
は、モーター23の出力軸が位置し、該軸にカム22が固定
され、回転ハンドル9を回すことによりカム22が連続回
転する。而て、前記発射槌7は、その連係ロール21をス
プリング20の付勢により、連続回転しているカム22に圧
接し、そのカム作用によって、先端が発射位置6から引
込む位置にまで傾動し、該位置でカム22と連係ロール21
の接触が解除されて前記スプリング20の発条作用により
急峻に前記発射位置6に突出する位置に戻って発射位置
6にある玉を打圧することとなる。
2図に示すように、前記発射槌7はスプリング20により
打圧方向に付勢されている。前記発射槌7の回転中心に
は、モーター23の出力軸が位置し、該軸にカム22が固定
され、回転ハンドル9を回すことによりカム22が連続回
転する。而て、前記発射槌7は、その連係ロール21をス
プリング20の付勢により、連続回転しているカム22に圧
接し、そのカム作用によって、先端が発射位置6から引
込む位置にまで傾動し、該位置でカム22と連係ロール21
の接触が解除されて前記スプリング20の発条作用により
急峻に前記発射位置6に突出する位置に戻って発射位置
6にある玉を打圧することとなる。
そこで、前記打玉規制片14を発射槌7と同期して作動さ
せるために、前記モーター23の駆動軸と、打玉規制片14
の軸17に同歯数のスプロケット24,25を固着し、該スプ
ロケット24,25間にチェーン27を掛渡す。これにより、
前記発射槌7が一往復揺動する毎に、打玉規制片14は一
回転する。また、前記遮断部15,開放部16は、前記発射
位置6によって打圧された打玉が支障なく誘導路5を走
行できるように、その角度巾及び打圧時期との関係を設
定する。
せるために、前記モーター23の駆動軸と、打玉規制片14
の軸17に同歯数のスプロケット24,25を固着し、該スプ
ロケット24,25間にチェーン27を掛渡す。これにより、
前記発射槌7が一往復揺動する毎に、打玉規制片14は一
回転する。また、前記遮断部15,開放部16は、前記発射
位置6によって打圧された打玉が支障なく誘導路5を走
行できるように、その角度巾及び打圧時期との関係を設
定する。
かかる構成により、誘導路5はその打玉aの発生時は、
第3図イのように、遮断部15が除去されていて前記誘導
路5を走行することが可能となり、その通過後には第3
図ロのように遮断部15により誘導路5が遮断される。こ
のため、逆行玉bが発生しても、発射位置6側への退路
を遮断され、玉回収孔13に落入する。
第3図イのように、遮断部15が除去されていて前記誘導
路5を走行することが可能となり、その通過後には第3
図ロのように遮断部15により誘導路5が遮断される。こ
のため、逆行玉bが発生しても、発射位置6側への退路
を遮断され、玉回収孔13に落入する。
第4図イ,ロは、前記と略同形の回転カム状の打玉規制
片14aを玉回収孔13の直前位置のレール4下部に軸支17a
したものであって、その所定回動範囲では、前記レール
4に形成したスリット18から遮断部15aを誘導路5へ突
出し、その他の回動範囲で、開放部16aにより前記遮断
を開放するようにしている。尚、前記スリット18は、該
遮断部15aが退避した後の打玉の走行に支障がないよう
に薄巾とする。打玉規制片14aは、前記打玉規制片14と
同様の構成によりモーター23と同期して回転し、同様の
作用をする。
片14aを玉回収孔13の直前位置のレール4下部に軸支17a
したものであって、その所定回動範囲では、前記レール
4に形成したスリット18から遮断部15aを誘導路5へ突
出し、その他の回動範囲で、開放部16aにより前記遮断
を開放するようにしている。尚、前記スリット18は、該
遮断部15aが退避した後の打玉の走行に支障がないよう
に薄巾とする。打玉規制片14aは、前記打玉規制片14と
同様の構成によりモーター23と同期して回転し、同様の
作用をする。
第5図は、本発明の第二手段の一実施例を示すものであ
る。ここで玉回収孔13内に設けたソレノイド31の作動棒
32に、前記誘導路5を開閉する打玉規制片30を設けるよ
うにし、前記規制板30により誘導路5を開閉するように
したものである。すなわちソレノイド31により規制片駆
動手段を構成している。
る。ここで玉回収孔13内に設けたソレノイド31の作動棒
32に、前記誘導路5を開閉する打玉規制片30を設けるよ
うにし、前記規制板30により誘導路5を開閉するように
したものである。すなわちソレノイド31により規制片駆
動手段を構成している。
またこの構成にあって、前記作動棒32を発条34により引
張方向へ付勢し、ソレノイド31への電圧印加により、作
動棒32が上昇して打玉規制片30が発条34に抗して、誘導
路5を遮断する位置になるようにし、かつその電圧印加
を解除することにより、作動棒32が下降して打玉規制片
30が前記発条34により俊敏に退避位置に引戻るようにし
ている。
張方向へ付勢し、ソレノイド31への電圧印加により、作
動棒32が上昇して打玉規制片30が発条34に抗して、誘導
路5を遮断する位置になるようにし、かつその電圧印加
を解除することにより、作動棒32が下降して打玉規制片
30が前記発条34により俊敏に退避位置に引戻るようにし
ている。
前記ソレノイド31の制御は種々考えられ、前記モーター
23の回転毎に最適タイミングでパルス信号を発生させる
ようにしたり、前記発射槌7の下端6aに当接するストッ
パー25に圧電素子等の衝撃感知部材を設け、前記発射槌
7の打圧毎に一パルス信号を発生させるようにし、かか
る信号をトリガー信号として、前記信号発生とともに作
動棒32を下降位置(退避位置)にし、その打玉通過と略
同期する時間経過とともに、前記作動棒32を上昇位置
(遮蔽位置)とするように制御回路を構成すればよい。
23の回転毎に最適タイミングでパルス信号を発生させる
ようにしたり、前記発射槌7の下端6aに当接するストッ
パー25に圧電素子等の衝撃感知部材を設け、前記発射槌
7の打圧毎に一パルス信号を発生させるようにし、かか
る信号をトリガー信号として、前記信号発生とともに作
動棒32を下降位置(退避位置)にし、その打玉通過と略
同期する時間経過とともに、前記作動棒32を上昇位置
(遮蔽位置)とするように制御回路を構成すればよい。
第6図は、本発明の第二手段の他実施例を示すものであ
る。
る。
この実施例にあって、打玉規制片40は、モータ23と同期
して回転する円盤カム41を規制片駆動手段として駆動制
御される。
して回転する円盤カム41を規制片駆動手段として駆動制
御される。
かかる構成を説明する。前記円盤カム41は、誘導路4の
レール5に形成された玉回収孔13の下方に軸支されて、
円盤周囲の所定円周部を大径部とし、かつそれ以外を小
径部としてなるものである。そして、玉回収孔13内に昇
降可能に支持された打玉規制片40の下端を円盤カム41の
周面のカム面には、打玉規制片40が自重又は発条の付勢
力により接触しており、前記円盤カム41の回転に伴っ
て、打玉規制片40の昇降を生ずる。すなわち円盤カム41
の回転作動により、大径部のある回動範囲で打玉規制片
40を上昇して該誘導路4に突出し、小径部のある回動範
囲で打玉規制片40を下降して該誘導路4から退避するよ
うにあらかじめ配置されている。
レール5に形成された玉回収孔13の下方に軸支されて、
円盤周囲の所定円周部を大径部とし、かつそれ以外を小
径部としてなるものである。そして、玉回収孔13内に昇
降可能に支持された打玉規制片40の下端を円盤カム41の
周面のカム面には、打玉規制片40が自重又は発条の付勢
力により接触しており、前記円盤カム41の回転に伴っ
て、打玉規制片40の昇降を生ずる。すなわち円盤カム41
の回転作動により、大径部のある回動範囲で打玉規制片
40を上昇して該誘導路4に突出し、小径部のある回動範
囲で打玉規制片40を下降して該誘導路4から退避するよ
うにあらかじめ配置されている。
一方、前記モーター23の駆動軸に固定されたスプロケッ
ト24と、チェーン43により連動回転するスプロケット42
を円盤カム41には同軸状に固着されており、これにより
該円盤カム41はモータ23とともに連続回転し、打玉規制
片40の昇降作動を生ずる。かかる昇降作動により、打玉
aの発生時には誘導路5を開放し、それ以外には前記誘
導路5を遮断し、逆行玉bを玉回収孔13へ案内する。而
して、モーター23等により、打玉規制片40の制御手段が
構成されることになる。
ト24と、チェーン43により連動回転するスプロケット42
を円盤カム41には同軸状に固着されており、これにより
該円盤カム41はモータ23とともに連続回転し、打玉規制
片40の昇降作動を生ずる。かかる昇降作動により、打玉
aの発生時には誘導路5を開放し、それ以外には前記誘
導路5を遮断し、逆行玉bを玉回収孔13へ案内する。而
して、モーター23等により、打玉規制片40の制御手段が
構成されることになる。
〈発明の効果〉 本発明は、上述のように、打玉の通過とともに、打玉規
制片14,30,40により誘導路5を閉鎖して、逆行玉bがあ
った場合には発射位置6への退路を断って、玉回収孔13
への落入を案内するようにしたから、前記発射位置6に
逆行玉bと次の供給玉とが滞留することはなく、前記逆
行玉bを玉回収孔13から受皿12へ円滑に排除でき、パチ
ンコ遊戯の連続性を可及的に保全できる。またかかる各
構成は、誘導レールの打玉走行面を改変する構成ではな
いから、かかる構成の付加によっても、打玉の遊技盤面
側への誘導を円滑に行ない得ることとなる等の優れた効
果がある。
制片14,30,40により誘導路5を閉鎖して、逆行玉bがあ
った場合には発射位置6への退路を断って、玉回収孔13
への落入を案内するようにしたから、前記発射位置6に
逆行玉bと次の供給玉とが滞留することはなく、前記逆
行玉bを玉回収孔13から受皿12へ円滑に排除でき、パチ
ンコ遊戯の連続性を可及的に保全できる。またかかる各
構成は、誘導レールの打玉走行面を改変する構成ではな
いから、かかる構成の付加によっても、打玉の遊技盤面
側への誘導を円滑に行ない得ることとなる等の優れた効
果がある。
添付図面は本発明の実施例を示し、第1図はパチンコ機
の正面図、第2図は打玉規制片14と発射槌7の駆動機構
との連係を示す裏面図、第3図イ,ロは打玉規制片14の
作動を示す正面図、第4図イ,ロは打玉規制片14aの作
動を示す正面図、第5図は打玉規制片30の構成を示す正
面図、第6図は打玉規制片40の構成を示す正面図ある。 5……誘導路 6……発射位置 7……発射槌 13……玉回収孔 14,30,40……打玉規制片 15……遮断部 16……開放部 23……モーター 31……ソレノイド 32……作動棒 41……円盤カム
の正面図、第2図は打玉規制片14と発射槌7の駆動機構
との連係を示す裏面図、第3図イ,ロは打玉規制片14の
作動を示す正面図、第4図イ,ロは打玉規制片14aの作
動を示す正面図、第5図は打玉規制片30の構成を示す正
面図、第6図は打玉規制片40の構成を示す正面図ある。 5……誘導路 6……発射位置 7……発射槌 13……玉回収孔 14,30,40……打玉規制片 15……遮断部 16……開放部 23……モーター 31……ソレノイド 32……作動棒 41……円盤カム
Claims (2)
- 【請求項1】誘導路のレールに形成された玉回収孔の直
前部に回転自在に軸支され且つ該軸支点からの半径が大
きい大径遮断部と軸支点からの半径が小さい小径開放部
とが連続的に形成された回転カム状打玉規制片と、 打玉を打圧作動する発射槌を揺動作動するカムを連続回
転するためのモータと連動して、前記発射槌の打圧作動
毎に前記小径開放部を前記誘導路に位置させて打玉の通
過を許容し、打玉の通過後に前記大径開放部を前記誘導
路に位置させて逆行玉の発射槌側への転動を阻止するよ
うに前記打玉規制片を回転制御する回転制御手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機の打玉制御装置。 - 【請求項2】誘導路のレールに形成された玉回収孔内に
打玉規制片を設け、該打玉規制片を上昇位置でレール上
部に沿った誘導路に突出し、下降位置で玉回収孔内に退
避するように駆動する規制片駆動手段を配置すると共
に、 該規制片駆動手段を駆動制御して、前記打玉規制片を発
射槌の打圧作動毎に誘導路から退避する位置にして打玉
の通過を許容し、打玉の通過後に誘導路に突出する位置
にして逆行玉の発射槌側への転動を阻止するように前記
打玉規制片を駆動制御する駆動制御手段を備えたことを
特徴とするパチンコ機の打玉制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59266872A JPH07129B2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | パチンコ機の打玉制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59266872A JPH07129B2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | パチンコ機の打玉制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61143083A JPS61143083A (ja) | 1986-06-30 |
| JPH07129B2 true JPH07129B2 (ja) | 1995-01-11 |
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ID=17436821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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| JP (1) | JPH07129B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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-
1984
- 1984-12-17 JP JP59266872A patent/JPH07129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61143083A (ja) | 1986-06-30 |
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