JPH0712966A - 標準時情報提供方法および標準時情報提供装置 - Google Patents

標準時情報提供方法および標準時情報提供装置

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JPH0712966A
JPH0712966A JP9016294A JP9016294A JPH0712966A JP H0712966 A JPH0712966 A JP H0712966A JP 9016294 A JP9016294 A JP 9016294A JP 9016294 A JP9016294 A JP 9016294A JP H0712966 A JPH0712966 A JP H0712966A
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JP
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JP9016294A
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English (en)
Inventor
Robert Dr Westphal
ロバート、ウェストファール
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Diehl Verwaltungs Stiftung
Original Assignee
Diehl GmbH and Co
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/204Multiple access
    • H04B7/212Time-division multiple access [TDMA]
    • H04B7/2125Synchronisation
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G9/00Visual time or date indication means
    • G04G9/0076Visual time or date indication means in which the time in another time-zone or in another city can be displayed at will
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04RRADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
    • G04R20/02Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being sent by a satellite, e.g. GPS
    • G04R20/06Decoding time data; Circuits therefor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/273Adaptation for carrying or wearing by persons or animals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正しい地方時(16)を直接表示する無線時
計(18)へ地球標準時情報(12)を送信するための
方法および装置を得る。 【構成】 各衛星(13)は地球標準時情報(12)を
制御送信器(11)から直接に又は他の基準衛星(1
3.0)を経由して受信し、さらに同期情報(17)も
受信する。受信した地方時(16)がその時区(15)
に直接関連しない場合は、解読された地方時(16)に
加えて、対応する時区のずれも考慮に入れる。独立した
計時回路(19)により作動する表示手段(20)をモ
ニタし、必要があれば、そのときの時刻表示をそれぞれ
の時区に応じて正しく修正するために無線時計(18)
内の結合手段(23)で時区のずれを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は標準時刻情報を提供する
ための方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地球表面上の座標に対する位置を確定す
るための衛星システムが、GPSシステムまたはGLO
NASSシステムにおいて知られている。受信機が信号
を受信したときの衛星の軌道および現在位置はわかって
いるので、理論上は少なくとも3個且つ実際上は少なく
とも4個の衛星から同時に送信された所定の信号の時間
的ずれを用いた三角法によって、受信機の地理上の位置
を確定することができる。このため、ナビゲーション・
システムの衛星には正確に同期して動作する高精度の時
計が設けられ、市販されている衛星ナビゲーション受信
器では個々の衛星から受信した時刻情報の細部をデジタ
ル表示することもできる。しかし、衛星システムは世界
時と厳密に対応させる必要はなく、かつ固定された関係
にはない。ナビゲーションシステムの時間を世界時標準
に常に同期させることによりナビゲーション情報に関連
する二次的効果として世界標準時の情報を発信するかど
うかは、明らかに望ましいことであるものの、システム
・オペレータの裁量の問題である。しかも、電波の受信
可能な地域を広くするためにはナビゲーション用衛星の
軌道を高くしなければならないので(地表面上約100
00キロメートル程度の高さ)、受信電界強度レベルが
低くなってしまい、標準時情報受信は無線技術について
の費用が極めて高くなる。それに加えて、受信した時刻
の解読と提供とは衛星システムに対する時刻を与えるだ
けで、受信場所における正確な地方時は与えない。地方
時を与えるためには、当該システムのナビゲーション用
衛星もそのときの位置から完全な位置の確定を行わねば
ならず、その後で、衛星システム時が地球時に対して既
知の関係にあるものと仮定して、基準表から衛星システ
ム時を決定せねばならない。とくにユンハンス(JUNGHAN
S)無線時計の態様で市場において知られているように、
商業用の基本的な需要者時計の枠組み内でそれらの全て
を実行することは費用がかかり過ぎることは明らかであ
る。オプトエレクトロニクスによる時刻表示装置または
電気機械的な時刻表示装置を停止すること無しに作動さ
せるために、それらの無線時計は独立した内部の水晶安
定化計時回路で動作する。更に、磁気長波アンテナによ
って、ブランスウィック(Brunswick)所在の「連邦物理
技術研究所(Physikalisch-Technische Bundesanstalt)
(Federal Institute of Physics and Technology)」に
より定められている、中央ヨーロッパ時区における瞬時
法定時についての2進符号化された絶対情報についての
無線電報が常に受信され、時計の現在の時刻指示と比較
するために、受信機の復調器で復号化される。電動機に
より駆動されるアナログ型表示装置の例についてのEP 0
180 155に詳細に記載されているように、不正確な場合
には、現在受信されていて、正確であると認められる時
刻電信の内容に従って表示装置における表示が修正され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、そのよう
な無線時計は、時刻送信器が電信を発信する対象である
時区における現在時刻に対応する時刻を最初に提示でき
るだけである。広く認められているように、両側に隣接
する時区における大気状態が適度に好ましいものである
場合には、時刻情報の無線受信は確かに可能でもある
(いずれにしても常に)。そうすると、隣接する時区に
おいて動作する時計はそれによってその時計の属する地
域の地方時に設定されるのではなくて、符号化された電
信が示す地方時に設定されるので、1時間だけ狂って表
示される。消費者の無線時計が、表示を制御する時刻レ
ジスタの手動操作についての米国特許明細書第5,10
5,396号に従って構成されていれば、その消費者は
時区を適当にシフトさせることにより、誤った表示を修
正できる。しかしそのためには、無線により開始される
時区の移動による表示が不正確であるという事実および
表示が不正確であることを示すサインに消費者が気づく
必要がある。
【0004】たとえば、フランクフルト・アム・マイン
所在の局DCF77のような地球標準時送信器の受信領
域の外部では、従来の無線時計は恐らく全く動作させる
ことができないか、いずれにしてもそれの現在の時刻表
示に関して無線による検査および自動修正はできない。
【0005】それらの要因を考慮して、本発明の目的は
衛星ナビゲーション・システムから得ることができる時
刻情報と比較して、時計のオペレータにとって余り費用
がかからない、地方時を考慮した世界的標準時送信のた
めの装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の目的
は、それぞれの独立形成の特許請求の範囲の特徴部分に
も従う、上記のような一般的な種類の方法および装置に
より達成される。
【0007】本発明は、理想的には人工衛星の軌道と受
信アンテナ装置の開口とを互いに整合させて1個のアン
テナのみに対して地表の所定の時区に1個のみ直接送信
することとし、送信が行なわれた時区にあわせて標準時
を修正するという原理に基づくものである。しかし、そ
のような理想的な状況は、種々の手段を用いて求められ
る電波が存在するように(衛星の高度とアンテナ開口部
の少なくとも一方に関して)極地帯により近い領域へ向
かう時区が球の形状のために赤道に近い地球の領域から
次第に狭くなるという簡単な理由のために、実際には達
成できない。地球から見て静止している位置に衛星を配
置して、与えられた地理上の地域のみに対してその衛星
を充当することは、非常に非経済的である。他方、人工
衛星に地球から見て静止しない軌道を取らせることとす
ると、赤道に近い時区の幅に対して完全に指向させられ
る電波を発射するために設計した場合に、北半球または
南半球におけるその時点での位置においては、その衛星
は相互に隣接する複数の時区を含んでしまうことを回避
できない。
【0008】本発明では、定められた軌道を低く飛び、
そのために低レベルの送信電力のみを必要とする衛星シ
ステムへ地球標準時情報が供給される。そして、この情
報は、この時点での当該衛星の位置に対応する時区に応
じて、各衛星間をさらに転送される。これにより、標準
時情報を、各衛星のその時点の位置の時区に対応する地
方時におきかえることができる。しかし、基本的な地球
情報は地上の送信機から直接送信する必要はなく、地球
時刻を保持している衛星から受信することもできる。さ
らに、受信衛星がGPSの配置された位置を通過し、そ
の後、そのシステムの別の衛星に対する時区を付加する
ための基準として、受信した標準時に対する地方時のず
れを決定することもできる。
【0009】地方時は、個々の衛星により符号化された
状態で、地球へ向かって、地域を限定する方法で送信さ
れる。これらの地方時は、それぞれが属する時区につい
ての情報を更に含む。そして、与えられた時区で動作す
る無線時計においては、現在対象としている時区へは電
波を発射しないが、たとえば隣接する時区へは電波を発
射する衛星との受信通信を当該時計が行っているような
場合には時区を自動的に修正させるための付加情報が提
供される。他方、衛星から地方時を受信すると、衛星軌
道に対する粗位置決定のために時刻の現在のドップラー
変化を計算でき、それにより衛星がほぼ子午線の上を飛
んでいる(したがって、正しい地方時を供給している)
か、時刻帯の西または東へ向かって移動させられている
か(これにより適当な指示修正動作が開始される)を、
その粗位置決定から推定する。
【0010】したがって、それぞれに正しい地方時を世
界中で利用できる。それに関連して、時計の独立した動
作のためには、地方時を発信する衛星がそれぞれの位置
をカバーする時間間隔の大きさは実際には重要ではな
い。衛星は地球表面上の限られた地域をカバーすること
を意図するだけであるから、低い高度(数100キロメ
ートル程度)に位置し、したがって、打ち上げに費用が
かからない衛星システムを使用することが可能である。
それにもかかわらず、その目的のためには、特定の軌道
ネットワークを設けることは不必要である。別の方法で
用いられる衛星システムにおいては、たとえば、計画段
階であるIRIDIUM−LEOSのシステム(FUN
KSCHU 1991、25発行、26/27ページ)
においては、時区に設定されている標準時を世界中に拡
散するためのチャネルを占有することとすれば十分であ
る。
【0011】陰影効果をより小さくするために、衛星の
送信周波数はGPS周波数より低いことが望ましく、好
ましくは、デ−タ放送のために既に開放されている70
cm帯または2m帯が望ましい(GPSの場合の30c
mと比較して)。世界的に、局地的に適応させられる標
準時拡散の商業的な使用のために、個々の衛星により送
信される地方時を、たとえば、時間に依存する符号で符
号化できる。その場合には、許可を受けている人だけが
受信可能である。許可を受けている人は、たとえば現在
有効な解読チップをオペレータから得て、表示修正操作
のために衛星から受信した地方時を復号化できるように
するために、所有する時計受信器にその解読チップをと
りつける。
【0012】
【実施例】本実施例の図1において、地上の制御送信器
11が標準時情報12を、比較的低い軌道を回っている
衛星13の列のうちの1つの衛星へ送信する。その衛星
のための良好な受信条件は、地域的な環境および大気の
状況に応じて、瞬時に得られる。この衛星を、以後基準
衛星13.0と呼ぶことにする。標準時情報12として
は、ブルンスウイック(Brunswick) 所在の「連邦物理技
術研究所(Physikalisch-Technische Buundestalt(FAEDE
RAL Institute of Physics and Technology)) 」により
絶対(法定)時に制定されて普及している絶対中部ヨー
ロッパ時を符号化したもののを受信する。しかし、これ
に代えて、標準時12をたとえば零子午線に関連する時
刻帯のGMT標準時とすることもできる。
【0013】衛星13は、実際に対象としている地球の
あらゆる領域を全く隙間無しにカバーし、実用的な要求
に応じるためには衛星13のいずれか1つにより十分な
頻度でカバーされるような、数および飛行経路の方向で
打ち上げられる。この場合、とくに、極軌道14の場合
に、赤道から離れている領域のような地球の表面の任意
の領域が複数の衛星13の送信領域によって一時的にま
たは同時にカバーされるかどうかは重要ではない。
【0014】各衛星13には、高精度で動作し、かつ、
基準時刻系の情報を常に受信できるならば、その基準時
刻系からのどのようなずれも修正できる、少なくとも水
晶により安定化された絶対時計(autarchic clock) が搭
載される。したがって、中央制御送信器11からの無線
通信が存在する場合には、基準衛星13.0は標準時情
報12を受信する。それから基準衛星13.0はその同
じ標準時情報12を基準地方時16.0として関連する
基準時区15.0へ送信する。それに加えて、モニタの
ため、および必要があれば別の衛星13の独立した時計
を修正するために、基準衛星13.0は同期情報17
を、次の衛星13へ、すなわち、電波が十分確実に到達
できる別の衛星13へ送信する。そのときの位置のため
に基準衛星13.0からの同期情報17の送信電波が到
達しないような衛星13は、これらの衛星13.0,1
3の間に適切に配置され、これにより基準衛星13.0
から受信されて、同期情報17へ変換される基準時情報
に対して中継機能を行う他の衛星13から、同期情報1
7′、17″を受信する。
【0015】しかし、時間で定められる運動のために地
球座標ネットワークにより軌道位置が常に既知であるよ
うな別の衛星13は、それに搭載されている時計を、制
御送信器11により与えられる標準時に直接合わさず、
それらの衛星が上を瞬時に通過する子午線に従って、そ
れらの衛星がそれぞれ関連する時区15に応じてずらさ
れる時刻に合わす。衛星システム13の与えられた衛星
の間に定められた無線通信が存在するならば、関連する
時区15を考慮するその時刻のずれを同期情報17に含
ませることができる。同期情報17、17′、17″を
受信器に関して不明確に、したがって、あいまいなやり
方で(すなわち、標準時情報の項目12へのみ向けられ
て)送信すること、および、受信される衛星13のおの
おのにおいて現在の時区15に適用され且つそれらの衛
星13に関して知られている地球座標のために送信端
(標準時情報12に関連して)において瞬時にカバーさ
れる時区15に地方時16として関連させられる時間の
ずれ(一般に時刻帯あたり1時間)の加法的計算または
減法的計算を行うことは、一層簡単である。これに関連
して、その時の地方時スペクトラムと比較したその時の
衛星位置の地理的分布についてのもっともらしさ検査(p
lausibility check)を行うため、および、おそらく誤り
訂正のために一層の制御を開始するために、それぞれの
衛星13の場所において同期情報17から得られる上記
地方時16が同期情報17の送信器へ(したがって、と
くに基準衛星13.0へ)補足的に知らせられるように
する予防措置を取ることができる。
【0016】地上においては、無線時計18が動作する
時区15が既知である、たとえば、リスボンしたがって
時刻帯15.−1、すなわち、中央ヨーロッパ時刻(図
における基準時刻帯15.0)より1時間遅れている、
線図的に示されているような場合がある。上記一般的な
種類の無線時計で、通常のように、無線時計18にはオ
プトエレクトロニクスの表示装置または電気機械的表示
装置20を動作させるために独立した計時回路19が設
けられる。無線器により受信されて、復調および解読さ
れ、地方時16についての無線情報の十分に信頼でき、
従って使用できる無線情報が1回だけされるのであるな
らば、必要により修正される2進符号化された実時間情
報のための受信器21により、表示装置の表示、すなわ
ち、計時回路19からのそれの作動がモニタされる。し
たがって、受信器12は常時受信モードである必要はな
く、その受信器12のアンテナ22も衛星13からの送
信エネルギ−に常にさらされる必要もない。有用な時刻
情報を含んでいる送信エネルギ−をアンテナ22がとき
どき受信するするか、または、および時刻情報を評価す
るために受信器12がそのときに丁度オンになるか、そ
の後でオンになるならば、それで十分である。
【0017】現在の衛星通信の場合には、この明細書の
初めの部分において言及した消費者無線時計から知られ
ているように、アンテナ22は磁気長波アンテナではな
く、電気的に非常に高い周波数(好ましくはギガヘルツ
帯)の電磁場を電流へ変換するための構造を有してい
る。このためには、パラボラ構造は要求されないが、そ
れに反してその目的は表面波効果を基にした、または極
めて高い比誘電率を持つ基体による幾何学的波長短縮を
基にした超小型の電気的アンテナにより達成できる。そ
のような構造のアンテナによってミクロン範囲(すなわ
ち、チップの寸法が)の4分の1波長の共振器を構成す
ることが可能となる。
【0018】基本的には、無線時計18は、それが動作
している時区15に関連する地方時16を丁度受信して
いる衛星13から、アンテナ22を介してピックアップ
だけすべきである。線図で示されている本発明の実施例
により与えられているケースでは、ポルトガルで動作さ
せられている無線時計18はその時刻帯15.−1に瞬
時に関連させられている衛星軌道14.−1から地方時
16.−1を受信するだけである。そうすると、表示装
置20のそのときの表示のどのような誤差も地方時1
6.−1に合わせて直接修正される。
【0019】しかし、実際には時計のアンテナ22も隣
接する軌道14.0を回っている衛星13.0からの電
波を一時的に受信することになり、したがって、隣接す
る地方時16.0を受信することが避けられない(そし
て、とぎれたカバーに関しては望ましいことでさえあ
る)。その結果として、表示装置20の表示は1時間だ
け進められることになり、したがって、それに対応する
表示誤差が生ずる結果となるが、これは望ましくないこ
とがある。
【0020】したがって、それぞれの衛星13により送
信された地方時16へある時刻において関連づけるべき
時区15についての付加情報を、その地方時16の2進
符号化時に付随させることも望ましい。たとえば、イギ
リス、ポルトガル、および西アフリカを包含する西ヨー
ロッパ地方時16.−1がその例である。その時区1
5.−1で動作する無線時計18における永久提携手段
(association means) または可変結合手段23が、衛星
システム13へ送信される標準時情報の項目12に対す
る時間のずれ(−1時間)だけ、それの現在の地方時1
6.−1へ設定される。
【0021】衛星13の1つから適当に符号化された関
連する地方時16.−1がその無線時計16のアンテナ
22を介して受信されたとすると、それは直接には表示
装置20のためのモニタ情報である。しかし、一層西ま
たは一層東である時区15.0または15.−3の地方
時16.0または16.−3が、ずれている軌道14.
0または14.−3の1つにおける1つの衛星13から
受信されて、それに含まれていて、それから解読された
識別記号(それぞれ0または−3)が、内部回路19に
おける評価において対応する時間のずれが、表示装置2
0の制御に関して、すなわち、受信されたが不正確なそ
れぞれの地方時16.−3または16.0と比較して考
慮に入れられるようにするものとすると、それぞれ場合
に16.−1を与えるためにそれぞれ2時間の加算また
は1時間の減算が行われる。それは無線時計18の時間
レジスタにおいてそれぞれ時間加算または時間減算によ
って容易に行うことができる。
【0022】以上説明したように、本発明によって、時
区15に設定されている無線時計18のオペレータの観
点からは、いずれにしても、受信を行っている衛星が実
際にその時区15に直接関連する軌道14上の衛星13
であるか、隣接する軌道14の1つにおける衛星13で
あるかとは無関係に、衛星の支援でモニタされる正確な
地方時16が常に確実に表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】標準時情報の項目を地域に正しく関連させて世
界中に拡散させるための地球から見て静止していない衛
星の低い軌道の地球を取り巻くネットワークを示す概念
図である。
【符号の説明】
11 地球制御送信器 13 衛星 13.0 基準衛星 18 無線時計 19 独立した計時回路 20 指示装置 21 受信器 22 アンテナ 23 結合手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】比較的狭く限定され且つ少なくとも1つの
    時区を包含する地球表面領域をカバーする複数個の衛星
    の少なくとも1個に対して標準時情報を送信し、 地球の標準時情報から生成した同期情報を用いて1個又
    は複数個の衛星において同期される独立時計を使用し、
    この独立時計を用いて認識される時点での地球軌道上の
    衛星の位置と一致させた地方時を、その時点でカバーさ
    れている時区に対応させて符号化して送信する、 ことを特徴とする、地球標準時情報を無線時計に提供す
    るための標準時情報提供方法。
  2. 【請求項2】位置に応じて衛星から送信される地方時が
    時区情報を用いて符号化されることを特徴とする請求項
    1記載の標準時情報提供方法。
  3. 【請求項3】衛星により符号化されて送信された地方時
    をエンコード化することを特徴とする請求項1または2
    記載の標準時情報提供方法。
  4. 【請求項4】標準時情報を地球上の送信器から少なくと
    も1つの衛星へ送信することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の標準時情報提供方法。
  5. 【請求項5】衛星をLEOS衛星として設計し、これら
    のLEOS衛星のうちの少なくとも1個はナビゲーショ
    ン用衛星から標準時情報を受信して、受信した複数のナ
    ビゲーション用衛星から前記LEOS衛星の位置を得る
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の標準
    時情報提供方法。
  6. 【請求項6】同期情報を衛星の間で交換することを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか記載の標準時情報提供方
    法。
  7. 【請求項7】地方時の送信のための周波数帯はLEOS
    通信衛星用の周波数帯であることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか記載の標準時情報提供方法。
  8. 【請求項8】ナビゲーション用衛星の送信周波数より十
    分に低い周波数でデ−タを放送するために自由化されて
    いる周波数帯の1つで地方時を送信することを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載の標準時情報提供方
    法。
  9. 【請求項9】受信端部において、受信を行った衛星の相
    対的な軌道の決定を、時間についてのドップラー変化か
    ら行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
    の標準時情報提供方法。
  10. 【請求項10】地球からの軌道が低いために、赤道付近
    の領域においては時区(15)に対応する領域と比較し
    て広さが十分でない任意の地域のみをカバーするような
    無線放送を行う衛星システム(13)と、 この衛星システム(13)から少なくとも1個の基準衛
    星(13.0)へ少なくとも1つの標準時情報(12)
    を送信するために設けられた、少なくとも1個の制御送
    信器(11)と、 を備え、 前記基準衛星(13.0)からこれに隣接する衛星(1
    3)への同期情報(17、17′、17″)の送信およ
    びこの基準衛星(13.0)と直接通信できない相互に
    隣接する衛星(13)間の同期情報(17、17′、1
    7″)の送信を行ない、且つ、各衛星(13)がそれぞ
    れその時点での位置に対応する地方時を、前記基準時情
    報(12)に基いて、地球表面に送信する、 ことを特徴とする、地球標準時情報(12)を無線時計
    に提供するための標準時情報提供装置。
  11. 【請求項11】衛星(13)により送信される地方時
    (16)は、対応する時区(15)についての情報によ
    って符号化されていることを特徴とする請求項10記載
    の標準時情報提供装置。
  12. 【請求項12】衛星により発射される地方時(16)を
    エンコード化することを特徴とする請求項10または1
    1記載の標準時情報提供装置。
  13. 【請求項13】地球制御送信器(10)が設けられるこ
    とを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の標
    準時情報提供装置。
  14. 【請求項14】制御送信器(11)がナビゲーション用
    衛星に設置され、このナビゲーション用衛星が位置を決
    定するための信号を前記基準衛星(13.0)から受信
    することを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記
    載の標準時情報提供装置。
  15. 【請求項15】低い軌道を回る衛星(13)より送信さ
    れた地方時(16)を受信して復号化するための無線時
    計受信器(21)を備えることを特徴とする、独立の計
    時回路(19)および表示手段(20)を有する無線時
    計(18)に地球標準時情報を提供するための標準時情
    報提供装置。
  16. 【請求項16】符号化された状態で受信される地方時
    (16)中に付加情報として含まれている、この地方時
    (16)に対応する時区(15)を示す情報を評価する
    ための結合手段(23)が設けられたことを特徴とする
    請求項15記載の標準時情報提供装置。
  17. 【請求項17】無線時計(18)には、符号化された状
    態で受信される地方時(16)を復号化するための可変
    手段が設けられることを特徴とする請求項15または1
    6に記載の標準時情報提供装置。
  18. 【請求項18】無線時計(18)には、受信された地方
    時(16)と時区との関係について、時間についてのド
    ップラー変化を評価するための手段が設けられることを
    特徴とする請求項15または16に記載の標準時情報提
    供装置。
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