JPH07129619A - 音声電子ブック - Google Patents

音声電子ブック

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Publication number
JPH07129619A
JPH07129619A JP5294706A JP29470693A JPH07129619A JP H07129619 A JPH07129619 A JP H07129619A JP 5294706 A JP5294706 A JP 5294706A JP 29470693 A JP29470693 A JP 29470693A JP H07129619 A JPH07129619 A JP H07129619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
text
voice
reading
present
electronic book
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5294706A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Tsuchiya
治紀 槌屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYST GIJUTSU KENKYUSHO KK
Hiuka Sangyo KK
Original Assignee
SYST GIJUTSU KENKYUSHO KK
Hiuka Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SYST GIJUTSU KENKYUSHO KK, Hiuka Sangyo KK filed Critical SYST GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP5294706A priority Critical patent/JPH07129619A/ja
Publication of JPH07129619A publication Critical patent/JPH07129619A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電子ブックの表示用に作られたテキストをそ
のまま音声出力用に使えるようにして、音声で表示する
本を作成するために、人間が本を朗読した音声を録音し
ていた時間と労力を不要にする。 【構成】 音声電子ブックのマイクロコンピュータ1
は、メモリ2に記憶されている表示用のテキストを読み
出し、テキストの途中にテキストの音声出力を省略する
指定があるかどうかを判定し、省略指定がある時は指定
されたテキストの読み出しを省略する。また、テキスト
の途中にテキストを別の指定された読み方に置き換えて
音声出力する指定があるかどうかを判定し、別読み指定
がある時は指定されたテキストを別の指定された読み方
のテキストに置き換えて読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、数字、記号、図
形など電子ブックの表示用に作られたテキストから音声
を合成して出力する音声電子ブックに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、人間が本を朗読した音声を録音し
て、視覚障害者向けなどに音声で表示する本を作成して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音声で表示する本を作
成するために、人間が本を朗読した音声を録音していた
が、これには多大の時間と労力を要していた。
【0004】本発明は、これらの点に鑑み、電子ブック
の表示用に作られたテキストをそのまま音声出力用に使
えるようにして、音声で表示する本を作成するために、
人間が本を朗読した音声を録音していた時間と労力を不
要にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、以下のように構成した。
【0006】すなわち、文字、数字、記号、図形など電
子ブックの表示用に作られたテキストを記録したFDな
どの外部記録媒体から読み出したテキストを一時的に記
憶するメモリと、このメモリに記憶したテキストから音
声を合成して出力する音声合成装置と、全体をコントロ
ールするマイクロコンピュータとを有する音声電子ブッ
クにおいて、テキストをメモリから読み出して音声合成
装置に出力する過程でテキストの途中にテキストの音声
出力を省略する指定があるかどうかを判定する省略指定
判定手段と、省略指定がある時は指定されたテキストの
読み出しを省略する音声出力省略手段と、テキストの途
中にテキストを別の指定された読み方に置き換えて音声
出力する指定があるかどうかを判定する別読み指定判定
手段と、別読み指定がある時は指定されたテキストを別
の指定された読み方のテキストに置き換えて読み出す別
読み音声出力手段とを備えてなる音声電子ブックであ
る。
【0007】
【作用】省略指定判定手段は、テキストをメモリから読
み出して音声合成装置に出力する過程でテキストの途中
にテキストの音声出力を省略する指定があるかどうかを
判定する。
【0008】音声出力省略手段は、省略指定がある時は
指定されたテキストの読み出しを省略する。
【0009】別読み指定判定手段は、テキストの途中に
テキストを別の指定された読み方に置き換えて音声出力
する指定があるかどうかを判定する。
【0010】別読み音声出力手段は、別読み指定がある
時は指定されたテキストを別の指定された読み方のテキ
ストに置き換えて読み出す。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して実施例について説明
する。
【0012】図1は、音声合成装置を中心とした本発明
の実施例のブロック図である。
【0013】図1において、1はマイクロコンピュータ
であり、音声電子ブック全体をコントロールする。
【0014】2はメモリであり、電子ブックの表示用に
作られたテキストを、一旦全てここに記憶する。
【0015】マイクロコンピュータ1は、メモリ2に記
憶されている表示用のテキストを読み出し、テキストの
途中にテキストの音声出力を省略する指定があるかどう
かを判定し、省略指定がある時は指定されたテキストの
読み出しを省略する。
【0016】また、テキストの途中にテキストを別の指
定された読み方に置き換えて音声出力する指定があるか
どうかを判定し、別読み指定がある時は指定されたテキ
ストを別の指定された読み方のテキストに置き換えて読
み出す。
【0017】以上のようにしてテキストを読み出した後
で、次のようなテキストの編集処理を行う。 (1)表示を制御する文字の書体やアンダーラインなど
を指定する表示用の制御キャラクタをテキストから取り
除く。 (2)漢字・熟語辞書などを使って漢字かな混じり文や
数字、記号、英略語などのテキストをかな読みのテキス
トに変換する。 (3)助詞の「は」「を」「へ」をそれぞれ「わ」
「お」「え」に置き換える。(4)長母音は母音を繰り
返す音声キャラクタに変換する。 (5)文節や文章の切れ目で、休止のための無音音声キ
ャラクタを挿入する。
【0018】最後に、以上のようにして編集されたテキ
ストを音素などの言語の基本単位とアクセントの位置情
報で音声を記述したテキストに変換する。
【0019】3は音声合成装置であり、この音声を記述
したテキストを入力して、テキストから規則に従って音
声を直接合成する。
【0020】音声合成装置3が出力するディジタル信号
の音声は、アナログ信号に変換されてから低域通過フィ
ルタ4、パワー増幅器5を経てスピーカ6に出力され
る。
【0021】図2は、本発明の実施例のテキストとその
音声出力の例を示す。
【0022】図2において、7は音声出力を省略するテ
キストの例であり、テキストにある<VN>は音声出力
を省略するテキストの開始を表し、</VN>はその終
了を表す。
【0023】例では、<VN>〜</VN>で囲まれた
部分「(第1図参照)」という、読み上げると不適切に
なるテキストの音声出力を省略する。
【0024】また、8は別の読み方に置き換えて音声出
力するテキストの例であり、テキストにある<VC,…
>は別の読み方に置き換えて音声出力するテキストの開
始を表し、</VC>はその終了を表す。
【0025】例では、<VC,〜>囲まれた部分「おや
ま」というひらがなで、その後にくる</VN>までの
部分「小山」という固有名詞など読み間違えを起こしや
すいテキストを予め置き換えておく。
【0026】図3は、本発明の実施例のテキストに省略
指定と別読み指定がある時にマイクロコンピュータが行
う処理のフローチャートを示す。
【0027】マイクロコンピュータはまず、メモリから
テキストを読み出す。
【0028】この時、テキストの終了を検出した時は、
そのまま処理を終了する。
【0029】次に、読み出したテキストに音声出力を省
略する指定があるかどうかを判定し、省略指定がある時
は指定されたテキストの読み出しを省略する。
【0030】同様に、読み出したテキストに別の指定さ
れた読み方に置き換えて音声出力する指定があるかどう
かを判定し、別読み指定がある時は指定されたテキスト
を別の指定された読み方のテキストに置き換えて読み出
す。
【0031】次の段階で、このようにして読み出したテ
キストを音声合成装置に出力する。
【0032】以上の処理をテキストの終了まで繰り返
す。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明では、電子ブックの
表示用に作られたテキストをそのまま音声出力用に使え
るようにした。従って、今まで音声で表示する本を作成
するために、人間が本を朗読した音声を録音していた時
間と労力を不要にすることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】音声合成装置を中心とした本発明の実施例のブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施例のテキストとその音声出力の例
を示す。
【図3】本発明の実施例のテキストに省略指定と別読み
指定がある時にマイクロコンピュータが行う処理のフロ
ーチャートを示す。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 メモリ 3 音声合成装置 4 低域通過フィルタ 5 パワー増幅器 6 スピーカ 7 音声出力を省略するテキストの例 8 別の読み方に置き換えて音声出力する
テキストの例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 21/00 A G10L 3/00 S

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声合成装置を用いて表示用のテキスト
    から音声を合成して出力する音声電子ブックにおいて、
    テキストのとおりに音声を合成して出力する機能と、指
    定されたテキストの音声出力を省略する機能と、指定さ
    れたテキストを別の指定された読み方に置き換えて音声
    出力する機能とを有することを特徴とする音声電子ブッ
    ク。
JP5294706A 1993-10-29 1993-10-29 音声電子ブック Pending JPH07129619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5294706A JPH07129619A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 音声電子ブック

Applications Claiming Priority (1)

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JP5294706A JPH07129619A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 音声電子ブック

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JPH07129619A true JPH07129619A (ja) 1995-05-19

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ID=17811253

Family Applications (1)

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JP5294706A Pending JPH07129619A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 音声電子ブック

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980618