JPH07129557A - 表計算処理装置 - Google Patents

表計算処理装置

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JPH07129557A
JPH07129557A JP5294381A JP29438193A JPH07129557A JP H07129557 A JPH07129557 A JP H07129557A JP 5294381 A JP5294381 A JP 5294381A JP 29438193 A JP29438193 A JP 29438193A JP H07129557 A JPH07129557 A JP H07129557A
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JP
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cell
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JP5294381A
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English (en)
Inventor
Satoko Kuze
聡子 久世
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプレッドシート中の各セルに数値データ
を入力する前に、そのセルについて設定されているフォ
ーマット情報がディスプレイ上に表示される表計算処理
装置を提供することを目的とする。 【構成】 スプレッドシート上でカーソル26が所望
のセルに移動されると、そのセルのフォーマット情報が
フォーマットメモリから読み出され画面4のフォーマッ
ト情報表示領域24に表示される。これにより、特段の
フォーマット情報表示操作を行うことなく、各セルにつ
いて設定されているフォーマット情報を数値データのセ
ルへの入力を行う前に確認することができる。、これに
より、数値データの再入力やフォーマット情報の再設定
等の無駄な操作が排除されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のセルからなるス
プレッドシートをディスプレイ上に表示しつつ各セルに
数値データを入力して表計算を行う表計算処理装置に関
し、特に、各セルについて数値データを入力する前に、
所望のセルにカーソルを移動することにより各セルにつ
いて設定されているフォーマット情報をディスプレイ上
に表示可能な表計算処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種の表計算処理装置がパー
ソナルコンピュータ等において使用されている。この種
の表計算処理装置では一般に、ディスプレイ上に複数の
セルからなるスプレッドシートを表示するとともに、キ
ーボード等の数値入力手段により各セルについて数値デ
ータや演算式を入力し、かかる数値データや演算式に基
づいて表計算処理を行うようになっている。更に、必要
に応じてグラフとしての出力も可能なようにされてい
る。
【0003】ここでスプレッドシートにおける各セルに
ついては、入力される数値データに所定の修飾を施すた
めのフォーマット情報をセル毎に設定することも可能と
されている。数値データに施される修飾には、例えば、
小数点以下の表示桁数の指定、「%」等の単位記号の表
示、3桁毎のコンマ表示等の各種修飾態様がある。そし
て、従来の表計算処理装置では、スプレッドシートにお
ける各セルに数値データを入力すると、そのセルに設定
されたフォーマット情報に基づき数値データに修飾が施
されて、ディスプレイ上に表示されるように構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の表計算処理装置には、以下の問題点があった。
即ち前記従来の表計算処理装置では、スプレッドシート
における各セルに数値データを入力し、その数値データ
がディスプレイ上に表示されて初めて、そのセルにいか
なるフォーマット情報が設定されているかを確認しうる
ものであった。このように従来の表計算処理装置では、
そのセルについてフォーマット情報を設定した直後に数
値データを入力する場合以外は、そのセルに設定されて
いるフォーマット情報が不明なままで数値データを入力
しなければならなかった。
【0005】従って、操作者は、数値データを入力した
後で意図するものと異なるフォーマット情報が設定され
ていることに気付く場合がある。この場合には最初から
フォーマット情報の設定作業をやり直す必要を生ずる。
更には、数値データに施される修飾の中には四捨五入の
ような回復不能なデータ改変を伴うものもあり、その場
合には数値データの入力作業もやり直さなければならな
い。かかる作業のやり直しは無駄が多く極めて煩雑なも
のである。ここで、操作者が各セルについて、数値デー
タの入力をする前に必ずフォーマット情報設定モードに
してフォーマット情報を確認することとすれば、作業の
やり直しを避けることができる。しかしセル毎のモード
切換もまた、極めて煩雑である。このため従来の表計算
処理装置は、操作性が著しく低かったのである。
【0006】本発明は、前記従来技術の問題点を解消す
るためになされたものであり、スプレッドシート中の各
セルに数値データを入力する前に、カーソル移動手段を
介してカーソルを所望のセルに移動した時点でそのセル
について設定されているフォーマット情報をディスプレ
イ上に表示することにより、煩雑、かつ無駄な作業を行
うことなく簡単に表計算処理を行うことができ、もって
操作性が良好な表計算処理装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、複数のセルからなるスプレッドシートを表示
するディスプレイと、スプレッドシートにおける各セル
中の所望のセルにカーソルを移動するカーソル移動手段
と、カーソルにて指定されたセルに数値データを入力す
る数値データ入力手段とを有する表計算処理装置におい
て、前記各セルについて前記数値データ入力手段を介し
て入力される数値データを修飾するための各種のフォー
マット情報を設定するフォーマット設定手段と、前記フ
ォーマット設定手段により設定されたフォーマット情報
を記憶するフォーマットメモリと、前記ディスプレイに
設けられたフォーマット情報表示領域と、前記数値デー
タ入力手段を介して数値データを入力する前に前記カー
ソル移動手段によりカーソルが所望のセルに移動された
場合そのセルについて設定されているフォーマット情報
を前記フォーマットメモリから読み出すとともにその読
み出したフォーマット情報を前記フォーマット情報表示
領域に表示する表示制御手段とを備えた構成とされる。
【0008】
【作用】前記構成を有する本発明では、複数のセルから
なるスプレッドシートを表示するディスプレイ上で、カ
ーソル移動手段によりカーソルを所望のセルに移動する
と、そのセルについて設定されているフォーマット情報
がフォーマットメモリから読み出され、ディスプレイ上
のフォーマット情報表示領域に表示される。その後、カ
ーソルのあるセルへの数値データ入力手段による数値デ
ータの入力、又は、そのセルについてのフォーマット情
報のフォーマット設定手段による設定を行うことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の表計算処理装置をパーソナル
コンピュータにおいて具体化した一実施例に基づいて図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本実施例のパー
ソナルコンピュータの斜視図を示すものであり、図1に
おいてパーソナルコンピュータは本体1とディスプレイ
装置2とにより構成されるものである。本体1のフレー
ム前方にはキーボード3が配設されており、また、キー
ボード3の後方には印字用紙上に文字等の印字を行なう
印字機構PMが配設され、本体1の右側面には各種デー
タファイルを記憶するフロッピーディスクを操作するフ
ロッピーディスクドライブFDDが設けられている。
【0010】ここに、キーボード3には、数字キー、ア
ルファベットキー、各種記号キー等の各種文字等を入力
するためのキャラクタキー5、各種処理の実行を指令す
るリターンキー6、カーソルを上下左右に移動させるカ
ーソルキー7、フォーマット情報の設定を行うフォーマ
ット設定モードへの出入りを行うフォーマットキー8、
処理中のデータファイルの内容について印字機構PMに
よる印字の実行を指令する印字キー9、その他パーソナ
ルコンピュータの操作上必要な各種機能キー等が配設さ
れている。
【0011】次に、印字機構PMは文書データやイメー
ジデータに従ってインクを所定の形状にジェット噴射す
ることにより印字用紙に所望の印字を行なう構成のいわ
ゆるインクジェットプリンタであり、かかる印字機構P
Mの構成は公知であるのでここでは説明を省略する。次
に、ディスプレイ装置2について述べる。ディスプレイ
装置2は、キーボード3に配設された各種キーから入力
された文字を表示するための画面4を備えており、図示
しない接続ケーブルにより本体1と接続されている。画
面4は、入力された文字や数字等を複数行(20乃至2
5行程度)に渡って表示できるようになっている。
【0012】次に、図2に基づいてパーソナルコンピュ
ータの制御系の構成について説明する。図2はパーソナ
ルコンピュータの制御ブロック図であり、基本的に制御
部C、キーボード3、印字機構PM、表示部DM、及
び、フロッピーディスクドライブFDDとから構成され
ている。そして、キーボード3、印字機構PM、表示部
DM、フロッピーディスクドライブFDDはそれぞれ入
出力インターフェイス10を介して制御部Cに接続され
ている。制御部Cについて説明する。制御部Cは入出力
インターフェイス10にバス14を介して接続されたC
PU15を核として構成されており、かかるCPU15
には更にバス14を介してROM16及びRAM17が
接続されている。CPU15は、後述するROM16に
記憶されている各種プログラムに従って、パーソナルコ
ンピュータの制御上必要な各種演算処理を行うものであ
る。
【0013】制御部CのROM16は各種プログラム等
を記憶しておくものである。かかるROM16のプログ
ラムメモリ16Aには前記キーボード3のキャラクタキ
ー5からのキー入力に基づいて対応する文字、記号等の
ドットパターンを発生するキャラクタジェネレータ、表
計算処理を行う表計算ワークプログラム16B、表計算
処理においてスプレッドシートの各セルのフォーマット
情報の設定を行うフォーマット情報設定プログラム16
C、表計算処理において各セルのフォーマット情報の表
示を行うフォーマット情報表示プログラム16D、印字
機構PMを駆動制御して印字を行う印字制御プログラ
ム、表示部DMのディスプレイコントローラ11を制御
してディスプレイ装置2にキャラクタ等を表示させる表
示制御プログラム、その他パーソナルコンピュータの制
御上必要な各種のプログラムが記憶されている。
【0014】ROM16のフォーマット情報設定プログ
ラム16Cでスプレッドシートの各セルについて設定す
るフォーマット情報は、各セルに入力される数値データ
等に所望の修飾を施すものであって、図3の画面中フォ
ーマットシート23内に列挙されるような各種のものが
ある。これら各種のフォーマット情報についてそれぞれ
オンオフや種類を指定することにより、数値データ等に
所望の修飾を施すことができる。ここで図3は表計算処
理におけるフォーマット情報設定モードにおける画面4
の表示の例を示す説明図であるが、その詳細は後述す
る。また、ROM16のフォーマット情報表示プログラ
ム16Dは、表計算ワークプログラム16Bにより表計
算処理のスプレッドシートがオープンされているときに
は、カーソル移動を行うたびに、後述するように移動先
のセルについて設定されているフォーマット情報を表示
する。
【0015】また、制御部CのRAM17はCPU15
により演算された各種演算結果を一時的に記憶するもの
であり、各種バッファを有している。即ち、RAM17
には、キーボード3上の各キーから数字等を入力して作
成されたセルデータ又はフロッピーディスクドライブF
DDを介してフロッピーディスクからオープンされたデ
ータファイルのセルデータに基づいて、前記ROM16
のキャラクタジェネレータを介してディスプレイ装置2
に表示可能なデータに展開された表示データを記憶する
ファイルバッファ17A、表計算処理におけるスプレッ
ドシートの各セルのフォーマット情報を記憶するフォー
マットメモリ17B、その他パーソナルコンピュータの
制御上必要な各種のバッファが設けられている。
【0016】図2の制御系における表示部DMは入出力
インターフェイス10に接続されたディスプレイコント
ローラ11と前記したディスプレイ装置2とからなる。
ディスプレイ装置2の画面4には制御部Cにより駆動制
御されるディスプレイコントローラ11を介して前記の
ように各種キャラクタ等の表示が行なわれる。
【0017】前記したRAM17のファイルバッファ1
7Aにデータファイルがオープンされているときには、
ディスプレイコントローラ11は画面4の上段部分を、
そのファイルに関する種々の情報を表示する領域として
用い、上段部分を除いた残りの部分をセルデータの内容
を表示するセル領域として使用する。この様子を図3に
示す。図3は、ファイルバッファ17Aにデータファイ
ルがオープンされているときにおけるディスプレイ装置
2の画面4の例を説明する図である。図3によれば、画
面4の上段部分21にファイル名25その他各種情報が
表示され、残りの部分22に多数のセルからなるスプレ
ッドシートが表示されていることが理解できる。
【0018】そして、上段部分21には、セル毎に設定
されているフォーマット情報を表示するフォーマット情
報表示領域24が設けられている。フォーマット情報表
示領域24は、下のスプレッドシート中カーソル26が
存在するセル(ここではA1セル)について設定されて
いるフォーマット情報を表示するものである。また図3
では、スプレッドシートの一部を覆い隠して前記したフ
ォーマットシート23が開かれ、フォーマット設定モー
ドに入っていることを示している。この状態で、カーソ
ル26が存在するA1セルについて、フォーマット情報
設定プログラム16Cによりフォーマットシート23内
の各種フォーマット情報を設定することができる。設定
したフォーマット情報は、RAM17のフォーマットメ
モリ17Bに格納され、後述するようにフォーマット情
報表示領域24に表示される。尚、新たに開いたスプレ
ッドシートについては、予め全てのセルについて所定の
デフォルト値に相当するフォーマット情報が設定されて
いる。
【0019】フォーマットシート23を閉じれば、通常
モードとなり、キーボード3のキャラクタキー5を操作
することにより、カーソル26のあるセルに数値データ
等を入力することができる。また、キーボード3のカー
ソルキー7を操作すると、スプレッドシート上でカーソ
ル26をセルから他のセルへ移動させることができる。
尚、フォーマット設定モードと通常モードとの間の移行
は、フォーマットキー8を押下することにより行う。
【0020】また、図2の制御系におけるフロッピーデ
ィスクドライブFDDは、入出力インターフェイス10
を介して、作成したセルデータのフロッピーディスクへ
の記憶またはフロッピーディスクに予め記憶されている
データファイルの読み出しを行うものである。また、図
2の制御系における印字機構PMは、入出力インターフ
ェイス10を介して制御部Cから送られるキャラクタ等
のデータを前記のようにインクジェットプリンタにより
印字するものである。また、図2の制御系におけるキー
ボード3は、入出力インターフェイス10を介して制御
部Cに前記のように種々の指令をするものである。
【0021】続いて、前記のように構成されたパーソナ
ルコンピュータにおけるフォーマット情報の表示動作に
ついて図4乃至図8に基づき説明する。図4はフォーマ
ット情報表示プログラム16Dのフローチャートを示
す。図5乃至図8はこのフローを実行することにより現
れる画面4の表示を示す説明図である。まず前提条件と
して、パーソナルコンピュータにおいて、表計算のスプ
レッドシートがオープンされ、表計算ワークプログラム
16Bによる表計算処理ができる状態となっているもの
とする。このとき画面4には、上段部分を除いてスプレ
ッドシートが表示されている。この状態でキーボード3
のフォーマットキー8を押下すると図3の画面のように
フォーマットシート23が開かれフォーマット設定モー
ドに入り、前記のようにカーソル26のあるセルについ
てフォーマット情報の設定をすることができる。再度フ
ォーマットキー8を押下すると、フォーマットシート2
3が閉じられ通常モードに戻る。
【0022】さて、通常モードにおいてキーボード3の
カーソルキー7を操作すると、スプレッドシート上でカ
ーソル26がセルから他のセルへ移動するのであるが、
このときにフォーマット情報表示プログラム16Dが実
行され、図4のフローチャートに従い移動先のセルのフ
ォーマット情報の表示がなされる。ここでは、カーソル
26をF5セルに置いたところ図5に示す画面が得られ
たものとして、以下、順次説明する。即ち、画面4にス
プレッドシートが表示され通常モードにあるときに、ス
テップ(以下、「S」と略記する)1においてカーソル
キー7の操作によりカーソルをF5セルに移動すると、
S2に移行する。S2においては、カーソル移動先のF
5セルについて設定されているフォーマット情報がフォ
ーマットメモリ17Bから読み出される。そしてS3に
移行する。
【0023】S3においては、読み出されたフォーマッ
ト情報中に、数値に対する実体的修飾情報が含まれてい
るか否かの判断を行う。数値に対する実体的修飾情報と
は、種々のフォーマット情報の中でも、3桁毎のコンマ
表示や有効数字桁数指定等のように数値データの表示態
様に実体的な影響を与えるものを指す。実体的修飾情報
でないものとしては、例えば数値の頭若しくは末尾に付
加するにすぎない「%」、「¥」の記号等がある。実体
的修飾情報が含まれていないと判断された場合には(S
3:No)、以後のS4、S5の処理をバイパスして後
述するS6へ直接移行する。
【0024】実体的修飾情報が含まれていると判断され
た場合には(S3:Yes)、S4に移行する。S4で
は、F5セルの実体的修飾情報に基づき、これを表示す
る数値文字列を作成する。この数値文字列は、F5セル
における実体的修飾情報の設定が例えば「3桁毎のコン
マ表示なし、小数点以下3桁表示」であれば、これを
「00000.000」なる文字列により示すものであ
る。そしてS5に移行する。S5においては、前記S4
で作成した数値文字列を画面4のフォーマット情報表示
領域24に表示する。そしてS6に移行する。
【0025】S6においては、F5セルのフォーマット
情報中の実体的修飾情報でないものを示すキャラクタを
画面4のフォーマット情報表示領域24に表示する。F
5セルに例えば「数値の末尾に%を付加する」という修
飾情報がある場合、フォーマット情報表示領域24に
「%」を表示すれば足り、あえて文字列を作成する必要
はないからである。かくしてフォーマット情報表示プロ
グラム16Dによる処理は終了する。
【0026】従って、図5に示すこの時点での画面4で
は、カーソル26がF5セルにあり、上段部分21のフ
ォーマット情報表示領域24に、記号「%」と数値文字
列「00000.000」とが表示されている。これ
は、F5セルに設定されているフォーマット情報が「3
桁毎のコンマ表示なし、小数点以下3桁表示、数値の末
尾に%を付加する」であることを示している。即ち、こ
こではF5セルには未だ数値が入力されておらずセルは
空白であるが、セルに数値を入力する前に、F5セルの
フォーマット情報をフォーマット情報表示領域24によ
り確認できるのである。
【0027】ここで、キーボード3のカーソルキー7を
操作してカーソル26をB10セルに移動させたとす
る。すると、このカーソル移動が前記図4のフローのS
1に相当し、S2以下の操作が移動先のB10セルにつ
いて実行されることになる。このときの画面4を図6に
示す。図6では、カーソル26のあるB10セルには未
だ数値が入力されておらず空白であるが、上段部分21
のフォーマット情報表示領域24に、記号「¥」と数値
文字列「0,000.00」とが表示されている。これ
より、B10セルについて設定されているフォーマット
情報が、「3桁毎のコンマ表示あり、小数点以下2桁表
示、数値の頭に¥を付加する」であることを確認するこ
とができる。この他カーソル26をいずれのセルに移動
しても、同様にそのセルのフォーマット情報の表示がな
される。
【0028】上記のように、カーソル26を移動すると
必ず、そのセルについて設定されているフォーマット情
報がフォーマット情報表示領域24に表示される。従っ
て、セルに数値データを入力する前に、操作者による特
段のフォーマット情報表示操作なくして、そのセルのフ
ォーマット情報が確認される。表示されたフォーマット
情報が所望の設定どおりであった場合には、そのままキ
ーボード3のキャラクタキー5を操作してそのセルに数
値を入力することができる。もし、所望のフォーマット
情報と異なる設定がなされていることが判明した場合に
は、前記のようにフォーマットキー8によりフォーマッ
トシート23を開き、所望の設定に直せばよい。その
後、フォーマットキー8によりフォーマットシート23
を閉じれば、キーボード3のキャラクタキー5を操作し
て、セルに数値を入力することができる。
【0029】セルに数値データを入力した状態での画面
4の表示を図7、図8に示す。図7は、カーソル26が
F5セルにある状態で、セルに数値を入力した状態を示
す。F5セルには「1234.000%」が表示されて
おり、フォーマット情報表示領域24に表示されている
フォーマット情報と一致する。図8は、カーソル26が
B10セルにある状態で、セルに数値を入力した状態を
示す。B10セルには「¥1,234.00」が表示さ
れており、フォーマット情報表示領域24に表示されて
いるフォーマット情報と一致する。
【0030】以上詳細に説明した通り本実施例に係るパ
ーソナルコンピュータにおける表計算処理装置では、ス
プレッドシートの各セルに数値データの入力を行う前に
カーソル26が所望のセルに移動されたときに、そのセ
ルのフォーマット情報をフォーマットメモリから読み出
し画面4のフォーマット情報表示領域24に表示するこ
ととしたので、特段のフォーマット情報表示操作を操作
者が行うことなく、各セルについて設定されているフォ
ーマット情報を確認することができる。従って、設定さ
れているフォーマット情報が所望どおりであった場合に
はそのまま、所望と異なる設定であった場合には設定し
直してから、セルに数値データを入力することができ
る。これにより、数値データを入力してからフォーマッ
ト情報の誤設定に気付き、再設定或は再入力をするとい
う無駄な操作が排除されている。
【0031】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々の変形、改良が可能であることは勿論である。例え
ば、前記実施例では、フォーマット情報表示領域を画面
の上段部分に設けている。これは、画面の上段部分には
通常、ファイル名やファイルステータス等を表示する領
域が設けられることが多いので、それらと近接して設け
たにすぎない。従って別の場所に設けても構わない。ま
た、フォーマット情報に基づく数値データの修飾態様と
しては、前記したコンマ表示や有効数字桁数や単位記号
表示以外に、指数表示(X.XX×10n )や60進表
示(X′XX″XX)等を可能としてもよい。また、種
々の操作を、キーボードからのキー入力の他、公知のマ
ウス装置により行うこととしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、スプレッド
シート中の各セルに数値データを入力する前に、カーソ
ル移動手段を介してカーソルを所望のセルに移動した時
点でそのセルについて設定されているフォーマット情報
をディスプレイ上に表示することにより、煩雑、かつ無
駄な作業を行うことなく簡単に表計算処理を行うことが
でき、もって良好な操作性を奏する表計算処理装置を提
供することができ、その産業上奏する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】表計算処理装置の斜視図である。
【図2】表計算処理装置の制御ブロック図である。
【図3】フォーマット情報の種類を示す画面の表示を説
明する図である。
【図4】フォーマット情報表示プログラムのフローチャ
ートである。
【図5】カーソルをF5セルに置いたときにフォーマッ
ト情報表示プログラムにより現れる画面の表示を説明す
る図である。
【図6】カーソルをB10セルに置いたときにフォーマ
ット情報表示プログラムにより現れる画面の表示を説明
する図である。
【図7】F5セルに数値を入力した状態の画面表示を示
す説明図である。
【図8】B10セルに数値を入力した状態の画面表示を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 表計算処理装置本体 2 ディスプレイ装置 3 キーボード 4 画面 5 キャラクタキー 7 カーソルキー 8 フォーマットキー 11 ディスプレイコントロ
ーラ 15 CPU 16 ROM 16B 表計算ワークプログラ
ム 16C フォーマット情報設定
プログラム 16D フォーマット情報表示
プログラム 17 RAM 17A ファイルバッファ 17B フォーマットメモリ 22 スプレッドシート表示
領域 23 フォーマットシート 24 フォーマット情報表示
領域 26 カーソル C 制御部 FDD フロッピーディスクド
ライブ PM 印字機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルからなるスプレッドシート
    を表示するディスプレイと、スプレッドシートにおける
    各セル中の所望のセルにカーソルを移動するカーソル移
    動手段と、カーソルにて指定されたセルに数値データを
    入力する数値データ入力手段とを有する表計算処理装置
    において、 前記各セルについて前記数値データ入力手段を介して入
    力される数値データを修飾するための各種のフォーマッ
    ト情報を設定するフォーマット設定手段と、 前記フォーマット設定手段により設定されたフォーマッ
    ト情報を記憶するフォーマットメモリと、 前記ディスプレイに設けられたフォーマット情報表示領
    域と、 前記数値データ入力手段を介して数値データを入力する
    前に、前記カーソル移動手段によりカーソルが所望のセ
    ルに移動された場合、そのセルについて設定されている
    フォーマット情報を前記フォーマットメモリから読み出
    すとともに、その読み出したフォーマット情報を前記フ
    ォーマット情報表示領域に表示する表示制御手段とを備
    えたことを特徴とする表計算処理装置。
JP5294381A 1993-10-28 1993-10-28 表計算処理装置 Pending JPH07129557A (ja)

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