JPH0712951Y2 - 小球体検出装置 - Google Patents

小球体検出装置

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JPH0712951Y2
JPH0712951Y2 JP1988087137U JP8713788U JPH0712951Y2 JP H0712951 Y2 JPH0712951 Y2 JP H0712951Y2 JP 1988087137 U JP1988087137 U JP 1988087137U JP 8713788 U JP8713788 U JP 8713788U JP H0712951 Y2 JPH0712951 Y2 JP H0712951Y2
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JP
Japan
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small
passage hole
arc
radius
sphere
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JP1988087137U
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JPH0271290U (ja
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信嘉 田中
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はパチンコ機における当り球の通過を検出する場
合などに使用される小球体検出装置に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来、この種の小球体検出装置(パチンコ球検出装置)
は、第2図(a)(b)に示すように、センサケース
(1)に、パチンコ球(2)よりやや大きな径の円形通
過孔(3)を穿設し、この円形通過孔(3)の内部に検
出コイル(4)を設けてなるものである。
また、通過孔(3)の形状を第3図に示す六角形にした
ものもあった。
「考案が解決しようとする課題」 第2図(a)(b)に示すように円形の通過孔(3)を
有するものはパチンコ球(2)で検出コイル(4)に加
えられた高周波信号のインピーダンスを変化することに
より検出するものであるから、小形化でき、耐久性にも
すぐれている。ところが、通過孔(3)が円形であるた
め、パチンコ球(2)がその内壁で旋回して検出パルス
が乱れ誤動作の原因となるという問題があった。また、
第3図に示すように六角形の通過孔(3)を有するもの
は、パチンコ球(2)が内壁で衝突すると直線的なはね
返り運動を何回か繰返えし、しかもパチンコ球(2)は
通過孔(3)の中心(0)を通過しないことがあって、
やはり誤動作の原因となっていた。
本考案はパチンコ球などの小球体が通過孔を通過すると
き、旋回することなく、しかも通過孔の中心を通過する
ようなものを得ることを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、センサケースに、被検出小球体の通過孔を穿
設し、この通過孔に臨ませて前記小球体の通過を検出す
るホトスイッチを設けてなるものにおいて、上記通過孔
を断面略楕円形に形成し、その短径を前記小球体の直径
より大に形成すると共に、その内周壁の相対向する2つ
の小円弧壁面部分の円弧を描く半径をそれぞれ小球体の
半径より小さく、また大円弧壁面部分の円弧を描く半径
をそれぞれ小球体の半径より大にすると同時に、これら
大小両円弧壁面部相互を円弧面で連続させてなることを
特徴とした小球体検出装置。
「作用」 パチンコ球などの小球体が通過孔に飛び込み通過孔の内
壁で旋回しようとしても、通過孔が楕円形のため、通過
孔内壁の2個所で小球体が接触して中心方向に弾き返え
される。弾き返えされた後、他の内壁でも同様に中心方
向に弾き返えされて小球体は旋回することなく中心位置
を通過する。したがって安定した検出動作をする。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図(a)(b)に基づき
説明する。
(1)は充分肉薄のセンサケースで、このセンサケース
(1)には被検査小球体、具体的にはパチンコ球(2)
の通過する通過孔(3)が穿設されている。
この通過孔(3)は楕円形をなし、その短径は上記パチ
ンコ球(2)の直径より幾分大径に形成してある。そし
て、この楕円形通過孔(3)は第1図(A)に示したよ
うに内周壁の相対向する2つの小円弧壁面部分(A)の
領域の円弧を描く半径(l1)をそれぞれパチンコ球
(2)の半径(l0)より小さく、また相対向する2つの
大円弧壁面部分(B)の領域の円弧を描く半径(l2)を
それぞれパチンコ球(2)の半径(l0)より大にしてあ
る。
この通過孔(3)の内周壁に臨ませたセンサーケース
(1)の内部には検出コイル(4)が巻回され、常時高
周波信号が加えられている。
以上のような構成において、パチンコ球(2)が通過孔
(3)に飛び込んでくると、このパチンコ球(2)は通
過孔(3)の2点(P1)(P2)で接触して中心(0)の
方向に弾き返えされる。弾き返えされたパチンコ球
(2)は反対側の通過孔(3)の内壁2点(P3)(P4
で接触して同様に中心(0)の方向へ弾き返えされる。
これを1〜数回繰返えしながら常に中心(0)に向って
パチンコ球(2)は落下する。そのため、検出コイル
(4)ではパチンコ球(2)の通過によるインピーダン
スの変化を安定した状態で検出して出力する。
「考案の効果」 本考案は上述のように構成したので、パチンコ球などの
小球体は旋回することなく通過孔の中心を通過し、した
がって検出動作が安定し、誤動作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案による小球体検出装置の一実施例
を示す平面図、第1図(b)は同上一部切欠いた側面
図、第2図(a)(b)および第3図はそれぞれ従来装
置の説明図である。 (1)…センサケース、(2)…小球体(パチンコ
球)、(3)…通過孔、(4)…検出コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサケースに被検出小球体の通過孔を穿
    設し、この通過孔に臨ませて前記小球体の通過をインピ
    ーダンスの変化によって検出する検出スイッチ或いはホ
    トスイッチを設けてなるものにおいて、上記通過孔を断
    面略楕円形に形成し、その短径を前記小球体の直径より
    大に形成すると共に、その内周壁の相対向する2つの小
    円弧壁面部分の円弧を描く半径をそれぞれ小球体の半径
    より小さく、また大円弧壁面部分の円弧を描く半径をそ
    れぞれ小球体の半径より大にすると同時に、これら大小
    両円弧壁面部相互を円弧面で連続させてなることを特徴
    とした小球体検出装置。
JP1988087137U 1988-06-30 1988-06-30 小球体検出装置 Expired - Lifetime JPH0712951Y2 (ja)

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JP1988087137U JPH0712951Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 小球体検出装置

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JP1988087137U JPH0712951Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 小球体検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0271290U JPH0271290U (ja) 1990-05-30
JPH0712951Y2 true JPH0712951Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=31311761

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JP1988087137U Expired - Lifetime JPH0712951Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 小球体検出装置

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JP (1) JPH0712951Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01117584U (ja) * 1988-02-02 1989-08-08

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JPH0271290U (ja) 1990-05-30

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