JPH0712926U - センサケース - Google Patents
センサケースInfo
- Publication number
- JPH0712926U JPH0712926U JP4015793U JP4015793U JPH0712926U JP H0712926 U JPH0712926 U JP H0712926U JP 4015793 U JP4015793 U JP 4015793U JP 4015793 U JP4015793 U JP 4015793U JP H0712926 U JPH0712926 U JP H0712926U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- sensor case
- case
- present
- semiconductor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 様々な物理量を検知し、電気信号に変換し回
路と組み合わせて使用するセンサにおいて、円筒体等の
回転体形状を有するセンサケースの外周部に、凸部を一
つあるいは複数設けた。 【効果】 小型でありながら取扱いが容易で、センサケ
ース体で円周方向の位置決めが可能なセンサケースを提
供するところにある。
路と組み合わせて使用するセンサにおいて、円筒体等の
回転体形状を有するセンサケースの外周部に、凸部を一
つあるいは複数設けた。 【効果】 小型でありながら取扱いが容易で、センサケ
ース体で円周方向の位置決めが可能なセンサケースを提
供するところにある。
Description
【0001】
本考案は、様々な物理量を検知するセンサのセンサケース構造に関する。
【0002】
従来のセンサケースとして特に半導体技術を利用して小型化を目指した圧力セ ンサを挙げると、意願平1−10552号公報に記載されているように、センサ ケースは円筒体形状であった。
【0003】
しかしながら従来のセンサケースは回転体形状のため、外装ケース体あるいは 製造治具等への組み込みに関しては目視で組み込み、位置決めする必要があった 。また、円筒型形状のセンサケースを位置決めおよび固定するにあたっては、落 下、衝撃等による円周方向の回転ズレに関しても考慮する必要があった。そのた め、センサケース体に形成された切りかきにセンサケース固定部材に設けられた 爪を利用して円周方向の回転ズレを防止していた。
【0004】 そこで本考案はこのような従来技術の問題点を克服するもので、その目的とす るところは、小型でありながら取扱いが容易で、センサケース体で円周方向の位 置決めが可能なセンサケースを提供するところにある。
【0005】
そこで、本考案は回転体形状のセンサケースでありながら、回転ズレ防止の可 能なセンサケース体を提供するところにあり、その手段として、円筒体等の回転 体形状を有するセンサケースの外周部に、前記センサケースの厚さより薄い厚さ の凸部を一つあるいは複数設けたることにより実現する。
【0006】
【実施例】 以下、図面に示す一実施例に圧力センサを取り上げて本考案を具体的に説明す る。
【0007】 図1は本考案の一実施例の半導体圧力センサの平面図、図2は図1の背面図、 図3は図2のA−A’線断面図である。
【0008】 1は気体あるいは液体等の圧力変化を検知し電気信号に変換するダイヤフラム 型半導体圧力センサチップを示している。2は台座で、例えばシリコンあるいは シリコンに熱膨張係数が近い#7740ガラスであり、前記半導体センサチップ 1は台座2の上に気密に固着されている。また、台座2の下面はセンサケース3 に接着剤により接着されている。接着剤には、エポキシ系あるいはシリコン系の ゲル、ゴム等を用いる。センサケース3には、絶縁材料としてPPS樹脂を用い た。その他、絶縁材料としてはセラミックが挙げられる。
【0009】 4は前記センサケース3を成形後、打ち込まれたピン型導通端子であり、前記 半導体圧力センサチップ1と金細線5でワイヤーボンディングにより接続されて いる。ピン型導通端子4は、インサート成形による成形方法もある。尚、端子構 造につては打ち込み方法を採用すことにより、極めて安価なセンサケースを実現 できる。そして、前記半導体センサチップ1とピン型導通端子4がワイヤーボン ディング後、電気的、機械的保護をするために、半導体センサチップ1の表面を 覆う様に充填材6が充填、硬化され、センサユニットは構成されている。
【0010】 7は円筒型形状のセンサケース3に設けられた凸部であり、外装ケースとの位 置決めおよび回転止めに用いる。本実施例では、センサケース3の前記ピン型導 通端子4の出力取り出し側の平面端部に凸部7が形成され、前記凸部7はセンサ ケース3の厚みより薄いことから、センサケース3の組み込みに関しては充填材 6平面からの組み込みしかできず、出力取り出し平面からの組み込みはできない 構造となっている。そのため、裏表組み込み間違いを防止できる。また、特に小 型化されたセンサユニットになるとケース肉厚が少なくなり、センサユニットの 取り扱いが困難となる。特に、ピンセットでセンサユニットを取扱う場合には、 充填材6をつままない様に気をつかわなくてはならなかった。そこで、ピンセッ ト等で取り扱うには凸部7を利用すると便利である。その結果、取扱いが容易で 、センサの特性劣化、破壊等を防止できる。もちろん、組立時の治具装着におい ても同様である。
【0011】 図4は、本考案のセンサケース3を圧力測定装置の外装ケース8へ組み込んだ 状態を示す断面図である。ここで、前記センサケース3に設けられた凸部7は、 前記外装ケース8に設けられた凹部8aに組み込まれることにより位置決めされ る。そして、前記センサケース3の固定は、板状の押さえ板9によりネジ止めに よって行われ、防水確保のためのパッキン10を押しつぶして固定される。
【0012】 図5は、その他実施例を示す半導体圧力センサの平面図である。図6は、図5 の背面図である。ここで、センサケース3の外周部には凸部7が一個形成された ものである。また、前記凸部7を極めて小さく形成すれば、外装ケースの小型化 に有利なものとなる。その他、凸型形状に関しては多種多様の形状が適用できる 。
【0013】 以上の実施例においては圧力センサを取り上げたが、本考案はこれに限定され るものではない。
【0014】
本考案のセンサケースには以下に列記するように格別なる考案の効果を有する 。
【0015】 (1)センサケース体そのもので、円周方向の回転ズレ防止が可能なセンサケー スを提供できるため、固定構造が簡略化できる。
【0016】 (2)センサケースの回転ズレがないため、導通不良発生が無くなり信頼性が向 上する。
【0017】 (3)センサケースの組み込み方向を一方向に限定できるため、組み込み間違い が無くなる。
【0018】 (4)つば部をピンセット等でつまめるため、取扱いが容易となり、作業効率が アップする。さらに、センサの特性劣化、破壊等の防止ができる。
【図1】本考案の一実施例を示す半導体圧力センサの平
面図。
面図。
【図2】図1の背面図。
【図3】図2のA−A’線断面図。
【図4】本考案の一実施例を示す半導体圧力センサを外
装ケースに組み込んだ状態をしめす断面図。
装ケースに組み込んだ状態をしめす断面図。
【図5】本考案の他実施例の半導体圧力センサの平面
図。
図。
【図6】図5の背面図。
1 半導体センサチップ 2 台座 3 センサケース 4 ピン型導通端子 5 金細線 6 充填材 7 凸部 8 外装ケース 9 押さえ板 10 パッキン
Claims (1)
- 【請求項1】 様々な物理量を検知し、電気信号に変換
し回路と組み合わせて使用するセンサにおいて、円筒体
等の回転体形状を有するセンサケースの外周部に、前記
センサケースの厚さより薄い厚さの凸部を一つあるいは
複数設けたことを特徴とするセンサケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015793U JPH0712926U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | センサケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015793U JPH0712926U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | センサケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712926U true JPH0712926U (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=12572936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4015793U Pending JPH0712926U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | センサケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712926U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6054544U (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-17 | 伸晃化学株式会社 | 合成樹脂製の液体注出栓 |
JP2010538711A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | ルドルフ リースター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 圧力測定装置、特に血圧測定装置 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP4015793U patent/JPH0712926U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6054544U (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-17 | 伸晃化学株式会社 | 合成樹脂製の液体注出栓 |
JP2010538711A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | ルドルフ リースター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 圧力測定装置、特に血圧測定装置 |
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