JPH07128595A - 光学顕微鏡を用いて緻密なライン幅構造を映像化する方法及び装置 - Google Patents

光学顕微鏡を用いて緻密なライン幅構造を映像化する方法及び装置

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JPH07128595A
JPH07128595A JP29264793A JP29264793A JPH07128595A JP H07128595 A JPH07128595 A JP H07128595A JP 29264793 A JP29264793 A JP 29264793A JP 29264793 A JP29264793 A JP 29264793A JP H07128595 A JPH07128595 A JP H07128595A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】偏光光学顕微鏡を用いて緻密な細片の配列の下
方及びそれらの間の半導体基板を映像化する。 【構成】遅延装置は偏光装置7と試料21との間に置か
れた1/4波長板17であり、偏光装置からの直線状に
偏光された放射の偏光軸線の試料上への投射は、試料の
直線状の形状に対して約45度の角度を形成する。1/
4波長板の光学(遅速)軸線は試料の主たる直線状の形
状に関して最適な角度(典型的な例としては約25度)
の方向に向けられており、その方向において、1/4波
長板は直線偏光照射を楕円偏光照射に変換し、この楕円
偏光された照射は試料から反射されると偏光回転を受
け、1/4波長板はその後試料から反射された楕円偏光
照射を分析器27によって伝達されることができるよう
な向きに偏光された放射に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は偏向光学顕微鏡に関
し、さらに、その様な顕微鏡を操作して緻密な細片の配
列の下方及びそれらの間の半導体基板を映像化する方法
に関する。実施例においては、本願発明は共焦点走査型
の偏向光学顕微鏡に関し、さらにその様な顕微鏡を操作
して緻密な細片の配列の下方及びそれらの間の半導体基
板を映像化する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】商業上重要な様々な操作において、光学
顕微鏡を緻密な細片(0.7ミクロン以下の幅を持つ様
な区域)の配列の下方及びそれらの間の半導体基板を映
像化することに用いることが望まれていた。例えば、半
導体製品を製造する際の微細なリソグラフィー段階の間
に、基板上に堆積されたフォトレジストラインのある配
列における1又は2以上のフォトレジストラインの幅を
測定することが望ましい。典型的には、そのような構造
は基板上の「1対1の緻密な配列ライン」(つまり、基
板上で隣接して堆積されたライン間の空間がほぼ各ライ
ンの幅と等しい構造)である。緻密なフォトレジストラ
インの配列に行われる測定は、孤立したライン幅の測定
よりもより正確に微細なリソグラフィー工程を調べるこ
とにより行われる。
【0003】緻密な配列(1対1緻密配列のような配
列)が、約0.7ミクロン以下の幅を持つとすると、従
来の光学顕微鏡はライン間にある基板から反射する光を
受けとることはほとんどできないか又は全くできなかっ
た。正確な線幅を測定することは、一旦ライン間の溝か
らの光信号を見失ってしまうと非常に困難である。この
ため、本願発明までは、半導体製造においては実際上
0.7ミクロン以下の緻密な配列の線幅を測定するため
に電子顕微鏡の走査を用いざるをえなかった。
【0004】本願発明の利点は、光学顕微鏡を改良し
て、本願発明により、その顕微鏡がライン幅の特徴を映
像化できるような利便性及び経済性を提供する点にあ
る。本願発明により改良できる光学顕微鏡の1つの型と
しては共焦点走査光学顕微鏡(CSOM)が知られてい
る。ピンホールの配列を介して複数の試料を1点で1度
に映像化するCSOMの第1の利点は、多くの他の光学
顕微鏡よりも視界の深さが浅い点にある。従って、CS
OMは高さ及び幅情報の両方を解像することができ、さ
らに、干渉が減少された波長により高さの異なる試料の
(個別の)領域を映像化することができる。
【0005】CMOSの例が、キノ(Kino)他に1990
年5月22日付で発行された米国特許第4,927,2
54号、キノ(Kino)他に1991年6月11日付で発行
された米国特許第5,022,743号およびジー・エ
ス・キノおよびティー・アール・コール(G. S. Kino an
d T. R. Corle)による論文「共焦点走査光学顕微鏡検
査」、フィジクス・トゥデイ(Physics Today)、42、5
5−62頁(1989年9月)に説明されている。
【0006】後者の論文は、アークランプからの光が、
回転する走査ニポー円盤(Nipkow disc)(多数の孔が、
らせん状にドリルで孔を開けられ又は食刻された孔付き
円盤)を介して伝わるCSOMを説明する。ニポー円盤
の各々の照射された孔は試料上に映像化されるスポット
を現す。試料から反射した光はその円盤を通過して戻っ
て接眼レンズ又はカメラに到達する。試料上の多数の点
は同時にニポー円盤を通過する光によって照射され、こ
れにより、システムが非常に多数の共焦点顕微鏡として
並列に効果的に作動する。試料は円盤が回転する間に走
査され、回転するらせん状の孔パターンが試料を横切っ
て照射された点パターンを掃引する。円盤が回転する
間、システムは試料の実時間共焦点走査像を現す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は偏光光学顕
微鏡を用いて緻密な細片の配列の下方(及びそれらの
間)の半導体基板を映像化する方法及び装置である。細
片は絶縁物又は他の材料(例えば、多結晶シリコン)か
ら構成されている。本願発明は、半導体産業において用
いられる一般的な基板(シリコン、多結晶シリコン、窒
化珪素、BPSG,酸化シリコン及びアルミニウムのよ
うなもの)上のフォトレジストラインの緻密な細片を映
像化するとともに、他の種類の基板上の他の緻密な細片
をも映像化する。
【0008】本願発明の最適な実施例においては、本願
発明の光学顕微鏡が偏光装置(光学照射を偏光するため
のもの)、分析器(試料から反射した偏光された光がこ
の装置を通過して伝わる)、及び回転可能に取り付けら
れた遅延板(例えば、1/4波長板)を含み、遅延板は
最適な方向に回転されていて、試料の検査領域内(そこ
では試料は基板上に緻密な細片を有する)の基板から分
析器を通過して伝達する光信号を強調(又は最大化)す
る。
【0009】本願発明の最適な実施例においては、遅延
装置は試料の近くに(偏光装置と試料との間において)
置かれた1/4波長板であり、偏光装置からの直線状に
偏光された放射の偏光軸線の試料上への投射は、試料の
主たる直線状の形状に対して約45度の角度を形成す
る。1/4波長板の光学(遅速)軸線は試料の主たる直
線状の形状に関して最適な角度(典型的な例としては約
25度)の方向に向けられており、その方向において、
1/4波長板は直線偏光照射を楕円偏光照射に変換し、
この楕円偏光された照射は試料から反射されると偏光回
転を受け、1/4波長板はその後試料から反射された楕
円偏光照射を分析器によって伝達されることができるよ
うな向きに偏光された放射に変換する。
【0010】本願発明に係る顕微鏡の遅延板が最適な方
向に向けられ、顕微鏡が十分に短い波長の放射及び適切
に選択された焦点距離を有する光学レンズを利用するも
のであれば、その顕微鏡は緻密で非常に狭い細片(各細
片が0.7ミクロン又はそれ以下の幅を持つ)の下方及
びそれらの間の基板を映像かすることができる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明に係る装置は、
基板上に堆積された1(又はそれ以上)の細片からなる
試料を映像化するのにも利用することができる。基板上
に堆積された1つの細片のみを有する試料を映像化する
ためには、装置の可変遅延装置の遅延特性を制御して、
細片に直ちに隣接した基板の領域から反射され、放射の
遅延装置を通過した伝達を強調しなければならない。
【0012】本願発明に係る方法は、緻密な絶縁物の細
片(例えば、フォトレジスト細片)の下方又はそれらの
間の基板を映像化するもので、分析器において、試料か
ら反射され又はそれを通過して伝達され、偏光された放
射を受け取る段階と、照射の経路に設けられた遅延板
(例えば、1/4波長板)を最適な方向に回転して基板
からの信号を強調する段階(つまり、試料の基板の検査
対象の領域から分析器を通過して伝達された光信号を最
大化する方向)とを含む。
【0013】
【実施例】図1は、本願発明に係る、回転可能に取り付
けられた遅延板を持つ実時間共焦点走査顕微鏡を示す。
図1の光学顕微鏡は、ニポー円盤(Nipkow disc)1を軸
線2の回りに回転させるモータ13を含む。光源3(ア
ークランプ又は他の強光源)からの光は、集光レンズ5
によって集束され、アパチャー9及びコリメートレンズ
8を通過して伝達し、その後偏光器7によって偏光さ
れ、レンズ10によってビーム分割キューブ11に集束
され、さらに、ビーム分割キューブ11によって円盤1
に向けて反射される。円盤1に衝突した光の一部は円盤
1の孔を通過して伝達し、その後視野レンズ26及びチ
ューブレンズ15、遅延板17(1/4波長板である)
及び対物レンズ19を通過して試料21に達する。
【0014】遅延板17の外側の縁(又は板17が取り
付けられている部材)は歯車14と噛合する。ステップ
モータ12は歯車14を回転して軸線に対し、遅延板1
7を回転する。軸線22は試料21の表面とほぼ直交
し、レンズ15、レンズ19及び板17の光学的共通軸
線となる。図1の実施例の変形として(以下に詳述する
ように)、板17が、光学的軸線と共に、試料の直交軸
線22に対し非ゼロ傾斜角度で傾いた方向に取り付けら
れている。
【0015】照射光の一部は試料21から反射してその
後レンズ19、板17、レンズ15、レンズ26、円盤
の孔の同一の位置を経由して戻り、そしてレンズ25を
通過する。レンズ25を通過した反射した光の一部はそ
の後ビーム分割キューブ11、分析器27及びレンズ3
1に伝達される。分析器27及びレンズ31を通過して
伝達された偏光光は映像記録装置33(CCDカメラの
ようなカメラでよい)への入射光となる。又は、接眼レ
ンズをその映像記録装置に置き換えてもよい。
【0016】偏光器7、1/4波長板17及び分析器2
7は、ともに円盤1からの望ましくない反射からの干渉
を減少させるように機能する。分析器27は、円盤1の
上面から反射した光であって、1/4波長板17を通過
して2回伝達しなかった反射光を遮る角度に向けられて
いる。
【0017】図2は、図1の試料の一部を拡大した側面
の断面図である。図2に示すように、試料は基板100
に堆積された緻密な1対1細片102を含む。各細片1
02はLにほぼ等しい幅を持ち、隣り合う細片102の
間の各溝の幅もまた距離Lと等しい。細片102は絶縁
材料又はたのいくつかの材料(例えば、多結晶シリコ
ン)から構成することができる。実施例のにおいては、
細片102は基板100に堆積されたフォトレジストラ
インである。基板100は典型な例としては、シリコ
ン、ガリウムひ素又は他の基板材料に堆積された、多結
晶シリコン、窒化珪素、BPSG、酸化シリコン又は他
の基板材料の薄いフィルムである。
【0018】図3は図2の試料の一部の平面図である。
本願発明によると、図3に示すように、遅延板17は、
試料状の光学的軸線の投射「A」が、細片102の長手
方向軸線に関して非ゼロの角度を向くまで、回転させら
れる。遅延板17の光学的軸線「A」はその早い軸又は
遅い軸のいずれでもよい。
【0019】再び図1を参照すると、実施例において
は、偏光器7は、(システムから板17を除くとして)
直線偏光された光照射が偏光器7から試料21に照射さ
れ、その偏光軸線が試料の主たる直線構造(細片10
2)に対し45度にほぼ等しい角度に向けられるよう
に、傾けられ、1/4波長板17は、試料への(図3に
示すように)その光学的軸線の投射「A」が、試料の主
たる直線構造(細片102)に対する(図3に示すよう
な)実験上求められた最適な角度「a」を向くように、
傾けられる。最適な角度「a」は(0から90度の範囲
において)、試料21の検査領域内の基板100から分
析器27を経由して伝達された光信号を最大化する角度
である。最適な角度「a」は試料の細片102の幅Lに
依存するが、細片102及び基板100からなる材料の
種類においては、典型的な例としては約25度である。
【0020】最適な方向においては、1/4波長板17
は偏光器7からの直線偏光照射を楕円偏光照射に変換
し、その楕円偏光照射は試料21から反射されると偏光
回転を受け、1/4波長板17は試料から反射された楕
円偏光照射を分析器27によって伝達できる偏光照射に
変換する。
【0021】1/4波長板17が光学的軸線と共に、入
射される直線偏光照射に対してほぼ45度に向けられて
しまっていたとすると、そのときは、1/4波長板は直
線偏光照射を円偏光照射に変換するであろうことを知る
べきである。従来の偏光光学顕微鏡においては、試料は
円偏光入射光を反射して円偏光の1/4波長板に戻すで
あろうと推測されており、また、そのような反射された
円偏光照射は、1/4波長板を通過して伝達された後は
純粋に直線偏光照射に再度変換されるであろうと推測さ
れていた。しかし、現在においては、基板上に堆積され
た直線構造の緻密な細片を持つ試料は、反射とともに円
偏光の入射光の偏光を概略偏光し、これにより、反射さ
れた照射は円ではなくて楕円偏光となることが認識され
ている。このため、本願発明の1/4波長板17は、そ
の光学的軸線とともに、基板上に堆積された緻密な細片
の直線構造を映像化する際には、直線偏光の入射光の偏
光向きに対して45度とは異なる最適な角度に向けられ
ている。
【0022】図4においては、本願発明に係る顕微鏡
は、ニポー円盤51を円盤軸線62の回りに回転させる
モータ63を備える。光源53(ミラー53Aから反射
された光源53からの光を含む)は、フィルター58D
を通過して伝達し、集光レンズ55によってピンホール
アパチャーに集束されて孔が開けられた板56を通過
し、その後、レンズ52、アイリス絞り54、予備偏光
キューブ58A、ニュートラルフィルター58B、及び
カラーフィルター58Cを経由して偏光ビーム分割キュ
ーブ57に伝達される。光源53はアークランプ又はそ
の他の強度光源でもよい。
【0023】図4の実施例において、キューブ57は、
三角プリズム57A及び57B、これらの三角プリズム
57A及び57Bの間に挟まれた絶縁フィルムインター
フェース60並びに吸収層59を備える。層59は望ま
しくは構成要素57Bの後面に光学的に接合された黒色
ガラスのシートである。
【0024】キューブ57から照射された光の一部は、
第2対物レンズ61を経由して円盤51に達し、円盤5
1の孔を通過して伝達し、その後、視野レンズ65、チ
ューブレンズ67、遅延板69、補償板70及び対物レ
ンズ71を通過して試料21に到達する。望ましくは、
遅延板69は1/4波長板であり、ただし、本願発明の
他の実施例においては第8波長板又は他の遅延板を用い
ることができる。試料21から反射した後、光はレン
ズ、71、構成要素69及び70、レンズ67、レンズ
65、円盤51の孔の同一の位置並びにレンズ61を通
過して伝達される。構成要素69を2度通過することに
よる回転されて偏光した後、この光はキューブ57の入
射光となり、入射光の一部はフィルム60を通過し、構
成要素57Bの表面を経由してキューブ57を出る。キ
ューブ57を出た後、試料21からの偏光照射は、分析
キューブ75、レンズ77、倍率制御器79及びカメラ
中継レンズ80を経由してビデオカメラ83に到達す
る。本願発明の他の実施例においては、接眼レンズを映
像を受信する装置(カメラ83の代わりに、又はカメラ
83に追加して)として用いてもよい。
【0025】1991年11月26日に発行された米国
特許第5,067,985号は、図4に似た装置の実施
例を説明しており(ただし、それは回転可能に取り付け
られた遅延板69、モータ75及び歯車74を備えてい
ない)、その実施例にはキューブ57の望ましい配置を
含む。
【0026】予備偏光キューブ58A、キューブ57、
分析器75、及び遅延板69は、ともに以下の方法によ
り、円盤51から望ましくない反射による干渉を減少す
るように機能する。キューブ57は、構成要素57Aの
側面を出て円盤その側面に戻る照射光をブロックするよ
うに向けられている。従って、キューブ57は、構成要
素58Aで予備偏光された照射光を偏光して試料21を
照射するように機能し、さらに、試料21からの反射光
を選択的に伝達する分析器としても機能する。
【0027】分析キューブ75は、キューブ57を通過
して伝達された光を受取り、試料21から反射された光
を選択的に伝達する。ビーム分割キューブ57及び分析
キューブ75の両者ともに、第2対物レンズ61とチュ
ーブレンズ77との間の平行化されたビーム通路に設け
られている。
【0028】第2対物レンズ61とチューブレンズ77
との間の平行化されたビーム通路に設けられたビーム分
割キューブ57は、ビーム分割キューブがニポー円盤と
第2対物レンズ及び第2チューブレンズの両者との間に
配置されている実施例に現れる色収差を実質的に減少さ
せる。
【0029】遅延板69の外側の縁は歯車94に噛合し
ている。ステップモータ75は歯車74を回転してレン
ズ71及びレンズ67の光学的共軸に関して遅延板69
を回転させる。
【0030】図4の実施例においては、構成要素58A
及び57が、望ましくは、(板69をシステムから除く
として)直線偏光された照射光がキューブ57から試料
21に投射され、その偏光軸線が試料の主たる直線構造
に第してほぼ45度の角度を向くように、向けられる。
また、板69は1/4波長板であり、試料へのその光学
的軸線が、試料の主たる直線構造(細片102)に対し
て(図3にも示すように)実験的に求められた最適角度
「a」であることが望ましい。そのような最適角度
「a」は、試料21の基板100の検査領域からキュー
ブ57を通過して伝達された光信号を最大化する(0か
ら90度の範囲内の)角度である。まさに図1の実施例
のように、その最適角度「a」は試料の細片102の幅
Lに依存するが、基板材料は典型的な例として約25度
となる。
【0031】最適な方向においては、上記の実施例の1
/4波長板69は、キューブ57からの直線偏光照射光
を楕円偏光照射に変換し、その楕円偏光照射は試料21
から反射すると偏光回転を受け、1/4波長板69は、
反射された楕円偏光照射光を、偏光が直線偏光照射光の
偏光に最も密接に整合して板69からキューブ57及び
75の両方を通過して伝わることができるような照射光
に変換する。
【0032】本願発明に係る顕微鏡の遅延板が最適に傾
けられて、顕微鏡が、十分に短い波長の照射光と適切に
選択された焦点距離を持つ光学機器とを利用すると、顕
微鏡は非常に狭い緻密な細片(各細片が0.7ミクロン
又はそれ以下の幅を持つ)の下方又はそれらの間の基板
を映像化することができる。
【0033】図5は、本願発明の望ましい実施例に採用
された、回転可能に取り付けられた遅延板の拡大断面図
である。図5は、遅延板117、及び遅延板117を回
転可能に保持する装置を示す。遅延板117は、その直
交軸線Nが軸線122に対して角度Fで傾くように取り
付けられており、このため、遅延板117の上面及び底
面からの迷光反射が、遅延板117を通過し、試料から
反射し、そして再び遅延板117を通過して伝わる照射
光と干渉するのを防ぐことができる。角度Fは、本願発
明の実施例においては、約3度に等しい。
【0034】遅延板117が傾けられて取り付けられる
と(つまり、遅延板117が図5に示すように角度Fの
非ゼロ傾きで取り付けられると)、遅延板117を通過
して伝わるビームは、歯車115及び遅延板117が軸
線122の回りを一体的に歳差運動をする。この歳差運
動の影響は、補償傾き角度に取り付けられた第2伝達板
128を設けることによって除去することができる。
【0035】図5において、板128は、遅延板117
の傾き角度と同じ大きさであるが、符号が逆であるよう
に、取り付けられている。板117及び128は台12
4に固定されている。台124は、次に、リング状歯車
115の中央オリフィスに取り付けられており、これに
よって、台124の中央の長手方向軸線が歯車115の
中央長方向軸線に整合する。板128は1/4波長板1
17の屈折率及び厚さと等しい材料で作ることができる
(必要ではないが)。板128が板117と異なる厚さ
又は屈折率を持つと、そのときは、板128の厚さ、屈
折率及び位置は、ビームが板117及び128の他方を
通過して伝達された結果として光学的軸線から逸れてし
まった後に、板117及び128の各々が、そのビーム
を図5の組み立て体を通過させてその組み立て体の光学
的軸線(図5における鉛直軸線122)に戻すように選
択しなければならない。
【0036】図5の組み立て体において、金属カバープ
レート120は、支持部材130の上面に固定的に取り
付けられており、これにより、組み立てられたプレーと
120及び部材130が組み立てられた構成要素11
5、124、117、128及び116を囲む。
【0037】台118がプレート120の上面に取り付
けられている。レンズハウジングを台118内に取り付
けることが可能であり、レンズ(図1のレンズ15又は
図4のレンズ67のようなもの)をレンズハウジング内
に取り付けることが可能である。
【0038】歯車115(望ましくは、ナイロンででき
ている)の外側の縁は、歯車114の歯と噛み合う歯の
組を構成する。ステップモータ112が歯車114を駆
動すると、歯車114の回転は次に構成要素115、1
19、及び124、プレート117及び128、並びに
ベアリング116からなる組み立て体を支持部材130
に対して(図5の垂直軸線122の回りを)一体として
回転する。ボールベアリング部材116の外側レースは
部材130に載せられており、部材116の内側レース
は支持部材130に対して小さな摩擦で自由に回転し、
これにより、部材115、116、117、119、1
24及び128からなる組み立て体の全体が部材130
と低い摩擦で回転することができる。
【0039】ホール検出器ユニット126は、組み立て
体がこのユニット126を回転させるときに、マグネッ
ト119(回転部材に固定的に取り付けられている)の
周辺を検知する部材130のある位置に固定的に取り付
けられている。ホール検出器126の出力は、マイクロ
プロセッサ(図示せず)にて処理され、これにより、歯
車115(従って遅延板117)の初期の回転位置を明
確にすることができる。システムが初期化されると、ス
テップモータ112は、ホール検出器ユニット126の
出力が、歯車115が初期の位置にあることを示すま
で、歯車115を回転するように作動することができ
る。図5の装置の変形においては、他の種類の検出器を
用いて歯車115(従って遅延板117)の初期の回転
位置を明確にすることができる。
【0040】システムの初期かに続いて、ステップモー
タの駆動装置が、モータ112が(歯車115の初期の
位置からの)歯車115を回転したステップ数を示す出
力信号を発生する。この出力信号は、インターフェース
回路(図示せず)においてデジタルデータ流れに変換さ
れ、そのデジタルデータはその後マイクロプロセッサ
(図示せず)内で処理されて歯車115(従って遅延板
117)の現在の回転位置を求める。
【0041】本願発明の他の実施例は、光学的軸線の向
きを機械的な回転によって変化させることができる回転
可能に取り付けられた遅延板よりも、固定的に取り付け
られた可変遅延板(その2重屈折は外部で生成された制
御信号に応答して変化する)を採用する。図6は実時間
共焦点走査顕微鏡を示しており、それは固定されて取り
付けられた可変遅延板17′を含む。図6の装置は図1
の装置と同一であるが、ただし、図1の回転可能に取り
付けられた遅延板17、モータ12、及び歯車14は、
(図6において)固定された取り付けられた可変遅延板
17′及び駆動電圧信号を板17′に供給する電圧源1
8に置き換えられた点は除く。
【0042】続く説明及び請求項において、「可変遅延
器」という表現は、固定的に取り付けられた遅延器(そ
の2重屈折率は外部で作られた制御信号に応答して変化
する)と、回転可能に取り付けられ、固定された2重屈
折率を持つ遅延板(その光学的軸線の向きは機械的に変
更することができる)との両者を意味する。続く説明及
び請求項において、「偏向特性」という表現は、遅延器
を通過して伝達されるビームの偏向を求める遅延器の特
性(速い又は遅い光学的軸線の向き、または2重屈折率
のようなもの)を意味する。伝達されたビームの偏向
は、遅延器の2重屈折率(遅延器がポッケルスセル又は
液晶遅延器のようなものであれば)又は遅延器の光学的
軸線のいずれかを変更することによって、変えることが
できる。
【0043】図6において、可変遅延器17′は液晶可
変遅延器(コロラドのロングモントのMeadowlark Optic
s社から入手可能であるPart No. LVR-0.7-STDのような
もの)、ポッケルスセル、又は商業上入手可能なものか
ら選択された他の電子光学波長板を用いることができ
る。可変遅延器17′が電子光学波長板である実施例に
おいて、遅延器17′を通過して伝達された照射光の所
望の偏向を電圧源18から可変遅延器17′を横切って
印加された電圧を調整することによって達成することが
できる。
【0044】本願発明の構造及び方法における種々の変
形及び改造は、当業者には明白であり、本願発明の範囲
及び精神から外れるものではない。本願発明を特定の望
ましい実施例に関連して説明したが、請求項に記載の発
明が特定の実施例に不当に限定されるべきではないこと
は理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る実時間共焦点走査顕微鏡の第1
実施例の簡略化した側面図である。
【図2】本願発明によって映像化できる種類の、基板上
に堆積された緻密な1対1ライン構造を持つ試料の側面
断面図である。
【図3】図2の試料の一部の平面図であり、本願発明に
係る最適な実施例の遅延板の光学軸線の最適な方向を示
す図である。
【図4】本願発明に係る実時間共焦点走査顕微鏡の第2
実施例の簡略化した側面図である。
【図5】本願発明の最適な実施例に用いられる回転可能
に取り付けられる遅延板の分解断面図である。
【図6】本願発明に係る実時間共焦点走査顕微鏡の第3
実施例の簡略化した側面図である。
【符号の説明】
7 偏光器 17、69 遅延板 21 試料 27 分析器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユーナス・ボーラ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 95148、サン・ホセ、サーパ・ドライブ 3060 (72)発明者 カムラン・サーマディ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 95035、ミルピタス、フォンテンブルー・ アベニュー 1283

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の少なくとも1つの細片を含む試
    料を映像化する偏光光学顕微鏡であって、 前記試料の近くに置かれた可変遅延器と、 偏光照射を前記可変遅延器に向ける装置であって、前記
    可変遅延器が、照射ビームの一部を試料に伝え、さらに
    前記試料からの反射ビームを伝えるように配置されてお
    り、前記反射ビームが前記試料から反射された照射ビー
    ムからの照射光を含む指向装置と、 前記反射ビームを受取り、該反射ビームの一部を伝える
    ように配置されている分析器とを備える偏光光学顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、前記試料が基板上の緻密な細片の配列を含み、前記
    可変遅延器が制御された遅延特性を有し、これにより、
    該可変遅延器が楕円偏光の照射ビームの一部を伝えると
    ともに、前記反射されたビームが、前記細片の配列の下
    方又はそれらの間の基板から反射された照射を含む前記
    反射ビームの成分の分析器を通過する伝導光を強調する
    第2の偏光器を伝わる偏光光学顕微鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、前記偏光された照射ビームが、前記可変遅延器に入
    射するときに直線偏光される偏光光学顕微鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、前記可変遅延器が1/4波長板である偏光光学顕微
    鏡。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、前記可変遅延器が外部において生成された制御信号
    に応答して可変である2重屈折率を持つ遅延器に固定的
    に取付けられている偏光光学顕微鏡。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、さらに、前記可変遅延器に前記制御信号を供給する
    装置を含む偏光光学顕微鏡。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、前記可変遅延器が遅延板であり、さらに、回転軸線
    の回りに前記試料に対して回転自在に前記遅延板を取り
    付ける回転可能な取付け装置を含む偏光光学顕微鏡。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、さらに、前記回転自在に取り付けられた遅延板を回
    転する装置を含む、これにより、前記遅延板の光学的軸
    線を前記回転軸線と直交する面内に所望の向きで指向す
    る偏光光学顕微鏡。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、前記回転自在に取り付けられた遅延板を回転する前
    記回転装置が、モータと、該モータと前記回転可能な取
    付け装置との間に接続された歯車装置とを含む偏光光学
    顕微鏡。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の偏光光学顕微鏡におい
    て、前記試料が垂直軸線を持つ表面を有しており、前記
    回転可能に取付ける装置が、 回転軸線を持つ前記遅延板を前記垂直軸線に対して非ゼ
    ロ傾斜角度で取付ける装置と、 伝達プレートと、 該伝達プレートを補償傾斜角度で取り付け、前記非ゼロ
    傾斜角度と該補償傾斜角度とが反対の符号を持つ、取り
    付け装置とを備える偏光光学顕微鏡。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の偏光光学顕微鏡にお
    いて、前記遅延板を回転自在に取付ける装置が、さら
    に、前記回転軸線の回りの前記遅延板の回転方向を示す
    信号を生成する検知器を含む偏光光学顕微鏡。
  12. 【請求項12】 基板上の少なくとも1つの細片を含む
    試料を映像化する実時間共焦点走査顕微鏡であって、 回転自在に取付けられ、配列された孔が形成された円盤
    と、 該回転自在に取付けられた円盤と前記試料との間に配置
    された可変遅延器と、 偏光照射ビームを前記可変遅延器に指向するビーム分割
    装置であって、前記可変遅延器が、前記照射ビームの一
    部を前記試料に伝えるとともに、前記試料からの反射ビ
    ームを受け取るように配置されており、前記反射された
    ビームが、前記試料から反射された照射ビームからの照
    射を含み、該ビーム分割装置が前記反射されたビームの
    映像部分を伝えるビーム分割装置とを備える実時間共焦
    点走査顕微鏡。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、前記試料が基板上の緻密な細片の配列を
    含み、前記可変遅延器の遅延特性が制御されて、前記可
    変遅延器が楕円偏光の照射ビームの第1部分を伝達し、
    さらに、前記反射ビームが、前記基板の下方又は細片の
    配列の間から反射された照射を含む前記反射ビームの成
    分の分析器を通過する伝導光を強調する第2の偏光器を
    伝わる実時間共焦点走査顕顕微鏡。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、さらに、 前記ビーム分割装置から反射されたビームの一部の映像
    部分を受け取るように配置された映像受取り装置と、 前記ビーム分割装置と前記映像受取り装置との間に配置
    されていて、前記反射ビームを受け取るとともに、該反
    射ビームの映像部分を前記映像受取り装置に伝える分析
    器であって、前記可変遅延器の遅延特性が制御されて、
    前記可変遅延器が楕円偏光の照射ビームの前記部分を伝
    達し、さらに、前記反射ビームが、前記試料の基板から
    反射された照射を含む前記反射ビームの成分の分析器を
    通過する伝導光を強調する第2の偏光器を伝わる分析器
    とを備える実時間共焦点走査顕微鏡。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、前記可変遅延器が外部において生成され
    た制御信号に応答して可変である2重屈折率を持つ遅延
    器に固定的に取付けられている実時間共焦点走査顕微
    鏡。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、さらに、前記可変遅延器に前記制御信号
    を供給する装置を含む実時間共焦点走査顕微鏡。
  17. 【請求項17】 請求項12記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、前記可変遅延器が遅延板であり、さら
    に、回転軸線の回りに前記試料に対して回転自在に前記
    遅延板を取り付ける回転可能な取付け装置を含む実時間
    共焦点走査顕微鏡。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、さらに、前記回転自在に取り付けられた
    遅延板を回転する装置を含む、これにより、前記遅延板
    の光学的軸線を前記回転軸線と直交する面内に所望の向
    きで指向する実時間共焦点走査顕微鏡。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、前記回転自在に取り付けられた遅延板を
    回転する前記回転装置が、モータと、該モータと前記回
    転可能な取付け装置との間に接続された歯車装置とを含
    む実時間共焦点走査顕微鏡。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、前記試料が垂直軸線を持つ表面を有して
    おり、前記遅延板を回転可能に取付ける装置が、 回転軸線を持つ前記遅延板を前記垂直軸線に対して非ゼ
    ロ傾斜角度で取付ける装置と、 伝達プレートと、 該伝達プレートを補償傾斜角度で取り付け、前記非ゼロ
    傾斜角度と該補償傾斜角度とが反対の符号を持つ、取り
    付け装置とを備える実時間共焦点走査顕微鏡。
  21. 【請求項21】 請求項12記載の実時間共焦点走査顕
    微鏡において、前記可変遅延器が1/4波長板である実
    時間共焦点走査顕微鏡。
  22. 【請求項22】 基板上に緻密な細片の配列を持つ試料
    を映像化する方法であって、 (a) 偏光光学顕微鏡を用いて試料を映像化し、該偏光光
    学顕微鏡が可変遅延器を備える映像段階と、 (b) 前記段階(a) を実施する間に、前記可変遅延器の遅
    延特性を変更して楕円器偏光照射ビームを前記可変遅延
    器から前記試料に指向する段階とを備える映像化方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の映像化方法におい
    て、前記偏光光学顕微鏡が分析器を含み、前記段階(a)
    が、 前記試料から照射光を前記分析器を通過させて伝達する
    段階であって、前記照射光が、前記一度前記可変遅延器
    を通過して伝達され、前記試料から反射され、さらに前
    記分析器に到達する前に前記可変遅延器の2度目の伝達
    を行う伝達段階を含み、 前記段階(b) が、 前記可変遅延器の遅延特性を変更して最適に楕円変更さ
    れた照射ビームを前記試料に指向し、該最適に楕円変更
    された照射ビームが、前記試料の検知領域内の基板から
    反射された照射光を通過して強調された伝達光となる、
    変更段階を備える、映像化方法。
  24. 【請求項24】 請求項22記載の映像化方法におい
    て、前記段階(a) が、 直線偏光照射ビームを出力する段階と、 該直線偏光照射ビームを前記可変遅延器に向けて、該直
    線偏光照射ビームが前記可変遅延器を通過して伝達され
    た結果として、前記楕円偏光照射ビームに変換される、
    指向段階とを備える映像化方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の映像化方法におい
    て、前記可変遅延器が1/4波長板である映像化方法。
  26. 【請求項26】 請求項22記載の映像化方法におい
    て、前記可変遅延器が、可変な2重屈折率を持つ遅延器
    に固定的に取付けられており、前記段階(b) が、前記固
    定的に取付けられた遅延器に制御信号を供給して該固定
    的に取付けられた遅延器の2重屈折率変更する段階を含
    む映像化方法。
  27. 【請求項27】 請求項22記載の映像化方法におい
    て、前記可変遅延器が遅延板に回転自在に取付けられて
    おり、前記段階(b) が回転軸線の回りに前記試料に対し
    て前記遅延板を回転する段階を含む映像化方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の映像化方法におい
    て、前記段階(b) が前記遅延板を回転させて該遅延板の
    光学的軸線を前記回転軸線と直交する面内で所望の向き
    に指向する段階を含む映像化方法。
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