JPH07128347A - 光学式撮像処理型車両感知器 - Google Patents
光学式撮像処理型車両感知器Info
- Publication number
- JPH07128347A JPH07128347A JP27645293A JP27645293A JPH07128347A JP H07128347 A JPH07128347 A JP H07128347A JP 27645293 A JP27645293 A JP 27645293A JP 27645293 A JP27645293 A JP 27645293A JP H07128347 A JPH07128347 A JP H07128347A
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- JP
- Japan
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- signal
- vehicle
- image
- road surface
- type vehicle
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- Pending
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 昼夜を問わず使用できると共に、検知範囲の
設定や取扱いが簡易で、しかも車両の検知を車線数や車
両の状態に拘らず適確且つ容易に行い得る廉価な車両感
知器を提供すること。 【構成】 路面上に設置される光学式撮像処理型車両感
知器1は、路面上に近赤外光を投光して投光領域を形成
する投光部2と、投光部2とは異なる場所に設置され、
投光領域を含む所定領域を結像集光用の光学系レンズ3
を介して見込み撮像して撮像結果を表わす画像信号を得
るCCDカメラ4と、画像信号をデジタル信号に変換す
る画像取込部5と、路面上における車両に関する存在の
有無,速度,及び長さを判定,計測するための基準とな
る計測用数値データを格納したメモリ8と、デジタル信
号と計測用数値データとを参照して信号処理を行うこと
により、路面上の状態を表わす状態信号LX を生成する
信号処理部6とを備えている。
設定や取扱いが簡易で、しかも車両の検知を車線数や車
両の状態に拘らず適確且つ容易に行い得る廉価な車両感
知器を提供すること。 【構成】 路面上に設置される光学式撮像処理型車両感
知器1は、路面上に近赤外光を投光して投光領域を形成
する投光部2と、投光部2とは異なる場所に設置され、
投光領域を含む所定領域を結像集光用の光学系レンズ3
を介して見込み撮像して撮像結果を表わす画像信号を得
るCCDカメラ4と、画像信号をデジタル信号に変換す
る画像取込部5と、路面上における車両に関する存在の
有無,速度,及び長さを判定,計測するための基準とな
る計測用数値データを格納したメモリ8と、デジタル信
号と計測用数値データとを参照して信号処理を行うこと
により、路面上の状態を表わす状態信号LX を生成する
信号処理部6とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が進入する路面へ
投光する投光部,及び路面の投光領域を撮像する撮像装
置を含む光学式撮像処理型の車両感知器に関する。
投光する投光部,及び路面の投光領域を撮像する撮像装
置を含む光学式撮像処理型の車両感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な車両感知器としては、図
3に示すような超音波式車両感知器が挙げられる。この
超音波式車両感知器111では、車両の直上に設置した
超音波送受信部12から路面上の所定領域に超音波を送
信し、路面又は車両で反射された反射超音波を超音波送
受信部12自体で受信する。感知判定部13では反射超
音波の検出信号が路面のみの場合と車両を含む場合とで
相違することによって車両の有無を判定し、その判定信
号をインタフェース部14へ送出する。インターフェー
ス部14は判定信号を外部へ出力する。
3に示すような超音波式車両感知器が挙げられる。この
超音波式車両感知器111では、車両の直上に設置した
超音波送受信部12から路面上の所定領域に超音波を送
信し、路面又は車両で反射された反射超音波を超音波送
受信部12自体で受信する。感知判定部13では反射超
音波の検出信号が路面のみの場合と車両を含む場合とで
相違することによって車両の有無を判定し、その判定信
号をインタフェース部14へ送出する。インターフェー
ス部14は判定信号を外部へ出力する。
【0003】一方、撮像処理型車両感知器としては、図
4に示すようなタイプのものが挙げられる。この車両感
知器222では、複数の車線で区分される路面の特定領
域を結像集光用の光学系レンズ3を介して一度に撮像で
きるCCDカメラ15によって得られた特定領域に関す
る自然光による画像信号を画像取込部16によりデジタ
ル信号に変換し、パターン認識処理部17でそのデジタ
ル信号を用いて車両のパターンを認識処理することによ
り、車両に関する存在の有無の感知,車両の速度,或い
は車両の長さ等を演算処理し、路面の特定領域の状態を
表わす状態信号を出力する。インタフェース部18は、
計測結果として状態信号を外部へ出力する。
4に示すようなタイプのものが挙げられる。この車両感
知器222では、複数の車線で区分される路面の特定領
域を結像集光用の光学系レンズ3を介して一度に撮像で
きるCCDカメラ15によって得られた特定領域に関す
る自然光による画像信号を画像取込部16によりデジタ
ル信号に変換し、パターン認識処理部17でそのデジタ
ル信号を用いて車両のパターンを認識処理することによ
り、車両に関する存在の有無の感知,車両の速度,或い
は車両の長さ等を演算処理し、路面の特定領域の状態を
表わす状態信号を出力する。インタフェース部18は、
計測結果として状態信号を外部へ出力する。
【0004】更に、光学式車両感知器としては、例えば
特開昭64−14698号公報に開示された投光器19
を使用するタイプのものが挙げられる。図5は、この光
学式車両感知器をブロック図により示したものである。
この光学式車両感知器では、信号処理ユニット34に備
えられた信号処理部33の制御信号L2 によって投光器
19から赤外光をストロボ発光で投光する。この赤外光
が車両により反射した赤外光は、受光器20に備えられ
た複数の受光素子24で受光される。受光器20には、
信号処理部33の制御信号L1 により制御されるサンン
プルホールド回路25及びマルチプレクサ26が備えら
れ、これらの各部を通過したアナログ伝送信号L3 は信
号処理ユニット34のA/Dコンバータ27へと伝送さ
れる。A/Dコンバータ27では受光レベルとサンプル
ホールドしたレベルとにおける差分のみをディジタル信
号に変換し、RAM29はそのディジタル信号を順次記
憶する。メジアンフィルタ31では各受光素子24の隣
りあう各データが同じ時間にサンプルホールドされた差
分出力にならないように各受光素子24を選択し、信号
処理部33ではそのフィルタ出力を所定の閾値と比較し
てその閾値を超過するか否かによって車両の存在の有無
を検知する。
特開昭64−14698号公報に開示された投光器19
を使用するタイプのものが挙げられる。図5は、この光
学式車両感知器をブロック図により示したものである。
この光学式車両感知器では、信号処理ユニット34に備
えられた信号処理部33の制御信号L2 によって投光器
19から赤外光をストロボ発光で投光する。この赤外光
が車両により反射した赤外光は、受光器20に備えられ
た複数の受光素子24で受光される。受光器20には、
信号処理部33の制御信号L1 により制御されるサンン
プルホールド回路25及びマルチプレクサ26が備えら
れ、これらの各部を通過したアナログ伝送信号L3 は信
号処理ユニット34のA/Dコンバータ27へと伝送さ
れる。A/Dコンバータ27では受光レベルとサンプル
ホールドしたレベルとにおける差分のみをディジタル信
号に変換し、RAM29はそのディジタル信号を順次記
憶する。メジアンフィルタ31では各受光素子24の隣
りあう各データが同じ時間にサンプルホールドされた差
分出力にならないように各受光素子24を選択し、信号
処理部33ではそのフィルタ出力を所定の閾値と比較し
てその閾値を超過するか否かによって車両の存在の有無
を検知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した超音波式車両
感知器の場合、超音波送受信部で送受信を可能にする予
め定められた所定領域で車両の有無を検知するものであ
るため、検知範囲を広くすることはできるが、その反
面、複数車線で区分される路面上等では検知範囲の設定
が難しく、しかも車両の速度や長さ等の計測には不向き
であるという問題がある。
感知器の場合、超音波送受信部で送受信を可能にする予
め定められた所定領域で車両の有無を検知するものであ
るため、検知範囲を広くすることはできるが、その反
面、複数車線で区分される路面上等では検知範囲の設定
が難しく、しかも車両の速度や長さ等の計測には不向き
であるという問題がある。
【0006】又、撮像処理式車両感知器の場合、車両の
速度や長さも検出できるが、パターン認識処理部による
車両のパターン認識処理に高度な情報処理を要するた
め、装置全体がコスト高になり易いという問題がある
他、夜間の車両の検知には適用し難いという弱点があ
る。
速度や長さも検出できるが、パターン認識処理部による
車両のパターン認識処理に高度な情報処理を要するた
め、装置全体がコスト高になり易いという問題がある
他、夜間の車両の検知には適用し難いという弱点があ
る。
【0007】更に、光学式車両感知器の場合、検知範囲
を定めるための投光器及び受光器の設定が難しく、しか
も取扱い難いという欠点がある。
を定めるための投光器及び受光器の設定が難しく、しか
も取扱い難いという欠点がある。
【0008】一般に、従来の車両感知器によって複数車
線で区分される路面上の特定領域に検知範囲を定める場
合、隣り合う車線に同時に車両が進入するようなときに
は車両の検知を正確に行い難いという問題がある。
線で区分される路面上の特定領域に検知範囲を定める場
合、隣り合う車線に同時に車両が進入するようなときに
は車両の検知を正確に行い難いという問題がある。
【0009】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、昼夜を問わず使用でき
ると共に、検知範囲の設定や取扱いが簡易で、しかも車
両の検知を車線数や車両の状態に拘らず適確且つ容易に
行い得る廉価な車両感知器を提供することにある。
れたもので、その技術的課題は、昼夜を問わず使用でき
ると共に、検知範囲の設定や取扱いが簡易で、しかも車
両の検知を車線数や車両の状態に拘らず適確且つ容易に
行い得る廉価な車両感知器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、路面の
上方に設置され、該路面上に近赤外光を投光して投光領
域を形成する投光部と、投光部とは異なる場所に設置さ
れ、投光領域を含む所定領域を撮像した撮像結果を表わ
す画像信号を生成する撮像装置と、画像信号に応じて路
面上の状態を表わす状態信号を生成する信号生成手段と
を含む光学式撮像処理型車両感知器が得られる。
上方に設置され、該路面上に近赤外光を投光して投光領
域を形成する投光部と、投光部とは異なる場所に設置さ
れ、投光領域を含む所定領域を撮像した撮像結果を表わ
す画像信号を生成する撮像装置と、画像信号に応じて路
面上の状態を表わす状態信号を生成する信号生成手段と
を含む光学式撮像処理型車両感知器が得られる。
【0011】又、本発明によれば、上記光学式撮像処理
型車両感知器において、信号生成手段は、路面上におけ
る車両に関する存在の有無,速度,及び長さを判定,計
測するための基準となる計測用数値データを格納した記
憶手段と、画像信号と計測用数値データとを参照して信
号処理することにより状態信号を生成する信号処理部と
から成る光学式撮像処理型車両感知器が得られる。
型車両感知器において、信号生成手段は、路面上におけ
る車両に関する存在の有無,速度,及び長さを判定,計
測するための基準となる計測用数値データを格納した記
憶手段と、画像信号と計測用数値データとを参照して信
号処理することにより状態信号を生成する信号処理部と
から成る光学式撮像処理型車両感知器が得られる。
【0012】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の光学式撮像処
理型車両感知器について、図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る光学式撮像処理型
車両感知器の基本構成をブロック図により示したもので
ある。
理型車両感知器について、図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る光学式撮像処理型
車両感知器の基本構成をブロック図により示したもので
ある。
【0013】この光学式撮像処理型車両感知器1は、路
面の上方に設置されるもので、路面上に近赤外光を投光
して投光領域を形成する投光部2と、この投光部2とは
異なる場所に設置されると共に、投光領域を含む所定領
域を結像集光用の光学系レンズ3を介して見込み撮像
し、その撮像結果を表わす画像信号を生成する撮像装置
としてのCCDカメラ4と、画像信号をデジタル信号に
変換する画像取込部5と、路面上における車両に関する
存在の有無,速度,及び長さを判定,計測するための基
準となる計測用数値データを格納した記憶手段としての
メモリ8と、デジタル信号と計測用数値データとを参照
して信号処理を行うことにより、路面上の状態を表わす
状態信号LX を生成する信号処理部6と、状態信号LX
を外部へ出力するインターフェース部7とから構成され
る。
面の上方に設置されるもので、路面上に近赤外光を投光
して投光領域を形成する投光部2と、この投光部2とは
異なる場所に設置されると共に、投光領域を含む所定領
域を結像集光用の光学系レンズ3を介して見込み撮像
し、その撮像結果を表わす画像信号を生成する撮像装置
としてのCCDカメラ4と、画像信号をデジタル信号に
変換する画像取込部5と、路面上における車両に関する
存在の有無,速度,及び長さを判定,計測するための基
準となる計測用数値データを格納した記憶手段としての
メモリ8と、デジタル信号と計測用数値データとを参照
して信号処理を行うことにより、路面上の状態を表わす
状態信号LX を生成する信号処理部6と、状態信号LX
を外部へ出力するインターフェース部7とから構成され
る。
【0014】このうち、投光部2の発光源には近赤外L
EDや近赤外レーザ光が使用され、レンズ3及びCCD
カメラ4は近赤外光が投光された投光領域を含むそれよ
りも広域な所定領域を投光部2による投光の照射角度と
は異なる角度で見込み撮像する。従って、この光学式撮
像処理型車両感知器1では、所定領域に含まれる投光領
域全体が検知範囲となり、投光領域の形状変化が検出さ
れることになる。画像取込部5はCCDカメラ4の撮像
により得られたアナログの画像信号をA/D変換してデ
ィジタル信号として出力する。信号処理部6は、そのデ
ィジタル信号に対してメモリ8に格納された計測用数値
データを引き出し、計測用数値データを参照して路面上
における車両に関する存在の有無,速度,及び長さを判
定,計測するための信号処理を行う。
EDや近赤外レーザ光が使用され、レンズ3及びCCD
カメラ4は近赤外光が投光された投光領域を含むそれよ
りも広域な所定領域を投光部2による投光の照射角度と
は異なる角度で見込み撮像する。従って、この光学式撮
像処理型車両感知器1では、所定領域に含まれる投光領
域全体が検知範囲となり、投光領域の形状変化が検出さ
れることになる。画像取込部5はCCDカメラ4の撮像
により得られたアナログの画像信号をA/D変換してデ
ィジタル信号として出力する。信号処理部6は、そのデ
ィジタル信号に対してメモリ8に格納された計測用数値
データを引き出し、計測用数値データを参照して路面上
における車両に関する存在の有無,速度,及び長さを判
定,計測するための信号処理を行う。
【0015】因みに、信号処理部6とメモリ8とは、合
わせて画像信号に応じて路面上の状態を表わす状態信号
LX を生成する状態信号生成手段として機能する。尚、
状態信号LX には車両に関する存在の有無を示す車両感
知信号,車両の速度を示す車両速度信号,車両の長さを
示す車両長信号等が含まれる。
わせて画像信号に応じて路面上の状態を表わす状態信号
LX を生成する状態信号生成手段として機能する。尚、
状態信号LX には車両に関する存在の有無を示す車両感
知信号,車両の速度を示す車両速度信号,車両の長さを
示す車両長信号等が含まれる。
【0016】一方、この光学式撮像処理型車両感知器1
による検知範囲は、図2に示すように複数の車線によっ
て区分される路面上に対しても得ることができる。
による検知範囲は、図2に示すように複数の車線によっ
て区分される路面上に対しても得ることができる。
【0017】ここではCCDカメラ4の全視野9内に4
つ車線L1〜L4で区分された路面が存在している。各
車線L1〜L4にはそれぞれ前後2箇所に総計8個の撮
像領域91a,91bが区画形成されている。これらの
撮像領域91a,91b内にはそれぞれ左右2箇所に円
形の投光領域90が投光形成されている。即ち、ここで
は総計16個の投光領域90によって検知範囲が得られ
るように投光部2による近赤外光の投光状態が調整され
ている。
つ車線L1〜L4で区分された路面が存在している。各
車線L1〜L4にはそれぞれ前後2箇所に総計8個の撮
像領域91a,91bが区画形成されている。これらの
撮像領域91a,91b内にはそれぞれ左右2箇所に円
形の投光領域90が投光形成されている。即ち、ここで
は総計16個の投光領域90によって検知範囲が得られ
るように投光部2による近赤外光の投光状態が調整され
ている。
【0018】因みに、一つの車線内に撮像領域91a,
91bを2箇所にした理由は、車両の速度及び長さの計
測を確実に行わせるためであり、更に撮像領域91a,
91b内の両側に円形の投光領域90を2箇所形成した
理由は、車両が車線内のどこを通過しても確実に検知可
能にするためである。
91bを2箇所にした理由は、車両の速度及び長さの計
測を確実に行わせるためであり、更に撮像領域91a,
91b内の両側に円形の投光領域90を2箇所形成した
理由は、車両が車線内のどこを通過しても確実に検知可
能にするためである。
【0019】この光学式撮像処理型車両感知器1による
車両の検知は、最初に車両が各車線L1〜L4内でそれ
ぞれ撮像領域91a内を通過し、その後に撮像領域91
b内を通過することにより行われる。例えば、図2に示
す例の場合、第1車線L1,第3車線L3,及び第4車
線L4には車両が存在せず、これらの各車線に関するC
CDカメラ4による画像信号には変化が現われないが、
第2車線L2には車両が存在するので、投光領域90の
形状が投光部2とCCDカメラ4との見込み角度の差,
並びに路面と車両の高低差とにより変化する。そこで、
第2車線L2内に関する投光領域90の形状変化をCC
Dカメラ4による画像信号の可変状態として検出するこ
とにより、車両の存在の有無を判断する。又、撮像領域
91a,91bにそれぞれ車両が進入する時間差から車
両の速度を検出し、更にその車両速度と撮像領域91
a,或いは撮像領域91bのいずれかの車両存在時間か
ら車両長を検出する。
車両の検知は、最初に車両が各車線L1〜L4内でそれ
ぞれ撮像領域91a内を通過し、その後に撮像領域91
b内を通過することにより行われる。例えば、図2に示
す例の場合、第1車線L1,第3車線L3,及び第4車
線L4には車両が存在せず、これらの各車線に関するC
CDカメラ4による画像信号には変化が現われないが、
第2車線L2には車両が存在するので、投光領域90の
形状が投光部2とCCDカメラ4との見込み角度の差,
並びに路面と車両の高低差とにより変化する。そこで、
第2車線L2内に関する投光領域90の形状変化をCC
Dカメラ4による画像信号の可変状態として検出するこ
とにより、車両の存在の有無を判断する。又、撮像領域
91a,91bにそれぞれ車両が進入する時間差から車
両の速度を検出し、更にその車両速度と撮像領域91
a,或いは撮像領域91bのいずれかの車両存在時間か
ら車両長を検出する。
【0020】尚、図2に示した検知範囲の設定は一例で
あり、一般にこうした撮像領域やその領域内に形成する
投光領域の数,形状,大きさ等は、使用状況に応じて任
意に決定されるものである。又、投光部2やCCDカメ
ラ4の数を複数として車線毎に設けることもできる。従
って、本発明は実施例に限定されない。
あり、一般にこうした撮像領域やその領域内に形成する
投光領域の数,形状,大きさ等は、使用状況に応じて任
意に決定されるものである。又、投光部2やCCDカメ
ラ4の数を複数として車線毎に設けることもできる。従
って、本発明は実施例に限定されない。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の光学式
撮像処理型車両感知器によれば、投光部により近赤外光
を路面上に投光して形成される投光領域を含む所定領域
を撮像装置で撮像し、投光領域の形状変化により目的と
する車線内における車両に関する存在の有無,速度,及
び長さを判定しているので、隣り合う車線に同時に車両
が進入するような場合でも、目的とする車線内の投光領
域の形状は変化せず、他の車線に関する車両の存在の有
無に拘らず、所望の車線に関する車両の検知を誤り無く
適確に判定できるようになる。又、この光学式撮像処理
型車両感知器によれば、色,形状,大きさ等の車両形態
が異なる場合でも確実に投光領域の形状が変化するの
で、他の方式と比べて車両の検知を一層適確且つ簡易
に、しかも廉価な構成で行い得るようになる。更に、近
赤外光を投光しているので、昼夜の区別なく汎用性高く
使用できる。
撮像処理型車両感知器によれば、投光部により近赤外光
を路面上に投光して形成される投光領域を含む所定領域
を撮像装置で撮像し、投光領域の形状変化により目的と
する車線内における車両に関する存在の有無,速度,及
び長さを判定しているので、隣り合う車線に同時に車両
が進入するような場合でも、目的とする車線内の投光領
域の形状は変化せず、他の車線に関する車両の存在の有
無に拘らず、所望の車線に関する車両の検知を誤り無く
適確に判定できるようになる。又、この光学式撮像処理
型車両感知器によれば、色,形状,大きさ等の車両形態
が異なる場合でも確実に投光領域の形状が変化するの
で、他の方式と比べて車両の検知を一層適確且つ簡易
に、しかも廉価な構成で行い得るようになる。更に、近
赤外光を投光しているので、昼夜の区別なく汎用性高く
使用できる。
【図1】本発明の一実施例に係る光学式撮像処理型車両
感知器の基本構成を示したブロック図である。
感知器の基本構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示す光学式撮像処理型車両感知器による
検知範囲を説明するために示した複数車線から成る路面
の平面図である。
検知範囲を説明するために示した複数車線から成る路面
の平面図である。
【図3】従来の超音波式車両感知器の基本構成を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】従来の撮像処理型車両感知器の基本構成を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図5】従来の光学式車両感知器の基本構成を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
1 光学式撮像処理型車両感知器 2 投光部 3 レンズ 4,15 CCDカメラ 5,16 画像取込部 6,33 信号処理部 7,14,18 インタフェース部 8 メモリ 90 投光領域 91a,91b 撮像領域
Claims (2)
- 【請求項1】 路面の上方に設置され、該路面上に近赤
外光を投光して投光領域を形成する投光部と、前記投光
部とは異なる場所に設置され、前記投光領域を含む所定
領域を撮像した撮像結果を表わす画像信号を生成する撮
像装置と、前記画像信号に応じて前記路面上の状態を表
わす状態信号を生成する信号生成手段とを含むことを特
徴とする光学式撮像処理型車両感知器。 - 【請求項2】 請求項1記載の光学式撮像処理型車両感
知器について、前記信号生成手段は、前記路面上におけ
る車両に関する存在の有無,速度,及び長さを判定,計
測するための基準となる計測用数値データを格納した記
憶手段と、前記画像信号と前記計測用数値データとを参
照して信号処理することにより前記状態信号を生成する
信号処理部とから成ることを特徴とする光学式撮像処理
型車両感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27645293A JPH07128347A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 光学式撮像処理型車両感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27645293A JPH07128347A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 光学式撮像処理型車両感知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07128347A true JPH07128347A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17569638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27645293A Pending JPH07128347A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 光学式撮像処理型車両感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07128347A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998054671A1 (fr) * | 1997-05-29 | 1998-12-03 | Core Corp. | Dispositif de comptage d'une population de poissons passant a travers une passe a poissons |
CN105303553A (zh) * | 2015-03-08 | 2016-02-03 | 无锡桑尼安科技有限公司 | 一种违规加长车辆实时检测方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62121598A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-02 | オムロン株式会社 | 光学式車両感知装置 |
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JPH03261809A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-21 | Rijks Inst Voor Fisherijonderzoek | 物体の体積測定方法及び装置 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27645293A patent/JPH07128347A/ja active Pending
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