JPH0712823A - 検体検査装置 - Google Patents

検体検査装置

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JPH0712823A
JPH0712823A JP36090392A JP36090392A JPH0712823A JP H0712823 A JPH0712823 A JP H0712823A JP 36090392 A JP36090392 A JP 36090392A JP 36090392 A JP36090392 A JP 36090392A JP H0712823 A JPH0712823 A JP H0712823A
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tube
tubes
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tube storage
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JP36090392A
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Hideji Tajima
秀二 田島
Nobuo Nagaoka
信夫 長岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液等の検体を分注したチューブに試薬を分
注し、攪拌混和後インキュベーションし、更にB/F分
離、洗浄等の検査に必要な処理を施し、しかる後例えば
化学発光測定による検査を行う検体検査装置において、
検査効率の向上を図る。 【構成】 トレー供給手段2により供給されたチューブ
収納トレーを搬送するトレー搬送機構1から一つのチュ
ーブ収納トレーを取り出し、一定時間経過するとそれを
トレー搬送機構の元の位置に戻すトレー引出手段3、
7、11を設け、該トレー引出手段により引き出された
チューブ収納トレー内の全チューブ22、22…に対し
て処理装置4、8、12により検査に必要な処理を施す
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検体検査装置、特に血
液等の検体を分注したチューブに試薬を分注し、攪拌混
和後インキュベーションし、B/F分離、洗浄等の検査
に必要な処理を施し、しかる後例えば化学発光測定によ
る検査を行う検体検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】化学発光分析と免疫反応を組み合せた化
学発光イムノアッセイは、身体の病気等の異常の早期発
見、病気の正確な分析等に威力を発揮する。そして、イ
ムノアッセイの自動化、大量測定化の必要性が生じてお
り、その必要性に応えようとする装置として例えば富士
レビオ株式会社製の全自動化化学発光酵素免疫測定シス
テム ルミパルス1200が知られている(「化学発光
イムノアッセイ」(株式会社ライフ・サイエンス発行)
P27〜30)。
【0003】その装置の概略を説明すると次のとおりで
ある。試薬を液状でカートリッジ化し、その試薬カート
リッジをコンベアに1個ずつ一定周期毎に供給し、コン
ベアはそれと同じ周期で間欠的に搬送する。コンベアの
側方にはコンベア上の試薬カートリッジに対して発光測
定の前提として必要な処理を施す各種処理ユニットが配
設される。
【0004】そして、上記コンベアの終端近傍に発光測
定器が配設され、各種処理ユニットにより処理を一通り
終えた試薬カートリッジ内の検体に対してその発光測定
器により化学発光酵素免疫測定を行うようになってい
る。この検体検査装置は、一定周期で1検体ずつコンベ
アに供給し、1検体ずつ検査が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した検
体検査装置は、コンベアの間欠搬送周期(例えば1〜2
分間程度)毎に1個ずつしか検査できないので、単位時
間当りの検査検体数の増加を図ることが難しいという問
題があった。即ち、同時に大量に検査するという要請に
応えることに限界があった。なぜならば、コンベアの間
欠搬送周期を短かくすることには限界があり、最低でも
1分間という時間になり、その1分間毎に1個ずつしか
検査できないからである。
【0006】そこで、本願発明者は同時に多数の検体に
対して検査をすることを試みたが、コンベアにより搬送
される検体に対して側方から処理をする方式では一つの
ポイントに達した検体に対して一つの処理装置により同
時に処理できる検体の数は多くて2個に限定されてしま
い、それよりも多くすることは不可能であることに気付
いた。というのはB/F分離等はチューブに対して側面
から処理することが必要だが、3個以上並んだチューブ
のうち中側のチューブには側方からの処理が不可能だか
らである。
【0007】そのため、本願発明者は発想を変え模索を
続けたところコンベアにより検体を間欠搬送し、順次処
理を施して行くけれども処理をするときは検体を一時的
にコンベアから離脱させ、離脱した検体に対して一斉に
処理をし、処理が終ればそれをコンベアの元の位置に戻
すという着想を得た。このようにすれば、一つの搬送ポ
イントに達した検体をコンベアから離脱させることによ
り、その検体に対して側面から一斉に処理することが可
能となり、従って、検体が入るチューブを複数例えば1
0個搬送方向と直交する方向に並べて搬送することによ
り例えば10個単位で検査することができるようにな
り、検査効率の著しい向上を図ることができると共に、
複雑な処理もやり易くなるからである。本発明はその着
想を基に更に思考を重ねた結果為されたものである。
【0008】即ち、本発明は検体検査装置の検査効率を
著しく高めることを目的とし、更には複雑な処理を容易
に施し得るようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明検体検査装置は、
トレー供給手段により供給されたチューブ収納トレーを
搬送するトレー搬送機構から一つのチューブ収納トレー
を取り出し、一定時間経過するとそれをトレー搬送機構
の元の位置に戻すトレー引出手段を設け、該トレー引出
手段により引き出されたチューブ収納トレー内の全チュ
ーブに対して処理装置により例えば一斉に検査に必要な
処理を施すようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明検体検査装置によれば、トレー搬送機構
により搬送されているチューブ収納トレーをトレー引出
手段により引き出して該チューブ収納トレー内のチュー
ブ内検体に対して処理するので、一斉の処理が可能とな
り、チューブ収納トレーに収納するチューブ数を増やす
ことによって検査効率の著しい向上を図ることができる
と共に、複雑な処理も容易に為し得るようにすることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明検体検査装置を図示実施例に従
って詳細に説明する。図1乃至図6は本発明検体検査装
置の一つの実施例を示すものであり、図1は装置の全体
の概略を示す平面図である。先ず、図1に従って全体の
概略を説明する。図面において、1は例えばチェーンコ
ンベア方式のトレー搬送機構であり、例えば10個のチ
ューブ22を収納したチューブ収納トレーを矢印aに示
す方向に例えば1分間周期で間欠的に搬送する。1回の
搬送ピッチは例えば25.4mmである。尚、チューブ
収納トレーはその長手方向(チューブ配列方向)が搬送
方向と直交する。
【0012】2はトレー供給手段で、ベルトコンベアで
多数のチューブ収納トレーに常に先方側に送りをかける
と共に、1分間ピッチで1つずつトレー搬送機構1の搬
送元側の端に供給する。3はトレー搬送機構1の搬送途
中で一つのチューブ収納トレーを該トレー搬送機構1か
ら側方へ引き出す(取り出す)トレー引出手段で、引き
出した後ある時間経過するとまたそのチューブ収納トレ
ーをトレー搬送機構1の元の位置に戻す。このトレー引
出手段3は1分間周期で引き出し元に戻すというトレー
往復動作を繰返す。
【0013】4は上記トレー引出手段3によりトレー搬
送機構1から側方へ引き出されたチューブ収納トレーの
各チューブに対して一斉に所定の処理をする第1の処理
装置で、例えば反応液の分注と攪拌を行う。5はこの反
応液の分注を行うためのディジタルポンプユニットであ
る。6は第1のインキュベータで、例えば37.5±5
℃の温度で例えば10分間チューブ収納トレー内のチュ
ーブの検体を加熱する。
【0014】7はトレー引出手段、8は第2の処理装置
で、反応液洗浄と反応液分注とを行う。反応液洗浄は、
例えばMG吸着、吸引、注水、吸引、注水、吸引、MG
離脱、注水、攪拌、MG吸着、吸引、MG離脱、ノズル
洗浄の順で行い、また、反応液分注は攪拌を伴う。9は
反応液や洗浄液の分注を行うためのディジタルポンプユ
ニットである。10は第2のインキュベータで、例えば
37.5±5℃の温度で例えば10分間加熱する。
【0015】11はトレー引出手段、12は第3の処理
装置で、反応液洗浄と基質液分注とを行う。反応液洗浄
は、例えばMG吸着、吸引、注水、吸引、注水、吸引、
MG離脱、注水、攪拌、MG吸着、吸引、MG離脱、ノ
ズル洗浄の順で行い、また、基質液分注は攪拌を伴う。
13は反応液や洗浄液の分注を行うためのディジタルポ
ンプユニットである。14は第3のインキュベータで、
例えば37.5±5℃の温度で例えば5分間加熱する。
【0016】15はチューブ収納トレーの各チューブ内
の検体に対して検査を行う検査機構であり、トレー搬送
機構1により搬送されてきた一つのトレーから各チュー
ブを取り出し、暗室内に運びそこで発光測定する。発光
測定が終った各チューブは廃棄される。16はトレー引
出手段で、チューブがなくなった空トレーを搬送するベ
ルトコンベア17上に引き出す。空トレーはベルトコン
ベア17によって搬送され、次の検査の使用に供され
る。
【0017】図1に示すような検体検査装置において
は、検体の入ったチューブ22をチューブ収納トレーに
より例えば10本単位で1分毎にトレー搬送機構1に供
給し、該トレー搬送機構1は1分間周期、一定ピッチ
(25.4mm)で搬送し、反応液の分注、攪拌、反応
液の洗浄、攪拌、B/F分離等の処理は、トレー引出手
段3、7、11によりチューブ収納トレーをトレー搬送
機構1から引出し、処理装置4、8、12によりチュー
ブ収納トレーに収納された10本のチューブ22、2
2、…に対して一斉に行う。そして、処理が終ればトレ
ー引出手段3、7、11によりそのチューブ収納トレー
をトレー搬送機構1の元の位置に戻す。
【0018】そして、処理装置4、8、12による処理
後に必要なインキュベーションは、トレー搬送機構1上
のインキュベータ6、10、14により行い、すべての
処理を終えたチューブ収納トレーに対して検査機構15
により検査する。従って、本検体検査装置によれば、1
分毎に10個単位で検査することができ、検査効率を著
しく高めることができる。
【0019】以下に、本検体検査装置の各部分を具体的
に説明する。図2はトレー搬送機構1を示す斜視図であ
り、本機構1はチェーン18、18(一方のチェーン1
8は図2には現われない)によりトレー19を搬送する
ようになっている。具体的には一つの回転軸の両端にス
プロケットホイール20、20(図2には一つ20だけ
が現われる)を固定したものを2組(図2には1組の一
部のみが現われる)離間して配置し、スプロケットホイ
ール20・20、20・20間にチェーン18、18を
懸架してなる。そして、チェーン18、18間にはガイ
ド付きのトレー置き台21、21、…が25.4mmピ
ッチで取り付けられており、チューブ収納トレー19、
19、…はトレー置き台21、21、…上に置かれた状
態で搬送されるようになっている。22は検体が入った
チューブであり、上部につばを有している。
【0020】図3はトレー供給手段2を示すもので、該
トレー供給手段2はトレーベルトコンベア23と、トレ
ーローダ24とからなる。トレーベルトコンベア23
は、一対のベルト25、25によってチューブ収納トレ
ー19を、その両端部底面を載置した状態で常に図3の
矢印bに示す方向に搬送する。26はストッパである。
【0021】27は、そのストッパ25によって搬送を
阻まれた状態にある最も先方のチューブ収納トレー19
を上昇させるリフトであり、図2に示したトレー搬送機
構1により搬送される高さまでトレー19を高くする。
ちなみに、ベルトコンベア23により搬送されるトレー
19の高さはトレー搬送機構1により搬送されるトレー
19の高さよりも稍低くなっている。
【0022】トレーローダ24は図示しないスライド機
構によってトレー搬送機構1の搬送方向と直交する方向
にアーム28を往復移動せしめるようにしたものであ
り、前進したアーム28の先端の係合片29を、リフト
27により上昇せしめられたトレー19の一端の係合片
30に係合せしめ、その状態でアーム28を後退させる
ことによりトレー19をトレー搬送機構1のトレー置き
台21上に移動させる。そして、該トレー搬送機構1が
1ピッチトレー19、19、…を搬送すると係合片9と
30との係合がトレー19の移動により解除される。
【0023】尚、トレー引出手段3、7、11はトレー
ローダ24と略同じ機構を有し、往復移動するアームに
よりトレー19を押すことによって該トレー19をトレ
ー搬送機構1から引き出した状態にする。また、アーム
を後退させることによりトレー19をトレー搬送機構1
の元の位置に戻すようになっている。
【0024】図4は処理装置4の一例を示すところの図
1の3−3線に沿う断面図である。本処理装置4はトレ
ー引出手段3の動作により引き出された1つのチューブ
収納トレー19に収納された10個のチューブ22、2
2、…に対して一斉に(同時に)注水、攪拌ができるよ
うになっている。具体的には、注液ノズル31、攪拌用
モータ32、チューブ押圧具33が10個ずつあり、1
0個の注液ノズル31、31、…どうしが10個のチュ
ーブ押圧具33、33、…どうし、10個の攪拌用モー
タ32、32、…どうしは、それぞれ、互いに同時に同
じ動作をするようになっている。即ち、同期して動作す
る。
【0025】具体的には、チューブ収納トレー19がア
ーム34(トレー引出手段3の図示しないスライド機構
によりスライドせしめられる)でトレー19を押すこと
によりトレー搬送機構1から引き出す。すると、処理装
置4にそのトレー19がセットされた状態になる。この
状態では攪拌用モータ32、32、…の回軸上にチュー
ブ22、22、…の底面が位置する。すると、押圧機3
5によりチューブ押圧具33、33、…を降下させる
と、押圧具33、33…により各チューブ22、22、
…をそのつばの部分において弾圧した状態になる。
【0026】次に、ノズル保持部36が降下して各ノズ
ル31、31、…の先端が各チューブ22、22、…に
入った状態になり、その後、各ノズル31、31、…を
通して各チューブ22、22、…に一斉に注液が為され
る。注液が終るとノズル保持部36は上昇する。次に、
攪拌用モータ32、32、…を回転させるとその回転軸
によりチューブ22、22、…の底部が振られ、チュー
ブ22、22、…内の検体が攪拌される。攪拌が終る
と、押圧機35が上昇し、その後、チューブ収納トレー
19がアーム34のスライドによりトレー搬送機構1の
元の位置に戻される。
【0027】尚、第2の処理装置8、第3の処理装置1
2は単なる注液攪拌だけではなく、もっと多くの複雑な
処理を行うので、第1の処理装置4よりも複雑な処理装
置を用いるが、しかし、トレー引出手段7、11により
引き出した1つのトレー19内の10個のチューブ2
2、22、…に対して一斉に処理を行うという点につい
ては全く同じである。尚、トレー19内の各チューブ2
2、22、…に対する処理は必ずしも一斉であることは
必要ではなく、間欠搬送周期(本実施例では1分間)内
で10の検体に対して為し得る処理であれば順番に行う
ようにしても良い。
【0028】そして、処理が複雑でもチューブ収納トレ
ー19を一旦トレー搬送機構1から引き出した上で処理
を行うので、処理が支障なく行うようにすることが容易
である。特に、10個のチューブ22、22、…の側面
にマグネットをあてて行うマグネット吸着も支障なく行
うことができる。
【0029】図5は発光測定を行う検査機構15を示す
斜視図である。40は下面が開口した遮光室で、その内
部に図6に示すチューブ保持機構を有している。該遮光
室40は昇降機構41により上下動せしめられるように
なっており、該昇降機構41はアーム42にスライド自
在に取り付けられている。
【0030】43は化学発光検出部で、内部において1
0個のチューブの検体からの発光の量を同時に検出でき
るようになっており、44は化学発光検出部43の上方
に設けられた遮光枠である。該遮光枠44は昇降機構4
1により遮光室40が降下したとき該遮光室40と一体
化して外部からの光を遮ぎる暗室を構成する。
【0031】図6はチューブ保持機構を示すもので、該
チューブ保持機構は遮光室40に設けられている。45
はチューブ22、22、…をつばにて保持するフィンガ
ーで、チューブ22が入る保持スリット46が10個配
列されており、フィンガー取付板47に取り付けられて
いる。
【0032】48、48はフィンガー取付板47に下端
が固定されたガイドロッド(図面には一方のガイドロッ
ド48のみが現われる。)が、該ガイドロッド48、4
8にプレス板49が上下方向に案内されるように上下動
可能に取り付けられており、50はボールブッシュであ
る。上記プレス板40にはチューブ22、22、…を上
から押える押え具51、51、…が取り付けられてお
り、該押え具51、51、…は各保持スリット46、4
6、…上方に配置されている。該押え具51、51、…
の下端には例えばシリコンゴムからなるパッドが固定さ
れている。
【0033】52、52、…はスプリングであり、プレ
ス板49が降下したとき該スプリング52、52、…を
介して各押え具51、51、…によりチューブ22、2
2、…を上から押えることができるようになっている。
53はプレス板49を上下動させるエアシリンダで、遮
光室40内壁面に固定され、ロッドの先端に設けられた
係合部54がプレス板49の係合部に係合せしめられて
おり、該エアシリンダ53を下降させることによりチュ
ーブ22、22、…の上端を押えて垂直な向きで位置を
固定することができる。
【0034】そして、遮光室40を昇降機41により下
降させるとチューブ22、22、…の下部が化学発光検
出部43の各開口56、56、…内に入るようになって
おり、そのときは、勿論、化学発光検出部43の上方は
図6には図示されていない遮光室40、遮光枠44によ
って遮光状態になり、化学発光検出部43内にて各チュ
ーブ22、22、…の各検体の化学発光の発光量が同時
に検出され得るのである。検出が終ると昇降機構41に
より遮光室40が上昇し、また、プレス板49も上昇
し、そして、フィンガー45により保持されたチューブ
22、22、…は図示しない部材で下部を押されフィン
ガー45から離脱して落下して廃棄されるようになって
いる。
【0035】尚、上記検体検査装置は本発明のあくまで
一つの実施例に過ぎず、例えば1つのトレーに収納する
チューブの数は必ずしも10個である必要はなく、それ
以上でもそれ以下でも良い等の各種バリエーションがあ
り得る。勿論、各処理装置4、8、12、インキュベー
タ6、10、14の配置、トレー搬送機構1の間欠送り
周期、送りピッチ等は実施例どおりである必要はなく、
検査対象、検査内容、検査方法等により変り得るもので
ある。
【0036】
【発明の効果】本発明検体検査装置は、トレー供給手段
により供給されたチューブ収納トレーを搬送するトレー
搬送機構から一つのチューブ収納トレーを取り出し、一
定時間経過するとそれをトレー搬送機構の元の位置に戻
すトレー引出手段を設け、該トレー引出手段により引き
出されたチューブ収納トレー内の全チューブに対して一
斉に検査に必要な処理を施すようにしたことを特徴とす
るものである。従って、本発明検体検査装置によれば、
トレー搬送機構により搬送されているチューブ収納トレ
ーをトレー引出手段により引き出して該チューブ収納ト
レー内のチューブに対して一斉に処理することができ得
るので、チューブ収納トレーに収納するチューブ数を増
やすことによって検査効率の著しい向上を図ることがで
きる。また、引き出したトレー内のチューブに対して処
理を行うので複雑な処理も容易に為し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明検体検査装置の一つの実施例の装置全体
の概略を示す平面図である。
【図2】上記実施例のトレー搬送機構の斜視図である。
【図3】上記実施例のトレー供給手段の斜視図である。
【図4】上記実施例の処理装置の一例を示す断面図であ
る。
【図5】上記実施例の検査機構の斜視図である。
【図6】上記実施例のチューブ保持機構の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 トレー搬送機構 3、7、11 トレー引出手段 4、8、12 処理装置 15 検査機構 19 チューブ収納トレー 22 チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長岡 信夫 東京都府中市本町2丁目9番地の9 プレ シジョン・システム・サイエンス株式会社 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体を入れるチューブを複数個一列に整
    列した状態で収納するチューブ収納トレーを上記整列方
    向と交差する方向に搬送するトレー搬送機構と、 上記トレー搬送機構により搬送されているチューブ収納
    トレーを該トレー搬送機構から引き出し一定時間経過後
    元の位置に戻すトレー引出手段と、 上記各トレー引出手段により引き出されたチューブ収納
    トレー内の各チューブに対して検体の検査に必要な処理
    を行う処理装置と、 上記処理装置による処理を終えてトレー搬送機構により
    搬送されてきたチューブ収納トレーの各チューブ内の検
    体に対して検査を行う検査機構と、 を少なくとも備えたことを特徴とする検体検査装置
JP36090392A 1992-12-28 1992-12-28 検体検査装置 Pending JPH0712823A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06308133A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Precision Syst Sci Kk 検体検査装置
JP2006047061A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Sharp Corp アレルゲン検出測定方法及びアレルゲン検出測定装置

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JP2006047061A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Sharp Corp アレルゲン検出測定方法及びアレルゲン検出測定装置

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