JPH0712810Y2 - ゾーン形成空気調和装置 - Google Patents

ゾーン形成空気調和装置

Info

Publication number
JPH0712810Y2
JPH0712810Y2 JP1990031099U JP3109990U JPH0712810Y2 JP H0712810 Y2 JPH0712810 Y2 JP H0712810Y2 JP 1990031099 U JP1990031099 U JP 1990031099U JP 3109990 U JP3109990 U JP 3109990U JP H0712810 Y2 JPH0712810 Y2 JP H0712810Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
air conditioner
hose
forming air
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990031099U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03124123U (ja
Inventor
春信 水上
文男 近藤
博紀 濃添
眞 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1990031099U priority Critical patent/JPH0712810Y2/ja
Publication of JPH03124123U publication Critical patent/JPH03124123U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0712810Y2 publication Critical patent/JPH0712810Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はゾーン形成空気調和装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ゾーン形成空気調和装置は膜状噴流によって外部大気か
ら遮断されたゾーンを作り、そのゾーンの中を空気調和
して快適空間を作る装置である。以下に本件出願人の平
成1年特許願第217125号に係る装置の概要を述べる。
第5図は上記本件出願人の出願に係る装置の系統図であ
る。図において、1は傘状の案内面、1Aは同案内面を支
える支柱、2は同案内面の上部に取付けられた送風機、
3は同送風機によって送られ、前記案内面に沿って噴出
した空気によって形成された膜状噴流、4は同噴流によ
って囲まれたゾーン、5は同ゾーン内の下方に設けられ
た冷媒ガス用の熱交換器、6は同熱交換器の近傍に設け
られたファン、8は前記熱交換器5およびファン6等か
ら構成されるゾーン内空調機、7はテーブルである。以
上の符号1〜8を付した部分の総体がゾーン形成空気調
和装置Aである。9は前記ゾーンの外側に設けられた圧
縮機、10は絞り、11は空気熱交換器、12は室外ファン、
13は上記9〜12等からなるコンデンシングユニットであ
る。コンデンシングユニット13は前述のゾーン形成空気
調和装置を機能させるための付属装置Bである。14はゾ
ーン空調機8とコンデンシングユニット13とを接続する
銅配管である。ゾーン空調機8へは、コンデンシングユ
ニット13から冷媒ガスを循環させるようになっており、
低温ガスに対する耐久性を必要とするため、接続には銅
配管が用いられている。Mはゾーン4の中で作業する人
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
本出願人の出願に係る前記ゾーン形成空気調和装置にお
いては、そのゾーン内空調機8に備えられている熱交換
器5に冷媒ガスを直接循環させるようになっていた。そ
のため、付属装置であるコンデンシングユニットとの結
合には低温耐久性のある銅配管が用いられていた。銅配
管の接続は、その内部の冷媒ガスの洩れを防止するた
め、その接続部において、容易には取外しの出来ないよ
うな取付け方がなされていた。このため、前記ゾーン形
成空気調和装置は冷房用の付属装置であるコンデンシン
グユニットを備えた固定設備としてのみ用いられ、付属
装置を暖房用のものに取換えたり、また他の場所へ移動
して用いることは容易にはできなかった。
本考案は、前記の本件出願人の出願に係るゾーン形成空
気調和装置を、さらに使い易いように改良し、付属装置
から取外して冷房用の付属装置を暖房用の付属装置に付
け換えたり、他の場所へ移動することなどが容易に行い
うる機動性に富んだゾーン形成空気調和装置を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記課題を解決したものであって、次のような
ゾーン形成空気調和装置に関するものである。
(1)ゾーン内の空調を行うゾーン内空調機の熱交換器
に連なる入口管と出口管の各端部にホースコックを設
け、一対のホースの一端を上記各ホースコックに接続
し、他端を冷水供給装置又は温水供給装置に接続したこ
とを特徴とするゾーン形成空気調和装置。
(2)その下部に車輪を設けたことを特徴とする上記
(1)項に記載のゾーン形成空気調和装置。
〔作用〕
本考案のゾーン形成空気調和装置を運転する時は、ホー
スコックを開き、接続されているホースを介して冷水ま
たは温水を、同装置のゾーン内空調機の熱交換器に供給
し、循環させる。
冷水供給装置を温水供給装置に取換える場合、あるいは
その逆の取換えを行う場合にはホースコックを閉じ、同
ホースコックへのホースの接続部からホースを取外す。
ホース内には水が入っているだけであるから洩れても故
障はなく、容易に取外し取付けを行うことができる。
本装置の下部に車輪が設けてあるので、使用形態、使用
場所等に応じて装置を移動することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の第1実施例の系統図である。図におい
て5Xはゾーン内空調機8の一部をなす熱交換器である。
これは従来の装交換器5とは異って、その内部に水を流
すことを目的として作られているものである。
第2図は第1図のZ部の拡大図である。図において5aは
熱交換器5Xに連る入口ヘッダ、5bは同出口ヘッダ、16は
入口ヘッダ5aに連る固定配管の先端に取付けられている
入口ホースコック、15は出口ヘッダ5bに連る固定配管の
先端に取付けられている出口ホースコックである。
再び第1図にもどって、圧縮機9、絞り10、空気熱交換
器11、および室外ファン12よりなる部分は従来と同じコ
ンデンシングユニットを構成するものであるが、本実施
例においてはこのコンデンシングユニットを用いて水を
冷却するようにしている。20は同コンデンシングユニッ
トを利用した水冷却器、19は同冷却器で冷却された水を
循環させるための循環ポンプである。21は以上述べた符
号9〜12および符号19,20から構成される付属装置とし
てのチラーユニットである。17はチラーユニット21の水
の出口部に設けられた往管ホースコック、18は同ユニッ
トの水の入口部に設けられた還管ホースコックである。
第1図および第2図において、14Xは従来技術における
銅配管14の代りに水を循環させるために設けられた往復
のホースであり、合成ゴム等で作られたものである。前
述したように、熱交換器5Xが水を流すことを目的とした
ものであり、かつ付属装置のチラーユニット21において
冷水が作られているので、ゾーン形成空気調和装置Aと
その付属装置Bとの結合には、銅配管14を用いる必要が
なく、合成ゴム等で作られたホース14Xで十分役に立
つ。その両端は前述したホースコック15,16,17および18
に装着されて接続されている。このホースは、従来技術
における冷媒ガスが充満している銅配管とは異り、内部
は水であるから、ホースコックへの装着部において容易
に取付け取外しが可能である。
再び第2図において、8aはゾーン内空調機8の下部に設
けられた脚、8bは同脚の下端に設けられた移動用の車輪
である。前述のように、本実施例のゾーン形成空気調和
装置は、ホースコックの部分で容易に付属装置から切離
すことができるので、その後の利用形態や利用場所に応
じて装置を移動させるために上記の車輪が用いられる。
本実施例において以上述べたもの以外については従来技
術と同じであるから説明を省略する。
以上述べた装置において、運転時には、すべてのホース
コックを開状態にし、チラーユニット21で生成された冷
水をホース14Xを介してゾーン内空調機8へ循環させる
ことによって、噴流3によって形成されたゾーン4の内
部を冷房空調することができる。ゾーン内を暖房空調す
るために、冷房用のチラーユニットを暖房用の他の付属
装置と付け換える場合には、ホースコックを閉にし、ホ
ース装着部から取外す。
第3図は本考案の第2実施例の系統図である。本考案の
装置は前述のようにホースの取外しが容易であるため、
他の付属装置と組合せたり、ゾーン形成空気調和装置を
並列に並べて組合せることができる。図はそのような例
を示している。図において22は熱焼器、23は温水用熱交
換器であり、24はこれらのものと循環ポンプ19とから構
成される付属装置としての給湯器である。A,A′,A″は
いずれも第1図に示したものと同じゾーン形成空気調和
装置である。17,17′,17″は給湯器のホース接続部に設
けられた往管ホースコック、18,18′,18″は同様な位置
に設けられた還管ホースコックである。
本実施例は、3台のゾーン形成空気調和装置A,A′,A″
が1台の給湯器24に接続されて、それぞれのゾーンにお
いて暖房空調がなされていることを示している。これ
は、本実施例の装置は接続部の取外しが容易であるた
め、冷房と暖房の付属装置を付け換えたり、複数台のゾ
ーン形成空気調和装置を組合せたりすることが容易であ
るという例である。
第4図は本考案の第3実施例の系統図である。図におい
て、Aは第1図に示したものと同じゾーン形成空気調和
装置、25は地下水脈、26は排水口である。本実施例は循
環ポンプ19によって地下水脈25から地下水を汲み上げて
屋外に設置されたゾーン形成空気調和装置Aに送って冷
房し、その排水を排水口26へ流している例である。これ
は本装置がその接続部において取外しが容易であるため
に、付属装置を適切に組変えができ、また車輪が取付け
られているために屋外へ移動して使用できるという例を
示している。
〔考案の効果〕
本考案のゾーン形式空気調和装置においては、ゾーン内
空調機の熱交換器に連る入口管と出口管の各端部にホー
スコックを設け、冷水または温水を循環させるホースを
上記各ホースコックに接続し、また必要に応じて本装置
の下部に車輪を設けるので、冷水あるいは温水を供給す
る付属装置からの取外し、それらの装置の付け換え、あ
るいは、他の場所への移動を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の系統図、第2図は第1図
のZ部詳細図、第3図は本考案の第2実施例の系統図、
第4図は本考案の第3実施例の系統図、第5図は従来の
ゾーン形成空調機の系統図である。 1……案内面、1a……支柱、2……送風機、3……噴
流、4……ゾーン、5,5X……熱交換器、6……ファン、
7……テーブル、8……ゾーン内空調機、8a……脚、8b
……車輪、9……圧縮機、10……絞り、11……空気熱交
換器、12……室外ファン、13……コンデンシングユニッ
ト、14……銅配管、14X……ホース、15……出口ホース
コック、16……入口ホースコック、17……往管ホースコ
ック、18……還管ホースコック、19……循環ポンプ、20
……水冷却器、21……チラーユニット、22……熱焼器、
23……温水用熱交換器、24……給湯器、25……地下水
脈、26……排水口、A……ゾーン形成空気調和装置、B
……付属装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡部 眞 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゾーン内の空調を行うゾーン内空調機の熱
    交換器に連なる入口管と出口管の各端部にホースコック
    を設け、一対のホースの一端を上記各ホースコックに接
    続し、他端を冷水供給装置又は温水供給装置に接続した
    ことを特徴とするゾーン形成空気調和装置。
  2. 【請求項2】その下部に車輪を設けたことを特徴とする
    請求項(1)のゾーン形成空気調和装置。
JP1990031099U 1990-03-28 1990-03-28 ゾーン形成空気調和装置 Expired - Lifetime JPH0712810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990031099U JPH0712810Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ゾーン形成空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990031099U JPH0712810Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ゾーン形成空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03124123U JPH03124123U (ja) 1991-12-17
JPH0712810Y2 true JPH0712810Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=31533830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990031099U Expired - Lifetime JPH0712810Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ゾーン形成空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712810Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11294829A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Takenaka Komuten Co Ltd 温冷環境空間の分離方法
JP2009257652A (ja) * 2008-02-29 2009-11-05 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03124123U (ja) 1991-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6976524B2 (en) Apparatus for maximum work
US7878236B1 (en) Conserving energy in an HVAC system
CN1147685C (zh) 热泵式空调装置
EP1563229A1 (en) Air conditioning system and methods
KR100800328B1 (ko) 지하공기를 열원으로 이용한 히트펌프
JP2566736B2 (ja) ブルマイヤーヒートポンプ冷暖房装置
JPH0712810Y2 (ja) ゾーン形成空気調和装置
CN105605640A (zh) 制冷油烟机及具有其的集成电器
CN203869124U (zh) 用于油烟机的送风模块与油烟机
JP6818198B2 (ja) エネルギ効率が良いセントラル空調及びヒートポンプシステム
JPH11223359A (ja) 住宅用一体型空調機
KR950704656A (ko) 실내를 냉방 및 난방시키기 위한 방법 및 장치(method and arrangement for air-conditioning and heating room space)
CN203869125U (zh) 油烟机、用于油烟机的送风模块与热交换系统
CN107702372B (zh) 一种可实现制冷、制热、制热水功能的空气源热泵热水器
CN216281830U (zh) 一种空调系统
CN214791528U (zh) 一种空气调节装置
CN110030607A (zh) 一种烟气余热综合利用系统
JPH0688628A (ja) 空調・床暖房装置
JP3357827B2 (ja) 床暖房装置
CN207990946U (zh) 一种空调制冷节能装置
CN114738847A (zh) 一种空气调节装置
CN105091054A (zh) 油烟机、用于油烟机的送风模块与热交换系统
JP2023167933A (ja) ダクト構造及びそれを備えた空気調和装置
KR200213996Y1 (ko) 재생 복합 싸이클 냉난방 시스템
JPH0641141U (ja) Icテスタの排熱冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term