JPH071280U - 棚付き両面扉 - Google Patents
棚付き両面扉Info
- Publication number
- JPH071280U JPH071280U JP40205490U JP40205490U JPH071280U JP H071280 U JPH071280 U JP H071280U JP 40205490 U JP40205490 U JP 40205490U JP 40205490 U JP40205490 U JP 40205490U JP H071280 U JPH071280 U JP H071280U
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- JP
- Japan
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- door
- shelf
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 仕切用の従来の扉としてだけでなく、品物の
収納が可能な棚を持つ壁面となることもできる面を有
し、扉本体の両面を随時選択して使用できる棚付き両面
扉を提供する。 【構成】 扉本体1には少くとも一方の面には棚2を有
し、また一方の側辺の上下に突出した係合体4,5を有
し、扉本体1により塞ぐ開口部の上下には前記係合体
4,5が係合移動可能な断面を有するガイド7,8を備
え、該上下のガイド7,8に前記扉本体1の係合体4,
5を係合させて扉本体1を開閉・移動可能とした構成。
収納が可能な棚を持つ壁面となることもできる面を有
し、扉本体の両面を随時選択して使用できる棚付き両面
扉を提供する。 【構成】 扉本体1には少くとも一方の面には棚2を有
し、また一方の側辺の上下に突出した係合体4,5を有
し、扉本体1により塞ぐ開口部の上下には前記係合体
4,5が係合移動可能な断面を有するガイド7,8を備
え、該上下のガイド7,8に前記扉本体1の係合体4,
5を係合させて扉本体1を開閉・移動可能とした構成。
Description
【0001】
この考案は、家庭用品その他の小物一般用品を収納することのできる棚付き両 面扉に関するものである。
【0002】
従来、台所の食器、食料品等の収納棚、或は居間の物入れ等(以下収納部とい う)の扉は、単に部屋と仕切り収納部内を隠蔽する、或は塵埃・害虫・湿気等の 侵入を防ぐといった役割しかなく、単純な引戸あるいは開き戸式の扉となってい た。
【0003】 一方では、住居の便利性実用性とインテリア美観性が要望され、例えば主婦の 作業用具関係を纏めて家具ユニットとした構想が実公昭62−4196号公報に 開示されている。しかし収納といった面ではユニットとして計画的・合理的に集 合配置したに止まっていた。
【0004】 他の合理的な収納方法としては、実公昭60−31544号公報に引出自在な 引出体を化粧台の側に設け、この引出体に鏡を一定角度傾けて固定し使用できる よう収納した構成が示されている。
【0005】 その他の例としては、扉の内側に瓶等の収納棚を設けた冷蔵庫その他の収納容 器が広く知られている。
【0006】
しかしながら、上記従来のユニット式家具では比較的小形の収納スペースの組 合せが主眼となっており、扉の活用は美観以外には新規な構想はない。また、前 記公報の鏡の例は比較的広い面積を要する鏡を壁面以外の所要個所で使用でき、 かつ収納場所を確保するといった特別目的では効果を有するものの、台所の食器 、食料品等の収納棚、或は居間の物入れ等一般的な収納部の改善を目的としたも のでない。
【0007】 冷蔵庫等の扉の内側に瓶等の収納棚を設けた従来の例は、扉が片開きであり、 扉を開いたままでないと扉の棚の物が出し入れできず、不便であり、また狭い処 や部屋の隅角部では使用困難といった問題があった。
【0008】 この考案は、上記従来技術の問題点を解消するために成されたもので、仕切用 の従来の扉としてだけでなく、品物の収納が可能な棚を持つ壁面となることもで きる面を有し、扉本体の両面を随時選択して使用できる棚付き両面扉を提供する ことを目的とするものである。
【0009】
このため、この考案に係る棚付き両面扉は、少くとも一方の面には棚を有し一 方の側辺の上下に突出した係合体を有する扉本体と、扉本体により塞ぐ開口部の 上下に設け前記係合体が係合移動可能な断面を有するガイドとを備え、該上下の ガイドに前記扉本体の係合体を係合させて成ることを特徴とす構成によって、前 記の目的を達成しようとするものである。
【0010】
以上の構成により、扉本体の棚に物が収納でき、上下に突出した係合体を軸と して扉本体を開閉することができる。また扉本体の一方の側辺の上下に突出した 係合体を軸として扉本体を開閉することができる。また扉本体を開きながら、或 は開いてからガイドに沿って移動させ扉本体の他方の面を表にして閉じることが でき、扉本体の何れの面も表にして使用することができる。
【0011】
図1は、この考案の一実施例を示す正面図であり、同図を参照してこの発明に 係る棚付き両面扉の構成および効果を説明する。
【0012】 1は扉本体であり、この実施例では一方の面に複数の棚2が設けてあり、他方 の面は通常の扉同様の面となっているが、両面に棚を設けてもよい。3は開閉用 の把手である。そして一方の側辺近くの上下には係合体4および5が取付けてあ り、また他方の側辺近くの下には転球6が埋込んである。
【0013】 7は扉本体1が塞ぐ開口部の上部に設けたガイド、8は同下部に設けたガイド である。ガイド7には係合体4が、ガイド8には係合体5が係合しており、扉本 体1は係合体4および係合体5を軸として開閉でき、また係合体4および係合体 5はガイド7およびガイド8によって案内されて移動できる構成となっている。
【0014】 図2は、上記実施例の上部のガイド7および係合体4を示す要部断面図である 。係合体4は2個の小輪9と、2個の小輪9を連結する軸部に回動可能に一端を 嵌合した桿部10とよりなり、桿部10の他端は回動自在に扉本体1の上部に取 付けられている。ガイド7は係合体4の2個の小輪9を両側部に乗せ中央下部は 開いた断面形状をしており、扉本体1を釣支して開閉の軸となり、また扉本体1 を移動させることができる構造となっている。
【0015】 図3は、上記実施例の下部のガイド8および係合体5を示す断面図である。下 部のガイド8は断面がU字形をしてしており、その上端が取付け面の表面に一致 するように埋め込まれている。係合体5は垂直軸部11と、その下端で回動自在 な小輪12とよりなっており、小輪12がガイド8のU字形の溝に嵌り扉本体1 を開閉する軸となり、また扉本体1の下部をガイドして移動させることができる 構造となっている。
【0016】 図4は、上記実施例の扉本体1の下部に埋込んである転球6を示す断面図であ る。転球6は扉本体の下面に埋込まれている凹金具13に嵌って自由に転動可能 となっており、扉本体1の荷重を分担し、また扉本体1の開閉および移動の円滑 さを助長するものである。
【0017】 図5および図6は、上記実施例を台所のキッチンセット横の収納部の扉とした 例を示す斜視図である。図5は棚1のある側を表にして閉じた状態を、図6は棚 のない側を表にして閉じた状態を示している。
【0018】
以上説明したように、この考案によれば、扉本体の上下に突出した係合体を軸 として扉本体を開閉することができ、扉本体の棚に物が収納できるので収納容積 と収納区画数を増加させることができる。
【0019】 そして、扉本体を開きながら、或は開いてからガイドに沿って移動させ扉本体 の他方の面を表にして閉じることができ、扉本体の何れの面も随時選択して表に して使用することができるので、仕切用の従来の扉としてだけでなく、品物の収 納が可能な棚を持つ壁面を構成し、制限された空間も有効に活用することができ る。
【図1】 一実施例の正面図である。
【図2】 実施例の要部断面図である。
【図3】 実施例の要部断面図である。
【図4】 実施例の要部断面図である。
【図5】 実施例の使用状態の斜視図である。
【図6】 実施例の使用状態の斜視図である。
1 扉本体 2 棚 3 把手 4,5 係合体 6 転球 7,8 ガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 少くとも一方の面には棚を有し一方の側
辺の上下に突出した係合体を有する扉本体と、扉本体に
より塞ぐ開口部の上下に設け前記係合体が係合移動可能
な断面を有するガイドとを備え、該上下のガイドに前記
扉本体の係合体を係合させて成ることを特徴とする棚付
き両面扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402054U JP2500392Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 棚付き両面扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402054U JP2500392Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 棚付き両面扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071280U true JPH071280U (ja) | 1995-01-10 |
JP2500392Y2 JP2500392Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=18511862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990402054U Expired - Lifetime JP2500392Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 棚付き両面扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500392Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6449587U (ja) * | 1987-09-21 | 1989-03-28 | ||
JPH02115889U (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-17 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP1990402054U patent/JP2500392Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6449587U (ja) * | 1987-09-21 | 1989-03-28 | ||
JPH02115889U (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2500392Y2 (ja) | 1996-06-05 |
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