JPH07128097A - 記録計 - Google Patents

記録計

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JPH07128097A
JPH07128097A JP27630393A JP27630393A JPH07128097A JP H07128097 A JPH07128097 A JP H07128097A JP 27630393 A JP27630393 A JP 27630393A JP 27630393 A JP27630393 A JP 27630393A JP H07128097 A JPH07128097 A JP H07128097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
pen
recorder
detection sensor
potentiometer
Prior art date
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Pending
Application number
JP27630393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sasaki
弘 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP27630393A priority Critical patent/JPH07128097A/ja
Publication of JPH07128097A publication Critical patent/JPH07128097A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録用ペン1と連動しその位置を検出するセン
サとしてのポテンシオメータ4の抵抗値を読取りつつ、
パルスモータ5を介しペン1を測定入力信号01に対応
する位置へ移動させ記録する記録計で、記録精度を落と
さずに、回転角/抵抗値の線型精度の低い低コストのポ
テンシオメータを使用可能とする。 【構成】記録動作を行うまえに演算部03の位置検出セ
ンサ線型性補正手段03Aは制御部5,パルスモータ5
を介しペン1とポテンシオメータ4を駆動しつつ、メー
タ4の複数の回転角についてその抵抗値を読取り、抵抗
値/回転角テーブル04Aとして記憶部04に記憶す
る。記録動作時は補正手段3Aはポテンシオメータ4か
ら読取った抵抗値に対応するペン1の現在の正しい位置
をテーブル04Aを参照して確認しつつペン1を測定入
力信号01Aに対応する位置へ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録用のペンの位置
を検出するセンサの線型性を判定し、センサの線型性の
精度より高精度の記録を行う記録計に関する。なお以下
各図において同一符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図1は本発明の一実施例としての記録計
のシステム構成図、図2と図3は夫々本発明に関わる記
録計の要部の平面図と側面図であるが、以下これらの図
を流用して従来の技術を説明する。なお、図1において
従来は手段03A,04Aは設けられていない。
【0003】図2,図3において1は記録用ペン、2は
このペン1が走行する走行軸、3はペン1を走行軸2上
に前後方向に移動させるためのワイヤ、6はこのワイヤ
3を駆動するためのプーリ、4はペン1の位置を検出す
るセンサとしてのポテンシオメータ、7はポテンシオメ
ータ4の回転軸4aにプーリ6と一体に組付けられた大
歯車、5はパルスモータ、8はパルスモータ5の出力軸
5aに組付けられて大歯車7と噛合う小歯車である。パ
ルスモータ5の回転により歯車8,7及びプーリ6,ワ
イヤ3を介してペン1が走行軸2上を駆動され、同時に
ポテンシオメータ4が回転駆動される。
【0004】次に図1において01は記録対象となるア
ナログの測定入力信号、02はこの測定入力信号01を
デジタル値に変換するA/D変換部、03はA/D変換
部02の出力データとペン1の位置検出センサとしての
ポテンシオメータ4の抵抗値を読込み、測定入力信号0
1に対応する記録位置へペン1を駆動するために、パル
スモータ5に与へるべきパルス数等を演算する演算部で
CPU等からなる。04は演算部03に属する記憶部、
05は演算部03の出力指令に基づいてパルスモータ5
を駆動制御する制御部である。
【0005】ところで従来の記録計ではポテンシオメー
タ4の回転角θ(従ってペン1の走行軸2上の移動距
離)とその抵抗値Zとが正しく比例するものとして、ポ
テンシオメータ4から読取った抵抗値からペン1の現在
位置を判別し、ペン1を新たな記録位置へ移動するよう
にしている。つまり従来は位置検出センサ(ポテンシオ
メータ)4の線型性の精度と同じ精度の記録を行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の記
録計において記録精度は、位置検出センサの線型性の精
度と同じであるため、より高精度の記録を行うためには
線型性のより高精度の位置検出センサが必要となる。し
かし、より高精度の位置検出センサはより高価格なた
め、記録計がコスト高になるという問題がある。そこで
この発明は、より高精度の記録を、記録精度より低い精
度の位置検出センサで実現することができる記録計を提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1の記録計では、測定入力信号(01など)
の大きさに対応する(走行軸2上などの)位置へ記録用
ペン(1など)を移動させて記録を行う記録計であっ
て、記録用ペンを(演算部03,制御部05などを介
し)パルスモータ(5など)で、その入力パルス数に比
例した移動量分駆動し、記録用ペンの位置をセンサにて
検出する記録計において、記録動作に先立ち、(位置検
出センサ線型性補正手段03Aなどを用い)前記パルス
モータを介し基準位置から順次、所定のパルス数づつ記
録用ペンを移動させて、そのつど前記位置検出センサの
検出する位置データを読取り位置検出センサの線型性を
自己判定するようにする。
【0008】また請求項2の記録計では、測定入力信号
(01など)の大きさに対応する(走行軸上2上など
の)位置へ記録用ペン(1など)を移動させて記録を行
う記録計であって、記録用ペンを(演算部03,制御部
05などを介し)パルスモータ(5など)で、その入力
パルス数に比例した移動量分駆動し、記録用ペンの位置
をセンサにて検出する記録計において、記録動作に先立
ち、(位置検出センサ線型性補正手段03Aなどを用
い)前記パルスモータを介し基準位置から順次、所定の
パルス数づつ記録用ペンを移動させて、そのつど前記位
置検出センサの検出する位置データを読取ってデータテ
ーブル(抵抗値/回転角テーブル04Aなど)として記
憶し、記録動作時、(位置検出センサ線型性補正手段0
3Aなどを介し)前記位置検出センサから読取った位置
データと、前記データテーブルとを照合して記録用ペン
の現在の正しい位置を判別し、記録用ペンを測定入力信
号の大きさに対応する正しい位置へ移動させるようにす
る。
【0009】また請求項3の記録計では、請求項1また
は2に記載の記録計において、前記位置検出センサをポ
テンシオメータ(4など)とする。
【0010】
【作用】位置検出センサの抵抗データは、記録用ペン1
の移動量に対して直線的な変化をせず、ある精度内の誤
差を持った曲線となる。そこで本発明の記録計は記録動
作を介しする以前、もしくは電源投入時に、基準位置か
ら順次、一定のパルス数づつをパルスモータ5に与えて
記録用ペン1を移動させ、そのつど位置検出センサ4の
抵抗データを読取り、このようにして等間隔の複数のペ
ン1の位置について読取った抵抗データから位置検出セ
ンサの線型性を自己判定し,記録動作時には判定した位
置検出センサの線型性の誤差を補正して記録を行う。
【0011】換言すれば予め求めたポテンシオメータ4
の回転角θ対抵抗値Zの曲線のデータと現にポテンシオ
メータ4から読取った抵抗値とを照合してペン1の現在
の正しい位置を確認しつつペン1を移動して記録を行
う。
【0012】
【実施例】次に図1ないし図6に基づいて本発明の実施
例を説明する。図1において本発明では記憶部04内に
ポテンシオメータ4の抵抗値Zと回転角θとの関係を示
すテーブル04Aが設けられており、また演算部03内
にはその機能を分担する本発明に関わる手段としての位
置検出センサ線型性補正手段03Aが設けられている。
【0013】前述のように図2と図3は記録部の位置検
出センサにポテンシオメータを採用した記録計の記録部
と駆動部の平面図と側面図であり、記録用のペン1は位
置検出センサ(ポテンシオメータ)4を回転駆動するパ
ルスモータ4とワイヤ3及び歯車7,8で連動し、パル
スモータ5によって駆動され走行軸2上を移動し記録を
行う。位置検出センサのポテンシオメータ4はペン1と
連動して回転し、回転角度θを抵抗値Zに変換する。こ
のとき回転角θと抵抗値Zの関係は図4のような曲線と
なる。図4において破線AからのズレδZが誤差であ
り、ズレの最大点を通る一点鎖線B,B’と破線Aとの
ズレがポテンシオメータ4の精度である。仮に図4のよ
うな特性のポテンシオメータ4から読取った抵抗値Zが
従来のように回転角θに対し破線Aの関係にあるものと
してペン1の移動位置(従って回転角θ)を決定し記録
を行うと、例えばペン1を回転角θ1 に対応する位置へ
移動したとき、演算部03が予想したポテンシオメータ
4の抵抗値と、ここでポテンシオメータから読取った抵
抗値とにδZのズレを生じ、演算部03はこのズレδZ
を0にするようにペン1をポテンシオメータ4の回転角
θ2 に対応する位置まで移動するので、このときの移動
量θ1 −θ2 が記録誤差となる。このため記録精度はポ
テンシオメータの精度と同一となる。
【0014】本発明では図4のような特性のポテンシオ
メータ4に対して、演算部03の位置検出センサ線型性
補正手段03Aが記録動作を行う以前に予め図5のよう
に回転角度差が等間隔の複数の丸点で示される回転角θ
に対するポテンシオメータ4の出力抵抗値Zを読取って
抵抗値/回転角テーブル04Aとして記憶部04に格納
し、記録動作時にはポテンシオメータ4の抵抗値Zと回
転角θの関係が丸点を結ぶ折れ線Cカーブであるものと
して、ポテンシオメータ4から読取った抵抗値Zとテー
ブル04Aとを照合して、ペン1の正しい位置を確認し
つつ、ペン1を移動し記録を行う。このときの抵抗値Z
のズレδZは図5に示すように図4の場合より小さくな
るため、ポテンシオメータ4の精度より高い精度の記録
を実現できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば記録動作を行う以前に記
録計のペン1の位置検出用センサとしてのポテンシオメ
ータ4の、複数の回転角θに対応する抵抗値Zのデータ
を読取って抵抗値/回転角テーブル04Aとして記憶
し、記録動作時に現にポテンシオメータ4から読取った
抵抗値と前記のデータテーブル04Aとを照合してペン
1の正しい位置を求めるようにしたので、記録用ペン1
の位置検出センサ4の精度を高いものにすることなく、
高精度の記録を実現でき、センサ4を低価格におさえ、
記録計を低コスト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのシステム構成を示す
ブロック図
【図2】本発明に関わる記録計の記録部と駆動部の平面
【図3】図2に対応する側面図
【図4】ポテンシオメータの線型性のズレと従来の記録
誤差の説明図
【図5】ポテンシオメータの線型性のズレと本発明に基
づく記録誤差の説明図
【符号の説明】
01 測定入力信号 02 A/D変換部 03 演算部 03A 位置検出センサ線型性補正手段 04 記憶部 04A 抵抗値/回転角テーブル 05 制御部 1 ペン 2 走行軸 3 ワイヤ 4 ポテンシオメータ 5 パルスモータ 6 プーリ 7 大歯車 8 小歯車 Z 抵抗値 θ 回転角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定入力信号の大きさに対応する位置へ記
    録用ペンを移動させて記録を行う記録計であって、 記録用ペンをパルスモータで、その入力パルス数に比例
    した移動量分駆動し、記録用ペンの位置をセンサにて検
    出する記録計において、 記録動作に先立ち、前記パルスモータを介し基準位置か
    ら順次、所定のパルス数づつ記録用ペンを移動させて、
    そのつど前記位置検出センサの検出する位置データを読
    取り位置検出センサの線型性を自己判定することを特徴
    とする記録計。
  2. 【請求項2】測定入力の大きさに対応する位置へ記録用
    ペンを移動させて記録を行う記録計であって、 記録用ペンをパルスモータで、その入力パルス数に比例
    した移動量分駆動し、記録用ペンの位置をセンサにて検
    出する記録計において、 記録動作に先立ち、前記パルスモータを介し基準位置か
    ら順次、所定のパルス数づつ記録用ペンを移動させて、
    そのつど前記位置検出センサの検出する位置データを読
    取ってデータテーブルとして記憶し、 記録動作時、前記位置検出センサから読取った位置デー
    タと、前記データテーブルとを照合して記録用ペンの現
    在の正しい位置を判別し、記録用ペンを測定入力信号の
    大きさに対応する正しい位置へ移動させることを特徴と
    する記録計。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の記録計に
    おいて、前記位置検出センサをポテンシオメータとした
    ことを特徴とする記録計。
JP27630393A 1993-11-05 1993-11-05 記録計 Pending JPH07128097A (ja)

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JP27630393A JPH07128097A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 記録計

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JP27630393A JPH07128097A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 記録計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107727933A (zh) * 2017-10-27 2018-02-23 常州机电职业技术学院 旋转电位器线性度及总阻检测方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107727933A (zh) * 2017-10-27 2018-02-23 常州机电职业技术学院 旋转电位器线性度及总阻检测方法及装置
CN107727933B (zh) * 2017-10-27 2023-05-09 常州机电职业技术学院 旋转电位器线性度及总阻检测方法及装置

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