JPH07128035A - 水平位置検出装置 - Google Patents

水平位置検出装置

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JPH07128035A
JPH07128035A JP27149893A JP27149893A JPH07128035A JP H07128035 A JPH07128035 A JP H07128035A JP 27149893 A JP27149893 A JP 27149893A JP 27149893 A JP27149893 A JP 27149893A JP H07128035 A JPH07128035 A JP H07128035A
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JP
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light
photoelectric
intensity
substrate
wafer
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JP27149893A
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Yuji Imai
裕二 今井
Shinji Wakamoto
信二 若本
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Nikon Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出領域の反射特性が変化することによっ
て、光電検出器から出力される光電信号の強度(レベ
ル)が変化しても、所定の基準面に対する基板の傾きを
常に高精度に検出する。 【構成】 光源(11)から基板(3)上の所定の検出
領域に平行光束を照射し、その反射光を受光手段(2
0、30)に設けられた光電検出器(22)によって受
光する。光電検出器(22)からの光電信号に基づいて
予め定められた基準面に対する基板の傾きを検出する
際、調整手段(31、35)は検出領域の反射特性の変
化に対応して光電信号の強度の調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェハ等の基板
の表面を正確に所定の基準平面に合わせ込むために、基
準平面に対する基板表面の傾きを検出する水平位置検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、集積回路製造用の縮小投影型露
光装置における投影対物レンズには大きな開口数(N.
A.)を有する投影対物レンズが用いられており、許容焦
点深度が非常に小さい。このため、ウェハの露光領域
(ショット領域)を投影対物レンズの光軸に対して正確
な垂直位置に維持することが必要であり、このショット
領域の投影対物レンズの結像面(レチクルパターンの投
影結像面)に対する傾き(以下、「水平位置」と記す)
を検出するための水平位置検出装置が露光装置内に組み
込まれている。
【0003】従来、この種の装置は特開昭58−113
706号公報に開示されているように、被検物体である
ウェハ上の1つのショット領域内のほぼ全面に平行光束
を照射する。ウェハ表面で反射した光束は集光レンズに
よって集光され、4分割受光素子に入射する。反射光を
受光した4分割受光素子は、反射光の受光位置に応じた
検出信号を出力し、その検出信号に基づいてウェハ上の
ショット領域の水平位置を検出するものである。
【0004】また、通常1つのショット領域内には複数
個の回路パターン(ICチップ)が作られるため、例え
ばウェハの周縁部に位置してその一部が欠けたショット
領域であっても、当該ショット内に1つ以上のICチッ
プが欠けることなく存在していれば、この欠けショット
に対してもレチクルのパターンを重ね合わせ露光するこ
とがある。このとき、上記のような一部が欠けたショッ
ト領域の水平位置を検出するための技術が特開平1−1
64033号公報に開示されている。
【0005】これはウェハ上に平行光束を照射する照射
光学系内に、形状または大きさの異なる複数の視野絞り
を有するターレット板を設け、ショット領域内のICチ
ップが欠けることなく存在している領域のほぼ全面に平
行光束を照射するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の如
き従来技術において、ウェハの材質やウェハ上に塗布さ
れている下地(金属膜や絶縁膜等)の種類、及びその下
地の上に塗布されているレジストの種類等が変化して光
の反射率(ウェハの反射率)が変化すると、光電検出器
に入射する反射光の光強度(光量)が変化する。また、
光源としてコヒレンシーが比較的高い光を用いると、レ
ジストの表面で反射した光とレジストの下面(上述の下
地)で反射した光とが干渉しやすくなる。従って、レジ
ストの厚さが微小量変化しただけで光電検出器に入射す
る反射光の光強度が大きく変化してしまう。また、ショ
ット領域内に形成された回路パターンの構造によっても
光電検出器に入射する反射光の光強度が変化してしま
う。さらにウェハ上に照射する平行光束の照射領域の形
状、又は大きさが変化することにより、光電検出器に入
射する反射光の光強度が変化してしまう。
【0007】上述のように、ウェハの反射率、ショット
領域内に存在する回路パターンの構造、照射領域の形状
や大きさ等(以下、これらを総称して「反射特性」と記
す)が変化することによって、例えば光電検出器に入射
する光束の光強度が小さくなると、光電検出器から出力
される光電信号のS/N比が落ちて水平位置の検出結果
に誤差が生じてしまうという問題が生じる。
【0008】本発明は上記の如き問題に鑑み、ショット
領域の反射特性が変化することによって、光電検出器か
ら出力される光電信号の強度値(レベル)が変化して
も、所定の基準面に対する基板の傾きを常に高精度に検
出することができる水平位置検出装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ため本発明においては光源(11)からの光束を基板
(3)上の所定の検出領域(例えばショット領域の全面
もしくはその一部)に平行光束として投射する投光手段
(10)と、基板表面で反射した光を受光する光電検出
器(22)を有するとともに、光電検出器からの光電信
号(Va、Vb、Vc、Vd)に基づいて、反射光の受
光位置の変化に応じた検出信号を出力する受光手段(2
0、30)とを有し、上記検出信号に基づいて、予め定
められた基準面(19)に対する基板表面の傾きを検出
する水平位置検出装置において、検出領域の反射特性の
変化に対応して光電信号(Va、Vb、Vc、Vd)の
強度を調整する調整手段(31、35)を設けることと
した。
【0010】
【作用】本発明においては、ショット領域の反射特性の
変化によって光電検出器に入射する光束の光強度、すな
わち光電検出器からの光電信号の強度値(レベル)が変
化して、ウェハの水平位置検出の結果に誤差が生じてし
まうようなとき、調整手段によって検出誤差を生じない
程度にその光電信号のレベルを所定の許容範囲内に調整
する。従ってショット領域の反射特性が変化してもその
ショット領域の水平位置を正確に検出することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例による水平位置検
出装置の概略的な構成を示す図である。図1においてレ
チクル2とウェハ3は夫々投影対物レンズ1に関して共
役な位置に維持されており、レチクル2上のパターンが
不図示の照明光学系によって照明され、ウェハ3上に縮
小投影される。ウェハ3は支持装置34上によって保持
されており、支持装置34はティルティングステージ3
3上に配置されている。ティルティングステージ33は
ウェハ3の表面上におけるショット領域の傾きを補正す
るように、支持装置34を移動させる。これらのウェハ
3、支持装置34、ティルティングステージ33は、図
1の紙面に垂直な方向(XY方向)に移動可能なステー
ジ5上に設置されている。また、ステージ5の位置は干
渉計41によって計測されており、その座標値が主制御
系31に送られる。また、主制御系31にはウェハ3の
径、ウェハ3上のショット領域の配列マップ等のデータ
が予め設定されている。
【0012】次にウェハ表面の水平位置検出装置につい
て説明する。この水平位置検出装置は照射光学系10及
び集光光学系20から構成される。本実施例における水
平位置検出装置の基本構成は特開平1−164033号
公報と同一であり、詳しい説明はここでは省略する。照
射光学系10は光源(例えば発光ダイオード)11、コ
ンデンサーレンズ12、微小円形開口を有する視野絞り
13、ミラー14、第1リレーレンズ15、検出範囲
(ウェハ上に照射される光束の照射領域)を制限する視
野絞り16、第2リレーレンズ17及び照射対物レンズ
18からなる。
【0013】光源11からの光はコンデンサーレンズ1
2によって絞り13上に照射される。絞り13の開口を
通過した光は第1リレーレンズ15によって平行光束と
なり、ミラー14を介して視野絞り16に供給される。
この視野絞り16は図3に示すようにターレット板4上
に形状、大きさ、及び開口の位置等が異なる16個の視
野絞り(A1〜A16)が設けられている。視野絞り1
6を通過した光は第2リレーレンズ17及び照射対物レ
ンズ18を介してウェハ3上に平行光束として照射され
る。視野絞り16と結像面19とは第2リレーレンズ1
7及び照射対物レンズ18に関して共役な位置にある。
また、駆動手段44はターレット板4の中心を回転軸と
してターレット板4を回転させる。
【0014】集光光学系20は、受光対物レンズ21及
び光電検出器22とからなる。そして、照射光学系10
の光軸と集光光学系20の光軸とは投影対物レンズ1の
光軸に対して対称となっており、光電検出器22は、結
像面19の傾きとウェハ3の上面(表面)の傾きとが一
致したときに照射光学系10からの光束が光電検出器2
2の中心位置に集光されるような位置に予め設定されて
いる。
【0015】また、図2に示すように光電検出器22の
受光面は4つの受光領域(例えばフォトダイオード)2
2a、22b、22c、22dからなり、夫々の受光領
域はウェハ3からの反射光を受光すると、受光した反射
光の光強度(光量)に応じた電流を発生する。これらの
電流値を夫々ia、ib、ic、idとする。この4つ
の電流はオペアンプ23、24、25、26によって夫
々の電流値に応じた4つの光電信号となって信号処理装
置30に出力される。これらの光電信号の電圧値を夫々
Va、Vb、Vc、Vdとする。信号処理装置30は光
電検出器22からの光電信号に基づいて、夫々の電圧値
の総和(Va+Vb+Vc+Vd)、及び反射光束の受
光位置に対応する検出信号を主制御系31に出力する。
主制御系31は信号処理装置30からの検出信号に基づ
いて、駆動装置32と光源制御装置35に対して指令信
号を出力する。駆動装置32は主制御系32からの指令
信号を入力すると、ティルティングステージ33を駆動
してウェハ3の表面の傾きを調整する。また、光源制御
装置35は主制御系31からの指令信号を入力すると、
その指令信号に基づいて光源(発光ダイオード)11に
与えるドライブ電流の値を調整することによって、発光
強度を制御する。また、主制御系31は駆動装置32及
び光源制御装置35を制御する他、装置全体を統括制御
する。
【0016】次に、視野絞り16の切り換え及び水平位
置検出の動作について説明する。図4(a)はウェハ3
上のショット領域の配置の一例を示す模式図である。こ
の図4(a)において、S1〜S8はショット領域を示
し、各ショット領域内には図4(b)に示すように、例
えば4つのIC素子a、b、c、dが形成されるものと
する。
【0017】ここで、例えば水平位置検出すべきショッ
ト領域がS8のように、ウェハ3の周縁部によって欠け
ることなくウェハ3上に位置しているときには、主制御
系31はウェハ3上に照射する光束の照射領域を図4
(a)の斜線部分で示すようにショット領域全体に一致
するような正方形に設定する。すなわち、主制御系31
は駆動手段44を駆動して図3に示した視野絞りA1を
照射光学系10の光路中に配置する。
【0018】次に主制御系31は光源11から光束を照
射する。ウェハ3からの反射光を受光した光電検出器2
2は光電信号(電圧値)Va、Vb、Vc、Vdを信号
処理装置30に出力する。そして信号処理装置30はこ
の4つの電圧値の総和(Va+Vb+Vc+Vd)と、
光電検出器22の受光面上における反射光の受光位置
(反射光の光量分布の重心位置)に応じた検出信号とを
主制御系31に出力する。上記の電圧値の総和(Va+
Vb+Vc+Vd)は反射光の光量に対応する光電信号
のレベルである(以下この電圧値の総和(Va+Vb+
Vc+Vd)を、単に「光電信号のレベル」と記す)。
【0019】主制御系31は光電信号のレベル(Va+
Vb+Vc+Vd)を入力すると、予め設定されている
許容範囲内にそのレベルが入るように、光源制御装置3
5を介して光源11の発光強度を制御する。この許容範
囲としては、例えば水平位置検出に誤差が生じないよう
な光電信号のレベルの下限、及び上限を予め定めてお
き、常に安定した検出結果が得られるような範囲とす
る。
【0020】ここで、例えば上述の光電信号のレベルが
許容範囲の下限よりも低い値のとき、主制御系31は光
電信号のレベルが許容範囲内に入るように光源制御装置
35に指令信号を出力して、光源11の発光強度を上げ
る。そして、光電信号のレベルが許容範囲内に入ると、
主制御系31はウェハの水平位置検出に計算誤差が生じ
ないと判断し、そのときの光源11の発光強度を維持す
るとともに信号処理装置30からの検出信号(反射光の
受光位置に応じた検出信号)に基づいてショット領域S
8の水平位置(結像面19に対するショット領域S8の
傾き)を検出する。そして主制御系31は反射光の受光
位置が光電検出器22の中心位置に照射されるように、
すなわちショット領域S8が結像面19と一致するよう
に、駆動装置32を介してティルティングステージ33
の駆動を制御する。
【0021】また、光電信号のレベルが上述の許容範囲
内にある場合は、そのまま信号処理装置30からの検出
信号に基づいてショット領域S8の水平位置検出すると
ともに、ショット領域S8と結像面19とを一致させ
る。次に、ショット領域がウェハ3の周縁部に位置し、
ショット領域の一部が欠けてしまっている場合、すなわ
ち、ショット領域が例えば図4(a)のS1又はS2の
位置にある場合、IC素子全体が形成されるのは図4
(b)に示すb及びcの素子である。従って、水平位置
の検出領域もこのIC素子全体が形成されている領域に
ほぼ一致するような形状に設定すればよい。この場合に
は、主制御系31は駆動手段44を駆動して図3におけ
る視野絞りA5を照射光学系10の光路中に配置する。
【0022】次に主制御系31は光源11から光束を照
射する。このとき、光電検出器22上に入射する光束の
光量は、基準となる大きさの視野絞り(視野絞りA1)
が選択されたときの約半分となってしまう。従って光電
検出器22から出力される光電信号のレベルが上述の許
容範囲からはずれている可能性が高い。しかし、主制御
系31は上述した光源11の制御と同様に、光電信号の
レベルが上述の許容範囲内に入るように、光源制御装置
35を介して光源11の発光強度を制御する。そして、
光電信号のレベルが許容範囲内に入ると、そのときの光
源11の発光強度を維持するとともに、信号処理装置3
0からの検出信号に基づいて各ショット領域を結像面1
9と一致させる。
【0023】同様に、水平位置検出すべきショット領域
がS4、又はS5の位置の場合には、主制御系31は図
3に示す視野絞りA2を照射光学系10の光路中に配置
する。このときも先の光源11の制御と同様の制御を行
って水平位置検出を行う。なお、ショット領域がS3、
S6、S7の位置にある場合には、ICチップa、b、
c、dはいずれもウェハ3の周縁部によって欠けてしま
うので、水平位置検出操作は省略される。
【0024】このように、光源11の制御は各ショット
領域ごとに行ってもよいが、例えばショット領域S8の
ように全体がウェハ3上に位置しているショット領域に
ついては、最初に制御したときの光源11の発光強度を
主制御系31が記憶しておき、全体がウェハ3上に位置
している他のショット領域の水平位置を検出するとき
は、その発光強度によって水平位置検出を行うようにし
ても良い。また、1つのロット内の複数のウェハにおい
ては、1枚目のウェハでの各ショット領域と光源11の
発光強度とを対応付けて記憶しておき、2枚目以降は各
ショット領域に対して記憶した発光強度で水平位置検出
を行うようにしても良い。
【0025】上述のような構成及び動作によって、ウェ
ハ上の複数の検出領域において反射特性(ウェハの反射
率や照射領域の大きさ等)が変化しても、光電検出器に
入射する反射光の光強度(光量)に対応する光電信号の
レベルが常に所定の許容範囲内にあるため、各検出領域
の水平位置を検出の際、検出誤差が生じなくなる。本実
施例において、主制御系31は実際に光電検出器22に
光束が入射したときの、光電検出器22からの光電信号
のレベルに基づいて光源11の発光強度を制御している
が、予めウェハ上の各検出領域の反射特性を計測してお
き、照射領域の大きさ(面積)に対応づけて光電信号の
レベルを予測し、そのレベルが所定の許容範囲内に入る
ように予め光源11の発光強度を調整して水平位置検出
を行うようにしてもよい。
【0026】また本実施例においては、光電検出器22
に入射する光束の光量を可変とするために、光源11か
ら発光する光束の発光強度を可変としたが、照射光学系
10(集光光学系20でもよい)の光路中に、例えば液
晶表示素子やエレクトロミック素子等を配置し、それら
に与える電圧値を主制御系31によって制御して光の透
過率を変更し、透過光量を変更するようにしても良い。
また、透過率の異なるNDフィルターを変更可能に照射
光学系の光路中に配置するような機構を設け、主制御系
によって所望の透過率のNDフィルターを選択し、透過
光量を変更するようにしても良い。
【0027】また、本実施例のように光源制御装置35
によって光電検出器22に入射する光束の光量を調整す
るのではなく、光電検出器からの光電信号を調整しても
よい。即ち、光電検出器22からの電流値ia、ib、
ic、idを電圧値Va、Vb、Vc、Vdにする際の
ゲイン(増幅率)を可変にしても良い。図2に示すよう
に、光電検出器22から出力される電流値はオペアンプ
23、24、25、26によって電圧値Va、Vb、V
c、Vdとなって信号処理装置31に出力される。この
ときのゲインは夫々のオペアンプに接続された抵抗の抵
抗値R1 により決まる。この抵抗を可変抵抗として、主
制御系31によってその抵抗値を制御することにより、
光電信号のレベル(Va+Vb+Vc+Vd)を所定の
許容範囲内に入れることができ、本実施例と同様の効果
を得ることができる。また、4つの抵抗を可変抵抗にす
るのではなく、スイッチ等によって抵抗を切り換えて、
所望の抵抗値を選択できるようにしてもよい。さらに、
このようなオペアンプのゲインの調整と、光源11の発
光量の調整とを組み合わせて、光電検出器からの光電信
号の強度を調整するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板の反
射率が各基板によって異なっているときや、基板上に照
射する光束の照射領域を変更しても、光電検出器から出
力される光電信号の強度が常に所定の許容範囲内にある
ため、所定の基準面に対する基板の傾きを常に高精度に
検出することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による水平位置検出装置の概
略的な構成を示す図である。
【図2】光電検出器22から出力される光電信号を説明
する回路図である。
【図3】視野絞り16を示す平面図である。
【図4】図4(a)ウェハとショット領域の配置の一例
を示す模式図、図4(b)は1つのショット領域におけ
るICの領域を示す図である。
【符号の説明】
3・・・ウェハ 10・・・照射光学系 16・・・視野絞り 20・・・集光光学系 22・・・光電検出器 23、24、25、26・・・オペアンプ 30・・・信号処理装置 31・・・主制御系 32、44・・・駆動装置 35・・・光源制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光束を基板上の所定の検出領
    域に平行光束として投射する投光手段と、 前記基板表面で反射した光を受光する光電検出器を有す
    るとともに、前記光電検出器からの光電信号に基づい
    て、前記反射光の受光位置の変化に応じた検出信号を出
    力する受光手段とを有し、 前記検出信号に基づいて、予め定められた基準面に対す
    る前記基板表面の傾きを検出する水平位置検出装置にお
    いて、 前記検出領域の反射特性の変化に対応して前記光電信号
    の強度を調整する調整手段を備えたことを特徴とする水
    平位置検出手段。
  2. 【請求項2】 前記投光手段は、前記基板上における前
    記平行光束の照射領域の形状、又は大きさを変更するた
    めの視野絞りを有し、 前記調整手段は、該視野絞りによって前記照射領域の形
    状又は大きさにが変更されるたびに、前記光電信号の強
    度を調整することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記調整手段は、前記基板表面、又は前
    記光電検出器に入射する光の強度を可変とする光強度可
    変手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 前記光強度可変手段は、前記光源から射
    出される光束の光強度を制御する光源制御手段と、前記
    投光手段、又は前記受光手段中に配置され、前記光束に
    対する透過率を変更可能な光学部材との少なくとも一方
    を有することを特徴とする請求項3に記載の装置。
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