JPH07125764A - 保存防湿シート - Google Patents

保存防湿シート

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JPH07125764A
JPH07125764A JP29150493A JP29150493A JPH07125764A JP H07125764 A JPH07125764 A JP H07125764A JP 29150493 A JP29150493 A JP 29150493A JP 29150493 A JP29150493 A JP 29150493A JP H07125764 A JPH07125764 A JP H07125764A
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JP
Japan
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moisture
permeability
film
storage
sheet
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JP29150493A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Fujisaki
康彦 藤崎
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 透湿度10g/m2 ・24hr以下、透光率60
%以下、酸素透過度10cc/m2・24hr・atm以下、炭酸
ガス透過度10cc/m2・24hr・atm以下の複合フイルム
11の内面側に、吸湿性部材12を着設した。 【効果】 包装の手間がかからない上に、食品、化成
品、薬品等の保管、保存、輸送の際に、多湿結露が原因
で起きる変質、及び、精密機械・機器等の保管、保存、
輸送中に起きる故障・変調を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は保存防湿シートに関し、詳細に
は、食品、精密機械・機器、化成品、薬品、トイレタリ
ー商品等の湿気を嫌うものの、保管、保存、輸送の際
に、包装材として利用する、保存防湿シートに関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】食品、精密機械・機器、化成品、薬品、ト
イレタリー商品等の湿気を嫌う商品の保管、保存、輸送
の際には、下記のような種々の問題が発生する。
【0005】例えば、商品の保管、保存の際には、保存
している場所の温度とその周囲の温度に差が生じると、
水蒸気が暖かい部分から低温部分に移動する。
【0006】その結果、相対湿度が大幅に上昇してかび
の発生に好適な条件となり、場合によっては、結露して
水滴が生じる。
【0007】また、暖かい湿った空気が対流によって低
温の貯蔵庫の中へ移動し、食品の場合にはその水分が増
加する場合もある。
【0008】それらの原因となる温度差は、気温の日変
化あるいは季節変化によって生じるため、ほとんどの場
合に避けることができない。
【0009】一方、商品の輸送の際には、気候の異なる
地域の間で食品、精密機械等の輸送を適切に行おうとす
る場合に、長距離で長期間を要する船舶輸送の場合に
は、気温,湿度の変化により、高湿度状態になる場合が
あり、この結果、船倉内部の相対湿度が高くなり、かび
の発生には最適な条件となるばかりではなく、結露を生
じ、輸送しているものに落下するおそれがある。
【0010】上記したような、商品の保管、保存、輸送
の際における多湿、特に結露の問題を解決するために、
外気中の湿気の内面への透過制御と内面の湿気制御とを
同時に行うことが必要となる。
【0011】従って、従来、食品、精密機械・機器、化
成品、薬品、トイレタリー商品等の湿気を嫌う商品の保
管、保存、輸送の際には、ポリエチレンフイルム、ポリ
プロピレンフイルム等の透湿性が低い合成樹脂フイル
ム、吸湿性がよい厚紙、不織布や吸水性樹脂が混入され
たシート等が、包装材として使用されており、これら
は、単独で或いは組み合わせて使用されていた。
【0012】例えば、大量の商品や、容積が大きい商品
の保管、保存、輸送の際には、気密性を保つことが困難
であり、湿気は温度より移動しやすく簡単に包装材内部
に侵入するので、その吸湿のために吸湿性がよい厚紙、
不織布や吸水性樹脂が混入されたシート等により、商品
を包装したり、乾燥剤をさらに混入し、その上から防湿
性が高いポリエチレンフイルム等で包装していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】大量の商品や、容積が大きい商品の保管、
保存、輸送の際には、湿気に関し吸湿と防湿とを1枚で
提供できる資材がないために、吸湿性がよいシート等で
商品を包装し、その上から透湿性が低いポリエチレンフ
イルム等で包装していたが、包装の手間がかかる上に、
それでも不十分の場合があり、食品、化成品、薬品等の
保管、保存、輸送の際に商品が変質したり、精密機械・
機器等の保管、保存、輸送の際に商品が故障・変調する
ことがあった。
【0015】従って、包装の手間がかからない上に、食
品、化成品、薬品等の保管、保存、輸送の際に、多湿結
露が原因で起きる変質、及び、精密機械・機器等の保
管、保存、輸送中に起きる故障・変調を防止することが
できるようなシートが望まれていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】
【0017】本発明の課題を解決するための手段は、下
記のとおりである。
【0018】第1に、透湿度10g/m2 ・24hr以下の
合成樹脂フイルムの内面に、吸湿性部材を着設したこと
を特徴とする、保存防湿シート。
【0019】この第1の保存防湿シートは、保存場所に
日射が侵入することがなく、温度変動が少ない場所で使
用するのに適している。合成樹脂フイルムが外気の湿度
侵入を防止し、内面の吸湿性部材が、外気の湿度吸収に
とらわらずに、内面の湿度調節のみに専念するので、シ
ート内部が高湿とならない。
【0020】第2に、透湿度10g/m2・24hr以下、
酸素透過度10cc/m2・24hr・atm以下、炭酸ガス透過
度10cc/m2・24hr・atm以下の合成樹脂フイルムの内
面に、吸湿性部材を着設したことを特徴とする、保存防
湿シート。
【0021】この第2の保存防湿シートは、高いガスバ
リヤー性が付与されているため、悪臭、異臭の恐れがあ
る場所での使用に適し、防湿・吸湿効果以外に外気の異
臭の着臭防止効果を合わせ持つ。
【0022】第3に、合成樹脂フイルムの透光率が60
%以下である上記第1〜第2の何れか一つに記載の保存
防湿シート。
【0023】この第3の保存防湿シートは透光率が低
く、日射を遮断するため内部の温度上昇がなく、温度が
高いことによる食品等の変質を防止する効果を上記第1
または第2のシートに付与できる。即ち、第1の保存防
湿シートの場合には、外気の内部への湿気侵入防止効
果、内面空間の吸湿効果以外に内部の温度上昇防止効果
を合わせ持つ。第2の保存防湿シートの場合には、外気
の内部への湿気侵入防止効果、内面空間の吸湿効果以外
に内部の温度上昇防止効果を合わせ持つ。
【0024】3種類の合成樹脂フイルムについて詳細に
説明する。第1の保存防湿シートの合成樹脂フイルムは
透湿度10g/m2 ・24hr以下である。この条件に該当
するフイルムとしては、フイルムの厚さにも拠るが、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、可塑剤を含まないポリ塩
化ビニル等の合成樹脂の単独重合体又はこれらの重合体
を構成する単量体を成分とする共重合体があげられる。
そして、これら合成樹脂の1種を用いて製造した単一フ
イルムや、又は2種以上の合成樹脂により製造された複
合フイルムを使用することができる。セルロース系樹
脂,ポリスチレン,ポリビニルアルコール,可塑剤を含
むポリ塩化ビニルなどは透湿度が大きいため使用できな
い。
【0025】第2の保存防湿シートの合成樹脂フイルム
は、透湿度10g/m2・24hr以下、酸素透過度10cc
/m2・24hr・atm以下、炭酸ガス透過度10cc/m2・2
4hr・atm以下である。この場合、ガスバリヤー性樹脂を
使用する。塩化ビニリデン、エチレンとビニルアルコー
ルの共重合物、ポリアクリロニトリル、結晶性脂肪族ナ
イロン、非結晶性ナイロン等がある。これらのフイルム
の実例としてはエチレン・ポリビニルアルコールフイル
ムとしてエバールフイルム(クラレ(株)製)等を用いる
ことができる。さらにはポリビニリデンクロライドフイ
ルムの実例としてはサランフイルム(昭和電工(株)製)
等を用いることができる。これらの合成樹脂の1種を用
いて製造した単一フイルムや、又は2種以上の合成樹脂
により製造された複合フイルムを使用することができ
る。2種以上の合成樹脂による複合フイルムは、例えば
上記のポリビニルアルコール系フイルムにポリエチレ
ン、ポリプロピレンフイルム等を複層化したり、ガスバ
リヤー性が高いアルミハクにポリエチレン、ポリプロピ
レンフイルム等を複層化したものを使用することができ
る。なお、第1および第2の保存防湿シートの合成樹脂
フイルムに必要に応じて他の添加剤、例えば酸化防止
剤、耐光安定剤、滑剤を用いて良いことは当然である。
【0026】第3の保存防湿シートの合成樹脂フイルム
は透光率が60%以下である以外は、第1および第2の
保存防湿シートの合成樹脂フイルムと同じである。透光
率を60%以下にするために本発明に係る合成樹脂フイ
ルムに練込、塗布、蒸着してカーボンブラック、チタン
ホワイト、アルミハク粉末その他の着色剤を用いること
ができる。しかしながら、熱帯、亜熱帯地方や九州、沖
縄等のように気温が高い場所で使用する場合には、透光
率を60%以下にする以外に日射吸収率を60%以下に
することが好ましい。日射吸収率を60%以下にするに
は、合成樹脂フイルムに、例えば、明度7以下の着色剤
を、練込み、塗布、蒸着する他にアルミ箔を蒸着した
り、アルミ粉末を練り込んで、日射を反射させる。日射
吸収率を60%以下にすると断熱効果が大きくなるの
で、さらに温度上昇を抑制することができ、温度上昇に
よる食品等の変質も防止できる。
【0027】また、上記の単一フイルムや複合フイルム
は、例えばサリチル酸エステル系、ベンゾトリアゾール
系、ニッケル錯塩系等の紫外線吸収剤或いは紫外線領域
に吸収を有する顔料、染料などを1種又は2種以上混合
して製造することで、紫外線の透過をほぼ完全に阻止す
ることができる。
【0028】吸湿性部材は、透湿性フイルムによって粉
末状の吸水性樹脂や吸湿剤を保持することで形成できる
他、吸湿性繊維によっても形成できる。
【0029】透湿性フイルムによって粉末状の吸水性樹
脂や吸湿剤を保持するには、吸湿性部材を合成樹脂フイ
ルムと透湿性フイルムとの間に挟み、接着剤や各種ラミ
ネート方法によって付着させる。
【0030】ラミネート加工方法としては、吸湿機能を
有する粉体の能力劣化を防止するために、溶剤を使用し
ない無溶剤型のラミネート法が好ましい。
【0031】すなわち、無溶剤型ドライラミネーショ
ン、ホットメルトラミネーション、押出ラミネーション
が好ましい。
【0032】あるいは、熱接着性繊維であるSWP(商
品名)、EA(商品名)、メルテイ(商品名)など及び
/またはホットメルトパウダーなどをガス調節機能を有
する粉体と混合して合成樹脂フイルムと通気性フイルム
の間に挟み込み、オーブンで加熱し、さらにプレスする
ことによって両フイルムを接着することもできる。
【0033】透湿性フイルムは、合成樹脂、不織布、
布、紙などで形成できる。
【0034】該透湿性フイルムの透湿度は、湿気の透過
を妨げないように100g/m2 ・24hr以上である必要
があり、不織布、布、紙においては、その製造工程にお
いて透湿度を調整できる。
【0035】合成樹脂フイルムにおいては、フイルムに
ピンホール等を開けて通気性を調整できる。
【0036】透湿性フイルムにより保持するものとして
は、吸水性樹脂や吸湿剤の他にも、防黴剤、親水性繊維
等を混合して保持することもできる。
【0037】透湿性フイルムにより保持される吸水性樹
脂とは、分子内に多量の親水性基を持ち、自重の30〜
1000倍もの水分を吸収し、それを保持し、且つ、条
件によってはその水分を放出する性質を持つ高分子物質
をいう。
【0038】このような吸水性樹脂には、澱粉系、セル
ロース系、合成ポリマー系があるが、吸湿、放湿の可逆
性が優れている合成ポリマー系が好ましい。
【0039】また、吸湿剤としては、塩化カルシウム或
いはシリカゲル等の無機物を用いることができる。
【0040】吸水性繊維は、粉末状の吸水性樹脂とは異
なり、吸水性樹脂の持つ機能を有した繊維で、例えば、
超吸水加工した外層とアクリル繊維の内層を持つランシ
ール(商品名)などがある。
【0041】なお、合成樹脂フイルムの透湿度が10g
/m2 ・24hr(JISZ0208により90%RHでの
測定値)より大きい場合には、長期間、例えば、3箇月
の不順天候時に合成樹脂フイルムを通して内面の湿度が
50%である場合には400g/m2 [10g/m2
24hr×90日×(90%−50%)/90%]の水分が
浸透し、内側に吸湿性部材があるにしても、その能力に
はるかに及ばないので、好ましくない。
【0042】すなわち、吸湿性部材は、外気から内側に
浸透した水分の吸収にその能力の大半を費やすので、内
部の湿気を吸収できなくなる。
【0043】ここで、内部の湿気を吸収するために、吸
湿性部材の量を著しく増大したとしても、吸湿性部材を
有する保存防湿シートの重量がかなり重くなるので、取
り扱いやシートの再乾燥に長時間を要し、実用的でな
い。
【0044】
【作用】
【0045】本発明の保存防湿シートは、穀物等の保
管、保存、輸送に使用する場合には、その上部全体に被
覆する。
【0046】また、本発明の保存防湿シートを、精密機
械、食品、その他商品の保管、保存、輸送に使用する場
合には、その周囲を囲むようにする。
【0047】本発明の保存防湿シートは、透湿度が10
g/m2 ・24hr以下なので、外気中の湿気の内部への侵
入を防止することができる。
【0048】また、本発明の保存防湿シートは、温度勾
配や暖かい湿った空気が対流によって低温の保存庫等の
中へシートの隙間等から侵入した場合でも、侵入した湿
気を内部の余分な水分と共に、内面側の吸湿性部材で吸
収することができる。
【0049】そのため、保存・輸送の際に、保存防湿シ
ート内部の相対湿度を一定以下に保つことができ、結露
・湿度上昇による商品の変質・黴の発生、精密機械等の
変調・故障を防止することができる。
【0050】また、酸素透過度が10cc/m2 ・24hr・
atm 以下で、炭酸ガス透過度が10cc/m2 ・24hr・at
m 以下のものは、非常にガスバリヤー性が高く、保存環
境に悪臭の恐れがある場合には臭いの侵入を防止するこ
とができる。
【0051】さらに、透光率60%以下である保存防湿
シートで、例えば、生鮮食品等を保存すれば、直射また
は散乱日射による日射熱量による保存防湿シート内部の
温度上昇を防止し、日光中の主に紫外線による影響も防
止することができる。
【0052】
【実施例1】
【0053】図1は、本発明の保存防湿シートの実施例
1の断面図である。
【0054】実施例1の保存防湿シート10は、複合フ
イルム11の内面側に、吸湿性部材12を、押出しラミ
ネート法によってポリエチレン13で付着したものであ
る。
【0055】該保存防湿シート10は、透光率が10
%、透湿度が0g/m2 ・24hr、酸素透過度が0.5cc
/m2 ・24hr・atm 、炭酸ガス透過度が0.2cc/m2
・24hr・atm である。
【0056】なお、透湿度はJISZ0208に規定さ
れた方法により、酸素透過度・炭酸ガス透過度はJIS
K7126に規定された方法により測定した。
【0057】また、透湿度は40℃,90%RHの測定
値であり、酸素透過度・炭酸ガス透過度は23℃,1気
圧,0%RHの測定値である。
【0058】なお、以下の同測定値も同一方法・同一条
件で測定した。
【0059】複合フイルム11は、アルミハク粉末を3
%練り込んだ20μの線状低密度ポリエチレンフイルム
11aと、12μのEVOH(エチレン・ビニルアルコ
ール共重合体)フイルム11bと、20μの低密度ポリ
エチレンフイルム11cとの三層からなる。
【0060】吸湿性部材12は、粉末状の吸水性樹脂1
2aや塩化カルシウムによる吸湿剤12bを保持したセ
ルロースパルプ乾式不織布による透湿性フイルム12c
から構成されている。
【0061】
【実施例2】
【0062】図2は、本発明の保存防湿シートの実施例
2の断面図である。
【0063】実施例2の保存防湿シート20は、複合フ
イルム21の内面側に、吸湿性部材22を、押出しラミ
ネート法によってポリエチレン23で付着したものであ
る。
【0064】該保存防湿シート20は、透光率が0%、
透湿度が1g/m2 ・24hr以下、酸素透過度が1.3cc
/m2 ・24hr・atm 、炭酸ガス透過度が2.6cc/m2
・24hr・atm である。
【0065】複合フイルム21は、20μの低密度ポリ
エチレンフイルム21aと、9μのアルミハク21b
と、20μの低密度ポリエチレンフイルム21cとの三
層からなる。
【0066】吸湿性部材22は、吸水性樹脂22aや吸
湿剤22bを保持したポリプロピレン製スパンボンド不
織布による透湿性フイルム22cから構成されている。
【0067】透湿性フイルム22cにより吸水性樹脂2
2aや吸湿剤22bを保持するには、上下に配置したポ
リプロピレン製スパンボンド不織布の間に、吸水性樹脂
22aや吸湿剤22bを挟みながら、エンボスロールに
よる熱接着で上下のポリプロピレン製スパンボンド不織
布を一部溶かすことで行う。
【0068】吸水性樹脂22aは、スミカゲルS−50
(商品名)であり、70g/m2 含有されている。
【0069】吸湿剤22bは、塩化カルシウムであり、
30g/m2 含有されている。
【0070】
【実施例3】
【0071】図3は、本発明の保存防湿シートの実施例
3の断面図である。
【0072】実施例3の保存防湿シート30は、複合フ
イルム31の内面側に、吸湿性部材32を、ポリエチレ
ンを延伸することで得た繊維を織ってシート状にしたポ
リエチレンシート33によって付着したものである。
【0073】該保存防湿シート30は、透光率が70
%、透湿度が2.8g/m2 ・24hr、酸素透過度が4.
2cc/m2 ・24hr・atm、炭酸ガス透過度が8.1cc/
2 ・24hr・atm である。
【0074】なお、ポリエチレンシート33の透湿度は
1000g/m2 ・24hrである。
【0075】複合フイルム31は、20μの低密度ポリ
エチレンフイルム31aと、15μのポリビニリデンク
ロライドフイルム31bと、20μの低密度ポリエチレ
ンフイルム31cとの三層からなる。
【0076】吸湿性部材32は、粉末状の吸水性樹脂3
2aの他に、乾式解繊したセルロースパルプ32b、フ
ローパック(商品名)によるパウダー状接着剤32c、
サイブイゾール400(商品名)による防かび剤32d
を保持したものである。
【0077】吸湿性部材32に、吸水性樹脂32a、セ
ルロースパルプ32b、パウダー状接着剤32c、防か
び剤32dを保持するには、複合フイルム31とポリエ
チレンシート33との間に、吸水性樹脂32a、セルロ
ースパルプ32b、パウダー状接着剤32c、防かび剤
32dの他に、SWP(商品名)による熱粘着性繊維3
2eを混合したものを挟み、内部の空気を吸引した後に
オーブンで加熱し、プレスして、複合フイルム31とポ
リエチレンシート33とを接着することで行う。
【0078】吸水性樹脂32aは、アクアキープ(商品
名)であり、90g/m2 含有されている。
【0079】なお、熱接着性繊維としては、SWP(商
品名)の他に、EA(商品名)やメルティ(商品名)等
を用いることができる。
【0080】
【実施例4】
【0081】図4は、本発明の保存防湿シートの実施例
4の断面図である。
【0082】実施例4の保存防湿シート40は、複合フ
イルム41の内面側に、吸湿性部材42を、押出しラミ
ネート法によってポリエチレン43で付着したものであ
る。
【0083】該保存防湿シート40は、透光率が10
%、透湿度が1g/m2 ・24hr、酸素透過度が0.1cc
/m2 ・24hr・atm 、炭酸ガス透過度が1cc/m2 ・24
hr・atm である。
【0084】複合フイルム41は、カーボンブラックを
3.5%練込んだ20μの線状低密度ポリエチレンフイ
ルム41aと、12μのEVOH(エチレン・ビニルア
ルコール共重合体)フイルム41bと、20μの低密度
ポリエチレンフイルム41cとの三層からなる。
【0085】吸湿性部材42は、ランシールF(商品
名)による吸水性繊維である。
【0086】
【実施例5】
【0087】図5は、本発明の保存防湿シートの実施例
5の断面図である。
【0088】実施例5の保存防湿シート50は、低密度
ポリエチレンフイルム51の内面に、ポリプロピレン製
スパンボンド不織布52とポリプロピレン製スパンボン
ド不織布53との間に吸水性樹脂54が挟まれた複合化
不織布を、押出ラミネート法によってポリエチレン55
で付着したものである。
【0089】該保存防湿シート50は、透光率25%、
透湿度が3g/m2 ・24hrである。
【0090】低密度ポリエチレンフイルム51は、アル
ミニウム粉末2wt%、フェノール系耐熱安定剤2wt%、
ベンゾトリアゾール系耐光安定剤3wt%を添加したもの
で、厚さが100μmである。
【0091】ポリプロピレン製スパンボンド不織布5
2,ポリプロピレン製スパンボンド不織布53の坪量
は、ともに25g/m2 である。
【0092】吸水性樹脂54は、紫外線安定性にすぐ
れ、吸湿・放湿の可逆性をもつKIゲル201K(クラ
レイソプレンケミカル製)を50g/m2 使用してい
る。
【0093】吸水性樹脂54は、ポリプロピレン製スパ
ンボンド不織布52とポリプロピレン製スパンボンド不
織布53との間に挟み込みながら、エンボスカレンダ法
で加熱したエンボスロールで両側の不織布をプレスし、
不織布の一部を溶かし、熱接着させる方法で熱ラミネー
トする。
【0094】このようにして、吸水性樹脂54を、透湿
性フイルムであるポリプロピレン製スパンボンド不織布
52とポリプロピレン製スパンボンド不織布53との間
に挟み込み保持させた後、低密度ポリエチレンフイルム
51と押し出しラミネートする。
【0095】ラミネート樹脂であるポリエチレン55
は、低密度のものであり、樹脂厚さが20μである。
【0096】
【実施例6】
【0097】図6は、本発明の保存防湿シートの実施例
6の断面図である。
【0098】実施例6の保存防湿シート60は、線状超
低密度ポリエチレンフイルム61の内面側に、ポリプロ
ピレン製スパンボンド不織布62とポリプロピレン製ス
パンボンド不織布63との間に吸水性樹脂64及び吸湿
剤65を熱融着性繊維66とパウダー状接着剤67とを
用いて保持させ、ホットメルト接着剤68で線状超低密
度ポリエチレンフイルム61とラミネートしたものであ
る。
【0099】該保存防湿シート60は、透湿度が4g/
2・24hr、透光率は75%である。
【0100】線状超低密度ポリエチレンフイルム61
は、フェノール系耐熱安定剤2wt%、ベンゾトリアゾー
ル系耐光安定剤3wt%を添加したものであり、厚さが1
20μmである。
【0101】ポリプロピレン製スパンボンド不織布62
の坪量は、20g/m2 であり、ポリプロピレン製スパ
ンボンド不織布63の坪量は、30g/m2 である。
【0102】吸水性樹脂64は、耐熱性、耐光性(紫外
線安定性)にすぐれ、吸湿・放湿の可逆性をもつ住友化
学製スミカゲルS−50を40g/m2 使用した。
【0103】吸湿剤65は、塩化カルシウムであり、2
0g/m2 含有されている。
【0104】吸水性樹脂64及び吸湿剤65の2種の粉
体以外に、熱融着性繊維66とパウダー状接着剤67を
混合して、該混合物を、ポリプロピレン製スパンボンド
不織布62とポリプロピレン製スパンボンド不織布63
との間に挟み、内部の空気を吸引した後に、オーブンで
加熱し、熱融着性繊維66とパウダー状接着剤67を溶
かし、これを接着剤として次にプレスすることで、吸水
性樹脂64及び吸湿剤65の粉体を、ポリプロピレン製
スパンボンド不織布62とポリプロピレン製スパンボン
ド不織布63との間に保持させる。
【0105】このようにして、吸水性樹脂64及び吸湿
剤65の粉体を、透湿性フイルムであるポリプロピレン
製スパンボンド不織布62とポリプロピレン製スパンボ
ンド不織布63との間に保持させた後、合成ゴム系のホ
ットメルト接着剤68を、線状超低密度ポリエチレンフ
イルム61にスパイラルスプレーで塗布し、ラミネート
する。
【0106】
【実施例7】
【0107】図7は、本発明の保存防湿シートの実施例
7の断面図である。
【0108】実施例7の保存防湿シート70は、複合フ
イルム71の内面側に吸湿性繊維72を、樹脂厚さ20
μのラミネート樹脂である低密度ポリエチレン73で、
押し出しラミネート法によって付着したものである。
【0109】該保存防湿シート70は、透光率が10
%、透湿度が2.5g/m2・24hr、酸素透過度が3.
2cc/m2・24hr・atm、炭酸ガス透過度が5.3cc/m
2・24hr・atmである。
【0110】複合フイルム71は、アルミ粉末3wt%、
リン系耐熱安定剤2.5wt%、ヒンダードアミン系耐光
安定剤3.4wt%を添加した30μmの線状超低密度ポ
リエチレンフイルム71aと、15μmのポリビニリデ
ンクロライドフイルム71bと30μmの低密度ポリエ
チレンフイルム71cとの三層からなる。
【0111】吸湿性繊維72は、ランシールF(商品
名)である。
【0112】
【試験例1】
【0113】発明区として、実施例5の保存防湿シート
を用い、縦、横、高さがそれぞれ1m、1m、0.7m
の袋を作り、その中に国内産普通小麦1級を30kg入
れ、保存庫の西日のあたる場所に保管し、1か月間保存
した。
【0114】対照区として、発明区の保存防湿シートの
代わりに同じ大きさの高密度ポリエチレン製袋を用いた
以外は発明区と同一の条件で、高密度ポリエチレン製袋
の中に国内産普通小麦1級を30kg入れ、保存庫の西日
のあたる場所に保管し、1か月間保存した。
【0115】同期間の日中の温度、湿度の平均は、それ
ぞれ25℃、57%であり、夜間の温度、湿度の平均
は、それぞれ15℃、87%であった。
【0116】また、小麦の貯蔵前の水分は12.5%で
あった。
【0117】対照区の高密度ポリエチレン製袋は、厚さ
が100μmであり、透湿度が5g/m2・24hr(40
℃、90%RH)であった。
【0118】発明区の保存防湿シートは、最大吸湿量が
75g/m2 (25℃、相対湿度95%)であった。
【0119】保存期間中の袋内温湿度環境の推移を、図
8に示す。
【0120】発明区の温湿度環境は、吸水性樹脂の吸湿
効果によりすべて乾性黴の発育限界付近であり、変質・
発黴防止の目安である湿度70%以下であった。
【0121】一方、対照区は袋の隙間から侵入した水分
のため、発明区より10〜20%湿度が高く、乾性黴の
発育範囲内であった。
【0122】また、温度について、発明区は合成樹脂フ
イルムに混入したアルミ粉末による遮光効果と断熱効果
により22〜25℃の間であったのに対し、対照区は2
3〜27℃の間であり、比較的変動が大きく、温度も高
かった。
【0123】試験終了時の小麦の外観性状を下記に示
す。
【0124】発明区は、保存試験前の状態と変わりな
く、水分も変わらず、また、包内の含水分にバラツキが
なかった。
【0125】一方、対照区は乾性黴の発生範囲内であっ
たため小麦の表面に黴の発生がみられ、特にフイルムに
接している部分に黴が多かった。
【0126】また、対照区は温度変動が大きく、吸湿性
部材がないために袋の内面に結露が見られたが、発明区
の袋には結露は認められなかった。
【0127】上記の結果より、本発明の保存防湿シート
は、外気の温度変動を緩和し、包内の湿度条件を70%
以下に保ち、小麦の発黴、変質を防止できることが確認
された。
【0128】
【試験例2】
【0129】発明区として、上記実施例6による保存防
湿シート60を用いて、幅、長さ、高さがそれぞれ1
m、1m、1.2mの袋を作製し、その中にパーソナル
コンピュータ1台を2か月保管した。
【0130】対照区として、上記実施例6で使用した線
状超低密度ポリエチレンフイルムを用いて、発明区と同
様に、幅、長さ、高さがそれぞれ1m、1m、1.2m
の袋を作製し、その中にパーソナルコンピュータ1台を
2か月保管した。
【0131】ここで、発明区及び対照区の保管条件は、
同一の保管環境とし、保管条件が変温、変湿となること
を想定し、恒温恒湿器を10℃、95%RH条件と20
℃、60%RH条件で1日間隔で変化させる環境下で保
管した。
【0132】保管試験中、対照区のコンピュータは温度
変動による結露により本体内部のロジックボードに水滴
が付着していた。
【0133】一方、発明区は湿度が高くなると、袋の内
面の吸湿性部材が水蒸気を吸湿し、コンピュータ本体の
結露は見られなかった。
【0134】保管試験終了後、コンピュータを複数回起
動させたところ、対照区は20回の起動のうち1回の割
合でシステムエラーを起こしたのに対し、発明区ではシ
ステムエラーを起こさなかった。
【0135】
【発明の効果】
【0136】本発明の保存防湿シートは、包装の手間が
かからない上に、食品、化成品、薬品等の保管、保存、
輸送の際に、多湿結露が原因で起きる変質、及び、精密
機械・機器の保存・輸送中に起きる故障・変調を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保存防湿シートの実施例1の断面図で
ある。
【図2】本発明の保存防湿シートの実施例2の断面図で
ある。
【図3】本発明の保存防湿シートの実施例3の断面図で
ある。
【図4】本発明の保存防湿シートの実施例4の断面図で
ある。
【図5】本発明の保存防湿シートの実施例5の断面図で
ある。
【図6】本発明の保存防湿シートの実施例6の断面図で
ある。
【図7】本発明の保存防湿シートの実施例7の断面図で
ある。
【図8】試験例1について、保存期間中の袋内温湿度環
境の推移を示す図である。
【符号の説明】
10 実施例1の保存防湿シート 11 複合フイルム 11a 線状低密度ポリエチレンフイルム 11b EVOHフイルム 11c 低密度ポリエチレンフイルム 12 吸湿性部材 12a 吸水性樹脂 12b 吸湿剤 12c 透湿性フイルム 13 ポリエチレン 20 実施例2の保存防湿シート 21 複合フイルム 21a 低密度ポリエチレンフイルム 21b アルミハク 21c 低密度ポリエチレンフイルム 22 吸湿性部材 22a 吸水性樹脂 22b 吸湿剤 22c 透湿性フイルム 23 ポリエチレン 30 実施例3の保存防湿シート 31 複合フイルム 31a 低密度ポリエチレンフイルム 31b ポリビニリデンクロライドフイルム 31c 低密度ポリエチレンフイルム 32 吸湿性部材 32a 吸水性樹脂 32b セルロースパルプ 32c パウダー状接着剤 32d 防かび剤 32e 熱粘着性繊維 33 ポリエチレンシート 40 実施例4の保存防湿シート 41 複合フイルム 41a 線状低密度ポリエチレンフイルム 41b EVOHフイルム 41c 低密度ポリエチレンフイルム 42 吸湿性部材 43 ポリエチレン 50 実施例5の保存防湿シート 51 低密度ポリエチレンフイルム 52 ポリプロピレン製スパンボンド不織布 53 ポリプロピレン製スパンボンド不織布 54 吸水性樹脂 55 ポリエチレン 60 実施例6の保存防湿シート 61 線状超低密度ポリエチレンフイルム 62 ポリプロピレン製スパンボンド不織布 63 ポリプロピレン製スパンボンド不織布 64 吸水性樹脂 65 吸湿剤 66 熱融着性繊維 67 パウダー状接着剤 68 ホットメルト接着剤 70 実施例7の保存防湿シート 71 複合フイルム 71a 線状超低密度ポリエチレンフイルム 71b ポリビニリデンクロライドフイルム 71c 低密度ポリエチレンフイルム 72 吸湿性繊維 73 低密度ポリエチレン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透湿度10g/m2・24hr以下の合成樹
    脂フイルムの内面に、吸湿性部材を着設したことを特徴
    とする、保存防湿シート。
  2. 【請求項2】 透湿度10g/m2・24hr以下、酸素透
    過度10cc/m2・24hr・atm以下、炭酸ガス透過度10
    cc/m2・24hr・atm以下の合成樹脂フイルムの内面に、
    吸湿性部材を着設したことを特徴とする、保存防湿シー
    ト。
  3. 【請求項3】 合成樹脂フイルムの透光率が60%以下
    である請求項1〜2の何れか一つに記載の保存防湿シー
    ト。
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WO1998039231A1 (en) * 1997-03-05 1998-09-11 Capitol Vial, Inc. Desiccant entrained polymer
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