JPH07125718A - 結束装置 - Google Patents

結束装置

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JPH07125718A
JPH07125718A JP25014793A JP25014793A JPH07125718A JP H07125718 A JPH07125718 A JP H07125718A JP 25014793 A JP25014793 A JP 25014793A JP 25014793 A JP25014793 A JP 25014793A JP H07125718 A JPH07125718 A JP H07125718A
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JP
Japan
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tape
bound
adhesive tape
binding
carrier
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Application number
JP25014793A
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English (en)
Inventor
Masaji Ogura
正司 小倉
Taku Yamamoto
卓 山本
Kensaku Sakai
謙作 坂井
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HONSHU SANGYO KK
HONSYU SANGYO KK
Ogura Kogyo KK
Original Assignee
HONSHU SANGYO KK
HONSYU SANGYO KK
Ogura Kogyo KK
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Publication date
Application filed by HONSHU SANGYO KK, HONSYU SANGYO KK, Ogura Kogyo KK filed Critical HONSHU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易構造でコンパクトにし、長尺野菜等を適
度の張力で確実に巻回,結束するもので、計量機能を兼
ね備えた結束装置を提供する。 【構成】 装置本体上部に設けるテープリール1と、テ
ープリール1の前方下降位置に配置し、揺動自在にして
テープリール1から張設した粘着テープ11の切断端部
112を一対の押圧ローラ21,21で挟持するテープ
保持手段2と、この押圧ローラ21の上方位置に配さ
れ、上下動する整束片31と整束片31下端から突出し
得るよう整束片31に取着される切刃32とを有する結
束手段3とを備え、上記押圧ローラ21上で被結束物a
を巻回した粘着テープ11を上記結束手段3が降下して
押し下げ、整束片31が一対の押圧ローラ21,21を
離間させながら押圧ローラ21,21間に圧入して被結
束物aを粘着テープで結束すると共に、切刃32が粘着
テープ11を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テープを用い、長
尺の被結束物を適度の張力で束ねるようにした簡易型の
結束装置に関する。生産農家等において、アスパラ,ネ
ギなどの野菜類や切花類等を結束する装置として利用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】アスパラ等の野菜は、一定分量づつテー
プで束ねた状態にして販売される。従って、生産者サイ
ドでは、出荷時点で、数人が結束等の手作業を分担して
対応してきた。ただ、生鮮野菜等を束ねるに際しては、
テープの締付け力が緩すぎると商品がバラバラになり、
逆にきつすぎると商品を折ったり、鮮度を損ねたりし
て、気苦労が多かった。そして、人海戦術で効率も悪か
った。このため、種々の結束装置が開発されてきた(特
公平3−35174号公報,特公平3−35167号公
報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のいず
れの装置も大掛りな機構で、大規模経営での利用には適
するものの、一軒の農家が購入,使用するには高価す
ぎ、また装置自体も大きすぎた。簡易な結束装置も、も
ちろんいくつか考案されているが(特開平3−2406
22号公報等)、これらは逆に簡易すぎて、省力化や作
業の効率アップにはそれほど結びつかなかった。かくし
て、専ら手作業で対応してきたが、一方、結束作業前に
は、必ず一束分量ごとに計量を行わねばならなかった。
計量,結束作業は、数人がかりで、且つ場所をとり、ま
た野菜の受け渡し等でむだな時間や作業を増やした。こ
のため、野菜計量結束用搬送テーブル(実公平2−28
169号公報)等が考案された。しかしながら、やはり
結束,計量等の手作業は、はかどらず、煩に耐えなかっ
た。
【0004】本発明は上記欠点を解決するもので、生産
農家向け用に簡易構造でコンパクトにしながらも、粘着
テープを用いて、長尺物の野菜等を適度の張力で確実に
巻いて束ねる結束装置で、更には、計量器による分量チ
ェック機能を兼ね備えた結束装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明の結束装置
は、装置本体上部に回転自在に設けるテープリール
(1)と、該テープリールの前方下降位置に配置し、揺
動自在にしてテープリールから張設した粘着テープの切
断端部を、互いに当接するよう付勢された一対の押圧ロ
ーラ(21),(21)で挟持するテープ保持手段
(2)と、該一対の押圧ローラの上方位置に配され、上
下動する整束片(31)と整束片下端から突出し得るよ
う該整束片に取着される切刃(32)とを有する結束手
段(3)とを備え、上記押圧ローラ上で被結束物を巻回
した粘着テープを上記結束手段が降下して押し下げ、整
束片が一対の押圧ローラを離間させながら該押圧ローラ
間に圧入して被結束物を粘着テープで結束すると共に、
切刃が粘着テープを切断するようにしたことを特徴とす
る。
【0006】本第2発明の結束装置は、装置本体上部に
回転自在に設けるテープリール(1)と、該テープリー
ルの前方下降位置に配置し、揺動自在にしてテープリー
ルから張設した粘着テープの切断端部を、互いに当接す
るよう付勢された一対の押圧ローラ(21),(21)
で挟持するテープ保持手段(2)と、該押圧ローラの側
方で、L字形の腕部(41)にテープリールから押圧ロ
ーラまで張設した粘着テープと係合するガイドピンを有
し、基端部(42)を中心に所定角度内で回動するよう
にしたテープリードアーム(4)とを備え、上記押圧ロ
ーラ上に移送されてきた被結束物に対し、前傾姿勢にあ
った上記テープリードアームが後方へ回動することで、
被結束物を粘着テープで巻回し得るように構成したこと
を特徴とする。
【0007】本第3発明の結束装置は、被結束物を粘着
テープで巻回,結束する結束機構(A)と、被結束物を
保持して移送するキャリアが複数組み付けられ、該結束
機構域を通るように配設した搬送機構(5)と、上記結
束機構の入口サイドでキャリアに載置される被結束物の
重量を検出する計量器(61)と、上記キャリアの前部
で後方に向けて内面を弧状にした捕捉部を設け、該捕捉
部が弾性体の弾発力で前傾姿勢をとるよう配設したカバ
ー部材(71)と、計量器と結束機構間に配置され、前
傾姿勢をとる捕捉部の上部に当接し、該捕捉部を後倒さ
せる捕捉助板(72)とを備えて、計量を終えた被結束
物を後倒した上記捕捉部であてがうようにしたことを特
徴とする。
【0008】本第4発明の結束装置は、被結束物を粘着
テープで巻回,結束する結束機構(A)と、複数のL字
形状のキャリアがその端部を基軸に支持させて組付けら
れ、該結束機構域を通るように配設した搬送機構(5)
とを備える結束装置にあって、上記結束機構の入口サイ
ドでキャリアに載置される被結束物の重量をはかる計量
器(61)を設け、該計量器の近傍にカム(731)
と、突出部を有し、該カムに係合するカムフォロア(7
32)とからなるリフト体(73)を配設することで、
被結束物の計量時はキャリアが計量器を跨ぐようにして
且つ上記基軸を支点に下方に退避してキャリアの重量を
解除する一方、計量後は退避したキャリアを上記突出部
で持ち上げるよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本第1発明に係る結束装置によれば、テープリ
ールから前方下降位置へ粘着テープが張設され、この切
断端部を互いに当接するよう付勢された一対の押圧ロー
ラが挟持する。そして、押圧ローラ上で、被結束物を巻
回した粘着テープに向かって、整束片が降下すると、粘
着テープを押し下げ、まず整束片と押圧ローラが当接
し、被結束物を適度の力で整束する。斯る状態から、整
束片が更に降下すると、その下端が一対の押圧ローラ間
に圧入し、整束片は、押圧ローラ同士を離間させ、且つ
粘着テープの粘着面同士の圧着貼り合せを行う。続い
て、切刃先端が整束片下端から突出し、粘着テープを切
断し、束ねられた被結束物を粘着テープから切り離す。
そして、整束片が更に下降することで、被結束物の巻
回,結束を完結させる一方、次の被結束物用になるテー
プリールの切断端部を押圧ローラに押着していく。
【0010】その後、切刃,整束片が上昇する。ここ
で、整束片の当接箇所への圧入時、粘着テープは、押圧
ローラに押圧され、その粘着面側を押圧ローラに接して
いたので、たとえ押圧ローラ同士で粘着テープの切断端
部を挟持していなくても、その端部はしばらく押圧ロー
ラに接着する状態を保つ。そして、切刃,整束片が完全
に当接箇所から抜け出すと、押圧ローラ同士が直ちに付
勢をうけ当接するので、粘着テープの切断端部を再び一
対の押圧ローラで確実に挟持する。こうして、粘着テー
プは張設され、次の被結束物の巻回,結束作業に向けて
待機することになる。一方、被結束物を結束した粘着テ
ープは、上記整束片が上昇する過程で一緒に押圧ローラ
から抜け出し、斯る結束を完了した被結束物はキャリア
に載って前方へ移送されることになる。
【0011】また、本第2発明に係る結束装置によれ
ば、押圧ローラに移送されてきた被結束物に対し、テー
プリードアームが前傾姿勢から後方へ回動すると、テー
プリードアームの腕部に設けたガイドピンが粘着テープ
に係合しているので、人の手で被結束物を巻くごとく、
円弧を描きながら粘着テープを巻回することになる。更
に、本第3発明の結束装置では、計量を終えた被結束物
をキャリアで結束機構へ搬送する過程で、前傾姿勢にあ
った捕捉部に捕捉助板が当接すると、捕捉部が後倒し被
結束物をあてがい、搬送中、これを確実に捕捉する。そ
して、本第4発明の結束装置によれば、被結束物の計量
中、計量器を跨ぐようにして基軸を支点に自重で下方に
退避したキャリアは、リフト体のカムが回転すると、カ
ムフォロアがキャリアを持ち上げ、キャリアを上向きに
移動させる。その後、結束機構に向かってキャリアが前
進移動するので、キャリアの移動に複雑な動きがなく、
キャリアに載置した被結束物がこぼれ落ちることはな
い。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。 (1)結束装置の構成 図1〜図16は、本発明に係る結束装置の一実施例を示
す。図1〜図3は結束装置全体を示すもので、図1は正
面図、図2,図3は斜視図、図4,図5はテープリール
と押圧ローラ周りの拡大図である。図6は結束手段と押
圧ローラの位置関係を示す部分側面図、図7〜図13は
結束手段周りの説明図、図14は押圧ローラ周りの拡大
図、図15,図16はリフト体周りの拡大図を示す。
【0013】結束装置は、図1〜図3の如く全体が船体
形状で、右方の船首寄りに断面コ字状の枠体91を設け
て、装置本体の外観を形づくる。図1では、被結束物a
(ここではアスパラ)が右側(後方、又は入口サイド)
から左側(前方、又は出口サイド)へ進行し、枠体91
をくぐり抜ける構成をとる。装置本体の上部に位置する
枠体91から張り出した固定盤36に、テープホイール
16が固着され、これにテープリール1が回転自在に取
付けられる。そして、テープリール1から粘着面111
を入口サイドに向けた粘着テープ11が前方下降方向に
引き出される(図1,図4)。
【0014】被結束物を二箇所で結束すべく、テープリ
ール1は二つ設ける。各テープリール1には、図5のご
とく、雄ねじ部を有する横軸12に螺合するテープ調整
ナット13があり、これをテープリール1に近づける
と、バネ14の弾発力が強まり、粘着テープ11の引き
出しが抑制される構造になっている。後述の整束片31
による押し下げ力が加わった時の粘着テープ11の引き
出し具合を調節するためである。こうして、粘着テープ
11は、適度の張力をもって長く引き出される状態にな
る。テープリール1の前方下降位置には、粘着テープ1
1の切断端部112を挟持するテープ保持手段2が設け
られる(図5)。符号15は、粘着テープ11をテープ
保持手段2へ導くガイドローラを示す。
【0015】テープ保持手段2は、一対の押圧ローラ2
1,21と、各押圧ローラ22の両サイドで支持する帯
板22,22と、この帯板22の下部に固定するギア付
き主軸23と、コイルバネ24とから構成される(図
8)。一対の押圧ローラ21,21は、テープリール1
から前方下降位置へ張設した粘着テープ11の切断端部
112を挟持するよう配設される(図4)。具体的に
は、被結束物aの進行方向に対し、直交するよう配し、
且つ結束装置上を移動する被結束物aの底面に押圧ロー
ラ21が摺れる程の高さのところで取付けられる(図
1)。帯板22,22は、押圧ローラ21を保持するも
ので、被結束物aの進行方向に対し、平行となる(図
5)。
【0016】帯板22の下端は、ギア付き主軸23に固
定される(図14)。各押圧ローラ21を支える主軸2
3,23はギア231,231で噛合し(図8)、後述
の整束片31が押圧ローラ21,21間に圧入すると、
同じ角度で開く構造になってい(図10〜図12)。押
圧ローラ21に係る帯板22の略中央には、コイルバネ
24の一端が取付けられ、コイルバネ24の他端は他方
の押圧ローラ21に係る帯板22に固着される(図
8)。コイルバネ24が、主軸23を支点に揺動する押
圧ローラ21,21を互いに当接するよう付勢させるた
めである。
【0017】出口サイドに位置する押圧ローラ21は、
テフロン(商標名)製である。粘着テープ11との離
形,離脱性が良くなり、被結束物aの結束後、切刃32
で切り取られた粘着テープ11が押圧ローラ21から抜
け出し易くなるからである。一方、入口サイドに位置す
る押圧ローラ21は金属製である。粘着テープ11との
接着性を多少良くして、圧入した整束片31が押圧ロー
ラ21から抜け出し、押圧ローラ21,21同士が粘着
テープ11を挟持するまでの僅かの時間に粘着テープ1
1が剥がれないようにするためである。
【0018】本実施例では、一対の押圧ローラ21,2
1を備えたテープ保持手段2が、被結束物aの進行方向
に対し、横一線に並んで二つ設けられている。テープ保
持手段2,2の略真上には、被結束物aを巻回,結束す
る次の結束手段3,3が位置する。
【0019】結束手段3は、整束片31,31と、切刃
32と、切刃32を固着するスライド片33と、これら
を保持する横架部材34と、横架部材34に取付けた連
接棒39と、固定盤36と、突起体37とからなる(図
1,図6〜図8)。固定盤36には、連接棒39の動き
に応じて横架部材34を上下に滑動させる案内棒になる
ガイド棒391を設ける。固定盤36は、枠体91の入
口サイドに固定する(図7)。
【0020】整束片31,31と、切刃32が固着され
るスライド片33とは、略同じ厚みで、共に細長の薄板
状のものである。整束片31,31がスライド片33を
間に挟むようにして、横架部材34に整束片312を固
定している(図7)。切刃32は、一の整束片31に開
口311を設け、ボルト321でスライド片33に固着
され、スライド片33の上下動に伴って動く。整束片3
1の上部側縁には、支軸312が設けられ、この支軸3
12にアーム314の中央部を取付けている。アーム3
14の一端に回転ローラ313を軸着し、他端側のアー
ム314には長孔315を設ける。そして、この長孔3
15にスライド片33に固定したピン331を遊挿する
(図7,図8)。かくして、切刃32はスライド片3
3,アーム314を介して整束片31に取着される。
【0021】アーム314は、通常、水平に保持され、
斯る状態下では切刃32が整束片31,31の下端から
引っ込んだ位置にある(図7,図9)。一方、整束片3
1の降下に伴い、回転ローラ313が突起体37に当接
すると、アーム314が傾動することで、切刃32先端
が整束片31下端から突き出す構造になっている(図
8,図10)。ここで、突起体37は、回転ローラ31
3の真下で、且つ枠体91下部に固着されている(図
7)。連接棒39は、上端を横架部材34に取付け、下
端を駆動軸35端部に固定されている動輪351へ取付
ける棒状体である(図6)。駆動軸35の回転運動を横
架部材34の上下運動へと転換させる媒介節の役割を担
わせるものである。駆動軸35はモータ81の正転で作
動する。
【0022】横架部材34に固着された整束片31は、
駆動軸35の回転で横架部材34が降下すると、整束片
31が押圧ローラ21,21間へ圧入する位置に配置さ
れている(図11)。整束片31の圧入時には、コイル
バネ24の付勢に抗して、整束片31が押圧ローラ2
1,21を離間させる。そして、横架部材34が最降下
地点に近づくと、回転ローラ313が突起体37に当接
するため、切刃32が整束片31より突出すようになる
(図8)。
【0023】実際の運転状況下では、出口サイドの押圧
ローラ21面上に移送されてきた被結束物aを、まず後
述のテープリードアーム4が巻回していく(図8)。こ
の巻回後、駆動軸35が回転し整束片31が降下する。
整束片31が押圧ローラ21,21間に圧入すると、粘
着テープ11の粘着面同士が、整束片31の圧入力に、
コイルバネ24による押圧ローラ21の戻り圧力が加わ
って、圧着されることになり、整束,結束を実行する。
その後、切刃32が整束片31よりも突出して、テープ
リール1につながる粘着テープ11から被結束物を切り
離す。
【0024】符号4は、L字形の腕状板からなるテープ
リードアームを示す(図13)。テープリードアーム
4,4は、押圧ローラ21の両脇で船体形状の結束装置
にあって、その両側板92,92近傍に配される(図
2)。テープリードアーム4は、基端部42で支軸43
に回転自在に支持させている。一方、テープリードアー
ム4の腕部41には、粘着テープ11と係合するよう、
ガイドピン44,44,44が結束装置の中央に向けて
立設する(図5)。粘着テープ11で係合するガイドピ
ン44の先端部は、エンボス加工を施している。粘着テ
ープ11のガイドピン44への付着力が弱まるからであ
る。
【0025】腕部41の略中央には、ピン45をたて、
このピン45と駆動軸46に固着した回転アーム47と
を連結ロッド48でつないでいる。駆動軸46は、モー
タ81の逆回転でのみ作動する構成で、駆動軸46が回
転すると、テープリードアーム4は支軸43を中心に約
120度の範囲で揺動する。テープリードアーム4が前
傾態勢から後傾すると、出口サイドの押圧ローラ21上
に載置した被結束物aを円弧を描くようにして巻回でき
るようになっている(図8)。ここで、テープリードア
ーム4の最前傾姿勢でのガイドピン44からテープリー
ル1下端のガイドローラ15までの長さと、この位置か
ら約120度後傾した最後傾姿勢でのガイドピン44か
らガイドローラ15までの長さとは、等しい構成になっ
ている(図4)。従って、結束作業スタート時で、被結
束物aがまだ押圧ローラ21まで移送されてこない状態
下で、結束手段3が作動しても、粘着テープ11がルー
プになったり、粘着テープ11が切断されることはな
い。ただ、空打ちするだけで、粘着テープ11の引き出
し,弛みは発生しない。尚、腕部41は、側板92近傍
に配されているため、整束片31の降下や粘着テープ1
1で巻回,結束された被結束物aの移送に邪魔になるこ
とはない。符号491,492は、原動軸811から動
力を伝達する伝動チェンを示す。符号493はスプロケ
ットである。
【0026】符号5は、搬送機構を示す。搬送機構5
は、鎖車51と、鎖車51を配して装置の略中央で装置
を一周する四条のチェン52と、各チェン52に一定間
隔毎に取付けたキャリア53とで構成する。キャリア5
3が、テープリール1,テープ保持手段2,結束手段3
で構成される結束機構A域を通ることで、キャリア53
内に載置された被結束物aが結束されるようになってい
る(図1)。四条のチェン52,52,52,52は、
夫々二つのテープ保持手段2,2に係る押圧ローラ21
の両側を通るよう配される(図14)。四つのキャリア
53が横一線に並ぶことで、長物の被結束物aを収容,
移送できるようになる。
【0027】キャリア53はL字形の板材で、チェン5
2から上方に張り出した突片54にその基部531が軸
着される。このキャリア53は、ピン55,ピン714
に両端を係止した引張バネ(図示せず)により、常態で
は、図16のごとく基軸534を支点にL字形に係る受
辺532が後傾するよう付勢されている。ピン55はキ
ャリア53へ、ピン714はチェン52へ固定してい
る。こうして、キャリア53は計量器61で計量後、後
述のリフト体73で持ち上げられるまでは下方に退避す
る姿勢をとる(図16)。そして、結束機構Aに向かう
と、ガイド板93にキャリア53の底辺533を当接さ
せ、キャリア53は結束装置の前部まで受辺532が起
立状態を保つようにしている(図15)。
【0028】符号6は計量機構で、結束機構Aより入口
サイドに位置する。被結束物aの重量を検出する計量器
61と、制御ユニット62とからなる。制御ユニット6
2は、計量器61で検出した重量を判断して、目標値を
充足する場合のみ搬送機構5の動作指令を出す。検出器
63は、計量器61の短針側に設けている。制御ユニッ
ト62は、操作盤95に組込んでいる(図1)。計量器
61の秤台611には、計量器61位置にキャリア53
がきたとき、二枚の受板612,612に係る上辺の湾
弧縁が、キャリア53より上にあるように、受板612
を秤台611立設させている(図1)。斯る位置では、
キャリア53はピン55,56に係止したバネで計量器
61から基軸534を支点に下方に退避した形になり、
受板612で、被結束物aのみ計量する構成をとる(図
1,図16)。計量を終え、キャリア53が進行するよ
うになれば、ガイド板93や後述のリフト体73によっ
て、キャリア53は起き上がった状態となり、被結束物
aを前方に運ぶ。
【0029】カバー部材71は、四条のチェン52のう
ち内側の2本のチェン52に配される各キャリア53へ
取付けられる(図2)。カバー部材71は、キャリア5
3の前部で後方に向けて内面を半弧状とした捕捉部71
1と、この捕捉部711を支持する受板712とからな
る。受板712は、チェン52から張り出した横板71
3の支軸7131に支持される(図15)。そして、ピ
ン714と、受板712に固定したピン56とに、その
両端を係止した引張バネの弾性力で、捕捉部711を図
16のごとくの前傾姿勢をとるよう付勢する。このと
き、カバー部材71は、捕捉部711の上部7111が
一番高い位置にくる。
【0030】一方、符号72は、ガイド板93の上方に
設けられた捕捉助板を示す(図1)。捕捉助板72は平
板からなり、結束装置のフレームを利用して押圧ローラ
21直後まで水平に配設されている。この捕捉助板72
は、上記前傾姿勢にある捕捉部711の上部7111が
当接する高さに位置する。従って、キャリア53が移動
して捕捉助板72に当ると、捕捉部711を後傾させ、
キャリア53に収容した被結束物aをあてがう構成にな
っている(図15)。搬送過程における被結束物aの脱
落防止のみならず、粘着テープ11の巻回,結束が、円
滑に行われるようにするためである。
【0031】リフト体73は、カム731とカムフォロ
ア732とからなる。カム731は扇板形状で、計量器
61の近傍に配置される。このカム731は駆動軸73
4に固着される。駆動軸734の回転は、モータ82の
逆転で実行される。カム731は、四条のチェン52の
一側縁寄りの一つだけに設けられる(図2)。カムフォ
ロア732は、カム731に係合するよう配され、棒状
の突出部7321を有する。カムフォロア732はキャ
リア53に対応するよう設けられ、各カムフォロア73
2は回転軸733に固定される。そして、カム731が
回転することで、被結束物aの計量時は計量器61の受
板612を跨ぐようにして、且つ基軸534を支点に下
方に退避していたキャリア53を、カムフォロア732
に係る突出部7321が持ち上げるように構成している
(図2)。キャリア53は、突出部7321で受辺53
2が起こされた後に、前進するようになっている。突出
部7321が棒状で長いため、キャリア53の受辺53
2を起立させたまま、ガイド板93へ引き継がれる。
【0032】駆動機構8は、減速機を備えたモータ8
1,82で、チェン伝動によって結束手段3,テープリ
ードアーム4,搬送機構5,リフト体73を作動させ
る。モータ81の正転で結束手段3の駆動軸35を動か
し、モータ81の逆転でテープリードアーム4の駆動軸
46を動かす。また、モータ82の正転で搬送機構5の
チェン52の駆動軸57を作動させ、モータ82の逆転
でリフト体73のカム731を回転させる駆動軸734
を動かす。ここで、夫々の四個所には、ワンウェイクラ
ッチが取着されている。このように、一台のモータが二
つの動作を担っているが、夫々同時進行することはない
からである。これらの四つの動きは、互いにリンクし
て、既述のごとく被結束物aに対し、適切な結束処理を
なす。符号83,84はテープリードアーム停止用リミ
ットスイッチ、符号85はカムフォロア停止用リミット
スイッチ、符号86は搬送機構の停止用リミットスイッ
チを示す。他に、結束手段3に係る横架部材34が最上
位置にきたときに停止させるリミットスイッチ等を設け
る。
【0033】(2)結束装置の操作とその作用 次に、上記結束装置の操作とその作用について述べる。
まず、計量器61を指定の量目にセットする。そして、
操作盤95の起動スイッチを入れる。次いで、計量器6
1の秤台611に位置するキャリア53内へ被結束物a
を載置する。被結束物aの重量が軽すぎたり、重すぎた
りしていると、キャリア53は静止したままである。被
結束物aの量を加減することで、重量が所定範囲におさ
まると、モータ82が逆転して、リフト体73が動き出
し、キャリア53を持ち上げる。そして、キャリア53
の受辺532を起立させたところで止まる。
【0034】その後、モータ82が正転し、チェン52
が作動し、被結束物aを載せたキャリア53が前進す
る。キャリア53が捕捉助板72のところまでくると、
カバー部材71が捕捉助板72に当って、捕捉部711
が被結束物aをあてがうようになる。斯る状態で、押圧
ローラ21面上まで被結束物aがくると、モータ82は
停止する。
【0035】次いで、モータ81が逆転始動し、前傾姿
勢にあったテープリードアーム4が被結束物aを巻回す
る。巻回を終えると、モータ81が正転に変わり、駆動
軸35が作動する。駆動軸35の作動によって、整束片
31が降下し粘着テープ11を押し下げていく。整束片
31と押圧ローラ21が当接すると、被結束物aの整束
を完了する(図9)。整束片31は更に降下し、押圧ロ
ーラ21,21間に圧入し、粘着面111,111同士
の圧着貼り合わせを行う。整束片31が更に降下する
と、回転ローラ313が起突体37に当接して、切刃3
2が整束片31下端から突き出し、粘着テープ11を切
断する(図8,図10)。
【0036】そして、整束片31が更に降下すると、被
結束物aの結束を完結させると共に、次の被結束物a用
になるテープリール1の切断端部111を押圧ローラ2
1に押圧していく(図11,図12)。粘着テープ11
から切り離され、結束を完了した被結束物aは、整束片
31の圧入、及び押圧ローラ21の戻ろうとする締付け
力によって、その結束場所を圧着していたので、確実に
束ねられた状態となる。被結束物aが斯る状態になる
と、再びモータ81が正転し、次のキャリア53の移動
で装置の前方から落ち、収納箱Bへ入って、一連の作業
が終了する。
【0037】一方、切断されて残った粘着テープ11の
切断端部112は、押圧ローラ21,21で挟持され、
次の結束に待機することになる。モータ81,82は間
欠運転であり、結束手段3,テープリードアーム4等は
休止時間を利用して元の状態に復帰する。
【0038】ところで、切刃32で切った位置は、テー
プ保持手段2が挟持していた粘着テープ11位置より短
くなる(図11,図12)。このため、粘着テープ11
に粘着面111が残ることになり、箱詰め時にこの部分
を丸めるだけで巻回,固着できるため、粘着面同士の貼
り合わせで、長尺体の被結束物aから横にはみ出したテ
ープの見苦しさも解消される。尚、上述した収納箱Bへ
入れるまでの一連の動作は、被結束物aを計量器61に
位置するキャリア53内に載置する作業を除き、起動ス
イッチを入れた時点から全て自動化されている。
【0039】(3)実施例の効果 以上の態様からなる結束装置によれば、単に計量器61
の場所に位置するキャリア53内に被結束物aを適当に
入れていくだけで、目標値内にはいれば、結束装置が自
動的に動きだし、計量から最終の結束作業まで終了して
しまう自動計量結束装置になっているので、省力化を格
段に推し進めることができた。また、被結束物aの重量
に過不足が生じれば、キャリア53が動かないので、手
作業等におけるような重量ミスは発生しなくなった。こ
うして、重量チェック機能は、結束装置に委ねられ、被
結束物aを計量器61に置けば、計量,結束を終え、収
納箱Bへ収容するところまでいってくれるので、従来、
数人要した出荷作業も、老若男女を問わず一人で簡単に
行えるようになった。
【0040】また、押圧ローラ21上に移送されてきた
被結束物aをテープリードアーム4が、あたかも作業者
が気を配りながら束ねるように、旋回して巻き上げるの
で、粘着テープ11が緩すぎることなく、またきつすぎ
ることもなく、人手の微妙な力加減で巻回したものと同
様の結果が得られた。そして、被結束物aが押圧ローラ
21上に移送されてこない間にテープリードアーム4が
作動しても、最前傾姿勢における粘着テープ11の引き
出し長さと、最後傾姿勢における粘着テープ11の引き
出し長さとは、同じになっているので、結束手段3の動
作によって粘着テープ11が引き出されることはない。
従って、空打ちによって粘着テープ11が切断された
り、弛んだりすることなく、粘着テープ11のロスやト
ラブルといったものはなかった。更に、テープ調整ナッ
ト13によって、適当な張り具合になっている粘着テー
プ11に整束片31を降下させ、巻回,結束していくの
で、適度の張力で確実に結束することができた。こうし
て結束した粘着テープ11の接合面は、粘着面同士の貼
り合わせに加え、整束片31の圧入,押圧ローラ21の
締圧によって圧着されているので、粘着テープ11が接
合面から剥がれるような不具合は生じなかった。出来映
えも、結束装置の自動化処理で行うので、機械が安定し
た所定動作を遂行し、結束状態は、人手によるものと違
い、均一でムラがなかった。
【0041】そして、捕捉部711が被結束物aにあて
がっているので、被結束物aがバラバラになったり、こ
ぼれ落ちたりすることもなく、結束作業を終えるまで確
実にカバー部材71が被結束物aを捕捉することができ
た。また、リフト体73を設けたことによって、計量器
61に配されたキャリア53は、まず上方移動し、その
後、前進することになるので、被結束物aの脱落防止に
効を奏した。加えて、結束装置は簡素化された構造にな
っているため、故障が少ないだけでなく、製作費が安く
なり、生産農家向け用の簡易装置として十分供すること
ができた。また、装置全体の大きさも、コンパクトにな
り、設置場所に事欠かなくなった。
【0042】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。例えば、テープ保持手段2,結束手段
3,テープリードアーム4,搬送機構5,計量機構6等
の大きさ,形状等は種々選択できる。チェン52による
伝動に代えベルト伝動等を用いることができる。押圧ロ
ーラ21は固定状態に限定せず、回転できる状態でもよ
い。計量器61には、台ばかりを使用したが、被結束物
aを計量できればその種別を問わない。また、本実施例
は、自動化した結束装置になっているが、手動にしても
よい。長尺ものの生鮮野菜の他、木製,金属製,樹脂製
等の被結束物a、を束ねる装置として利用してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のごとく、本発明に係る結束装置
は、簡単な構造で装置容量を小さくして、長尺物の野菜
等を適度の張力で且つ確実に束ねることができ、更には
計量機能も兼ね備えているので、低価格,高品質を見つ
めながら省力化を達成できることになり、多大な効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の結束装置で主要構成要素を表した正面
断面図である。
【図2】図1の主要構成要素を表した斜視図である。
【図3】図1の主要構成要素を表した斜視図である。
【図4】テープリールと押圧ローラ周りの拡大正面図で
ある。
【図5】テープリールと押圧ローラ周りの拡大側面図で
ある。
【図6】結束手段と押圧ローラ周りの側面図である。
【図7】結束手段周りを示す正面図である。
【図8】結束手段と押圧ローラ周りの拡大正面図であ
る。
【図9】整束片が降下して押圧ローラに当接した状態を
示す概略説明図である。
【図10】切刃が整束片より突出した状態を示す概略説
明図である。
【図11】整束片が当接箇所に圧入した状態を示す概略
説明図である。
【図12】整束片が当接箇所に圧入した状態を示す概略
説明図である。
【図13】結束手段の拡大正面図である。
【図14】押圧ローラ周りを示す拡大図である。
【図15】リフト体周りを示す拡大図である。
【図16】リフト体周りを示す拡大図である。
【符号の説明】
1 テープリール 11 粘着テープ 111 粘着面 112 切断端部 2 テープ保持手段 21 押圧ローラ 3 結束手段 31 整束片 32 切刃 4 テープリードアーム 41 腕部 42 基端部 44 ガイドピン 5 搬送機構 53 キャリア 534 基軸 61 計量器 71 カバー部材 711 捕捉部 72 捕捉助板 73 リフト体 731 カム 732 カムフォロア a 被結束物 A 結束機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 卓 愛知県名古屋市北区丸新町452番地 小倉 工業株式会社内 (72)発明者 坂井 謙作 東京都江戸川区東篠崎2丁目3番1号− 904

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体上部に回転自在に設けるテープ
    リール(1)と、該テープリールの前方下降位置に配置
    し、揺動自在にしてテープリールから張設した粘着テー
    プの切断端部を、互いに当接するよう付勢された一対の
    押圧ローラ(21),(21)で挟持するテープ保持手
    段(2)と、該一対の押圧ローラの上方位置に配され、
    上下動する整束片(31)と整束片下端から突出し得る
    よう該整束片に取着される切刃(32)とを有する結束
    手段(3)とを備え、上記押圧ローラ上で被結束物を巻
    回した粘着テープを上記結束手段が降下して押し下げ、
    整束片が一対の押圧ローラを離間させながら該押圧ロー
    ラ間に圧入して被結束物を粘着テープで結束すると共
    に、切刃が粘着テープを切断するようにしたことを特徴
    とする結束装置。
  2. 【請求項2】 装置本体上部に回転自在に設けるテープ
    リール(1)と、該テープリールの前方下降位置に配置
    し、揺動自在にしてテープリールから張設した粘着テー
    プの切断端部を、互いに当接するよう付勢された一対の
    押圧ローラ(21),(21)で挟持するテープ保持手
    段(2)と、該押圧ローラの側方で、L字形の腕部(4
    1)にテープリールから押圧ローラまで張設した粘着テ
    ープと係合するガイドピンを有し、基端部(42)を中
    心に所定角度内で回動するようにしたテープリードアー
    ム(4)とを備え、上記押圧ローラ上に移送されてきた
    被結束物に対し、前傾姿勢にあった上記テープリードア
    ームが後方へ回動することで、被結束物を粘着テープで
    巻回し得るように構成した結束装置。
  3. 【請求項3】 被結束物を粘着テープで巻回,結束する
    結束機構(A)と、被結束物を保持して移送するキャリ
    アが複数組み付けられ、該結束機構域を通るように配設
    した搬送機構(5)と、上記結束機構の入口サイドでキ
    ャリアに載置される被結束物の重量を検出する計量器
    (61)と、上記キャリアの前部で後方に向けて内面を
    弧状にした捕捉部を設け、該捕捉部が弾性体の弾発力で
    前傾姿勢をとるよう配設したカバー部材(71)と、計
    量器と結束機構間に配置され、前傾姿勢をとる捕捉部の
    上部に当接し、該捕捉部を後倒させる捕捉助板(72)
    とを備えて、計量を終えた被結束物を後倒した上記捕捉
    部であてがうようにしたことを特徴とする結束装置。
  4. 【請求項4】 被結束物を粘着テープで巻回,結束する
    結束機構(A)と、複数のL字形状のキャリアがその端
    部を基軸に支持させて組付けられ、該結束機構域を通る
    ように配設した搬送機構(5)とを備える結束装置にあ
    って、上記結束機構の入口サイドでキャリアに載置され
    る被結束物の重量をはかる計量器(61)を設け、該計
    量器の近傍にカム(731)と、突出部を有し、該カム
    に係合するカムフォロア(732)とからなるリフト体
    (73)を配設することで、被結束物の計量時はキャリ
    アが計量器を跨ぐようにして且つ上記基軸を支点に下方
    に退避してキャリアの重量を解除する一方、計量後は退
    避したキャリアを上記突出部で持ち上げるよう構成した
    結束装置。
JP25014793A 1993-09-10 1993-09-10 結束装置 Pending JPH07125718A (ja)

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JP25014793A JPH07125718A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 結束装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110065659A (zh) * 2019-04-25 2019-07-30 张家霞 一种定量扎捆蔬菜的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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