JPH07125289A - サーマルヘッド駆動回路 - Google Patents

サーマルヘッド駆動回路

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JPH07125289A
JPH07125289A JP32572193A JP32572193A JPH07125289A JP H07125289 A JPH07125289 A JP H07125289A JP 32572193 A JP32572193 A JP 32572193A JP 32572193 A JP32572193 A JP 32572193A JP H07125289 A JPH07125289 A JP H07125289A
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JP
Japan
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heating element
group
element group
groups
thermal head
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JP32572193A
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English (en)
Inventor
Takeshi Toyosawa
武 豊澤
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Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2列に平行配置された第1発熱素子群Aと第
2発熱素子群Bの直線性および平行度を補償する。 【構成】第1発熱素子群Aと第2発熱素子群Bとをそれ
ぞれ複数のグループに分割し、各グループの規準位置か
らの変位量を求め、該変位量に応じた駆動タイミングで
各グループの駆動を行うよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数列、例えば2列の
発熱素子列が平行に配置形成されたサーマルヘッドを駆
動するサーマルヘッド駆動回路に関するもので、特にこ
の駆動回路による記録品質の向上を図ることを目的とし
たものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種サーマルヘッドおよびその
駆動回路としては、特開平1−180362号および特
開平4−290756号公報に記載された装置があっ
た。これらのサーマルヘッドは所定の間隔で平行な2列
に配列された発熱素子列を有し、かつこれらの各発熱素
子は半ピッチづつずらされていた。これは、解像度(発
熱素子密度、300〜400DPIまたはそれ以上)を
向上させる目的で成されたものである。このため、これ
らのサーマルヘッドは、一般に図4に示すような構成を
有していた。なお、図4は本発明の実施例装置でもある
が、ここでは従来部分についてのみ説明する。すなわ
ち、連続する発熱抵抗体に電源リード12a〜12qと
接地リード13a〜13qとを交互に等間隔に接続させ
ることにより、接地リード13a〜13qが発熱抵抗体
に接触する部分を中心とするとともに両側の電源リード
12a〜12qにはさまれた部分が1つの発熱素子を形
成する。2列の発熱抵抗体について同様に各リードを半
ピッチだけずらせて接続することで各発熱抵抗体の発熱
素子を半ピッチだけずらすことができ第1発熱素子群A
と第2発熱素子群Bを有する高解像度のサーマルヘッド
を製作していた。また、このようなサーマルヘッドは一
般に移動する記録媒体を横断する方向に支持され該記録
媒体に所望の記録を行うものであるが、2列の発熱素子
列(群)による記録をこの記録媒体の同一記録ラインに
行わせるため移動する記録媒体の上流側に配置された発
熱素子群(例えば第2発熱素子群B)の駆動を下流側に
配置された発熱素子群(第1発熱素子群A)の駆動から
所定時間(第1発熱素子群Aの記録ラインが第2発熱素
子群Bに到達するまでの時間)遅らせて行わせていた。
このように構成することにより、高解像度でまた品質の
良いサーマルヘッドによる記録を実現させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のサ
ーマルヘッドおよびサーマルヘッド駆動回路では、次の
ような問題点があった。すなわち、一般にこの種のサー
マルヘッドにおける発熱抵抗体は印刷等により形成され
るものであるが、子細に見たときその直線性あるいは平
行度が十分でない場合があった。すなわち、図3に示す
ように、第1発熱素子群Aおよび第2発熱素子群Bとも
にわずかに曲折している場合があった。これらの曲折は
印刷以外で形成する場合にも生じ得るものである。そし
て、これらの曲折は通常の記録品質を達成するものにあ
ってはそれほどの悪影響をもたらすものではないが、高
精細の記録を行う場合無視できないものとなる欠点があ
った。さらに、電源リードと接地リードとを交互に等間
隔に接続させることにより発熱素子列を形成するととも
に各発熱素子を半ピッチずらすようにしたサーマルヘッ
ドにおいては、記録が行われた際に隣合う記録ドット
(2列に配置される発熱素子の内隣合う発熱素子により
記録されたもの)が重なってしまい、使用状態によって
は高密度実装した場合であっても記録ドットの分解能が
低下したようになってしまうという不都合があった。し
たがって、この発明は、これらの欠点を改善することを
目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、移動する媒体を横断する方向に直線上に形成さ
れた第1の発熱素子群Aとこの第1の発熱素子群Aに平
行な方向に所定の間隔Dをもって直線上に形成された第
2の発熱素子群Bとを有し、各発熱素子群A、Bの各々
の発熱素子には選択的に電力が供給されるよう構成され
たサーマルヘッド10を用い、上記媒体上に信号に応じ
た記録を行うサーマルヘッド駆動回路において、第1の
発熱素子群Aを複数の発熱素子をそれぞれ有したN個
(Nは2以上の整数)のグループ(AL1、AL2、A
L3、・・・)に分割するとともに当該各グループ(A
L1、AL2、AL3、・・・)に対応してそれぞれ設
けられたN個の第1駆動回路部31と、第2の発熱素子
群Bを複数の発熱素子をそれぞれ有したM個(Mは2以
上の整数)のグループ(BL1、BL2、BL3、・・
・)に分割するとともに当該各グループ(BL1、BL
2、BL3、・・・)に対応してそれぞれ設けられたM
個の第2駆動回路部32と、第1の発熱素子群AのN個
のそれぞれのグループ(AL1、AL2、AL3、・・
・)の規準位置からのズレ量に対応するそれぞれの駆動
タイミングを規定する第1の駆動タイミング規定手段
と、第2の発熱素子群BのM個のそれぞれのグループ
(BL1、BL2、BL3、・・・)の規準位置からの
ズレ量に対応するそれぞれの駆動タイミングを規定する
第2の駆動タイミング規定手段と、N個の第1の駆動回
路部31をそれぞれ第1の駆動タイミング規定手段によ
り規定されたタイミングで独立に駆動させる第1の制御
手段4と、M個の第2の駆動回路部32をそれぞれ第2
の駆動タイミング規定手段により規定されたタイミング
で独立に駆動させる第2の制御手段4と、から第1の発
明を構成し、各発熱素子群A、Bは連続した抵抗体列と
して形成され、これらの各抵抗体列に対して電源リード
12a〜12qと接地リード13a〜13qとが交互に
等間隔に接続されて各発熱素子列が形成され、かつ各発
熱素子群A、Bの上記電源リード12a〜12qと接地
リード13a〜13qは互いに半ピッチずらされて形成
され、さらに、各発熱素子に接続する電源リード12a
〜12qの太さを各発熱素子に接続される接地リード1
3a〜13qより太くしたサーマルヘッドを用いること
により第2の発明を成した。
【0005】
【作用】第1の発明によれば、各発熱素子群を複数のグ
ループに分割し、このグループ毎に規準位置からのズレ
量を算出して各グループに対応した駆動回路部により各
ズレ量に応じたタイミングで各グループを独立に駆動す
るよう構成したので、発熱素子群の直線性および平行度
について各グループ毎に制御することができ良好な記録
品質を実現することができる。また、第2の発明によれ
ば、電源リードを太くすることにより、発熱素子による
記録ドットを小さくすることができ見かけ上の分解能を
向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面の1実施例に基づき本発明を説明
する。図1〜図4は本発明に関わるサーマルヘッドおよ
びサーマルヘッド駆動回路に関するものであり、図1は
サーマルヘッド駆動回路の全体回路構成図、図2は図1
の回路によるサーマルヘッド駆動タイミング図、図3は
2列に形成された発熱素子列の状態を説明するサーマル
ヘッドの模式図、図4はサーマルヘッドの正面図であ
る。まず、図3および図4を参照してこの発明に関わる
サーマルヘッドを説明する。 図4に示すように、この
発明のサーマルヘッド10は間隔Dだけ空けられた平行
に配置された2列の発熱抵抗体が形成されている。この
2列の発熱抵抗体の中間部分には共通電極11が帯状に
形成されている。この共通電極11からは等間隔に電源
リード12a〜12qが両発熱抵抗体に向けて半ピッチ
だけずらされて順次形成されている。さらに、各側の電
源リード12a〜12qの中央部に接地リード13a〜
13qが形成配置されている。共通電極11には適当な
間隔で選択した電源リードに給電線12が接続形成され
電源の電力が供給可能に構成されている。また、一方の
接地リード13a〜13qは駆動回路部を構成する駆動
IC31、32にそれぞれ接続されている。接地リード
導体13kを駆動IC31により接地すると、電流は電
源リード12i、12kから接地リード13kに流れる
ので、電源リード12i、12k間の領域が記録ドット
DT1となる。この実施例のサーマルヘッド10はこの
ようにして第1発熱素子群A及び第2発熱素子群Bを形
成している。電源リード12i〜12kに示すように、
このサーマルヘッド10の電源リードを比較的細く形成
すると、これらによる記録ドットはDT1、DT2のよ
うに大きくなって記録状態では相互に重なりあってしま
う。これに対して、電源リード12m、12n、12
o、12pに示すように、電源リードを一方の側の隣合
う接地リード間隔の1/2(すなわち接地リード13
m、13o間の半分の距離)程度の太さとすることによ
りDT3、DT4に示される記録ドットを得ることがで
き両ドットの重なり程度を小さくでき見かけ上の分解能
を向上させることができる。
【0007】さて、図3に示すように、このようなサー
マルヘッド10では、微視的に見た場合それぞれの発熱
素子列A、Bは一般に曲折している場合がある。この曲
折は600DPI程度以上の高精細記録を行う場合無視
できなくなる。したがってこの発明では、これらの各発
熱素子群A、BをL1〜L5で示す各グループに分割
し、それぞれ5個の発熱素子グループを形成している。
そして、各グループについて、規準位置(この実施例で
は図3の発熱素子群AのグループL1(AL1)の存在
位置とみなすことができる符号RAで示した位置)から
の変位を算出し、この変位量に応じて各グループの駆動
タイミングを制御するようにしたものである。例えば、
発熱素子列AのグループL2(AL2)はAL1に対し
てAD(2−1)だけ下方に変位し、また発熱素子列B
のグループL3(BL3)はAL1に対してD+BD
(3−1)だけ変位している。これらの変位量は顕微鏡
等を使用することで測定可能である。なお、この変位量
は各発熱素子グループ内の上方の最大ズレ量と下方の最
大ズレ量との平均値として求めることが最も便利であ
る。
【0008】このようにして、各発熱素子列A、Bの各
グループの求めた変位量は、図1に示す制御手段4の図
示しない変位量メモリにセットされる。このサーマルヘ
ッドにより所定の記録がなされる媒体の移動速度は、使
用者が任意に設定可能であるので、制御手段4内には設
定された媒体移動速度と変位量メモリにセットされた各
グループの変位量とを演算して同一ラインの記録を行う
ためにそれぞれのグループの駆動タイミングを規定する
駆動タイミング規定手段が設けられている。そして、こ
の駆動タイミング規定手段により規定された駆動タイミ
ングで制御手段4が各発熱素子グループを駆動する。こ
の明細書では、便宜上、第1発熱素子群Aにおける発熱
素子グループに対する上記各手段を第1の駆動タイミン
グ規定手段、第1の制御手段と呼び、第2発熱素子群B
における各手段について第2の駆動タイミング規定手
段、第2の制御手段と呼ぶこととするが、これらはそれ
ぞれ1つの回路で構成しても良い。さて、記録データは
図1の制御手段4(この制御手段4内に第1、第2の制
御手段を形成しても良い)に入力され所定処理がなされ
た後、その記録順位に応じて(1個おきに)第1発熱素
子群A、第2発熱素子群Bに分配された後、さらに各発
熱素子グループに対応した駆動IC(第1駆動回路部3
1、第2駆動回路部32)に分配セットされる。まず、
同一記録ラインに属するデータの内、第1発熱素子群A
で記録すべきデータのみがそれぞれ対応する第1駆動回
路部31のそれぞれの駆動ICに分配セットされる。そ
して、第1の駆動タイミング規定手段により規定された
駆動タイミングでそれぞれ記録動作が行われる。この分
配セットを含む記録動作が順次行われて第1発熱素子群
Aによる記録が次々と実行される。なお、この段階の第
2発熱素子群Bに対応する各駆動ICには図3に示す両
発熱素子群A、Bの間隔Dに相当するだけ前の記録ライ
ンにおける第2発熱素子群Bに割り当てられたデータの
記録が順次行われている。
【0009】図3はこのような記録動作のタイミングを
示すタイミング図である。まず、第1発熱素子群Aに属
するデータが第1駆動回路部31の各駆動ICに分配セ
ットされた後にAL1〜AL5の駆動が行われる。これ
らの各駆動はそれぞれのグループのズレ量に応じてスト
ローブ信号の発生タイミングを異ならせている。第2発
熱素子群Bについては第1発熱素子群Aによる記録デー
タと同一の記録ラインに属する記録データが遅れ時間T
D(図2においては、図面の関係上この時間TDを実際
より短く示している)をもって第2駆動回路部32の各
駆動ICに分配セットされる。この遅れ時間TDは図3
に示す両発熱素子群A、B間の距離Dを記録が施される
媒体が移動する時間に対応している。すなわち、この発
明のサーマルヘッド駆動回路にあっては、一つの記録ラ
インに属するデータの内、第1発熱素子群Aにより記録
されるべきデータはほぼ実時間で記録され、第2発熱素
子群Bにより記録されるべきデータは第1発熱素子群A
に対する記録から時間TDだけ遅れて記録が実行され
る。したがって、先に述べたように、図2の遅れ時間T
Dの間にも次々に分配セットされる対応する記録ライン
の第2発熱素子群Bに属するデータの記録が行われてい
る。
【0010】以上の実施例においては、各発熱素子群の
各発熱素子グループの規準位置からの変位量に直接対応
した駆動タイミングを規定するよう構成したものを示し
たが、これとは別に次の方法によっても同様に実施する
ことができる。すなわち、図3に示すように、第1発熱
素子群Aと第2発熱素子群Bとの間の距離が設計値とし
てDであったとする。第1発熱素子群Aの各発熱素子グ
ループの規準位置RAからの変位量を測定し変位量メモ
リに格納する。同様に第2発熱素子群Bの各発熱素子グ
ループについてもその規準位置RBからの変位量を測定
し変位量メモリに格納する。この場合の制御手段4内に
は第1発熱素子群Aにより記録されるべきデータを格納
するAメモリと第2発熱素子群Bにより記録されるべき
データを格納するBメモリとが備えられている。これら
のメモリは、記録すべきラインナンバーデータと当該記
録ラインに属する発熱素子の印字データとが考慮されて
格納される構成を有している。そして、第2発熱素子群
Bのデータを格納するメモリの読みだしタイミングを第
1発熱素子群Aのそれよりも記録媒体が距離Dだけ移動
する時間遅延させるようにしておく。そして、各発熱素
子群の各発熱素子グループの変位量について、その記録
動作時に設定された記録媒体の送りステップ(この種装
置では、一般に記録媒体が1送りステップ移動する毎に
1ラインの記録が行われる)の大きさと比較する。発熱
素子グループの変位量が1送りステップの1/2を越え
る場合には当該発熱素子グループに属するデータのライ
ンナンバーデータを前(記録媒体の上流側に変位してい
る場合)または後(記録媒体の下流側に変位している場
合)に1だけシフトして当該発熱素子グループのデータ
を前述のA、Bメモリに格納していくように構成してお
く。この明細書ではこの補償動作を粗調整ということに
する。そして、この粗調整が終わった段階で微調整を行
う。すべての発熱素子グループの変位量は前述の粗調整
が終わった段階で1送りステップ以内の変位量であると
いうことができる。このような記録媒体の1送りステッ
プ以内の変位量補償は、各発熱素子グループの印字パル
ス(ストローブ信号)の発生タイミングを、当該発熱素
子グループの残された変位量に応じて早めたりあるいは
遅らせたりする事により行う。この1送りステップ以内
のストローブ信号の発生タイミングはA、Bそれぞれの
第1、第2の駆動タイミング規定手段により演算規定さ
れ、第1、第2の駆動回路部31、32のそれぞれの駆
動ICに個別に設定される。以上の補償動作が実際の記
録動作を行う前に動作する。実際の記録動作時において
は、外部制御装置等から記録データがこの制御回路4内
に送られてくると、制御回路4は、まずこれらの入力デ
ータを第1発熱素子群Aに属するAデータと第2発熱素
子群Bに属するBデータとに分ける。そして、補償動作
により補償された記録ライン毎にそれぞれのデータをA
メモリおよびBメモリに格納する。Aメモリに格納され
たデータの内、記録すべきラインに属するデータについ
ては、当該ラインを記録する直前にそれぞれの発熱素子
グループに対応する第1駆動回路部31に分配セットさ
れる。そして、各発熱素子グループ毎に独立に規定され
た駆動タイミングで印字記録動作が行われる。Bメモリ
に格納されたデータについても同様に記録される。
【0011】
【発明の効果】以上、本発明によれば、複数列の発熱素
子群を有するサーマルヘッドの各発熱素子群について複
数のグループに分割し、各グループ毎に規準位置からの
変位量を測定し、該変位量に対応した駆動タイミングで
それぞれのグループに属する発熱素子群を駆動するよう
構成したので、発熱素子群の直線性および複数の発熱素
子群の平行度が低いものであっても極めて良好な記録品
質を得ることができる。さらに、サーマルヘッドとし
て、電源リードと接地リードとが交互に等間隔に連続し
た発熱抵抗体に接続することで、これらのリードによっ
て区画された領域が一つの発熱素子(記録ドット形成領
域)を形成するとともに電源リードを接地リードに比較
して大きなものとしたサーマルヘッドを使用した場合に
は、隣接する発熱素子による記録ドットの重なり具合を
小さくすることができ見かけ上の分解能を大きくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の1実施例に関わるサーマルヘ
ッド駆動回路の全体の回路構成図である。
【図2】図2は、図1のサーマルヘッド駆動回路の印字
記録タイミング図である。
【図3】図3は、本発明に関わるサーマルヘッドの発熱
素子群の状態を説明する模式図である。
【図4】図4は、本発明に関わるサーマルヘッドの構成
を示す正面図ある。
【符号の説明】
10:サーマルヘッド A:第1発熱素子群(列)
B:第2発熱素子群(列) 31:第1駆動回路部 32:第2駆動回路部 4:制
御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/20 113 B 113 J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する媒体を横断する方向に直線上に形
    成された第1の発熱素子群Aとこの第1の発熱素子群A
    に平行な方向に所定の間隔Dをもって直線上に形成され
    た第2の発熱素子群Bとを有し、各発熱素子群A、Bの
    各々の発熱素子には選択的に電力が供給されるよう構成
    されたサーマルヘッド10を用い、上記媒体上に信号に
    応じた記録を行うサーマルヘッド駆動回路において、 第1の発熱素子群Aを複数の発熱素子をそれぞれ有した
    N個(Nは2以上の整数)のグループ(AL1、AL
    2、AL3、・・・)に分割するとともに当該各グルー
    プ(AL1、AL2、AL3、・・・)に対応してそれ
    ぞれ設けられたN個の第1駆動回路部31と、 第2の発熱素子群Bを複数の発熱素子をそれぞれ有した
    M個(Mは2以上の整数)のグループ(BL1、BL
    2、BL3、・・・)に分割するとともに当該各グルー
    プ(BL1、BL2、BL3、・・・)に対応してそれ
    ぞれ設けられたM個の第2駆動回路部32と、 第1の発熱素子群AのN個のそれぞれのグループ(AL
    1、AL2、AL3、・・・)の規準位置からのズレ量
    に対応するそれぞれの駆動タイミングを規定する第1の
    駆動タイミング規定手段と、 第2の発熱素子群BのM個のそれぞれのグループ(BL
    1、BL2、BL3、・・・)の規準位置からのズレ量
    に対応するそれぞれの駆動タイミングを規定する第2の
    駆動タイミング規定手段と、 N個の第1の駆動回路部31をそれぞれ第1の駆動タイ
    ミング規定手段により規定されたタイミングで独立に駆
    動させる第1の制御手段4と、 M個の第2の駆動回路部32をそれぞれ第2の駆動タイ
    ミング規定手段により規定されたタイミングで独立に駆
    動させる第2の制御手段4と、 を有したサーマルヘッド駆動回路。
  2. 【請求項2】各発熱素子群A、Bは連続した発熱抵抗体
    列として形成され、これらの各抵抗体列に対して電源リ
    ード12a〜12qと接地リード13a〜13qとが交
    互に等間隔に接続されて各発熱素子列が形成され、かつ
    各発熱素子群A、Bの上記電源リード12a〜12qと
    接地リード13a〜13qは互いに半ピッチずらされて
    形成され、 さらに、各発熱素子に接続する電源リード12a〜12
    qの太さを各発熱素子に接続される接地リード13a〜
    13qより太くしたサーマルヘッドを用いた、 サーマルヘッド駆動回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999058340A1 (fr) * 1998-05-08 1999-11-18 Shinko Electric Co., Ltd. Tete thermique et imprimante thermique

Cited By (2)

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WO1999058340A1 (fr) * 1998-05-08 1999-11-18 Shinko Electric Co., Ltd. Tete thermique et imprimante thermique
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