JP3356499B2 - 画素アレイの行印刷方法 - Google Patents

画素アレイの行印刷方法

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JP3356499B2 JP21100093A JP21100093A JP3356499B2 JP 3356499 B2 JP3356499 B2 JP 3356499B2 JP 21100093 A JP21100093 A JP 21100093A JP 21100093 A JP21100093 A JP 21100093A JP 3356499 B2 JP3356499 B2 JP 3356499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にスウォース(swat
h) 型プリンタに関し、更に詳細には、画素密度を低減
して、低解像度印刷用に設計された印刷要素で高解像度
印刷を可能とする装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スウォースプリンタは、印刷媒体を横断
して可動印刷キャリッジを1回走査させるだけで複数行
のドットを印刷することができるラスタプリンタまたは
マトリックス式プリンタである。ラスタプリンタにより
印刷し得るドットの可能な位置は画素のアレイまたは格
子、または行および列の直線アレイ内に配置された正方
形の区域により表すことができ、この場合画素の中心間
距離すなわちピッチはプリンタの解像度によって決ま
る。たとえば、プリンタが1インチあたり300ドット(dp
i)印刷することができれば、画素アレイのドットピッチ
は1インチの1/300になる。
【0003】スウォースプリンタの印刷キャリッジは一
般に、媒体運動方向に互いに変位して設置された複数行
のドットの印刷を可能とする複数の印刷要素(たとえ
ば、インクジェットノズル)を備えている。用途に応じ
て、媒体走査方向の印刷要素間の分離は、そのプリンタ
が動作し得る最高のすなわち最も細かい解像度に対する
ドットピッチに対応することができる。たとえば、1イ
ンチあたりのドット数(dpi)が300の印刷能力を有するプ
リンタの場合、画素アレイのドットピッチは1/300イン
チである。スウォースプリンタの印刷要素は普通、交換
可能なインクジェットプリントヘッドカートリッジに組
込まれている熱インクジェットプリントヘッドのような
プリントヘッドにより実現されている。ラスタプリンタ
により作られる印刷画像の品位は大部分がプリンタの解
像度によって決まる。印刷ドットが一層緊密に配置され
ている高いまたは細かい解像度では高い品位の画像が得
られる。
【0004】インクジェットプリンタの解像度が増すこ
とに伴って考えるべきことは、解像度が増せば単位面積
あたりの印刷ドット数を多くする必要があり、ドットの
数は各次元に沿う増加率の積だけ多くなるということで
ある。たとえば、印刷解像度が300dpiから600dpiに倍増
すれば単位面積あたりのドットが4倍にもなる。単位面
積あたりのドット数は解像度とともに増加するから、印
刷媒体を飽和させないためには各印刷ドットの大きさを
解像度の増加に伴って減らさなければならない。たとえ
ば、600dpiで印刷するのに300dpiのインクジェットカー
トリッジを使用したとすれば、単位面積あたりのインク
の量は丁度増大ドット数のように4倍だけ増大すること
になる。しかし、ドットの大きさを減らして高い解像度
のインクジェットカートリッジを設計し実現することは
非現実的であり、その上ドットの大きさを小さくしたイ
ンクジェットカートリッジを使用すれば、草稿のよう
な、画素密度の低減を受入れることができる状況におい
てスループットを高めるのに便利に利用される低い画素
密度での印刷に際しても問題を生ずることがある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、画素密度を低減して低解像度
印刷用に設計された印刷要素で高解像度印刷を行うこと
のできる装置および方法を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の概要】ラスタデータを、印刷しようとするラス
タデータの解像度より低い解像度のために設計されたイ
ンクジェットカートリッジを用いて印刷することができ
るように、ラスタデータを処理する熱インクジェットプ
リンタを設けるのが有利である。前述のおよび他の利点
は、特定の解像度(たとえば、300dpi)のドットピッチ
を有するインクジェットカートリッジが2倍の解像度
(たとえば、300dpiカートリッジの特定の例について60
0dpi)を有する格子上に印刷するのに用いられる印刷処
理手順において本発明により提供される。
【0007】
【実施例】以下の詳細な説明および図面の幾つかの図で
は、類似要素を類似参照数字で識別している。本発明は
一般に、画像用ラスタデータを所定の仕方で減らし、こ
れによりオンになっている所定の画素をオフにし、互い
に近接し過ぎているドットが印刷されないようにする手
法を目的としている。ラスタデータを減少させることに
より、低い印刷解像度に対して利用される印刷ドットの
大きさで高い印刷解像度が達成され、減少されたラスタ
データに対する印刷解像度を維持しながら高速印刷を達
成することができる。また開示されているのは減少され
た高解像度の画像ラスタを低解像度で印刷するために設
計されたカートリッジを用いて印刷する方法である。
【0008】次に図1を参照すると、図解例により、本
発明の技法を実現することができる複数プリントヘッド
インクジェットプリンタの主要機械的構成要素を描いた
前面四半部概略斜視図が示されている。プリンタはキャ
リッジ走査軸(普通プリンタ技術ではY軸と呼ぶ)に沿
って並進移動する、案内レール53、55に設置されている
可動キャリッジ51を備えている。キャリッジ51は伝統的
な仕方で駆動され得る無端ベルト57により案内レール5
3、55に沿って駆動され、直線エンコーダストリップ59
は、たとえば伝統的な手法に従って、キャリッジ走査軸
に沿うキャリッジ51の位置を検出するのに使用される。
【0009】キャリッジ51はキャリッジの前に設置され
て実質上同一の第1および第2の可動インクジェットプ
リントヘッドカートリッジC1、C2(時には「ペン」、
「プリントカートリッジ」、または「カートリッジ」と
呼ばれることがある)を保持する第1および第2のカー
トリッジ保持シュー91、92を支持している。図1は取外
した状態にあるカートリッジC2を示し、図6はその設置
位置にあるカートリッジC2を示している。図2に示すよ
うに、プリントヘッドカートリッジC1、C2は、一般にプ
リントヘッドカートリッジの下にある印刷ローラ63に支
持されている印刷媒体61に向かって全般に下向きにイン
クを放出する下向きノズルを備えている。
【0010】参考のため、プリントカートリッジC1、C2
は、図1に示す例においては、プリンタの前にあるもの
とされ、左右の方向は、図1にラベル付き矢印で示した
ように、プリントカートリッジに向かって見たときの見
えたままの方向である。例によれば、印刷媒体61は印刷
中または位置決め中、図2に示すように、カートリッジ
ノズルの下からプリンタの前の方に進むように前進し、
反対方向に巻取られる。
【0011】図3に示すような媒体走査軸(普通X軸と
呼ぶ)は媒体の変位の基準としての他に、線の方向の基
準としても利用される。媒体走査軸は、一般的にはプリ
ントヘッドカートリッジのノズルの下にある印刷媒体面
に対して接線を成し、かつキャリッジ走査軸に直交して
いるものとみなすことができる。従来の使用法によれ
ば、媒体走査軸は、恐らくは垂直に垂れ下がった印刷媒
体の一部分に印刷する印刷要素を備えたプリンタにおけ
る感覚から、便宜上「垂直」軸と呼ばれている。また既
知の使用法によれば、キャリッジ走査軸は便宜上「水平
軸」と呼ばれている。実用的観点からは、図1のプリン
タの印刷出力が印刷ローラ63から垂れ下がっている向き
と同じ向きで観察者の前に垂直に置かれていれば、キャ
リッジ移動ではなく単一インクジェットノズルおよび媒
体移動により印刷される線は「垂直」になり、媒体移動
ではなく単一インクジェットノズルおよびキャリッジ移
動により印刷される線は「水平」になる。このような線
を備えている印刷媒体が観察者の前に水平に設置されて
いれば、観察者から向うに延びている線は普通の慣例に
より垂直と考えることができ、観察者に関して横に延び
ている線は普通の慣例により水平と考えることができ
る。
【0012】図3は第1および第2のカートリッジC1、
C2のノズル板101、102の配列をカートリッジのノズルの
上方から見て(すなわち、印刷媒体が図の平面の下にあ
る)示した概要図である。各ノズル板は2列に設置され
た偶数のノズルを備えており、一方の列のノズルは他方
の列のノズルに対して互い違いに配列されている。図解
例により、各ノズル板を50個のノズルから成る組合わせ
として示してあり、これらノズルにはノズル配列の下端
から始めて、左列のノズルを奇数番のノズル、右列のノ
ズルを偶数番のノズルとして(a,1)から(a,50)まで番号
を付けてあり、「a」はプリントヘッドカートリッジの
番号を表している。図3は距離Pで示してあるような、
対角線上で隣接するノズル間の媒体走査軸に沿う距離は
ノズルピッチとして知られており、例によればカートリ
ッジを設計した際のドット解像度の解像度ドットピッチ
(たとえば、300dpiに関しては1/300インチ)に等し
い。使用中、プリントヘッドのノズルの列の間の物理的
間隔は、2列が単列のノズルとして働くようにスウォー
ス印刷データを適切にデータ移動させることにより補償
される。
【0013】第1および第2のカートリッジC1、C2はカ
ートリッジ走査軸に沿って並んでおり、媒体走査軸に沿
って互いに片寄っている。第2の保持シュー92はカート
リッジ51に固定されているが、第1のカートリッジ保持
シュー91は、図4および図5に示すように、第1のプリ
ントヘッドカートリッジC1のノズル板の平面の近くで保
持シュー91の下方後部に配置され且つカートリッジ走査
軸にほぼ平行な曲げ変形可能なトーションバー状支持部
材93によりカートリッジ51に回動可能に固定されてい
る。図解例によれば、トーションバー状支持部材93は第
1のカートリッジ保持シュー91の裏板95と共に、および
カートリッジ枠の一部と共に一体的に形成されており、
第1の保持シュー91がトーションバー状支持部材93を貫
く旋回軸PAの周りを回動できるようになっている。第1
カートリッジ保持シュー91の頂部には保持シューの裏板
95と構造的に一体になっているカムフォロワーフランジ
97がある。図6に更に示してあるように、カムフォロワ
ーフランジ97は、キャリッジの頂部と第1保持シューの
頂部との間に接続されている1対の保持用ばね113によ
り位置調節カム111に向かって後方に片寄せられてい
る。
【0014】調節カム111はキャリッジ51のピン115に回
動自在に取付けられ、上方から見てカムが反時計方向に
回転するに伴ってカムピン115と保持シューフランジ97
との間の距離が増大するような形状になっている。した
がって、カムレバー117がカム止め119から遠ざかるよう
に反時計方向に回転するにつれて、第1のカートリッジ
C1のノズル板101は回動軸PAの回りに下向きに回転し、
これにより第1カートリッジのノズル板が、その印刷域
が第2カートリッジの印刷域に媒体走査軸に沿って一層
近づくように補助される。上方から見て反時計方向に調
節カム111が回転することにより第1のプリントカート
リッジC1が第2のプリントカートリッジC2に一層近づく
よう更に効果的に位置決めされる。
【0015】調節カム111はキャリッジ51の移動に応じ
て制御可能に移動し、その間にカムレバー117は、回動
し得る都合良く配置された回動調節レバーアーム121の
下向きに突出しているタブ121aに対して係合するので、
カムレバー117がキャリッジ51と共に移動するにつれて
タブ121aがカムレバー117の径路の中または上方にある
ようになる。図6に示したように、カムアクチュエータ
アーム121はキャリッジ案内レールの一方の端近くにあ
ることができ、ステップモータ129の出力によりカム127
により制御されるカムフォロワー125により駆動される
作動用レバー123により作動される。バイアスばね131
は、カムアクチュエータアーム121が作動されたとき上
昇位置に完全に確実に上昇するようにする。カムアクチ
ュエータアーム121を他の機構により制御することがで
きること、およびステップモータ129を別の目的に使用
することができることを認めるべきである。カムの調節
にアクチュエータアーム121およびアクチュエータアー
ム121に対するキャリッジの変位を利用すればカムの調
節に別のサーボモータを使用しなくて済む。
【0016】使用中、プリントヘッドカートリッジC1、
C2は、1991年10月31日にHaselbyおよびNguyenにより出
願され、共通に譲渡されている米国出願番号07/785,65
0、「PRINT CARTRIDGE ALIGNMENT IN PAPER AXIS(用紙軸
に関するプリントカートリッジの位置合わせ)」に開示さ
れ、ここに参照により取入れてあるように、および1991
年10月31日にChen、Corrigan、およびHaselbyにより出
願され、共通に譲渡されている米国出願番号07/786,32
6、「FAST FLEXIBLE PRINTER/PLOTTER WITH ALIGNMENT C
ORRECTION(位置合わせ補正を有する柔軟な高速プリンタ
/プロッタ)」に開示され、ここに参照により取入れてあ
るように、2個のプリントヘッドカートリッジC1、C2が
媒体軸に沿ってノズルピッチPだけ隔てて設けられてい
る単一列のノズルを備えた単一プリントヘッドのように
協同して動作するように機械的および電気的に配列され
ている。
【0017】今度は図7を参照すると、本発明の技法を
実施することができる図1の熱インクジェットプリンタ
を制御する制御システムの簡略ブロック図が示されてい
る。制御システムは、たとえばホストコンピュータから
印刷データを受取り、これをバッファ記憶装置34に格納
するインターフェース32を備えている。マイクロプロセ
ッサコントローラ36は印刷データを処理してラスタデー
タを発生するが、このラスタデータはマイクロプロセッ
サコントローラの使用のため設けられているランダムア
クセスメモリ(RAM)42に備えられているビットマップメ
モリ42aに格納される。リードオンリメモリ44もマイク
ロプロセッサコントローラ36の使用のため適切な場合設
けられている。本発明による処理は、ここに更に説明す
るように、リードオンリメモリ44に備えられた参照用テ
ーブルと関連してマイクロプロセッサコントローラ36に
より行うことができる。
【0018】印刷コントローラ31はラスタデータの一部
をビットマップメモリ42aからスウォース記憶装置41に
移し、スウォースデータを、インクジェットカートリッ
ジC1、C2のインク発射要素を駆動するプリントヘッドド
ライバ45を制御するプリントヘッドドライバコントロー
ラ43に供給する。印刷コントローラ31は更に印刷コント
ローラ31からの媒体運動指令に従って印刷ローラ63を動
かす媒体軸ドライブモータ33を制御する。媒体軸ドライ
ブモータエンコーダ35は媒体軸ドライブモータ33のフィ
ードバック制御用情報を発生する。同様に、キャリッジ
軸エンコーダ37はインクジェットカートリッジ支持キャ
リッジ51を印刷コントローラ31からのキャリッジ運動指
令に従って位置決めするキャリッジ走査軸ドライブモー
タ39のフィードバック制御用フィードバック情報を発生
する。
【0019】印刷媒体上へのドットの印刷を説明するに
あたり、印刷すべき区域を普通プリンタがドットを選択
的に印刷して所要画像を形成する画素の列として特徴づ
け、図8は、その各々がドットを印刷することができる
2次元印刷媒体上の位置を規定する2次元格子または画
素アレイP(1,1)乃至P(RMAX,CMAX)の一部を概略的に示
している。画素Pは直線状アレイとして行および列に配
列された正方形であり、各行は水平に広がるように表さ
れ、各列は垂直に広がるように表されており、各画素P
(R,C)は、主RAM42に備えられているビットマップラスタ
メモリ42aに対応する記憶位置を備えているので、ラス
タメモリ内の記憶位置と印刷すべき画素アレイとの間に
は一対一の対応が存在する。2進印刷の特定の例の場
合、各画素に対するデータはドットをその画素位置に印
刷すべきか否かを規定する2進ビットを備えている。参
照しやすくするため、この開示では画素ビットはドット
を対応する画素上に印刷すべき場合1を備えているが、
実施法に応じて、ドットを印刷することを示すのに0を
使用することができることを認めるべきである。
【0020】参照により、画素アレイの水平のすなわち
行の次元はキャリッジ軸に対応するが、画素アレイの垂
直のすなわち列の次元は媒体軸に対応し、図8の格子の
画素P(R,C)の各々は順序づけて組合わせた数(R,C)によ
り一義的に識別される。ただしRは画素が存在している
行であり、Cは画素が存在している列である。便宜のた
め、行を上の行から始めて数1からRMAXまでとし、列を
最も左の列から始めて1からCMAXまでの番号とする。し
たがって、左上隅にある画素は画素P(1,1)である。水
平距離の単位あたりの画素数を水平解像度と言い、普通
「インチあたりドット」すなわちdpiで、たとえば300dp
iまたは600dpiで、表す。
【0021】画素列に対するビットマップラスタデータ
は印刷される画素アレイの物理的配列の行および列に対
応するよう論理的に組織されるが、伝統的なビットマッ
プ技法によれば画素のアレイに対するビットマップラス
タデータは必ずしも行および列の形になっていなければ
ならないということはない。したがって、画素アレイま
たは格子の概略的表現も画素アレイを成す各画素の印刷
状態を規定するビットマップラスタデータを表す。画素
は必然的にビットマップメモリ内に関連する1ビットの
データ記憶場所を備えており、画素であるか画素を参照
しているかに関しては文脈から明らかであるから、画素
アレイに対するラスタデータビットの各々をも便宜上P
(R,C)で識別することにする。画素位置に印刷されたド
ットは一般にその中心がドットを置こうとする画素位置
にあるほぼ円形のドットから構成されている。既知のラ
スタプリンタでは、印刷ドットの大きさは、図8で水平
方向に隣接している複数の画素に関して円30で表してあ
るように、画素の大きさよりわずかに大きく選定されて
いる。
【0022】ここに開示したプリンタの一特徴によれ
ば、特定の解像度(たとえば、300dpi)のラスタデータ
を水平軸に沿って減少させ、次いでその解像度について
意図しているドットの大きさでその特定の解像度に対応
する格子に印刷する草稿印刷モードが設けられている。
この仕方で、ラスタデータを減少させないで行われると
同じインク滴発射頻度に対して、インクジェットカート
リッジを支持するキャリッジを更に高速で走査すること
ができ、これにより水平方向に減少させたラスタデータ
を更に速く印刷することができる。
【0023】ここに開示したプリンタの他の特徴によれ
ば、特定の解像度(たとえば、600dpi)の画像ラスタデ
ータを、図8にそれぞれ互いに1画素だけ離れている複
数の水平画素に関して円40で表してあるように、減少さ
せた画像ラスタデータを特定の解像度を備えたラスタ格
子にその他の場合には特定の解像度で利用されることに
なるより大きいドットで印刷することができるように、
減少させる増強モードラスタデータ減少が行われる。図
解例によれば、600dpiの格子に対するラスタデータを、
300dpiの格子について置こうとしたドットの大きさで60
0dpiの格子に印刷することができるように減らされる。
300dpiのドットの面積は600dpiのドットの4倍であるか
ら、600dpiの画像を300dpiのドットで印刷すれば同じ画
像を600dpiのドットで印刷するのに比し約4倍も多くの
インクが生じ、これは印刷媒体を受入れ不能に飽和する
ことになる。600dpiの画像を300dpiのドットで印刷する
特定の例の場合には、本発明による技法は600dpiのラス
タデータを減少するので、減少されたラスタデータを60
0dpiの格子に300dpiのドットで適切な量のインクで印刷
することができるようになる。
【0024】ここに開示したプリンタの更に他の特徴に
よれば、特定の解像度(たとえば、300dpi)のラスタデ
ータを、拡大データが低い解像度を目的とするドットの
大きさで高い解像度の印刷を行うのに減少を必要としな
いように、および高い解像度の格子にある印刷画素を、
高い解像度で印刷したドット間の関係が低い解像度で印
刷したドット間の関係と同じであるように配置して高い
解像度(たとえば、600dpi)にまで比例的に拡大する。
換言すれば、ラスタデータを高い解像度にまで拡大すれ
ば、印刷画素は、非拡大ラスタデータをその非拡大ラス
タデータに対応する低い解像度の格子に印刷したかのよ
うに互いに対して同じ位置に配置される。これにより特
定の解像度のラスタデータを増強動作モードに従って印
刷するための高解像度ラスタデータと組合わせることが
できる。ここに開示したプリンタの更に他の特徴によれ
ば、特定の解像度(たとえば、300dpi)のドットピッチ
を有するインクジェットカートリッジを使用して2倍の
解像度(すなわち、300dpiのカートリッジという特定の
例に対して600dpi)を有する格子に印刷を行う印刷手段
が提供される。
【0025】草稿モードの減少:草稿モード減少は水平
軸に沿うラスタデータを減少させ、画素の各行におい
て、各印刷画素を他の印刷画素から少なくとも1画素だ
け離し、これによって印刷画素に同じ行にある印刷画素
が直接隣接することがないようにすることを目標として
いる。これにより印刷出力に入ってくる人為的構成物を
極力少なくしながら印刷を更に高速にすることができ
る。好適には、草稿モード水平減少はラスタデータの解
像度に対応するドットの大きさで印刷しようとするラス
タデータについて行われる。たとえば、300dpiのドット
で印刷しようとする300dpiのラスタデータは本発明に従
って水平方向に減少され、300dpiの画素アレイについて
印刷しながら更に高速のスループットを有利に達成する
ことができる。
【0026】原点が図8に示すように左上隅にある座標
系により規定されるラスタに関しては、水平軸減少は各
行について、たとえば、左から2番目の画素から始めて
各画素を順次調査し、左側に「オン」画素を有する各画
素を「オフ」にすることにより行うことができる。代わ
りに、水平軸減少を各画素を右から2番目の画素から始
めて順次調査し、右側に「オン」画素を有する各画素を
「オフ」にすることにより行うことができる。図9は図
解例により、減少を左から右に行う場合の、ラスタデー
タアレイのRMAX行の各々について水平減少を行う手順の
流れ図を示している。311で行指数Rを1に初期設定
し、313で行指数Rが行の数RMAXを超過しているか否か
についての判定を行う。判定が否であれば、行指数Rが
最高行数RMAXを超過していないので、315で列指数Cを
2に初期設定する。317で列指数Cが列の数CMAXを超過
しているか否かについての判定を行う。否であれば、31
9で画素ビットP(R,C)を、画素ビットP(R,C)の内容と
画素ビットP(R,C)の左にある画素ビットP(R,C-1)の内
容の2進の1の補数とのビットごとの2進論理積の結果
で置き換える。2進1の補数を表すのに図においておよ
び文章の説明においてアポストロフィ(’)を使用する
ことに注意する。321で列指数Cを1だけ増加させ、処
理は317に移って列指数Cを列の数CMAXを超過している
か否かについてチェックする。317での判定がyesであれ
ば、列指数は列の数CMAXを超過しており、制御は323に
移り、行カウントRを1だけ増加させる。制御は次に31
3に移り、行指数Rを行の数RMAXを超過しているかにつ
いてチェックし、判定する。313での判定がyesであれ
ば、行指数Rは行の数RMAXを超過しており、手順は終わ
る。
【0027】特定の図解例によれば、図9の水平減少の
手順を、図7のプリンタ制御システムのリードオンリメ
モリにあるデプレータ(depleter)参照用テーブルを実
施し、ラスタデータの各行を図10に示すように一連の直
接隣接し、重ならないKビット語W(R,C)として組織す
ることにより、行うことができる。ただしRは行位置で
あり、CはKビット語のアレイを成すKビット語W(R,
C)の列位置である。所定行の最も左のKビット語から始
めて、各Kビット語を、水平に減少すべきKビット語の
現在の内容と、Kビット語のいずれかの側の直ぐ隣りの
ビットの一つとから成るK+1ビット語の合成2進値で
あるデプレータテーブル指数Iでアクセスされるデプレ
ータテーブルから検索されたKビット語で置き換える
が、この場合特定の追加ビットはKビット語が置き換え
られる順序に依存し、K+1ビット語の最も左のビット
は最上位ビットである。左から始めて右への順序で行わ
れる減少の特定の例については、指数Iを形成する追加
ビットは置き換えようとする語の左に直接隣接するビッ
トであり、Kビット語のアレイの最左列の語W(R,1)の
各々に対する追加ビットは0である。図11は、その置換
が4ビット語と、4ビット語W(R,C)の左に直接隣接し
ているビットbとから形成される指数Iでデプレータテ
ーブルにアクセスすることにより検索される4ビット語
W(R,C)の水平減少の結果を概略示すものである。この
ように、左から右へ行われるKビット語置換の特定の例
では、各語に対するデプレータテーブル指数Iの追加ビ
ットは、そのデプレータテーブル指数Iが先行0を備え
ている最も左の語を除いては、順序的に前に減少された
語からの最も右のビットを備えている。
【0028】今度は図12を参照すると、図解例により示
されているのは、Kビット語を参照用テーブルから検索
された減少された語で置き換えることによりラスタデー
タを水平に減少する手順の流れ図である。ラスタデータ
の行幅は完全なKビット語を形成しない各行の終わりに
ビットを生ずることがあることを認めるべきである。伝
統的な処理技法によれば、最も右の語の未使用ビットに
は0が詰められる。351で行指数Rを1に初期設定す
る。353で行指数Rがラスタデータアレイの行の数RMAX
を超過しているか否かに関して判定を行う。判定が否で
あれば、行指数Rは行の数RMAXを超過していないので、
355で語アレイ列指数CWを1に初期設定し、デプレータ
参照用テーブル指数Iのための追加ビットを格納するの
に使用される変数bを0に初期設定する。357で語アレ
イ列指数CWが語列の数CWMAXを超過しているか否かに関
して判定を行う。否であれば、359でデプレータ参照用
テーブルへの指数をKビット語W(R,CW)の合成2進語に
kを付加することにより形成する。361で語W(R,CW)を
デプレータ参照用テーブル指数Iでデプレータ参照用テ
ーブルにアクセスすることにより検索されたKビット語
で置き換える。363で、bの内容を、Kビット語アレイ
の画素ビットを図8に示したように識別して、減少され
た語W(R,CW)の最右ビットP(R,CW*K)の内容で置き換え
る。365で語列指数CWを1だけ増加し、制御は357に移
る。
【0029】357での判定がyesであれば、語列指数CWは
語列の数CWMAXを超過しており、制御は367に移って行カ
ウントRを1だけ増加させる。次に制御は353に移り、
行指数Rをチェックしてそれが行の数RMAXを超過してい
るか否か判定する。353での判定がyesであれば、行指数
Rは行の数RMAXを超過しており、手順は終わる。デプレ
ータテーブルのエントリは、たとえばK+1ビットの各可
能な組合わせを作り、これに図9に関して上に説明した
ビットごとの水平減少を施すことにより容易に決定され
る。
【0030】増強モードラスタデータ減少:増強モード
ラスタデータ減少は特定の解像度のラスタデータを減少
させて、そのラスタデータを低い解像度について構成さ
れしたがって減少されていないラスタデータを印刷する
際に使用されるものより大きいドットの大きさで同じ解
像度の画素アレイに印刷することができるようにするこ
とを目標としている。増強モードラスタデータ減少によ
れば、ラスタデータは水平軸に沿う減少、垂直軸に沿う
減少、次いで大きい詰込み区域を更に減少させる防護減
少を受ける。
【0031】水平減少は草稿モード水平減少と同じ仕方
で行われる。垂直減少は各列について各行に関する水平
減少と同じ仕方で、たとえば、各列にある各画素ビット
を最上部から2番目の画素ビットから始めて順次調査
し、その真上に「オン」画素がある各画素をオフにす
る。図13は図解例により画像用ラスタデータの各CMAX画
素列について垂直減少を行う手順の流れ図を示してい
る。411で画素列指数Cを1に初期設定し、413で画素指
数Cが列の数CMAXを超過しているか否かに関する判定を
行う。判定が否であれば、画素列指数Cは画素列の数CM
AXを超過していないので、415で行指数Rを2に初期設
定する。417で行指数Rが行の数RMAXを超過しているか
否かについて判定を行う。否であれば、419で画素ビッ
トP(R,C)を画素ビットP(R,C)の現在の内容と画素ビッ
トP(R,C)の上にある画素ビットP(R-1,C)の内容の2進
1の補数とのビットごとの2進論理積の結果で置き換え
る。421で行指数Rを1だけ増加させ、処理は417に移っ
て、行指数Rを行の数RMAXを超過しているか否かについ
てチェックする。417での判定がyesであれば、行指数R
は行の数RMAXを超過しており、制御は423に移って列指
数Cを1だけ増加させる。制御は次に413に移り、列指
数Cをチェックしてそれが列の数CMAXを超過しているか
否か判定する。413での判定がyesであれば、列指数Cは
列の数CMAXを超過しており、手順は終わる。
【0032】更に他の特定の図解例によれば、垂直減少
を、図14に示すように、且つデプレータテーブルの使用
による水平減少に対して上に説明したと同じ仕方で、各
行の画素データを一連の直接隣接する重ならないKビッ
ト幅の語W(R,CW)として組織し、各Kビット語W(R,CW)
をKビット語W(R,CW)の現在の値と前の行にあって同じ
語列位置にある上に横たわるKビット語W(R-1,C)の2
進1の補数とのビットごとの2進論理積のKビットの結
果で置き換えることにより行うことができる。二つの垂
直に整列している語の下方のものが置き換えられている
ので、ラスタデータの最上行のKビット語W(1,1)から
W(1,CWMAX)まで変わらない。図15は垂直に整列してい
る4ビット語W(R,C)およびW(R-1,C)を概略図示してお
り、これらの語の各々は水平に減少されたデータ、およ
び得られた減少された語W(R,C)から構成されている。
【0033】今度は図16を参照すると、図解例により、
Kビット語を減少しようとするKビット語と順序的に直
前の行にあり且つ減少しようとするKビット語と同じ語
列にある上方のKビット語との間のビットごとの2進論
理演算の結果である減少されたKビット語で置き換える
ことによりラスタデータを垂直に減少させる手順の流れ
図が示されている。ラスタデータの行の幅は完全な語を
形成しない各行の終わりにビットを生じないことがある
ことを認めるべきである。伝統的な処理技法によれば、
最も右の語の未使用ビットには0が詰められている。45
1で行指数Rを2に初期設定する。453で行指数Rがラス
タデータアレイの行の数RMAXを超過しているか否かにつ
いて判定を行う。判定が否であれば、行指数Rは行の数
RMAXを超過していないので、455で語列指数CWを1に初
期設定する。457で語列指数CWがラスタデータアレイの
語列の数CWMAXを超過しているか否かに関して判定を行
う。否であれば、459でKビット語W(R,CW)を語W(R,C
W)の現在の内容と上に横たわるKビット語W(R-1,CW)の
内容の2進1の補数とのビットごとの2進論理積を取る
ことにより得られたKビット語で置き換える。461で語
列指数CWを1だけ増加させ、制御は457に移る。457での
判定がyesであれば、語列指数CWは語列の数CWMAXを超過
しており、制御は463に移って行指数Rを1だけ増加さ
せる。次に制御は453に移り、行指数Rをチェックして
それが行の数RMAXを超過しているか否か判定する。453
での判定がyesであれば、行指数は行の数RMAXを超過し
ており、手順は終わる。
【0034】それぞれの軸に沿うラスタデータの減少は
どの軸に沿っても二つ以上の直接隣接する画素が印刷さ
れないように行われる。したがって、2次元の場合に
は、水平軸に沿う減少により印刷画素は同じ行に直接隣
接する印刷画素が確実に存在しなくなる。同様に、垂直
軸に沿う減少により印刷画素は同じ列に直接隣接する印
刷画素に確実に存在しなくなる。複数軸の減少について
は、各軸に沿う減少は順次に行われるので、最初以外の
各減少は部分的に減少されたラスタデータについて行わ
れる。
【0035】本発明による水平および垂直のラスタデー
タ減少の後、たとえばラスタデータの二つの隣接する行
のデータがチェッカー盤の形をしている場合のように、
なお濃すぎる区域が存在することがある。このような区
域を更に減少させるのは、画素データの各行を、図17に
示すように、垂直減少に対して上に説明したと同じ仕方
で、一連の隣接するMビット幅語W(R,CW)と考え、各語
W(R,CW)を語W(R,CW)と上に横たわる語W(R-1,CW)との
ビットごとの2進論理和がすべて1から成るMビット語
を生ずればすべて0で置換えることにより達成される。
換言すれば、Mビット語W(R,CW)に交互に変わる1が入
っており、Mビット語W(R-1,CW)にW(R,CW)の交互に変
わる1に対して1列だけ片寄っている交互に変わる1が
入っていれば、図18に示すように、低い方のMビット語
W(R,CW)を減少させてすべて0が入るようにする。すべ
て1に対してビットごとの2進論理和演算のMビット結
果をチェックする代わりに、W(R,CW)とW(R-1,CW)との
ビットごとの2進論理和のMビット結果の2進1の補数
をチェックしてMビット結果が0の値を備えているか否
かをチェックすることができ、これにより結果の個々の
ビットをチェックすることが回避され、したがって処理
時間が節約される。[W(R,CW) OR W(R-1,CW)]'の値が0
に等しければ、Mビット語W(R,CW)をすべて0が入って
いるMビット語で置き換える。
【0036】今度は図19を参照すると、図解例により、
本発明による防護減少手順の流れ図が示されている。51
1で行指数Rを2に初期設定する。513で行指数Rがラス
タデータアレイの行の数RMAXを超過しているか否かに関
して判定を行う。判定が否であれば、行指数Rは行の数
RMAXを超過しておらず、515で語列指数CWを1に初期設
定する。517で語列指数CWがMビット語アレイの語列の
数CWMAXを超過しているか否かに関する判定を行う。否
であれば、519で[W(R,CW) OR W(R-1,CW)]'の値が0に等
しいか否かに関して判定を行う。yesであれば、語W(R,
CW)を521ですべて0に設定する。523で語列指数CWを1
だけ増加させ、制御が517に移る。519での判定が否であ
れば、W(R,CW)とW(R-1,CW)とのビットごとの2進論理
和の結果の2進1の補数の値は0に等しくなく、制御は
523に移る。517での判定がyesであれば、語列指数CWは
語列の数CWMAXを超過しており、制御は525に移って行指
数Rを1だけ増加させる。次に制御は513に移り、行指
数Rをチェックしてそれが行の数RMAXを超過しているか
否か判定する。513での判定がyesであれば、行指数Rは
行の数RMAXを超過しており、手順は終わる。
【0037】このようにして、増強モード減少に従っ
て、特定の解像度のラスタデータは、減少されたラスタ
データを、減少が行われなければその特定の解像度で使
用されることになるドットの大きさより大きいドットの
大きさでその特定の解像度に対する画素格子に印刷する
ことができるようになる。たとえば、600dpiのラスタデ
ータは本発明により、減少されたデータを300dpiのドッ
トで印刷することができるように、減少される。
【0038】解像度向上スケーリング:本発明による解
像度の拡大により元来の解像度のラスタデータがより高
い解像度に写像される。特に、元来の解像度の画素デー
タビットの各々はそのビットが元来の解像度の画素と同
じ面積を持つ更に高い解像度のN×Nサブアレイ(すな
わち、N行およびN列)に対する画素データを備えてい
るN×Nビットセルに写像される。N×Nビットセルの
中の所定の記憶場所にあるビットは元来の画素ビットの
値を割当てられるが、N×Nビットセルの中の残りのビ
ットは0であり、このような所定のビットの記憶場所は
すべてのビットセルに対して同じである。図解例によれ
ば、300dpiから600dpiへの向上スケーリングに対して、
各300dpi画素ビットを2×2ビットセルに写像し、各セ
ル内の所定の記憶場所を、300dpi画素ビットbに対して
図20に示すように、四つの記憶場所の一つとすることが
できる。図20に示すように、2×2セルの残りのビット
は0にセットされる。N倍の向上スケーリングでは、向
上スケールされたラスタデータに関してN×Nビットセ
ルを生ずる。
【0039】本発明の解像度向上スケーリングから生ず
る解像度向上スケールデータは、前に説明した増強モー
ド減少に従って処理されるときは減少されず、したがっ
て、更に高い解像度のラスタデータに容易に挿入するこ
とができる。図解例によれば、本発明によるラスタ向上
スケーリングは元来のラスタデータの各行を、たとえば
参照用テーブルにより水平減少に対して先に説明し図10
に概略描いたような仕方で、一連のKビット語W(R,C)
として組織し、元来のラスタデータの各語について発生
元の元来の解像度の語W(R,C)のビットの内容にセット
されている所定のビットセル記憶場所にビットを備えて
いる(N*K) ビット向スケール語を形成することにより行
うことができる。向上スケール(N*K) ビット語は元来の
ラスタデータ語W(R,C)の複合2進値から成る指数Iに
よりアクセスされるスケーリング参照用テーブルから便
利に検索される。検索された向上スケール語の上または
下にあるN-1個のN*Kビット語には0が詰め込まれる。換
言すれば、各々が元来のラスタデータ内のビットに対応
するN×Nビットセルの所定の記憶場所に入っている向
上スケールデータの行に対するデータはスケーリング参
照用テーブルから検索されるが、向上スケールデータの
残りの行には0が詰められる。図21は図解例によりビッ
トb1、b2、b3、b4を備えた4ビット語を、N=2(たと
えば、300dpiから600dpiへの向上スケーリング)および
各2×2ビットセルの左上ビットがその内容が発生元の
低い解像度の画素ビットの内容に対応するようセットさ
れている所定のビットである特定の例について、8ビッ
ト語におよび下に横たわるすべて0の8ビット語に向上
スケーリングすることを概略図示している。
【0040】今度は図22を参照すると、図解例により、
元来のものの2倍である高い解像度に(たとえば、300d
piから600dpiに)向上スケーリングし、向上スケールさ
れたビットセルの所定のビット記憶場所が各セルの最上
行にある特定の例について本発明による向上スケーリン
グを行う手順の流れ図が示されている。RMAX行およびCW
MAX列の語アレイに配列されたKビット語を備えている
元来のラスタデータアレイは2*RMAX行およびCWMAX列の
向上スケールアレイに配列された2*K ビット語WW(RR,C
W)を備えた向上スケール語アレイに向上スケールされ
る。551で元来の低解像度ラスタデータに対する行指数
Rを1に初期設定し、高解像度ラスタデータに対する行
指数RRを1に初期設定する。553で行指数Rが発生元低
解像度ラスタデータアレイの行の数RMAXを超過している
か否かに関する判定を行う。判定が否であれば、行指数
Rは行の数RMAXを超過しておらず、555で語アレイ列指
数CWを1に初期設定する。557で語アレイ列指数CWが語
列の数CWMAXを超過しているか否かに関して判定を行
う。否であれば、559でデプレータ参照用テーブルに対
する指数IをKビット語W(R,CW)の複合2進値から形成
する。561で上昇スケールラスタデータアレイ内の語WW
(RR,CW)を指数Iを用いてスケーリング参照用テーブル
にアクセスすることにより検索された2*Kビット語で置
き換え、563で向上スケールラスタデータアレイの語WW
(RR+1,CW)をすべて0にセットする。565で向上スケール
ラスタデータアレイに対する行指数RRを2だけ増加させ
る。567で語列指数CWを1だけ増加させ、制御は557に移
る。557での判定がyesであれば、語列指数CWは語列の数
CWMAXを超過しており、制御は569に移って行カウントR
を1だけ増加させる。次に制御は553に移り、行指数R
が元来の低解像度ラスタデータアレイの行の数RMAXを超
過しているか否かチェックして判定する。553での判定
がyesであれば、行指数Rは行の数RMAXを超過してお
り、手順は終わる。
【0041】媒体軸に沿う増解像度印刷:本開示のこの
特徴によれば、媒体軸に沿って特定の解像度(たとえ
ば、300dpiに関しては1インチの1/300)に対応するノ
ズルピッチを有するインクジェットノズルアレイが、2
倍の解像度(すなわち、1インチの1/300のノズルピッ
チの例について1インチの1/600の解像度格子ピッチを
有する600dpi)を有する格子に印刷するのに使用され
る。増解像度印刷によれば、画素アレイの行が、各行が
どの隣接行の各々とも異なるキャリッジ走査で印刷され
るインターリーブ様式で印刷される。簡単な列によれ
ば、図23の表は印刷画素アレイのドットピッチの2倍の
ドットピッチを有する4ノズルアレイの一連のキャリッ
ジ走査に従って印刷される画素行を示している。垂直軸
は画素アレイの行を示し、水平軸はキャリッジの走査を
示す。特定の位置にあるXは垂直軸で示される画素行が
水平軸で示されるキャリッジ走査で印刷されることを示
している。丸で囲んだ画素行数はこのような行が最初に
媒体に出逢うノズルにより印刷されることを示し、媒体
前進手順を理解するのに役立つ。
【0042】図23の表から、キャリッジの各走査で印刷
される行は次のとおりであることが認められるはずであ
る。 走査1:1、3 走査2:2、4、6、8 走査3:5、7、9、11 走査4:10、12、14、16 図23の表で示した特定の例では、ノズルアレイは最初、
第1のパスでノズルの半分が第1行から始めて交互に行
を印刷するように設置されている。媒体は第2パスで5
ビットピッチだけ前進し、第2パスで3ドットピッチ、
次に5ドットピッチだけ前進する。以下同様。
【0043】更に一般的には、媒体軸に沿って互いに隣
接し且つ媒体軸に沿ってノズルピッチPだけ離れて設け
られているN個のノズルを備えたノズルアレイの場合、
最初のキャリッジ走査について媒体が前進してノズルア
レイの先行するM個のノズルを画素行1および続く交互
に変わる画素行から(2M+1)番目の画素行までと整列さ
せるが、この場合媒体軸に沿う画素行のピッチはP/2で
あり、M個の先行ノズルは媒体の前進により出逢う最初
のノズルであり、MはN以下である。第2のおよび続く
キャリッジ走査の間、媒体は2(N−M)+1画素行およびM
−1画素行だけ交互に前進する。
【0044】今度は図24を参照すると、図解例により本
発明による増解像度印刷が示されている。611で、印刷
媒体が前進して先行するM個のノズルを最初の画素行お
よび続く交互画素行から(2M+1)番目の画素行までと整
列させる。613で、画素行を印刷するよう走査されるキ
ャリッジが先行するM個のノズルと整列する。615で印
刷媒体は2(N−M)+1画素行前進し、617でキャリッジは
ノズルアレイのノズルと整列している画素行を印刷する
ように走査される。619ですべてのラスタデータが印刷
されてしまったか否かの判定が行われる。yesであれ
ば、手順は終わる。619での判定が否であれば、ラスタ
データがすべては印刷されていないので、621で印刷媒
体を2M−1画素行だけ前進させ、623でキャリッジを走査
してノズルアレイのノズルと整列している画素行を印刷
する。625でラスタデータのすべてが印刷されてしまっ
たか否かに関する判定が行われる。yesであれば、手順
は終わる。625での判定が否であれば、ラスタデータの
すべては印刷されてしまってはいないので、制御は615
に移る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、画素密度を低減して低解像度印刷用に設計さ
れた印刷要素で高解像度印刷を行うことができる。ま
た、印刷速度を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開示された印刷手法を使用する熱インクジェッ
トプリンタの主要機械的構成要素の概略斜視図である。
【図2】図1のプリンタの下方向に面するインクジェッ
トノズルと印刷媒体間の関係を説明する概略側断面図で
ある。
【図3】図1のプリンタのプリントヘッドカートリッジ
のノズルアレイの一般的な配列を説明する概略平面図で
ある。
【図4】図1のスウォースプリンタの位置的に調節可能
なプリントヘッドカートリッジ保持シューの詳細図であ
る。
【図5】図4の4A−4A線に添って切断して示す拡大
断面図である。
【図6】図4の位置的に調節可能なプリントヘッドカー
トリッジ保持シューの位置調節カムを調節するためのカ
ムアクチュエータ機構の例を説明する詳細図である。
【図7】図1のスウォースプリンタを制御するためのプ
リンタ制御システムの簡略ブロック図である。
【図8】印刷された画像を形成するためにプリンタによ
ってドットを選択的に印刷できる画素アレイと異なる大
きさの印刷されたドットとを概略的に示す説明図であ
る。
【図9】ラスタデータの水平減少を実行するための手順
を説明する流れ図である。
【図10】水平減少のために、ラスタデータをKビット
幅の語のアレイに組織化するのを概略的に示す図であ
る。
【図11】探索テーブルの使用によるラスタデータ語の
水平減少の例を概略的に示す図である。
【図12】デプレータ探索テーブルの使用によるラスタ
データの水平減少を実行するための処理手順を説明する
流れ図である。
【図13】ラスタデータの垂直減少を実行するための処
理手順を説明する流れ図である。
【図14】垂直減少のために、ラスタデータをKビット
幅の語のアレイに組織化するのを概略的に示す図であ
る。
【図15】減少されるべき語と上に横たわるラスタデー
タ語の2進1の補数とのビットごとの2進論理積の結果
で置換することによるラスタデータの語の垂直減少の例
を概略的に示す図である。
【図16】減少されるべき語と上に横たわるラスタデー
タ語の2進1の補数とのビットごとの2進論理積の結果
でラスタデータ語を連続的に置換することによってラス
タデータの垂直減少を実行するための処理手順を説明す
る流れ図である。
【図17】防護減少のために、ラスタデータをMビット
幅語のアレイに組織化するのを示す図である。
【図18】防護減少に従って語の一つが全て0にセット
される垂直に近接するラスタデータ語の例を概略的に示
す図である。
【図19】ラスタデータアレイの防護減少を説明する流
れ図である。
【図20】元のラスタデータの1ビットに関するラスタ
向上スケールを概略的に示す図である。
【図21】元のラスタデータ語に関するラスタ向上スケ
ールを概略的に示す図である。
【図22】スケール探索テーブルの使用により実行され
るラスタ向上スケールを説明する流れ図である。
【図23】画素行のピッチの2倍のノズルピッチを有す
るノズルアレイで画素行が印刷される順序を説明する図
である。
【図24】画素アレイの行ピッチの2倍のノズルピッチ
を有するノズルアレイで画素アレイを印刷するための印
刷手順を説明する流れ図である。
【符号の説明】
31:印刷コントローラ 32:インターフェース 33:媒体軸ドライブモータ 34:バッファ 35:媒体軸ドライブモータエンコーダ 36:マイクロプロセッサコントローラ 37:キャリッジ軸エンコーダ 39:キャリッジ走査軸ドライブモータ 41:スウォース記憶装置 42:ランダムアクセスメモリ 42a:ビットマップラスタメモリ 44:リードオンリメモリ 45:プリントヘッドドライバ 51:可動キャリッジ 53、55:案内レール 57:無端ベルト 59:直進エンコーダストリップ 61:印刷媒体 63:印刷ローラ 91:第1のカートリッジ保持シュー 92:第2のカートリッジ保持シュー 93:トーションバー状支持部材 95:裏板 97:カムフォロワーフランジ 101、102:ノズル板 111:位置調節カム 113:保持用ばね 117:カムレバー 123:作動用レバー 125:カムフォロワー 127:カム 129:ステップモータ C1、C2:可動インクジェットプリントヘッドカート
リッジ P(1,1)、P(R,C)、P(RMAX,CMA
X):画素アレイ W(R,C):Kビット語

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スウォース型プリンタを動作させて、キ
    ャリッジ軸と媒体軸とにそれぞれ整列された画素行と画
    素列とに配列された画素を有する画素アレイの画素行を
    印刷する方法であって、前記画素アレイは、前記媒体軸
    に沿って所定のノズルピッチの半分の画素行ピッチを有
    し、前記スウォース型プリンタは、前記キャリッジ軸に
    沿って移動可能な可動キャリッジと、前記可動キャリッ
    ジによって支持され前記媒体軸に沿って選択的に移動可
    能な印刷媒体上に印刷する熱インクジェットノズルアレ
    イとを有し、前記ノズルアレイは、前記媒体軸に沿って
    互いに隣接する、所定のノズルピッチ分だけ前記媒体軸
    に沿って離隔された少なくともN個のノズルを有し、 (A)前記印刷媒体を前進させて前記アレイの先頭のM
    個のノズルを、第1および後続の交互の画素行と位置合
    わせし、(M+1)番目の画素行まで印刷する(ここ
    で、MはN以下であり、前記先頭のM個のノズルは前記
    印刷媒体の前進によって最初に出くわすノズルである)
    ステップと、 (B)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記先
    頭のM個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷
    するステップと、 (C)前記媒体を2(N−M)+1の画素行だけ前進さ
    せるステップと、 (D)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記N
    個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷するス
    テップと、 を備えて成る方法。
  2. 【請求項2】 前記Nが偶数であることを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記MがN/2に等しいことを特徴とす
    る、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記Nが奇数であることを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 スウォース型プリンタを動作させて、キ
    ャリッジ軸と前記媒体軸とにそれぞれ整列された画素行
    と画素列とに配列された画素を有する画素アレイの画素
    行を印刷する方法であって、前記画素アレイは前記媒体
    軸に沿って所定のノズルピッチの半分の画素行ピッチを
    有し、前記スウォース型プリンタは前記キャリッジ軸に
    沿って移動可能な可動キャリッジと、前記可動キャリッ
    ジによって支持され前記媒体軸に沿って選択的に移動可
    能な印刷媒体上に印刷する熱インクジェットノズルアレ
    イとを有し、前記ノズルアレイは、前記媒体軸に沿って
    互いに隣接する、所定のノズルピッチ分だけ前記媒体軸
    に沿って離隔された少なくともN個のノズルを有し、 (A)前記印刷媒体を前進させて前記アレイの先頭のM
    個のノズルを第1および後続の交互の画素行と位置合わ
    せし、(M+1)番目の画素行まで印刷する(ここで、
    MはN以下であり、前記先頭のM個のノズルは前記印刷
    媒体の前進によって最初に出くわすノズルである)ステ
    ップと、 (B)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記先
    頭のM個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷
    するステップと、 (C)前記媒体を2(N−M)+1の画素行だけ前進さ
    せるステップと、 (D)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記N
    個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷するス
    テップと、 (E)前記媒体を2M−1の画素行だけ前進させるステ
    ップと、 (F)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記N
    個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷するス
    テップと、 を備えて成る方法。
  6. 【請求項6】 スウォース型プリンタを動作させて、キ
    ャリッジ軸と前記媒体軸とにそれぞれ整列された画素行
    と画素列とに配列された画素を有する画素アレイの画素
    行を印刷する方法であって、前記画素アレイは前記媒体
    軸に沿って所定のノズルピッチの半分の画素行ピッチを
    有し、前記スウォース型プリンタは前記キャリッジ軸に
    沿って移動可能な可動キャリッジと、前記可動キャリッ
    ジによって支持され前記媒体軸に沿って選択的に移動可
    能な印刷媒体上に印刷する熱インクジェットノズルアレ
    イとを有し、前記ノズルアレイは前記媒体軸に沿って互
    いに隣接する、所定のノズルピッチ分だけ前記媒体軸に
    沿って離隔された少なくともN個のノズルを有し、 (A)前記印刷媒体を前進させて前記アレイの先頭のM
    個のノズルを第1および後続の交互の画素行と位置合わ
    せし、(M+1)番目の画素行まで印刷する(ここで、
    MはN以下であり、前記先頭のM個のノズルは前記印刷
    媒体の前進によって最初に出くわすノズルである)ステ
    ップと、 (B)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記先
    頭のM個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷
    するステップと、 (C)前記媒体を2(N−M)+1の画素行だけ前進さ
    せるステップと、 (D)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記N
    個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷するス
    テップと、 (E)前記画素アレイの全ての行が印刷されたとき、印
    刷を終了するステップ (F)前記媒体を2M−1の画素行だけ前進させるステ
    ップと、 (G)前記キャリッジを走査して、前記アレイの前記N
    個のノズルと位置合わせされた前記画素行を印刷するス
    テップと、 (H)前記画素アレイの全ての行が印刷されたとき、印
    刷を終了するステップと、 (I)前記画素アレイの全ての行が印刷されるまで、前
    記ステップ(C)乃至ステップ(H)を繰り返すステッ
    プと、 を備えて成る方法。
  7. 【請求項7】 前記ノズルアレイは2列に配置された複
    数のノズルを含んでおり、前記列の一方のノズルが他方
    の列のノズルに対して互い違いに配列されている請求項
    1から6のいずれかに記載の方法。
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