JPH0712504A - 磁気測定器 - Google Patents

磁気測定器

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JPH0712504A
JPH0712504A JP14993993A JP14993993A JPH0712504A JP H0712504 A JPH0712504 A JP H0712504A JP 14993993 A JP14993993 A JP 14993993A JP 14993993 A JP14993993 A JP 14993993A JP H0712504 A JPH0712504 A JP H0712504A
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magnetic
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coil
distance
detector
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Takehisa Nagayama
剛久 長山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測距儀等を必要とせず、計測の容易な磁気測
定器を提供する。 【構成】 各々が磁気センサ7-1、7 -2と距離測定用の
コイル8-1、8-2を一体的に有する2個の磁気検知器
1、2を備え、この2個の磁気検知器1、2をその間を
磁性体が通過し得る程度に隔離して設置し、コイルの一
方8-1(8-2)に通電して発生する磁界を他方の磁気セ
ンサ7-2(7-1)で測定し、この測定結果により、両磁
気検知器1、2間の相対距離を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気測定器、特に少
なくとも2個の磁気検知器からなる磁気測定器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、船舶等が持つ磁気特性を測定す
るのに、例えば2個の磁気検知器を、船舶の幅以上の間
隔をあけて、配置し、その磁気検知器間を被測定船舶を
通過させ、両磁気検知器の測定磁界と相対距離より、被
測定船舶の磁気モーメントを算出する。この種の磁気測
定器では、予め2個の磁気検知器の距離を求めておく必
要があり、従来は、磁気検知器の位置、相対距離を光学
系等の測距儀で測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の磁界測
定器は、両者の磁気検知器間の相対距離を測定するの
に、測距儀を使用しており、特別な測距儀を使用せねば
ならず、また計測に時間と労力を必要とするという問題
があった。この発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであって、測距儀等を必要とせず、また計測の容易
な磁気測定器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の磁気
測定器は、各々が磁気センサと距離測定用のコイルを有
する磁気検知器を少なくとも2個備え、かつ、この2個
の磁気検知器を離隔して設置した状態で、上記コイルへ
の通電によって発生する磁場の大きさを対向する磁気検
知器で測定し、この測定結果より前記両磁気検知器の設
置位置の相対距離を算出する手段を備えている。
【0005】この磁気測定器では、2個の磁気検知器を
測定場所に設置する際に、一方の磁気検知器のコイルに
所定の電流を通電し、この電流によって発生する磁界を
他方の磁気検知器の磁気センサで測定し、得られた磁界
の強さ、予め既知のコイルの電流、コイルの半径、巻数
等から、両磁気検知器間の相対距離を算出する。この磁
気測定器では、2個の磁気検知器の設置場所の如何にか
かわらず、特別に測距儀等を使用せずとも相対距離を算
出できる。
【0006】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例磁気測定器の
回路構成を示すブロック図である。この実施例磁気測定
器は、船舶の船体磁気を測定する装置として使用され
る。この実施例測定器は、磁気検知器A1と、磁気検知
器B2と、磁気管制器3と、信号処理器4と、CRTデ
ィスプレイ5と、プリンタ6とを備えており、磁気管制
器3以降は、陸上に設置されるものであってよい。磁気
検知器A1、磁気検知器B2は、測定する船舶の幅より
広い間隔(距離)を持って海中に設置される。
【0007】磁気検知器A1は、図2に示すように、磁
気センサ7-1と、この磁気センサ7 -1に、一体的に巻回
されるコイル8-1とから構成されている。同様に磁気検
知器B2も、磁気センサ7-2とコイル8-2とから構成さ
れている。コイル8-1、8-2は距離測定用に設けられて
おり、磁気検知器A1と、磁気検知器B2は、互いの相
対距離を測定する場合に、一方のコイル8-1(8-2)に
iなる電流を流し、他方の磁気センサ7-2(7-1)で磁
界を検出するものである。
【0008】この実施例磁気測定器を用いて船体磁気を
測定する場合、先ず測定現場にて、船舶の幅より広い適
当な距離をおいて、任意の位置に、磁気検知器A1、磁
気検知器B2を設置する。次に、磁気検知器A1のコイ
ル8-1に定められた電流iを通電する。この場合、電流
iは直流でも良いが、S/Nを上げるために、磁気セン
サが応答可能な交流 i=i0 cos(2πt/T) を通電する。そして、この通電によって発生する磁界を
磁気検知器B2で測定する。
【0009】この磁界の大きさは、
【0010】
【数1】
【0011】ただしN:コイルの巻数 a:コイルの半径 で表される。それゆえ、信号処理器4で、そのピーク値
を検出し、両検知器間の距離xを次式より算出する。
【0012】
【数2】
【0013】この距離xの測定精度を上げるために、数
サイクルの平均を求めるとよい。磁気検知器A1のコイ
ル8-1への通電による距離xの算出が終了すると、今度
は磁気検知器B2のコイル8-2に所定電流iを通電し、
磁気検知器A1の磁気センサ8-1で磁界を検出し、上記
と同様にして距離xを算出する。以上のようにして得
た、両方の値を例えば平均して、両検知器間の相対距離
xを決定する。以後は、磁気検知器A1、磁気検知器B
2を動かさない限り、この距離xを、被測定磁性体の磁
気算出に使用する。
【0014】相対距離の算出が終了すると測定準備がで
きたことになり、次に本測定に移る。すなわち、被測定
磁性体である船舶を磁気検知器間で磁気検知器を結ぶ線
に直交する方向に移動させ、両磁気検知器の磁気センサ
-1、7-2に得られる磁気信号の大きさにより、船舶の
位置を決めることができる。次に、得られた位置データ
と磁界測定値を使用して、船舶の磁気モーメントが計算
できる。この磁気モーメントの計算は、よく知られた方
法、例えば最小自乗法を使用する。この船舶の磁気モー
メントにより、船舶の磁気量の評価を行うことができ
る。
【0015】なお、上記実施例において、磁気センサと
一体的に巻回されるコイルの形状を円形としたが、寸法
形状さえ正確であれば、角形、その他の形状であっても
よい。また、上記実施例では、測定磁性体として船舶を
例にとって説明したが、この発明は、単に船舶のみなら
ず、陸上の移動体、あるいは測定者が磁性体を移動させ
て、磁性体の評価を行う場合にも適用できる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、各々が磁気センサと
距離測定用のコイルを有する磁気検知器を少なくとも2
個備え、かつ、この2個の磁気検知器を離隔して設置し
た状態で、上記コイルへの通電によって発生する磁場の
大きさを対向する磁気検知器で測定し、この測定結果よ
り前記両磁気検知器の設置位置の相対距離を算出する手
段を備えているので、測距儀など、特別の装置を使用せ
ずとも磁気検知器の設置位置を計測でき、設置位置計測
の時間と労力を低減でき磁気測定の効率を上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例磁気測定器の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】同実施例磁気測定器の磁気検知器及び磁気検知
器間の相対距離の測定を説明するための図である。
【符号の説明】
1、2 磁気検知器 7-1、7 -2 磁気センサ 8-1、8-2 コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が磁気センサと距離測定用のコイルを
    有する磁気検知器を少なくとも2個備え、かつ、この2
    個の磁気検知器を離隔して設置した状態で、上記コイル
    への通電によって発生する磁場の大きさを対向する磁気
    検知器で測定し、この測定結果より前記両磁気検知器の
    設置位置の相対距離を算出する手段を備えたことを特徴
    とする磁気測定器。
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