JPH07124874A - ステープル留めプライア - Google Patents

ステープル留めプライア

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JPH07124874A
JPH07124874A JP6099146A JP9914694A JPH07124874A JP H07124874 A JPH07124874 A JP H07124874A JP 6099146 A JP6099146 A JP 6099146A JP 9914694 A JP9914694 A JP 9914694A JP H07124874 A JPH07124874 A JP H07124874A
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magazine
arm
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clincher
driver arm
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William S Fealey
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C5/00Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
    • B25C5/02Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor with provision for bending the ends of the staples on to the work
    • B25C5/0285Hand-held stapling tools, e.g. manually operated, i.e. not resting on a working surface during operation

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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
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  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 かるく操作できるようにする。 【構成】 ステープル留めプライアは、取り外し自在に
互いに連結する供給すべきステープルを収納するための
マガジンと、マガジンに回動自在に連結して、開位置と
閉位置との間で動く弾性的に押し上げられているドライ
バアーム及びクリンチャアームとを有する。操作レバー
はクリンチャアームに回動自在に連結しており、ドライ
バアームについて回転するように支承された軸受にある
相補形の弓形の面と摺動接触する弓形の面を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、ファスナ装着
器具に関し、特に改良されたステープル留めプライアに
関する。
【0002】
【従来の技術】広く採用されている周知の型のステープ
ル留めプライアは、米国特許第2,461,165号及
び第2,354,760号(Lindstrom)の中
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、ステープルを打ち込み且つクリンチする間に操作レ
バーを締め付ける結果として発生するてこ作用力をより
円滑に伝達させ、それにより、要求される関連操作労力
を減少させることによって、この公知の構造を改善する
ことである。
【0004】本発明の別の目的は、プライアの部品の組
み立てを簡易且つ容易にし、それにより、製造コストの
大きな節約を実現することを可能にすることである。本
発明の別の目的は、ステープルが様々な加工要素を通し
て打ち込まれているときのステープルの案内と支持を改
善することである。本発明の付随する目的は、マガジン
の出口スロート部から詰まったステープルを排除する作
業を容易にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下にさらに詳細に説明
することになる本発明の好ましい一実施例においては、
上記の目的及び利点並びにその他の目的及び利点は、各
々が一体のクラウン部によって接合された従来通りの一
対の脚部を有し、互いに取り外し自在に連結するU字形
ステープルの反転溝形アセンブリ(一般には「スティッ
ク」という)を収納するためのマガジンを有するステー
プル留めプライアを提供することにより達成される。マ
ガジンの上方と下方には、それぞれ、ドライバアーム
と、クリンチャアームとが配置されている。ドライバア
ーム及びクリンチャアームの後端部はマガジンの後端部
に連結されており、マガジンはその前端部に出口スロー
ト部を有し、ステープルは、マガジンの下面とクリンチ
ャアームとの間に挟持された加工要素の中へその出口ス
ロート部を経て打ち込まれる。ステープルは、ドライバ
アームに担持されているドライバにより出口スロート部
を経てマガジンから排出される。クリンチャアームの前
端部の一部として形成されるクリンチャは、マガジンか
ら排出され且つ加工要素を通ったステープルをクリンチ
する。クリンチャアームとドライバアームは、共働する
内部ばねによって開位置へ開かされており、クリンチャ
アームに回動自在に連結する操作レバーは、ばねの開き
作用(押し上げ作用)にまさる力を与えて、ステープル
留め作業中にドライバアーム及びクリンチャアームを各
々の閉位置へ回動自在に押圧するために要求される必要
なてこ作用力を供給する。ドライバアームには、軸受が
回転自在に担持されている。それらの軸受と操作レバー
は、絶えず接触しながら共働して、操作レバーの行程中
に起こるメカニカルアドバンテージの変化を円滑に調整
する相補形の弓形の面を有しており、その最終的な結果
として、プライアの回動自在に共働する部品にてこ作用
力を円滑に伝達させる。
【0006】軸受は、ドライバアームの側壁にある整列
した開口にはめ込み嵌合する射出成形プラスチック部品
から構成されているのが好ましく、マガジンは軸受の内
側部分の間に位置し、ステープル留め作業ごとに、それ
らの内側部分により摺動自在に案内される。
【0007】マガジンには、前方へ突出する突起セグメ
ントに至るカム面を形成するように構成されている前端
部を有する摺動するコア部材が設けられているのが好ま
しい。コア部材は前方へ押されることにより、出口スロ
ート部を経て出る位置で突起セグメントをマガジンの前
部に圧接する。ステープル留め作業中、突起セグメント
はマガジンの側壁と共働して、ステープルの脚部を側方
で支持し、ステープルがマガジンから排出されて、加工
要素を通して強制的に打ち込まれるときのステープルの
脚部の座屈を防止する。ステープル留め作業の最終階の
間、ステープルのクラウン部はカム面と共働して、コア
の前方へ突出する突起セグメントをスロート部から外
す。
【0008】
【実施例】まず、図1〜図4,図19及び図20を参照
すると、図中符号10は本発明によるステープル留めプ
ライアを示す。プライアは、U字形ステープルのスティ
ック14を収納するためのマガジン12を含む。ステー
プルは従来通りの構造であり、図10〜図14で最も良
くわかるように、各々のステープルは一体のクラウン部
14bにより接合された一対の脚部14aを含む。
【0009】マガジン12はほぼ溝形であって、底壁1
6と、その底壁から上方へ延出して細長い上部開口に至
る平行な外側壁18a,18bと、外側壁から内側へ曲
がって、相互間に空間22を形成する前面壁セグメント
20a,20bとを有し、一方の前面壁セグメント20
aは後方へ延び出しているストッパ24を有する。マガ
ジンの前端部では、底壁は折り返されて、後方に向いた
リップ部26を形成している。リップ部26と、それに
隣接する側壁18a,18b及び前面壁セグメント20
a,20bの面とは共働して、出口スロート部「T」を
形成する。マガジンの後端部では、側壁18a,18b
の上縁部から内方へフランジ28が延び出している。
【0010】マガジンの上方にはドライバアーム30が
位置し、マガジンの下方にはクリンチャアーム32が位
置している。ドライバアームは外側輪郭を形成する上壁
34と、前面壁36と、平行な側壁38a,38bとを
有する。上壁は矩形の装入口40と、その装入口の境界
付近の前面リムの前端部の装入口より小さい2つの離間
した開口42とを含む。クリンチャアーム32は、前端
部のクリンチャにクリンチャ空洞46を有し、且つ後端
部には上方へ反り返ったフランジ48を有する底壁44
を有する。底壁44から上方へ側壁50a,50bが延
び出している。図19で最も良くわかるように、側壁5
0a,50bの前縁部は、それぞれ、傾斜した接触面5
2を形成するように構成されており、側壁50aは前方
へ突出する耳部54を有し、また、側壁50bは後方へ
突出する耳部56を有する。
【0011】後端部のピン58はマガジン12と、ドラ
イバアーム30と、クリンチャアーム32の後端部にあ
る整列した開口を通って設けられ、それらを回動自在に
連結し、ドライバアームとクリンチャアームの前端部は
マガジンに対して開位置と、閉位置との間で回動自在に
移動することができる。その開位置を図1及び図4に最
も明瞭に示してある。
【0012】マガジンは、底壁62と、直立する内側壁
64a,64bとを有する長手方向に延び出したコア部
材60を収納しており、内側壁の上縁部は内側へ曲がっ
て、上部溝穴66を形成している。コア部材はマガジン
の内部で長手方向及び側方へ移動自在であり、装入口4
0を経てマガジン内へ受け入れられたステープルのステ
ィック14を摺動自在に支持する。ステープルの脚部1
4a,14bはマガジン12の外側壁18a,18b
と、コア部材60の内側壁64a,64bとの間に閉じ
込められる。コア部材の内側壁の前縁部は、中間湾曲カ
ムセグメント68cによって前方へ突出している突起セ
グメント68bに連結された垂直セグメント68aを形
成するような構造になっている(図20)。
【0013】コア部材60はプッシャ要素70を担持し
ており、このプッシャ要素70はコア部材60に沿って
長手方向に移動自在である。プッシャ要素はほぼ反転し
た溝形の構成を有し、その側壁はマガジン12の外側壁
18a,18bと、コア部材の内側壁64a,64bと
の間に位置している。プッシャ要素70はコア部材60
の中に配置される垂れ下がった前面リップ部74と、溝
穴66を通って上方へ突出する突起部76とを有する。
コア部材の後部には保持ばね78が配置されている。図
17及び図18で最も良くわかるように、保持ばねはほ
ぼ反転した溝形の構成を有し、その側壁80a,80b
は上壁82から下方へ突出している。側壁は、コア部材
の側壁64a,64bにある矩形の開口84にスナップ
係合によってはめ込まれる突起を有する。
【0014】例として図4及び図17に示すように、ば
ねの上壁82はほぼ「W」字形の構造を有し、その前部
ばね板82aは86で示す箇所でコア部材の後部に当接
し、後部ばね板82bは回動ピン58の径小部分58a
に当接している。保持ばねの前部ばね板82aと、プッ
シャ要素70の垂れ下がった前面リップ部74との間に
は、軸方向にコイルばね88が閉じ込められている。保
持ばねの前部ばね板82aが86の箇所でコア部材60
の後部に当接するときの前部ばね板82aの望ましくな
い上方への動きを阻止するために、保持ばねの前部ばね
板82aのランス付きタブ82cがコイルばね88の内
側に位置している。ばね88はプッシャ要素を前方へ押
圧することにより、スティック14の最後のステープル
をマガジン12の前面壁セグメント20a,20bに当
接するように位置決めする。回動ピンの径小部分58a
の中への保持ばね78の後部ばね板82bの弾性係合
は、回動ピンが偶発的に軸方向に外れるのを防止する働
きをする。保持ばねはコア部材60と、回動ピン58と
の間に弾性的に閉じ込められているため、コア部材は前
方へ弾性的に押圧されて、コア部材の前方へ突出する突
起セグメント68bをマガジンの前面壁セグメント20
a,20bに圧接させるのである。
【0015】マガジンの上にはマガジンカバー90がか
ぶさっており、マガジンカバーには、ドライバアーム3
0の後端部から外方へ突出する、下方へ折り返って湾曲
するハンドル部分90aが設けられている。マガジンカ
バーは非金属プラスチック材料から成形されるのが好ま
しく、プッシャ要素70の上方へ突出する突起76を受
け入れる上部溝穴92を有する。プライアの中にステー
プルを装入したならば、まず、マガジンカバーを後方へ
(図4で見たときには右へ)引張る。これを実行する
と、溝穴92の前縁部はプッシャ要素の突起76と係合
し、それにより、ばね88の力に抗してプッシャ要素を
後方へ引張る。この結果、マガジンカバーとプッシャ要
素は装入口40の下方から取り除かれるので、ステープ
ルのスティックを装入口を経てコア部材の上へ装入する
ことができる。そこで、マガジンカバーを図4に示す位
置に戻す。これにより、ステープルはコア部材と、マガ
ジンカバーの下面との間に垂直に閉じ込められることに
なり、プッシャ要素により前方へ押圧される。
【0016】クリンチャアームばね94は、クリンチャ
アームの耳部54,56の間に入り込むように突出した
前部タブ96を有する。ばね94の後部は98で示す箇
所でマガジンカバー90に当接している。クリンチャア
ームばねは垂直に突出する中間耳部100を有し、それ
らの耳部の間には、耳部100を受け入れるために両側
に適切な切り欠きを有するドライバアームばね102が
配置されており、切り欠きはばね102の作用部分を固
定している。ドライバアームばねは104で示す箇所で
クリンチャアームばねに当接しており、また、ドライバ
アームばねの両端部は106及び108で示す箇所でド
ライバアームの上壁34の下面に当接している。クリン
チャアームばね94とドライバアームばね102は、そ
れぞれ、クリンチャアームとドライバアームを図4に示
す開位置へ弾性的に開かせる。
【0017】ドライバ110はドライバアーム30の前
端部に担持されている。ドライバはブレード部分112
を有し、その垂直に突出する弾性脚部114はドライバ
アームの前面リムに離間して設けられている開口42に
はめ込み嵌合している。ブレード部分112の上縁部1
16はマガジンの前面壁セグメントの一方20aにある
ストッパ24と係合することにより、ドライバアーム1
02がドライバアームをマガジンに対して垂直に引き上
げる範囲を限定するドライバ110はドライバアームの
前面リムから垂れ下がっているので、回動ピン58の軸
と平行な軸に関して自在に回動できる。また、ドライバ
は前後にも自在に浮動して、マガジン12の中に入り込
んで動かなくなってしまうという事態を回避している。
【0018】操作レバー118は第2の回動ピン120
によってクリンチャアーム32に回動自在に連結されて
いる。操作レバーはクリンチャアーム32の下面から角
度をもって分岐するハンドル部分122と、互いに離間
する側壁124a,124bを有するヘッド部分とを有
する。側壁124a,124bには弓形の溝穴126が
形成されている。各々の溝穴126は底部130に至る
平行な弓形の縁部128a,128bを有する。操作レ
バー118のヘッド部分とドライバアーム30との間に
は、駆動軸受132が挿入されている。駆動軸受は射出
成形プラスチック部品から構成されているのが好まし
い。さらに図15及び図16を参照することにより最も
良くわかるであろうが、駆動軸受は内側部分136と、
外側耳部138との間に円筒形の中間部分134を有す
る。内側部分136は、それぞれ、互いに対向する弓形
の溝140a,140bと、平坦な制止段部142と、
平坦な内側案内面144とを形成するように構成されて
いる。
【0019】ドライバアームの平坦な側壁には整列され
た開口146があり、駆動軸受132の円筒形の中間部
分134はそれらの開口の中に支承されて、回動ピン5
8及び120の軸と平行な軸「A」に関して回転する。
ステープルを打ち込むときには、荷重を受けた状態にあ
る間に駆動軸受が確実に垂直になるように保証するため
に、ドライバアームの側壁38a,38bは内側部分1
36の平坦な面135と、外側耳部138の対向する平
坦な面137との間で駆動軸受132によりしっかりと
挟持される。さらに図19を参照することにより最も明
瞭にわかるように、溝140a,140bは操作レバー
118のヘッド部分にある溝126の弓形の縁部128
a,128bとそれぞれ絶えず接触する弓形の底面14
8a,148bを有する。クリンチャアームの平坦な接
触面52は駆動軸受の制止段部142に当接し、マガジ
ン12の側壁18a,18bは対向する案内面144の
間に摺動自在に閉じ込められている。
【0020】挿入口40は、所定の場所にはめ込み嵌合
された矩形のプラスチックライナ150によって境界を
限定されているのが好ましく、このライナの前縁部は、
ドライバ110とドライバアーム30の前部リムとの連
結箇所の上方に位置し、その箇所を包囲している。図5
で最も良くわかるように、たとえば、落とした結果とし
てステープラが大きな衝撃を受けた場合に起こる望まし
くないたわみや、起こりうる係合の外れを阻止するため
に、プラスチックライナ150のリブ部分151はドラ
イバの脚部114の封入箇所の間に位置している。
【0021】本発明のステープル留めプライアは次のよ
うに動作する。図4に典型として示す開位置にあると
き、ドライバアームばね102の引き上げ作用はドライ
バ110と、ドライバアームストッパ24との相互係合
によって制限される。同様に、クリンチャアームばね9
4の作用はクリンチャアームの接触面52と、駆動軸受
132の制止面142との接触によって制限される。ク
リンチャアームの前端部はマガジンの下面の下方へ離間
して位置し、それらの間に加工要素受入れ間隙152を
形成する。駆動軸受132の耳部138は軸Aを通る垂
直基準線「L」に関して角度αを成して位置しており、
軸Aは弓形の切欠き126の底面130から距離「D」
だけ離間している。図8を参照して説明すると、ハンド
ル122を矢印「C」により指示する方向に回動閉鎖さ
せることによって、クリンチャアーム32とマガジン1
2はその間に差し込まれた加工要素「W」の上に閉じて
ゆく。溝穴126の弓形の縁部128aと、駆動軸受1
32の弓形の接触面148aとの間断のない接触を維持
するために、駆動軸受132が軸Aに関して回転するに
つれて角度αは小さくなっている。軸Aが溝穴126の
中へ進むにつれて、距離Dも短くなっている。
【0022】図9に示す通り、ハンドル122をCの方
向にさらに回動閉鎖させると、その力はばね102の引
き上げ作用を上回るので、マガジン12に対するドライ
バアーム30の動きが生じる。この相対運動はドライバ
110をマガジンのスロート部Tの中へ押し込み、それ
により、スチィック14の末端にあるステープルを下方
へ変位させて、加工要素Wに通す。駆動軸受が軸Aに関
して回転し、弓形の溝穴126の中へさらに深く入り込
むのにつれて、ドライバアームとマガジンとの相対運動
に伴って、角度αと距離Dは減少し続ける。距離Dが短
くなるにつれて、操作レバー118の機械的な利点は大
きくなり、また、角度αが小さくなるにつれて、αの余
弦の関数であり、駆動軸受132を経て垂直方向に作用
する成分力は大きくなる。
【0023】図10及び図11に示すように、マガジン
12から末端のステープルが加工要素Wを通して打ち込
まれる間、ステープルの脚部14aはマガジンの側壁1
8a,18bの内面と、コア部材60の突起セグメント
68bの外面との間に左から右へ側方から支持されるの
であるが、コア部材60は保持ばね78によりマガジン
の前面壁セグメント20a,20bに向かって押されて
いる。図12及び図13に示すように、ドライバ110
がその下降運動を続けるにつれて、ステープルのクラウ
ン部14bはコア部材のカムセグメント68cの上へと
すべり出ることになり、その間に、保持ばねの押し作用
に抗してコア部材を後方へ移動させるので、突起セグメ
ント68bはマガジンのスロート部Tから外れて、ステ
ープルのクラウン部を引き続いて下方へ通してゆく。図
14に示す通り、クリンチ動作の最終段階では、コア部
材はドライバのブレード部分112により後方に保持さ
れている。
【0024】以上の説明に照らして、本発明は公知のス
テープル留めプライアと比べていくつかの利点を提供す
ることが当業者には明白になるであろう。特に重要であ
るのは、操作レバー118にある弓形の溝穴126の弓
形の縁部128a,128bと絶えず摺動自在に係合し
ながら共働するように配置された弓形の底面148a,
148bを有する弓形の溝140a,140bを伴う回
転自在の駆動軸受132を使用していることである。各
々のステープル留めサイクルを通して、軸Aに関する駆
動軸受とドライバアーム30との相対回転の結果として
維持されるそれらの連続する弓形の接触線は、なめらか
な閉鎖・クリンプ動作を発生させる。
【0025】駆動軸受132とドライバ110は所定の
場所にはめ込み嵌合されることによって、リベット締め
に頼る必要をなくし、その結果、組立てを簡易にする。
駆動軸受は金属部品として製造されるのではなく、プラ
スチックから成形されるので、自己潤滑機能を発揮し
て、駆動軸受が協働する部品の動きをより一層なめらか
にする。これは、互いに対向する内側支持面144の間
でマガジンの回動運動を案内することに関して、特に有
益である。
【0026】コア部材60は「浮動要素」である。すな
わち、コア部材はマガジン12の中で自在に側方向と軸
方向の双方へ移動できる。側方への動きによって、コア
部材はステープルのスティック14に現れる寸法のばら
つきに対して自らを調整する。保持ばね78によるコア
部材の前方への押し出しは加工要素へ貫入する間にステ
ープルの脚部を側方で支持するに際して前部のコア部材
突起セグメント68bをマガジンの壁と共働させ、しか
も、ステープルがクリンプされ、マガジンから排出され
るときには、突起セグメントをステープルのクラウン部
により後方へ押し返させる。コア部材の浮動動作は、詰
まったステープルをマガジンのスロート部Tから取り除
くという作用をも容易にする。溶接などによってコア部
材をマガジンに永久的に固着するという一般に行われて
いる作業を回避することにより、プライアの組立てはさ
らに簡易になる。
【0027】保持ばね78も所定の場所にはめ込み嵌合
されて、プッシャ要素70及びコイルばね88をコア部
材60の中に閉じ込めること、コア部材と、その中に閉
じ込められている部品とをマガジン12にはめ込み組立
てさせること、前方への押し作用をコア部材60に加え
ること、並びに保持作用を回動ピン58に加えることを
含めた複数の機能を果たす。以上の利点は組合わされ
て、きわめて信頼性に富み、操作しやすく且つ組立てる
のに好都合であって、末端ユーザーにも、メーカーにも
有益であるステープル留めプライアが作られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるステープル留めプライアの側面
図。
【図2】 ステープル留めプライアの平面図。
【図3】 ステープル留めプライアの正面図。
【図4】 内部の部品をさらに明瞭に示すために一部を
切取った状態の開位置にあるステープル留めプライアの
拡大側面図。
【図5】 図4の線5−5に沿った断面図。
【図6】 図4の線6−6に沿った断面図。
【図7】 図4の線7−7に沿った断面図。
【図8】 ステープル打ち込みシーケンスの開始に先立
って加工要素をマガジンの下面と、クリンチャアームの
前端部との間に挟持するために部分的に閉じたステープ
ラを示す図4に類似する図。
【図9】 ステープル留めシーケンス中の後続する段階
を示す図8に類似する図。
【図10】 ドライバにより加工要素を通して打ち込ま
れたステープルを示すマガジン及びクリンチャアームの
拡大横断面図。
【図11】 図10の線11−11に沿った断面図。
【図12】 ステープル留め作業における別の段階を示
す図10に類似する図。
【図13】 ドライバがその下降行程を続けるときにス
テープルのクラウン部により後方へカム運動している浮
動コア部材を示す図12の線13−13に沿った断面
図。
【図14】 行程の最も下方の端部にあるドライバを示
す図13に類似する図。
【図15】 ドライバアーム軸受の1つの拡大斜視図。
【図16】 図15に示すドライバアーム軸受の平面
図。
【図17】 図4の線17−17に沿った拡大断面図。
【図18】 図17の線18−18に沿った断面図。
【図19】 駆動軸受及びそれに関連する部品の拡大
図。
【図20】 プライアアセンブリの主な部品の一部の解
体図。
【符号の説明】
10…ステープル留めプライア、12…マガジン、14
…ステープルのスティック、14a…脚部、14b…ク
ラウン部、30…ドライバアーム、32…クリンチャア
ーム、40…装入口、58…回動ピン、60…コア部
材、68b…突起セグメント、68c…カムセグメン
ト、70…プッシャ要素、78…保持ばね、88…コイ
ルばね、90…マガジンカバー、94…クリンチャアー
ムばね、102…ドライバアームばね、110…ドライ
バ、118…操作レバー、120…第2の回動ピン、1
26…弓形の溝穴、132…駆動軸受、140a,14
0b…弓形の溝、T…出口スロート部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工要素をステープル留めするステープ
    ル留めプライアにおいて、 各々が一体のクラウン部によって接合された一対の脚部
    を有し、互いに取り外し自在に連結していると共に、反
    転溝形アセンブリとして配列されている供給すべきU字
    形ステープルを収納するためのマガジンと;前記マガジ
    ンの上方に位置するドライバアームと;前記マガジン及
    び前記ドライバアームと一緒に、前端部と、後端部とを
    有し、前記マガジンの下方に位置するクリンチャアーム
    と;前記ドライバアーム及び前記クリンチャアームの前
    端部が前記マガジンの前端部に対して開位置と閉位置と
    の間で回動自在に移動できるように、前記ドライバアー
    ム及び前記クリンチャアームの後端部を前記マガジンの
    後端部に相互結合する第1の回動手段と;前記マガジン
    の前端部にスロート部を形成する手段と;前記マガジン
    と関連して、前記マガジンの中に収納されているステー
    プルのアセンブリを前記マガジンの前端部に向かって押
    圧し、それにより、前記アセンブリの末端の1つのステ
    ープルを前記スロート部に位置決めするプッシャ手段
    と;前記ドライバアームの前端部において、前記スロー
    ト部と整列する位置に前記ドライバアームにより担持さ
    れ、前記ドライバアームが前記開位置にあるときは、前
    記スロート部より引込んだ位置にあり、前記ドライバア
    ームが前記閉位置へ回動運動するのに応答して、前記マ
    ガジンから前記末端のステープルを排出するために、前
    記スロート部の中へ移動可能であるドライバと;前記ク
    リンチャアームの前端部に担持されており、前記クリン
    チャアームが前記開位置にあるときは、前記マガジンか
    ら離間した位置にあって加工要素受け入れ間隙を形成
    し、前記クリンチャアームが前記閉位置へ回動運動する
    のに応答して、前記間隙に受け入れられた加工要素を挟
    持し且つ前記マガジンから排出されて、前記ドライバに
    より前記加工要素を通して打ち込まれるステープルをク
    リンチするに際して前記ドライバと共働するために、前
    記マガジンに向かって移動可能であるクリンチャと;前
    記クリンチャアームを前記開位置へ押圧する第1のばね
    手段と;前記ドライバアームを前記開位置へ引き上げる
    第2のばね手段と;前記ドライバアームに担持され、前
    記第1の回動手段に対して固定された軸を回転させる軸
    受と;操作レバーと;第1の位置と第2の位置との間で
    回動運動するように前記操作レバーを前記クリンチャア
    ームに連結する第2の回動手段であって、前記操作レバ
    ーと前記軸受は、前記操作レバーが前記第1の位置から
    前記第2の位置へ回動運動するのに応答して、前記軸受
    と前記第2の回動手段との相対運動に対応するために、
    摺動係合しながら共働する相補形の弓形の面を有してお
    り、前記相対運動に伴って、前記第1のばね手段及び前
    記第2のばね手段の力にまさる閉鎖力が加わり、その結
    果、前記クリンチャアーム及び前記ドライバアームは前
    記マガジンに対して各々の閉位置へ順次回動する第2の
    回動手段とを具備するステープル留めプライア。
  2. 【請求項2】 加工要素をステープル留めするステープ
    ル留めプライアにおいて、 各々が一体のクラウン部によって接合された一対の脚部
    を有し、互いに取り外し自在に連結していると共に、反
    転溝形アセンブリとして配列されている供給すべきU字
    形ステープルを収納するためのマガジンと;平行な側壁
    を有し、それらの側壁を貫通する整列した開口を有す
    る、前記マガジンの上方に位置するドライバアームと;
    前記マガジン及び前記ドライバアームと一緒に、前端部
    と後端部とを有し、前記マガジンの下方に位置するクリ
    ンチャアームと;前記ドライバアーム及び前記クリンチ
    ャアームの前端部が前記マガジンの前端部に関して開位
    置と、閉位置との間で回動自在に移動できるように、前
    記ドライバアーム及び前記クリンチャアームの後端部を
    前記マガジンの後端部に回動自在に連結する第1の回動
    手段と;前記マガジンの前端部にスロート部を形成する
    手段と;前記マガジンと関連して、前記マガジンの中に
    収納されているステープルのアセンブリを前記マガジン
    の前端部に向かって押圧し、それにより、前記アセンブ
    リの末端の1つのステープルを前記スロート部に位置決
    めするプッシャ手段と;ドライバアームの前端部におい
    て、前記スロート部と整列された位置で前記ドライバア
    ームにより担持されており、前記ドライバアームが前記
    開位置にあるときは、前記スロート部から引込んだ位置
    にあり、前記ドライバアームが前記閉位置へ回動運動す
    るのに応答して、前記マガジンから前記末端のステープ
    ルを排出するために、前記スロート部の中へ移動可能で
    あるドライバと;前記クリンチャアームによりその前端
    部に担持されており、前記クリンチャアームが前記開位
    置にあるときは、前記マガジンから離間した位置にあっ
    て加工要素受け入れ間隙を形成し、前記クリンチャアー
    ムが前記閉位置へ回動運動するのに応答して、前記間隙
    に受け入れられた加工要素を挟持し且つ前記マガジンか
    ら排出されて、前記ドライバにより前記加工要素を通し
    て打ち込まれるステープルをクリンチするに際して前記
    ドライバと共働するために、前記マガジンに向かって移
    動可能であるクリンチャと;前記クリンチャアームを前
    記開位置へ押圧する第1のばね手段と;前記ドライバア
    ームを前記開位置へ引き上げる第2のばね手段と;前記
    ドライバアームに担持されており、前記ドライバアーム
    の内側と外側とにそれぞれ配置された開口を貫通して、
    それらの開口の中に回転自在に支承されている中間部分
    によって接合された内側部分と外側部分を有する軸受
    と;操作レバーと;第1の位置と第2の位置との間で街
    道運動するように前記操作レバーを前記クリンチャアー
    ムに結合する第2の回動手段であって、前記操作レバー
    と前記軸受は、前記操作レバーが前記第1の位置から前
    記第2の位置へ移動するのに応答して摺動係合状態で共
    働し、それにより、前記第1のばね手段及び前記第2の
    ばね手段の力にまさる閉鎖力を発生させ、前記クリンチ
    ャアーム及び前記ドライバアームを前記マガジンに対し
    て各々の閉位置へと回動させる相補形の弓形の面を有す
    る第2の回動手段とを具備するステープル留めプライ
    ア。
  3. 【請求項3】 加工要素をステープル留めするステープ
    ル留めプライアにおいて、 各々が一体のクラウン部により接合された一対の脚部を
    有し、互いに取り外し自在に連結していると共に、反転
    溝形アセンブリとして配列されている供給すべきU字形
    ステープルを収納するためのマガジンであって、底壁
    と、前記底壁から上方へ延び出して上部開口に至る平行
    な外側壁と、前記側壁から内方へ延び出した前面壁セグ
    メントとを有し、前記底壁と、前記側壁と、前記前面壁
    セグメントとは離間した関係で共働して、スロート部を
    形成するマガジンと;前記マガジンの中で長手方向に移
    動自在であり、前記上部開口を経て前記マガジンの中に
    受け入れられた前記供給すべきステープルを支持するコ
    ア部材と;前記マガジンの上方に位置し、整列した開口
    が貫通している平行な側壁を有するドライバアームと;
    前記マガジンの下方に位置し、前記マガジン及び前記ド
    ライバアームと一緒に、前端部と後端部とを有するクリ
    ンチャアームと;前記ドライバアーム及び前記クリンチ
    ャアームの前端部が前記マガジンの前端部に対して開位
    置と、閉位置との間で回動自在に移動可能であるよう
    に、前記ドライバアーム及び前記クリンチャアームの後
    端部を前記マガジンの後端部に回動自在に連結する第1
    の回動手段と;前記マガジンの前端部にスロート部を形
    成する手段と;前記マガジンと関連して、前記マガジン
    の中に収納されているステープルのアセンブリを前記マ
    ガジンの前端部に向かって押圧し、それにより、前記ア
    センブリの末端の1つのステープルを前記スロート部に
    位置決めするプッシャ手段と;前記ドライバアームの前
    端部において、前記スロート部と整列させられた位置に
    前記ドライバアームにより担持されており、前記ドライ
    バアームが前記開位置にあるときは、前記スロート部か
    ら引込んだ位置にあり、前記ドライバアームが前記閉位
    置へ回動運動するのに応答して、前記マガジンから前記
    末端のステープルを排出するために、前記スロート部の
    中へ移動可能であるドライバと;前記クリンチャアーム
    によりその前端部に担持されており、前記クリンチャア
    ームが前記開位置にあるときは、前記マガジンから離間
    した位置にあって加工要素受け入れ間隙を形成し、前記
    クリンチャアームが前記閉位置へ回動運動するのに応答
    して、前記間隙に受け入れられた加工要素を挟持し且つ
    前記マガジンから排出されて、前記ドライバにより前記
    加工要素を通して打ち込まれるステープルをクリンチす
    るに際して前記ドライバと共働するために、前記マガジ
    ンに向かって移動可能であるクリンチャと;前記クリン
    チャアームを前記開位置へ押圧する第1のばね手段と;
    前記ドライバアームを前記開位置へ引き上げる第2のば
    ね手段と;第1の弾性ばね板セグメント及び第2の弾性
    ばね板セグメントと、弾性耳部セグメントとを有する板
    ばねから構成されており、前記耳部セグメントは前記コ
    ア部材の側壁にある開口とはめ込み嵌合状態で係合し
    て、前記コア部材への取り外し自在の固着を可能にし、
    前記コア部材の前端部を前記マガジンの前面壁セグメン
    トに対して押圧する第3のばね手段と;前記プッシャ手
    段と、前記第3のばね手段の第1のばね板セグメントと
    の間に軸方向に閉込められたコイルばねから構成されて
    おり、前記プッシャ手段を前方へ偏向する第4のばね手
    段と;前記ドライバアームに担持された軸受と;操作レ
    バーと;第1の位置と第2の位置との間で回動運動する
    ように前記操作レバーを前記クリンチャアームに連結す
    る第2の回動手段であって、前記操作レバーと前記軸受
    は、前記操作レバーが前記第1の位置から前記第2の位
    置へ移動するのに応答して摺動係合しながら共働して、
    それにより、前記第1のばね手段及び前記第2のばね手
    段の力にまさる閉鎖力を発生し、前記クリンチャアーム
    及び前記ドライバアームを前記マガジンに対してそれぞ
    れの閉位置へ回動させる相補形の弓形の面を有する第2
    の回動手段とを具備するステープル留めプライア。
  4. 【請求項4】 加工要素をステープル留めするステープ
    ル留めプライアにおいて、 各々が一体のクラウン部によって接合された一対の脚部
    を有し、互いに取り外し自在に連結していると共に、反
    転溝形アセンブリとして配列されている供給すべきU字
    形ステープルを収納するためのマガジンであって、上部
    開口と、前記マガジンと摺動自在に関連して、前記上部
    開口を経て前記マガジンの中へステープルを装入できる
    ようにする引込み位置と、前記開口を閉塞する前進位置
    との間で移動するカバーとを有するマガジンと;前記マ
    ガジンの上方に位置し、整列された開口が貫通している
    平行な側壁を有するドライバアームと;前記マガジンの
    下方に位置し、前記マガジン及び前記ドライバアームと
    一緒に、それぞれ、前端部と、後端部とを有するクリン
    チャアームと;前記ドライバアーム及び前記クリンチャ
    アームの前端部が前記マガジンの前端部に対して開位置
    と、閉位置との間で回動自在に移動可能であるように、
    前記ドライバアーム及び前記クリンチャアームの後端部
    を前記マガジンの後端部に回動自在に連結する第1の回
    動手段と;前記マガジンの前端部にスロート部を形成す
    る手段と;前記マガジンと関連して、前記マガジンの中
    に収納されているステープルのアセンブリを前記マガジ
    ンの前端部に向かって押圧し、それにより、前記アセン
    ブリの末端の1つのステープルを前記スロート部に位置
    決めするプッシャ手段と;前記ドライバアームの前端部
    において、前記スロート部と整列された位置に前記ドラ
    イバアームにより担持されており、前記ドライバアーム
    が前記開位置にあるときは、前記スロート部から引込ん
    だ位置にあり、前記ドライバアームが前記閉位置へ回動
    運動するのに応答して、前記マガジンから前記末端のス
    テープルを排出するために、前記スロート部の中へ移動
    可能であるドライバと;前記クリンチャアームによりそ
    の前端に担持されており、前記クリンチャアームが前記
    開位置にあるときは、前記マガジンから離間した位置に
    あって加工要素受け入れ間隙を形成し、前記クリンチャ
    アームが前記閉位置へ回動運動するのに応答して、前記
    間隙に受け入れられた加工要素を挟持し且つ前記マガジ
    ンから排出されて、前記ドライバにより前記加工要素を
    通して打ち込まれるステープルをクリンチするに際して
    前記ドライバと共働するために、前記マガジンに向かっ
    て移動可能であるクリンチャと;前記クリンチャアーム
    を前記開位置へ押圧する第1のばね手段と;前記ドライ
    バアームを前記開位置へ引き上げる第2のばね手段と;
    前記ドライバアームに担持され、前記第1の回動手段に
    対して固定された軸に関して回転する軸受と;操作レバ
    ーと;第1の位置と、第2の位置との間で回動運動する
    ように前記操作レバーを前記クリンチャアームに連結す
    る第2の回動手段であって、前記操作レバーと前記軸受
    は、前記操作レバーが前記第1の位置から前記第2の位
    置へ移動するのに応答して、摺動係合状態で共働し、そ
    れにより、前記第1のばね手段及び前記第2のばね手段
    の力にまさる閉鎖力を発生し、前記クリンチャアーム及
    び前記ドライバアームを前記マガジンに対してそれぞれ
    の閉位置へ回動させる第2の回動手段とを具備するステ
    ープル留めプライア。
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