JPH07124811A - 自動バリ取り装置 - Google Patents
自動バリ取り装置Info
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- JPH07124811A JPH07124811A JP27265093A JP27265093A JPH07124811A JP H07124811 A JPH07124811 A JP H07124811A JP 27265093 A JP27265093 A JP 27265093A JP 27265093 A JP27265093 A JP 27265093A JP H07124811 A JPH07124811 A JP H07124811A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数種類の鋳造ワークが混流状態であって
も、連続運転可能な自動バリ取り装置を提供すること。 【構成】 ワークを把持するハンドをロボットの手首に
対して自動交換可能に備えると共にロボットの動作にに
よってハンドに把持されたワークを機械加工用のスピン
ドル装置に対峙可能とし、加工のために搬入するワーク
の仕様種別に応じて適合するハンドへの交換及びスピン
ドル装置の工具の交換を制御装置によって自動的に行な
い、供給されるワークの形状やバリの位置等がそれぞれ
に異なるものであっても、このワークに関しての仕様種
別に関する情報を基準にしてワーク混流に対しても一つ
の設備で連続作業可能とする。
も、連続運転可能な自動バリ取り装置を提供すること。 【構成】 ワークを把持するハンドをロボットの手首に
対して自動交換可能に備えると共にロボットの動作にに
よってハンドに把持されたワークを機械加工用のスピン
ドル装置に対峙可能とし、加工のために搬入するワーク
の仕様種別に応じて適合するハンドへの交換及びスピン
ドル装置の工具の交換を制御装置によって自動的に行な
い、供給されるワークの形状やバリの位置等がそれぞれ
に異なるものであっても、このワークに関しての仕様種
別に関する情報を基準にしてワーク混流に対しても一つ
の設備で連続作業可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダーヘッド等の
鋳造品ワークの自動バリ取りを行う装置に関する。
鋳造品ワークの自動バリ取りを行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなシリンダーヘッド等の
鋳造品ワークの自動バリ取りに関するものとして、特開
平4−141356号公報及び特開平4−322968
号公報等に記載されているように、バリの生成位置と形
状によって、専用機によるバリ取りとロボットによるバ
リ取りに分けたシステムが開示されている。
鋳造品ワークの自動バリ取りに関するものとして、特開
平4−141356号公報及び特開平4−322968
号公報等に記載されているように、バリの生成位置と形
状によって、専用機によるバリ取りとロボットによるバ
リ取りに分けたシステムが開示されている。
【0003】これらのシステムにおいて、専用機では、
バリ取り刃をワークに対して前後左右に一定の力で動く
ようにし、絶えず所定の力でバリ取りを行うと同時にバ
リ取り刃がワークの形状に追従して動くようにして高い
剛性によって大きいバリを除去する。また、ロボットで
は、ロボットでワークを保持するようにし、ワークに対
して前後左右に一定の力で動くバリ取り刃にワークを押
し付け、また、ワークの座標系を用いた位置付けを行う
ことにより、バリ取りをワークの形状に沿って行うと共
にバリ発生面の位置出しもロボット操作によって行う。
バリ取り刃をワークに対して前後左右に一定の力で動く
ようにし、絶えず所定の力でバリ取りを行うと同時にバ
リ取り刃がワークの形状に追従して動くようにして高い
剛性によって大きいバリを除去する。また、ロボットで
は、ロボットでワークを保持するようにし、ワークに対
して前後左右に一定の力で動くバリ取り刃にワークを押
し付け、また、ワークの座標系を用いた位置付けを行う
ことにより、バリ取りをワークの形状に沿って行うと共
にバリ発生面の位置出しもロボット操作によって行う。
【0004】このように、バリの性状によってバリ取り
装置を専用機とロボットに分けたことにより、発生位置
と形状が複雑なワークのバリ取り作業を効率良く、自動
的に行うことができるとしている。
装置を専用機とロボットに分けたことにより、発生位置
と形状が複雑なワークのバリ取り作業を効率良く、自動
的に行うことができるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに専用機とロボットを併用した自動バリ取りにおいて
は、専用機でバリ取りを行った場合、ワークの固定機構
に共用性がないため、形状の異なる各種ワークを混流し
て連続的にバリ取りができない。また、ロボットを用い
たバリ取りでは、加工装置に自動交換用工具を持たない
ため、損耗や破損等により工具の交換時にシステムの一
時停止が必要であり、この併用システムであっても長時
間連続運転できないという問題がある。
うに専用機とロボットを併用した自動バリ取りにおいて
は、専用機でバリ取りを行った場合、ワークの固定機構
に共用性がないため、形状の異なる各種ワークを混流し
て連続的にバリ取りができない。また、ロボットを用い
たバリ取りでは、加工装置に自動交換用工具を持たない
ため、損耗や破損等により工具の交換時にシステムの一
時停止が必要であり、この併用システムであっても長時
間連続運転できないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、複数種類の鋳造ワークが
混流状態であっても、連続運転可能な自動バリ取り装置
を提供することにある。
混流状態であっても、連続運転可能な自動バリ取り装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークを把持
して搬入及び搬出を行うロボットと、前記ワークのバリ
を除去する工具を備えた機械加工用のスピンドル装置と
を備え、前記ロボットの作動によって前記ワークの位置
を前記工具に対応してシフトさせることにより当該ワー
クのバリを除去可能とした自動バリ取り装置において、
前記ロボットは前記ワークの種別信号に応じて適合可能
なワーク把持用のハンドを備えると共に、前記ハンドを
前記ロボットの作動と共に自動交換可能とし、前記機械
加工用スピンドル装置には前記ワーク種別信号によって
バリ取り工具を自動交換する手段を設けたことによって
前記目的を達成した。
して搬入及び搬出を行うロボットと、前記ワークのバリ
を除去する工具を備えた機械加工用のスピンドル装置と
を備え、前記ロボットの作動によって前記ワークの位置
を前記工具に対応してシフトさせることにより当該ワー
クのバリを除去可能とした自動バリ取り装置において、
前記ロボットは前記ワークの種別信号に応じて適合可能
なワーク把持用のハンドを備えると共に、前記ハンドを
前記ロボットの作動と共に自動交換可能とし、前記機械
加工用スピンドル装置には前記ワーク種別信号によって
バリ取り工具を自動交換する手段を設けたことによって
前記目的を達成した。
【0008】本発明に使用するバリ取り工具のスピンド
ル装置としては、4軸又は6軸又は8軸の施回式ターレ
ットヘッドスピンドルが好適に使用できる。
ル装置としては、4軸又は6軸又は8軸の施回式ターレ
ットヘッドスピンドルが好適に使用できる。
【0009】また、ロボットは、位置制御として施回
軸、下腕軸、上腕軸の3自由度を有し、姿勢制御として
手首施回軸、手首振り軸、手首施回軸の3自由度を有す
る垂直多関節型であり、シリンダー開閉式のワーク把持
ハンドを有するものが都合がよい。
軸、下腕軸、上腕軸の3自由度を有し、姿勢制御として
手首施回軸、手首振り軸、手首施回軸の3自由度を有す
る垂直多関節型であり、シリンダー開閉式のワーク把持
ハンドを有するものが都合がよい。
【0010】
【作用】ワークの種別信号によって、ワークの種別だけ
ではなくバリの性状を示す信号がロボットの自動ハンド
交換機構を作動させてハンドを交換すると共に、スピン
ドル装置によりバリ取りに最適な工具を選択する。そし
て、ロボットによりワークをハンドで把持してスピンド
ル装置位置に供給搬送し、ロボットによりワーク把持状
態で所定の位置と姿勢を制御しながら、スピンドルに取
り付けた工具にワークを押し付けることによりバリ取り
を行い、ロボットによりワーク把持状態で排出搬送しワ
ークをハンドから開放する操作が、単一のロボットによ
って自動的に行われる。
ではなくバリの性状を示す信号がロボットの自動ハンド
交換機構を作動させてハンドを交換すると共に、スピン
ドル装置によりバリ取りに最適な工具を選択する。そし
て、ロボットによりワークをハンドで把持してスピンド
ル装置位置に供給搬送し、ロボットによりワーク把持状
態で所定の位置と姿勢を制御しながら、スピンドルに取
り付けた工具にワークを押し付けることによりバリ取り
を行い、ロボットによりワーク把持状態で排出搬送しワ
ークをハンドから開放する操作が、単一のロボットによ
って自動的に行われる。
【0011】
【実施例】図1は自動車用エンジンのアルミ製シリンダ
へッドのバリ取りに本発明の自動バリ取り装置を適用し
た例の概要を示す斜視図である。
へッドのバリ取りに本発明の自動バリ取り装置を適用し
た例の概要を示す斜視図である。
【0012】図において、ベース1の上に6軸多関節型
のロボット2を配置し、このロボット2にはそのアーム
の先端にワーク把持用のハンド3を設ける。またベース
1の上にはロボット2のハンド3が接近可能な位置にス
ピンドル装置4を備える。
のロボット2を配置し、このロボット2にはそのアーム
の先端にワーク把持用のハンド3を設ける。またベース
1の上にはロボット2のハンド3が接近可能な位置にス
ピンドル装置4を備える。
【0013】ロボット2は、その位置制御として旋回
軸、下腕軸、上腕軸の基本3自由度を有し、姿勢制御と
して手首旋回軸、手首振り軸、手首旋回軸の手首3自由
度を有する6軸多関節型であり、これらの関節の末端に
位置する手首2aに自動ハンド交換機構を介してハンド
3を着脱可能に装着している。
軸、下腕軸、上腕軸の基本3自由度を有し、姿勢制御と
して手首旋回軸、手首振り軸、手首旋回軸の手首3自由
度を有する6軸多関節型であり、これらの関節の末端に
位置する手首2aに自動ハンド交換機構を介してハンド
3を着脱可能に装着している。
【0014】なお、一般に、ロボット2には、バリ取り
時の加工反力により生じる各軸のたわみにより、直交座
標X、Y、Zで表記される位置および直交軸の回転角度
Tx、Ty、Tzで表記される姿勢に、制御値とのずれ
が生じる。このため、ロボット2は、これらのたわみに
よるずれがバリ取り精度により規定される所定値以下と
なるように、各軸を構成するリンク剛性や減速機容量等
を高めた高剛性型とすることが好ましい。
時の加工反力により生じる各軸のたわみにより、直交座
標X、Y、Zで表記される位置および直交軸の回転角度
Tx、Ty、Tzで表記される姿勢に、制御値とのずれ
が生じる。このため、ロボット2は、これらのたわみに
よるずれがバリ取り精度により規定される所定値以下と
なるように、各軸を構成するリンク剛性や減速機容量等
を高めた高剛性型とすることが好ましい。
【0015】たとえば、シリンダへッドのバリ取り精度
は、バリ残り量が0ないし3ミリメートル程度である
が、制御精度等の他の要因を考慮すると、たわみによる
ずれはlミリメートル程度以下にする必要がある。ま
た、バリ取り時の加工反力は、最大800ニートン程度
であるが、この際のたわみによるずれ量は、一般的なロ
ボットでは2.0ミリメートルであるが、高剛性型とす
ることによって1.0ミリメートル程度に抑えることが
可能である。なお、6軸垂直多関節型の他に、必要な剛
性を有すれば、円筒座標型のロボットの適用も可能であ
る。
は、バリ残り量が0ないし3ミリメートル程度である
が、制御精度等の他の要因を考慮すると、たわみによる
ずれはlミリメートル程度以下にする必要がある。ま
た、バリ取り時の加工反力は、最大800ニートン程度
であるが、この際のたわみによるずれ量は、一般的なロ
ボットでは2.0ミリメートルであるが、高剛性型とす
ることによって1.0ミリメートル程度に抑えることが
可能である。なお、6軸垂直多関節型の他に、必要な剛
性を有すれば、円筒座標型のロボットの適用も可能であ
る。
【0016】ロボット2の手首2aに装着されるハンド
3は、図3に示すように、そのフレーム3aに長手方向
位置決めエアシリンダ3b及び主把持エアシリンダ3
c,ワーク座3dを備えたものである。
3は、図3に示すように、そのフレーム3aに長手方向
位置決めエアシリンダ3b及び主把持エアシリンダ3
c,ワーク座3dを備えたものである。
【0017】長手方向位置決めエアシリンダ3bのシリ
ンダロッド先端に装着した移動位置決め金具3eは、フ
レーム3aに固定した固定位置決め金具3fと対になっ
ている。長手方向位置決めエアシリンダ3bをワークW
に対して閉じることにより、移動位置決め金具3eは固
定位置決め金具3fにワークWの長手方向の加工基準座
を押付けて長手方向の位置決めを行なう。なお、フレー
ム3aの寸法を小さくするため、長手方向位置決めエア
シリンダ3bはフレーム3aとワークWとの間に設置し
ている。このとき、エアシリンダロッド3gと移動位置
決め金具3eのワーク接触部3hには、荷重作用点に偏
心があるため、長手方向位置決めエアシリンダ3bは発
生する曲げモーメントを許容できるガイドロット3i付
きとすることが好ましい。
ンダロッド先端に装着した移動位置決め金具3eは、フ
レーム3aに固定した固定位置決め金具3fと対になっ
ている。長手方向位置決めエアシリンダ3bをワークW
に対して閉じることにより、移動位置決め金具3eは固
定位置決め金具3fにワークWの長手方向の加工基準座
を押付けて長手方向の位置決めを行なう。なお、フレー
ム3aの寸法を小さくするため、長手方向位置決めエア
シリンダ3bはフレーム3aとワークWとの間に設置し
ている。このとき、エアシリンダロッド3gと移動位置
決め金具3eのワーク接触部3hには、荷重作用点に偏
心があるため、長手方向位置決めエアシリンダ3bは発
生する曲げモーメントを許容できるガイドロット3i付
きとすることが好ましい。
【0018】主把持エアシリンダ3cのシリンダロッド
先端に装置した移動主把持金具3jは、フレーム3aに
固定した固定主把持金具3kと対となっている。主把持
エアシリンダ3cをワークWに対して閉じることによ
り、移動主把持金具3jは固定主把持金具3kにワーク
Wの幅方向の加工基準座を強く押付け、幅方向の位置決
めを行なうと共にロボット2の移動時に生じる加減速力
やバリ取り時の加工反力によりワークWがずれることが
ないように把持している。主把持エアシリンダ3cは大
きな把持力を必要とするため、単一のエアシリンダを使
用した場合、シリンダ寸法が大きくなりワークWのバリ
取り時に邪魔になる。このため、小さなシリンダ径のエ
アシリンダを4本程度並列に設置し、必要な把持力を確
保しつつエアシリンダ高さを小さくすることが好まし
い。
先端に装置した移動主把持金具3jは、フレーム3aに
固定した固定主把持金具3kと対となっている。主把持
エアシリンダ3cをワークWに対して閉じることによ
り、移動主把持金具3jは固定主把持金具3kにワーク
Wの幅方向の加工基準座を強く押付け、幅方向の位置決
めを行なうと共にロボット2の移動時に生じる加減速力
やバリ取り時の加工反力によりワークWがずれることが
ないように把持している。主把持エアシリンダ3cは大
きな把持力を必要とするため、単一のエアシリンダを使
用した場合、シリンダ寸法が大きくなりワークWのバリ
取り時に邪魔になる。このため、小さなシリンダ径のエ
アシリンダを4本程度並列に設置し、必要な把持力を確
保しつつエアシリンダ高さを小さくすることが好まし
い。
【0019】なお、長手方向位置決めエアシリンダ3b
のワークWの押付け力は100ニュートン乃至200ニ
ュートンが適当であり、主把持エアシリンダ3cのワー
クWの把持力は7000ニュートン乃至9000ニュー
トンが適当である。ワークWを把持する際には、先に長
手方向位置決めエアシリンダ3bを閉じた状態で主把持
エアシリンダ3cを閉じることにより、ワークWは移動
位置決め金具3eと固定位置決め金具3f間を滑りなが
ら位置決め再現性良く把持される。このときの位置決め
再現精度は0.3ミリメートル以下である。
のワークWの押付け力は100ニュートン乃至200ニ
ュートンが適当であり、主把持エアシリンダ3cのワー
クWの把持力は7000ニュートン乃至9000ニュー
トンが適当である。ワークWを把持する際には、先に長
手方向位置決めエアシリンダ3bを閉じた状態で主把持
エアシリンダ3cを閉じることにより、ワークWは移動
位置決め金具3eと固定位置決め金具3f間を滑りなが
ら位置決め再現性良く把持される。このときの位置決め
再現精度は0.3ミリメートル以下である。
【0020】ワーク座3dはフレーム3aに固定された
ワークWの高さ方向の基準座である。ワークWを把持す
る際には、バリ取り部位のないワークWの鋳造湯口切断
面にロボット2にてワーク座3dを押し付けることによ
り、湯口切断精度により高さ方向の位置決めを行なう。
この際、ロボット2の押付け力は1乃至200ニュート
ンが適当である。
ワークWの高さ方向の基準座である。ワークWを把持す
る際には、バリ取り部位のないワークWの鋳造湯口切断
面にロボット2にてワーク座3dを押し付けることによ
り、湯口切断精度により高さ方向の位置決めを行なう。
この際、ロボット2の押付け力は1乃至200ニュート
ンが適当である。
【0021】また、ハンド3は手首2aに対して、この
ハンド3に連結されるツールプレート5及び手首2a側
に装着したマスタープレート6とにより、自動工具交換
機能によって着脱される。
ハンド3に連結されるツールプレート5及び手首2a側
に装着したマスタープレート6とにより、自動工具交換
機能によって着脱される。
【0022】図4はツールプレート5とマスタープレー
ト6の一例を示す要部の縦断面図である。
ト6の一例を示す要部の縦断面図である。
【0023】ツールプレート5は、環状体であってハン
ド3に連結され、マスタープレート6と対向する側には
端面を縮径させた受け座5aを形成したものである。
ド3に連結され、マスタープレート6と対向する側には
端面を縮径させた受け座5aを形成したものである。
【0024】マスタープレート6は、シリンダボア6a
を設けてこの中にピストン6bを組み込み、そのロッド
が出没する部分であってツールプレート5に対向する側
には複数の鋼球6cを半径方向に移動可能に備えたもの
である。そして、シリンダボア6aに2系統のポート6
d,6eを備え、これらを圧縮空気の給排源に接続す
る。
を設けてこの中にピストン6bを組み込み、そのロッド
が出没する部分であってツールプレート5に対向する側
には複数の鋼球6cを半径方向に移動可能に備えたもの
である。そして、シリンダボア6aに2系統のポート6
d,6eを備え、これらを圧縮空気の給排源に接続す
る。
【0025】マスタープレート6のピストン6bを同図
(a)のように下降させているとき、鋼球6cは中心側
へ移動可能である。したがって、マスタープレート6を
工具プレート5に嵌め込むようにすれば鋼球6cが受け
座5aの中に入り込む。そして、同図(b)のようにポ
ート6dから圧縮空気を供給しポート6eから空気を排
出することによって、ピストン6bを上昇させる。これ
により、鋼球6bが半径方向に広がる方向へ移動して受
け座5aに弾性変形内の変形を伴って係合し、ツールプ
レート5とマスタープレート6とが嵌め合いの隙間を有
することなく結合される。また、分離するときは、ポー
ト6e側から圧縮空気を供給してピストン6bを下降さ
せれば、鋼球6bと受け座5aとの係合が外れ、ツール
プレート5からマスタープレート6を外すことができ
る。なお、ツールプレート5とマスタープレート6に
は、ハンド3で使用する圧縮空気ポート及び電気信号端
子の着脱機構(図示せず)も備えたものとする。
(a)のように下降させているとき、鋼球6cは中心側
へ移動可能である。したがって、マスタープレート6を
工具プレート5に嵌め込むようにすれば鋼球6cが受け
座5aの中に入り込む。そして、同図(b)のようにポ
ート6dから圧縮空気を供給しポート6eから空気を排
出することによって、ピストン6bを上昇させる。これ
により、鋼球6bが半径方向に広がる方向へ移動して受
け座5aに弾性変形内の変形を伴って係合し、ツールプ
レート5とマスタープレート6とが嵌め合いの隙間を有
することなく結合される。また、分離するときは、ポー
ト6e側から圧縮空気を供給してピストン6bを下降さ
せれば、鋼球6bと受け座5aとの係合が外れ、ツール
プレート5からマスタープレート6を外すことができ
る。なお、ツールプレート5とマスタープレート6に
は、ハンド3で使用する圧縮空気ポート及び電気信号端
子の着脱機構(図示せず)も備えたものとする。
【0026】スピンドル装置4は、インバータ方式のモ
ータ4a及び直入れ式の小型モータ4a−1内蔵のスタ
ンド4bを備えると共にこのモータ4aによってスピン
ドルを回転させ更に小型モータ4a−1によって旋回動
作するターレットヘッド4cを設けたものである。この
ターレットヘッド4cは、6本の異なる工具4d〜4i
を着脱可能とした6軸方式のものであり、対象ワークの
バリ取りに最適な工具を選択して機械加工を行なう。工
具4d〜4iは、たとえばスローアウェイ式のエンドミ
ルが最適であり、切削油のミストユニットの併用が有効
である。また、工具4d〜4iの軸線はターレットヘッ
ド4cの軸線と直交する向きとすることが最適である。
ータ4a及び直入れ式の小型モータ4a−1内蔵のスタ
ンド4bを備えると共にこのモータ4aによってスピン
ドルを回転させ更に小型モータ4a−1によって旋回動
作するターレットヘッド4cを設けたものである。この
ターレットヘッド4cは、6本の異なる工具4d〜4i
を着脱可能とした6軸方式のものであり、対象ワークの
バリ取りに最適な工具を選択して機械加工を行なう。工
具4d〜4iは、たとえばスローアウェイ式のエンドミ
ルが最適であり、切削油のミストユニットの併用が有効
である。また、工具4d〜4iの軸線はターレットヘッ
ド4cの軸線と直交する向きとすることが最適である。
【0027】なお、6軸ターレットヘッド方式の他に、
4軸または8軸とすることもでき、ロータリー式工具供
給装置を用いることも可能である。
4軸または8軸とすることもでき、ロータリー式工具供
給装置を用いることも可能である。
【0028】更に、ベース1の近くには鋳造後のワーク
Wを供給するための供給ステーション7を設けると共
に、バリ取り加工の処理が済んだワークXを後続のライ
ンに送る搬出ステーション8を備える。そして、供給ス
テーション7からのワークWの取り込み,ワークWの加
工のためのロボット2の動作,加工に最適な工具4d〜
4iの選択及び処理後のワークXの搬出ステーション8
までの送り出しの全てを制御する制御装置9を設ける。
Wを供給するための供給ステーション7を設けると共
に、バリ取り加工の処理が済んだワークXを後続のライ
ンに送る搬出ステーション8を備える。そして、供給ス
テーション7からのワークWの取り込み,ワークWの加
工のためのロボット2の動作,加工に最適な工具4d〜
4iの選択及び処理後のワークXの搬出ステーション8
までの送り出しの全てを制御する制御装置9を設ける。
【0029】制御装置9には、供給ステーション7に待
機する各種の仕様種別のワークWに対して、バリ取り加
工する直前のものがどの仕様であるかの情報信号が入力
される。これは、供給ステーション7に順次送り込まれ
るワークWの仕様判別を行なうための判別装置を別途用
意しておき、これによって次に加工すべきワークWの仕
様を検知する。
機する各種の仕様種別のワークWに対して、バリ取り加
工する直前のものがどの仕様であるかの情報信号が入力
される。これは、供給ステーション7に順次送り込まれ
るワークWの仕様判別を行なうための判別装置を別途用
意しておき、これによって次に加工すべきワークWの仕
様を検知する。
【0030】また、制御装置9は先行して加工したワー
クと供給ステーション7で待機していて次に加工される
ワークWの仕様を比較する。これは先行して加工された
ワークについてはその加工前に仕様が既に判別されてい
るので、後続のワークWを判別装置によって仕様判別し
た信号と比較演算することにより行われる。
クと供給ステーション7で待機していて次に加工される
ワークWの仕様を比較する。これは先行して加工された
ワークについてはその加工前に仕様が既に判別されてい
るので、後続のワークWを判別装置によって仕様判別し
た信号と比較演算することにより行われる。
【0031】このワークWの比較において、もし先行し
て加工したワークと同じ仕様であれば、ロボット2及び
スピンドル装置4の動作に変更はなく、先行して加工し
たワークと同様の加工がワークWに対して行われる。一
方、供給ステーション7に待機しているワークWが、先
行して加工したものと仕様が異なっているものであれ
ば、このワークWの加工に適合するようにロボット2側
及びスピンドル装置4側の態勢を整える指示信号が制御
装置9から出力される。
て加工したワークと同じ仕様であれば、ロボット2及び
スピンドル装置4の動作に変更はなく、先行して加工し
たワークと同様の加工がワークWに対して行われる。一
方、供給ステーション7に待機しているワークWが、先
行して加工したものと仕様が異なっているものであれ
ば、このワークWの加工に適合するようにロボット2側
及びスピンドル装置4側の態勢を整える指示信号が制御
装置9から出力される。
【0032】この制御装置9からの指示信号は、ロボッ
ト2に対してはその先端の手首2aの動作のほか必要で
あればハンド3の交換のための信号であり、スピンドル
装置4に対しては工具4d〜4iの選択のための信号で
ある。
ト2に対してはその先端の手首2aの動作のほか必要で
あればハンド3の交換のための信号であり、スピンドル
装置4に対しては工具4d〜4iの選択のための信号で
ある。
【0033】ロボット2の手首2aの動作の指示は、ワ
ークWの仕様によってバリの位置や大きさ等が異なるの
で、予めワークWのバリに関する情報をプログラムして
おくことによって、各仕様のワークWに適合するロボッ
ト2の各軸の連動を制御し、手首2aによるワークWへ
の加工位置を適正に設定することができる。
ークWの仕様によってバリの位置や大きさ等が異なるの
で、予めワークWのバリに関する情報をプログラムして
おくことによって、各仕様のワークWに適合するロボッ
ト2の各軸の連動を制御し、手首2aによるワークWへ
の加工位置を適正に設定することができる。
【0034】ロボット2の手首2aに装着しているハン
ド3は、ワークWの仕様が少し違う場合等では必ずしも
交換は必要ではなく、フレーム3aと主把持エアシリン
ダ3cによる拘束によってワークWを適正に保持可能で
ある。そして、先行加工したワークと後続加工のワーク
Wの仕様が大幅に違う場合は、このワークWに適合する
専用のハンド3をロボット2に装着する。
ド3は、ワークWの仕様が少し違う場合等では必ずしも
交換は必要ではなく、フレーム3aと主把持エアシリン
ダ3cによる拘束によってワークWを適正に保持可能で
ある。そして、先行加工したワークと後続加工のワーク
Wの仕様が大幅に違う場合は、このワークWに適合する
専用のハンド3をロボット2に装着する。
【0035】このようなロボット2に対するハンド3の
交換は、図4で示した自動工具交換機構を利用すること
によって行われる。すなわち、各種のハンド3をストッ
クしたテーブル(図示せず)をベース1の近傍に配置し
ておき、手首2aに装着しているハンド3をその所定の
ストック位置に戻し、必要とするハンド3のストック位
置に手首2aの位置を設定してこの新たなハンド3をロ
ボット2側に装着することができる。このハンド3の交
換は、テーブル上の各種のハンド3のストック位置を演
算対象とすることで、制御装置9によって制御を実行し
て行なうことができ、次に加工されるワークWの仕様検
知の信号を基準として実行もしくは交換しないままの作
動を可能とする。
交換は、図4で示した自動工具交換機構を利用すること
によって行われる。すなわち、各種のハンド3をストッ
クしたテーブル(図示せず)をベース1の近傍に配置し
ておき、手首2aに装着しているハンド3をその所定の
ストック位置に戻し、必要とするハンド3のストック位
置に手首2aの位置を設定してこの新たなハンド3をロ
ボット2側に装着することができる。このハンド3の交
換は、テーブル上の各種のハンド3のストック位置を演
算対象とすることで、制御装置9によって制御を実行し
て行なうことができ、次に加工されるワークWの仕様検
知の信号を基準として実行もしくは交換しないままの作
動を可能とする。
【0036】一方、スピンドル装置4における工具4d
〜4iの選択も、先行加工したワークと供給ステーショ
ン7で待機している後続加工のワークWとの仕様比較を
基準として行われる。すなわち、ワークWの種類によっ
てバリの位置や形状差等があることから、それぞれの仕
様のワークWに対して最適な工具をターレットヘッド4
cの回転によって設定して選択する。このような選択
も、各仕様のワークWに対してどの工具が最適であるか
を予め決めておいて制御装置9の演算回路にプログラム
しておくことによって、ワークWの仕様判別の毎に選択
の要否を判断させる。損耗が大きい工具種類がある場合
には、同一種類の工具を複数本ターレットヘッド4に装
着しておき、制御装置9の演算回路で1本目の工具での
ワークWのバリ取り回数を計数し所定のバリ取り品質以
下と予測されているバリ取り回数に達したとき、2本目
の工具を選択し同様に3本目以降も選択していくとよ
い。
〜4iの選択も、先行加工したワークと供給ステーショ
ン7で待機している後続加工のワークWとの仕様比較を
基準として行われる。すなわち、ワークWの種類によっ
てバリの位置や形状差等があることから、それぞれの仕
様のワークWに対して最適な工具をターレットヘッド4
cの回転によって設定して選択する。このような選択
も、各仕様のワークWに対してどの工具が最適であるか
を予め決めておいて制御装置9の演算回路にプログラム
しておくことによって、ワークWの仕様判別の毎に選択
の要否を判断させる。損耗が大きい工具種類がある場合
には、同一種類の工具を複数本ターレットヘッド4に装
着しておき、制御装置9の演算回路で1本目の工具での
ワークWのバリ取り回数を計数し所定のバリ取り品質以
下と予測されているバリ取り回数に達したとき、2本目
の工具を選択し同様に3本目以降も選択していくとよ
い。
【0037】このように、現在加工しているワークと供
給ステーション7で待機して次に加工されるワークWと
の仕様の比較によって、ロボット2の動作,ハンド3の
交換及びスピンドル装置4での工具4d〜4iの選択が
行われる。したがって、ワークWが混流して供給される
ラインであっても、各ワークWに対応した適正な加工の
実行が可能となる。
給ステーション7で待機して次に加工されるワークWと
の仕様の比較によって、ロボット2の動作,ハンド3の
交換及びスピンドル装置4での工具4d〜4iの選択が
行われる。したがって、ワークWが混流して供給される
ラインであっても、各ワークWに対応した適正な加工の
実行が可能となる。
【0038】なお、図5にこのような制御のフローを示
す。
す。
【0039】以上の構成において、供給ステーション7
に待機する最初のワークWについては、その仕様の判定
が既に行われていることから、ロボット2の作動,必要
であればハンド3の交換及び工具4d〜4iの選択が制
御装置9からの信号によって実行され、加工準備態勢に
システム全体が設定される。
に待機する最初のワークWについては、その仕様の判定
が既に行われていることから、ロボット2の作動,必要
であればハンド3の交換及び工具4d〜4iの選択が制
御装置9からの信号によって実行され、加工準備態勢に
システム全体が設定される。
【0040】制御装置9によってバリ取り加工をスター
トさせると、ロボット2の各軸の旋回動作によって手首
2aが供給ステーション7上のワークW位置に接近し、
手首2aに装着したハンド3によってワークWが把持さ
れる。このとき、ワークWは移動主把持金具3jと定主
把持金具3kに挟まれて固定され、その姿勢や位置も予
め決められた設定条件に合うように制御する。
トさせると、ロボット2の各軸の旋回動作によって手首
2aが供給ステーション7上のワークW位置に接近し、
手首2aに装着したハンド3によってワークWが把持さ
れる。このとき、ワークWは移動主把持金具3jと定主
把持金具3kに挟まれて固定され、その姿勢や位置も予
め決められた設定条件に合うように制御する。
【0041】次いで、ロボット2の作動によって、ハン
ド3にセットされたワークWを図1に示すように、スピ
ンドル装置4に接近させる。一方、このスピンドル装置
4では既に適切な工具(この例では「工具4d」とす
る)が選択されてその加工可能な位置にある。
ド3にセットされたワークWを図1に示すように、スピ
ンドル装置4に接近させる。一方、このスピンドル装置
4では既に適切な工具(この例では「工具4d」とす
る)が選択されてその加工可能な位置にある。
【0042】このようなスピンドル装置4に対するワー
クWの位置設定の後、制御装置9によってワークWの仕
様毎に予め決めたプログラムに沿ってロボット2を動作
させる。すなわち、ハンド3にワークWを保持したまま
ロボット2の各軸及び手首2aの動きによって、ワーク
Wがそのバリ取りに必要な軌跡を描いて動き回るように
シフトさせる。そして、このシフトの間に高速で回転し
ている工具4dにワークWを押付けることでバリ取り加
工し、この押付けと引き離し及び工具4dの軸線と直交
する向きへのワークWのシフトの合成運動を繰り返しな
がら、全てのバリを除去する。
クWの位置設定の後、制御装置9によってワークWの仕
様毎に予め決めたプログラムに沿ってロボット2を動作
させる。すなわち、ハンド3にワークWを保持したまま
ロボット2の各軸及び手首2aの動きによって、ワーク
Wがそのバリ取りに必要な軌跡を描いて動き回るように
シフトさせる。そして、このシフトの間に高速で回転し
ている工具4dにワークWを押付けることでバリ取り加
工し、この押付けと引き離し及び工具4dの軸線と直交
する向きへのワークWのシフトの合成運動を繰り返しな
がら、全てのバリを除去する。
【0043】バリ取りの完了もロボット2の動作の制御
を通じて演算され、検知系を必要とすることなく、加工
済みのワークWはロボット2の動作によって搬出ステー
ション8側に移送される。そして、所定の位置でハンド
3による拘束が解除されてワークWはこの搬出ステーシ
ョン8に回収される。
を通じて演算され、検知系を必要とすることなく、加工
済みのワークWはロボット2の動作によって搬出ステー
ション8側に移送される。そして、所定の位置でハンド
3による拘束が解除されてワークWはこの搬出ステーシ
ョン8に回収される。
【0044】一方、供給ステーション7には新たなワー
クWが送り込まれ、その仕様判別を行なうことによっ
て、先に述べたようにロボット2の動作,ハンド3の交
換の要否及び交換の実行,工具4d〜4iの選択変更が
行われる。そして、以降は前述のとおりのロボット2及
びスピンドル装置4による加工が継続して繰り返し行わ
れる。
クWが送り込まれ、その仕様判別を行なうことによっ
て、先に述べたようにロボット2の動作,ハンド3の交
換の要否及び交換の実行,工具4d〜4iの選択変更が
行われる。そして、以降は前述のとおりのロボット2及
びスピンドル装置4による加工が継続して繰り返し行わ
れる。
【0045】
【発明の効果】本発明の自動バリ取り装置によって以下
の効果を奏する。
の効果を奏する。
【0046】(1)スピンドル装置を使用した機械加工
によりバリ取りを行うため、専用プレス機を使用したと
きのような2次バリが発生せず、人手作業による仕上げ
作業を必要としない。
によりバリ取りを行うため、専用プレス機を使用したと
きのような2次バリが発生せず、人手作業による仕上げ
作業を必要としない。
【0047】(2)また、ワークに応じたハンドを自動
交換して、ロボットでワークを供給搬送、バリ取り姿勢
制御、排出搬送できることにより、ワークの混流化を図
ることができる。
交換して、ロボットでワークを供給搬送、バリ取り姿勢
制御、排出搬送できることにより、ワークの混流化を図
ることができる。
【0048】(3)予期される工具の損傷に応じて工具
を自動交換することにより、工具交換の都度システムを
一時停止する必要がなくなり、システムの安定した連続
運転性を図ることができる。
を自動交換することにより、工具交換の都度システムを
一時停止する必要がなくなり、システムの安定した連続
運転性を図ることができる。
【図1】 本発明の自動バリ取り装置の概要を示す斜視
図である。
図である。
【図2】 図1の自動バリ取り装置の概略平面図であ
る。
る。
【図3】 ロボットの手首及びワークを保持したハンド
部分を示す斜視図である。
部分を示す斜視図である。
【図4】 ハンドの自動交換機構に用いるツールプレー
トとマスタープレートであって、同図の(a)はその分
解縦断面図、同図の(b)は結合されたときの縦断面図
である。
トとマスタープレートであって、同図の(a)はその分
解縦断面図、同図の(b)は結合されたときの縦断面図
である。
【図5】 ハンド,工具の交換からロボットの作動まで
の制御のフローを示す図である。
の制御のフローを示す図である。
1 ベース 2 ロボット 2a 手首 3 ハンド 4 スピンドル装置 4a モータ 4c ターレットヘッド 4d〜4i 工具 5 ツールプレート 6 マスタープレート 7 供給ステーション 8 搬出ステーション W ワーク X バリ取り加工済みのワーク
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークを把持して搬入及び搬出を行うロ
ボットと、前記ワークのバリを除去する工具を備えた機
械加工用のスピンドル装置とを備え、前記ロボットの作
動によって前記ワークの位置を前記工具に対応してシフ
トさせることにより当該ワークのバリを除去可能とした
自動バリ取り装置において、前記ロボットは前記ワーク
の種別信号に応じて適合可能なワーク把持用のハンドを
備えると共に、前記ハンドを前記ロボットの作動と共に
自動交換可能とし、前記機械加工用スピンドル装置には
前記ワーク種別信号によってバリ取り工具を自動交換す
る手段を設けた自動バリ取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27265093A JPH07124811A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動バリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27265093A JPH07124811A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動バリ取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07124811A true JPH07124811A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17516881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27265093A Pending JPH07124811A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動バリ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07124811A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862495B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2008-10-08 | 주식회사 포스코 | 용접부 플래시 트리머 |
WO2014002250A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 日本省力機械株式会社 | 加工装置 |
JP2018144126A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 株式会社牧野フライス製作所 | 加工システム |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP27265093A patent/JPH07124811A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862495B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2008-10-08 | 주식회사 포스코 | 용접부 플래시 트리머 |
WO2014002250A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 日本省力機械株式会社 | 加工装置 |
JP5613864B2 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-10-29 | 日本省力機械株式会社 | 加工装置 |
US9539686B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-01-10 | Nihon Shoryoku Kikai Co., Ltd. | Machining apparatus |
JP2018144126A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 株式会社牧野フライス製作所 | 加工システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020208 |