JPH0712438Y2 - 地下室 - Google Patents
地下室Info
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- JPH0712438Y2 JPH0712438Y2 JP1989021087U JP2108789U JPH0712438Y2 JP H0712438 Y2 JPH0712438 Y2 JP H0712438Y2 JP 1989021087 U JP1989021087 U JP 1989021087U JP 2108789 U JP2108789 U JP 2108789U JP H0712438 Y2 JPH0712438 Y2 JP H0712438Y2
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- JP
- Japan
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- basement
- plate
- ventilation
- base material
- ventilation space
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、結露防止対策について改良が加えられた地下
室に関するものである。
室に関するものである。
(従来技術及び考案が解決しようとする課題) 近年、居住空間や収納空間の拡充を図るために地下室を
構築することが普及しつつある。しかしながら従来の地
下室にあっては、地下室内に湿気がこもって壁面や天井
面に結露が付着しやすい問題があった。そのため、換気
扇によって地下室内を強制的に換気したり地下室内に除
湿機を設置して湿害防止を図っていたが、未だ十分なも
のとは言えなかった。
構築することが普及しつつある。しかしながら従来の地
下室にあっては、地下室内に湿気がこもって壁面や天井
面に結露が付着しやすい問題があった。そのため、換気
扇によって地下室内を強制的に換気したり地下室内に除
湿機を設置して湿害防止を図っていたが、未だ十分なも
のとは言えなかった。
そこで、地下室を二重壁構造とし、その間に空気流路を
形成し、地下室の空気を外部に排気することによって、
地下室内部の空気が滞留することで発生し易かった結露
の発生を極力防止せんとする技術がこれまで提案されて
いる(例えば、実開昭59−36428号公報或いは実開昭60
−29809号公報)。
形成し、地下室の空気を外部に排気することによって、
地下室内部の空気が滞留することで発生し易かった結露
の発生を極力防止せんとする技術がこれまで提案されて
いる(例えば、実開昭59−36428号公報或いは実開昭60
−29809号公報)。
こうした改良技術により、それ以前の一重壁構造の地下
室に比べれば、結露の発生を格段に抑えることができた
が、未だ充分な結露対策とは言えなかった。
室に比べれば、結露の発生を格段に抑えることができた
が、未だ充分な結露対策とは言えなかった。
ところで、結露発生の主たる原因としては、二つの境界
における温度格差と、その境界を流れる空気の速度にあ
ることがを知られているところであるが、上述した二重
壁構造の地下室において所定の流速を得ようとすると、
非常に大型の換気扇が必要となるが、そのような大型の
換気扇を用いると、運転コストが高くつくだけでなく、
地下室内での流速も速くなってしまい、居住者に不快感
を与えることになる。
における温度格差と、その境界を流れる空気の速度にあ
ることがを知られているところであるが、上述した二重
壁構造の地下室において所定の流速を得ようとすると、
非常に大型の換気扇が必要となるが、そのような大型の
換気扇を用いると、運転コストが高くつくだけでなく、
地下室内での流速も速くなってしまい、居住者に不快感
を与えることになる。
そこで更に研究を進めたところ、次のようなことが分か
った。即ち、二重壁構造の通気空間を設け、これに通じ
る上部の一箇所又は二箇所に換気扇を配置するだけで
は、地下室が箱型(略直方体)をなす故に、その通気空
間における空気の流れが不確定なものとなり、局部的に
渦流を形成したり、極めて緩やかな流れ状態となったり
或いは滞留する如き場所も存在することが分かったので
ある。
った。即ち、二重壁構造の通気空間を設け、これに通じ
る上部の一箇所又は二箇所に換気扇を配置するだけで
は、地下室が箱型(略直方体)をなす故に、その通気空
間における空気の流れが不確定なものとなり、局部的に
渦流を形成したり、極めて緩やかな流れ状態となったり
或いは滞留する如き場所も存在することが分かったので
ある。
本考案者は、こうした現象が結露発生の防止に際して大
きな問題となることに気付いたのである。
きな問題となることに気付いたのである。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、結
露防止対策について合理的な改良が施された地下室の提
供を目的とするものである。
露防止対策について合理的な改良が施された地下室の提
供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る地下室1は、箱状をなすコンクリート製地
下室本体3の内面側に、その下面23、側面25及び上面26
と所要間隔を隔てるごとく床板5aと、壁板5bと、天井板
5cを夫々添設することによって地下室内部7を構成し、
地下室本体3の内面と、前記床板5a、壁板5b及び天井板
5cとの間に、連通した通気空間6を形成せしめ、又地下
室本体3の頂部に、前記地下室内部7に通じる出入り口
22を設けると共に、地下室本体3の頂部の略中央位置
に、前記通気空間6を外部に連通させる換気口31を設
け、この換気口31に換気扇33を設け、且つ前記壁板5bに
は、前記通気空間6と地下室内部7とを連通させる吸気
口32を設け、前記換気扇33の作動により、出入り口22か
ら流入した空気を吸気口32を経て通気空間6に流入させ
外部に排気するよう構成した地下室である。そして、前
記天井板5c、これに続く対向する二面の壁板5b,5b、更
に、これら壁板5bに続く床板5aの外周面に、その周方向
に延びる細長い下地材27の複数を、下地材途切れ部29を
残して周方向に直線状に配置し、このように配置された
下地材の列を、横方向には、互いに所定の間隔を隔てて
平行せしめ、更に、対向する残り二面の壁板5b,5bの外
面にも、上下方向に延びる細長い下地材27の複数を、下
地材途切れ部29を残して上下方向に直線状に配置し、こ
のように配置された下地材の列を、横方向には、互いに
所定の間隔を隔てて平行せしめ、以て前記通気空間6に
おける気流を整流するようにしたことを特徴とするもの
である。
下室本体3の内面側に、その下面23、側面25及び上面26
と所要間隔を隔てるごとく床板5aと、壁板5bと、天井板
5cを夫々添設することによって地下室内部7を構成し、
地下室本体3の内面と、前記床板5a、壁板5b及び天井板
5cとの間に、連通した通気空間6を形成せしめ、又地下
室本体3の頂部に、前記地下室内部7に通じる出入り口
22を設けると共に、地下室本体3の頂部の略中央位置
に、前記通気空間6を外部に連通させる換気口31を設
け、この換気口31に換気扇33を設け、且つ前記壁板5bに
は、前記通気空間6と地下室内部7とを連通させる吸気
口32を設け、前記換気扇33の作動により、出入り口22か
ら流入した空気を吸気口32を経て通気空間6に流入させ
外部に排気するよう構成した地下室である。そして、前
記天井板5c、これに続く対向する二面の壁板5b,5b、更
に、これら壁板5bに続く床板5aの外周面に、その周方向
に延びる細長い下地材27の複数を、下地材途切れ部29を
残して周方向に直線状に配置し、このように配置された
下地材の列を、横方向には、互いに所定の間隔を隔てて
平行せしめ、更に、対向する残り二面の壁板5b,5bの外
面にも、上下方向に延びる細長い下地材27の複数を、下
地材途切れ部29を残して上下方向に直線状に配置し、こ
のように配置された下地材の列を、横方向には、互いに
所定の間隔を隔てて平行せしめ、以て前記通気空間6に
おける気流を整流するようにしたことを特徴とするもの
である。
なお、横方向にみて隣接する下地材途切れ部29,29は対
向して配置されるのが好ましい。
向して配置されるのが好ましい。
(作用) 然して、本考案の地下室においては、その床部、壁部及
び天井部に通気空間6が形成されてそれらが連通した状
態にありかつ天井側の通気空間6cを外部に連通させてい
ることから、該連通した通気空間6は効果的に換気され
ることとなり、地下室本体3の内面あるいは地下室の壁
面や天井面に結露が付着するのが防止される。
び天井部に通気空間6が形成されてそれらが連通した状
態にありかつ天井側の通気空間6cを外部に連通させてい
ることから、該連通した通気空間6は効果的に換気され
ることとなり、地下室本体3の内面あるいは地下室の壁
面や天井面に結露が付着するのが防止される。
特に本考案に於いては、床板5aと、壁板5bと、天井板5c
の外周面に、その周方向に延びる細長い下地材27の複数
を周方向に直線状に配置し、このように配置された下地
材の列を、横方向には、互いに所定の間隔を隔てて平行
せしめていることから、換気扇33を作動させると、吸気
口32を経て通気空間6に吸い込まれた空気を、前記下地
材27の整流作用によって整然とした流れの状態で換気口
31へ導くことができる。従って、通気空間6での滞留、
渦流が生じない状態で、空気を充分に速い流れで流通さ
せることができ、結露発生を一層抑制することができ
る。そして、通気空間6での流通抵抗が小さいので、小
さな出力の換気扇33でも充分に間に合うのである。
の外周面に、その周方向に延びる細長い下地材27の複数
を周方向に直線状に配置し、このように配置された下地
材の列を、横方向には、互いに所定の間隔を隔てて平行
せしめていることから、換気扇33を作動させると、吸気
口32を経て通気空間6に吸い込まれた空気を、前記下地
材27の整流作用によって整然とした流れの状態で換気口
31へ導くことができる。従って、通気空間6での滞留、
渦流が生じない状態で、空気を充分に速い流れで流通さ
せることができ、結露発生を一層抑制することができ
る。そして、通気空間6での流通抵抗が小さいので、小
さな出力の換気扇33でも充分に間に合うのである。
加えて、下地材27の配置に際しては、これを下地材途切
れ部29を残して配置しているため、横方向に隣合う下地
材間の流路に、整然とした流れを保持しながら、各流路
の負圧を均等化させることができ、一層スムーズな流れ
を作り出すことができるのである。
れ部29を残して配置しているため、横方向に隣合う下地
材間の流路に、整然とした流れを保持しながら、各流路
の負圧を均等化させることができ、一層スムーズな流れ
を作り出すことができるのである。
特に、横方向にみて隣接する下地材途切れ部29,29を対
向して配置した場合には、床板5aと、壁板5bと、天井板
5cの全域に亘って負圧の均等化を図ることができ、全体
としての空気の流れを整然とさせることができるのであ
り、その結果、流通空気を媒体として地下室本体3から
地下室内部7に伝わる冷熱の伝導が極力抑制され、以
て、結露発生を一層良好に抑制できるのである。
向して配置した場合には、床板5aと、壁板5bと、天井板
5cの全域に亘って負圧の均等化を図ることができ、全体
としての空気の流れを整然とさせることができるのであ
り、その結果、流通空気を媒体として地下室本体3から
地下室内部7に伝わる冷熱の伝導が極力抑制され、以
て、結露発生を一層良好に抑制できるのである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜4図において本考案に係る地下室1は、コンクリ
ート製の箱形ブロック2を積重することによって例えば
直方体状に構築された地下室本体3の内面側に、板体5
を添設して連通した通気空間6を形成し、該連通した通
気空間6の天井側の通気空間6cを外部に連通させる一
方、連通した通気空間のうちの壁側の通気空間6bを地下
室内部7と連通させ、又地下室本体3の外面全体に防水
性塗膜層9を形成してなるものである(第4図参照)。
ート製の箱形ブロック2を積重することによって例えば
直方体状に構築された地下室本体3の内面側に、板体5
を添設して連通した通気空間6を形成し、該連通した通
気空間6の天井側の通気空間6cを外部に連通させる一
方、連通した通気空間のうちの壁側の通気空間6bを地下
室内部7と連通させ、又地下室本体3の外面全体に防水
性塗膜層9を形成してなるものである(第4図参照)。
地下室本体3は、第5図に示すごとく、本実施例におい
ては、基礎コンクリート10上に固定される底部ブロック
2aと該底部ブロック2a上に水密に積重される2個の中間
ブロック2b,2bと、上段に位置する中間ブロック2b上に
積重される頂部ブロック2cとからなる。
ては、基礎コンクリート10上に固定される底部ブロック
2aと該底部ブロック2a上に水密に積重される2個の中間
ブロック2b,2bと、上段に位置する中間ブロック2b上に
積重される頂部ブロック2cとからなる。
該底部ブロック2aは、矩形板状をなす底板11の周縁部に
側板12を一体に立設した上方開口のブロックとして形成
されており、中間ブロック2bは、上下端が開口した角筒
状をなし、その各側板13は、底部ブロック2aの側板12と
対応するように構成されている。又前記頂部ブロック2c
は、出入り口用の開口部15が設けられてなる頂板16の周
縁部に側板17を下設した下方開口のブロックとして形成
されており、各側板17は中間ブロック2bの側板13と対応
するようになされている。このような構成を有する底部
ブロック2aと中間ブロック2b,2bと頂部ブロック2cと
は、例えば第4図に示すごとく、水密性素材19を介在さ
せて上下の側板端部20,20相互が嵌合した状態で積重さ
れる。又各ブロックの外面部には、防水性塗膜層9、例
えば防水性に優れかつコンクリートとの親和性に優れる
エポキシ樹脂等からなる塗膜層が塗布形成されている。
側板12を一体に立設した上方開口のブロックとして形成
されており、中間ブロック2bは、上下端が開口した角筒
状をなし、その各側板13は、底部ブロック2aの側板12と
対応するように構成されている。又前記頂部ブロック2c
は、出入り口用の開口部15が設けられてなる頂板16の周
縁部に側板17を下設した下方開口のブロックとして形成
されており、各側板17は中間ブロック2bの側板13と対応
するようになされている。このような構成を有する底部
ブロック2aと中間ブロック2b,2bと頂部ブロック2cと
は、例えば第4図に示すごとく、水密性素材19を介在さ
せて上下の側板端部20,20相互が嵌合した状態で積重さ
れる。又各ブロックの外面部には、防水性塗膜層9、例
えば防水性に優れかつコンクリートとの親和性に優れる
エポキシ樹脂等からなる塗膜層が塗布形成されている。
特に本実施例においては、底部ブロック2aの各側板12の
中間部分に、側板肉厚の例えば1/3程度の肉厚を有する
発泡合成樹脂製の断熱板21が略垂直状態で埋入されてい
る。なお底部ブロック2aの底板12にも、第3図において
一点鎖線で示すように、略水平な状態で断熱板21が埋入
されることもある。同様の要領により、中間ブロック2b
の各側板13にも断熱板21が埋入されている。又頂部ブロ
ック2cにおいては、同様にしてその各側板16に断熱板21
が埋入されるとともにその頂板16にも断熱板21が略水平
な状態で埋入されている。
中間部分に、側板肉厚の例えば1/3程度の肉厚を有する
発泡合成樹脂製の断熱板21が略垂直状態で埋入されてい
る。なお底部ブロック2aの底板12にも、第3図において
一点鎖線で示すように、略水平な状態で断熱板21が埋入
されることもある。同様の要領により、中間ブロック2b
の各側板13にも断熱板21が埋入されている。又頂部ブロ
ック2cにおいては、同様にしてその各側板16に断熱板21
が埋入されるとともにその頂板16にも断熱板21が略水平
な状態で埋入されている。
前記構成を有する底部ブロック2aと中間ブロック2b,2b
と頂部ブロック2cを、基礎コンクリート10上においてブ
ロック相互間の水密を確保して積重し、第1図に示すご
とき出入り口22を具える地下室本体3を構築する。この
ような構成を有する地下室本体3の内面側に、連通した
通気空間6を形成するには、まず、地下室本体3の内面
側下面23及び側面25又上面26に所要厚さの下地材27を固
定する。その際、出入り口22部分においては第2図に示
すごとく、その周縁部分に下地材27を固定するものと
し、又下面23及び側面25又上面26においては、第1図に
示すごとき下地材途切れ部29を適当に設けて下地材27が
固定される。特に側面25には、下地材27が上下方向に延
びるごとく固定されている。なお、下地材27は、第6〜
7図に示すごとき通気用開口部30が設けられた連続する
棒材を以て形成されることもある。然る後、下面23及び
側面25又上面26(出入り口22部分は除く)において、下
地材27に床板5aや壁板5bあるいは天井板5cとして板体5
を添設して、床板5aと下面23との間に床側の通気空間6a
を形成し、壁板5bと側面25との間に壁側の通気空間6bを
形成し、又天井板5cと上面26との間に天井側の通気空間
6cを形成し、その際これらの各通気空間が連通するよう
になす。即ちこの構造を換言すると、前記天井板5c、こ
れに続く対向する二面の壁板5b,5b、更に、これら壁板5
bに続く床板5aの外周面に、その周方向に延びる細長い
下地材27の複数を、下地材途切れ部29を残して周方向に
直線状に配置し、このように配置された下地材の列を、
横方向には、互いに所定の間隔を隔てて平行せしめ、更
に、対向する残り二面の壁板5b,5bの外面にも、上下方
向に延びる細長い下地材27の複数を、下地材途切れ部29
を残して上下方向に直線状に配置し、このように配置さ
れた下地材の列を、横方向には、互いに所定の間隔を隔
てて平行せしめ、以て前記通気空間6における気流を整
流するように構成するのである。そして天井側の通気空
間6cを、その適部位例えば中央部位において換気孔31に
より外部と連通させる。又壁板5の添設によって形成さ
れた壁面Wの例えば下端部分には、第1図、第3図に示
すごとく、壁側の通気空間6bと連通する吸気孔32が設け
られている。さらに前記換気孔31には強制的に換気を行
わせる換気扇33が付設されている。
と頂部ブロック2cを、基礎コンクリート10上においてブ
ロック相互間の水密を確保して積重し、第1図に示すご
とき出入り口22を具える地下室本体3を構築する。この
ような構成を有する地下室本体3の内面側に、連通した
通気空間6を形成するには、まず、地下室本体3の内面
側下面23及び側面25又上面26に所要厚さの下地材27を固
定する。その際、出入り口22部分においては第2図に示
すごとく、その周縁部分に下地材27を固定するものと
し、又下面23及び側面25又上面26においては、第1図に
示すごとき下地材途切れ部29を適当に設けて下地材27が
固定される。特に側面25には、下地材27が上下方向に延
びるごとく固定されている。なお、下地材27は、第6〜
7図に示すごとき通気用開口部30が設けられた連続する
棒材を以て形成されることもある。然る後、下面23及び
側面25又上面26(出入り口22部分は除く)において、下
地材27に床板5aや壁板5bあるいは天井板5cとして板体5
を添設して、床板5aと下面23との間に床側の通気空間6a
を形成し、壁板5bと側面25との間に壁側の通気空間6bを
形成し、又天井板5cと上面26との間に天井側の通気空間
6cを形成し、その際これらの各通気空間が連通するよう
になす。即ちこの構造を換言すると、前記天井板5c、こ
れに続く対向する二面の壁板5b,5b、更に、これら壁板5
bに続く床板5aの外周面に、その周方向に延びる細長い
下地材27の複数を、下地材途切れ部29を残して周方向に
直線状に配置し、このように配置された下地材の列を、
横方向には、互いに所定の間隔を隔てて平行せしめ、更
に、対向する残り二面の壁板5b,5bの外面にも、上下方
向に延びる細長い下地材27の複数を、下地材途切れ部29
を残して上下方向に直線状に配置し、このように配置さ
れた下地材の列を、横方向には、互いに所定の間隔を隔
てて平行せしめ、以て前記通気空間6における気流を整
流するように構成するのである。そして天井側の通気空
間6cを、その適部位例えば中央部位において換気孔31に
より外部と連通させる。又壁板5の添設によって形成さ
れた壁面Wの例えば下端部分には、第1図、第3図に示
すごとく、壁側の通気空間6bと連通する吸気孔32が設け
られている。さらに前記換気孔31には強制的に換気を行
わせる換気扇33が付設されている。
従って該換気扇33を作動させると、吸気孔32から地下室
内部7の空気が吸い込まれ、地下室内部7の湿気を帯び
た空気及び連通した通気空間(床側の通気空間、壁側の
通気空間、天井側の通気空間)6における湿気を帯びた
空気が換気孔31から外部へ強制的に排出されることとな
り、各通気空間のみならず地下室内部の除湿も図られ、
地下室における結露発生が効果的に防止されることとな
る。換言すると、床板5aと、壁板5bと、天井板5cの外周
面に、その周方向に延びる細長い下地材27の複数を、下
地材途切れ部29を残して周方向に直線状に配置し、この
ように配置された下地材の列を、横方向には、互いに所
定間隔を隔てて平行せしめていることから、換気扇33を
作動させると、吸気口32を経て通気空間6に吸い込まれ
た空気を、前記下地材27の整流作用によって、整然とし
た流れの状態で換気口31へ導くことができ、従って、通
気空間6での滞留、渦流の無い状態で、該空気を充分に
速い流れで流通させることができ、結露発生を良好に抑
制できる。しかも下地材27の配置に際して、これを下地
材途切れ部29を残して配置しているため、横方向に隣合
う下地材間の流路に、整然とした流れを保持しながら、
各流路の負圧を均等化させることができ、一層スムース
な流れを作り出すことができるのである。
内部7の空気が吸い込まれ、地下室内部7の湿気を帯び
た空気及び連通した通気空間(床側の通気空間、壁側の
通気空間、天井側の通気空間)6における湿気を帯びた
空気が換気孔31から外部へ強制的に排出されることとな
り、各通気空間のみならず地下室内部の除湿も図られ、
地下室における結露発生が効果的に防止されることとな
る。換言すると、床板5aと、壁板5bと、天井板5cの外周
面に、その周方向に延びる細長い下地材27の複数を、下
地材途切れ部29を残して周方向に直線状に配置し、この
ように配置された下地材の列を、横方向には、互いに所
定間隔を隔てて平行せしめていることから、換気扇33を
作動させると、吸気口32を経て通気空間6に吸い込まれ
た空気を、前記下地材27の整流作用によって、整然とし
た流れの状態で換気口31へ導くことができ、従って、通
気空間6での滞留、渦流の無い状態で、該空気を充分に
速い流れで流通させることができ、結露発生を良好に抑
制できる。しかも下地材27の配置に際して、これを下地
材途切れ部29を残して配置しているため、横方向に隣合
う下地材間の流路に、整然とした流れを保持しながら、
各流路の負圧を均等化させることができ、一層スムース
な流れを作り出すことができるのである。
加えて、横方向にみて隣接する下地材途切れ部29,29を
対向して配置したことにより、床板5aと、壁板5bと、天
井板5cの全域に亘って負圧の均等化を図ることができ、
全体としての空気の流れを整然とさせることができるの
であり、その結果、流通空気を媒体として地下室本体3
から地下室内部7に伝わる冷熱の伝導が極力抑制され、
以て、結露発生を一層良好に抑制できるのである。又こ
のような構成を有する地下室においては、地下室本体外
面の防水性塗膜層9が地下室を効果的に防水し、又地下
室本体7の壁部及び天井部に埋入されている断熱板21は
各壁部や天井部の断熱性を向上させ、地下室本体の内面
が極力冷却されないようにして、通気空間における結露
発生を一層確実に防止する。
対向して配置したことにより、床板5aと、壁板5bと、天
井板5cの全域に亘って負圧の均等化を図ることができ、
全体としての空気の流れを整然とさせることができるの
であり、その結果、流通空気を媒体として地下室本体3
から地下室内部7に伝わる冷熱の伝導が極力抑制され、
以て、結露発生を一層良好に抑制できるのである。又こ
のような構成を有する地下室においては、地下室本体外
面の防水性塗膜層9が地下室を効果的に防水し、又地下
室本体7の壁部及び天井部に埋入されている断熱板21は
各壁部や天井部の断熱性を向上させ、地下室本体の内面
が極力冷却されないようにして、通気空間における結露
発生を一層確実に防止する。
(考案の効果) 本考案によれば、二重壁構造の地下室における内外壁間
の通気空間を通る空気を整然と流通させることができ、
この通気空間における空気の滞留や渦流に起因して地盤
の冷熱が地下室内部に到達するのを極力阻止することが
できる。従って、壁板、天井板の内面に生成される結露
の発生を大幅に抑制できることとなる。。
の通気空間を通る空気を整然と流通させることができ、
この通気空間における空気の滞留や渦流に起因して地盤
の冷熱が地下室内部に到達するのを極力阻止することが
できる。従って、壁板、天井板の内面に生成される結露
の発生を大幅に抑制できることとなる。。
しかも、下地材の独特の配置によって空気が整流される
ため、前記通気空間での流通抵抗が小さく、従って、小
出力の換気扇でも充分に機能を発揮でき、コスト低減が
図れる利点がある。
ため、前記通気空間での流通抵抗が小さく、従って、小
出力の換気扇でも充分に機能を発揮でき、コスト低減が
図れる利点がある。
第1図は本考案に係る地下室の一実施例を示す一部欠切
斜視図、第2図は地下室を内側から見た一部欠切斜視
図、第3図は地下室の換気状態を説明する断面図、第4
図はブロック相互の接続状態を示す断面図、第5図は地
下室本体を構成するブロックを分解して示す斜視図、第
6〜7図は通気用開口部を具える下地材を例示する部分
斜視図である。 1…地下室、2…箱形ブロック、3…地下室本体、5…
板体、6…通気空間、7…地下室内部、9…防水性塗膜
層、21…断熱板、22…出入り口、32…吸気孔。
斜視図、第2図は地下室を内側から見た一部欠切斜視
図、第3図は地下室の換気状態を説明する断面図、第4
図はブロック相互の接続状態を示す断面図、第5図は地
下室本体を構成するブロックを分解して示す斜視図、第
6〜7図は通気用開口部を具える下地材を例示する部分
斜視図である。 1…地下室、2…箱形ブロック、3…地下室本体、5…
板体、6…通気空間、7…地下室内部、9…防水性塗膜
層、21…断熱板、22…出入り口、32…吸気孔。
Claims (2)
- 【請求項1】箱状をなすコンクリート製地下室本体3の
内面側に、その下面23、側面25及び上面26と所要間隔を
隔てるごとく床板5aと、壁板5bと、天井板5cを夫々添設
することによって地下室内部7を構成し、地下室本体3
の内面と、前記床板5a、壁板5b及び天井板5cとの間に、
連通した通気空間6を形成せしめ、又地下室本体3の頂
部に、前記地下室内部7に通じる出入り口22を設けると
共に、地下室本体3の頂部の略中央位置に、前記通気空
間6を外部に連通させる換気口31を設け、この換気口31
に換気扇33を設け、且つ前記壁板5bには、前記通気空間
6と地下室内部7とを連通させる吸気口32を設け、前記
換気扇33の作動により、出入り口22から流入した空気を
吸気口32を経て通気空間6に流入させ外部に排気するよ
う構成した地下室に於いて、 前記天井板5c、これに続く対向する二面の壁板5b,5b、
更に、これら壁板5bに続く床板5aの外周面に、その周方
向に延びる細長い下地材27の複数を、下地材途切れ部29
を残して周方向に直線状に配置し、このように配置され
た下地材の列を、横方向には、互いに所定の間隔を隔て
て平行せしめ、更に、対向する残り二面の壁板5b,5bの
外面にも、上下方向に延びる細長い下地材27の複数を、
下地材途切れ部29を残して上下方向に直線状に配置し、
このように配置された下地材の列を、横方向には、互い
に所定の間隔を隔てて平行せしめ、以て前記通気空間6
における気流を整流するようにしたことを特徴とする地
下室。 - 【請求項2】横方向にみて隣接する下地材途切れ部29,2
9は対向していることを特徴とする請求項(1)記載の
地下室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989021087U JPH0712438Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 地下室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989021087U JPH0712438Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 地下室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02112736U JPH02112736U (ja) | 1990-09-10 |
| JPH0712438Y2 true JPH0712438Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31238011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989021087U Expired - Lifetime JPH0712438Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 地下室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712438Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4984118B2 (ja) * | 2006-07-13 | 2012-07-25 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 地下室の浮き床と二重壁の換気構造 |
| JP5118524B2 (ja) * | 2008-03-21 | 2013-01-16 | 日本アーク開発株式会社 | 建物の地下室 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4867515U (ja) * | 1971-11-27 | 1973-08-27 | ||
| JPS5936428U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-07 | ナシヨナル住宅産業株式会社 | 地下室の構造 |
| JPS6029809U (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-28 | ミサワホ−ム株式会社 | 地下構造物の内壁構造 |
| JPS6050248U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-09 | 越淵 勇 | 組立式地下室 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1989021087U patent/JPH0712438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02112736U (ja) | 1990-09-10 |
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