JPH0712398Y2 - フォークリフトのクランプ装置 - Google Patents

フォークリフトのクランプ装置

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JPH0712398Y2
JPH0712398Y2 JP3043490U JP3043490U JPH0712398Y2 JP H0712398 Y2 JPH0712398 Y2 JP H0712398Y2 JP 3043490 U JP3043490 U JP 3043490U JP 3043490 U JP3043490 U JP 3043490U JP H0712398 Y2 JPH0712398 Y2 JP H0712398Y2
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JP
Japan
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oil passage
hydraulic
clamp
oil
control valve
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健 徳弘
益教 金子
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフォークリフトのクランプ装置の油圧回路に関
する。
(従来の技術) 従来の一般的なクランプ装置の油圧回路として、例えば
第3図に示すようなものが知られている。この回路にお
いて、クランプアーム制御弁2に油圧を供給しうるのは
油路53および油路56であるが、このうちクランプシリン
ダに作用するのは油路53による作動油のみである。油路
53への作動油の供給はリフトシリンダ制御弁1の位置と
は独立であることから、すなわちクランプの操作とリフ
トの操作は独立して行うことができるように構成されて
いる。
リフトシリンダ制御弁1に繋がれた油路は、油路52,54,
56,57,62であり、 リフトシリンダ制御弁1が中立位置1nの場合にはタン
クポートT→ポンプP→油路50→油路51と来た作動油は
油路52から油路56へ供給される。他の3つのポートは閉
塞されている。
リフトシリンダ制御弁1が下降位置1dの場合にはと
同様にして油路52から油路56へ油路が開かれ、油路57か
ら油路62へのポートも開かれる。油路54は閉塞されてい
る。
リフトシリンダ制御弁1が上昇位置1uの場合にはタン
クポートT→ポンプP→油路50→油路51→チェック弁4
と来た作動油は油路54から油路57へ供給される。他の3
つのポートは閉塞されている。
と言った状態をとる。の場合にはリフトシリンダLCは
作動しない。の場合にはリフトシリンダLC内の作動油
は油路57へ吐出され、油路62を経てタンクポートTに回
収される。このため、リフトシリンダLCは下降動作す
る。の場合には油路54から油路57へ供給された作動油
がリフトシリンダLCにもたらされ、チェック弁4が油路
54より末端の閉鎖系の作動油量を減少させないように働
くために、リフトシリンダLCは上昇動作する。
クランプアーム制御弁2に繋がれた油路は、油路53,56,
58,59,60,63であり、 クランプアーム制御弁2が中立位置2nの場合には、油
路56から油路58へとポートが開かれ、その他の4つのポ
ートは閉塞される。
クランプアーム制御弁2がクランプ位置2cの場合に
は、タンクポートT→ポンプP→油路50→油路51→チェ
ック弁3と来た作動油は油路53から油路59へ供給され、
また油路60から油路63へとポートが開かれる。油路56お
よび58は閉塞される。
クランプアーム制御弁2がアンクランプ位置2uの場合
には、と同様に油路53にもたらされた作動油は油路60
へ供給され、また油路59から油路63へとポートが開かれ
る。油路56および58は閉塞される。
と言った状態をとる。の場合には、リフトシリンダ制
御弁1が中立位置1nあるいは下降位置1dであれば油路56
に供給された作動油が油路58へもたらされて油路61を経
てタンクポートTに回収され、上昇位置1uであればクラ
ンプアーム制御弁2内に作動油の動きはない。いずれに
せよクランプ装置Cは動作しない。の場合には油路59
にもたらされた作動油はクランプシリンダCCの閉じ側圧
力室71に吐出される。この作動油と入れ代わりに開き側
圧力室72から作動油が油路60へ吐出され、油路63を経て
タンクポートTに回収される。こうしてクランプシリン
ダCCの作用によってクランプ装置Cはクランプ動作を行
う。クランプ装置Cが荷物Wをクランプするとクランプ
シリンダCCへの作動油の出入りが止まる。油路59には油
圧パイロットチェック弁5が配されており、この場合に
はクランプ圧を維持する様に働く。の場合には油路60
にもたらされた作動油はクランプシリンダCCの開き側圧
力室72に吐出される。チェック弁3から開き側圧力室72
に至る油路の油圧が、油圧パイロットチェック弁5のセ
ット圧に達すると閉じ側圧力室71の作動油は油路59へ吐
出され、油路63を経てタンクポートTに回収される。こ
うしてクランプシリンダCCの作用によってクランプ装置
Cはアンクランプ動作する。なお、リフトシリンダ制御
弁1が中立位置1nか下降位置1dで、かつ、クアランプア
ーム制御弁2がクランプ装置2cかアンクランプ位置2uで
あって、しかも荷物Wをクランプしているか、クランプ
シリンダCCがフルボトムしている場合、もしくはリフト
シリンダ制御弁1が上昇位置1uでリフトシリンダLCが上
昇しきっており、しかも荷物Wをクランプしているか、
クランプシリンダCCがフルボトムしている場合に、油路
55に設けられたリリーフ弁6が開放され、タンクポート
TからポンプPを介して吐出された作動油は油路50→油
路55→油路61とバイパスされてタンクポートTに回収さ
れて、油圧回路の油圧が過度に上昇するのを防いでい
る。
(考案が解決しようとする課題) このように従来のクランプ装置ではクランプの操作とリ
フトの操作は独立して行うことができるようになってい
るために、荷物Wをクランプしてリフトしている状態に
おいてクランプを解除することが可能である。このた
め、オペレータが誤操作によってクランプアーム制御弁
2の位置をアンクランプ位置2uに入れてしまった場合
に、クランプが解除されて荷物を落としてしまうという
事態が従来懸念されていた。
そこで本考案は以上の問題に鑑み、荷物を持ち上げてい
る状態でクランプアーム制御弁をアンクランプ側に操作
しても荷物を落とさないようにすることを、その目的と
する。
(課題を解決するための手段) そこで本考案は、上記課題を解決するために次のように
構成している。
すなわち、リフトコントロールバルブからリフトシリン
ダに至る油圧配管路から取り出したパイロット圧によ
り、クランプコントロールバルブからクランプシリンダ
に至る油圧配管路に設けた油圧パイロット切換弁を作動
させるように構成するとともに、上記油圧パイロット切
換弁と並列にチェック弁を設ける。
(作用) 上述のように構成された本考案の装置によれば、荷物を
クランプして上昇させるとリフトシリンダ側の油圧配管
路の油圧が上昇し、油圧パイロット切換弁が作動してク
ランプシリンダとクランプコントロールバルブとの間の
油圧配管路を閉鎖する。ただし、油圧パイロット切換弁
と並列に設けたチェック弁によって、クランプの増し絞
めは可能になっている。また、荷物を保持していない時
には油圧パイロット切換弁が作動しないように油圧パイ
ロット切換弁の作動圧力が設定されており、従来同様に
リフト操作とクランプ操作は独立して行うことができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第2図に基づいて説明
する。なお、前述の従来回路と同様な各機能構成部品に
は各々同一の記号を付している。
第1図に示すように、開き側圧力室72とクランプアーム
制御弁2とを繋ぐ油路60に油圧パイロット切換弁7を設
けるとともに、該油圧パイロット切換弁7と並列にチェ
ック弁8を設けている。油圧パイロット切換弁7のパイ
ロット圧はリフトシリンダLCとリフトシリンダ制御弁1
とを繋ぐ油路57から取り出している。
前記油圧パイロット切換弁7は、常には油路60aと油路6
0bとを連通する位置に保持されており、油路57の油圧が
予め設定した作動圧に達したときには、その連通が止め
られる様になっている。油圧パイロット切換弁7の作動
圧は、無負荷状態(荷を扱わない状態)でクランプ装置
Cを上昇させた時の油路57の油圧よりも若干高めに設定
する。チェック弁8は油路60b→油路60aの方向にのみ作
動油が流れるのを許容する。他の部分の構成は従来と同
様であり、以下その作用を説明する。
油圧パイロット切換弁7は先に述べたように常には油路
60aと油路60bとを連通しており、その状態においては従
来の装置と同様の動作を行う。油圧パイロット切換弁7
が油路60aと油路60bとの連通を止める時、すなわち荷を
クランプして上昇中、あるいは下降中、もしくは途中で
保持している状態の時には油路60は閉鎖される。このた
め開き側圧力室72への作動油の吐出は許容されないか
ら、万一誤操作などによってクランプアーム制御弁2が
アンクランプ位置2uに入れられてもクランプシリンダCC
が開く側に作用することはない。なお、油圧パイロット
切換弁7と並列に配したチェック弁8によって、油路60
が閉鎖されている間でもクランプの増し絞めは可能にな
っている。
本考案は、第2図に示すようにクランプアーム制御弁2
と閉じ側圧力室71とを繋ぐ油路59に油圧パイロット切換
弁7とチェック弁8とを設ける構成としてもよい。この
場合にはチェック弁8は、クランプアーム制御弁2から
閉じ側圧力室71の向きに作動油が流れるのを許容する。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案にかかるクランプ装置によれ
ば、荷をクランプし上昇させた瞬間より荷を地面や棚な
どの上に置くまでの間は、作業員の誤操作などによって
クランプアーム制御弁をアンクランプ位置に入れても荷
のクランプ状態は維持され、荷を落下させることがな
い。このため、荷役作業のより一層の安全が計られると
いう大変有用な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクランプ装置の油圧回路の構成の一実
施例を表す油圧回路図、第2図は同じく本考案の他の実
施例を表す油圧回路図であり、第3図は従来のクランプ
装置の油圧回路の構成を表す油圧回路図である。 1……リフトコントロールバルブ 2……クランプコントロールバルブ 7……油圧パイロット切換弁 8……チェック弁 LC……リフトシリンダ CC……クランプシリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトシリンダ制御弁からリフトシリンダ
    に至る油圧配管路から取り出したパイロット圧により、
    クランプアーム制御弁からクランプシリンダに至る油圧
    配管路に設けた油圧パイロット切換弁を作動させるよう
    に構成するとともに、上記油圧パイロット切換弁と並列
    にチェック弁を設けたことを特徴とするフォークリフト
    のクランプ装置。
JP3043490U 1990-03-23 1990-03-23 フォークリフトのクランプ装置 Expired - Fee Related JPH0712398Y2 (ja)

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JPH03122098U JPH03122098U (ja) 1991-12-12
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