JPH07123789A - ステッピングモータの駆動装置 - Google Patents

ステッピングモータの駆動装置

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JPH07123789A
JPH07123789A JP26259793A JP26259793A JPH07123789A JP H07123789 A JPH07123789 A JP H07123789A JP 26259793 A JP26259793 A JP 26259793A JP 26259793 A JP26259793 A JP 26259793A JP H07123789 A JPH07123789 A JP H07123789A
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JP
Japan
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time
exciting current
stepping motor
generating
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Pending
Application number
JP26259793A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Imada
昭吾 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 励磁電流を開ループ制御することによりマイ
クロコンピュータの負荷の増大を抑制するとともに、励
磁電流を開ループ制御した場合にも励磁電流の制御精度
が低下することを防止することの可能なステッピングモ
ータの駆動装置を提供する。 【構成】 制御部13において発生される励磁電流設定
値に応じて駆動部141、142がスイッチング素子を
オフ状態に制御するオフ時間を変更することにより励磁
電流を開ループで制御することが可能となるだけでな
く、リップルの発生を抑制することが可能となる。さら
に電源バス15の電圧に応じて駆動部がスイッチング素
子をオン状態に制御するオン時間を変更することにより
電源電圧が変動した場合に励磁電流制御の精度が悪化す
ることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステッピングモータの駆
動装置に係り、特に駆動電流の開ループ制御を可能とし
たステッピングモータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータは、 1.回転角度が入力パルス数に比例するため、オープン
ループ制御が可能。 2.回転速度が入力パルスの周波数に比例するため、広
範囲の回転速度制御が可能。 3.入力パルスのない時には停止位置が保持されるた
め、ブレーキ、ロック機構が不要。 4.ブラシ等のしゅう動部がないため、信頼性が高い。 5.パルスで駆動されるため、マイクロコンピュータ等
のディジタル素子により直接駆動が可能。 等の特徴を有するために、種々の分野で利用されてい
る。
【0003】図4は従来から使用されているステッピン
グモータの駆動装置の機能線図であって、自動車のスロ
ットル弁駆動システムに適用した場合を示している。ス
ロットル弁開度設定部13aはアクセルセンサ18で検
出されるアクセルペダル17の踏み込み量に基づきスロ
ットル弁開度設定値を発生する。駆動パターン発生部1
3bではスロットル弁開度設定値に基づいて励磁電流設
定値を発生する。
【0004】ステッピングモータ11に供給される励磁
電流は励磁電流検出部15によって検出され、励磁電流
制御部13cにおいて励磁電流設定値と比較される。駆
動部14では励磁電流設定値と励磁電流の偏差電流に基
づき駆動電源をオンオフ制御することによりステッピン
グモータ11の回転方向および回転速度を制御する。
【0005】図5は励磁電流設定値とステッピングモー
タのコイルをながれる実際の励磁電流の波形図であっ
て、縦軸は電流を、横軸に時間をとる。即ち実線で示さ
れる励磁電流設定値は段階状に変化するため、励磁電流
設定値が一定値を保持している間は破線で示されるステ
ッピングモータのコイルを流れる励磁電流は一定値を中
心とするリップルを有する。
【0006】このリップルはステッピングモータの脈動
を惹起するため、リップルをできるかぎり小とするには
励磁電流制御を短い時間間隔毎に実行する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、励磁電
流制御を短い時間間隔毎に実行する場合にはマイクロコ
ンピュータの負荷が増大する。またマイクロコンピュー
タの負荷の増大を抑制するために励磁電流を開ループ制
御とした場合には、電源電圧の変動により励磁電流の制
御精度が影響をうける。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、励磁電流を開ループ制御することによりマイク
ロコンピュータの負荷の増大を抑制するとともに、励磁
電流を開ループ制御した場合にも励磁電流の制御精度が
低下することを防止することの可能なステッピングモー
タの駆動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかるステ
ッピングモータの駆動装置は、ステッピングモータの駆
動速度に応じた周波数で励磁電流設定値を発生する励磁
電流設定値発生手段と、励磁電流設定値発生手段で発生
する励磁電流設定値に応じたオフ時間と一定値であるの
オン時間とを発生するオンオフ時間設定手段と、オンオ
フ時間設定手段で発生するオン時間およびオフ時間に応
じてステッピングモータのコイルに供給される励磁電流
をオンオフするステッピングモータ駆動手段と、を具備
する。
【0010】第2の発明にかかるステッピングモータの
駆動装置は、ステッピングモータの駆動速度に応じた周
波数で励磁電流設定値を発生する励磁電流設定値発生手
段と、励磁電流設定値発生手段で発生する励磁電流設定
値に応じたオフ時間を発生するオフ時間発生手段と、ス
テッピングモータ駆動電源電圧に応じたオン時間とを発
生するオン時間発生手段と、オフ時間発生手段で発生す
るオフ時間およびオン時間発生手段で発生するオン時間
に応じてステッピングモータのコイルに供給される励磁
電流をオンオフするステッピングモータ駆動手段と、を
具備する。
【0011】
【作用】第1の発明にかかるステッピングモータの駆動
装置にあっては、励磁電流設定値に応じてスイッチング
素子のオフ時間が決定されるとともにスイッチング素子
のオン時間は一定値に維持されるため、フィードバック
制御することなしにリップルが所定値以下の励磁電流に
制御される。
【0012】第2の発明にかかるステッピングモータの
駆動装置にあっては、電源電圧が変動した場合にも励磁
電流の制御精度が維持される。
【0013】
【実施例】図1はステッピングモータを適用した自動車
のスロットル弁駆動システムの構成図であって、ステッ
ピングモータ11はスロットル弁12のアクチュエータ
として使用される。ステッピングモータ11はマイクロ
コンピュータが適用される制御部13の出力信号によっ
て駆動されるが、制御部13はバス131を中心として
CPU132、メモリ133、入力インターフェイス1
34および出力インターフェイス135から構成され
る。
【0014】出力インターフェイス135からは、ステ
ッピングモータ11の第1および第2のコイル111お
よび112を流れる励磁電流をオンオフ制御する駆動部
141および142に対する制御信号が出力される。電
源バス15は駆動部141および142を介してステッ
ピングモータ11の第1および第2のコイル111およ
び112に励磁電流を供給する。
【0015】なお電圧検出部151で検出される電源バ
スの電圧は入力インターフェイス134を介して制御部
13に取り込まれる。またスロットル弁12の実開度は
スロットル弁12に直結される開度センサ16によって
検出され、入力インターフェイス134を介して制御部
13に取り込まれる。
【0016】さらにアクセルペダル17の踏み込み量は
アクセルセンサ18によって検出され、同じく入力イン
ターフェイス134を介して制御部13に取り込まれ
る。なおスロットル弁12はバネ(図示せず。)によっ
て、ステッピングモータの電源オフ時は全閉位置に付勢
されているものとする。図2は制御部13で実行される
オフ時間発生ルーチンであり、励磁電流設定ルーチン
(図示せず。)において励磁電流Idが変更される毎に
実行される。
【0017】ステップ21において励磁電流設定ルーチ
ン(図示せず。)で発生される励磁電流設定値Idをメ
モリ133から読み出す。ステップ22において第1あ
るいは第2の駆動部141あるいは142のオフ時間T
off を励磁電流設定値Idに基づいて決定する。例えば
オフ時間Toff は、励磁電流設定値Idに対応したマッ
プによって決定することも、あるいは励磁電流設定値I
dの関数として定めることもできる。
【0018】ステップ23においてはメモリ133に記
憶されている第1あるいは第2の駆動部141あるいは
142のオン時間Tonを読み出す。なおオン時間Ton
一定値とすることもできるが、後述するように電源電圧
に応じて可変とすることもできる。ステップ24におい
て、オン時間Tonおよびオフ時間Toff を出力インター
フェイス135の特定番地に設定される出力レジスタに
記憶して、このルーチンを終了する。
【0019】第1あるいは第2の駆動部141あるいは
142は出力レジスタに設定されたオン時間Tonおよび
オフ時間Toff に従ってスイッチング素子のオンオフを
制御する。図3はオン時間Tonを電源電圧に応じて可変
とする場合のオン時間発生ルーチンのフローチャートで
あって、オフ時間発生ルーチンと同じく予め定めた一定
時間(例えば30ミリ秒)毎に実行される。
【0020】ステップ31において電源バス15の電圧
Vbを読み込む。ステップ32において、オン時間Ton
を電圧Vbに基づいて決定する。例えばオン時間T
onは、電圧Vbに対応したマップによって決定すること
も、あるいは電圧Vbの関数としても定めることができ
る。ステップ33においてオン時間Tonをメモリ133
に記憶して、このルーチンを終了する。
【0021】
【発明の効果】第1の発明にかかるステッピングモータ
の駆動装置によれば、励磁電流を開ループ制御とするこ
とによりマイクロコンピュータの負荷を軽減することが
可能となるだけでなく、リップルの発生を抑制すること
も可能となる。第2の発明にかかるステッピングモータ
の駆動装置によれば、電源電圧が変動した場合にも励磁
電流制御精度が悪化することを抑制することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はスロットル弁駆動システムの構成図であ
る。
【図2】図2はオフ時間発生ルーチンのフローチャート
である。
【図3】図3はオン時間発生ルーチンのフローチャート
である。
【図4】図4は従来使用されているステッピングモータ
駆動装置の機能線図である。
【図5】図5は電流波形図である。
【符号の説明】
11…ステッピングモータ 12…スロットル弁 13…制御部 141、142…駆動部 15…電圧検出部 16…開度センサ 17…アクセルペダル 18…アクセルセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータの駆動速度に応じた
    周波数で励磁電流設定値を発生する励磁電流設定値発生
    手段と、 前記励磁電流設定値発生手段で発生する励磁電流設定値
    に応じたオフ時間と、一定値であるのオン時間とを発生
    するオンオフ時間設定手段と、 前記オンオフ時間設定手段で発生するオン時間およびオ
    フ時間に応じてステッピングモータのコイルに供給され
    る励磁電流をオンオフするステッピングモータ駆動手段
    と、を具備するステッピングモータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 ステッピングモータの駆動速度に応じた
    周波数で励磁電流設定値を発生する励磁電流設定値発生
    手段と、 前記励磁電流設定値発生手段で発生する励磁電流設定値
    に応じたオフ時間を発生するオフ時間発生手段と、 ステッピングモータ駆動電源電圧に応じたオン時間とを
    発生するオン時間発生手段と、 前記オフ時間発生手段で発生するオフ時間および前記オ
    ン時間発生手段で発生するオン時間に応じてステッピン
    グモータのコイルに供給される励磁電流をオンオフする
    ステッピングモータ駆動手段と、を具備するステッピン
    グモータの駆動装置。
JP26259793A 1993-10-20 1993-10-20 ステッピングモータの駆動装置 Pending JPH07123789A (ja)

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JP26259793A JPH07123789A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 ステッピングモータの駆動装置

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JPH07123789A true JPH07123789A (ja) 1995-05-12

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ID=17378014

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766665B1 (ko) * 2000-12-18 2007-10-11 가부시키가이샤 야스카와덴키 유도 전동기의 속도 추정치 보정 방법 및 그 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766665B1 (ko) * 2000-12-18 2007-10-11 가부시키가이샤 야스카와덴키 유도 전동기의 속도 추정치 보정 방법 및 그 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020702