JPH07123772A - ブラシレスモータの制御方法 - Google Patents

ブラシレスモータの制御方法

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Publication number
JPH07123772A
JPH07123772A JP5264583A JP26458393A JPH07123772A JP H07123772 A JPH07123772 A JP H07123772A JP 5264583 A JP5264583 A JP 5264583A JP 26458393 A JP26458393 A JP 26458393A JP H07123772 A JPH07123772 A JP H07123772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commutation
signal
sensor
phase
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5264583A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fukunaga
隆 福永
Noriyuki Jitosho
典行 地頭所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5264583A priority Critical patent/JPH07123772A/ja
Publication of JPH07123772A publication Critical patent/JPH07123772A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2相の着磁リングでAB相信号とコミュテー
ションセンサ信号及びZ相信号を検出し、アクチュエー
タの小型化を図る。又、細かいエンコーダカウント誤差
判定を可能とする。 【構成】 コミュテーション用着磁相にZ相用着磁相を
多重着磁するとともに、論理回路でZ相信号を分離す
る。又、コミュテーションセンサのエッジ間を用いて細
かいエンコーダAB相のカウント誤差判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレスモータの制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のブラシレスモータの位置検
出等を行う着磁リング、及び検出素子の概略図示す。位
置検出方式には光式とMR式が一般的であるが、自動車
用等の高温動作を保証する必要がある場合にはMR式が
用いられる。着磁リング9は、モータのロータに直結さ
れ3相からなる。第1の相は、モータロータの位置を検
出する為のコミュテーション用着磁相10である。この
相の着磁を検出するセンサはコミュテーションセンサと
呼ばれ、ホールIC11〜13によって検出されブラシ
レスモータU,V,W相の通電を切り替えることによって
ブラシレスモータ時計あるいは反時計方向に回転させ
る。第2の相はモータ回転の基準位置Z相を検出する為
の着磁相であり、1回転に1パルスだけ着磁されており
ホールIC14で検出する。第3の相はモータの相対的
な回転位置を検出するエンコーダAB相用着磁相であ
り、MR素子16で検出されモータの回転方向及び相対
的な回転位置を検出する。
【0003】エンコーダAB相のカウント誤差を検出す
る方法としては、Z相を基準としてエンコーダAB相カ
ウンタ値がモータ1回転分変化しているかどうかを判定
する方法が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の3相からなる着
磁リングングは、リング幅が広くモータアクチュエータ
として全長が長くなりという欠点がある。又、モータ位
置検出を行うMRセンサと着磁リングの間隔が温度・振
動等でずれ、モータ位置検出が正確に行われない場合、
より細かくエンコーダAB相カウンタの誤差判定を行う
必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明では、第1の手段としてモータロータ位置
を検出するためにモータロータと直結した着磁リングと
コミュテーションセンサを設けたブラシレスモータにお
いて、モータロータ位置を検出する為の着磁相にモータ
回転の基準位置Z相を検出する為の着磁相を重ねて設
け、コミュテーションセンサ1信号の立ち下がりエッジ
検出時に、コミュテーションセンサ2及びコミュテーシ
ョンセンサ3信号がLOWの場合Z相が入力され、かつ
コミュテーションセンサ1の信号がHIGHに変化した
時点でZ相パルスが終了と判定し、コミュテーションセ
ンサ1信号の立ち下がりエッジ検出時に、コミュテーシ
ョンセンサ2信号及びコミュテーションセンサ3信号が
LOWの場合にコミュテーションセンサ1信号を強制的
にHIGHとして新たなコミュテーション1信号とし、
コミュテーション2信号の立ち下がりエッジ検出時に、
コミュテーション1信号及びコミュテーション3信号が
LOWの場合にコミュテーション2信号を強制的にHI
GHとして新たなコミュテーション2信号とし、コミュ
テーション3信号の立ち下がりエッジ検出時に、コミュ
テーション1信号及びコミュテーション2信号がLOW
の場合にコミュテーション3信号を強制的にHIGHと
して新たなコミュテーション3信号とする。
【0006】第2の手段として、コミュテーションセン
サ1信号の立ち下がりエッジからコミュテーションセン
サ3信号の立ち上がりエッジまでのエンコーダパルスを
カウントし、カウント数がある値より一定値以上の誤差
がある場合は、エンコーダのパルスカウント誤差である
と判定する。
【0007】
【作用】本発明は上述の構成により、従来3相からなる
着磁リングを2相にすることができる。又、モータ位置
検出誤差を短期間に検出することが出来る。
【0008】
【実施例】(実施例1)以下、添付図面を参照して本発
明の実施例について説明する。図1に本第1発明のブラ
シレスモータの位置等を検出する着磁リングの外形を、
図2にコミュテーションセンサの処理回路を示す。着磁
リング1はプラスティックマグネットからなり、モータ
ロータと同軸上に直結されている。着磁リングは、2相
の着磁相があり、1相はモータの回転位置を検出する為
のエンコーダAB相用着磁2であり、MRセンサ3で検
出する。もう1相はモータのロータ位置をホールIC6
〜8によって検出されブラシレスモータU,V,W相の通
電を切り替えることによってブラシレスモータ時計ある
いは反時計方向に回転させるコミュテーション用着磁4
とモータ回転の基準位置Z相を検出する為のZ相用着磁
5である。Z相用着磁5は、コミュテーション用着磁4
の上に多重着磁を施している。本実施例ではモータロー
タは8極のものを用いているので、ホールIC6〜8は
着磁リング外周に30度間隔で配置されておりモータロ
ータ位置を検出する。
【0009】図3に前記図1のホールICから検出され
た出力された信号と前記図2の処理回路を通した後のコ
ミュテーション信号1〜3及びZ相の信号を示す。
【0010】図2の処理回路の内容を以下に説明する。
フリップフロップ等を用いてコミュテーションセンサ1
信号の立ち下がりエッジ検出時に、コミュテーションセ
ンサ2及びコミュテーションセンサ3信号がLOWの場
合Z相が入力され、かつコミュテーションセンサ1の信
号がHIGHに変化した時点でZ相パルスが終了と判定
する。本実施令ではコミュテーションセンサ1信号から
Z相信号を分離しているが、同様の処理でコミュテーシ
ョン2信号あるいは3信号からZ相信号を分離すること
も出来る。又、コミュテーションセンサ1信号の立ち下
がりエッジ検出時に、コミュテーション2信号及びコミ
ュテーション3信号がLOWの場合にコミュテーション
1信号を強制的にHIGHとして新たなコミュテーショ
ン1信号する。コミュテーション2、3信号の処理コミ
ュテーション信号1の処理と同様に行うことにより前記
図3に示すようにコミュテーションセンサ信号1〜3か
らZ相信号を除外することが出来る。
【0011】(実施例2)図4に本第2発明のブラシレ
スモータの位置検出誤差判定アルゴリズムの流れ図を示
す。まず、コミュテーションセンサ1の立ち上がりエッ
ジが入力された場合、ステップ41でAB相カウンタを
記憶させる。次にコミュテーションセンサ3の立ち上が
りエッジが入力された場合、ステップ42でAB相カウ
ンタを記憶させる。次にこの2つの記憶値の差が一定値
よりずれていた場合AB相のカウンタ誤差と判定する。
8極のモータを使った場合、前記図3に示すようにコミ
ュテーションセンサ1の立ち下がりエッジからコミュテ
ーション3の立ち上がりエッジまで15degの機械角が
ありAB相のカウント誤差判定が細かく行える。本発明
では、コミュテーションセンサ1の立ち下がりエッジか
らコミュテーションセンサ3の立ち上がりエッジまでを
AB相カウント誤差判定に用いたが、15degの機械角
があればどのコミュテーションセンサのエッジを用いて
も良い。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、2相の
着磁リングでAB相信号とコミュテーションセンサ信号
及びZ相信号を検出することが出来、アクチュエータの
小型化が図れるとともにZ相検出用のホールICを削減
することが出来る。又、コミュテーションセンサのエッ
ジ間を用いることにより細かいエンコーダAB相のカウ
ント誤差判定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1発明のブラシレスモータの位置等を検出
する着磁リングの外形図
【図2】本第1発明のコミュテーションセンサの処理回
路図
【図3】図1のホールICから検出された出力された信
号と図.2の処理回路を通した後のコミュテーション信
号及びZ相の信号を表わす図
【図4】本第2発明のブラシレスモータの位置検出誤差
判定アルゴリズムの流れ図
【図5】従来のブラシレスモータの位置検出等を行う着
磁リング、及び検出素子の概略図
【符号の説明】
1 着磁リング 2 エンコーダAB相用着磁 3 MRセンサ 4 コミュテーション用着磁 5 Z相用着磁 6〜8 ホールIC 9 着磁リング 11〜14 ホールIC 15 エンコーダAB相用着磁 16 MRセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータロータ位置を検出するためにモータ
    ロータと直結した着磁リングとコミュテーションセンサ
    を設けたブラシレスモータにおいて、モータロータ位置
    を検出する為のコミュテーション用着磁相にモータ回転
    の基準位置Z相を検出する為の着磁相を重ねて設け、コ
    ミュテーションセンサ1信号の立ち下がりエッジ検出時
    に、コミュテーションセンサ2及びコミュテーションセ
    ンサ3信号がLOWの場合Z相が入力され、かつ前記コ
    ミュテーションセンサ1の信号がHIGHに変化した時
    点で前記Z相パルスが終了と判定し、前記コミュテーシ
    ョンセンサ1信号の立ち下がりエッジ検出時に、前記コ
    ミュテーションセンサ2信号及び前記コミュテーション
    センサ3信号がLOWの場合に前記コミュテーションセ
    ンサ1信号を強制的にHIGHとして新たなコミュテー
    ション1信号とし、前記コミュテーション2信号の立ち
    下がりエッジ検出時に、前記コミュテーション1信号及
    び前記コミュテーション3信号がLOWの場合に前記コ
    ミュテーション2信号を強制的にHIGHとして新たな
    コミュテーション2信号とし、前記コミュテーション3
    信号の立ち下がりエッジ検出時に、前記コミュテーショ
    ン1信号及び前記コミュテーション2信号がLOWの場
    合に前記コミュテーション3信号を強制的にHIGHと
    して新たなコミュテーション3信号とすることを特徴と
    するブラシレスモータの制御方法。
  2. 【請求項2】モータロータ位置を検出するためにモータ
    ロータと直結した着磁リングとコミュテーションセンサ
    とモータ位置を検出するためのエンコーダを設けたブラ
    シレスモータにおいて、コミュテーションセンサ1信号
    の立ち下がりエッジからコミュテーションセンサ3信号
    の立ち上がりエッジまでのエンコーダパルスをカウント
    し、カウント数がある値より一定値以上の誤差がある場
    合は、前記エンコーダのパルスカウント誤差であると判
    定することを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
JP5264583A 1993-10-22 1993-10-22 ブラシレスモータの制御方法 Pending JPH07123772A (ja)

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JPH07123772A true JPH07123772A (ja) 1995-05-12

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JP (1) JPH07123772A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093964A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Thk Co Ltd 直線運動案内機構付アクチュエータ
CN110932615A (zh) * 2018-08-30 2020-03-27 广东威灵电机制造有限公司 确定永磁同步电机转子角度位置的方法、装置及电机

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JP2013093964A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Thk Co Ltd 直線運動案内機構付アクチュエータ
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