JPH07123289A - マルチスキャンモニタ - Google Patents

マルチスキャンモニタ

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JPH07123289A
JPH07123289A JP26275893A JP26275893A JPH07123289A JP H07123289 A JPH07123289 A JP H07123289A JP 26275893 A JP26275893 A JP 26275893A JP 26275893 A JP26275893 A JP 26275893A JP H07123289 A JPH07123289 A JP H07123289A
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JP
Japan
Prior art keywords
frequency
output
terminal
switching
switching signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP26275893A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Kato
新 加藤
Yoshio Shimono
▲吉▼夫 下野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07123289A publication Critical patent/JPH07123289A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平周波数がF1からFnのN種類(例えば、4
種類等)を扱うマルチスキャンモニタの水平発振回路及
び水平/垂直の偏向回路の切り換えに関する。 【構成】 水平周波数が低い周波数F1から高い周波数Fn
までのN種類に切り換わるマルチスキャンモニタにおい
て、前記N種類の水平周波数各々に対応し、水平発振回
路の発振周波数切換信号を出力する第1の出力端子群及
び偏向回路の切換信号を出力する第2の出力端子群とを
備えてなるマイコン1と、前記第1の出力端子群の周波
数F1用端子からFn-1用端子それぞれよりの切換信号を反
転するインバータ各々と(A1〜An-1)、同インバータ各
々に入力する切換信号の論理積を演算する論理ゲート4
と、前記第2の出力端子群の周波数F2用端子からFn用端
子それぞれよりの切換信号を反転インバータ各々と(B2
〜Bn)、同インバータ各々に入力する切換信号の論理積
を演算する論理ゲート5とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチスキャンモニタ
に係り、より詳しくは、水平周波数がF1からFnまでのN
種類(例えば、4種類等)に切り換わることを可能とし
たマルチスキャンモニタの水平発振回路および水平/垂
直の偏向回路の切り換えに関する。
【0002】
【従来の技術】水平周波数が何種類かに切り換わるマル
チスキャンモニタにおいては、水平発振周波数及び偏向
回路の切り換えは一般にマイコンにより行わしめてい
た。例えば、水平周波数をF1からF4の4種類(15KHz 、
31KHz 、48KHz 、56KHz)とした場合、従来においては
図4のように、マイコン41が水平発振回路42及び偏向回
路(水平、垂直含む)43を直接切り換えていた。そのた
め、マイコン41には応答速度の早いもの(高速マイコ
ン)を使用するようにしていた。水平発振回路42の切り
換えとは水平発振周波数を切り換えることであり、偏向
回路の切り換えとは、偏向サイズや直線性等の偏向特性
をその周波数に適合させるための切り換えである。
【0003】しかし、高速マイコンは高価であり、これ
をコストダウンするために低速マイコンを使用すると図
5に示すような不具合が生じる。図5は図4のマイコン
41にローアクティブ低速マイコンを使用したときに、例
えば水平周波数fhを15KHz (F1)から48KHz (F3)に切
り換えた場合の発振回路用及び偏向回路用各切換信号の
タイムチャートを示したものである。発振回路の切り換
えにおいて、fhが15KHz から48KHz に切り換わるt1から
t2の間に全ての端子(F1〜F4)がハイ「H」となる期間
(T1、T2)が生じる。この期間は、「不定領域」であ
り、正常な周波数切り換えが行われないことになる。ま
た、偏向回路の切り換えにおいても同様に期間T3の「不
定領域」が生じ、正常な偏向切り換えが行われなくな
る。このような「不定領域」は低速マイコンであるがた
めの応答速度が遅いことにより生じるものである。そし
て、このような「不定領域」が生じると偏向回路を構成
する水平出力トランジスタ等を破壊するおそれがある。
さらに、周波数切り換えの際に、発振回路の周波数設定
より偏向回路の周波数設定の方が高くなるようなタイミ
ングを生じた場合にも前記水平出力トランジスタが破壊
されるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の高速マ
イコンを単に低速マイコンに置き換えることはできず、
何らかの処置が必要となる。本発明は、低価格の低速マ
イコンによっても水平出力トランジスタ等を破壊するこ
となく正常な周波数切り換えが行われるようにしたマル
チスキャンモニタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平周波数が
低い周波数F1から高い周波数FnのN種類に切り換わるマ
ルチスキャンモニタにおいて、前記N種類の水平周波数
各々に対応し、水平発振回路の発振周波数切換信号を出
力する第1の出力端子群及び偏向回路の切換信号を出力
する第2の出力端子群とを備えてなるマイコンと、前記
第1の出力端子群の周波数F1用端子からFn-1用端子それ
ぞれよりの切換信号を反転し、同反転出力を周波数F1か
らFn-1の発振周波数切換信号に供するインバータそれぞ
れと、同第1の出力端子群の周波数F1用端子からFn-1用
端子それぞれよりの切換信号の論理積を演算し、同演算
出力を周波数Fnの発振周波数切換信号に供する論理ゲー
トと、前記第2の出力端子群の周波数F2用端子からFn用
端子それぞれよりの切換信号を反転し、同反転出力を周
波数F2からFnの偏向回路切換信号に供するインバータそ
れぞれと、同第2の出力端子群の周波数F2用端子からFn
用端子それぞれよりの切換信号の論理積を演算し、同演
算出力を周波数F1の偏向回路切換信号に供する論理ゲー
トとを設けてなるマルチスキャンモニタを提供するもの
である。
【0006】
【作用】水平発振周波数切換信号は、最も高い周波数に
係る切換信号を除いた他の切換信号全てを各インバータ
で反転する。また、上記の各インバータの入力について
論理積をとる。この論理積出力を最も高い周波数に係る
切換信号にする。上記各インバータ出力および論理積出
力を発振周波数切換信号として使用する。一方、偏向回
路切換信号は、最も低い周波数又は二番目に低い周波数
に係る切換信号を除いた他の切換信号全てを各インバー
タで反転する。また、上記の各インバータの入力につい
て論理積をとる。この論理積出力を最も低い周波数又は
二番目に低い周波数に係る切換信号にする。上記各イン
バータ出力及び論理積出力を偏向回路切換信号として使
用する。以上のようにすることで、周波数の切換時に
は、発振回路は最も高い周波数にに、偏向回路は最も低
い周波数又は二番目に低い周波数にそれぞれ設定され、
前述のような不定領域の発生を防止するとともに水平出
力トランジスタ等の破壊条件を回避する。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるマルチス
キャンモニタを説明する。図1及び図2は本発明による
マルチスキャンモニタの一実施例を示す要部ブロック図
であって、図1は水平周波数がF1からFnのN種類切り換
わる場合であり、図2はN=4種類とした場合である。
また、図3は図2における各インバータ及びAND ゲート
の出力についてのタイムチャートである。図1におい
て、1は水平発振周波数の切換信号(F1〜Fn)と、偏向
回路の切換信号(F1〜Fn)をそれぞれ出力するマイコン
(低速マイコン)、2は所要周波数の信号を発振する水
平発振回路、3は水平及び垂直の偏向回路、A1からAn-1
及びB2からBnは各周波数ごとの切換信号をそれぞれ反転
するインバータ、4はインバータA1からAn-1に入力する
切換信号の論理積を演算するAND ゲート、5はインバー
タB2からBnに入力する切換信号の論理積を演算するAND
ゲートである。また、図2において、21は例として水平
周波数fhが15KHz (F1)、31KHz (F2)、48KHz (F
3)、及び56KHz (F4)の4種類の場合の水平発振周波
数の切換信号と偏向回路の切換信号をそれぞれ出力する
マイコン(低速マイコン)、24から26及び28から30は図
1と同様のインバータ、27及び31は同AND ゲートであ
る。
【0008】次に、本発明の動作について説明する。最
初に図2と図3に基づき説明する。図3は水平周波数fh
が15KHz から48KHz へ切り換えた状態を示す。また、マ
イコン21自体の出力は図4のそれと同様である。従っ
て、水平発振周波数の切換信号においては、t1で15KHz
から48KHz へ切り換えた場合、F1に対応するインバータ
24の出力f1はハイ(H)からロー(L)に転じ、他のイ
ンバータ(25、26)の出力f2〜f4は図示のようにロー
(L)である。AND ゲート27はその入力が全てHのとき
Hとなり、48KHz へ切り換わってマイコン21のF3出力が
Lに転じるとLとなる。この結果、水平発振回路22はAN
D ゲート27の出力切換信号に追従し、最も周波数の高い
56KHz (F4)へ一旦切り換わり、その後本来の48KHz へ
切り換えられる。
【0009】一方、偏向回路の切り換えにおいて、前記
15KHz から48KHz への切り換えがt2で生じたとすると、
F1に対応するインバータ28の出力f1はHからLに転じ、
F3に対応するインバータ29の出力f3はLからHに転じ、
また、F4に対応するインバータ30の出力f4はLである。
従って、AND ゲート31はその入力が全てHとなるt2から
t3の期間Hとなる。この結果、偏向回路23はAND ゲート
31の出力切換信号f2に追従し、二番目に低い周波数31KH
z (F2)へ一旦切り換わり、その後本来の48KHz へ切り
換えられる。以上の周波数切り換えの過程において図5
のような「不定領域」は存在しない。また、切り換え過
程では水平発振回路は一旦最も高い周波数側へ切り換え
られるので偏向回路の水平周波数より低くなるというタ
イミングも発生せず、水平出力トランジスタ等の破壊は
生じない。なお、図2においては、周波数切り換え時に
おける水平偏向回路の周波数を一旦31KHz (F2)とした
が、最も低い周波数(F1=15KHz )としてもよい。
【0010】次に、図1につき説明する。図1は前記図
2の構成を拡大したもので、本発明が水平周波数種類の
数に関係なく適用できることを示したものである。水平
周波数の種類を最も低い周波数F1から最も高い周波数Fn
のN種類としたとき、水平発振回路切り換えに使用する
出力端(これを第1の出力端子群とする)のF1からFn-1
にはそれぞれインバータ(A1〜An-1)を設け、反転す
る。そして、該インバータの入力切換信号についてAND
ゲート4で論理積をとる。マイコン1は図2と同様にロ
ーアクティブであるので、図2の説明と同様にして周波
数切換時にはAND ゲート4出力のみがHとなって水平発
振回路2を一旦Fnにセットし、その後本来の周波数に切
り換わる。
【0011】水平偏向回路3の切り換えにおいても図2
と同様に、マイコン1の水平偏向回路3の切り換えに使
用する出力端(これを第2の出力端子群とする)F1から
Fnのうち周波数切り換え時に一旦設定する周波数以外の
出力ラインにインバータを設ける。図1の場合、上記設
定する周波数を最も低い周波数F1(15KHz )にしている
のでインバータ(B2〜Bn)を図示のようにF2からFnに対
して設ける。そして、各インバータの入力切換信号につ
いてAND ゲート5で論理積をとる。この結果、周波数切
換時には周波数F1(15KHz )にセットされ、その後本来
の周波数に切り換えられる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ルチスキャンモニタの水平発振周波数及び水平周波数の
切り換えに応じて必要となる偏向回路の切り換えを高価
な高速マイコンを使用することなく安価な低速マイコン
でも行うことが可能となる。また、低速マイコンの特質
である応答速度が遅いという点に起因して偏向回路の水
平出力トランジスタ等を破壊するという問題も防止され
る。従って、従来に比し、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチスキャンモニタの一実施例
の要部ブロック図である。
【図2】本発明によるマルチスキャンモニタの他の実施
例の要部ブロック図である。
【図3】図2を説明するためのタイムチャートである。
【図4】従来のマルチスキャンモニタの一例を示す要部
ブロック図である。
【図5】図4を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 マイコン 2 水平発振回路 3 偏向回路 A1 インバータ An-1 インバータ B1 インバータ Bn-1 インバータ 4 AND ゲート 5 AND ゲート 21 マイコン 22 水平発振回路 23 偏向回路 24 インバータ 25 インバータ 26 インバータ 27 インバータ 28 インバータ 29 インバータ 30 インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平周波数が低い周波数F1から高い周波
    数FnまでのN種類に切り換わるマルチスキャンモニタに
    おいて、前記N種類の水平周波数各々に対応し、水平発
    振回路の発振周波数切換信号を出力する第1の出力端子
    群および偏向回路の切換信号を出力する第2の出力端子
    群とを備えてなるマイコンと、前記第1の出力端子群の
    周波数F1用端子からFn-1用端子それぞれよりの切換信号
    を反転し、同反転出力を周波数F1からFn-1の発振周波数
    切換信号に供するインバータそれぞれと、同第1の出力
    端子群の周波数F1用端子からFn-1用端子それぞれよりの
    切換信号の論理積を演算し、同演算出力を周波数Fnの発
    振周波数切換信号に供する論理ゲートと、前記第2の出
    力端子群の周波数F2用端子からFn用端子それぞれよりの
    切換信号を反転し、同反転出力を周波数F2からFnの偏向
    回路切換信号に供するインバータそれぞれと、同第2の
    出力端子群の周波数F2用端子からFn用端子それぞれより
    の切換信号の論理積を演算し、同演算出力を周波数F1の
    偏向回路切換信号に供する論理ゲートとを設けてなるこ
    とを特徴とするマルチスキャンモニタ。
  2. 【請求項2】 前記第2の出力端子群におけるインバー
    タそれぞれと論理ゲートの設ける位置において、任意の
    一つの端子を除いた他の端子それぞれよりの切換信号を
    反転し、同反転出力を同任意の一つの端子を除いた周波
    数の偏向回路切換信号に供するようにインバータを設
    け、且つ同第2の出力端子群の任意の一つの端子を除い
    た他の端子それぞれよりの切換信号の論理積を演算し、
    同演算出力を同任意の一つの端子に係る周波数の偏向回
    路切換信号に供するように論理ゲートを設けたことを特
    徴とする請求項1記載のマルチスキャンモニタ。
JP26275893A 1993-10-20 1993-10-20 マルチスキャンモニタ Pending JPH07123289A (ja)

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JPH07123289A true JPH07123289A (ja) 1995-05-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960042890A (ko) * 1995-05-15 1996-12-21 윤종용 수평 주파수 인터페이스 회로를 갖는 수평 편향 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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