JPH0712324U - 多連結フレームコンベヤのクローラ装置 - Google Patents

多連結フレームコンベヤのクローラ装置

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JPH0712324U
JPH0712324U JP4300393U JP4300393U JPH0712324U JP H0712324 U JPH0712324 U JP H0712324U JP 4300393 U JP4300393 U JP 4300393U JP 4300393 U JP4300393 U JP 4300393U JP H0712324 U JPH0712324 U JP H0712324U
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JP
Japan
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crawler
frame
conveyor
ground
connection frame
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Pending
Application number
JP4300393U
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English (en)
Inventor
成一 巽
Original Assignee
成一 巽
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多連結フレームコンベヤのクローラを軟弱地
盤上において容易に旋回できるようにする。 【構成】 多連結フレームコンベヤの各クローラフレー
ム6の旋回中心の部分に押上装置10をそれぞれ設け
る。この押上装置10のロッド11の下端に球面座を介
して旋回および傾斜自在の接地盤13を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は主として土取り、埋立てに使用する多連結フレームコンベヤ、特に その各フレームユニットを支えるクローラの方向転換を容易に行えるようにした クローラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭57−17811号公報に記載されている多連結フレームコンベヤは単 位長さに分割したフレームユニットを自在継手によって直列に多数連結してコン ベヤ機体を構成し、この機体上に運搬物を荷受けまたは排出するためのコンベヤ ベルトを走行可能に懸架し、各フレームユニット毎に、これを支承する正逆転自 在のクローラを左右に備えたクローラフレームを旋回自在に設けたものである。
【0003】 上記のようなコンベヤは各フレームユニットに設けたクローラをコンベヤベル トの長手方向と直角にしてコンベヤを横行させる向きとしていたものを、コンベ ヤベルトの長手方向と同じ方向に縦行させるためにはクローラの進行方向を90 °変更させる必要があるが、この変更の方法は左右のクローラを逆回転させるこ とにより行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように左右のクローラを逆転させて方向転換する場合、地盤が軟弱であ ると、クローラの接地面が地面に喰い込んでしまうので、これに抵抗してクロー ラを回すためには非常に大きな駆動力が必要となり、旋回不能となることがある 。
【0005】 この考案の課題は上記のような従来のクローラ装置の問題点を解決して、軟弱 地盤上でも小さい動力で容易に方向転換のできるクローラ装置を提供することで ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は多連結フレームコンベヤの各クロー ラフレームの旋回中心の部分に押上装置をそれぞれ設け、この押上装置の下端に 旋回および傾斜自在の接地盤を設けた構成を採用した。
【0007】
【作用】
通常の状態では接地盤を上昇位置として、地面から浮き上らせ、クローラを十 分に接地させておく。 また、クローラの方向を変更する必要を生じた場合は押上装置を作用させて接 地盤を地面に押し付け、その反力でクローラの前後のクローラホイルを若干上昇 させて、この部分を地面から浮かし、クローラの中間部は接地している状態とす る。
【0008】 この状態ではクローラの重量の大部分は接地盤で支えられているから、左右の クローラを逆回転させると、クローラは軟弱地盤に喰い込むことなく、また、抵 抗も少ないので左右のクローラは押上装置と接地盤の接続点を中心に軽く回転し て所望の向きになる。この状態で接地盤を上昇させて地面から浮かせ、クローラ を駆動して所望の方向に移動できる。 その後、接地盤を下げ、クローラを浮かせてクローラをコンベヤベルトの走行 方向と直角の向きとし、ついで接地盤を上昇させると各クローラが地盤に喰い込 み、接地盤は地面から浮き上ってクローラは安定する。
【0009】
【実施例】
図1、図2に示す実施例において、Aは多連結フレームコンベヤの一例を示す もので、複数のフレームユニット1を、自在継手2により連結してコンベヤ機体 を構成する。 そして、両端のフレームユニット1の外端にはプーリ3をそれぞれ設け、この プーリ3に無端状のコンベヤベルト4の両端の折り返し部を係合させる。
【0010】 また、図示省略してあるが、各フレームユニット1にはそれぞれ複数のキャリ ヤローラとリタンローラを配置してベルト4のキャリヤ側とリタン側を支承させ 、所定のフレームユニットにはベルト4の駆動手段を設ける。 上記各フレームユニット1の中間部の下部にはクローラ支持台5を固定し、こ の支持台5にクローラフレーム6を支持主軸により旋回自在に装着する。
【0011】 上記クローラフレーム6の両端部両側にはクローラホイル7をそれぞれ回転自 在に装着して、この各ホイル7に左右のクローラ8の両端の折返し部を係合させ 、左右のホイル7をそれぞれ別個に駆動して正逆回転させる駆動手段を設ける。
【0012】 また、図示省略してあるが、クローラフレーム6にはクローラ8の中間部の上 下を受ける可動転輪を設ける。 上記クローラ支持台5の中央にはクローラフレーム6の旋回中心と同芯の押上 装置10を設ける。
【0013】 この押上装置10は油圧式ジャッキまたはねじ式ジャッキのようなもので、そ の昇降ロッド11を左右のクローラ8の間に位置させ、このロッド11の下端に 、図5のように球面座12を介して円盤状などの接地盤13を旋回自在および傾 斜自在に連結する。
【0014】 つぎに上記実施例の作用を説明する。 通常の状態、すなわちコンベヤの運転状態では図1、図3のように、接地盤13 を上昇位置として、地面14から浮き上らせ、クローラ8を図2の鎖線のように コンベヤフレーム1の長手方向に直交する向きにして接地させておく。
【0015】 また、クローラ8の方向を変更する必要を生じた場合は押上装置10を作用さ せ、ロッド11を下降させて接地盤13を地面14に押し付け、その反力でクロ ーラ8の前後のクローラホイル7を若干上昇させて、図4のように、クローラ8 の両端の部分を地面から浮かし、クローラ8の中間部は接地している状態とする 。
【0016】 この状態ではクローラ8やフレームユニット1の重量の大部分は接地盤13で 支えられており、左右のクローラ8を相反する方向に回転させると、クローラ8 は軟弱地盤に喰い込むことなく、また、抵抗も少ないので左右のクローラ8は押 上装置10のロッド11と接地盤13の接続点、すなわち、球面座12を中心に 図2の矢印のように軽く回転して図2の実線の向きになる。そののち、接地盤1 3を上げ、左右のクローラ8を同方向に駆動すると、コンベヤAを長手方向に移 動させることができる。
【0017】 また、クローラ8を若干浮かせた状態でクローラ8を横向きや斜め向きにし、 ついで接地盤13を上げてクローラ8を駆動すると、コンベヤAは横または斜め などの任意の方向に移動できる。
【0018】 こうして、コンベヤAを任意の位置と向きにしたのち、上記と同じ要領で接地 盤13を下げクローラ8をフレーム1と直交する位置としたのち、接地盤13を 上昇させると各クローラ8が地面14に喰い込み、接地盤13は地面14から浮 き上ってクローラ8は安定する。
【0019】
【効果】
この考案は上記のように、接地盤を下降させてクローラの両端部を浮上らせる と、クローラの中間部の接地抵抗が減少するので左右クローラの逆回転による方 向転換が容易となり、クローラを所望の向きにしたのち、接地盤を上げてクロー ラを駆動すれば、多連結フレームコンベヤを任意の方向や向きにできるので、埋 立地のような軟弱地盤上に設置する土砂運搬用コンベヤなどに最適なものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部切欠側面図
【図2】同上の拡大平面図
【図3】クローラ取付部の拡大側面図
【図4】同上の接地盤下降時の側面図
【図5】接地盤の一部縦断拡大側面図
【符号の説明】
A 多連結フレームコンベヤ 1 フレームユニット 2 自在継手 4 コンベヤベルト 6 クローラフレーム 7 クローラホイル 8 クローラ 10 押上装置 11 ロッド 12 球面座 13 接地盤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位長さに分割したフレームユニットを
    自在継手によって直列に多数連結してコンベヤ機体を構
    成し、この機体上に運搬物を荷受けまたは排出するため
    のコンベヤベルトを走行可能に懸架し、各フレームユニ
    ット毎に、これを支承する正逆転自在のクローラを左右
    に備えたクローラフレームを旋回自在に設けた多連結フ
    レームコンベヤにおいて、各クローラフレームの旋回中
    心の部分に押上装置をそれぞれ設け、この押上装置の下
    端に旋回および傾斜自在の接地盤を設けた多連結フレー
    ムコンベヤのクローラ装置。
JP4300393U 1993-08-05 1993-08-05 多連結フレームコンベヤのクローラ装置 Pending JPH0712324U (ja)

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JP4300393U JPH0712324U (ja) 1993-08-05 1993-08-05 多連結フレームコンベヤのクローラ装置

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JPH0712324U true JPH0712324U (ja) 1995-02-28

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014086377A1 (en) * 2012-12-07 2014-06-12 Flsmidth A/S Mobile conveyor apparatus
JP2015093631A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 株式会社アトックス 無限軌道車
JP2015103718A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社アトックス 太陽電池モジュール検査装置

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