JPH07122794B2 - 自動演奏用演奏開始信号発生装置 - Google Patents

自動演奏用演奏開始信号発生装置

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JPH07122794B2
JPH07122794B2 JP3100165A JP10016591A JPH07122794B2 JP H07122794 B2 JPH07122794 B2 JP H07122794B2 JP 3100165 A JP3100165 A JP 3100165A JP 10016591 A JP10016591 A JP 10016591A JP H07122794 B2 JPH07122794 B2 JP H07122794B2
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beat
tape
performance
signal
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忠男 菊本
勇人 村上
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Roland Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動演奏装置に関
し、詳細には例えばシークエンサ等を含む合成楽音信号
生成手段からの合成楽音による演奏を、テープレコー
ダ、ビデオ等の記録媒体からの再生と同期させて開始さ
せるための演奏開始信号を発生する演奏開始信号発生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、テープレコーダ等からの再生楽音
のテンポに合わせて電子楽器から合成楽音を生成し(以
下同期合奏演奏という)、変化に富んだ音楽表現を行う
ことが盛んである。このような電子楽器では、例えば、
シークエンサに楽音情報を楽音符号として記憶してお
き、同期信号発生装置から供給されるテンポ情報(同期
信号)により表わされる時間基準に従ってシークエンサ
に記憶されている楽音符号を読み出して、後続のシンセ
サイザから、これに応じた合成楽音信号を得る。
【0003】この場合に、電子楽器の演奏表現に変化を
与え、音楽表現を豊かにするために、単調な一定のテン
ポ情報だけでなく、人間の感情表現を反映させたテンポ
情報をシークエンサに供給することが要請されている。
かかるテンポ情報の取扱い可能な電子楽器の一例が、特
願昭56−26351号として提案されている。すなわ
ち、この提案に係る電子楽器は、同期信号発生装置を備
えていて、例えば、これに付加接続されるテープレコー
ダのマルチトラックのテープ上に楽音情報やその他の信
号情報を記録・再生することが可能になっている。
【0004】先ず、「書き込みモード」において、演奏
者がテープの1つのトラックに記録されている楽音情報
を再生し、再生楽音に合わせてタッピングキーを叩く。
すると、同期信号発生装置はタッピングキーによる演奏
者のテンポ表現に基づいて拍信号を生成し、これをテー
プレコーダに供給する。テープレコーダはテープ上の拍
信号記録用のもう1つのトラックに拍信号を記録する。
その結果、テープの楽音情報に合わせて時系列的に記録
された拍信号が、テープ上では楽音情報に対応したもの
となる。
【0005】同期信号発生装置はこのようにして拍信号
をテープレコータに供給するばかりでなく、さらにこれ
と同時的に拍信号から拍間隔(拍信号における連続する
2拍の時間間隔)を確定して同期信号発生装置に内蔵さ
れた内部メモリにその拍間隔を順次に記憶する。次に、
「再生モード」では、テープレコーダはテープの一つの
トラックに記録されている楽音情報を再生しながらテー
プのもう1つのトラックから拍信号を再生し、これを同
期信号発生装置に供給する。すると、同期信号発生装置
は、各拍の拍信号に応答して、その発生順序に従って内
部メモリのアドレスを歩進させ、前述の「書込モード」
において内部メモリの各アドレスに順次記憶されている
拍間隔をその順序に従って読出す。さらに、同期信号発
生装置は、読出された拍間隔を、例えば、MIDI(Mu
sical Instrument Digital Interface)規格に従って2
4等分して成る所定周期のMIDIクロック信号を生成
し、これにより表わされる時間基準としてのテンポ情報
をシークエンサに供給して、合成楽音信号を得るもので
ある。ここで、内部メモリに記憶された拍間隔を順次に
読出してMIDIクロック信号を得る動作についてさら
に詳細に説明すれば以下のとおりである。同期信号発生
装置内では、拍信号ごとにそれに続く次の拍信号との間
の拍間隔にわたって、周期417μsecのクロックパ
ルスを計数することによって、各拍間隔を確定するが、
その際、先ず、前記「書込みモード」において、拍間隔
が、同期信号発生装置の内部メモリの各アドレスにビッ
トカウント値及びフレームカウント値として記憶され
る。
【0006】ここで、例えば、SMPTE(Sociaty of
Motion Picture and Engineer) 規格に従って上記拍間
隔の確定を行うならば、ビットカウント値とは、クロッ
クパルスの計数値をいい、フレームカウント値とは、8
0個のクロックパルスの計数値をいうことになる。次い
で、前記「再生モード」において、同期信号発生装置内
では、その内部メモリから、拍信号ごとの拍間隔を表わ
すフレームカウント値と1フレーム未満のビットカウン
ト値とが読出され、これらの値に基づいて、MIDIク
ロック信号が生成される。そして、その際の、MIDI
クロック信号の周期Tn は Tn =(417*80*Xn +417*Yn )/24 ……(1) で表わされる。
【0007】かかるMIDIクロック信号が、同期信号
発生装置からシークエンサに供給されると、シークエン
サはクロック信号の周期Tn で表わされるテンポ情報と
しての時間基準に基づいて自ら記憶している合成楽音符
号を出力する。この合成楽音符号は、シークエンサに接
続されたシンセサイザに供給され、ここで、合成楽音が
生成される。その結果、電子楽器はテープレコーダから
再生される再生楽音のテンポに同期したテンポで合成楽
音を発音し、テープ由来の再生楽音とシークエンサ由来
の合成楽音との同期合奏演奏を行うことができるもので
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】故に、かかる従来技術
では、テープレコーダから再生楽音を聴きながら演奏者
がこれに合わせてタッピングキーを叩くことによって行
うテンポ表現が拍信号としてテープに記録され、その拍
信号毎の時間間隔が拍間隔として確定されて内部メモリ
に記憶されているので、テープレコーダからの再生楽音
に対する合成楽音の演奏開始のタイミングを変更するに
は、再度最初からタッピングキーを叩き直す必要があ
り、このタイミングの変更が非常に大変であるという問
題があった。
【0009】本発明は、この問題に鑑み、テープレコー
ダ、ビデオ等の再生に対する合成楽音の演奏開始のタイ
ミングを容易に変更することのできる自動演奏用演奏開
始信号発生装置を提供することを第一の目的とする。ま
た、本発明は各拍信号に対応する情報記録媒体としての
テープ上の絶対位置が確定されておらず、各拍信号の順
番という相対位置のみが確定されていることから、この
テープを途中から再生(以下、「途中再生モード」とい
う)する場合には、テープレコーダから順次に再生され
る拍信号による拍間隔と、内部メモリから順次に読出さ
れる拍間隔との対応関係が完全に失われてしまうので、
このような「途中再生モード」での同期合奏演奏を行う
ことができないという問題点もあった。
【0010】本発明は、この問題点に鑑み、テープレコ
ーダ、ビデオ等の途中から再生した場合であっても同期
演奏を行うことができるように演奏開始信号を発生する
自動演奏用演奏開始信号発生装置を提供することを第二
の目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るための本発明の第一の自動演奏用演奏開始信号発生装
置は、楽音情報が表わす曲の自動演奏の開始を指示する
演奏開始信号を発生する自動演奏用演奏開始信号発生装
置において、前記楽音情報が表わす曲の先頭の時刻を、
前記自動演奏に先だって記憶しておく記憶手段と、タイ
ムコード情報を入力して該タイムコード情報が表わす時
刻を識別する識別手段と、前記記憶手段に記憶された前
記先頭の時刻と前記識別手段により識別された時刻とを
比較することにより該識別された時刻が前記先頭の時刻
に到達したことを検出して前記演奏開始信号を発生する
信号発生手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、上記第二の目的を達成するための本
発明の第二の自動演奏用演奏開始信号発生装置は、楽音
情報が表わす曲の自動演奏の開始を指示する演奏開始信
号を発生する自動演奏用演奏開始信号発生装置におい
て、前記楽音情報が表わす曲の先頭の時刻と該曲の途中
の拍の時刻を、前記自動演奏に先だって記憶しておく記
憶手段と、タイムコード情報を入力して該タイムコード
情報が表わす時刻を識別する識別手段と、前記記憶手段
に記憶された前記先頭時刻と前記識別手段により識別さ
れた時刻とを比較することにより該識別された時刻が前
記先頭の時刻よりも後の時刻であることが判別された場
合に、前記記憶手段に記憶された前記拍の時刻の中から
該識別された時刻に対応する拍の時刻を検索する検索手
段と、前記検索手段により求められた前記拍の時刻に対
応する、前記曲の途中の位置情報を含む前記演奏開始信
号を発生する信号発生手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】本発明の第一の自動演奏用演奏開始信号発生装
置は、楽音情報が表わす曲の先頭の時刻を記憶してお
き、入力されたタイムコード情報が表わす時刻が該先頭
の時刻に到達したときに演奏開始信号を発生するように
したため、演奏の開始時刻を変更するには上記先頭の時
刻を書き換えるだけでよく、例えばテープレコーダ、ビ
デオ等の再生タイミングに対する楽音情報が表わす曲の
演奏タイミングを容易に変更することが可能となる。
【0014】また、本発明の第二の自動演奏用演奏開始
信号発生装置は、楽音情報が表わす曲の先頭の時刻だけ
でなく該曲の途中の拍の時刻を記憶しておき、入力され
たタイムコード情報が表わす時刻が既に先頭の時刻を過
ぎていた場合に、記憶された拍の時刻の中からタイムコ
ード情報が表わす時刻に対応する拍の時刻を検索し、こ
のようにして求められた拍の時刻に対応する、楽音情報
が表わす曲の途中の位置情報を含む演奏開始信号を発生
するようにしたため、曲の途中からでも、例えばテープ
レコーダ、ビデオ等の再生に同期した演奏を開始するこ
とができる。、ビデオ等の再生タイミングに対する楽音
情報が表わす曲の演奏タイミングを容易に変更すること
が可能となる。
【0015】また、本発明の第二の自動演奏用演奏開始
信号発生装置は、楽音情報が表わす曲の先頭の時刻だけ
でなく該曲の途中の拍の時刻を記憶しておき、入力され
たタイムコード情報が表わす時刻が既に先頭の時刻を過
ぎていた場合に、記憶された拍の時刻の中からタイムコ
ード情報が表わす時刻に対応する拍の時刻を検索し、こ
のようにして求められた拍の時刻に対応する、楽音情報
が表わす曲の途中の位置情報を含む演奏開始信号を発生
するようにしたため、曲の途中からでも、例えばテープ
レコーダ、ビデオ等の再生に同期した演奏を開始するこ
とができる。
【0016】
【実施例】第1図はこの発明に係る演奏開始信号発生装
置を含む自動演奏装置の一実施例を採用した電子楽器の
構成を示している。テープレコーダ2は、マルチトラッ
クを有する情報記録媒体としての図示しない磁気テープ
の各トラックに楽音情報及びタイムコード情報その他の
情報を記録することができ、さらに、すでに楽音情報及
びタイムコード情報の記録されているテープを再生して
内蔵のスピーカにて再生楽音を発音できるものである。
また、必要に応じて、テープの早送りや巻戻しも可能で
ある。
【0017】このテープレコーダ2は1対の信号線2
1、22経由で同期信号発生装置4に接続されており、
信号線21は情報の記録時に、テープに記録させる情報
を表わす電気信号を同期信号発生装置4からテープレコ
ーダ2に供給するために使用される。他方の信号線22
は、テープから情報を再生する際に、再生された再生楽
音情報やタイムコード情報等を表わす電気信号をテープ
レコーダ2から同期信号発生装置4に供給するために使
用される。
【0018】同期信号発生装置4は後に詳述されるが、
その作用を概説すれば以下のとおりである。先ず、「書
込みモード」では、あらかじめSMPTEタイムコード
(以下タイムコードという)が一つのトラックに記録さ
れているテープの他のトラックから楽音情報を再生しつ
つ、演奏者がここには図示されていない拍信号発生手段
にてタッピングを行い、このタッピングに表わされたテ
ンポ表現の連続する2拍の拍間隔を表わす値を同期信号
発生装置4の内部メモリ441 (第3図参照)に記憶す
る。このとき、この拍間隔の記憶に際し、テープ上の絶
対位置にテンポ表現を対応させるべく、テープ由来でテ
ープレコーダ2から再生された最初のタイムコードで表
わされるイニシャルタイムを内部レジスタ(表示レジス
タ)431 (第3図参照)に記憶し、以後テープの走行に
合わせて該内部レジスタ431 の値を更新する。演奏者の
タッピングによる各拍が入力されると、これに先行する
拍から当該拍までの間に増加した内部レジスタの値を、
前述のタイムコードのビットを最小単位とするビットカ
ウント値と80ビットであるフレームを最小単位とする
フレームカウント値として算出し、その算出結果を前拍
に対応させて記憶する。
【0019】次いで、「再生モード」においては、すで
にテープ上の絶対位置とテンポ表現とはイニシャルタイ
ム及びタイムコードによって対応させられているので、
テープの走行に合わせて、換言すれば、テープ由来の再
生楽音と同期をとりつつ、同期信号発生装置4は内部メ
モリ441 からビットカウント値とフレームカウント値と
を読出して、これに基づいてテンポ情報を表わす電気信
号を生成する。このテンポ情報を表わす電気信号は、M
IDI規格に従い4分音符当り24個のクロック信号で
構成されるMIDIクロック信号であり、その周期Tn
は、 Tn =(Co*Xn +Yn *Co/80)/24 …(2) で表わされる。
【0020】上記(2)式において、Coはテープ中に
記録されている1フレームのタイムコードの再生に要し
た時間の実測値であり、Xn は前拍から現在の拍までの
間に通過したフレーム数であるフレームカウント値を示
し、Yn は同様に1フレーム未満のビット数であるビッ
トカウント値を示している。故に、上記(2)式は再生
時のフレーム間隔を実測し、該実測結果に基づき拍間隔
を修正しつつ、MIDIクロック信号の周期(Tn )を
算出するものであるので、仮にテープが伸長あるいは縮
小してもテンポ表現が不自然になることがなく、自然な
テンポ表現に基づく楽音が得られる。
【0021】次に、すでに、途中まで巻戻してあるテー
プをテープレコーダ2にセットし、該テープ由来の再生
楽音に対してシークエンサ61を含む合成楽音生成手段
6からの合成楽音を同期合奏演奏させるには、先ず、テ
ープからタイムコードを1つ読出してこれを同期信号発
生装置4の内部レジスタ(表示レジスタ)431 に記憶
し、以降、後続するタイムコードのクロック信号を計数
してこれに加算しつつテープの走行位置に該レジスタ43
1 の内容を追従させる。続いて、すでに「書込みモー
ド」時に記憶されている最初のタイムコード(イニシャ
ルタイム)に対して内部メモリ441 を高速度で歩進させ
ながら各アドレスに記憶されている値(ビットカウント
値Yn とフレームカウント値Xn )を加算してゆく。そ
の加算結果がテープの走行位置を表わす内部レジスタ
(表示レジスタ)431 の内容に追い着き、さらに一つの
加算値の単位でこれを追い越すと、今度はテープの走行
による該内部レジスタ431 の内容の増加を待って、それ
が上述の加算結果に追い付いた時点でMIDIクロック
信号の周期を計算し、算出された周期のMIDIクロッ
ク信号を生成出力し、同期合奏演奏を開始する。
【0022】さらに、「前奏モード」では、テープがイ
ニシャルタイムで表わされる位置まで走行したときに、
開始される再生楽音の生成に先がけて、やがて、その位
置から開始される第1拍とそれに続く第2拍との間のビ
ットカウント値Yn とフレームカウント値Xn を内部メ
モリ441 の最初のアドレスa1から読出して、その値に
基づいて算出された周期のMIDIクロック信号を予め
設定され前奏拍数に対応する分の数だけ生成して、これ
を後続の合成楽音生成手段6に送り、該手段中のシーク
エンサ61を介してシンセサイザ63からの合成楽音の
みによる前奏を可能にする。
【0023】以上概説した機能を有する同期信号発生装
置4は、信号線41により合成楽音生成発生手段6中の
シークエンサ61に接続されており、該信号線41によ
りMIDIクロック信号が同期信号発生装置4からシー
クエンサ61に供給される。シークエンサ61は、MI
DIクロック信号の周期にて表わされているテンポ情報
に従ってシークエンサ61の内部メモリに予め記憶され
ている合成楽音情報に基づいて合成楽音を発生すればよ
く、このようなシークエンサ61は当業者に周知であ
る。
【0024】シークエンサ61は信号線62経由でシン
セサイザ63に接続されており、シンセサイザ63はさ
らに信号線64経由で発音体7としてのスピーカに接続
されている。これらシンセサイザ63及びスピーカ7は
いずれも当業者に周知である。次に同期信号発生装置4
の構成を第2図に示すブロック図に従って説明する。中
央処理装置401 は共通データ・バス402 により、ROM
403 、RAM404 (これらのメモリは同期信号発生装置
4の内部メモリ群を構成する)、シリアルパラレル変換
器(以下s−p変換器と略記する) 405、パラレルシリ
アル変換器(以下p−s変換器と略記する)406 、ディ
スプレイコントローラ407 、スイッチパネル 408及びメ
トロノーム409 に接続されている。中央処理装置401 の
アドレスバスは図示省略されているが、ROM403 、R
AM404 に接続されており、中央処理装置401 に接続さ
れている制御バスも(p−s変換器 406および該s−p
変換器 405に信号線410 を介して接続されているSMP
TE IN 411と中央処理装置401 とをそれぞれ共通
接続しているINT1及びINT2を除き)省略されて
いる。p−s変換器406 はMIDI OUT 412 に接
続されており、ディスプレイコントローラ407 は蛍光表
示管等で構成されて複数桁を表示可能な表示器413 に接
続されている。メトロノーム409 はスピーカ 414により
可聴テンポを演奏者に供給する。ディスプレイコントロ
ーラ407 は中央処理装置401 から送られてくるデータに
基づき表示器413 にタイムコード等を可視表示させる。
【0025】次に、第3図に基づき中央処理装置401 の
内部レジスタ群及びRAM404 で実現される内部メモリ
の構成を説明する。中央処理装置401 は、テープから読
み込んだSMPTEタイムコードを表示レジスタ431 、
テープの走行に伴って隣接した2拍間に再生されたタイ
ムコードのフレーム数を記憶するフレームカウンタ432
、それに1フレーム未満のテープ走行間隔をビット数
で表わし、これを記憶するビットレジスタ 433を有して
おり、ビットレジスタ 433が「80」を計数すると、ビ
ットレジスタ 433は「0」に戻り、フレームカウンタ43
2 の値は「1」増加する。中央処理装置401 は、さらに
内部メモリ中の後述するフレームカウントメモリとビッ
トカウントメモリのアドレスを指定する拍子ポインタ43
4 、テープから読み込んだ最初のタイムコードを記憶す
るイニシャルタイムレジスタ435 、タイムコードを演算
に際して一時的に記憶する演算レジスタ436 、演奏者に
よるテンポ表現である拍を第1拍から順次計数し該拍数
を記憶する拍子カウンタ437、「前奏モード」におい
て、その先行する合成楽音の拍数を記憶する前奏メモリ
438 、前奏メモリの記憶している拍数と合成楽音生成手
段6にてすでに演奏した合成楽音の拍数との差、すなわ
ち、さらに演奏されるべき合成楽音の拍数を計数記憶す
る前奏カウンタ439 、テンポ情報を表わすMIDIクロ
ック信号の周期(Tn )を記憶しこれを実現する計時カ
ウンタ440を有している。これらのレジスタ群のうち
表示レジスタ431 、イニシャルタイムレジスタ435 、演
算レジスタ436 の各レジスタは、0ビットから79ビッ
トまでのビット数を記憶するビットカウント部、第0フ
レームから第29フレームまでのフレーム数を記憶する
フレームカウント部、0秒から59秒までの秒数を記憶
する秒カウント部、0分から59分までの分数を記憶す
る分カウント部、及び時間数を記憶する時間カウント部
で構成されており、これら各部はSMPTEタイムコー
ドにそれぞれ準拠している。
【0026】RAM404 により実現される内部メモリ44
1 は各アドレスがそれぞれ2バイトの記憶素子で構成さ
れており、第1のバイトはビット数を記憶するビットカ
ウントメモリ442 、第2バイトはフレーム数を記憶する
フレームカウントメモリ443として機能する。再び、第
2図に戻り、各ブロックの機能の説明を続ける。ROM
403 は中央処理装置401 に対してプログラム命令を供給
し、RAM404 と相まって後述する各機能実現手段を実
現する。SMPTE IN 411は「再生モード」時にテ
ープレコーダ2から供給されるタイムコード情報、すな
わち、SMPTE タイムコードを表わすアナログ電気
信号(例えばFSK波形)の波形成形を行ない、該アナ
ログ信号をパルス信号に変換する。さらに、SMPTE
IN 411は、このパルス信号に応答して、該タイムコ
ードの最小単位であるビット毎に第1の割込信号を発生
し、該割込信号を信号線INT1に出力し、中央処理装
置401 に第1の割込みを発生させる。SMPTE IN
411は、さらに、該パルス信号をs−p変換器 405に供
給する。s−p変換器 405は、SMPTE タイムコー
ド中の同期語(Synchronizing Wor
d)SYNDETに基づき第2の割込信号を信号線IN
T2に供給し、中央処理装置401 に第2の割込みを発生
させる。すると、中央処理装置401 はプログラム命令に
従って、テープ走行開始時に限り、s−p変換器 405側
での8ビットの直並列変換完了を表わすステータスを該
変換器から読み取って、該変換器に対してリード指令を
与えるようにして、s−p変換器 405側にてタイムコー
ドのうちの8ビットの直並列変換を完了するたびごと
に、それにあわせて8ビットづつをデータバス402 を介
して並列形態で読み取る。一方、p−s変換器406 はM
IDI規格に準拠してテンポ情報を表わすMIDIクロ
ック信号を直列信号として出力し、該クロック信号をM
IDI OUT412 を通してシークエンサ61に供給す
るものである。
【0027】ディスプレイコントローラ407 は、各桁の
情報に基づき表示器412 を走査しつつ該各桁を表示す
る。スイッチパネル 408には、0〜9の数値情報を入力
する1組の置数キーと、後述する各モードのいずれかを
指定する1組のモードキーと、演奏者によるテンポ表現
としての、一連の拍を入力するためのタッピングキー
と、「途中再生モード」において、イニシャルタイムレ
ジスタ435 の内容を置数キーの操作により、直接書換え
可能にするイニシャルタイム変更スイッチと、内部メモ
リ441 にビットカウント値とフレームカウント値を記憶
させた後に、それらの値の一部を置数キーで直接的に書
き換え可能にし、テンポ表現の一部変更を可能にするフ
レームカウントメモリ及びビットカウントメモリ変更ス
イッチと、「前奏モード」におけるテープからの再生楽
音に先行する拍数を置数キーにより前奏メモリ438 に対
して入力する前奏入力スイッチと、タッピングの終了を
入力するストップスイッチとが設けられており、中央処
理装置401 は、周期的に各キー及び各スイッチを走査し
ていずれかのキーあるいはスイッチからの情報の入力が
あれば、それぞれ所定のプログラム命令に従ってこれを
読み込む。
【0028】メトロノーム409 はシークエンサ61に対
して、実時間演奏(キーボード等を用いる)により、新
たに楽音符号を記憶させる際に、該シークエンサ61に
供給されるMIDIクロック信号に同期するテンポ音を
発して、演奏者の便宜を図るものである。前記スイッチ
パネル 408のタッピングキーは拍信号発生手段5を実現
する。
【0029】次に、ROM403 に記憶されているプログ
ラム命令に従って、各モードにおいて、中央処理装置40
1 にて実現される機能を第4図乃至第10図のフローチ
ャート及びタイムチャートをも参照しつつ説明する。 「書込みモード」まず、「書込みモード」において、中
央処理装置401 にて実現される機能を第4図のフローチ
ャートをも参照しつつ詳説する。
【0030】演奏者がモードキーで「書込みモード」を
選択すると、中央処理装置401 はROM403 に記憶され
ている一連のプログラム命令の先頭アドレスを指定し、
該先頭アドレスからプログラム命令を読出してこれを実
行し、以後、アドレスを歩進させながら順次プログラム
命令を読出して実行する。その結果、中央処理装置401
は拍子ポインタ434 に内部メモリ441 の先頭アドレスa
1を記憶させ(第4図(WR1))、続いて、演奏者が
タッピングを開始したか否かを判別し、その結果がNO
の間は待機する(第4図(WR2))。次いでテープレ
コーダ2を再生動作させ、テープを走行させながら、一
つのトラックから再生楽音を再生し、これを演奏者に聴
取可能に提供すると共に、他のトラックからSMPTE
タイムコードを再生し、該タイムコードを表わす電気信
号を信号線22を通じてSMPTE IN 411に供給す
る。
【0031】SMPTEタイムコードは、第5図に示さ
れているように、1フレームが80ビットで構成されて
おり、8バイトは時間、分、秒フレームの計数に使用さ
れ、2バイトは同期語(Synchronizing
Word)SYNDETとして使用されている。テープ
走行開始後、最初の同期後がs−p変換器 405にて直並
列変換されて、該変換器 405から割込信号線INT2を
介して、中央処理装置401 に第2の割込み信号が与えら
れると、該処理装置401 では、第2の割込みが発生す
る。
【0032】中央処理装置401 は、この第2の割込みの
発生により、先ず、表示レジスタ431 のビットカウント
部に数値「79」をセットし(この直後に第1の割込み
が発生して、後述のように表示レジスタ431 のビットカ
ウント部に1を加算するので、実質的に数値「0」をセ
ットする結果となる)、この第2の割込みがテープ走行
開始後、最初のものである限り、続いて、タイムコード
の読み込みルーチンを開始して、s−p変換器 405から
タイムコードを8ビットづつ8回に分けて読み取り、こ
れを表示レジスタ431 に記憶させる。そして、この第2
の割込みがテープ走行開始後の最初のものでないとき
は、s−p変換器 405からタイムコードを読み取ること
なく、表示レジスタ431 のビットカウント部に数値「7
9」をセットする処理のみを実行する。その後、テープ
の走行に伴って、タイムコードの各ビット(クロック信
号)がSMPTE IN 411に印加されるたびごとに、
SMPTE IN 411は第1の割込信号を信号線INT
1に供給し、中央処理装置401 に第1の割込みを発生さ
せる。この第1の割込みにより中央処理装置401 は、タ
イムコードの各ビット毎に表示レジスタ431 のビットカ
ウント部に「1」を加える。したがって、表示レジスタ
431 は、テープの絶対位置に常に追従してこれを記憶で
き、しかも、表示レジスタ431 のビットカウント部は同
期後SYNDETがs−p変換器 405にて受信されるた
びごとに数値「79」にセットされるので、仮にSMP
TE IN 411がいずれかのビットを読み落とし、表示
レジスタ431 のビットカウント部がテープの絶対位置を
一時的に喪失しても、2番目以降の各フレームの同期語
SYNDETごとに中央処理装置401 は表示レジスタ43
1のビットカウント部の値を同期語到来時に対応する値
に戻し、これにより、誤差の累積を防止する。また、表
示レジスタ431 のビットカウント部に80ビットが印加
されると、ビットカウンタ部は「0」になり、代って、
フレームカウント部が「1」増加すると共に、フレーム
カウンタ432 も「1」増加する。
【0033】テープからの再生楽音を聴きながら、演奏
者がタッピングを開始すると、タッピングキーが叩かれ
るたびごとに、データバス402 を介して中央処理装置40
1 に拍信号が入力される。中央処理装置401 にタッピン
グの第1拍を表わす拍信号B1が入力すると(第6図参
照)、第4図中、WR2の判別結果がYesになるの
で、表示レジスタ431 に記憶されている値をイニシャル
タイムとしてイニシャルタイムレジスタ435 に転送して
ここに記憶し(WR3)、続いて、フレームカウンタ43
2 に「0」を記憶させ(WR4)、ビットレジスタ 433
に表示レジスタ431 のビットカウント部の内容を転送す
る(WR5)。
【0034】拍信号B1に基づき以上の処理(WR3〜
WR5)が行われると、中央処理装置401 は第2拍を表
わす拍信号B2が入力されたか否かを判別し(WR
6)、その判別結果がNOであると、ストップスイッチ
からタッピングの終了が指示されたか否かを判別する
(WR7)。こうして、中央処理装置401 は、処理工程
WR6とWR7を繰返しながら、SMPTE IN 411
から供給される第1の割込信号により表示レジスタ431
の内容をテープの絶対位置に追従させつつ、第2拍の拍
信号B2の入力を待つ。
【0035】第2拍の拍信号B2が入力されると、WR
6の判別結果がYesになるので、中央処理装置401 は
演算を実行して、数値「80」からビットレジスタ 433
の内容を減じ、その結果に表示レジスタ431 のビットカ
ウント部に記憶されている値を加える(WR8)。続い
て、拍子ポインタ434 によって指定されている内部メモ
リ441 のアドレスa1に、フレームカウント値として
の、フレームカウンタ432 の記憶内容の値と、ビットカ
ウント値としての、WR8の演算結果とを書込み(WR
9)、拍子ポインタ434 を1増加させa2にする(WR
10)。その後、再びWR4とWR5の処理工程を実行
し、さらにWR6とWR7との判別を繰返しながら第3
拍の拍信号B3の入力を待つ。
【0036】このようにして、拍信号B2〜Bn 各々が
入力されるたびごとに、WR8〜WR10及びWR4〜
WR5の処理工程を繰り返しつつ、内部メモリ441 の各
アドレス位置a1〜an-1 に、相隣接する2つの拍信号
の間に増加したフレーム数(フレームカウント値)とビ
ット数(ビットカウント値)とを記憶させる。やがて、
演奏者によるタッピングが終了し、ストップスイッチが
押されると、WR7の判別結果がYesになるので、中
央処理装置401 は内部メモリ441 の最後のアドレス位置
anに「0」を書込み(WR11)、「書込みモード」
を終了する。 「再生モード」次に、「再生モード」の動作について、
第7図のフローチャートと第8図のタイムチャートとを
参照しつつ説明する。まず、テープレコーダ2でテープ
を完全に巻戻し、スイッチパネル 408のモードキーで再
生モードを指定してから、テープの再生を開始する。こ
の場合、中央処理装置401 は、最初のタイムコードを表
示レジスタ431 に読み込み、以後、テープの走行に従っ
てタイムコードの各ビット(クロック信号)を計数しつ
つ表示レジスタ431 のビットカウント部を歩進させてゆ
く。中央処理装置401 は、さらに、イニシャルタイムを
演算レジスタ436に転送し(PB1)、拍子ポインタ434
により、内部メモリ441 の先頭アドレスa1を指定す
る(PB2)。続いて、内部メモリ441 の先頭アドレス
a1にアクセスし、そこからフレームカウント値X1と
ビットカウント値Y1とを読出し、(2)式に従ってリ
ズム情報を表わす電気信号、すなわちMIDIクロック
信号の周期Tn 1を算出する(PB3)。こうしてMI
DIクロック信号の周期Tn1が求まると、これを、計
時カウンタ440 にセットし、中央処理装置401 での周期
1μmsecの内部クロック信号をこの計時カウンタ44
0 に印加する。内部クロック信号の該カウンタ440 での
計数値が算出されたMIDIクロック信号の周期に達す
ると、計時カウンタ440 が内部割込みを発生させ、これ
により該処理装置がMIDIクロック信号を発生させる
と共に(PB4)、該カウンタ440 をリセットする。
【0037】続いて、中央処理装置401 は表示レジスタ
431 のタイムコードが演算レジスタ436 内のイニシャル
コードと一致するか否かを判別し(PB5)、その判別
結果がNOの間は待機し、テープがイニシャルタイムコ
ードで表わされる位置まで走行して、該判別結果がYe
sになると、MIDI START信号を発信し(PB
6)、以後PB3の処理工程で算出した周期Tn 1のM
IDIクロック信号を24回MIDI OUT412 から
シークエンサ61に出力する(第8図参照)。一方、M
IDIクロック信号とMIDI START信号を受け
ると、シークエンサ61はその内部メモリから合成楽音
情報を読み出す。すなわち、テンポ情報としてのMID
Iクロック信号にて表わされている時間基準に従って、
予めプログラムされ記憶されている合成楽音符号を出力
する。この合成楽音符号に従ってシンセサイザ63は合
成楽音信号を生成し、スピーカ7にて合成音楽を聴取可
能に発音させる。このようにしてテープ由来の再生楽音
と合成楽音生成手段6由来の合成楽音との同期合奏演奏
が開始される。
【0038】続いて、中央処理装置401 は拍子ポインタ
434 にて指定される内部メモリ441のアドレスa1から
フレームカウントX1とビットカウント値Y1とを読出
し、これを演算レジスタ436 に記憶されている値に加え
(PB7)、表示レジスタ431 の内容が演算レジスタ43
6 の内容に一致するか否か、すなわち、テープが第2拍
の位置まで走行したか否かを判別する(PB8)。この
判別結果がNOの間は、前述の処理工程PB4で形成さ
れたMIDIクロック信号がMIDI START信号
の出力後に、24回分、出力されていないことを意味し
ているので、中央処理装置401 はMIDI OUT412
から周期TnlのMIDIクロック信号を出力し続ける
(第8図参照)。やがて、テープが第2拍の位置まで走
行して、表示レジスタ431 の内容が演算レジスタ436 の
内容に一致すると、PB8の判別結果がYesになり、
換言すれば、その間に、周期TnlのMIDIクロック信
号が24回だけ出力される。すると、中央処理装置401
は拍子ポインタ434 を歩進させてa2にし(PB9)、
拍子ポインタ434 が指定するアドレスの内容が「0」か
否かを判別する(PB10)。演奏者によるテンポ表現
が継続する間は、PB10の判別結果はNOになるの
で、中央処理装置401 は拍子ポインタ434 で指定される
内部メモリ441 のアドレスa2からフレームカウント値
X2とビットカウント値Y2とを読み出し、これらに基
づきMIDIクロック信号の周期Tn2を(2)式に基づ
いて計算し直す(PB11)。中央処理装置401 はPB
11での計算結果に基づきPB4でのそれと同様の信号
処理により周期Tn2のMIDIクロック信号を形成し
(PB12)、MIDI OUT412 から周期Tn2のM
IDIクロック信号を出力させる(第8図参照)。
【0039】その後、中央処理装置401 はPB9で拍子
ポインタ434 の指定するアドレスa1 、a2 、…an を
歩進させつつ、新たに算出された周期Tn のMIDIク
ロック信号を形成し(PB7〜PB12)、PB10の
判別結果がYesになるのを待つ。内部メモリ441 に記
載されているすべてのフレームカウント値とビットカウ
ント値が読み出されて、PB10の判別結果がYesに
なると、中央処理装置401 はMIDI STOP信号を
出力し(PB13)、「再生モード」を終了する。
【0040】以上のように、上記実施例によれば、情報
媒体としてのテープにその絶対位置を表わすタイムレコ
ード情報を記録しておき、このテープに記録されている
楽音を再生する際に、再生楽音と共にこのタイムコード
情報をも再生し、これと、再生楽音に合せた拍操作によ
り生成される拍信号とに基づいて拍間隔を確定し、これ
を内部メモリに読出し可能に記憶するように達成したこ
とにより、拍信号の脱落等何らかの理由により再生楽音
の拍間隔と内部メモリから順次に読出される拍信号ごと
の拍間隔との対応関係が失われた場合でも、タイム情報
によりテープ上の絶対位置を確定できるので、失われた
対応関係を容易に回復させることができ、もって、同期
合奏演奏が少しも不自然にならないという優れた効果が
ある。また、上記実施例によれば、内部メモリから順次
に続出される拍ごとの拍間隔を表わす値に基づいてテン
ポ情報としてのMIDIクロック信号を生成する際に、
テープレコーダから再生されたタイムコードの1フレー
ムの再生に要した時間の実測値の関数に従って該信号の
周期を定めるように構成したことにより、情報記録媒体
としてのテープに伸縮があった場合でも、かかるテープ
に応じて伸縮するタイムレコードの1フレームの再生に
要する時間の実測値の関数としてMIDIクロック信号
の周期を同率で伸縮させることができるので、その場合
でも、再生楽音のテンポと合成楽音のそれとの間に正確
な同期が確保され、もって、両者の同期合奏演奏が少し
も不自然にならないという優れた効果もある。 「途中再生モード」次に「途中再生モード」について第
9図に基づいて説明する。スイッチパネル408 のモード
スイッチで再生モードを選択し、途中まで巻戻したテー
プをテープレコーダ2にセットする。
【0041】テープを走行させ、「再生モード」を開始
すると、中央処理装置401 はテープのSMPTEタイム
コードを読み込み、これを表示レジスタ431 に記憶さ
せ、その後テープ走行に伴ってタイムコードをビット単
位で増加させる。続いて、中央処理装置401 は拍子ポイ
ンタ434 により先頭アドレスa1 を指定し(IPB
1)、拍子カウンタ437 を「0」にリセットする(IP
B2)。次に中央処理装置401 は表示レジスタ431 に記
憶されている値がイニシャルタイムより大きいか否か、
すなわち、テープの現在位置がイニシャルタイムコード
で表わされる演奏開始位置よりも進行方向寄りか否か判
別し(IPB3)、その判別結果がNOのときは、テー
プを十分に巻戻した後の再生を意味するので、前述の
「再生モード」の処理に移行する。一方、テープの現在
位置がイニシャルタイムコードで表わされる演奏開始位
置よりも進行方向寄りであって、IPB3の判別結果が
Yesであるときは、中央処理装置401 は、イニシャル
タイムレジスタ435 に記憶されているイニシャルタイム
の値を演算レジスタ436 に転送し(IPB4)、表示レ
ジスタ431 の値が演算レジスタ436 の値、すなわちイニ
シャルタイムの値より大きいか否かを判別する(IPB
5)。ここで、イニシャルタイムコードに対して拍子ポ
インタ434 の指定するアドレスのフレームカウント値と
ビットカウント値を加算した値(演算レジスタ436 の内
容)に対応するテープ上の位置が、テープの現在位置よ
りも手前(進行方向と反対側)であって、IPB5での
判別結果がYesとなる場合には、拍子ポインタ434 で
指定されている内部メモリ441 のアドレスa1からフレ
ームカウント値X1とビットカウント値Y1とを読み出
し、これを演算レジスタ436 の記憶している値に加える
(IPB6)。続いて、拍子ポインタ434 を歩進させ
(IPB7)、拍子カウンタ437 に「1」を加え(IP
B8)、再び、IBP5の判別を行なう。このようにし
て、演算レジスタ436 の内容と表示レジスタ431 の内容
とを比較しつつ(IPB5)、演算レジスタ436 の内容
が表示レジスタ431 の内容に追いつかない間は拍子ポイ
ンタ434 を高速度で歩進させながら(IPB7)、拍子
ポインタ434 で指定されるアドレスa1、a2、…ax
のフレームカウント値X2、X3、…Xx とビットカウ
ント値Y2、Y3、…Yx とを演算レジスタ436 の内容
に加算してゆく。その結果、上述の高速度の歩進に応じ
て段階的に増大する演算レジスタ436 の内容が表示レジ
スタ431の内容を追い越して、IPB5の判別結果がN
Oになると、その時点で拍子カウンタ437 の内容を4倍
し、MIDI SONG POSITION POIN
TERを算出する(IPB9)。この間、拍子カウンタ
437 には、演算レジスタ436 の内容がイニシャルタイム
の値からの表示レジスタ431 のタイムコードの値を追い
越すまでに、拍子ポインタ434 の歩進した拍数が記憶さ
れており、4分音符の各拍が4つのMIDIビートの期
間として規定されているので、拍子カウンタ437 の内容
を4倍することにより、演算レジスタ436 の内容がイニ
シャルタイムの値から表示レジスタ431 の値を追い越す
までの間に生成されたMIDIビートの数を算出するこ
とができる。中央処理装置401 はかくして算出されたM
IDIビート数で表わされたMIDI SONG PO
SITION POINTERをMIDI OUT412
からシークエンサ61に伝達し(IPB10)、シークエ
ンサ61の方は、これに応じてMIDI SONG PO
SITION POINTERで表わされるメモリアド
レスを指定して待機する。
【0042】一方、中央処理装置401 は通常の再生モー
ドと同様に、拍子ポインタ434 にて指定されたフレーム
カウント値Xx とビットカウント値Yx とに基づきMI
DIクロック信号の周期を算出し、該周期のMIDIク
ロック信号を出力する(IPB11)。この間も、テー
プの走行に伴って、表示レジスタ431 の値は増加してゆ
き、中央処理装置401 はこれが演算レジスタ436 の値に
等しいか否かを判別し(IPB12)、演算レジスタ43
6 の値が表示レジスタ431 の値を一旦追越していて、そ
の判別結果がNOの間は待機するが、演算レジスタ436
の値が表示レジスタ431のそれに再度追越されようとし
て、その判別結果がYesになったとたんに、シークエ
ンサ61に対してMIDI CONTINUE STAR
T信号を出力する(IPB13)。これに応答して、シ
ークエンサ61は、MIDIクロック信号の周期で表わさ
れたテンポ情報と、内部メモリに記憶されていてその読
み出し開始アドレスがSONG POSITION P
OINTERで指定された合成楽音情報とに基づき合成
楽音符号を出力し、シンセサイザ63が合成楽音信号を生
成する。このようにしてテープ由来の再生楽音と合成楽
音生成手段6由来の合成楽音との同期合奏演奏が開始さ
れると、中央処理装置401 はPB7の処理工程に移行
し、以後PB8〜PB13の処理工程が実行される。
【0043】かくして、別作業として、シークエンサの
記憶内容を書き換えて、該シークエンサからの合成楽音
符号の一部分を変更し、次いで、その部分だけを再生し
て、これと、テープ由来の再生楽音との同期合奏演奏を
評価するような場合に、該同期合奏演奏に係るテープ上
の任意の絶対位置を正確に捕えて、その位置から、該同
期合奏演奏を開始させることができる。
【0044】なお、シークエンサ等がSONG POS
ITION POINTERを受信してから、MIDI
CONTINUE START信号を受信するまでの
時間が短いと即座には追従できないことも有り得るの
で、同期信号発生装置4がSONG POSITION
POINTERを送出する時点に関しては、演算レジ
スタ436 の値の方が表示レジスタ431 の値よりも大にな
るところよりさらに数拍前の拍にこれを設定してもよ
い。
【0045】このように、上記実施例によれば、途中再
生に際しては、テープ上の絶対位置として確定されてい
る演奏開始位置を表わす値に対して内部メモリから順次
に高速度で読み出される拍ごとの拍間隔を表わす値をテ
ープ上の絶対位置を表わすタイムコードの値以上となる
まで累算して途中演奏開始位置を表わす値を算出し、こ
の算出された値とテープ上の絶対位置を表わすタイムコ
ードの値との一致に基づいて途中同期合奏演奏開始時点
を確定するように構成したことにより、途中まで巻き戻
したテープをテープレコーダにセットして再生する場合
でも、テープ上の任意の位置に記録されている楽音に合
わせて確定して記憶してある拍間隔を読み出すことがで
きるので、不都合なく途中再生ができるという優れた効
果がある。 「前奏モード」次に「前奏モード」の動作について第1
0図に基づいて説明する。
【0046】「前奏モード」の開始に際しては、演奏者
はスイッチパネル408 の前奏入力スイッチにより置数キ
ーで前奏メモリ438 に前奏拍数を設定可能にし、次いで
置数キーを操作して前奏拍数を前奏メモリ438 に入力す
る。前奏メモリ438 に前奏拍数を入力すると、中央処理
装置401 は前奏メモリ438 中の値に対して内部メモリ44
1 の先頭アドレスa1に記憶されているフレームカウン
ト値X1とビットカウント値Y1との和を乗じてその乗
算結果をイニシャルタイムレジスタ435 の値から差し引
き、算出結果の値をイニシャルタイムレジスタ435 に更
新記憶させる。その結果、イニシャルタイムレジスタ43
5 中の修正されたイニシャルタイムの値は、「書込みモ
ード」で第1拍が記憶されたテープ上の絶対位置を表わ
すタイムコードに比して前奏拍数の分だけ先行したテー
プ上の絶対位置、すなわち、前奏開始位置を指標するこ
ととなる。
【0047】「前奏モード」が開始されると、中央処理
装置401 は、まず、前奏メモリ438の値が「0」か否か
を判別し(PR1)、その判別結果がYesならば、す
でに説明した通常の再生モードに移行する。一方、前奏
拍数が設定されていて、PR1の判別結果がNOである
ときは、中央処理装置401 は前奏メモリ438 の値を前奏
カウンタ439 へ転送し(PR2)、さらに、イニシャル
タイムレジスタ435 の値を演算レジスタ436 に転送する
(PR3)。
【0048】続いて、中央処理装置401 は、拍子ポイン
タ434 にフレームカウント値X1およびビットカウント
値Y1を記憶している内部メモリ441 の先頭アドレスa
1を指定させる(PR4)。続いて、中央処理装置401
は内部メモリ441 のアドレスa1からフレームカウント
値X1とビットカウント値Y1とを読出して、(2)式
に基づいてMIDIクロック信号の周期Tnlを算出する
と共に、該周期TnlのMIDIクロック信号を生成する
(PR5)。「前奏モード」の開始により、テープが走
行し始めると、テープの最初のフレームに記憶されてい
たSMPTEタイムコードが表示レジスタ431 に読み込
まれ、テープの走行に伴ってタイムコードのビットごと
に表示レジスタ431 の値が増加してゆく。そこで中央処
理装置401 は、演算レジスタ436 に記憶されている修正
されたイニシャルタイムの値、すなわち、前奏開始位置
を表わす値と表示レジスタ431 の値とが一致するか否か
を判別し(PR6)、その判定結果がNOの間は待機し
ている。やがて、テープが前奏開始位置まで走行し、表
示レジスタ431 の値が演算レジスタ436 の値に追付い
て、PR6の判定結果がYesになると、中央処理装置
401 はMIDI OUT412 からMIDI START
信号と、MIDIクロック信号とをシークエンサ61に対
して出力する(PR7)。
【0049】これに応答して、シークエンサ61は、テー
プ由来の再生楽音の生成開始に先がけて、MIDIクロ
ック信号に表わされているテンポ情報と内部メモリの合
成楽音情報とに基づいて合成楽音符号を生成し、後続の
シンセサイザ63にてこれに応じた合成音楽の合成を開始
する。その結果、スピーカ7は、シンセサイザ63からの
合成音楽信号を、テープ由来の再生楽音の生成開始時点
に対して設定された前奏拍数の分だけ先行して発音す
る。
【0050】MIDI START信号の出力後、中央
処理装置401 は、前奏カウンタ439の値から「1」を減
じ(PR8)、前奏カウンタ439 の値が「0」になった
か否かを判別する(PR9)。いまだ前奏中であって、
その判別結果がNOの間は、演算レジスタ436 の値、す
なわち修正されたイニシャルタイムの値に対して、内部
メモリ441 の、拍子ポインタ434 により指定されるアド
レスa1に記憶されているフレームカウント値X1とビ
ットカウント値Y1とを加え(PR10)、その和が表
示レジスタ431 の値と一致するか否かを判別する(PR
11)。その判別結果がNOの間は、テープの走行によ
り表示レジスタ431 の値が演算レジスタ436 の値に追い
つくのを待ち、PR11の判別結果がYesになると、
再びPR8〜PR11の各処理工程を繰り返しながらテ
ープがイニシャルタイムの位置まで走行して、前奏が終
了しPR9の判別結果がYesになるのを待つ。
【0051】PR9の判別結果がYesになると、前奏
の終了であるので、中央処理装置401 は通常の再生モー
ドに移行し、第7図のPB7の処理工程を開始する。そ
の結果、テープ由来の再生楽音と合成楽音生成手段6由
来の合成楽音との同期合奏演奏が開始する。かくして、
テープ由来の再生楽音と合成楽音生成手段由来の合成楽
音との同期合奏演奏に先がけて、合成楽音単独での前奏
を行う際に、いまだ現実には、その再生が開始されてい
ないところの再生楽音の、再生開始時に予定されている
テンポに対して、合成楽音による前奏のテンポを合致さ
せることができる。
【0052】このように、上記実施例によれば、前奏に
際しては、前奏拍数を予め設定記憶しておき、最初の拍
に対応する拍間隔を表わす値に対して前奏拍数を乗じた
値を演奏開始位置から減算して前奏開始位置を表わす値
を算出し、この算出された値とテープ上の絶対位置を表
わすタイムコードの値との一致に基づいて前奏開始時点
を確定し、テープ上の絶対位置を表わすタイムコードの
値が前奏開始位置を表わす値を越えて演奏開始位置を表
わす値に一致するまでの間、最初の拍に対応する拍間隔
を表わす値を前奏拍間隔として確定するように構成した
ことにより、テープに記録されている楽音の再生が開始
される以前においても、テープに記録されている楽音に
合わせて確定して記憶してある拍間隔の内の最初の拍に
対応するものを読み出すことで前奏のための拍間隔を得
ることができるので、従来技術では全く行うことのでき
なかった合成楽音のみによる前奏を行うこと、つまり、
既成の曲に前奏を付与することができるという優れた効
果がある。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の第
一の自動演奏用演奏開始信号発生装置は、楽音情報が表
わす曲の先頭の時刻を記憶しておき、例えばテープレコ
ーダ、ビデオ等から再生されたタイムコード情報を入力
して該タイムコード情報が表わす時刻を知り、この時刻
が上記先頭の時刻に達した時点で演奏開始信号を発生す
るようにしたため、記憶された上記先頭の時刻を変更す
るだけで容易にその曲の演奏開始のタイミングを変更す
ることができる。
【0054】また本発明の第二の自動演奏用演奏開始信
号発生装置は、楽音情報が表わす曲の先頭時刻と途中の
拍の時刻を記憶しておき、例えばテープレコーダ、ビデ
オ等から再生されたタイムコード情報を入力して該タイ
ムコード情報が表わす時刻を知った時に、その時刻が既
に上記先頭の時刻を過ぎていたときに、その時刻と一致
する拍の時刻を知り、楽音情報が表わす曲をその拍の時
刻に対応する拍から演奏するように演奏開始信号を発生
するものであるため、従来技術では全く行うことのでき
なかった曲の途中からの同期演奏を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の主要なハードウエア
上の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は同期信号発生装置内部のハードウェア上
の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は同期信号発生装置内部のレジスタ群に関
する説明図である。
【図4】図4は「書込みモード」にて同期信号発生装置
内部で実行される演算処理のフローチャートである。
【図5】図5はタイムコードに関する説明図である。
【図6】図6は「書込みモード」における同期信号発生
装置での主要な信号の時系列を示すタイムチャートであ
る。
【図7】図7は「再生モード」にて同期信号発生装置内
部で実行される演算処理のフローチャートである。
【図8】図8は「再生モード」における同期信号発生装
置での主要な信号の時系列を示すタイムチャートであ
る。
【図9】図9は「途中再生モード」にて同期信号発生装
置装置内部で実行される演算処理のフローチャートであ
る。
【図10】図10は「前奏モード」にて同期信号発生装
置内部で実行される演算処理のフローチャートである。
【符号の説明】
2 テープレコーダ 4 同期信号発生装置 6 合成楽音信号生成手段 7 スピーカ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−41633(JP,A) 特開 昭56−124176(JP,A) 実開 昭60−19096(JP,U) 特公 平5−2240(JP,B2) 特公 平4−48237(JP,B2) 特公 平1−15877(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音情報が表わす曲の自動演奏の開始を
    指示する演奏開始信号を発生する自動演奏用演奏開始信
    号発生装置において、 前記楽音情報が表わす曲の先頭の時刻を前記自動演奏に
    先立って記憶しておく記憶手段と、 タイムコード情報を入力して該タイムコード情報が表わ
    す時刻を識別する識別手段と、 前記記憶手段に記憶された前記先頭の時刻と前記識別手
    段により識別された時刻とを比較することにより該識別
    された時刻が前記先頭の時刻に到達したことを検出して
    前記演奏開始信号を発生する信号発生手段とを備えた自
    動演奏用演奏開始信号発生装置。
  2. 【請求項2】 楽音情報が表わす曲の自動演奏の開始を
    指示する演奏開始信号を発生する自動演奏用演奏開始信
    号発生装置において、 前記楽音情報が表わす曲の先頭の時刻と該曲の途中の拍
    の時刻を、前記自動演奏に先立って記憶しておく記憶手
    段と、 タイムコード情報を入力して該タイムコード情報が表わ
    す時刻を識別する識別手段と、 前記記憶手段に記憶された前記先頭の時刻と前記識別手
    段により識別された時刻とを比較することにより該識別
    された時刻が前記先頭の時刻よりも後の時刻であること
    が判別された場合に、前記記憶手段に記憶された前記拍
    の時刻の中から該識別された時刻に対応する拍の時刻を
    検索する検索手段と、 前記検索手段により求められた前記拍の時刻に対応す
    る、前記曲の途中の位置情報を含む前記演奏開始信号を
    発生する信号発生手段とを備えた自動演奏用演奏開始信
    号発生装置。
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