JPH07121142B2 - 伝送路選択方式 - Google Patents
伝送路選択方式Info
- Publication number
- JPH07121142B2 JPH07121142B2 JP62206936A JP20693687A JPH07121142B2 JP H07121142 B2 JPH07121142 B2 JP H07121142B2 JP 62206936 A JP62206936 A JP 62206936A JP 20693687 A JP20693687 A JP 20693687A JP H07121142 B2 JPH07121142 B2 JP H07121142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- mobile station
- communication
- transmission path
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 移動局との通信に同一周波数を使用する複数の基地局を
一括統制する通信所が各基地局を経由し移動局との通信
に用いる移動無線の最良の伝送路を選択し該移動局へ応
答通知する伝送路選択方式に関し、移動局との通信目的
以外の各基地局と通信所の付加装置を成るべく少なくし
簡易なシステム構成とする事を目的とし、移動局がアナ
ログの音声信号の前に配置して送信するディジタルの識
別信号やセレコール信号の誤り訂正符号化した符号列を
アナログ変調し送信したアナログの無線信号を，複数の
基地局が受信し復調し一個所の通信所にて復号する場
合、通信所が各基地局からの受信信号のアナログの音声
信号を分離した後のディジタル符号の復号回路に、該デ
ィジタル符号の誤り率の最良値を検出する回路を付加し
該回路の出力により該移動局への最良の伝送路を選択す
る様に構成する。
一括統制する通信所が各基地局を経由し移動局との通信
に用いる移動無線の最良の伝送路を選択し該移動局へ応
答通知する伝送路選択方式に関し、移動局との通信目的
以外の各基地局と通信所の付加装置を成るべく少なくし
簡易なシステム構成とする事を目的とし、移動局がアナ
ログの音声信号の前に配置して送信するディジタルの識
別信号やセレコール信号の誤り訂正符号化した符号列を
アナログ変調し送信したアナログの無線信号を，複数の
基地局が受信し復調し一個所の通信所にて復号する場
合、通信所が各基地局からの受信信号のアナログの音声
信号を分離した後のディジタル符号の復号回路に、該デ
ィジタル符号の誤り率の最良値を検出する回路を付加し
該回路の出力により該移動局への最良の伝送路を選択す
る様に構成する。
本発明は、移動無線通信システムに係り、特に移動局Ｍ
と該移動局との通信に同一の無線周波数を使用する複数
の基地局A,Bと、其の複数の基地局を一括統制する通信
所Ｃとから成り、通信所Ｃが複数の基地局A,Bを経由し
移動局Ｍとの間の通信に用いる最良の伝送路を選択して
該移動局Ｍへ応答通知する伝送路選択方式に関するもの
である。
と該移動局との通信に同一の無線周波数を使用する複数
の基地局A,Bと、其の複数の基地局を一括統制する通信
所Ｃとから成り、通信所Ｃが複数の基地局A,Bを経由し
移動局Ｍとの間の通信に用いる最良の伝送路を選択して
該移動局Ｍへ応答通知する伝送路選択方式に関するもの
である。
通信所Ｃが複数の基地局A,Bを経由し移動局Ｍとの間の
通信に用いる移動無線の最良の伝送路を選択して該移動
局Ｍへ応答通知する伝送路選択方式として、従来は、第
４図に示す手動選択方式と自動選択方式とがあっ
た。
通信に用いる移動無線の最良の伝送路を選択して該移動
局Ｍへ応答通知する伝送路選択方式として、従来は、第
４図に示す手動選択方式と自動選択方式とがあっ
た。
通信所Ｃのオペレータが、移動局Ｍから基地局A,Bを
経由した２つの伝送路からの呼出しの音声信号をモニタ
ーし、其の中の良好な伝送品質の音声信号が得られる基
地局側の伝送路を手動で選択する手動選択方式と、 移動局Ｍが送信した音声信号で変調された無線信号を
基地局A,基地局Ｂで受信し、各基地局A,Bにて，受信信
号の雑音成分を求め，移動局Ｍとの間の伝送路の信号対
雑音比S/Nを求めて、其のS/N比の値をディジタルのデー
タに変換し、音声信号とは別の回線により通信所Ｃへ送
付する。通信所Ｃでは、各基地局A,Bから送られて来たS
/N比のデータを比較し，良いS/N値が得られた一方の基
地局を自動的に選択し、該選択した基地局の伝送路を移
動局Ｍとの良好な伝送路と判定して該移動局Ｍへ応答通
知する自動選択方式とがあった。
経由した２つの伝送路からの呼出しの音声信号をモニタ
ーし、其の中の良好な伝送品質の音声信号が得られる基
地局側の伝送路を手動で選択する手動選択方式と、 移動局Ｍが送信した音声信号で変調された無線信号を
基地局A,基地局Ｂで受信し、各基地局A,Bにて，受信信
号の雑音成分を求め，移動局Ｍとの間の伝送路の信号対
雑音比S/Nを求めて、其のS/N比の値をディジタルのデー
タに変換し、音声信号とは別の回線により通信所Ｃへ送
付する。通信所Ｃでは、各基地局A,Bから送られて来たS
/N比のデータを比較し，良いS/N値が得られた一方の基
地局を自動的に選択し、該選択した基地局の伝送路を移
動局Ｍとの良好な伝送路と判定して該移動局Ｍへ応答通
知する自動選択方式とがあった。
上記の従来例の第４図の手動選択方式は、移動局Ｍと
の最良の伝送路を自動的に選択できないという問題があ
るので、自動選択方式が使用されて来た。然しなが
ら、自動選択方式も、複数の基地局A,Bの各々に,S/N
比の検出回路と該S/N比の値をディジタルのデータに変
換する変換回路とを必要とし、又、各基地局A,Bから通
信所Ｃへの該データの伝送路として別回線を必要とす
る。その為に、例えば与えられた音声信号の伝送路の帯
域を割譲してデータ伝送を可能としなければならなず，
各基地局A,Bと通信所Ｃの本体装置に付加する付加装置
が大きくなるという問題があった。通信所Ｃが複数の基
地局A,Bを経由して移動局Ｍとの間の通信に用いる伝送
路から最良の伝送路を選択して移動局Ｍへ応答通知する
伝送路選択方式としては、通信所Ｃにおいて最良の伝送
路の選択が自動的に行われるばかりでなく、複数の基地
局A,Bの設備としては移動局Ｍとの通信目的の本体装置
だけで，其れに付加する付加装置が不要であり、且つ通
信所Ｃと各基地局A,Bとの間には通常の音声信号の線路
だけで済み，ディジタルのデータに伝送するための特別
の線路を必要としないことが望まれている。
の最良の伝送路を自動的に選択できないという問題があ
るので、自動選択方式が使用されて来た。然しなが
ら、自動選択方式も、複数の基地局A,Bの各々に,S/N
比の検出回路と該S/N比の値をディジタルのデータに変
換する変換回路とを必要とし、又、各基地局A,Bから通
信所Ｃへの該データの伝送路として別回線を必要とす
る。その為に、例えば与えられた音声信号の伝送路の帯
域を割譲してデータ伝送を可能としなければならなず，
各基地局A,Bと通信所Ｃの本体装置に付加する付加装置
が大きくなるという問題があった。通信所Ｃが複数の基
地局A,Bを経由して移動局Ｍとの間の通信に用いる伝送
路から最良の伝送路を選択して移動局Ｍへ応答通知する
伝送路選択方式としては、通信所Ｃにおいて最良の伝送
路の選択が自動的に行われるばかりでなく、複数の基地
局A,Bの設備としては移動局Ｍとの通信目的の本体装置
だけで，其れに付加する付加装置が不要であり、且つ通
信所Ｃと各基地局A,Bとの間には通常の音声信号の線路
だけで済み，ディジタルのデータに伝送するための特別
の線路を必要としないことが望まれている。
以上の従来例の問題点は、最近の移動無線通信で使用さ
れている送信する各移動局の自動識別の為に，アナログ
の通話信号の前に配置して送信されるディジタルの識別
信号のATIS符号やディジタルセレコール符号を誤り訂正
符号化したディジタル符号の受信信号の符号誤り率を求
めて其の中の最良値を検出する回路を、複数の各基地局
ではなくて，複数の各基地局を一括統制する一箇所の通
信所Ｃに設けるようにした本発明の構成により解決され
る。
れている送信する各移動局の自動識別の為に，アナログ
の通話信号の前に配置して送信されるディジタルの識別
信号のATIS符号やディジタルセレコール符号を誤り訂正
符号化したディジタル符号の受信信号の符号誤り率を求
めて其の中の最良値を検出する回路を、複数の各基地局
ではなくて，複数の各基地局を一括統制する一箇所の通
信所Ｃに設けるようにした本発明の構成により解決され
る。
本発明の伝送路選択方式の基本構成を示す第１図の原理
図において、 10は移動局であり、送信するアナログの通話信号の前
に，自局の識別信号であるディジタルのATIS符号やディ
ジタルセレコール符号等を配置し其のディジタル符号を
誤り訂正符号化しアナログ変調した無線信号を送信し受
信する。
図において、 10は移動局であり、送信するアナログの通話信号の前
に，自局の識別信号であるディジタルのATIS符号やディ
ジタルセレコール符号等を配置し其のディジタル符号を
誤り訂正符号化しアナログ変調した無線信号を送信し受
信する。
20は、複数の基地局21,22から成る基地局群であり、移
動局10との間の送信受信の通信に同一周波数のアナログ
変調の無線信号を使用する。
動局10との間の送信受信の通信に同一周波数のアナログ
変調の無線信号を使用する。
30は、複数の基地局21,22を一括統制する通信所であ
り、各基地局21,22と個別の線路で接続される伝送装置3
11,312の伝送装置群31と、其の出力の各基地局21,22か
らの受信信号を処理し（アナログ形式の識別データと通
話音声信号の分離回路3211,3212,アナログ形式のデータ
からディジタル形式のデータへのA/D変換器と訂正符号
の復号器3221,3222,エラーレートの検出器3231,3232,エ
ラーレートの比較器324）、移動局10との最良の伝送路
を自動的に選択して（325,326）該移動局10へ応答通知
する機能を持つ伝送路選択装置32とから構成される。
り、各基地局21,22と個別の線路で接続される伝送装置3
11,312の伝送装置群31と、其の出力の各基地局21,22か
らの受信信号を処理し（アナログ形式の識別データと通
話音声信号の分離回路3211,3212,アナログ形式のデータ
からディジタル形式のデータへのA/D変換器と訂正符号
の復号器3221,3222,エラーレートの検出器3231,3232,エ
ラーレートの比較器324）、移動局10との最良の伝送路
を自動的に選択して（325,326）該移動局10へ応答通知
する機能を持つ伝送路選択装置32とから構成される。
基地局群20の複数の基地局21,22は、移動局10との間の
通信に同一周波数の無線信号を使用し，送信信号のアナ
ログ変調と受信信号のアナログ復調とを行う。
通信に同一周波数の無線信号を使用し，送信信号のアナ
ログ変調と受信信号のアナログ復調とを行う。
通信所30は、伝送装置群31と伝送路選択装置32とから成
り、伝送装置群31の各伝送装置311,312は、基地局群20
の各基地局21,22と個別の線路で接続され、各基地局21,
22で移動局10から受信し復調したアナログの通話音声信
号とアナログ形式の識別データとを入力し、伝送路選択
装置32へ出力する。伝送路選択装置32は、各伝送装置31
1,312の出力に必要な処理、即ち上記のアナログの通話
音声信号とアナログ形式の識別データの分離，ディジタ
ル形式のデータへの変換，誤り訂正符号の復号，比較の
処理をし、各基地局21,22を通して移動局10への伝送路
の最良の伝送路を選択し、移動局10へ応答通知する。
り、伝送装置群31の各伝送装置311,312は、基地局群20
の各基地局21,22と個別の線路で接続され、各基地局21,
22で移動局10から受信し復調したアナログの通話音声信
号とアナログ形式の識別データとを入力し、伝送路選択
装置32へ出力する。伝送路選択装置32は、各伝送装置31
1,312の出力に必要な処理、即ち上記のアナログの通話
音声信号とアナログ形式の識別データの分離，ディジタ
ル形式のデータへの変換，誤り訂正符号の復号，比較の
処理をし、各基地局21,22を通して移動局10への伝送路
の最良の伝送路を選択し、移動局10へ応答通知する。
本発明の伝送路選択方式では、複数の基地局21,22の各
々の設備は、移動局10との通信目的の為の送信受信部と
変調復調部の本体のみであり、其れ以外の付加装置が不
要である。また、通信所30に設置する設備としては、通
信目的の本来の伝送装置311,312、データ／音声の分離
回路3211,3212、データ変換／エラー訂正部3221,3222の
他に、エラーレートの検出器3231,3232,エラーレートの
比較器324など多少の機能回路を付加するだけで、基地
局の21又は22を通し移動局10への伝送路の最良の伝送路
を自動的に選択することが出来ることになり問題は解決
される。
々の設備は、移動局10との通信目的の為の送信受信部と
変調復調部の本体のみであり、其れ以外の付加装置が不
要である。また、通信所30に設置する設備としては、通
信目的の本来の伝送装置311,312、データ／音声の分離
回路3211,3212、データ変換／エラー訂正部3221,3222の
他に、エラーレートの検出器3231,3232,エラーレートの
比較器324など多少の機能回路を付加するだけで、基地
局の21又は22を通し移動局10への伝送路の最良の伝送路
を自動的に選択することが出来ることになり問題は解決
される。
第２図は本発明の実施例の伝送路選択方式の構成を示す
ブロック図であり、第３図は其の動作を説明するための
移動局の識別信号のATIS信号とディジタルセレコール信
号の説明図である。
ブロック図であり、第３図は其の動作を説明するための
移動局の識別信号のATIS信号とディジタルセレコール信
号の説明図である。
第２図のブロック図において、第１図の原理図の移動局
10は，移動局Ｍであり、基地局群20の複数の各基地送局
21,22は基地局B1,B2であって、各基地局B1,B2は同一の
無線周波数を用いて移動局Ｍと通信する。移動局Ｍは、
第３図A.ATIS信号に示す如き、送信するアナログの通話
用の音声信号の前に、ディジタルのビット同期信
号，フレーム同期信号，送信局識別データ（誤り訂
正符号化）を配置したATIS信号、又は，第３図B.ディジ
タルセレコール信号に示す如き、アナログの音声信号
の前に、ディジタルのビット同期信号，フレーム同
期信号，コマンドと識別信号（誤り訂正符号化）のデ
ィジタルデータを配置したディジタルセレコール信号
を、アナログ変調の一形式の例えばMSK方式により変調
した２値信号のアナログ変調の無線信号を複数の基地局
B1,B2へ送信し，各基地局B1,B2から該無線信号を受信し
アナログ復調して相互に通信する。
10は，移動局Ｍであり、基地局群20の複数の各基地送局
21,22は基地局B1,B2であって、各基地局B1,B2は同一の
無線周波数を用いて移動局Ｍと通信する。移動局Ｍは、
第３図A.ATIS信号に示す如き、送信するアナログの通話
用の音声信号の前に、ディジタルのビット同期信
号，フレーム同期信号，送信局識別データ（誤り訂
正符号化）を配置したATIS信号、又は，第３図B.ディジ
タルセレコール信号に示す如き、アナログの音声信号
の前に、ディジタルのビット同期信号，フレーム同
期信号，コマンドと識別信号（誤り訂正符号化）のデ
ィジタルデータを配置したディジタルセレコール信号
を、アナログ変調の一形式の例えばMSK方式により変調
した２値信号のアナログ変調の無線信号を複数の基地局
B1,B2へ送信し，各基地局B1,B2から該無線信号を受信し
アナログ復調して相互に通信する。
複数の基地局B1,B2を一括制御する通信所30には、伝送
装置群31と伝送路選択装置32が設置され、伝送装置群31
の各伝送装置311,312のC1,C2は、各基地局B1,2と個別と
アナログ信号線路で接続され，対応する各基地局B1,B2
と伝送路選択装置32の各データ／音声の分離回路3211,3
212のS1,S2との各伝送路のアナログ信号のインタフェー
スを司る。通信所30の伝送路選択装置32のデータ／音声
の分離回路3211,3212のS1,S2は、各伝送装置C1,C2の出
力のアナログ形式の上記MSK変調されたATIS信号又はデ
ィジタルセレコール信号のデータ信号d11,d12とアナロ
グの通話信号の音声信号a11,a12とを分離して、それぞ
れ，データ変換／エラー訂正部3221,3222と音声信号切
換部326とに出力する。
装置群31と伝送路選択装置32が設置され、伝送装置群31
の各伝送装置311,312のC1,C2は、各基地局B1,2と個別と
アナログ信号線路で接続され，対応する各基地局B1,B2
と伝送路選択装置32の各データ／音声の分離回路3211,3
212のS1,S2との各伝送路のアナログ信号のインタフェー
スを司る。通信所30の伝送路選択装置32のデータ／音声
の分離回路3211,3212のS1,S2は、各伝送装置C1,C2の出
力のアナログ形式の上記MSK変調されたATIS信号又はデ
ィジタルセレコール信号のデータ信号d11,d12とアナロ
グの通話信号の音声信号a11,a12とを分離して、それぞ
れ，データ変換／エラー訂正部3221,3222と音声信号切
換部326とに出力する。
伝送路選択装置32のデータ変換／エラー訂正部3221,322
2は、各伝送装置C1,C2の出力のアナログ形式のMSK変調
された各２値信号d11,d12をディジタルのデータD11,D12
に変換するA/D変換器D1,D2と、其の各出力のディジタル
データD11,D12の誤り訂正をし復合データDc11,Dc12とす
る誤り訂正復合器G1,G2とから構成される。
2は、各伝送装置C1,C2の出力のアナログ形式のMSK変調
された各２値信号d11,d12をディジタルのデータD11,D12
に変換するA/D変換器D1,D2と、其の各出力のディジタル
データD11,D12の誤り訂正をし復合データDc11,Dc12とす
る誤り訂正復合器G1,G2とから構成される。
伝送路選択装置32のエラーレート検出部3231,3232は、A
/D変換器D1,D2の各出力のディジタルデータD11,D12を入
力し、其の符号誤り率p1,p2を検出するエラーレート検
出回路E1,E2であり、其の各検出信号p1,p2をエラーレー
ト比較部324へ出力する。
/D変換器D1,D2の各出力のディジタルデータD11,D12を入
力し、其の符号誤り率p1,p2を検出するエラーレート検
出回路E1,E2であり、其の各検出信号p1,p2をエラーレー
ト比較部324へ出力する。
エラーレート比較部324の比較器Ｈは、エラーレート検
出回路E1,E2の両出力信号p1,p2を入力し比較して、符号
誤り率の良い方を選択する信号ｐを発生し，データ切換
部325と音声切換部326とへ出力する。
出回路E1,E2の両出力信号p1,p2を入力し比較して、符号
誤り率の良い方を選択する信号ｐを発生し，データ切換
部325と音声切換部326とへ出力する。
データ切換部325の切換器Ｉは、データ変換／エラー訂
正部3221,3222の誤り訂正復号器G1,G2の出力データDc1
1,Dc12を前記エラーレート比較部324の比較器Ｈの出力
信号ｐにより動作して、符号誤り率の良い方の出力を送
出した基地局の出力データDcを出力する。
正部3221,3222の誤り訂正復号器G1,G2の出力データDc1
1,Dc12を前記エラーレート比較部324の比較器Ｈの出力
信号ｐにより動作して、符号誤り率の良い方の出力を送
出した基地局の出力データDcを出力する。
音声切換部326の切換器Ｊは、前記データ／音声の分離
回路3211,3212のS1,S2が分離出力したアナログの音声信
号a11,a12を前記比較器Ｈの出力信号ｐにより切り換え
て、符号誤り率の良い方の基地局の音声信号ａを出力す
る。
回路3211,3212のS1,S2が分離出力したアナログの音声信
号a11,a12を前記比較器Ｈの出力信号ｐにより切り換え
て、符号誤り率の良い方の基地局の音声信号ａを出力す
る。
以上述べた様に、本実施例の伝送路選択方式では、基地
局群20の複数の基地局B1,B2の設備は、移動局10のＭと
の通信用の無線信号の送信受信の本体装置のみで，其れ
以外の付加装置が不要であり、一箇所の通信所30に設置
する設備も、移動局10のＭとの通信目的で本来的に設置
する伝送装置群31の各伝送装置311,312のC1,C2と、伝送
路選択装置32のデータ／音声の分離回路3211,3212の各
分離回路S1,S2と、データ変換／エラー訂正部3221,3222
の各A/D変換器D1,D2と誤り訂正復号器G1,G2の他に、エ
ラーレート検出部3231,3232の各検出回路E1,E2とエラー
レート比較部324の比較器Ｈとデータ切換部325の切換器
Ｉと音声切換部326の切換器Ｊなどの簡単な回路を付加
するだけで、複数の基地局B1,B2を通し移動局Ｍとの最
良の伝送路を自動的に選択することが可能となる。
局群20の複数の基地局B1,B2の設備は、移動局10のＭと
の通信用の無線信号の送信受信の本体装置のみで，其れ
以外の付加装置が不要であり、一箇所の通信所30に設置
する設備も、移動局10のＭとの通信目的で本来的に設置
する伝送装置群31の各伝送装置311,312のC1,C2と、伝送
路選択装置32のデータ／音声の分離回路3211,3212の各
分離回路S1,S2と、データ変換／エラー訂正部3221,3222
の各A/D変換器D1,D2と誤り訂正復号器G1,G2の他に、エ
ラーレート検出部3231,3232の各検出回路E1,E2とエラー
レート比較部324の比較器Ｈとデータ切換部325の切換器
Ｉと音声切換部326の切換器Ｊなどの簡単な回路を付加
するだけで、複数の基地局B1,B2を通し移動局Ｍとの最
良の伝送路を自動的に選択することが可能となる。
以上説明した如く、本発明によれば、移動局と直接通信
する複数の基地局には、移動局との伝送路選択の為の付
加装置は不要であって移動局との通信目的の本来の装置
のみで済み、複数の基地局を統括する一箇所の通信所に
は、移動局の識別目的で本来設置する移動局のATIS信号
やディジタルセレコール信号を使用するための本来装置
に多少の機能を付加するのみで、基地局を通した移動局
への最良の伝送路の自動選択が可能となるので、移動無
線通信システム全体のコストを低減させるコストダウン
の効果が得られる。
する複数の基地局には、移動局との伝送路選択の為の付
加装置は不要であって移動局との通信目的の本来の装置
のみで済み、複数の基地局を統括する一箇所の通信所に
は、移動局の識別目的で本来設置する移動局のATIS信号
やディジタルセレコール信号を使用するための本来装置
に多少の機能を付加するのみで、基地局を通した移動局
への最良の伝送路の自動選択が可能となるので、移動無
線通信システム全体のコストを低減させるコストダウン
の効果が得られる。
第１図は本発明の伝送路選択方式の構成を示す原理図 第２図は本発明の実施例の伝送路選択方式の構成を示す
ブロック図 第３図は本発明の実施例の動作を説明するための移動局
の識別用のATIS信号とディジタルセレコール信号の説明
図 第４図は従来例の伝送路選択方式のブロック図である。 第１図，第２図において、 10は移動局、 20は基地局群であり、21,22は複数の基地局の各基地
局、 30は複数の各基地局21,22を統制する通信所、 31は伝送装置群、 32は伝送路選択装置、 321はデータ／音声の分離部、 322はデータ変換／エラー訂正部、 323はエラーレート検出部、 324はエラーレート比較部、 325はデータ切換部、 326は音声信号切換部である。
ブロック図 第３図は本発明の実施例の動作を説明するための移動局
の識別用のATIS信号とディジタルセレコール信号の説明
図 第４図は従来例の伝送路選択方式のブロック図である。 第１図，第２図において、 10は移動局、 20は基地局群であり、21,22は複数の基地局の各基地
局、 30は複数の各基地局21,22を統制する通信所、 31は伝送装置群、 32は伝送路選択装置、 321はデータ／音声の分離部、 322はデータ変換／エラー訂正部、 323はエラーレート検出部、 324はエラーレート比較部、 325はデータ切換部、 326は音声信号切換部である。
Claims (1)
- 【請求項１】移動局（10）との通信に同一周波数を使用
する複数の基地局（21,22）を統制する通信所（30）
が，各基地局（21,22）を経由し該移動局（10）との間
の通信に用いる移動無線の最良の伝送路を選択し該移動
局（10）へ応答通知する伝送路選択方式において、該移
動局（10）がアナログの音声信号の前に置かれたディジ
タルの識別符号を誤り訂正符号化した符号列をアナログ
変調し送信したアナログ変調された無線信号を該複数の
基地局（21,22）が受信し復調し該通信所（30）にて復
号する場合、該通信所（30）が前記複数の基地局（21,2
2）からの各受信信号のアナログの音声信号を分離した
後のディジタル符号の復号回路（3221,3222）に、該デ
ィジタル符号の符号誤り率の最良値を検出する回路（32
31,3232,324）を付加し、該回路（3231,3232,324）の出
力により，該通信所（30）が該移動局（10）へ応答通知
する最良の伝送路を選択することを特徴とする伝送路選
択方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62206936A JPH07121142B2 (ja) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | 伝送路選択方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62206936A JPH07121142B2 (ja) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | 伝送路選択方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6449441A JPS6449441A (en) | 1989-02-23 |
| JPH07121142B2 true JPH07121142B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=16531492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62206936A Expired - Fee Related JPH07121142B2 (ja) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | 伝送路選択方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121142B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077967B2 (ja) * | 1989-07-25 | 1995-01-30 | 郵政省通信総合研究所長 | ディジタル無線伝送方法 |
| US5161248A (en) * | 1989-10-02 | 1992-11-03 | Motorola, Inc. | Method of predicting cell-to-cell hand-offs for a satellite cellular communications system |
| JPH04258030A (ja) * | 1991-02-12 | 1992-09-14 | Mitsubishi Electric Corp | 移動体通信システム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54107605A (en) * | 1978-02-13 | 1979-08-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Position detection method for digital mobile communication |
| JPH0740755B2 (ja) * | 1985-06-29 | 1995-05-01 | 日本電信電話株式会社 | 移動無線通信方式 |
-
1987
- 1987-08-20 JP JP62206936A patent/JPH07121142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6449441A (en) | 1989-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4821260A (en) | Transmission system | |
| AU620588B2 (en) | Satellite communication system with variable coding rate | |
| JP2004505505A (ja) | パルス幅変調を使用する主および補助データの伝達 | |
| JPH0230216B2 (ja) | ||
| US5124979A (en) | Digital data transmission device for a composite transmission signal comprising a main data and a subdata signal | |
| JPH10271087A (ja) | 放送信号受信装置 | |
| JPH04259135A (ja) | ディジタル無線通信装置 | |
| JPH07121142B2 (ja) | 伝送路選択方式 | |
| JPH0661903A (ja) | 通話装置 | |
| JP2001144733A (ja) | 音声伝送装置及び音声伝送方法 | |
| JP2774827B2 (ja) | 基地局受信方法 | |
| JPS59200547A (ja) | 回線品質監視方式 | |
| JPH05122163A (ja) | 信号受信装置及びこれを用いた信号受信方法 | |
| JP3120836B2 (ja) | Ｃｏｄｅｃ１リンク制御方法及びｃｏｄｅｃ１リンク接続制御基地局 | |
| JPH0235498B2 (ja) | ||
| JPH07193514A (ja) | 伝送路符号選択データ伝送方式 | |
| JP2002325270A (ja) | 無線システム | |
| JPH01180125A (ja) | 伝送路切り換え方式 | |
| SU479439A1 (ru) | Устройство дл передачи и приема цифровыхпОТОКОВ и КОдиРОВАННыХ СигНАлОВ РАдиОВЕщАНи В СЕТ Х СпуТНиКОВОй СВ зи | |
| EP0519549A2 (en) | A method of voting in a radio communication system and a system therefor | |
| JP2021057748A (ja) | 中継局及び無線通信システム | |
| JPH06276163A (ja) | ディジタルオーディオ送信装置及び受信装置 | |
| JPH05183531A (ja) | 受信装置 | |
| JPH07273750A (ja) | 符号変換用インタフェ−ス回路 | |
| JPH04364621A (ja) | 信号伝送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |