JPH07121124A - 案内板 - Google Patents

案内板

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Publication number
JPH07121124A
JPH07121124A JP29125593A JP29125593A JPH07121124A JP H07121124 A JPH07121124 A JP H07121124A JP 29125593 A JP29125593 A JP 29125593A JP 29125593 A JP29125593 A JP 29125593A JP H07121124 A JPH07121124 A JP H07121124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
transparent electrode
electrodes
transparent
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP29125593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kondo
正之 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP29125593A priority Critical patent/JPH07121124A/ja
Publication of JPH07121124A publication Critical patent/JPH07121124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】案内図が広範域に亘る場合や、詳細に記載され
ている場合でも、希望する目的地点やこの地点に至る道
順等を迅速かつ容易に探し出すことができる案内板を提
供する。 【構成】複数の帯状電極10aが平行に並ぶ透明電極板
10の1対を帯状電極10aが互いに交叉するように対
向させて配置して、これら1対の透明電極板10間に液
晶を介在させて成る液晶板4に案内図5を設けてこの案
内図5を格子の目状に区分けし、これらの区分けされた
部分のうち所望する案内図5の一部のみを、液晶板4が
透明となるように操作して視認できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は行先などを表示する案
内板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】駅構内や観光地等には、土地に不案内な
旅行者等のために周辺の地図を組み込んだ案内板がしば
しば設置されている。またこの案内板には豆電球やLE
Dが埋め込まれて、釦を押すと豆電球等が点灯し、行先
が容易に探し出せるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらたとえば
駅周辺の地図の場合、利用者の便宜を考えると駅の全て
の出入口についてその周辺を表示するのが望ましく、ま
た場合によっては、2駅に亘る範囲についての表示が望
ましい場合もある。したがって上記地図は、かなり広範
域なものとなり易い。
【0004】また上記地図が、駅周辺の建物の案内図等
である場合には、細かい路地なども記入されるために地
図は複雑なものとなり易い。かくして土地に不案内な者
は、目的地を探し出すのに苦労することになる。
【0005】さらに上記埋め込まれた豆電球やLED
は、現今の地図の多用なデザインにマッチする地図の設
計やレイアウトを妨げる傾向がある。したがって案内板
がスマートさに欠け易いという問題がある。また豆電球
等を埋め込むためにその周辺の案内図が損われ、その結
果として案内図の正確さが失われるという問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少くともその
一方が複数の電極から成る1対の透明電極板を対向させ
て配置し、これら1対の透明電極板の間に液晶層を介在
させて液晶板を構成し、この液晶板に案内図を設けて案
内板を構成した。なお上記液晶層は、NCAP液晶の層
であってよい。また上記複数の電極は多角形状電極の複
数の行および列から成ることができる。さらに上記透明
電極板は平行に並ぶ複数の帯状電極から成り、上記対向
配置された1対の透明電極板は、相互の帯状電極の長手
方向が交叉し合うような構成であってよい。
【0007】
【作用】一方の透明電極板の複数の電極の中から選択さ
れた特定の電極と、他方の透明電極板との間に所定電圧
を印加するように操作すれば、この特定の電極と対応す
る液晶板の部分が透明となる。あるいはほゞ縦方向に並
ぶ帯状電極およびほゞ横方向に並ぶ帯状電極の中からそ
れぞれ特定の電極を選択し、これらの特定された電極間
に所定の電圧を印加するように操作すれば、上記帯状電
極が互いに交叉して作る枡形状部分と対応する液晶板の
部分が透明となる。したがって操作者は、この透明部分
を通して案内図上の所望地点およびその近傍を視認する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の1実施例につき、図1〜7を参
照しながら説明する。
【0009】図1に示す案内板1は、1対の支柱2でそ
の左右を支持されている。またこの案内板1の下方には
釦装置3が設けられ、複数の釦3aが横1列に並んでい
る。
【0010】上記案内板1は図2の切断側面図で示すよ
うに、前方(同図で左側)から液晶板であるNCAPフ
ィルムを介在させた合わせガラス6、案内図5、裏蓋7
の順に、これらの部材を重ね合わせた積層体構造を有す
る。なお裏蓋7は、案内図5の差し換え等ができるよう
に開閉が自在であり、また合わせガラス6と案内図5と
は、裏蓋7と一体である取付枠8を介してこの裏蓋7に
保持されている。
【0011】次に上記NCAPフィルム4は、図3に示
すように上下のプラスチックフィルム9と、これらのフ
ィルム9にそれぞれ蒸着等によって形成された透明電極
板10と、これらの透明電極板10間に介在させたNC
AP液晶11の層とから成る。また上記合わせガラス6
は図4に示すごとく、このNCAPフィルム4をガラス
6a間に介在させた合わせガラスであって、NCAPフ
ィルム4と合わせガラス6とは、図示のように接着剤1
2で接着されている。なお図の符号13はシーリング
材、また符号14は合わせガラス6のエッジプロテクタ
である。
【0012】上記透明電極板10は、図5に示すように
複数の帯状電極10aから成り、これらの帯状電極10
aは図示のごとく互いに平行に並んでいる。なお符号1
0bは、各帯状電極10aの端に設けられた端子であ
る。
【0013】次に上記2枚の透明電極板10は、それぞ
れを構成する帯状電極10aの長手方向が互いに直交す
るように配置される。またその結果として、上記案内図
5の面は図1に示すごとく碁盤目に区分けされる。
【0014】次に上記NCAP液晶11は、ネマチック
液晶をポリママトリックスに分散させてマイクロカプセ
ル化したもので、ジェー・エル・ファーガソン(J.
L.Fergerson)によりNematic Cu
rvilinear Aligned Phase(略
してNCAP)と名付けられたものである(米国特許第
4,435,047号(1984))。なお上記NCA
P液晶11の層は、この液晶を上記透明電極板10の面
に塗布して形成され、また所定の電圧が印加された領域
は透明となる。
【0015】次に上記案内板1の作用を述べる。図6は
帯状電極10aが互いに直交する2枚の透明電極板10
の正面図を示すが、同図で縦に延びる帯状電極10aの
左から6番目の端子10bと、横に延びる帯状電極10
aの上から5番目の端子10bとを選んで、この端子間
に所定電圧Vを印加するように操作すれば、同図でハッ
チングを施した枡形状部分と対応するNCAP液晶層の
部分が透明となり、操作者はこの透明部分を通してこの
透明部分と対応する案内図の部分を視認することができ
る。すなわち操作者は、案内図上の目的地点を直ちに知
ることができる。
【0016】次いで上記電圧Vが、透明電極板10全体
に掛るように駆動回路を構成して置けば、操作者は案内
図全体を見て、たとえば駅位置と上記目的地点との位置
関係や目的地点に至る道順を知ることができる。
【0017】ところで実際の操作は、釦3aを押すこと
によって行われるが、各釦3aには案内図5上の各地点
を表示してあるから、検索したい地点に該当する釦3a
を直ちに押すことができる。またこれらの釦3aと帯状
電極10aとの間には、必要とされる上記駆動回路が設
けられている。
【0018】次に図7は、検索したい地点(図で枡形状
部分A内に含まれる)とたとえば駅位置(図で枡形状部
分B内に含まれる)、およびその間を結ぶ道路を同時に
表示できるように、上記両地点および道路と対応する透
明電極板10の枡形状部分直下のNCAP液晶層を全て
透明にしたい場合である。この場合には上記縦に延びる
帯状電極10aの左から5、6、7および8番目の端子
と、上記横に延びる帯状電極10aの上から2、3、
4、5、6、7、8および9番目の端子とを選んで、こ
れらの端子10b間に上記所定電圧Vを印加することが
必要となるが、しかしこのように操作すれば、同図でハ
ッチングが施された枡形状部分と対応するNCAP液晶
層の部分だけを透明にすることはできない。
【0019】そこで図8には、上記道路と対応するNC
AP液晶層の部分のみを透明にするための第2の実施例
を示す。この実施例では上記1対の透明電極板10の一
方が、図8に示すごとく複数の行および列を構成する四
角形状電極10cから成り、他方の透明電極板10は1
つの電極から成っている。
【0020】かくして上述のように構成すれば、図7で
ハッチングされた枡形状部分と対応する四角形状電極1
0cにだけ電圧を印加することにより、上記目的を達成
することができる。なおこの場合、上記四角形状電極1
0cの大きさを適当に小さく設計すれば、屈曲の多い道
路であっても容易に対応することができる。
【0021】以上、本発明の実施例を述べたが、本発明
は上記実施例に限定されることなく種々の変更が可能で
ある。たとえば上記NCAPフィルム4上にタッチパネ
ルシステムを組込み、釦3aを押す代りに指で触れる
と、その部分が透明になるようにしてもよい。またフィ
ルム9は、ガラスその他の絶縁体であってもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明では検索される目的地点が、電極
によって形成される枡形状部分内に見出されるから、案
内図が広範域に亘るものであっても、あるいは案内図の
記載が細かい場合であっても、希望する目的地点を直ち
に見出すことができる。
【0023】また本発明では、案内図に従来のごとく豆
電球等を組込む必要がないから、案内図の設計やレイア
ウトの際における制約が少ない。したがってスマートな
案内板を提供することができる。
【0024】また案内図には、上述のごとく豆電球等を
埋め込まないから、案内図が損われて案内図の正確さが
失われることもない。
【0025】さらに案内図には、豆電球等が埋め込まれ
ていないために、案内図の交換を容易に行うことができ
る。したがって交換費用が低廉となり、また案内板の再
生使用も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】案内板の正面図
【図2】図1におけるII−II線断面図
【図3】NCAPフィルムの説明図
【図4】合わせガラスの説明図
【図5】透明電極板の正面図
【図6】透明電極板の作用説明図(その1)
【図7】透明電極板の作用説明図(その2)
【図8】第2の実施例における透明電極板の正面図
【符号の説明】
1 案内板 4 NCAPフィルム(液晶板) 5 案内図 9 プラスチックフィルム 10 透明電極板 10a 帯状電極 10c 四角形状電極(多角形状電極) 11 NCAP液晶

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くともその一方が複数の電極から成る1
    対の透明電極板を対向させて配置し、これら1対の透明
    電極板の間に液晶層を介在させて液晶板を構成し、 この液晶板に案内図を設けた案内板。
  2. 【請求項2】上記液晶層はNCAP液晶から成る請求項
    1記載の案内板。
  3. 【請求項3】上記複数の電極は多角形状電極の複数の行
    および列から成る請求項1記載の案内板。
  4. 【請求項4】上記透明電極板は平行に並ぶ複数の帯状電
    極から成り、上記対向配置された1対の透明電極板は、
    相互の帯状電極の長手方向が交叉し合う請求項1記載の
    案内板。
JP29125593A 1993-10-27 1993-10-27 案内板 Pending JPH07121124A (ja)

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JP29125593A JPH07121124A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 案内板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100795998B1 (ko) * 2007-06-26 2008-01-21 (주) 니스아트 도로안내표시 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100795998B1 (ko) * 2007-06-26 2008-01-21 (주) 니스아트 도로안내표시 시스템

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