JPH07121073A - 記録媒体の再生装置 - Google Patents

記録媒体の再生装置

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JPH07121073A
JPH07121073A JP27035693A JP27035693A JPH07121073A JP H07121073 A JPH07121073 A JP H07121073A JP 27035693 A JP27035693 A JP 27035693A JP 27035693 A JP27035693 A JP 27035693A JP H07121073 A JPH07121073 A JP H07121073A
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JP
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recording medium
cleaning liquid
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cleaning
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Application number
JP27035693A
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English (en)
Inventor
Masazumi Yoshida
昌純 吉田
Junji Machida
純二 町田
Susumu Tanaka
晉 田中
Kaoru Furusawa
馨 古澤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像が印刷された紙やOHPフィルムなどの
記録媒体からトナーなどの印刷材料を除去する再生装置
1に、印刷材料を膨潤させるクリーニング液20を含む
ウェブ15と、このウェブ15を送り出す装置12,1
3,14と、ウェブ15を記録媒体Mに接触させ、クリ
ーニング液20で印刷材料を膨潤させて除去する装置2
を設けた。 【効果】 記録媒体をクリーニング液に浸漬して印刷材
料を除去する再生装置に比べて、洗浄装置などの付属装
置が不要になり、小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタなど
の画像形成装置で画像印刷された紙などの記録媒体にク
リーニング液を適用して印刷材料を除去する記録媒体の
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置で画像印
刷された記録紙からトナーを除去する再生装置として、
記録紙を分散剤等のクリーニング液に浸漬してトナー像
を遊離し除去する浸漬方式のものが、特開平5−173
454号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浸漬方
式の再生装置では、クリーニング液を常にきれいな状態
に維持するための洗浄装置を必要とするという問題点が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記欠点に鑑
みてなされたもので、画像が印刷された記録媒体から印
刷材料を除去する再生装置に、上記印刷材料を膨潤させ
るクリーニング液を含むウェブと、該ウェブの送り手段
と、上記ウェブを記録媒体に接触させ、上記クリーニン
グ液で印刷材料を膨潤させて除去する手段を設けたもの
である。
【0005】
【作用および効果】上記再生装置では、クリーニング液
を含むウェブが記録媒体に接触すると、印刷材料が膨潤
し、この膨潤した印刷材料がウェブで除去される。ま
た、印刷材料の付着したウェブは送り手段で記録媒体の
接触部から送り出される。したがって、常にきれいなウ
ェブが記録媒体に接触し、逆に、ウェブに付着した印刷
材料が記録媒体に転写されることない。このように、本
発明によれば、洗浄装置などの付属装置が不要であるか
ら、再生装置が小型化できる。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明にかかる再生装置の第1
実施例を示す。この再生装置1において、紙やOHPフ
ィルムなどの記録媒体を搬送するコンベア2は、所定間
隔を置いて同一水平面上で平行に配置されたローラ3,
4と、これらに巻回されたベルト5からなる。
【0007】ベルト5上を搬送される記録媒体を予熱す
るヒータ6はベルト5の内側に配置されている。
【0008】コンベア2によって搬送される記録媒体の
上面に予めクリーニング液を塗布するプレ塗布装置7
は、所定間隔を置いて同一水平面上で平行にかつ上記ロ
ーラ3,4と平行に配置されたローラ8,9と、これら
に巻回された塗布ベルト10からなり、ローラ8,9の
下端に沿って移動する塗布ベルト10部分がローラ3,
4の上端に沿って移動するベルト5部分と接触するよう
にしてある。
【0009】ウェブ式クリーニング装置11は、ベルト
5によって搬送される記録媒体Mの上面にクリーニング
液を塗布するとともに、このクリーニング液により膨潤
したトナー等の印刷材料を除去するもので、ベルト5の
上方にあってローラ3,4と平行に配置された、ウェブ
供給ロール12、ウェブ巻取ロール13、及びベルト5
に接触するヒータ内蔵型の加熱ローラ14と、供給ロー
ル12に巻回されて一端側が加熱ローラ14の外周部を
介して巻取ロール13に固定されているウェブ15と、
ベルト5の内部にあってこれを加熱ローラ14に付勢し
接触させるバックアップローラ16からなる。上記ウェ
ブ15は吸水性に優れた布又は不織布を用いるのが好ま
しい。また、これらを構成する繊維は、耐熱性、耐薬品
性、防炎性に優れたものが好ましく、例えばテイジンコ
ーネックス(商標名:帝人社製)が適当である。
【0010】クリーニング液供給装置17は、塗布ベル
ト10とウェブ15にクリーニング液を供給するもの
で、これら塗布ベルト10とウェブ15とに接触する塗
布ローラ18と、クリーニング液20を収容した容器1
9と、クリーニング液20を毛管現象に基づいて塗布ロ
ーラ18の外周面に補給する手段であるフェルト21と
で構成されている。なお、クリーニング液20について
は後に詳述する。
【0011】供給装置17のクリーニング液供給量は、
例えば一枚のA4版普通紙から印刷材料を除去するには
約3ccのクリーニング液を必要とすること、塗布ベル
ト10とウェブ15に供給されたクリーニング液20の
約50%が記録媒体Mに転写されることを考慮して、A
4版の用紙一枚に対して約5〜6ccのクリーニング液
が供給されるように設定するのが適当である。ただし、
OHPフィルムの場合は、A4版一枚に対して1〜2c
cのクリーニング液で足りる。したがって、記録媒体M
の種類(紙、OHPフィルム等)に応じてクリーニング
液の塗布量を自動的又は手動で調整できるようにするの
が好ましい。
【0012】圧搾ローラ対22は、印刷材料が除去され
た記録媒体からクリーニング液20を搾り出すもので、
好ましくはシリコンゴム等の弾性材料で外周部を被覆し
た一対のローラからなり、ローラ4の側部に平行に配置
されている。また、圧搾ローラ対22の下方には、搾り
出されたクリーニング液の収容器23が設けてある。
【0013】加熱乾燥手段である加熱ローラ対24は、
湿潤状態の記録媒体を加熱して再利用可能な状態まで乾
燥させるもので、一対のヒータ内蔵型ローラで構成さ
れ、圧搾ローラ対22の側部に配置されている。
【0014】カレンダーロール25は、乾燥した記録媒
体を艶だしするもので、加熱ローラ対24の側部に配置
されている。なお、図1において、26は処理前の記録
媒体Mを蓄えておき、これをコンベア2に供給する供給
装置、27はカレンダーロール25を通過した記録媒体
を収容するトレイである。
【0015】以上の構成を有する再生装置1の動作を説
明すると、コンベア2ではローラ3,4がそれぞれ回転
し、ベルト5が時計回り方向に移動する。プレ塗布装置
7では、ローラ8,9がそれぞれ回転して塗布ベルト1
0が反時計回り方向に移動する。また、ベルト10の移
動に基づいて塗布ローラ18が時計回り方向に回転し、
フェルト18によって塗布ローラ18の外周面に塗布さ
れたクリーニング液20が、塗布ベルト10と供給ロー
ル12から繰り出されたウェブ15とに転写し含浸され
る。クリーニング装置11では、巻取ロール13の反時
計回り方向の回転によりウェブ15が移動する。なお、
ウェブ15の移動速度は、記録媒体Mの移動速度よりも
遅く、かつ記録媒体Mとの相対速度差が5mm/秒以上
となるようにするのが好ましい。
【0016】したがって、供給装置26から送り出され
た記録媒体Mはローラ3,8間でベルト5,10間に導
入され、これらに挾持された状態で図上右側に搬送され
ながら、塗布ベルト10に含浸されたクリーニング液2
0が塗布され、ヒータ6により加熱されて印刷材料が膨
潤する。
【0017】記録媒体Mは、次に加熱ローラ14に巻回
されているウェブ15と接触し、このウェブ15に含浸
しているクリーニング液20が再度塗布され、加熱ロー
ラ14から熱が付与される。その結果、記録媒体Mに付
着している印刷材料がさらに膨潤し、ウェブ15に掻き
取られる。
【0018】印刷材料が除去された記録媒体Mはコンベ
ア2から圧搾ローラ対22に供給され、ここで含浸した
クリーニング液20が搾り出された後、加熱ローラ対2
4で再利用可能な状態まで乾燥され、カレンダーロール
25で艶だしされてトレイ27に排出される。なお、圧
搾ローラ対22で搾り出されたクリーニング液20は容
器23で受け止められる。
【0019】一方、記録媒体Mの印刷材料が転写された
ウェブ15は巻取ロール13の反対時計回り方向の回転
に基づいて移動する。したがって、記録媒体Mには常に
汚れの無いウェブ15が接触し、必要量のクリーニング
液20が記録媒体Mに供給される。また、供給ロール1
2のウェブ15が無くなると新たなロールに交換する。
これはロールを交換するだけの簡単な作業である。
【0020】図2は再生装置の第2実施例を示す。この
再生装置30では、クリーニング装置33のウェブ37
は、供給ロール34に巻回されている状態で既にクリー
ニング液が含浸されている。したがって、供給装置39
より供給された記録媒体Mは、コンベア31のベルト3
2により、ローラ対40,41を介して加熱ローラ36
とバックアップローラ38の対向部に移動すると、ここ
で供給ロール34から繰り出されたウェブ37と接触し
て印刷材料を膨潤し、加熱ロール36から付与される熱
との協働により印刷材料が除去された後、圧搾ローラ対
42でクリーニング液が搾り出されてトレイ44に排出
される。また、印刷材料37が転写されたウェブ37は
巻取ロール35に巻き取られる。さらに、圧搾ローラ対
42で搾り出されたクリーニング液は容器43に回収さ
れる。
【0021】図3は再生装置の第3実施例を示す。この
再生装置50において、ハウジング51の左下部には記
録媒体Mの装入テーブル52が設けあり、この装入テー
ブル52に向かって垂下する側壁53下端部の下方に記
録媒体装入口54が形成され、対向する側壁55に記録
媒体Mの排出口56と排出トレイ57が設けてある。
【0022】装入テーブル52の前方には、その上面の
延長上に進退するストッパ58が設けてある。また、装
入テーブル52の前部には、下ローラ59aとこれに接
離する上ローラ59bとからなるローラ対59と、記録
媒体を検知するセンサ60とが設けてある。なお、非動
作時、上記ストッパ58は装入テーブル52の延長上に
突出し、上ローラ59bは上方(点線位置)に退避して
いる。
【0023】クリーニング装置61は、ウェブ供給ロー
ル62、ウェブ巻取ロール63、装入テーブル52に接
離するヒータ内蔵型加熱ローラ64、供給ロール62か
ら加熱ローラ64を介して巻取ロール63に巻き取られ
る不織布等からなる吸水性のウェブ65で構成されてお
り、再生装置50の非動作時、上記加熱ローラ64は装
入テーブル52から離間している。
【0024】クリーニング液塗布装置66は、巻取ロー
ル62に巻回されているウェブ65に接する塗布ローラ
67、クリーニング液69を収容した容器68、このク
リーニング液69を塗布ローラ67の外周面に塗布する
フェルト70で構成されている。
【0025】加熱乾燥装置71は、ヒータ内蔵型加熱ロ
ーラ72と、これに圧接するローラ73とからなる。
【0026】以上の構成を有する再生装置50では、ク
リーニング液69はフェルト70を介して塗布ローラ6
7の外周面に塗布された後、供給ローラ62から繰り出
されるウェブ65に転写し含浸される。記録媒体Mは装
入テーブル52に沿って装入口54より装入され、その
先端がストッパ58に当接することにより位置決めされ
る。また、記録媒体Mが装入されたことをセンサ60が
検知すると、上ローラ59bが降下して下ローラ59a
と共に記録媒体Mの先端部を挾持する。同時に、加熱ロ
ーラ64が降下して、クリーニング液69を含浸したウ
ェブ65が記録媒体Mに圧接される。次に、ストッパ5
8が装入テーブル52の延長上から退避し、ローラ59
a,59bがそれぞれ矢印方向に回転して記録媒体Mを
排出側(図上左側)に搬送する。これにより、記録媒体
Mはウェブ65に摺接し、ウェブ65に含浸されている
クリーニング液69が塗布され、加熱ローラ64から付
与される熱と相俟って印刷材料が膨潤してウェブ65に
掻き取られる。印刷材料が除去された記録媒体Mは、続
いて加熱装置71で加熱乾燥されて、排出口56よりト
レイ57上に排出される。
【0027】なお、本実施例では、クリーニング液塗布
装置66を設け、これによりウェブ65にクリーニング
液69を含浸させるものとしたが、第2実施例のよう
に、ウェブ65には予めクリーニング液を含浸させたも
のを使用してもよい。
【0028】図4は再生装置の第4実施例を示す。この
再生装置80において、箱形の記録媒体載置テーブル8
1はヒータ82を収容しており、その一端側にはテーブ
ル81上に載置された記録媒体Mを保持するためのチャ
ック83が設けてある。クリーニング装置84は、底部
に開口部86を有し、水平方向(矢印X方向)と上下方
向(矢印Y方向)に移動するハウジング85を備えてい
る。ハウジング85の内部には、ウェブ供給ロール8
8、ウェブ巻取ロール89、開口部86に設けたヒータ
内蔵型加熱ローラ90、および供給ロール88に巻回さ
れ、先端側が加熱ローラ90を介して巻取ロール89に
固定された、布や不織布等からなる吸水性のウェブ91
で構成されており、このウェブ91にはクリーニング液
が含浸されている。
【0029】上記再生装置80では、クリーニング装置
84をテーブル81の一端側上方に位置させた状態で、
テーブル81に記録媒体Mを載置し、その一端部をチャ
ック83で固定する。次に、クリーニング装置84を降
下してウェブ91を記録媒体Mに接触させる。また、ウ
ェブ91を巻取ロール89に巻き取りながら、クリーニ
ング装置84を水平方向に移動させる。これにより、記
録媒体Mの印刷材料がクリーニング液で膨潤し、ウェブ
91に掻き取られる。
【0030】なお、この再生装置80では、ウェブ91
に当初からクリーニング液を含浸させているが、第1,
3実施例のように、クリーニング液塗布装置を設け、こ
れによりウェブにクリーニング液を含浸させるようにし
てもよい。
【0031】本発明において使用されるクリーニング液
は特に限定されないが、好ましくは、このクリーニング
液は、水、及び水と相容性を持ち、上記印刷材料を膨潤
させる膨潤剤を含んでいる。水は、記録媒体等が普通紙
等の場合、紙のパルプ繊維を膨潤させて網目構造内に侵
入している印刷材料、例えば樹脂粒子からなるトナーを
効率よくウェブに吸着させる作用を有する。水の含有量
は、クリーニング液全体に対して10〜90重量%、好
ましくは20〜88重量%とする。ただし、水の含有量
が1重量%未満であると繊維を広げる効果が十分でない
場合があり得る。逆に、水の含有量が多すぎる場合に
は、トナー等を膨潤させる時間が長くなり、クリーニン
グに必要な時間が大幅に増大して、単位時間当たりのク
リーニング処理効率が低下する。トナーの種類にもよる
が、水が90重量%を越えると、クリーニング時間が急
激に増大するので好ましくない。このように、水分が大
量の場合には紙繊維間の結合力(水素結合)を弱め、物
理的処理を加えてクリーニングする際に紙表面にダメー
ジを与えたり、ひどい場合には紙の繊維がきれて紙が破
壊されたりする不都合を生じることから、水の含有量は
30〜85重量%とするのが好ましい。また、クリーニ
ング液が水を含むことにより、従来の有機溶剤脱墨剤に
比べて沸点が上昇し、不揮発性が向上する。これによっ
て毒性ガス発生が少なくなり低毒性となり、引火性が低
下するとともに、クリーニング液のその他の成分の濃度
が安定して品質が変化しにくい等の効果も得られる。
【0032】クリーニング液に含まれる膨潤剤は、基本
的には、紙あるいはOHP用フィルムに定着したトナー
のトナー樹脂成分、荷電制御剤等の染料成分、顔染料等
の着色剤成分はほとんど溶解させないが、主に樹脂成分
を膨潤させてトナーをゲル状の可塑性高分子とする成分
とウェブに吸着しやすくする成分とが必須である。その
ような成分としては、具体的には少なくとも高級脂肪酸
エステル、水および界面活性剤、さらには有機酸を含有
するものが好ましい。
【0033】この成分の作用について必ずしも明らかで
ないが、印刷された記録媒体がクリーニング液中に浸漬
されると、前記膨潤剤の作用によって、紙あるいはOH
P用フィルムに定着したトナーの樹脂成分が膨潤剤を吸
い込み、0.5mm〜数cmにも伸びる非常に可塑性を
帯びた粘性のゲル状高分子に変化する。この粘性ゲル状
高分子は紙繊維やOHP用フィルムへの結合力が大幅に
低下し、ちょっとした物理的(機械的)なストレスを与
えるだけで容易に離脱し、ウェブに吸着されてクリーニ
ングされることを見いだした。クリーニング作用は液の
pHに依存し、特にトナー樹脂がポリエステル系の場
合、液のpHを8〜10程度の弱アルカリ性にすること
によってエステル結合が切れて細かい粉状に分解するの
で、より一層除去され易い。さらに、クリーニング作用
は液の温度に依存する。従って、これらを結合して液p
H、温度を決めるべきものであるが、pHは3.0〜1
1.0、液温は20〜60℃の範囲に調整することが好
ましい。安定なクリーニング効果を得るには、各種pH
緩衝液等を用いてpHを最適の一定値に保つことが、よ
り好ましい。pHが3.0以下の弱酸性や、11.0以
上の強アルカリ性下では膨潤剤によるトナー樹脂の膨潤
作用、剥離作用も低下してしまう。また、液温が20℃
以下では膨潤剤の膨潤作用も速度が低下して十分実用的
なクリーニング効率が得られにくい。さらに、液温が6
0℃以上では液の蒸散が激しくなるし、加熱電力が過大
となり経済性が悪い。
【0034】高級脂肪酸エステルの脂肪酸としては、飽
和または不飽和脂肪酸であって例えばラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、
リノール酸、エルカ酸、リシノール酸、アビエチン酸、
ロジン酸、ヤシ油、アマニ油、牛脂、鯨油等が例示され
る。高級脂肪酸エステルとは上記脂肪酸とヒドロキシ化
合物、例えばエタノール、n−ブタノール等のアルコー
ル類、エチレングリコール、グリセリンペンタエリスリ
トールソルビトール等の多価アルコール類ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール等のグリコール類、およびエチルセロソルブ、ブ
チルセロソルブ等のセロソルブ類とのエステルをいう
が、特にトール油脂肪酸エステルが好ましい。
【0035】トール油脂肪酸とは、オレイン酸とリノー
ル酸が約6:4で含有されており、その他にパルミチン
酸、ステアリン酸、並びに不けん化物が若干含まれてい
るものをいう。トール油脂肪酸をエステル化するアルコ
ールとしてはエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、エトキシエタノール、ブトキシエタノール等、好
ましくはブトキシエタノール、エチレングリコール、エ
トキシエタノールを用いる。また、本発明のクリーニン
グ液は界面活性剤を含むことが望ましい。界面活性剤は
クリーニングされた樹脂成分等の有機成分からなる印刷
材料を囲み込み、膨潤した印刷材料がウェブと融着せず
脱離性を確保する。あるいは、記録媒体が普通紙等の紙
である場合、紙の網目構造内に入り込んで印刷材料を囲
み込み、繊維の奥深く侵入した印刷材料のウェブへの吸
着を容易とする作用もある。
【0036】クリーニング液中、高級脂肪酸エステルは
クリーニング液全量の60〜5重量%、好ましくは40
〜20重量%の範囲で使用する。60重量%より多く使
用するとトナーへの溶解性が高く、吸着しにくくなり、
また5重量%より少ない範囲で使用するとトナーへの膨
潤性が劣り、ウェブへの吸着力が低下してクリーニング
効果が少ない。
【0037】また、クリーニング液には界面活性剤を含
有させることが望ましい。界面活性剤は陰イオン性界面
活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤
および両性界面活性剤等が使用できる。陰イオン性界面
活性剤としては、脂肪酸塩類、アルキル硫酸エステル塩
類、アルキルベンゼンスルフォン酸塩類、アルキルナフ
タレンスルフォン酸塩類、アルキルスルホコハク酸塩
類、アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸塩類、
アルキルリン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキル硫酸
エステル塩類、ナフタリンスルフォン酸ホルマリン縮合
物、ポリカルボン酸高分子界面活性剤等があげられる。
【0038】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル、オキシエチレン−オキシプロピレ
ンコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン等があげられる。
【0039】イオン性界面活性剤および両性界面活性剤
としては、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩、
アルキルベタイン、アミンオキサイド等があげられる。
特に好ましい界面活性剤は、化学式;RO(CH2CH2
O)nH(式中RはC12〜C22のアルキル基またはアル
キルフェニル基、nは1〜10の整数を表す。)で示さ
れるエチレンオキサイド付加型の非イオン界面活性剤で
ある。上記の界面活性剤は単独で、あるいは2種以上の
混合物として使用できる。また、添加量としてはクリー
ニング液全体に対して0.01〜10重量%程度含ませ
ることが望ましい。0.01重量%未満であると脱墨し
たトナーのウェブへの融着が生じやすい。また、10重
量%より多いとウェブへの吸着性が低下する。
【0040】さらに、クリーニング液は、有機酸を含む
ことが好ましい。印刷材料に樹脂成分を含む場合にはク
リーニング液をトナー樹脂内部に浸透させる必要があ
る。本発明者等は有機酸がこの浸透効果を向上させるこ
とを見いだした。また、浸透効果を向上させることによ
ってクリーニング時間を短縮することが可能となる。添
加することが好ましい有機酸は各種カルボン酸、例えば
ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ピバル
酸、メタクリル酸、アクリル酸、乳酸、シュウ酸、酒石
酸、安息香酸等の単体、あるいは2種類以上の混合物を
あげることができる。なお、これら有機酸の添加量とし
ては、クリーニング液全体に対して、2〜15重量%程
度含ませることが好ましい。2重量%未満であると脱墨
速度が低いそれがあり、15重量%より多いと残存する
有機酸が記録媒体に作用して品質の劣化を引き起こす恐
れがある。
【0041】また、クリーニング液には本発明の効果を
損なわない範囲で、例えばメタノール、エタノール、n
−ブタノール、イソプロパノール、エトキシエタノール
等、およびこれらにキシレン、トルエン、アセトン、T
HF、ジオキサン、ジクロルメタン等を混合したもの等
のトナーを膨潤させる有機系溶剤を含有させてもよい。
【0042】かかるクリーニング液としてはトスクリー
ンD(長宗産業社製)が入手可能である。トスクリーン
Dは水系洗浄剤であり、酸価:約2.1mgKOH/
g、比重:1.020(20℃)、pH:7±0.5
(15℃)の物性を有している淡黄色透明液体である。
このクリーニング液はオゾン層を破壊すると指摘されて
いるフッ素、塩素炭素の化合物を一切配合しておらず、
地球環境を悪化させることなく使用できる。さらに人体
に低毒性で不燃性(引火点なし)であるため、本発明の
ような通常のオフィス環境内での紙の再生装置に使用す
るには極めて適している。
【0043】クリーニング液の対象となる記録媒体は特
に限定されないが、樹脂フィルム(OHP用紙)等の
他、上述したように従来クリーニングが困難であった網
目構造を有する普通紙あるいは再生紙等の紙に対してク
リーニング効果が顕著である。同じく、本発明のクリー
ニング液の対象となる印刷材料も水溶性、油溶性インク
や朱肉、マーカー等限定されないが、特に、従来クリー
ニングが困難であるとされていた樹脂成分を含むトナー
粒子に対しても優れたクリーニング効果を奏する。
【0044】本発明において、印刷材料としては従来公
知のトナーを限定なしにクリーニング可能だが、使用さ
れる樹脂成分としては、例えば、スチレン系樹脂、アク
リル系樹脂、メタクリル系樹脂、スチレン−アクリル系
共重合樹脂、スチレン−ブタジエン系共重合樹脂、ポリ
エステル系樹脂、エポキシ系樹脂等の熱可塑性樹脂や熱
硬化性樹脂があげられる。あるいは、これら樹脂の2種
以上からなる共重合体、ブロック重合体、グラフト重合
体を用いても、これらの樹脂の混合物であってもよい。
そして、このような樹脂において、その数平均分子量M
nが、1000≦Mn≦20000、好ましくは200
0≦Mn≦15000であり、重量平均分子量Mwが2
≦Mn≦80であるものを用いることが望ましい。ま
た、樹脂のガラス転移点が55ないし70℃、軟化点が
80ないし140℃であるものを用いることが好まし
い。
【0045】着色剤としては、公知の各種顔料、染料使
用できる。しかしながら、着色剤として染料を使用する
と脱墨剤中に染料が溶けだし、記録媒体に再付着してク
リーニング効果を減じてしまう恐れがある。この様な不
都合は記録媒体として樹脂フィルム等を使用する場合は
あまり問題とされないが、網目構造を有する紙を使用し
た場合には非常に大きな問題となる。したがって、クリ
ーニングを行おうとするトナーの着色剤には顔料を用
い、着色剤がクリーニング中に溶けださないよう構成し
ておくことが望ましい。この様な着色顔料としては、黒
色顔料としてカーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガ
ン、アニリンブラック、活性炭、フェライト、マグネタ
イト等を使用できる。
【0046】黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミ
ュームイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロ
ー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフ
トールイエローS、バンザーイエローG、バンザーイエ
ロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエロ
ーGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエロ
ーNCG、タートラジンレーキ等を使用できる。
【0047】赤色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデン
オレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオ
レンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアント
オレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダスレンブ
リリアントオレンジGK、ベンガラ、カドミュームレッ
ド、鉛丹、パーマネントレッド4R、リソールレッド、
ピラゾロンレッド、ウオッチングレッド、レーキレッド
C、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオ
シンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、
ブリリアントカーミン3B、バルカンファストオレンジ
GG、パーマネントレッドF4RH、パーマネントカー
ミンFB等を使用できる。
【0048】青色顔料としては、紺青、コバルトブル
ー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルー等を使用できる。なお、これらの
顔料、あるいは着色剤はトナー中における樹脂成分10
0重量部に対して1ないし20重量部、好ましくは3な
いし15重量部添加することが望ましい。
【0049】トナーは荷電制御剤を含んでもよい。トナ
ーを正極性に荷電する正荷電制御剤としてはニグロシン
ベースEX、第4級アンモニウム塩、ポリアミン化合
物、イミダゾール化合物等を使用できる。また、トナー
を負極性に荷電する負荷電性制御剤としてはクロム錯塩
型アゾ染料、銅フタロシアニン系染料、クロム錯塩、亜
鉛錯塩、アルミニウム錯塩等を使用できる。
【0050】これらの荷電制御剤はトナー中における樹
脂成分100重量部に対して0.1ないし10重量部、
好ましくは0.5ないし5重量部添加することが望まし
い。また、荷電制御剤は上述の各種が使用できる。しか
しながら、荷電制御剤として染料系を使用すると、着色
剤について説明した通り、クリーニング液中に染料が溶
け出し、記録媒体に再付着してクリーニング効果を減じ
てしまう恐れがある。したがって、クリーニングを行お
うとするトナーの帯電制御剤には、非染料系を用いるこ
とが、あるいは全く帯電制御剤を含まない構成とするの
が望ましい。あるいは、溶けだしても無色や白色の帯電
制御剤を使用するのが好ましい。あるいはまた、トナー
の樹脂が極性基や官能基を有しており、樹脂成分そのも
のが帯電制御機能を有する帯電制御樹脂として構成する
のが好ましい。
【0051】トナーはオフセット防止剤を含んでいても
よい。オフセット防止剤としては低分子量ポリエチレン
ワックス、低分子量酸化型ポリエチレンワックス、低分
子量ポリプロピレンワックス、低分子量酸化型ポリプロ
ピレンワックス、高級脂肪酸ワックス、高級脂肪酸エス
テルワックス、サゾールワックス等を単独、あるいは2
種以上の混合物として使用できる。これらのオフセット
防止剤はトナー中における樹脂成分100重量部に対し
て1ないし15重量部、好ましくは、2ないし8重量部
添加することが望ましい。また、本発明にかかるトナー
は磁性トナーとして構成されてもよい。磁性トナーは、
樹脂成分中にコバルト、鉄、ニッケル、アルミニウム、
鉛、マグネシウム、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビ
スマス、カドミウム、カルシウム、マンガン、セレン、
チタン、タングステン、バナジウム等の磁性を示す金
属、これら金属の酸化物および焼結体、これら金属の2
種以上からなる合金、あるいはこれら金属、酸化物、焼
結体、合金等からなる混合物を添加することによって構
成される。
【0052】これらの磁性体はトナー中における樹脂成
分100重量部に対して1ないし80重量部、好ましく
は、5ないし60重量部添加することが望ましい。ま
た、本発明にかかるトナーは流動化剤を含んでいてもよ
い。流動化剤としてはシリカ微粒子、酸化チタン微粒
子、アルミナ微粒子、フッ化マグネシウム微粒子、炭化
ケイ素微粒子、炭化ホウ素微粒子、炭化チタン微粒子、
炭化ジルコニウム微粒子、窒化チタン微粒子、窒化ジル
コニウム微粒子、マグネタイト微粒子、二流化モリブデ
ン微粒子、ステアリン酸アルミニウム微粒子、ステアリ
ン酸マグネシウム微粒子、ステアリン酸亜鉛微粒子等の
各種無機材料微粒子を使用できる。なお、これらの無機
材料微粒子は、シランカップリング剤、チタンカップリ
ング剤、高級脂肪酸、シリコンオイル等で疎水化処理し
て用いることが好ましい。
【0053】また、乳化重合、ソープフリー乳化重、非
水分散重合等の湿式重合法または気相法等によって造粒
したスチレン系、アクリル系、メタクリル系、ベンゾグ
アナミン、シリコン、テフロン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の各種有機材料を使用できる。そして、上述
の無機材料微粒子と組み合わせて用いることもできる。
これらの流動化材はトナー中における樹脂成分100重
量部に対して0.05ないし5重量部、好ましくは0.
1ないし3重量部添加することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例にかかる再生装置の概略断面図で
ある。
【図2】 第2実施例にかかる再生装置の概略断面図で
ある。
【図3】 第3実施例にかかる再生装置の概略断面図で
ある。
【図4】 第4実施例にかかる再生装置の概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1…再生装置、2…コンベア、11…クリーニング装
置、15…ウェブ、17…クリーニング液供給措置、2
0…クリーニング液、M…記録媒体。
フロントページの続き (72)発明者 田中 晉 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 古澤 馨 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が印刷された記録媒体から印刷材料
    を除去する再生装置に、上記印刷材料を膨潤させるクリ
    ーニング液を含むウェブと、該ウェブの送り手段と、上
    記ウェブを記録媒体に接触させ、上記クリーニング液で
    印刷材料を膨潤させて除去する手段を設けたことを特徴
    とする記録媒体の再生装置。
JP27035693A 1993-10-28 1993-10-28 記録媒体の再生装置 Pending JPH07121073A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27035693A JPH07121073A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 記録媒体の再生装置
US08/330,190 US5678157A (en) 1993-10-28 1994-10-27 Regenerating apparatus of recording medium

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07287489A (ja) * 1994-02-28 1995-10-31 Ricoh Co Ltd 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
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