JPH07121066A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH07121066A
JPH07121066A JP5289830A JP28983093A JPH07121066A JP H07121066 A JPH07121066 A JP H07121066A JP 5289830 A JP5289830 A JP 5289830A JP 28983093 A JP28983093 A JP 28983093A JP H07121066 A JPH07121066 A JP H07121066A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、定着器の交換後直ちに使用
可能な電子写真装置、及び異なる入力電源電圧仕様の定
着器が装着可能で、異電圧の投入による発火等を防ぐこ
とのできる電子写真装置を提供することにある。 【構成】 定着器故障のため定着器ユニット1の交換が
行われる際に、定着器ユニット1をプリンタ本体から外
すと、アクチュエーター23がスイッチ15をオンし、
エラーメモリーコンデンサ16を放電させる。これによ
りエラーメモリーコンデンサ16に記憶された定着器故
障の履歴は解除され、交換後直ちに使用可能となる。ま
た、定着器ユニット1の着脱により作動する電圧仕様検
出回路と、入力電源電圧検出回路と、これらの回路の信
号の一致を判断する手段とを設ければ、これらの信号が
一致しなければパワーコイルリレーをオフするようにし
て、異電圧が投入さることを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等の定着
器ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを用いたレーザ
プリンタ等のプリンタにおいては、ハロゲンランプを用
いた熱定着器を有しており、そのハロゲンランプは最適
な温度と熱分布が要求されるため、機器の電圧仕様によ
り異なる電圧仕様のハロゲンランプを有している。
【0003】しかしながら、定着ヒーターの定格電圧と
ヒーター駆動電圧の異電圧の組み合わせは目視チェック
等に頼っていた。また、ハロゲンヒーター、定着ロー
ラ、サーミスタ、サーモスイッチ等から構成される定着
器ユニットの故障を、これを制御しいるCPUによって
検知し、故障状態を記憶するためにコンデンサを充電し
て、電源を切ってからも10〜20分間は故障情報を保
持するようにしていた。
【0004】これは、加熱された故障状態の定着器ユニ
ットが有った場合、電源オフの直後に電源オンし、再度
故障検知する間、定着器ユニットのハロゲンヒーターに
通電し、危険な温度になることを避けるためである。
【0005】この装置によれば、10〜20分でコンデ
ンサは放電され故障状態は保持されなくなるが、この時
には定着器ユニットの温度は下がっているために、再度
故障検知を行う間ヒーターに通電されても危険な温度に
はならない。
【0006】このように、従来は、エラーメモリーコン
デンサを用いていた。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、故障した定着器ユニットを交換する際に
は、電源オフしてから10〜20分間待ち、エラーメモ
リーコンデンサを放電させた上で電源をオンさせなけれ
ばならないという問題があった。
【0008】また、ハロゲンランプの識別を、定着器や
ハロゲンランプへの表示等により目視等で識別する方法
によれば、組立て時やサービス時に過って機器の電圧仕
様と異なる電圧仕様の定着器が組み込まれ、発火、発
煙、破損等の事故を引き起こすという問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決し、電圧仕様
の異なる定着器が組み込まれた場合でも、発火、発煙、
破損等の事故を引き起こすことがなく、また、定着器の
交換後直ちに使用可能な電子写真装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記目的は、加熱源を備え、電子写真装置本体に対して
着脱自在に配設された定着器ユニットと、該定着器ユニ
ットの故障を検知する手段と、充電により故障状態を記
憶する記憶手段とを備えた電子写真装置において、上記
定着器ユニットの着脱に連動して作動するスイッチ手段
と、該スイッチ手段の作動により上記記憶手段を放電す
る手段とを備えたことにより達成される。
【0011】また、本願第二発明によれば、上記目的
は、加熱源を備え、電子写真装置本体に対して着脱自在
に配設された定着器ユニットと、該定着器ユニットの故
障を検知する手段とを備えた電子写真装置において、上
記定着器ユニット着脱時に、該定着器ユニットの一部に
対する干渉の有無により該定着器ユニットの加熱源の定
格電圧を検知する手段と、AC入力電圧を検知する電圧
検知手段と、これらの検知手段により、上記定格電圧と
AC入力電圧を比較し、一致した場合にのみ上記加熱源
への通電を行うように設定された制御手段とを備えたこ
とにより達成される。
【0012】
【作用】本願第一発明によれば、定着器ユニットに故障
が発生した場合には、その故障は検知手段により検知さ
れ、該手段の指示により記憶手段を充電せしめて記憶す
る。従って、該記憶手段が充電されている間は定着器ユ
ニットへの通電は行われない。しかし、新しい定着器ユ
ニットに交換された場合には、該定着器ユニットの着脱
に連動してスイッチ手段が作動し、上記記憶手段を放電
させる。これにより、電子写真装置に電源を投入する
と、直ちに上記定着器ユニットへの通電が行われる。
【0013】また、本願第二発明によれば、定着器ユニ
ットが装着されると、検知手段は該定着器ユニットの一
部に対する干渉の有無を検知し、該定着器ユニットの定
格電圧を検知する。さらに、電圧検知手段は、AC入力
電圧を検知する。そして、制御手段は、これらの検知手
段からの信号により、定格電圧とAC入力電圧を比較
し、一致した場合にのみ定着器ユニットへの加熱源への
通電を行うため、誤装着による発火等を防止する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0015】〈実施例1〉先ず、図1に基づいて本発明
の実施例1を説明する。本実施例は、定着器ユニットの
着脱に連動して作動するスイッチによりエラーメモリー
コンデンサを放電するものである。
【0016】電子写真方式の画像形成装置においては、
紙に転写されたトナーを熱と圧力によって定着させてい
る。この定着温度制御を図1に示した定着器温度制御部
のブロック図を用いて説明する。
【0017】図1において、1は定着器ユニットであ
り、紙を加圧ローラ2と定着ローラ3で挟み込み、加圧
しながら熱を加えて紙に転写されたトナーを定着させる
ものである。この装置では、熱源として定着ローラ3内
に配置された筒状のハロゲンヒーター4が用いられ、こ
のヒーター4はAC電源線9によりAC電源10に接続
される。また、この装置では、AC電源の供給を通電制
御部8によりオン/オフする通電制御を行っている。つ
まり、通電制御部8をトライアックとこれを駆動するト
ランジスタ等から構成し、通電制御信号13によりトラ
イアックをオン/オフしてハロゲンヒーター4への通電
を制御する。
【0018】さらに、定着ローラ3表面には、サーミス
タ5が取り付けられており、定着ローラ3の温度を検出
するようになっている。このサーミスタ5は、抵抗19
と直列に接続され、その分圧値が温度信号20としてA
/Dコンバータを備えた1チップCPU18のA/Dポ
ートP1に取り込まれる。すると、CPU18は温度信
号20により定着ローラ3の温度を検知し、出力ポート
P2より通電制御信号13をオン/オフし、ハロゲンヒ
ーター4を点灯制御して定着器の温度制御を行う。
【0019】また、何らかの原因で定着器が異常に高温
になった場合、サーミスタ5がこれを検出すると、CP
U18は予め設定されている異常温度と比較し、これよ
りも温度が高い場合は定着器故障と判断し、出力ポート
P3より定着器故障信号12を出力してリレー11を切
り、AC電源10からの通電を遮断する。
【0020】この際、CPU18の出力ポートP4から
の指示によりトランジスタ17をオンしてコンデンサ1
6に充電する。
【0021】ここで、定着器故障のため定着器ユニット
交換が行われる際に、定着器ユニットをプリンタ本体か
ら外すと、アクチュエーター23がスイッチ15をオン
し、エラーメモリーコンデンサ16を放電させる。これ
により新しい定着器ユニットを装着した時には定着器故
障の履歴は解除される。
【0022】〈実施例2〉次に、図2及び図3に基づい
て本発明の実施例2を説明する。なお、実施例1と重複
する部分については、説明を省略する。
【0023】本実施例は、定着器ユニットの着脱に連動
して作動するスイッチにより電源電圧仕様の異なるユニ
ットの電源電圧仕様識別手段を備えたものである。
【0024】図2は、入力電源(商用電源:交流電源)
51の電圧の検出を行う入力電源電圧検出回路53、定
着器65の温度調整を行うハロゲンヒーター駆動回路、
電源電圧仕様の異なるユニットへの給電を断つ手段を備
えた本実施例装置のブロック図である。
【0025】図2において、入力電源電圧検出回路53
内にある整流器55は、商用電源(交流電源)51に接
続されている。フォトトランジスタ57は、トランジス
タ57a、LED57b、及びゼロクロス検出回路(図
示せず)等で構成されている。整流器55に抵抗を介し
て接続されているLED57bが発光するとトランジス
タ57aが導通して、商用電源51の交流波形の半波と
相似な波形の電圧が広範囲な入力電圧仕様を備える低圧
電源回路52から抵抗58を通してコンデンサ59に印
加され抵抗60により放電される。この電圧コンデンサ
59により平滑され、アナログ電圧ViとなりMPU6
9のA/D変換ポートに入力される。アナログ電圧Vi
は入力電源電圧(商用電圧)に比例することにより、M
PU69は入力電源電圧を検出する。
【0026】また、定着器65内にあるハロゲンヒータ
ー66は、後述のSSR62内のトライアック62aを
介して商用電源(交流電源)51に接続されている。S
SR62は、ソリッドステートリレーであり、トライア
ック62a、LED62b及びゼロクロス検出回路(図
示せず)等で構成され、LED62bが発光するとトラ
イアック62aが導通して、ハロゲンヒーター66が点
灯する。LED62bは、アノードを抵抗器63を介し
てDC電源(プリンタ制御回路(図示せず)を動作させ
ている電源、低圧電源回路により商用電源から作成され
る)52に接続され、カソードをエミッタ接地のNPN
トランジスタ64のコレクタに接続されている。トラン
ジスタ64のベースは、接地された抵抗器(図示せず)
と該抵抗器を介してMPU69の出力ポートに接続され
ている。従って、MPU69が出力ポートをL(OF
F)とした場合には、LED62bが点灯しないで、ハ
ロゲンヒーター66は点灯せず、出力ポートをH(O
N)とした場合にLED62bが点灯して、ハロゲンヒ
ーター66が点灯する。
【0027】さらに、電源電圧仕様の異なるユニット
(例えば、ハロゲンヒーターや定着器)、その制御回路
よりも電源供給側に遮断装置として例えば、パワーコイ
ルリレー54(接点側)が接続されていて、MPU69
の出力ポートのパワーコイルリレー54のコイル側が接
続されている。これにより、MPU69の信号によりパ
ワーコイルリレー54のON/OFFが制御される。
【0028】そして、着脱可能な定着ユニット65は電
圧仕様別に凸状部、或は凹状部を有しており、一端が低
圧電源52と抵抗68を介して接続され、かつ他端が接
地されているスイッチ67によって、上記凸状部の有無
或は凹状部の有無を検知して、MPU69の入力ポート
の信号をL(OFF)または、H(ON)とし、電源電
圧仕様の異なるユニットの電圧仕様を検出する。
【0029】以下、図2に示すフローチャートを参照し
ながら、この発明に関わる制御について説明する。図3
は、入力電源電圧と電源電圧仕様に関する制御を示すフ
ローチャートである。
【0030】電源投入後、MPU69は、パワーコイル
リレー54をOFFし、かつハロゲンヒーター54をO
FFし(ステップS1)、その後入力電源電圧と電源電
圧仕様の異なるユニットの仕様の一致を判断する(ステ
ップS2)。そして、一致すればパワーコイルリレー5
4をONし(ステップS3)、ハロゲンヒーター66を
ONさせる(ステップS4)。これにより、定着器温度
がスタンバイ時の温調温度に達し、プリント可能状態と
なる。一致しなければ、パワーコイルリレー54をOF
Fし続け、異常状態を表示し警告する(ステップ6)。
【0031】以上の制御により、入力電源電圧(商用電
源電圧)を検出し、機器の電源電圧仕様と比較し、一致
しない場合は、仕様の異なるユニットへの給電を行わ
ず、異電圧による発火や発煙、破損等を防ぐことが可能
となる。また、パワーコイルリレー54の代わりに半導
体素子を用いてもよい。さらに、パワーコイルリレー5
4のような遮断装置を特別に設けることなく、ハロゲン
ヒーター駆動回路の駆動用SSR64と兼ねてもよい。
また、スイッチ67の代わりにフォトセンサーを用いて
もよい。
【0032】〈実施例3〉次に、図4に基づいて本発明
の実施例3を説明する。なお、実施例2との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0033】本実施例は、定着ユニットに形状の差異を
設けたものではなく、100V系、200V系で共通仕
様できない部品自体に形状の差異を設けたものである。
【0034】図4に示す如くヒーターユニットの100
V系、200V系で共通化できない部分、例えばバリス
タ71と板金72とを一体化させることにより専用ユニ
ットとし、その板金72に形状差、例えば凸状部、或は
凹状部を設け、その部位の有無を上記実施例2と同様に
検出する。
【0035】以上の方法により、電圧仕様の異なる部品
による形状差での検出を用いれば、ユニット筐体を共通
化でき、ユニット組立て時に確認作業の軽減を可能とす
る。
【0036】〈実施例4〉次に、図5に基づいて本発明
の実施例4を説明する。なお、実施例2との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0037】本実施例は、定着ユニット65に形状の差
異を設けたものではなく、ハロゲンヒーターユニット8
1若しくは、ハロゲンヒーター66自体に形状の差異を
設けたものである。
【0038】図5に示す如くハロゲンヒーター66のコ
ネクタ82を電圧仕様で形状の異なるものを使用する、
例えば、ピン数(大きさ、長さ)の異なるものを使用
し、その形状差を上述の実施例と同様に検出する。
【0039】以上の方法により、ハロゲンヒーター自体
の形状差での検出を用いれば、ユニット筐体を共通化で
き、ユニット組立時に確認作業の軽減を可能とする。
【0040】〈実施例5〉次に、図6に基づいて本発明
の実施例5を説明する。なお、実施例2との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0041】本実施例は、定着ユニット65に形状の差
異を設け、それを上述のスイッチ67で検出したもので
はなく、スイッチ67を用いる代わりにハロゲンヒータ
ー66のコネクタ91に短絡線を設けるか否かにより、
スイッチ67と同様の効果をコネクタ91に備えたもの
である。
【0042】図6に示す如く、ハロゲンヒーター66の
コネクタ91に電圧仕様検出用の短絡線92の有無を利
用すれば、スイッチ67による検出と同等の検出を行う
ことが可能となる。
【0043】以上の方法により、ハロゲンヒーター自体
に電圧仕様検出手段の一部を備えることより、ユニット
筐体を共通化でき、ユニット組立時に確認作業の軽減を
可能とする。
【0044】〈実施例6〉次に、図7及び図8に基づい
て本発明の実施例6を説明する。なお、実施例2との共
通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0045】本実施例は、電源電圧仕様の異なる仕様の
ユニットを複数有するところが実施例2と異なる。
【0046】図7のように、例えばハロゲンヒーター駆
動回路61の電圧仕様が有する場合、ハロゲンヒーター
駆動回路61の一部に低電圧電源52より抵抗101を
介してMPU69の入力ポートに接続されている信号ラ
イン(H)をグランドレベル(L)に固定する(短絡線
102を有する)か否かにより、電圧仕様を検出する。
【0047】図8は本実施例における、入力電源電圧と
電源電圧仕様に関する制御を示すフローチャートであ
り、実施例2に対してステップ7が追加され、電源電圧
仕様を有するユニットが複数ある場合には、その組み合
わせ状態を判断するシーケンスが加わっている。電源電
圧仕様を持つユニットが複数あるかどうかを予め記憶し
ている数Nによって判断し(ステップS7)、複数存在
すれば電圧仕様の組み合わせを判断する(ステップS
8)。そして、一致すれば、さらに電源電圧仕様を有す
るユニットが存在するかを判断し(ステップS9、S
7)、組み合わせが一致しない場合、パワーコイルリレ
ー54をOFFし続け、異常状態を表示し警告する(ス
テップS10)。
【0048】以上の制御により、電源電圧仕様を有する
ユニットが複数存在する場合、その組み込み状態をも管
理することが可能となる。
【0049】〈実施例7〉次に、図9に基づいて本発明
の実施例7を説明する。なお、実施例2の共通箇所には
同一符号を付して説明を省略する。
【0050】本実施例は、プログラム制御によらずに制
御するところが実施例2と異なる。
【0051】図9に示すように、後述の入力電源電圧仕
様制御回路111を有し、パワーコイルリレー54の動
作を制御することにより、MPU69のプログラム制御
に関わらず実施を可能とするものである。
【0052】入力電源電圧制御回路は、上述のアナログ
電圧Viを入力電圧が100Vであるが200Vである
かをデジタル信号(H、L)に変換するアナログ・デジ
タル変換器、例えばA/Dコンバータ112により入力
電源電圧をH、Lのデジタル信号に変換し、電源電圧仕
様の異なるユニット識別信号レベル(H、L)との一致
をEX−NOR回路113により識別し、低圧電源52
から抵抗114を介して接続されているトランジスタ1
15を導通させることによりパワーコイルリレー54を
ONさせる。
【0053】以上の制御により、入力電源電圧(商用電
源電圧)を検出し、機器の電源電圧仕様と比較し、一致
しない場合は、仕様の異なるユニットへの給電を行わ
ず、異電圧による発火や発煙、破損等を防ぐことが可能
となる。
【0054】〈実施例8〉次に、図10に基づいて本発
明の実施例8を説明する。なお、実施例2及び実施例6
との共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0055】本実施例は、低圧電源52が広範囲な入力
電源電圧範囲を有しておらず、電圧仕様を有していると
ころが実施例6と異なる。
【0056】図10に示すように、低圧電源52とは異
なる電源装置、例えばバッテリー123を有し、各識別
信号、ランプ69、パワーコイルリレー54等の電源を
供給することにより、広範囲な入力電圧範囲を有する低
圧電源を必要とすることをなくすことが可能である。
【0057】また、低圧電源に電圧仕様識別手段を実施
例6と同様に、例えば短絡線121を有するか否かによ
り、バッテリー123から抵抗122を介してMPU6
9の入力ポートに接続されているラインにより電圧仕様
を検出する。
【0058】以上の制御により、広範囲な入力電圧範囲
を有する低圧電源を有せずとも、実施することが可能と
なる。また、電源を投入する前に機器内の電圧仕様の組
み合わせを検出し、管理することが可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本願第一発明によ
れば、定着器ユニットの着脱に連動して作動するスイッ
チ手段と、該スイッチ手段の作動によりエラーメモリー
コンデンサを放電する手段を設けたため、従来のように
放電時間を待つことなく、定着器交換ができる。
【0060】また、本願第二発明によれば、入力電源電
圧検知手段と、定着器ユニットの定格電圧を検知する手
段とを設け、両者が一致しない限り、定着器ユニットへ
の通電を行わないようにしたので、定着器ユニットの誤
装着による発火、発煙、破損等を最小限に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における定着器の温度制御部
のブロック図である。
【図2】本発明の実施例2における入力電源電圧検出
部、定着器制御部、電圧仕様識別部のブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施例2における電圧仕様判断制御の
フローチャートである。
【図4】本発明の実施例3のヒーターユニットに電圧仕
様識別手段を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例4のヒーターコネクタに電圧使
用識別手段を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例5のスイッチを利用しない手段
を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例6の電圧仕様を有するユニット
が複数存在するブロック図である。
【図8】本発明の実施例6の電圧仕様を有するユニット
が存在するフローチャートである。
【図9】本発明の実施例7のMPUによるプログラム制
御によらない制御のブロック図である。
【図10】本発明の実施例8の低圧電源の電圧範囲に関
わらない制御のブロック図である。
【符号の説明】
15 スイッチ(スイッチ手段) 16 エラーメモリーコンデンサ(記憶手段) 18 CPU(制御手段) 53 入力電源電圧検出回路(AC電圧検知手段) 67 スイッチ(スイッチ手段) 69 MPU(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源を備え、電子写真装置本体に対し
    て着脱自在に配設された定着器ユニットと、該定着器ユ
    ニットの故障を検知する手段と、充電により故障状態を
    記憶する記憶手段とを備えた電子写真装置において、上
    記定着器ユニットの着脱に連動して作動するスイッチ手
    段と、該スイッチ手段の作動により上記記憶手段を放電
    する手段とを備えたことを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 加熱源を備え、電子写真装置本体に対し
    て着脱自在に配設された定着器ユニットと、該定着器ユ
    ニットの故障を検知する手段とを備えた電子写真装置に
    おいて、上記定着器ユニット着脱時に、該定着器ユニッ
    トの一部に対する干渉の有無により該定着器ユニットの
    加熱源の定格電圧を検知する手段と、AC入力電圧を検
    知する電圧検知手段と、これらの検知手段により、上記
    定格電圧とAC入力電圧を比較し、一致した場合にのみ
    上記加熱源への通電を行うように設定された制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子写真装置。
  3. 【請求項3】 加熱源の定格電圧を検知する手段と干渉
    する部分は、定着器ユニットと電子写真装置本体との接
    続コネクタであることとする請求項2に記載の電子写真
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6016409A (en) * 1997-04-11 2000-01-18 Xerox Corporation System for managing fuser modules in a digital printing apparatus
JP2005321511A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Canon Inc 画像形成装置および定着装置

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