JPH07121030B2 - 無線電話方式におけるハウラー音送出方式 - Google Patents

無線電話方式におけるハウラー音送出方式

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JPH07121030B2
JPH07121030B2 JP63045545A JP4554588A JPH07121030B2 JP H07121030 B2 JPH07121030 B2 JP H07121030B2 JP 63045545 A JP63045545 A JP 63045545A JP 4554588 A JP4554588 A JP 4554588A JP H07121030 B2 JPH07121030 B2 JP H07121030B2
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howler
howler sound
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sound
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俊光 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、時分割多重マルチアクセス無線電話方式にお
けるハウラー音送出方式に関する。
(従来の技術) 第3図は時分割多重マルチアクセス無線電話方式のシス
テム構成の一例を示している。既設交換機31と接続され
る中央局32と前記中央局32と無線回線で接続される子局
33−1〜同33−Nと前記子局33−1〜同33−Nと有線で
接続される一般加入者電話機34−1〜同34−Nで構成さ
れる。
第4図は、時分割されたタイムスロット(TSi,i=O〜
N)の構成を示している。TS0は、中央局32と子局33−
1〜同33−N間での制御信号を伝達する制御用のタイム
スロットである。TS1〜TSNは音声信号を伝達する通話用
のタイムスロットである。
今、一般加入者電話機34−nにおいてオフフックされる
と子局33−nよりオフフック情報が制御用タイムスロッ
トTS0にて中央局32に送られ、一般加入者電話機34−n
に対し、通話用タイムスロットTSnが割り当てられ既設
交換機31との回線が接続される。既設交換機31からは、
発信音が送られ一般加入者電話機34−nから聞こえてく
る。一般には、発信音が聞こえたなら加入者はダイヤル
信号を送り相手先の加入者との回線が成立し、通話とな
る。しかし、不用意にオフフックされた状態が続くと既
設交換機31から一定時間発信音を送出した後話中音を一
定時間送出し、次にハウラー音を送出し一般加入者電話
機34−nに対しフックがはずれていることを警告する。
発信音、話中音、ハウラー音は、通話用タイムスロット
TSnを使用して符号器を経て一般加入者電話機34−nへ
送られて来る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の時分割多重マルチアクセス無
線電話方式には次のような問題がある。
前述のハウラー音は長時間オフフックされている状態の
警告音であるからそのレベルは非常に高いものであるこ
とが要求される。
ところがハウラー音のレベルを高くすると符号器の動作
がこれに追随できず、ハウラー音のレベルを忠実に符号
化できなくなり一般加入者電話機でのハウラー音のレベ
ルが制限され音量が小さくなってしまうという欠点があ
る。また、ハウラー音を伝送するために通話中でないに
もかかわらず通話用のタイムスロットを長時間占有し、
電波の有効利用、通話用タイムスロットの有効利用とい
う点から無駄があるという欠点がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、中央
局からハウラー音を伝送するのではなく、既設交換機が
ハウラー音を発しているという情報だけを中央局から制
御用スロットを使用して子局へ伝達し、子局にはハウラ
ー音発生手段を別途設けておき中央局からハウラー音発
生の情報が到来したならば充分なレベルのハウラー音信
号を発生して一般加入者電話機へ送出するとともに、既
設交換機のハウラー音発生まで占有されていた通話用タ
イムスロットを解放することにより、一般加入者電話機
で音量の大きなハウラー音が聞こえるとともに通話用タ
イムスロットを無駄に占有しないハウラー音送出方式を
提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために次の手段構成を有
する。
即ち本発明の無線電話方式におけるハウラー音送出方式
は、既設交換機に接続される1つの中央局と前記中央局
の周辺に散在した複数の子局を有し、前記中央局が常に
前記子局に対して送信する1つの制御用タイムスロット
と複数の通話用タイムスロットを有する時分割多重マル
チアクセス無線電話方式において、中央局は、既設交換
機より送出されるハウラー音を検知するハウラー音検知
手段と;制御用タイムスロットを用いて子局に対しハウ
ラー音検知情報を伝送する手段と;を有し、子局は、ハ
ウラー音検知情報が得られたら自子局内部においてハウ
ラー音を生成する手段と;このハウラー音を一般加入者
電話機に対し送出する手段と;ハウラー音送出と連動し
て、中央局と子局との間で使用していた通話用タイムス
ロットを解放する手段と;を具備することを特徴とする
ものである。
(作用) 以下、上記手段構成を有する本発明のハウラー音送出方
式の作用を説明する。
中央局では、既設交換機がハウラー音を発生するとハウ
ラー音検知手段によってハウラー音の発生を検知し、そ
の検知情報を制御用タイムスロットで子局に対し送出す
る。即ち、従来のようにハウラー音信号を子局へ送るの
ではなく既設交換機でハウラー音を発生していることの
情報を送るのである。子局ではこのハウラー音検知情報
を受けるとハウラー音生成手段がハウラー音を発生して
所定のレベルにしこのハウラー音信号を一般加入者電話
機へ送出するとともに、当該一般加入者電話機がオフフ
ックされたときに占有された通話用タイムスロットを解
放する。
以上説明したように、本発明のハウラー音送出方式では
一般加入者電話機へ送出するハウラー音は子局の方で発
生するので必要充分なレベルのハウラー音を一般加入者
電話機へ送出することができるとともに交換機がハウラ
ー音を発生するまでオフフック電話機によって占有され
ていた通話用のタイムスロットが解放され他の加入者の
通話の用に供され得ることになるので、従来のようにハ
ウラー音を送出している間中も通話用タイムスロットを
占有するというような無駄がなくなる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1図
は、既設交換機11と接続される中央局12である。中央局
12は、既設交換機11とのインタフェースを持つ加入者ラ
インインターフェース部13と帯域制限用フィルタ14とハ
ウラー音検出器15と制御部16と送受信機17と中央局アン
テナ18により構成されている。
第2図は、一般加入者電話機27と接続される子局28であ
る。子局28は、子局アンテナ21と送受信機22と制御部23
と加入者ラインインターフェイス部24とハウラー発信器
25とハウラー発信器25にて生成されたハウラー信号を増
幅する増幅器26により構成されている。
今、一般加入者電話機27のフックが不用意にはずれてい
るものとする。子局28ではフックがはずれている為オフ
フックとみなされ子局28と中央局12は、通話用タイムス
ロットTSnで無線回線が接続され既設交換機11との回線
が成立する。
次に既設交換機11では、一般加入者電話機27に対し発信
音を送り返す。既設交換機11では発信音送出中にダイヤ
ル信号を受信できない為、発信音から話中音になり次に
ハウラー音となる。
中央局12では、既設交換機11より送られてくるハウラー
音は帯域制限用フィルター14を通り、ハウラー音検出レ
ベルに調整されたハウラー音検出器15に入りハウラー音
の検出を行う。
ハウラー音検出器15で検出された情報は、制御部16に入
力される。制御部16では、ハウラー音検出情報を符号化
するとともに、特定の子局に対してのみハウラー音検出
情報を送らなければならない為、第5図に示すように各
子局に割り当てられた個別番号53と、ハウラー音検出情
報をコントロール信号54にのせ、制御用タイムスロット
TS0のタイミングで送受信機17に送られ中央局アンテナ1
8を通って子局28に送られる。
子局28では、中央局12より送られて来るTS0は子局アン
テナ21を通り送受信機22を経て制御部23に送られて来
る。制御部23ではTS0の情報を処理し自局の個別番号と
一致したら、自局に対する情報であることを認識し、TS
0の情報内にハウラー音検出情報が検出されたら制御部2
3は、ハウラー発振器25を動作させ、ハウラー発振器か
らの信号は、増幅器26で必要なレベルまで増幅され、一
般加入者電話機27に対し送出すると同時に今まで使用し
ていた通話用タイムスロットTSnを解放し他の加入者に
対して使用できるようにする。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は中央局内に既設交換機か
ら送られてくるハウラー音の検知器を設け、ハウラー音
検知情報を制御用タイムスロットTS0にて、子局に対し
伝達することにより子局内部でハウラー音を生成するよ
うにしているので十分な音量のハウラー音を一般加入者
電話機へ送出できる効果がある。又、電話機のオフフッ
ク状態の継続により交換機でのハウラー音発生まで占有
されていた通話用タイムスロットを解放し他の加入者の
使用を可能にするため、通話用タイムスロットの有効利
用という点でも効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は既設交換機およびそれと接続される本発明実施
例の中央局の構成を示すブロック図、第2図は本発明実
施例の子局の構成を示すブロック図、第3図は時分割多
重マルチアクセス無線電話方式のシステム構成を示すブ
ロック図、第4図は時分割されたタイムスロットの構成
図、第5図は制御用タイムスロット内の情報構成を示す
図である。 11……既設交換機、12……中央局、13……加入力ライン
インタフェース部、14……帯域制限用フィルタ、15……
ハウラー音検出器、16……制御部、17……送受信機、18
……中央局アンテナ、21……子局アンテナ、22……送受
信機、23……制御部、24……加入者ラインインターフェ
イス部、25……ハウラー発振器、26……増幅器、27……
一般加入者電話機、28……子局、31……既設交換機、32
……中央局、33−1〜33−N……子局、34−1〜34−N
……一般加入者電話機、41……制御用タイムスロット、
42……通話用タイムスロット、51……プリアンブル信
号、52……フレーム同期信号、53……個別番号、54……
コントロール信号、55……ダミー信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設交換機に接続される1つの中央局と前
    記中央局の周辺に散在した複数の子局を有し、前記中央
    局が常に前記子局に対して送信する1つの制御用タイム
    スロットと複数の通話用タイムスロットを有する時分割
    多重マルチアクセス無線電話方式において、中央局は、
    既設交換機より送出されるハウラー音を検知するハウラ
    ー音検知手段と;制御用タイムスロットを用いて子局に
    対しハウラー音検知情報を伝送する手段と;を有し、子
    局は、ハウラー音検知情報が得られたら自子局内部にお
    いてハウラー音を生成する手段と;このハウラー音を一
    般加入者電話機に対し送出する手段と;ハウラー音送出
    と連動して、中央局と子局との間で使用していた通話用
    タイムスロットを解放する手段と;を具備することを特
    徴とする無線電話方式におけるハウラー音送出方式。
JP63045545A 1988-02-27 1988-02-27 無線電話方式におけるハウラー音送出方式 Expired - Lifetime JPH07121030B2 (ja)

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