JPH07120776A - 表示装置の実装構造及び実装方法 - Google Patents

表示装置の実装構造及び実装方法

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JPH07120776A
JPH07120776A JP5270335A JP27033593A JPH07120776A JP H07120776 A JPH07120776 A JP H07120776A JP 5270335 A JP5270335 A JP 5270335A JP 27033593 A JP27033593 A JP 27033593A JP H07120776 A JPH07120776 A JP H07120776A
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JP
Japan
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flexible wiring
display device
display panel
board
circuit
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JP5270335A
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Shinichi Sugimoto
伸一 杉本
Katsunori Nagata
勝則 永田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置を小型軽量化でき、信頼性を高め、
不良発生確率を低減し、工数を低減し、コストを低く抑
えることができ、しかも簡単にリワークできる実装構造
および実装方法を提供する。 【構成】 基材面の互いに反対側の辺に沿って出力端子
と入力端子が配設された第1のフレキシブル配線板9
と、基材面の互いに隣り合う辺に沿って出力端子と入力
端子が配設された第2のフレキシブル配線板3とを用意
する。回路基板4を、表示パネル1の辺2a,2bに沿
って設ける。配線板9を辺2a,2bに配する一方、配
線板3を辺2cに配する。配線板9の入力端子と回路配
線41の対応箇所、および、配線板3の入力端子と回路
配線42の一端とを一度に接続する。コントロール基板
7を、パネル1の辺4dに沿って設け、コントロール基
板7と回路配線41,42の他端とをコネクタ8等で接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置、EL
(エレクトロ・ルミネッセンス)表示装置、プラズマ表
示装置などのように、表示パネルを含む表示装置の実装
構造および実装方法に関する。より詳しくは、周縁部に
電極端子が配設された表示パネルの上記電極端子に、フ
レキシブル配線板などを接続する表示装置の実装構造お
よび実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は各種表示装置のうち従来の液晶表
示装置を斜めから見たところを示し、図9は図8におけ
るB−B′線断面を示している。図8に示すように、こ
の液晶表示装置は、表示パネル1′と、ポリイミド樹脂
からなる基材面に表示パネル1′を駆動するための駆動
用IC(集積回路)6,5をそれぞれ搭載した複数のフ
レキシブル配線板502,508と、各フレキシブル配
線板502に制御用信号を伝えるために表示パネル1′
に沿って設けられた回路基板501,501と、上記制
御用信号を出力するコントロール基板602を備えてい
る。
【0003】表示パネル1′は、図9に示すように、一
対のガラス基板506,506′の間に液晶505を封
入して構成されている(液晶505が封入された領域が
画像を表示する)。一方のガラス基板506′の周縁部
2には、ITO(錫添加酸化インジウム)などからなる
多数の電極端子504が配設されている。511はベー
スコート(絶縁層)である。各フレキシブル配線板50
2,508には、Cuなどからなり、駆動用IC6,5
につながる出力端子606,入力端子507が互いに反
対側の辺に設けられている。回路基板501には、この
回路基板の長手方向に延びるバスライン608と、この
バスライン608につながり各フレキシブル配線板50
2に対応する電極端子604とが設けられている。図8
に示すように、コントロール基板602には、上記制御
用信号を発生する電子部品と、制御用信号を伝えるバス
ライン608′と、このバスライン608′につながり
各フレキシブル配線板508に対応する電極端子603
とが設けられている。
【0004】実装状態では、表示パネル1′の周縁部2
の電極端子504と、フレキシブル配線板502,50
8の出力端子606とが異方性導電膜607を介して接
続される。一方、各フレキシブル配線板502,508
の入力端子507と、回路基板501の電極端子60
4,コントロール基板602の電極端子603とが、そ
れぞれ半田605(図9)を用いて接続される。詳しく
は、図10に示すように、まず、回路基板501の電極
端子604に半田605を供給する(S101)。次
に、表示パネル1′の周縁部2の電極端子504上に異
方性導電膜607を供給する(S102)。次に、表示
パネル1′の各電極端子504と各フレキシブル配線板
502,508の各出力端子606との位置決めを行い
(S103)、表示パネル1′と各フレキシブル配線板
502,508とを熱圧着するなどして、各電極端子5
04と各出力端子606とを接続する(S104)。次
に、各フレキシブル配線板502,508と回路基板5
01,コントロール基板602との位置決めを行い(S
105)、各フレキシブル配線板502,508と回路
基板501,602とを加熱するなどして、各入力端子
507と各電極端子604とを接続する(S106)。
この後、コントロール基板602の電極端子603と、
回路基板501のバスライン608とをコネクタ601
によって接続する(S107)。なお、このような実装
技術は、セミコンダクタ・ワールド(Semiconductor Wo
rld)増刊号「′93最新液晶プロセス技術」に記載さ
れている。
【0005】液晶表示装置の動作時には、コントロール
基板602からコネクタ601を介して、回路基板50
1のバスライン608に制御用信号が供給される。この
バスライン608、各フレキシブル配線板502,50
8の入力端子507を介して、各フレキシブル配線板5
02,508の駆動用IC6,5に制御用信号が入力さ
れる。駆動用IC6,5が出力した信号は、出力端子6
06、電極端子504を介して、各ガラス基板506、
506′の対向面に形成されている表示用電極(図示せ
ず)に印加される。これにより、表示パネル1′が駆動
され、表示が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の表示
装置の開発競争には非常に厳しいものがあり、上記液晶
表示装置においても、実装状態のサイズを小型化、軽量
化することが強く要求されている。しかしながら、上記
従来の液晶表示装置の実装構造は、表示パネル1′の片
側に、フレキシブル配線板508とコントロール基板6
02とを並べて配しているため、液晶表示装置のサイズ
が大きくなるという問題がある。また、コントロール基
板602のサイズが大きいため、液晶表示装置の重量が
増大して、軽量化が阻まれている。また、コントロール
基板602のサイズが大きいため、その接続箇所に外力
の影響を受けやすく、液晶表示装置の信頼性が低くなる
という問題がある。また、表示装置全体として接続箇所
が多いため、不良発生確率が増加する上、工数が嵩んで
コストが高くつくという問題がある。また、フレキシブ
ル配線板508とコントロール基板602とが半田で接
続されているため、実装後にコントロール基板602が
不良であると判明したとき、コントロール基板602を
良品と取り替える作業(リワーク)が時間がかかるとい
う問題がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、表示装置を小
型軽量化でき、信頼性を高め、不良発生確率を低減し、
工数を低減し、コストを低く抑えることができ、しかも
コントロール基板が不良であっても簡単にリワークでき
る表示装置の実装構造および実装方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の表示装置の実装構造は、片面の周
縁部に沿って複数配設された電極端子を有する表示パネ
ルの上記電極端子に、基材面に上記表示パネルを駆動す
るための駆動用ICを搭載した複数のフレキシブル配線
板の出力端子を接続するとともに、上記表示パネルの第
1の辺または互いに反対側の第1および第2の辺に沿っ
て、上記駆動用ICに信号を供給するための回路配線を
持つ回路基板を設け、上記各フレキシブル配線板の入力
端子をそれぞれ上記回路配線に接続し、上記信号を供給
するためのコントロール基板の電極端子を上記回路配線
に接続する表示装置の実装構造において、略矩形状の基
材面の互いに反対側の辺に沿って出力端子と入力端子が
それぞれ配設された第1のフレキシブル配線板が、上記
表示パネルの上記回路基板が添設された辺に配され、上
記第1のフレキシブル配線板の入力端子は、上記回路基
板の上記回路配線の対応する箇所に接続される一方、略
矩形状の基材面の互いに隣り合う辺に沿って出力端子と
入力端子がそれぞれ配設された第2のフレキシブル配線
板が、上記表示パネルの上記辺と隣り合う第3の辺に配
され、上記第2のフレキシブル配線板の入力端子は、上
記表示パネルの側方に延在する上記回路基板の上記回路
配線の一端に接続され、上記コントロール基板は、上記
表示パネルの上記第3の辺と反対側の第4の辺に沿って
配され、かつ、上記コントロール基板の上記電極端子は
上記回路配線の他端に接続されていることを特徴として
いる。
【0009】また、請求項2に記載の表示装置の実装構
造は、請求項1に記載の表示装置の実装構造において、
上記第2のフレキシブル配線板の上記入力端子は、互い
に対向する2辺に沿って対称に設けられ、かつ、対称な
入力端子の対がバイパス配線によって互いに接続されて
いることを特徴としている。
【0010】また、請求項3に記載の表示装置の実装構
造は、請求項2に記載の表示装置の実装構造において、
上記第2のフレキシブル配線板の上記バイパス配線の一
部は、上記基材面の上記入力端子が設けられている面と
反対側の面に設けられていることを特徴としている。
【0011】また、請求項4に記載の表示装置の実装構
造は、請求項2または3に記載の表示装置の実装構造に
おいて、上記第2のフレキシブル配線板の基材面のうち
上記出力端子の並びの両端に相当する箇所に、それぞれ
少なくとも1つのダミー端子が設けられていることを特
徴としている。
【0012】また、請求項5に記載の表示装置の実装構
造は、請求項2乃至4のいずれか一つに記載の表示装置
の実装構造において、上記第2のフレキシブル配線板の
基材面のうち上記出力端子または上記出力端子およびダ
ミー端子の並びの両端に相当する箇所に、切れ目が設け
られていることを特徴としている。
【0013】また、請求項6に記載の表示装置の実装構
造は、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の表示装置
の実装構造において、上記第1のフレキシブル配線板及
び第2のフレキシブル配線板の上記入力端子側の部分が
上記表示パネルの前面または後面側へ折り曲げられ、上
記回路基板は上記表示パネルの前面または後面に重ねら
れていることを特徴としている。
【0014】また、請求項7に記載の表示装置の実装構
造は、請求項1に記載の表示装置の実装構造において、
上記表示パネルの電極端子と上記第1,第2のフレキシ
ブル配線板の出力端子、および、上記第1,第2のフレ
キシブル配線板の入力端子と上記回路基板の回路配線
は、それぞれ異方性導電材を介して接続されていること
を特徴としている。
【0015】また、請求項8に記載の表示装置の実装構
造は、請求項1に記載の表示装置の実装構造において、
上記表示パネルと上記第1,第2のフレキシブル配線板
とが重なっている箇所、および、上記第1,第2のフレ
キシブル配線板と上記回路基板とが重なっている箇所
は、保護用樹脂で覆われていることを特徴としている。
【0016】また、請求項9に記載の表示装置の実装方
法は、片面の周縁部に沿って複数配設された電極端子を
有する表示パネルの上記電極端子に、基材面に上記表示
パネルを駆動するための駆動用ICを搭載した複数のフ
レキシブル配線板の出力端子を接続するとともに、上記
表示パネルの第1の辺または互いに反対側の第1および
第2の辺に沿って、上記駆動用ICに信号を供給するた
めの回路配線を持つ回路基板を設け、上記各フレキシブ
ル配線板の入力端子をそれぞれ上記回路配線に接続し、
上記信号を供給するためのコントロール基板の電極端子
を上記回路配線に接続する表示装置の実装方法におい
て、略矩形状の基材面の互いに反対側の辺に沿って出力
端子と入力端子がそれぞれ配設された第1のフレキシブ
ル配線板と、略矩形状の基材面の互いに隣り合う辺に沿
って出力端子と入力端子がそれぞれ配設された第2のフ
レキシブル配線板とを用意し、上記第1のフレキシブル
配線板を上記表示パネルの上記第1の辺または互いに反
対側の第1および第2の辺に配する一方、上記第2のフ
レキシブル配線板を上記表示パネルの上記辺と隣り合う
第3の辺に配して、上記表示パネルの電極端子と上記第
1,第2のフレキシブル配線板の出力端子とを接続し、
上記表示パネルの上記第1の辺または第1および第2の
辺に沿って、上記回路基板を一端または両端が上記表示
パネルの側方に延在する状態に設け、上記第1のフレキ
シブル配線板の入力端子と上記回路基板の回路配線の対
応箇所、および、上記第2のフレキシブル配線板の入力
端子と上記回路基板の回路配線の一端とを一度に接続
し、上記コントロール基板を、上記表示パネルの上記第
3の辺と反対側の第4の辺に沿って設け、上記コントロ
ール基板の上記電極端子と上記回路配線の他端とを接続
することを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1の表示装置の実装構造では、表示パネ
ルの第3の辺に第2のフレキシブル配線板が配される一
方、上記第3の辺と反対側の第4の辺にコントロール基
板が配されている。したがって、表示パネルの片側にフ
レキシブル配線板とコントロール基板とが並ぶ状態が解
消され、この結果、従来に比して表示装置が小型にな
る。また、コントロール基板には、フレキシブル配線板
に信号を供給するための回路配線や電極端子を設けなく
ても良く、表示パネルを駆動するための信号を発生する
電子部品またはそれを集積化したICだけを設ければ良
い。したがって、従来に比して、コントロール基板のサ
イズが小さくなり、表示装置が更に小型になる。しか
も、重量が減って、軽量化される。また、コントロール
基板のサイズが小さくなるため、その接続箇所に対する
外力の影響が減少して、表示装置の信頼性が高まる。ま
た、第2のフレキシブル配線板の入力端子は回路基板の
回路配線に接続され、コントロール基板とは直接には接
続されない。この結果、表示装置全体として接続箇所が
減って、不良発生確率が減少する。しかも、第1,第2
のフレキシブル配線板の入力端子は回路基板に沿って並
んでいるので、回路基板の回路配線に対して1つのツー
ルで一度に接続される。したがって、工数が低減され、
コストが低く抑えられる。また、コントロール基板は、
フレキシブル配線板とは接続されず、例えばコネクタに
よって回路基板と接続される。したがって、実装後にコ
ントロール基板が不良であると判明したとき、コントロ
ール基板を良品と取り替える作業(リワーク)が簡単に
行われる。加えて、回路基板に沿って並ぶ第1および第
2のフレキシブル配線板の入力端子を押圧するだけでも
って表示パネルの電気的検査を行うことができる。した
がって、良否判定の検査も効率良く行われる。
【0018】また、請求項2の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の上記入力端子は、
互いに対向する2辺に沿って対称に設けられ、かつ、対
称な入力端子の対がバイパス配線によって互いに接続さ
れているので、表示パネルの上記第1,第2の辺の両方
にそれぞれ回路基板が設けられたとき、両回路基板に対
して、同一パターンを持つ第2のフレキシブル配線板が
使用され得る。すなわち、表示パネルの第3の辺の第1
の辺側、第2の辺側にそれぞれ第2のフレキシブル配線
板が配される。そして、各回路基板の回路配線の一端
と、近い側の第2のフレキシブル配線板の近い辺に設け
られた入力端子とが接続される。
【0019】また、請求項3の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の上記バイパス配線
の一部は、上記基材面の上記入力端子が設けられている
面と反対側の面に設けられているので、バイパス配線を
設けるスペースが節約される。したがって、第2のフレ
キシブル配線板のサイズが小さくなり、この結果、表示
装置が更に小型化される。
【0020】また、請求項4の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の基材面のうち上記
出力端子の並びの両端に相当する箇所に、それぞれ少な
くとも1つのダミー端子が設けられているので、回路基
板の熱伸縮によって上記第2のフレキシブル配線板にか
かる応力が緩和される。
【0021】また、請求項5の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の基材面のうち上記
出力端子または上記出力端子およびダミー端子の並びの
両端に相当する箇所に、切れ目が設けられている。した
がって、回路基板の熱伸縮によって上記第2のフレキシ
ブル配線板にかかる応力が緩和される。
【0022】また、請求項6の表示装置の実装構造で
は、上記第1のフレキシブル配線板及び第2のフレキシ
ブル配線板の上記入力端子側の部分が上記表示パネルの
前面または後面側へ折り曲げられ、上記回路基板は上記
表示パネルの前面または後面に重ねられているので、表
示装置がさらに小型化される。
【0023】また、請求項7の表示装置の実装構造は、
上記表示パネルの電極端子と上記第1,第2のフレキシ
ブル配線板の出力端子、および、上記第1,第2のフレ
キシブル配線板の入力端子と上記回路基板の回路配線
は、それぞれ異方性導電材を介して接続されているの
で、簡単に接続が行われる。
【0024】また、請求項8の表示装置の実装構造で
は、上記表示パネルと上記第1,第2のフレキシブル配
線板とが重なっている箇所、および、上記第1,第2の
フレキシブル配線板と上記回路基板とが重なっている箇
所は、保護用樹脂で覆われているので、上記各箇所への
水分やガスなどの侵入が防止され、この結果、表示装置
の信頼性が更に高まる。
【0025】請求項9の表示装置の実装方法では、表示
パネル第3の辺に第2のフレキシブル配線板が配される
一方、上記第3の辺と反対側の第4の辺にコントロール
基板が配される。したがって、表示パネルの片側にフレ
キシブル配線板とコントロール基板とが並ぶ状態が解消
され、この結果、従来に比して表示装置が小型に構成さ
れる。また、コントロール基板には、フレキシブル配線
板に信号を供給するための回路配線や電極端子を設けな
くても良く、表示パネルを駆動するための信号を発生す
る電子部品またはそれを集積化したICだけを設ければ
良い。したがって、従来に比して、コントロール基板の
サイズが小さくなり、表示装置が更に小型になる。しか
も、重量が減って、軽量化される。また、コントロール
基板のサイズが小さくなるため、その接続箇所に対する
外力の影響が減少して、表示装置の信頼性が高まる。ま
た、この実装方法では、第2のフレキシブル配線板の入
力端子を回路基板の回路配線に接続し、コントロール基
板とは直接には接続しない。この結果、表示装置全体と
して接続箇所が減って、不良発生確率が減少する。しか
も、第1,第2のフレキシブル配線板の入力端子と、回
路基板の回路配線とを一度に接続するので、工数が低減
され、コストが低く抑えられる。また、コントロール基
板を、フレキシブル配線板とは接続せず、例えばコネク
タによって回路基板と接続する。したがって、実装後に
コントロール基板が不良であると判明したとき、コント
ロール基板を良品と取り替える作業(リワーク)が簡単
に行われる。加えて、良否判定の検査も効率良く行われ
る。
【0026】
【実施例】以下、この発明の表示装置の実装構造および
実装方法を実施例により詳細に説明する。
【0027】図1(a)はこの発明を適用した一実施例の
液晶表示装置の全体構成を示し、同図(b)は同図(a)にお
けるA−A′線断面を模式的に示している。この液晶表
示装置は、ガラス基板1a,1bの隙間に液晶を封入し
て構成された表示パネル1を備えている。一方のガラス
基板1bの周縁部2には電極端子102が複数配設され
ている。表示パネル1の互いに反対側の第1の辺2a,
第2の辺2bに、表示パネル1の駆動するための表示信
号側駆動用IC6を搭載した第1のフレキシブル配線板
9が4枚ずつ配されている。一方、辺2a,2bに隣り
合う第3の辺2cに、表示パネル1の駆動するための走
査信号側駆動用IC5を搭載した第2のフレキシブル配
線板3が2枚配されている。また、辺2a,2bに沿っ
て、それぞれ駆動用IC6,5に制御用信号を供給する
ための回路配線41,42(それぞれ複数本設けられて
いる。図には簡単のため各1本のみを示す。)を持つ回
路基板4,4が設けられている。さらに、辺2cと反対
側の第4の辺2dに沿って、上記制御用信号を出力する
コントロール基板7が設けられている。このコントロー
ル基板7には両端に上記制御用信号を出力する電極端子
(図示せず)が設けられており、この電極端子はコネク
タ8を介して上記各回路基板4の回路配線41,42に
接続されている。なお、コントロール基板7の端部と各
回路基板4の端部とは重なっていても良い。
【0028】図4中に示すように、第1のフレキシブル
配線板9には、略矩形状の基材面300の1つの辺に沿
って駆動用IC6につながる出力端子302が配設さ
れ、上記辺と反対側の辺に沿って駆動用IC6につなが
る入力端子301が配設されている。この第1のフレキ
シブル配線板9の出力端子302は、表示パネル1の辺
2a,2bの電極端子102に接続される一方、入力端
子301は、それぞれ回路基板4の対応する電極端子1
05(図1(a)に示した回路配線41につながる)に接
続されている。なお、対応する端子同士は異方性導電膜
101によって接続されている。
【0029】また、第2のフレキシブル配線板3には、
略矩形状の基材面103の1つの辺に沿って駆動用IC
5につながる出力端子104が配設され、上記辺と隣り
合う2つの辺に入力端子107が図において左右対称に
配設されている。対称な入力端子107の対は、バイパ
ス配線(図2中に108,109で示す)によって互い
に接続されている。入力端子107を左右対称に設け、
かつ、バイパス配線108,109で接続しているの
は、2枚のフレキシブル配線板3を同一のパターンレイ
アウトで済ませるためである。さらに、上記出力端子1
04の並びの両端に相当する箇所に、それぞれ複数のダ
ミー端子110が設けられている。図1(b)に示すよう
に、この第2のフレキシブル配線板3の出力端子104
は、表示パネル1の辺2cの電極端子102に接続され
る一方、入力端子107は、表示パネル1の側方に延在
する回路基板4の一端の対応する電極端子105(図1
(a)に示した回路配線42につながる)に接続されてい
る。401,403は位置合わせマークを示している。
【0030】液晶表示装置の動作時には、コントロール
基板7からコネクタ8、回路基板4の回路配線41,4
2を通って各電極端子105に制御用信号が供給され
る。回路配線41を通る信号(表示信号側)は、基板途
中の各電極端子105で分岐されて、フレキシブル基板
9の入力端子301、駆動用IC6、出力端子302を
通って、表示パネル1の辺2a,2bの電極端子102
に供給される。回路配線42を通る信号(走査信号側)
は、回路基板4の一端の電極端子105から、フレキシ
ブル配線板3の入力端子107、駆動用IC5、出力端
子104を通って、表示パネルの辺2cの電極端子10
2に供給される。
【0031】この実装構造では、表示パネル1の辺2c
に第2のフレキシブル配線板3が配される一方、上記辺
2cと反対側の辺2dにコントロール基板7が配されて
いるので、表示パネル1の片側にフレキシブル配線板と
コントロール基板とが並ぶ状態が解消でき、従来に比し
て液晶表示装置を小型化できる。また、コントロール基
板7には、フレキシブル配線板に信号を供給するための
回路配線を設けなくても良く、表示パネル1を駆動する
ための信号を発生する電子部品またはそれを集積化した
ICだけを設ければ良い。したがって、従来に比して、
コントロール基板7のサイズを小さくでき、液晶表示装
置を更に小型化できる。しかも、重量を減らして、軽量
化できる。また、図3に示すように、第2のフレキシブ
ル配線板3の基材面にスルーホール112を設け、バイ
パス配線の一部111を入力端子107が設けられてい
る面と反対側の面に設けることによって、第2のフレキ
シブル配線板3のサイズを小さくできる。このようにし
た場合、液晶表示装置をさらに小型化できる。また、図
7に示すように、第1及び第2のフレキシブル配線板の
基材面のうち上記入力端子側の部分が上記表示パネルの
前面または後面側へ折り曲げられ、上記回路基板は上記
表示パネルの前面または後面に重ねられているので、表
示装置がさらに小型化される。
【0032】また、コントロール基板7のサイズを小さ
くできるので、その接続箇所に対する外力の影響を減少
でき、液晶表示装置の信頼性を向上させることができ
る。しかも、第2のフレキシブル配線板3にダミー端子
110を設けているので、回路基板4の熱伸縮によって
第2のフレキシブル配線板3にかかる応力を緩和でき、
さらに信頼性を高めることができる。また、図2に示す
ように、第2のフレキシブル配線板3の基材面103の
うち出力端子104およびダミー端子110の並びの両
端に相当する箇所に、切れ目(ノッチ)を設けることに
よって、回路基板4の熱伸縮によって第2のフレキシブ
ル配線板3にかかる応力を緩和でき、さらに信頼性を高
めることができる。また、表示パネル1と各フレキシブ
ル配線板9,3とが重なっている箇所、および、各フレ
キシブル配線板9,3と回路基板4とが重なっている箇
所を保護用樹脂で覆った場合、上記各箇所への水分やガ
スなどの侵入を防止でき、この結果、さらにに信頼性を
高めることかできる。
【0033】また、第2のフレキシブル配線板3の入力
端子107は回路基板4の電極端子105に接続され、
コントロール基板7とは直接には接続されていないの
で、表示装置全体として接続箇所を減らすことができ、
この結果、不良発生確率を低減できる。また、コントロ
ール基板7は、フレキシブル配線板とは接続されず、コ
ネクタ8によって回路基板4と接続されていので、実装
後にコントロール基板7が不良であると判明したとき、
コントロール基板を良品と取り替える作業(リワーク)
を簡単に行うことができる。また、回路基板4,4上に
沿って2列に並ぶ各フレキシブル配線板9,3の入力端
子301,107を押圧するだけでもって表示パネルの
電気的検査を行うことができるので、良否判定の検査も
効率良く行うことができる。
【0034】この液晶表示装置は図6に示す工程フロー
に従って実装される。まず、図1(b)に示したように、
表示パネル1の周縁部2(出力側)に、接続材として異
方性導電膜101を熱転写する(S1)。次に、表示パ
ネル1の辺2a,2bの電極端子102と各フレキシブ
ル配線板9の出力端子302、および、表示パネル1の
辺2cの電極端子102と各フレキシブル配線板3の電
極端子104とを対向させて1対1で位置合わせする
(S2)。そして、図5に示すように、べース台205
の上で、緩衝材203を介して1つまたは複数の押圧部
を有する熱圧着ツール202を用いて、接続すべき箇所
を加圧および加熱して、表示パネル1の電極端子102
と各フレキシブル基板9,3の出力端子302,104
との接続を行う(S3)。このとき、各フレキシブル配
線板9,3の入力端子302,104は、回路基板4の
長手方向に沿って並んだ状態となる。次に、各回路基板
4の電極端子105の上に、接続材として異方性導電膜
101を熱転写する(S4)。次に、各フレキシブル基
板9,3の入力端子301,107と、各回路基板4の
電極端子105とを対向させて1対1で位置合わせする
(S5)。そして、1つまたは複数の押圧部を有する熱
圧着ツール201を用いて、接続すべき箇所を加圧およ
び加熱して、各フレキシブル配線板9,3の入力端子3
01,107と各回路基板4の電極端子105との接続
を一度に行う(S6)。このように、フレキシブル配線
板9,3の入力端子302,104を、回路基板4上に
並ぶ電極端子105に対して1つのツールで一度に接続
するので、工数が低減でき、従来に比してコストを低く
抑えることができる。最後に、図1(a)に示したよう
に、コントロール基板7の両端の電極端子と、各回路基
板4の回路配線41,42の該コントロール基板7の両
端側端部の電極端子とを、コネクタ8によって(エラス
トマー等のゴムコネクタでも良い。)接続する(S
7)。
【0035】なお、図5中に破線205で示すように、
熱圧着ツール201の押圧部の幅をアップして、表示パ
ネル1の電極端子102とフレキシブル基板9の出力端
子302との接続、および、フレキシブル基板9,3の
信号入力端子301,107と各回路基板4の電極端子
105との接続を一度に行っても良い。また、この例で
は、接続材として異方性導電膜101を用いることによ
って簡単に接続を行っているが、それに代えて、半田や
光硬化性樹脂、その他の接続材を用いても良い。
【0036】また、図7に示すように、第1及び第2の
フレキシブル配線板の入力端子301側の部分を、例え
ばバックライト701の周縁部を巻回して表示パネル1
の後面側へ折り曲げ、回路基板4を表示パネル1の後面
に重ねても良い。このようにした場合、液晶表示装置を
さらに小型化できる。
【0037】なお、この発明は、液晶表示装置に限ら
ず、EL表示装置等の広範囲な表示装置に対して適用さ
れる。
【0038】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の表
示装置の実装構造では、表示パネルの第3の辺に第2の
フレキシブル配線板が配される一方、上記第3の辺と反
対側の第4の辺にコントロール基板が配されているの
で、表示パネルの片側にフレキシブル配線板とコントロ
ール基板とが並ぶ状態を解消でき、この結果、従来に比
して表示装置を小型化することができる。また、コント
ロール基板には、フレキシブル配線板に信号を供給する
ための回路配線や電極端子を設けなくても良く、表示パ
ネルを駆動するための信号を発生する電子部品またはそ
れを集積化したICだけを設ければ良い。したがって、
従来に比して、コントロール基板のサイズを小さくで
き、表示装置を更に小型化できる。しかも、軽量化でき
る。また、コントロール基板のサイズを小さくできるの
で、その接続箇所に対する外力の影響を減少でき、表示
装置の信頼性を高めることができる。また、第2のフレ
キシブル配線板の入力端子は回路基板の回路配線に接続
され、コントロール基板とは直接には接続されので、表
示装置全体として接続箇所を減らして、不良発生確率を
低減できる。しかも、第1,第2のフレキシブル配線板
の入力端子は回路基板に沿って並んでいるので、回路基
板の回路配線に対して1つのツールで一度に接続でき
る。したがって、工数を低減して、コストを低く抑える
ことかできる。また、コントロール基板は、フレキシブ
ル配線板とは接続されず、例えばコネクタによって回路
基板と接続されるので、実装後にコントロール基板が不
良であると判明したとき、リワークを簡単に行える。加
えて、回路基板に沿って並ぶ第1および第2のフレキシ
ブル配線板の入力端子を押圧するだけでもって表示パネ
ルの電気的検査を行うことができ、良否判定の検査も効
率良く行える。
【0039】また、請求項2の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の上記入力端子は、
互いに対向する2辺に沿って対称に設けられ、かつ、対
称な入力端子の対がバイパス配線によって互いに接続さ
れているので、表示パネルの上記第1,第2の辺の両方
にそれぞれ回路基板が設けられたとき、両回路基板に対
して、同一パターンを持つ第2のフレキシブル配線板を
使用できる。
【0040】また、請求項3の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の上記バイパス配線
の一部は、上記基材面の上記入力端子が設けられている
面と反対側の面に設けられているので、バイパス配線を
設けるスペースを節約して第2のフレキシブル配線板の
サイズを小さくでき、この結果、表示装置を更に小型化
できる。
【0041】また、請求項4の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の基材面のうち上記
出力端子の並びの両端に相当する箇所に、それぞれ少な
くとも1つのダミー端子が設けられているので、回路基
板の熱伸縮によって上記第2のフレキシブル配線板にか
かる応力を緩和することができる。
【0042】また、請求項5の表示装置の実装構造で
は、上記第2のフレキシブル配線板の基材面のうち上記
出力端子または上記出力端子およびダミー端子の並びの
両端に相当する箇所に、切れ目(ノッチ)が設けられて
いるので、回路基板の熱伸縮によって上記第2のフレキ
シブル配線板にかかる応力を緩和することができる。
【0043】また、請求項6の表示装置の実装構造で
は、上記第1及び第2のフレキシブル配線板の上記入力
端子側の部分が上記表示パネルの前面または後面側へ折
り曲げられ、上記回路基板は上記表示パネルの前面また
は後面に重ねられているので、表示装置をさらに小型化
できる。
【0044】また、請求項7の表示装置の実装構造で
は、上記表示パネルの電極端子と上記第1,第2のフレ
キシブル配線板の出力端子、および、上記第1,第2の
フレキシブル配線板の入力端子と上記回路基板の回路配
線が、それぞれ異方性導電材を介して接続されているの
で、簡単に接続を行うことができる。
【0045】また、請求項8の表示装置の実装構造で
は、上記表示パネルと上記第1,第2のフレキシブル配
線板とが重なっている箇所、および、上記第1,第2の
フレキシブル配線板と上記回路基板とが重なっている箇
所が、保護用樹脂で覆われているので、上記各箇所への
水分やガスなどの侵入を防止して、表示装置の信頼性を
更に高めることができる。
【0046】請求項9の表示装置の実装方法では、表示
パネル第3の辺に第2のフレキシブル配線板を配する一
方、上記第3の辺と反対側の第4の辺にコントロール基
板を配するので、表示パネルの片側にフレキシブル配線
板とコントロール基板とが並ぶ状態を解消でき、この結
果、従来に比して表示装置を小型に構成できる。また、
コントロール基板には、フレキシブル配線板に信号を供
給するための回路配線や電極端子を設けなくても良く、
表示パネルを駆動するための信号を発生する電子部品ま
たはそれを集積化したICだけを設ければ良い。したが
って、従来に比して、コントロール基板のサイズを小さ
くでき、表示装置を更に小型化できる。しかも、軽量化
できる。また、コントロール基板のサイズを小さくでき
るので、その接続箇所に対する外力の影響を減少でき、
表示装置の信頼性を高めることかできる。また、この実
装方法では、第2のフレキシブル配線板の入力端子を回
路基板の回路配線に接続し、コントロール基板とは直接
には接続しない。この結果、表示装置全体として接続箇
所を減らして、不良発生確率を低減できる。しかも、第
1,第2のフレキシブル配線板の入力端子と、回路基板
の回路配線とを一度に接続するので、工数を低減でき、
コストを低く抑えることができる。また、コントロール
基板を、フレキシブル配線板とは接続せず、例えばコネ
クタによって回路基板と接続するので、実装後にコント
ロール基板が不良であると判明したとき、リワークを簡
単に行える。加えて、良否判定の検査も効率良く行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の液晶表示装置を示す図
である。
【図2】 上記液晶表示装置の第2のフレキシブル配線
板を例示する図である。
【図3】 上記液晶表示装置の第2のフレキシブル配線
板を例示する図である。
【図4】 上記液晶表示装置の要部を示す図である。
【図5】 上記液晶表示装置の各端子を接続する状態を
示す図である。
【図6】 上記液晶表示装置の実装工程フローを示す図
である。
【図7】 上記液晶表示装置の変形例を示す図である。
【図8】 従来の液晶表示装置を示す図である。
【図9】 図8におけるB−B′線断面を示す図であ
る。
【図10】 上記従来の液晶表示装置の実装工程フロー
を示す図である。
【符号の説明】
1 表示パネル 3 第2のフレキシブル配線板 4 回路基板 5,6 駆動用IC 7 コントロール基板 8 コネクタ 9 第1のフレキシブル配線板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面の周縁部に沿って複数配設された電
    極端子を有する表示パネルの上記電極端子に、基材面に
    上記表示パネルを駆動するための駆動用ICを搭載した
    複数のフレキシブル配線板の出力端子を接続するととも
    に、上記表示パネルの第1の辺または互いに反対側の第
    1および第2の辺に沿って、上記駆動用ICに信号を供
    給するための回路配線を持つ回路基板を設け、上記各フ
    レキシブル配線板の入力端子をそれぞれ上記回路配線に
    接続し、上記信号を供給するためのコントロール基板の
    電極端子を上記回路配線に接続する表示装置の実装構造
    において、 略矩形状の基材面の互いに反対側の辺に沿って出力端子
    と入力端子がそれぞれ配設された第1のフレキシブル配
    線板が、上記表示パネルの上記回路基板が添設された辺
    に配され、上記第1のフレキシブル配線板の入力端子
    は、上記回路基板の上記回路配線の対応する箇所に接続
    される一方、 略矩形状の基材面の互いに隣り合う辺に沿って出力端子
    と入力端子がそれぞれ配設された第2のフレキシブル配
    線板が、上記表示パネルの上記辺と隣り合う第3の辺に
    配され、上記第2のフレキシブル配線板の入力端子は、
    上記表示パネルの側方に延在する上記回路基板の上記回
    路配線の一端に接続され、 上記コントロール基板は、上記表示パネルの上記第3の
    辺と反対側の第4の辺に沿って配され、かつ、上記コン
    トロール基板の上記電極端子は上記回路配線の他端に接
    続されていることを特徴とする表示装置の実装構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置の実装構造に
    おいて、 上記第2のフレキシブル配線板の上記入力端子は、互い
    に対向する2辺に沿って対称に設けられ、かつ、対称な
    入力端子の対がバイパス配線によって互いに接続されて
    いることを特徴とする表示装置の実装構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の表示装置の実装構造に
    おいて、 上記第2のフレキシブル配線板の上記バイパス配線の一
    部は、上記基材面の上記入力端子が設けられている面と
    反対側の面に設けられていることを特徴とする表示装置
    の実装構造。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の表示装置の実
    装構造において、 上記第2のフレキシブル配線板の基材面のうち上記出力
    端子の並びの両端に相当する箇所に、それぞれ少なくと
    も1つのダミー端子が設けられていることを特徴とする
    表示装置の実装構造。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか一つに記載の
    表示装置の実装構造において、 上記第2のフレキシブル配線板の基材面のうち上記出力
    端子または上記出力端子およびダミー端子の並びの両端
    に相当する箇所に、切れ目が設けられていることを特徴
    とする表示装置の実装構造。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の
    表示装置の実装構造において、 上記第1のフレキシブル配線板及び第2のフレキシブル
    配線板の上記入力端子側の部分が上記表示パネルの前面
    または後面側へ折り曲げられ、上記回路基板は上記表示
    パネルの前面または後面に重ねられていることを特徴と
    する表示装置の実装構造。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の表示装置の実装構造に
    おいて、 上記表示パネルの電極端子と上記第1,第2のフレキシ
    ブル配線板の出力端子、および、上記第1,第2のフレ
    キシブル配線板の入力端子と上記回路基板の回路配線
    は、それぞれ異方性導電材を介して接続されていること
    を特徴とする表示装置の実装構造。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の表示装置の実装構造に
    おいて、 上記表示パネルと上記第1,第2のフレキシブル配線板
    とが重なっている箇所、および、上記第1,第2のフレ
    キシブル配線板と上記回路基板とが重なっている箇所
    は、保護用樹脂で覆われていることを特徴とする表示装
    置の実装構造。
  9. 【請求項9】 片面の周縁部に沿って複数配設された電
    極端子を有する表示パネルの上記電極端子に、基材面に
    上記表示パネルを駆動するための駆動用ICを搭載した
    複数のフレキシブル配線板の出力端子を接続するととも
    に、上記表示パネルの第1の辺または互いに反対側の第
    1および第2の辺に沿って、上記駆動用ICに信号を供
    給するための回路配線を持つ回路基板を設け、上記各フ
    レキシブル配線板の入力端子をそれぞれ上記回路配線に
    接続し、上記信号を供給するためのコントロール基板の
    電極端子を上記回路配線に接続する表示装置の実装方法
    において、 略矩形状の基材面の互いに反対側の辺に沿って出力端子
    と入力端子がそれぞれ配設された第1のフレキシブル配
    線板と、略矩形状の基材面の互いに隣り合う辺に沿って
    出力端子と入力端子がそれぞれ配設された第2のフレキ
    シブル配線板とを用意し、 上記第1のフレキシブル配線板を上記表示パネルの上記
    第1の辺または互いに反対側の第1および第2の辺に配
    する一方、上記第2のフレキシブル配線板を上記表示パ
    ネルの上記辺と隣り合う第3の辺に配して、上記表示パ
    ネルの電極端子と上記第1,第2のフレキシブル配線板
    の出力端子とを接続し、 上記表示パネルの上記第1の辺または第1および第2の
    辺に沿って、上記回路基板を一端または両端が上記表示
    パネルの側方に延在する状態に設け、 上記第1のフレキシブル配線板の入力端子と上記回路基
    板の回路配線の対応箇所、および、上記第2のフレキシ
    ブル配線板の入力端子と上記回路基板の回路配線の一端
    とを一度に接続し、 上記コントロール基板を、上記表示パネルの上記第3の
    辺と反対側の第4の辺に沿って設け、 上記コントロール基板の上記電極端子と上記回路配線の
    他端とを接続することを特徴とする表示装置の実装方
    法。
JP5270335A 1993-10-28 1993-10-28 表示装置の実装構造及び実装方法 Pending JPH07120776A (ja)

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US08/331,362 US5777610A (en) 1993-10-28 1994-10-27 Small-sized, lightweight display device easy to rework and method of assembling the same
KR1019940028442A KR0144283B1 (ko) 1993-10-28 1994-10-27 리워킹이 용이한 소형경량 표시장치 및 그 실장방법
CN94119683A CN1120458C (zh) 1993-10-28 1994-10-28 显示器件、显示板组件、软接线板及其各自的组装方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001013883A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Fujitsu Ltd ドライバic実装モジュール及びそれを使用した平板型表示装置

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