JPH07120410A - 容器の外被物検査装置 - Google Patents
容器の外被物検査装置Info
- Publication number
- JPH07120410A JPH07120410A JP5285764A JP28576493A JPH07120410A JP H07120410 A JPH07120410 A JP H07120410A JP 5285764 A JP5285764 A JP 5285764A JP 28576493 A JP28576493 A JP 28576493A JP H07120410 A JPH07120410 A JP H07120410A
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- Japan
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- container
- vessel
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- optical axis
- coating substance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器外面のラベル等の外被物の検査を自動化
することができる容器の外被物検査装置を提供する。 【構成】 透明でない円形の容器１の外面に巻かれた透
明でない外被物２の破れ、しわ、めくれの外観不良を検
査する装置であって、容器１の前面側に設けられ容器１
の側面を撮像する撮像装置３と、容器１の背面側に設け
られ容器１の側面を照明する照明装置４と、容器１の背
面側に設けられ暗い背景をつくる暗色スクリーン８と、
撮像装置３による画像を処理して外観不良の有無を判定
する画像処理装置９とを備え、撮像装置３の光軸と照明
装置４の光軸は交差し、かつ照明装置４の光軸は容器１
の側面の略接線方向にある。
することができる容器の外被物検査装置を提供する。 【構成】 透明でない円形の容器１の外面に巻かれた透
明でない外被物２の破れ、しわ、めくれの外観不良を検
査する装置であって、容器１の前面側に設けられ容器１
の側面を撮像する撮像装置３と、容器１の背面側に設け
られ容器１の側面を照明する照明装置４と、容器１の背
面側に設けられ暗い背景をつくる暗色スクリーン８と、
撮像装置３による画像を処理して外観不良の有無を判定
する画像処理装置９とを備え、撮像装置３の光軸と照明
装置４の光軸は交差し、かつ照明装置４の光軸は容器１
の側面の略接線方向にある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円形の容器に巻かれた
ラベルまたは包装シート等の外被物に破れ等の外観不良
があるかどうかを撮像により検査する容器の外被物検査
装置に関する。
ラベルまたは包装シート等の外被物に破れ等の外観不良
があるかどうかを撮像により検査する容器の外被物検査
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、飲料等を充填する容器の外面に
は、ラベルまたは包装シート等の外被物が巻かれてい
る。この場合、工場から製品が出荷されるまでの間にラ
ベル等の外被物に破れ、しわ、めくれの外観不良が発生
することがある。このような製品は出荷のときに目視に
より検査を行い不良品として排除している。
は、ラベルまたは包装シート等の外被物が巻かれてい
る。この場合、工場から製品が出荷されるまでの間にラ
ベル等の外被物に破れ、しわ、めくれの外観不良が発生
することがある。このような製品は出荷のときに目視に
より検査を行い不良品として排除している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、容器外面に巻か
れた外被物については適当な検査方法がないため、上述
したように目視により外被物の外観を検査していた。こ
の外観検査に要する労力が多大なものとなるため検査の
自動化が要望されていた。
れた外被物については適当な検査方法がないため、上述
したように目視により外被物の外観を検査していた。こ
の外観検査に要する労力が多大なものとなるため検査の
自動化が要望されていた。
【０００４】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、容器外面のラベル等の外被物の検査を自動化するこ
とができる容器の外被物検査装置を提供することを目的
とする。
で、容器外面のラベル等の外被物の検査を自動化するこ
とができる容器の外被物検査装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、透明でない円形の容器の外面に巻かれ
た透明でない外被物の破れ、しわ、めくれの外観不良を
検査する装置であって、前記容器の前面側に設けられ前
記容器の側面を撮像する撮像手段と、前記容器の背面側
に設けられ前記容器の側面を照明する照明手段と、前記
容器の背面側に設けられ暗い背景をつくる暗視野手段
と、前記撮像手段による画像を処理して前記外観不良の
有無を判定する判定手段とを備え、前記撮像手段の光軸
と前記照明手段の光軸は交差し、かつ前記照明手段の光
軸は前記容器の側面の略接線方向にあることを特徴とす
るものである。
ため、本発明は、透明でない円形の容器の外面に巻かれ
た透明でない外被物の破れ、しわ、めくれの外観不良を
検査する装置であって、前記容器の前面側に設けられ前
記容器の側面を撮像する撮像手段と、前記容器の背面側
に設けられ前記容器の側面を照明する照明手段と、前記
容器の背面側に設けられ暗い背景をつくる暗視野手段
と、前記撮像手段による画像を処理して前記外観不良の
有無を判定する判定手段とを備え、前記撮像手段の光軸
と前記照明手段の光軸は交差し、かつ前記照明手段の光
軸は前記容器の側面の略接線方向にあることを特徴とす
るものである。
【０００６】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、容器の
背面は暗視野手段により暗いこと及び照明手段が容器の
背面にあることから、ラベル等の外被物に破れ等がない
とき、即ち外被物が容器に密着しているときは、撮像手
段による画像は全体が暗いものとなる。
背面は暗視野手段により暗いこと及び照明手段が容器の
背面にあることから、ラベル等の外被物に破れ等がない
とき、即ち外被物が容器に密着しているときは、撮像手
段による画像は全体が暗いものとなる。
【０００７】一方、ラベル等の外被物に破れ等の外観不
良があるとき、即ち外被物が容器に密着していない部分
があるときは、その部分が容器の側面において照明光を
散乱して撮像手段による画像上に明るく映る。したがっ
て、判定手段により、画像で明るく映る部分を破れ等の
外観不良と判定することができる。
良があるとき、即ち外被物が容器に密着していない部分
があるときは、その部分が容器の側面において照明光を
散乱して撮像手段による画像上に明るく映る。したがっ
て、判定手段により、画像で明るく映る部分を破れ等の
外観不良と判定することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係る容器の外被物検査装置の
一実施例を図１及び図２を参照して説明する。図１は容
器の外被物検査装置の基本構成を示す説明図であり、同
図において、符号１は透明でない円形の容器である。円
形の容器１の外面には、ラベル又は包装シート等の外被
物２が容器外面に密着して巻かれている。なお、図１で
は説明の便宜のため外被物２は容器１の外面に密着した
状態では描かれていない。そして、この容器１は図示さ
れない回転装置により自転可能になっている。
一実施例を図１及び図２を参照して説明する。図１は容
器の外被物検査装置の基本構成を示す説明図であり、同
図において、符号１は透明でない円形の容器である。円
形の容器１の外面には、ラベル又は包装シート等の外被
物２が容器外面に密着して巻かれている。なお、図１で
は説明の便宜のため外被物２は容器１の外面に密着した
状態では描かれていない。そして、この容器１は図示さ
れない回転装置により自転可能になっている。
【０００９】前記容器１の前面側には、容器１の側面１
ｓを撮像するＣＣＤカメラからなる撮像装置３が設置さ
れている。また容器１の背面側には、容器１の側面１ｓ
を照明する照明装置４が設置されている。そして、撮像
装置３の光軸３ａと照明装置４の光軸４ａとは交差し、
かつ照明装置４の光軸４ａは容器１の側面１ｓの略接線
方向に指向しており、照明装置４からの直接光が撮像装
置３に入射しないように設定されている。
ｓを撮像するＣＣＤカメラからなる撮像装置３が設置さ
れている。また容器１の背面側には、容器１の側面１ｓ
を照明する照明装置４が設置されている。そして、撮像
装置３の光軸３ａと照明装置４の光軸４ａとは交差し、
かつ照明装置４の光軸４ａは容器１の側面１ｓの略接線
方向に指向しており、照明装置４からの直接光が撮像装
置３に入射しないように設定されている。
【００１０】前記照明装置４は、図２（図２（ａ）は平
面図、図２（ｂ）は立面図）に示されるように半月形の
断面を有する縦長状のシリンドリカルレンズ５と、この
シリンドリカルレンズの縦軸に沿って直線状に配列され
るとともに光源に接続された多数の光ファイバ６，６…
…とからなり、光源からの光を光ファイバ６，６……に
よってほぼスリット状の光線としてシリンドリカルレン
ズ５に導き、このシリンドリカルレンズ５によって容器
１の側面１ｓに集光させるようになっている。したがっ
て、容器側面１ｓに照射される光は、きわめて指向性の
高い光になっている。
面図、図２（ｂ）は立面図）に示されるように半月形の
断面を有する縦長状のシリンドリカルレンズ５と、この
シリンドリカルレンズの縦軸に沿って直線状に配列され
るとともに光源に接続された多数の光ファイバ６，６…
…とからなり、光源からの光を光ファイバ６，６……に
よってほぼスリット状の光線としてシリンドリカルレン
ズ５に導き、このシリンドリカルレンズ５によって容器
１の側面１ｓに集光させるようになっている。したがっ
て、容器側面１ｓに照射される光は、きわめて指向性の
高い光になっている。
【００１１】また容器１の背面には、真暗なバックグラ
ウンドを形成するための暗視野手段を構成する暗色スク
リーン８が設置されている。前記撮像装置３は判定手段
を構成する画像処理装置９に接続されており、画像処理
装置９により撮像装置３の画像信号が処理されるように
なっている。
ウンドを形成するための暗視野手段を構成する暗色スク
リーン８が設置されている。前記撮像装置３は判定手段
を構成する画像処理装置９に接続されており、画像処理
装置９により撮像装置３の画像信号が処理されるように
なっている。
【００１２】次に、前述のように構成された容器の外被
物検査装置の作用を説明する。照明装置４によって容器
１の側面１ｓを照明しつつ容器１を１回転自転させる。
この１回転の間に、撮像装置３により容器１の側面１ｓ
の全周を撮像する。容器１の背面は暗色スクリーン８に
より暗いこと及び照明装置４が容器１の背面にあり、か
つ照明装置４の光軸４ａが撮像装置３の光軸３ａに対し
て交差していることから、ラベル等の外被物２に破れ、
しわ、めくれがない場合、即ち外被物２が容器１に密着
している場合には、容器１の側面１ｓに照射された光は
外被物２によって散乱することがなく、撮像装置３によ
る画像は全体が暗いものになる。
物検査装置の作用を説明する。照明装置４によって容器
１の側面１ｓを照明しつつ容器１を１回転自転させる。
この１回転の間に、撮像装置３により容器１の側面１ｓ
の全周を撮像する。容器１の背面は暗色スクリーン８に
より暗いこと及び照明装置４が容器１の背面にあり、か
つ照明装置４の光軸４ａが撮像装置３の光軸３ａに対し
て交差していることから、ラベル等の外被物２に破れ、
しわ、めくれがない場合、即ち外被物２が容器１に密着
している場合には、容器１の側面１ｓに照射された光は
外被物２によって散乱することがなく、撮像装置３によ
る画像は全体が暗いものになる。
【００１３】ところが、外被物２に破れ、しわ、めくれ
の欠陥部２ａがある場合、即ち外被物２が容器１に密着
していない部分がある場合には、容器１の側面１ｓに照
射された光は前記欠陥部２ａで散乱するので、その部分
が撮像装置３の画像上に明るく映る。この結果、暗い画
像中に、欠陥のある部分のみが鮮やかなコントラストで
光り画像信号に明確な変化を与える。この画像信号の変
化を画像処理装置９に導き、外被物２の欠陥の有無を自
動的に判別せしめることができる。
の欠陥部２ａがある場合、即ち外被物２が容器１に密着
していない部分がある場合には、容器１の側面１ｓに照
射された光は前記欠陥部２ａで散乱するので、その部分
が撮像装置３の画像上に明るく映る。この結果、暗い画
像中に、欠陥のある部分のみが鮮やかなコントラストで
光り画像信号に明確な変化を与える。この画像信号の変
化を画像処理装置９に導き、外被物２の欠陥の有無を自
動的に判別せしめることができる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容器の外面に巻かれたラベル、包装シート等の外被物の
破れ、しわ、めくれを自動的に検査することができ、従
来のように目視の必要がなく検査工程の省力化を図るこ
とができる。
容器の外面に巻かれたラベル、包装シート等の外被物の
破れ、しわ、めくれを自動的に検査することができ、従
来のように目視の必要がなく検査工程の省力化を図るこ
とができる。
【図１】本発明に係る容器の外被物検査装置の一実施例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図２】本発明に係る容器の外被物検査装置における照
明装置を示す図であり、図２（ａ）は平面図、図２
（ｂ）は立面図である。
明装置を示す図であり、図２（ａ）は平面図、図２
（ｂ）は立面図である。
１ 容器 ２ 外被物 ３ 撮像装置 ４ 照明装置 ５ シリンドリカルレンズ ６ 光ファイバ ８ 暗色スクリーン ９ 画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｔ 1/00
Claims (1)
- 【請求項１】 透明でない円形の容器の外面に巻かれた
透明でない外被物の破れ、しわ、めくれの外観不良を検
査する装置であって、前記容器の前面側に設けられ前記
容器の側面を撮像する撮像手段と、前記容器の背面側に
設けられ前記容器の側面を照明する照明手段と、前記容
器の背面側に設けられ暗い背景をつくる暗視野手段と、
前記撮像手段による画像を処理して前記外観不良の有無
を判定する判定手段とを備え、前記撮像手段の光軸と前
記照明手段の光軸は交差し、かつ前記照明手段の光軸は
前記容器の側面の略接線方向にあることを特徴とする容
器の外被物検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285764A JPH07120410A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 容器の外被物検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285764A JPH07120410A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 容器の外被物検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07120410A true JPH07120410A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17695754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5285764A Pending JPH07120410A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 容器の外被物検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120410A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006226724A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Nec Robotics Eng Ltd | ラベル検査方法およびその装置 |
| JP2008150104A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Nihon Tetra Pak Kk | 容器検査方法及び容器検査装置 |
| JP2008185438A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Canon Chemicals Inc | 円筒状表面の欠陥検出方法および欠陥検出装置 |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP5285764A patent/JPH07120410A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006226724A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Nec Robotics Eng Ltd | ラベル検査方法およびその装置 |
| JP2008150104A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Nihon Tetra Pak Kk | 容器検査方法及び容器検査装置 |
| JP2008185438A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Canon Chemicals Inc | 円筒状表面の欠陥検出方法および欠陥検出装置 |
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