JPH07120310A - バーナ燃焼監視装置の耐熱センサ - Google Patents
バーナ燃焼監視装置の耐熱センサInfo
- Publication number
- JPH07120310A JPH07120310A JP27050893A JP27050893A JPH07120310A JP H07120310 A JPH07120310 A JP H07120310A JP 27050893 A JP27050893 A JP 27050893A JP 27050893 A JP27050893 A JP 27050893A JP H07120310 A JPH07120310 A JP H07120310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- guide pipe
- image fiber
- coil spring
- resistant sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バーナ火炎の光を受光してイメージファイバ
ーで伝送するバーナ燃焼監視装置の耐熱センサにおい
て、イメージファイバーの断熱と冷却効果を高めて寿命
を向上させる。 【構成】 バーナ火炎より発生する光を受光してイメー
ジファイバーで伝送するバーナ燃焼監視装置の耐熱セン
サにおいて、内部を冷却空気3が流れるガイドパイプ2
内にフレキシブルな保護管6に内蔵されたイメージファ
イバーを収容し、保護管3にコイルスプリング14を外
装して、コイルスプリング14とガイドパイプ2を点接
触させてイメージファイバーへの伝熱を低下させ、ま
た、コイルスプリング14によって冷却空気3の流れを
渦流にして冷却効果を高めるようにした。
ーで伝送するバーナ燃焼監視装置の耐熱センサにおい
て、イメージファイバーの断熱と冷却効果を高めて寿命
を向上させる。 【構成】 バーナ火炎より発生する光を受光してイメー
ジファイバーで伝送するバーナ燃焼監視装置の耐熱セン
サにおいて、内部を冷却空気3が流れるガイドパイプ2
内にフレキシブルな保護管6に内蔵されたイメージファ
イバーを収容し、保護管3にコイルスプリング14を外
装して、コイルスプリング14とガイドパイプ2を点接
触させてイメージファイバーへの伝熱を低下させ、ま
た、コイルスプリング14によって冷却空気3の流れを
渦流にして冷却効果を高めるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナ燃焼監視装置の
耐熱センサに関する。
耐熱センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバーナ燃焼監視装置の燃焼監視用
の耐熱センサの1例を、図3に示す。このセンサでは、
ファイバースコープ1が内装される中空なガイドパイプ
2は、高温の燃焼空気が流れる風箱内に設置される。ガ
イドパイプ2は、バーナ制御に伴ってチルト変化をする
ために、屈曲する前方(火炎側)のフレキシブルチュー
ブ4と、曲点を有する後方の鋼管5により構成され、鋼
管5の後端部より内装されるファイバースコープ1を高
温雰囲気より保護する目的の冷却空気3がガイドパイプ
2内に供給されるようになっている。なお、図3中13
は火炎である。
の耐熱センサの1例を、図3に示す。このセンサでは、
ファイバースコープ1が内装される中空なガイドパイプ
2は、高温の燃焼空気が流れる風箱内に設置される。ガ
イドパイプ2は、バーナ制御に伴ってチルト変化をする
ために、屈曲する前方(火炎側)のフレキシブルチュー
ブ4と、曲点を有する後方の鋼管5により構成され、鋼
管5の後端部より内装されるファイバースコープ1を高
温雰囲気より保護する目的の冷却空気3がガイドパイプ
2内に供給されるようになっている。なお、図3中13
は火炎である。
【0003】前記ファイバースコープ1は、図4に示す
ように、バーナ火炎13を対物レンズ9によりイメージ
ファイバー8の端面に結像して、イメージファイバー8
によって光伝達し、これを後端に設置された撮像レンズ
10でITVカメラ11の光電面に拡大、投影して映像
信号として信号ケーブル12によって画像処理装置に伝
送するようになっている。
ように、バーナ火炎13を対物レンズ9によりイメージ
ファイバー8の端面に結像して、イメージファイバー8
によって光伝達し、これを後端に設置された撮像レンズ
10でITVカメラ11の光電面に拡大、投影して映像
信号として信号ケーブル12によって画像処理装置に伝
送するようになっている。
【0004】前記イメージファイバー8は、金属条片の
両端縁を折畳式に抱き合わせ螺旋状に成形されたフレキ
シブルパイプ7にSUS編組ブレードを外装したフレキ
シブルな金属製保護管6で保護されている。
両端縁を折畳式に抱き合わせ螺旋状に成形されたフレキ
シブルパイプ7にSUS編組ブレードを外装したフレキ
シブルな金属製保護管6で保護されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の耐熱セン
サでは、高温雰囲気中にあるガイドパイプ2の内面は伝
熱のため高温となり、これに接触する保護管6もガイド
パイプ2の伝熱を受けて温度が上昇する。このために、
保護管6に内蔵されたイメージファイバー8は、耐熱限
界を超えて熱劣化又は焼損に至る欠点がある。
サでは、高温雰囲気中にあるガイドパイプ2の内面は伝
熱のため高温となり、これに接触する保護管6もガイド
パイプ2の伝熱を受けて温度が上昇する。このために、
保護管6に内蔵されたイメージファイバー8は、耐熱限
界を超えて熱劣化又は焼損に至る欠点がある。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決することが
できるバーナ燃焼監視装置の耐熱センサを提供しようと
するものである。
できるバーナ燃焼監視装置の耐熱センサを提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、バーナ火炎よ
り発生する光を受光してイメージファイバーで伝送して
燃焼状態を監視するバーナ燃焼監視装置の耐熱センサに
おいて、燃焼装置近傍に設置され内部を冷却気体が流れ
るガイドパイプ内にイメージファイバーを内蔵したフレ
キシブルな保護管を収容し、前記保護管にコイルスプリ
ングを外装したことを特徴とする。
り発生する光を受光してイメージファイバーで伝送して
燃焼状態を監視するバーナ燃焼監視装置の耐熱センサに
おいて、燃焼装置近傍に設置され内部を冷却気体が流れ
るガイドパイプ内にイメージファイバーを内蔵したフレ
キシブルな保護管を収容し、前記保護管にコイルスプリ
ングを外装したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、イメージファイバーを内蔵したフ
レキシブルな保護管にコイルスプリングを外装している
ために、ガイドパイプの内面とコイルスプリングとは点
で接触することとなり、これによってガイドパイプから
保護管への伝熱量が低下する。また、ガイドパイプ内を
流れる冷却気体流がコイルスプリングを通過する際に渦
流となり、放熱面積が増加する。この結果、保護管に内
蔵されたイメージファイバーの断熱及び冷却作用が増加
する。
レキシブルな保護管にコイルスプリングを外装している
ために、ガイドパイプの内面とコイルスプリングとは点
で接触することとなり、これによってガイドパイプから
保護管への伝熱量が低下する。また、ガイドパイプ内を
流れる冷却気体流がコイルスプリングを通過する際に渦
流となり、放熱面積が増加する。この結果、保護管に内
蔵されたイメージファイバーの断熱及び冷却作用が増加
する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を、図1及び図2によって
説明する。本実施例では、図1に示すように、高温雰囲
気中に設置されファイバースコープ1が内装された中空
なガイドパイプ2は、図3及び図4に示された耐熱セン
サと同様に、フレキシブルチューブ4と鋼管5で構成さ
れ、その内部を冷却空気3が流れるようになっている。
前記ファイバースコープ1は、図2に示すように図4に
示されたものと同様なフレキシブルパイプ7と、同フレ
キシブルパイプ7に内蔵されたイメージファイバー8
と、前記フレキシブルパイプ7を内蔵する図4に示され
たものと同様なフレキシブルな金属製の保護管6で構成
されている。
説明する。本実施例では、図1に示すように、高温雰囲
気中に設置されファイバースコープ1が内装された中空
なガイドパイプ2は、図3及び図4に示された耐熱セン
サと同様に、フレキシブルチューブ4と鋼管5で構成さ
れ、その内部を冷却空気3が流れるようになっている。
前記ファイバースコープ1は、図2に示すように図4に
示されたものと同様なフレキシブルパイプ7と、同フレ
キシブルパイプ7に内蔵されたイメージファイバー8
と、前記フレキシブルパイプ7を内蔵する図4に示され
たものと同様なフレキシブルな金属製の保護管6で構成
されている。
【0010】前記の保護管6より大きな外径を持つコイ
ルスプリング14が保護管6に外装されており、図2に
示すように、コイルスプリング14がガイドパイプ2の
内面と保護管6との間に介在し、これによって、ガイド
パイプ2の内面と保護管6とは間隔をおいて位置するこ
ととなり、高温下にあるガイドパイプ2の内面と保護管
6とは直接に接触せず、コイルスプリング14がガイド
パイプ2に内面に点接触する。従って、ガイドパイプ2
より保護管6への伝熱量が減小する。
ルスプリング14が保護管6に外装されており、図2に
示すように、コイルスプリング14がガイドパイプ2の
内面と保護管6との間に介在し、これによって、ガイド
パイプ2の内面と保護管6とは間隔をおいて位置するこ
ととなり、高温下にあるガイドパイプ2の内面と保護管
6とは直接に接触せず、コイルスプリング14がガイド
パイプ2に内面に点接触する。従って、ガイドパイプ2
より保護管6への伝熱量が減小する。
【0011】一方、ガイドパイプ2内には冷却空気3が
流れており、保護管6に外装されたコイルスプリング1
4を通過する空気流は渦流となり、コイルスプリング1
4の放熱効果が高くなる結果、保護管6は伝熱による温
度上昇が低下し、内蔵されたイメージファイバー8の雰
囲気温度も低く維持される。
流れており、保護管6に外装されたコイルスプリング1
4を通過する空気流は渦流となり、コイルスプリング1
4の放熱効果が高くなる結果、保護管6は伝熱による温
度上昇が低下し、内蔵されたイメージファイバー8の雰
囲気温度も低く維持される。
【0012】本実施例の効果を計測した一例を示せば、
ガイドパイプ2の表面温度を400℃に加熱し、冷却空
気3の流速を5m/sec とした試験条件では、保護管6
内のイメージファイバー8の表面温度は、コイルスプリ
ング14を外装しない時は220℃であり、本実施例に
係るコイルスプリング14と装着した時には110℃と
半減した。
ガイドパイプ2の表面温度を400℃に加熱し、冷却空
気3の流速を5m/sec とした試験条件では、保護管6
内のイメージファイバー8の表面温度は、コイルスプリ
ング14を外装しない時は220℃であり、本実施例に
係るコイルスプリング14と装着した時には110℃と
半減した。
【0013】この試験結果より、本実施例によれば、オ
プティカルファイバーを使用するセンサで冷却を要する
設備においては、冷却に要するエネルギーを軽減できる
と共にセンサの寿命を向上させることができることが確
認された。
プティカルファイバーを使用するセンサで冷却を要する
設備においては、冷却に要するエネルギーを軽減できる
と共にセンサの寿命を向上させることができることが確
認された。
【0014】
【発明の効果】本発明は、燃焼装置近傍に設置され内部
を冷却気体が流れるバーナ燃焼監視装置の耐熱センサの
ガイドパイプ内にイメージファイバーを内蔵したフレキ
シブルな保護管を収容し、前記保護管にコイルスプリン
グを外装しているために、保護管は直接ガイドパイプの
内面に接触せずコイルスプリングがガイドパイプの内面
に点接触して伝熱面積が減小するために、ガイドパイプ
から保護管への伝熱量が低下する。
を冷却気体が流れるバーナ燃焼監視装置の耐熱センサの
ガイドパイプ内にイメージファイバーを内蔵したフレキ
シブルな保護管を収容し、前記保護管にコイルスプリン
グを外装しているために、保護管は直接ガイドパイプの
内面に接触せずコイルスプリングがガイドパイプの内面
に点接触して伝熱面積が減小するために、ガイドパイプ
から保護管への伝熱量が低下する。
【0015】また、ガイドパイプ内を流れる冷却気体の
流れはコイルスプリングによって渦流となり、放熱面積
が増加する。
流れはコイルスプリングによって渦流となり、放熱面積
が増加する。
【0016】従って、保護管に内蔵されたイメージファ
イバーの断熱及び冷却効果が高めることができ、耐熱セ
ンサの冷却に要するエネルギーを軽減し、かつ耐熱セン
サの寿命を向上させることができる。
イバーの断熱及び冷却効果が高めることができ、耐熱セ
ンサの冷却に要するエネルギーを軽減し、かつ耐熱セン
サの寿命を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例の構造図である。
【図2】同実施例のガイドパイプ内部の詳細図である。
【図3】従来のファイバースコープを使用した耐熱セン
サの構造図である。
サの構造図である。
【図4】同従来のファイバースコープの構造図である。
1 ファイバースコープ 2 ガイドパイプ 3 冷却空気 4 ガイドパイプのフレキシブルホース 5 ガイドパイプの鋼管 6 保護管 7 フレキシブルパイプ 8 イメージファイバー 13 火炎 14 コイルスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 バーナ火炎より発生する光を受光してイ
メージファイバーで伝送して燃焼状態を監視するバーナ
燃焼監視装置の耐熱センサにおいて、燃焼装置近傍に設
置され内部を冷却気体が流れるガイドパイプ内にイメー
ジファイバーを内蔵したフレキシブルな保護管を収容
し、前記保護管にコイルスプリングを外装したことを特
徴とするバーナ燃焼監視装置の耐熱センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27050893A JPH07120310A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | バーナ燃焼監視装置の耐熱センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27050893A JPH07120310A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | バーナ燃焼監視装置の耐熱センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120310A true JPH07120310A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17487227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27050893A Pending JPH07120310A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | バーナ燃焼監視装置の耐熱センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120310A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002181489A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱交換器付着ダストの除去方法及び装置 |
CN105865620A (zh) * | 2016-05-16 | 2016-08-17 | 东莞市伟煌试验设备有限公司 | 氙灯光线检测装置 |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27050893A patent/JPH07120310A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002181489A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱交換器付着ダストの除去方法及び装置 |
CN105865620A (zh) * | 2016-05-16 | 2016-08-17 | 东莞市伟煌试验设备有限公司 | 氙灯光线检测装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000411 |