JPH0539078U - テレビカメラ装置 - Google Patents
テレビカメラ装置Info
- Publication number
- JPH0539078U JPH0539078U JP8773791U JP8773791U JPH0539078U JP H0539078 U JPH0539078 U JP H0539078U JP 8773791 U JP8773791 U JP 8773791U JP 8773791 U JP8773791 U JP 8773791U JP H0539078 U JPH0539078 U JP H0539078U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- cylinder
- heat
- camera device
- camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱型ファイバスコープを使用した高温炉内
の燃焼状況等を監視するためのテレビカメラ装置。 【構成】 2は耐熱型ファイバースコープで、グラスフ
ァイバーの先端にレンズ1が取り付けられている。先端
部分から所要の長さ部分までは、石英ガラス3を嵌め込
んだステンレス製の中筒4に収納されており、収納され
ない他の部分は、所定部分に断熱材6を巻きつけ、他端
部分にテレビカメラ7を接続する。中筒4は、ステンレ
ス製の冷却筒5で覆われており、中筒4と冷却筒5間隙
に冷却エアー注入口8から冷却用エアー若しくは、窒素
ガスが流し込んで中筒4を冷却した後、先端部分で冷却
用エアー若しくは、窒素ガスを放出する。また、冷却筒
5に設けてある冷却水注入口9から注入された冷却水
は、冷却筒5を循環した後、排水口10から排水され
る。
の燃焼状況等を監視するためのテレビカメラ装置。 【構成】 2は耐熱型ファイバースコープで、グラスフ
ァイバーの先端にレンズ1が取り付けられている。先端
部分から所要の長さ部分までは、石英ガラス3を嵌め込
んだステンレス製の中筒4に収納されており、収納され
ない他の部分は、所定部分に断熱材6を巻きつけ、他端
部分にテレビカメラ7を接続する。中筒4は、ステンレ
ス製の冷却筒5で覆われており、中筒4と冷却筒5間隙
に冷却エアー注入口8から冷却用エアー若しくは、窒素
ガスが流し込んで中筒4を冷却した後、先端部分で冷却
用エアー若しくは、窒素ガスを放出する。また、冷却筒
5に設けてある冷却水注入口9から注入された冷却水
は、冷却筒5を循環した後、排水口10から排水され
る。
Description
【0001】
本考案はテレビカメラ装置に係り、耐熱・耐炎型構造に関する。
【0002】
製鉄・ガラス・セメント業界、清掃工場等の高温炉内の監視方法としては、炉 に取り付けてある覗き窓を通して、炉外で、水冷あるいは空冷されたカメラケー スに収納されているレンズ付テレビカメラで監視する方法が一般的であるが、炉 内の燃焼状況をより詳細に監視するには、高温炉内にテレビカメラ装置のレンズ 収納部分を直接挿入して行う。図2に示すように、先端に石英ガラス3を嵌め込 んだステンレス製のレンズ筒11に対物レンズ13やリレーレンズ14などが配 設されており、これらのレンズ類を通して結ばせた空中像をカメラ付テレビカメ ラ15で撮影するようになっている。なお、ステンレス製のレンズ筒11は、同 じくステンレス製の外筒(冷却筒)12で覆われており、冷却エアー注入口16 から冷却エアーが流れ込み、レンズ筒11を冷却した後、先端部分から放出する ようになっている。また、レンズ付カメラ15は、炉壁17近くの周囲温度が約 70〜80度位になるため、冷却して使用されており、冷却水注入口18から注 入された冷却水は、レンズ付カメラ15を冷却した後、排水口19から排水され る。ところが、高温による外筒の変形によりレンズの光軸のズレが発生するため 、直接炉内に挿入出来る筒の長さは50cm程度に限定される。
【0003】
本考案はこのような点に鑑みなれたもので、高温により外筒が多少変形しても 光軸のズレの発生がなく、さらに、全長が長くでき、1000度〜1500度の 高熱環境や燃え盛る炎の中でも使用できるテレビカメラ装置を提供するものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上述の問題を解決するために、複数のグラスファイバーを束ね、一端 にレンズを取付けた耐熱型ファイバースコープを使用し、他端部分にテレビカメ ラを接続すると共に、高温炉内に挿入されるファイバースコープの部分は石英ガ ラスを嵌め込んだステンレス製の中筒の中に収納し、さらに、冷却筒で覆い、冷 却筒を冷却水の流入にて冷却し、前記中筒と冷却筒の間隙を冷却エアー若しくは 、窒素ガスを流入させることによって中筒を冷却するようにしたレビカメラ装置 を提供するものである。
【0005】
以上のように構成したので、本考案によるテレビカメラ装置においては、耐熱 型ファイバースコープを使用するため、熱のために筒が多少変形しても光軸のズ レは無く、グラスファイバーの耐熱温度が約600度と高温のため中筒の冷却も 簡単である。そのため、全長は10mから20mと長く出来るので、例えば、油 井火災のノズル状況の監視などの火元の確認が可能である。また、高温場所から 離れてテレビカメラを取り付けることが出来るので、テレビカメラ自体の冷却も 容易となる。
【0006】
以下図面において本考案によるテレビカメラ装置の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案によるテレビカメラ装置の一実施例の要部断面図である。図におい て、2は耐熱型ファイバースコープで、耐熱温度は約600度であり、30,0 00本又は50,000本のグラスファイバーを束ねて構成されており、グラス ファイバーの先端にレンズ1が取り付けらている。耐熱型ファイバースコープ2 は、先端部分から所要の長さ部分までは、先端に石英ガラス3を嵌め込んだステ ンレス製の中筒4に収納されており、中筒4に収納されていない他の部分は、所 定部分に断熱材6を巻きつけ、他端部分にテレビカメラ7を接続する。中筒4は 、ステンレス製の冷却筒5で覆われており、中筒4と冷却筒5の間隙に冷却エア ー注入口8から冷却用エアー若しくは、窒素ガスが流れ込んで中筒4を冷却した 後、先端部分で冷却用エアー若しくは、窒素ガスを放出する。また、冷却筒5に 設けてある冷却水注入口9から注入された冷却水は、冷却筒内を循環した後、排 水口10から排水される。 なお、使用される温度によっては、水冷部分を省略しても同等の効果を得るこ とが出来る。
【0007】
以上説明したように、本考案によるテレビカメラ装置においては、耐熱型ファ イバースコープを使用するため、熱のために筒が多少変形しても光軸のズレは無 く、グラスファイバーの耐熱温度が約600度と高温のため中筒の冷却も簡単で ある。そのため、全長は10mから20mと長く出来るので、例えば、油井火災 のノズル状況の監視などの火元の確認が可能である。また、高温場所から離れて テレビカメラを取り付けることが出来るので、テレビカメラ自体の冷却も容易と なる。
【図1】本考案によるテレビカメラ装置の一実施例の要
部断面図である。
部断面図である。
【図2】従来のテレビカメラ装置の一実施例の要部断面
図である。
図である。
1 レンズ 2 耐熱型ファイバースコープ 3 石英ガラス 4 中筒 5 冷却筒 6 断熱材 7 カメラ 8 冷却エアー注入口 9 冷却水注入口 10 排水口 11 レンズ筒 12 冷却筒 13 対物レンズ 14 リレーレンズ 15 カメラ付カメラ 16 冷却エアー注入口 17 炉壁 18 冷却エアー注入口 19 冷却水注入口
Claims (1)
- 【請求項1】 高温炉内の燃焼状況等を監視のためのカ
メラ装置であって、複数のグラスファイバーを束ね、一
端にレンズを取付けた耐熱型ファイバースコープを使用
し、他端部分にテレビカメラを接続すると共に、高温炉
内に挿入されるファイバースコープの部分は石英ガラス
を嵌め込んだステンレス製の中筒の中に収納し、さら
に、冷却筒で覆い、冷却筒を冷却水の流入にて冷却し、
前記中筒と冷却筒の間隙を冷却エアー若しくは、窒素ガ
スを流入させることによって中筒を冷却するようにした
ことを特徴とするテレビカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8773791U JPH0539078U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | テレビカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8773791U JPH0539078U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | テレビカメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539078U true JPH0539078U (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=13923241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8773791U Pending JPH0539078U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | テレビカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539078U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022158083A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 日立造船株式会社 | 監視装置 |
JPWO2022172771A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | ||
WO2022172768A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | Jfeスチール株式会社 | 撮像装置付きバーナー、該バーナーを備える電気炉、及び、該電気炉を用いた溶鉄の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP8773791U patent/JPH0539078U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022158083A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 日立造船株式会社 | 監視装置 |
JPWO2022172771A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | ||
WO2022172768A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | Jfeスチール株式会社 | 撮像装置付きバーナー、該バーナーを備える電気炉、及び、該電気炉を用いた溶鉄の製造方法 |
JPWO2022172768A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | ||
WO2022172771A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | Jfeスチール株式会社 | 映像装置付き電気炉 |
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