JPH07120211B2 - 知能ロボツトにおける座標合わせ方法 - Google Patents

知能ロボツトにおける座標合わせ方法

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JPH07120211B2
JPH07120211B2 JP61313047A JP31304786A JPH07120211B2 JP H07120211 B2 JPH07120211 B2 JP H07120211B2 JP 61313047 A JP61313047 A JP 61313047A JP 31304786 A JP31304786 A JP 31304786A JP H07120211 B2 JPH07120211 B2 JP H07120211B2
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JP
Japan
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robot
coordinate system
mark
visual sensor
robot body
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JP61313047A
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JPS63163907A (ja
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由人 加藤
肇 天野
裕司 渡辺
重之 多田
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Komatsu Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、視覚センサを備えた知能ロボットにおいて、
ロボット本体の座標系と視覚センサの座標系間の座標合
わせを行なう方法に関する。
〔従来の技術〕
視覚センサを備えた知能ロボットが最近実用されてい
る。このロボットによれば、視覚センサで物体の位置を
認識して、この物体の位置にロボット本体(ロボット機
構部)の先端を位置決めすることが可能である。
ところで、上記視覚センサで認識された物体の位置にロ
ボット本体を位置決めするには、予めロボット本体の座
標系と視覚センサの座標系とを厳密に対応付けておく必
要があり、そのため従来においては、基準板等の専用治
具を用いて上記各座標系の座標合わせを行なうようにし
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の座標合わせ法は、専用の治具を必要とするば
かりでなく、該治具の設置に手間を要し、しかも自動化
が困難であるので人手に頼らざるを得ないという欠点が
ある。
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解消することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、視覚センサによって物体を認識し、その認識
した物体の位置にロボット本体を位置決めする知能ロボ
ットに適用され、前記ロボット本体の可動部適所に予め
マークを付す工程と、前記視覚センサの画像フレーム中
における11の位置で前記マークが認識されるように前記
ロボット本体を駆動する工程と、前記ロボット本体の座
標系における前記マークの各位置、および、前記視覚セ
ンサの座標系における前記マークの各位置をそれぞれ検
出し、それらの検出結果と前記両座標系の対応関係を示
す下式(1),(2)とに基づいて該式のパラメータa
〜kを決定する工程とを含み、前記決定されたパラメー
タa〜kを採用した下式に基づいて前記各座標系を対応
づけるようにしたことを特徴としている。
〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明が適用される知能ロボットの一例を概
念的に示す。
この知能ロボット1は、ロボット本体2と、このロボッ
ト本体を制御するコントローラ3と、視覚センサたるテ
レビカメラ4と、該カメラの画像を処理する画像処理部
5とを備えている。
上記画像処理部5では、テレビカメラ4の画像に基づい
て機械部品等の物体6が認識され、かつカメラ4の画像
フレーム中における該物体6の位置が検出される。そし
てコントローラ3では、画像処理部5より与えられる上
記物体6の位置情報に基づいて、ロボット本体2のハン
ド21を上記物体6の位置に移動させる位置決め制御が行
なわれる。
なお、コントローラ3では、上記ハンド21の位置決め
後、このハンド21に物体6を把持させてこれを他の箇所
に移動させるというシーケンスが実行される。
ところで、上記画像処理部5からの位置情報に基づくハ
ンド21の位置決めは、ロボット本体2の座標系と視覚セ
ンサ4の座標系とを予め対応付けておくことによっては
じめて可能となる。
第2図は、上記各座標系の対応付けを行なうための本発
明の実施例を示し、この手順はコントローラ3によって
実行される。
この手順を実行するに際しては、上記ロボット本体2の
可動部適所、たとえば第1図に示したようにハンドル21
の上面にマーク7が付設される。
なお、マーク7は視覚センサ4で認識できるようにその
大きさ、色彩等が設定されている。
また、ロボット1の位置決めとはハンド21の位置決めを
意味しているので、このハンド21にマーク7を付した場
合、このマーク7の位置がロボット1の位置を示すこと
になる。
上記手順では、まず予設定位置P1(X1,Y1,Z1)にハンド
21(マーク7)を位置決めすべく、ロボット本体2が移
動される(ステップ100)。上記位置P1は、もちろんロ
ボット本体2に設定されたX−Y−Z座標系上の位置で
あり、マーク7がカメラの視野内に入るように設定され
ている。
つぎのステップ101では、ハンド21が位置P1に位置決め
されたか否かが判断される。そして同ステップで位置決
め終了が判断されると、カメラ4の画像フレーム上に設
定されたU−V座標系におけるマーク7の画像位置P1
(U1,V1)が検出される(ステップ102)。
なお、画像位置P1′はカメラ4の画像を画像処理部5で
処理することにより得られる。
位置P1′が検出されると、次のステップ103でハンド21
の位置決め回数が後述する値mに達したか否かが判断さ
れるが、現時点では位置決め回数が1であるので手順が
ステップ100にリターンして再びロボット本体2の移動
が実行される。
このときのロボット本体2の移動は、カメラ4の視野内
にある予設定位置P2(X2,Y2,Z2)にハンド21を位置決め
するべく行なわれる。そして、つぎのステップ101でハ
ンド21の位置P2への位置決め終了が判断されると、前記
と同様にステップ102でU−V座標系におけるマーク7
の画像位置P2′(U2,V2)が検出される。
以後、かかる手段が繰り返され、ハンド21の位置決め回
数がm回に達すると、位置データP1(X1,Y1,Z1)〜P
m(Xm,Ym,Zm)およびP1′(U1,V1)〜Pm′(Um,Vm)に
基づいて後記するパラメータ計算が実行される(ステッ
プ104)。
なお、第3図にはハンド21が位置P1,P2,…に移動された
場合のカメラの画像フレーム上におけるマーク7の画像
位置P1′,P2′,…が例示されている。
ところで、上記ロボット本体2に設定されたX−Y−Z
座標系の位置(X,Y,Z)と、カメラ4の画像フレームに
設定されたU−V座標系の位置(U,V)とは次の式で関
係づけられる。
上記ステップ104に示すパラメータ演算とは、上式
(1),(2)に示すパラメータa,b,…kを求めるため
の演算を意味し、このパラメータが決定されれば、両座
標系の対応づけがなされることになる。
上記パラメータの数は11個であるので、この実施例で
は、前記位置決め回数mをm=11に設定してある。その
結果、ステップ102では、ロボット本体2の座標系の位
置P1(X1,Y1,Z1)〜P11(X11,Y11,Z11)に対応したカメ
ラ4の座標系のマーク位置P1′(U1,V1)〜P11′(U11,
V11)が検出される。
上記ロボット本体2の座標系の位置P1〜P11は、該ロボ
ット本体2に付設されたエンコーダ等の位置検出手段に
よって検出される。そこで、ステップ104では、位置P1
〜P11およびP1′〜P11′を前記(1),(2)式に代入
することによって得られる多次元連立式を解いて前記パ
ラメータa,b,〜kの値を求める計算を実行する。
なお、ロボットコントローラ3は、上記決定されたパラ
メータを採用した上式(1),(2)に基づいてカメラ
4の座標系における物体6の位置をロボット本体2の座
標系における物体6の位置に置き換え、同座標系におけ
る物体6の位置にロボット本体2のハンド21を位置決め
する。
ところで、第1図においては、カメラ4をロボット本体
2の部品取出し位置の上方に垂直な姿勢で設置している
が、カメラ4の設置位置および姿勢は任意である。ただ
し、カメラ4の設置位置や姿勢が第1図のそれと異なる
場合には、その設置位置および姿勢に対応したパラメー
タa,b,〜kの値を設定するために第2図に示したパラメ
ータ決定処理を実行する必要がある。
なお、マーク7をハンド21以外の箇所に付設しても本発
明は実施可能であり、この場合にはハンド21からのマー
ク7の偏位量が予めコントローラ3に入力される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、基準板等の専用の治具を用いることな
く、視覚センサの座標系とロボット本体の座標系との対
応づけ処理を行なうことができるので、該処理の省力化
と容易化を図ることができる。
また、上記処理の自動化が容易であるという利便もあ
る。
さらに、視覚センサを任意の位置に任意の姿勢で配設し
ても、ロボット本体の座標系と視覚センサの座標系との
対応関係を得ることができるので、スペース的制約を受
ける場所に配置する知能ロボットに有効に適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法が適用される知能ロボットの構成
を例示した概念図、第2図は本発明の一実施例を示した
フローチャート、第3図はテレビカメラの画像フレーム
中におけるマークの画像位置を例示した概念図である。 1……知能ロボット、2……ロボット本体、3……コン
トローラ、4……テレビカメラ、5……画像処理部、6
……ワーク、7……マーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 重之 石川県小松市青路町132番地 (56)参考文献 特開 昭58−114887(JP,A) 特開 昭61−244027(JP,A) 特開 昭55−99606(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】視覚センサによって物体を認識し、その認
    識した物体の位置にロボット本体を位置決めする知能ロ
    ボットに適用され、 前記ロボット本体の可動部適所に予めマークを付す工程
    と、 前記視覚センサの画像フレーム中における11の位置で前
    記マークが認識されるように前記ロボット本体を駆動す
    る工程と、 前記ロボット本体の座標系における前記マークの各位
    置、および、前記視覚センサの座標系における前記マー
    クの各位置をそれぞれ検出し、それらの検出結果と前記
    両座標系の対応関係を示す下式(1),(2)とに基づ
    いて該式のパラメータa〜kを決定する工程と を含み、 前記決定されたパラメータa〜kを採用した下式に基づ
    いて前記各座標系を対応づけるようにしたことを特徴と
    する知能ロボットにおける座標合わせ方法。
JP61313047A 1986-12-26 1986-12-26 知能ロボツトにおける座標合わせ方法 Expired - Lifetime JPH07120211B2 (ja)

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