JPH07120100A - 固体吸収体を使用した冷却及び加熱装置 - Google Patents

固体吸収体を使用した冷却及び加熱装置

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JPH07120100A
JPH07120100A JP6090226A JP9022694A JPH07120100A JP H07120100 A JPH07120100 A JP H07120100A JP 6090226 A JP6090226 A JP 6090226A JP 9022694 A JP9022694 A JP 9022694A JP H07120100 A JPH07120100 A JP H07120100A
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JP
Japan
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reactor
heat source
transfer fluid
heat transfer
heat
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Application number
JP6090226A
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English (en)
Inventor
Francis Meunier
フランシス・ミユニエ
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Societe National Elf Aquitaine
Original Assignee
Societe National Elf Aquitaine
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B17/00Sorption machines, plants or systems, operating intermittently, e.g. absorption or adsorption type
    • F25B17/08Sorption machines, plants or systems, operating intermittently, e.g. absorption or adsorption type the absorbent or adsorbent being a solid, e.g. salt
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B35/04Boiler-absorbers, i.e. boilers usable for absorption or adsorption using a solid as sorbent
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いCOP を得ることのできる冷却及び加熱装
置を提供する。 【構成】 少なくとも1種類の冷却流体を固定すること
ができ、かつ熱交換器(6 )に接触している少なくとも
1種類の吸収体(4 )を収納している少なくとも1つの
反応器(2 )と、熱交換器によって伝熱流体(10)を熱
源(8 )と冷熱源(12)の間で交番循環させて、区画を
通過する温度前線を固体吸収体内に作り出す手段と、凝
集器(22)と、蒸発器(24)を備えている。吸収体の熱
伝導度と透過性は交換器内の伝熱流体の変位に平行な方
向で、垂直な方向でよりも低い。ガス状冷却流体循環手
段(28、32、V1からV16 )は、温度前線とともに区画を
通過する圧力前線を作り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体吸収体を使用した冷
却及び加熱装置に関する。
【0002】したがって、本発明は作動に流体、気体ま
たは混合気体と相互作用する固体の固定床を使用するヒ
ート・ポンプ及び冷却機に関する。固体は該固体の温度
変化の結果として気体を吸着または脱着する。
【0003】
【従来の技術】1種類の吸収体を有する中間サイクルを
使用した冷却及び加熱装置は公知である。これらの公知
装置には効率が低いこと(本質的に、吸着体の広い温度
変化に付随した顕熱による)、ならびに冷気の発生に関
する動作係数(COP )が0.5 未満であることという2 つ
の欠点があり、また熱あるいは冷気が不連続な態様で発
生する。
【0004】これら2 つの欠点を回避するために、数種
類の吸着体による再生サイクルを使用する装置が作成さ
れた。
【0005】これらの装置の基本アイデアは冷却中及び
吸着中に吸着体(adsorber)がもたらす顕熱及び吸着潜熱
を使用して、加熱及び脱着中に他の吸着体を予熱するこ
とである。
【0006】他の吸着体を予熱するためにある吸着体の
内部熱を回収することは、装置の熱源から取られる熱に
関する節減につながるものであり、したがって、効率の
向上につながるものである。
【0007】これを達成するために、現在まで、吸着体
の熱の「管理」に関する2 つのタイプに対応した、2 種
類の再生タイプが使用されてきた。
【0008】第1 のタイプにおいては、均一温度吸着体
を使用する。伝熱流体が吸着体の各々に配置された熱交
換器内を循環し、該熱交換器及び作動条件は各吸着体
内、及び対応する固体吸収体床と伝熱流体の間に存在す
る温度勾配ができるだけ低くなるようなものである。
【0009】対応する装置を作動させた場合、一方が当
初高い温度であり、他方が当初低い温度である2 つの吸
着体の間を伝熱流体が流れる熱回収フェーズが存在す
る。このフェーズ中に、外部の熱源から熱は取り入れら
れない。2 つの吸着体が同一温度になると、このフェー
ズは中断される。
【0010】詳細については、文献(1 )から(3 )を
参照されたい。これらの文献は本明細書で以下に参照す
る他の文献と同様、本書の末尾に挙げられている。
【0011】熱を「管理」するために、3 つ以上の吸着
体を使用することも提案されている(特に、文献(3 )
参照)。このような装置の場合に、きわめて興味深い実
験結果が得られている。すなわち、3 つの吸着体による
サイクルで、1.06という冷気発生COP が得られている。
【0012】第2 の制御ないし管理のタイプは吸着体内
で高い軸方向温度勾配を作り出すことからなっている。
この場合、冷伝熱流体によって吸着体を冷却し、該吸着
体内の高い軸方向温度勾配の結果として、該吸着体から
の出口で高温伝熱流体を得ることが、理論的に可能であ
る。この高温流体は次いで、第2 の吸着体を再生するた
めに使用される。
【0013】この手順は文献(4 )及び(5 )に詳細に
記載されている。
【0014】したがって、この手順は直列に接続された
2 つの吸着体と、これら2 つの吸着体の間に挿入された
2 つの熱交換器(一方は熱源として、他方は冷熱源とし
て働く)を使用し、伝熱流体の流動方向は半作動サイク
ルの終了時に逆転される。
【0015】このような手順は文献(6 )に詳細に記載
されている。
【0016】急峻な温度前線が得られれば、再生の効率
がきわめてよく、1 以上で、2 にさえ達するような冷気
発生COP を得られることが理論的に実証されている。
【0017】2 を超えるCOP を得ることを可能とする、
4 つの反応器に温度前線を使用する再生サイクルを使用
することが提案されている(文献(7 )参照)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在ま
で、この熱前線プロセスによって行われた実験的な試み
はすべてきわめて不適切な結果しかもたらしていない。
得られた最高の冷気発生COP が0.75にすぎず(文献(8
)参照)、3 つの均一温度吸着体を使用したサイクル
によって得られた結果よりも劣っているからである。
【0019】これらの劣悪な結果の主な原因は、急峻な
温度前線を伝搬するのが困難なことである。これは主と
して、吸着体として使用される材料によるものである。
これらの材料は伝熱特性が悪い粒状吸着体の固定床によ
って構成されている。すなわち、吸着体の熱伝導率は0.
1 ないし0.3 W/m/℃であり、壁部の交換係数は200 W/m
2 / ℃であって、このような条件は急峻な温度前線を得
るのにはきわめて好ましくない。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の欠点を回
避することを目的とし、高いCOP を得ることができる冷
却及び加熱装置を提案する。
【0021】詳細にいえば、本発明は冷却及び加熱のた
めの装置であって、少なくとも1 種類の冷却流体を固定
することができ、かつ熱交換器に接触している少なくと
も1 種類の固体吸収体(sorbent) を収納している少なく
とも1 つの反応器と、伝熱流体を加熱するための少なく
とも1 つの熱源と、前記伝熱流体を冷却するための少な
くとも1 つの冷熱源とを備えており、反応器が複数個の
分離した区画を有しており、各区画が固体吸収体を収納
していることを特徴とし、さらに熱交換器によって伝熱
流体を熱源と冷熱源の間で交番循環させて、第1 の区画
から最後の区画まで、あるいはその逆に区画を連続的に
通過する温度前線を固体吸収体内に作り出す手段であっ
て、固体吸収体が熱交換器内での伝熱流体の変位に垂直
な方向でよりも、平行な方向で熱伝導率と透過性が低く
なる複合材料である手段と、材料が伝熱流体の結果、加
熱された場合に、材料によって解放される冷却流体を凝
縮するための少なくとも1 つの凝縮器と、冷却流体を気
化させて、材料が伝熱流体によって冷却された場合に、
冷却流体を材料に固定するようにする、凝縮器よりも圧
力が低い少なくとも1 つの蒸発器と、液相の冷却流体を
凝縮器から蒸発器へ戻すための手段と、気相の冷却流体
を蒸発器から反応器へ、次いで反応器から凝縮器へ循環
させ、温度前線とともに区画を連続的に横切る圧力前線
によって分離された高圧域と低圧域を反応器内に作り出
すことのできる手段とを備えていることを特徴とする冷
却及び加熱装置に関する。
【0022】「吸収体」という語は流体を吸着または化
学反応のいずれかによって固定することのできる固体を
いう。熱伝導度異方性を有する複合材の吸収体として本
発明で使用することにより、急峻な温度前線を作り出す
ことができる。
【0023】さらに、この材料の透過度異方性ならびに
区画が存在することによって、急峻な圧力前線を得るこ
と、ならびに高い再生係数、したがって高いCOP を得る
ことができる。
【0024】本発明による装置の第1 実施例によれば、
冷却流体循環手段は、凝縮器を蒸発器に接続する少なく
とも1 本のダクトと、それぞれが区画を前記ダクトに接
続しているパイプと、反応器内の圧力前線を個々の区画
の間で変位させることのできるダクト用の伸縮式シール
手段とを備えている。
【0025】第2 実施例によれば、冷却流体循環手段
は、反応器を凝縮器と連結する少なくとも1 本の第1 ダ
クトと、それぞれが区画を前記第1 ダクトに接続する第
1 グループのパイプと、反応器を蒸発器と連結する少な
くとも1 本の第2 ダクトと、それぞれが区画を前記ダク
トに接続する第2 グループのパイプと、反応器内の前記
圧力前線を個々の区画の間で変位させることのできる第
1 及び第2 ダクトならびに第1 及び第2 グループのパイ
プ用の伸縮式シール手段とを備えている。
【0026】シールないし閉鎖手段はバルブを備えてい
ることができる。
【0027】改変形として、前記シールないし閉鎖手段
は本発明による装置の構成を単純化する逆止弁ないしチ
ェック・バルブを備えている。
【0028】本発明において、その内部で再生サイクル
を行うために単一の反応器を使用することができる。
【0029】以下で明確となるように、複数個の反応器
を使用して、その内部で再生サイクルを作り出すことが
できる。
【0030】特別な実施例によれば、本発明による装置
は2 つの反応器を備えており、伝熱流体循環手段が各反
応器内の伝熱流体を、前記反応器の一方の熱源から冷熱
源へ、また同時に他方の反応器の冷熱源から熱源へ循環
させる。
【0031】この場合、装置は両方の反応器に共通な単
一の熱源と、単一の冷熱源と、単一の伝熱流体を備えて
いることが有利であり、これによって装置の構成が単純
化される。
【0032】この場合、装置は両方の反応器に共通な単
一の凝縮器と、単一の蒸発器と、単一の冷却流体を備え
ていることが有利であり、これも装置の構成を単純化す
る。
【0033】区画をある程度のシールを行う隔壁によっ
て互いに分離することができ、また前記材料製とするこ
とができる。
【0034】本発明を非限定的な実施例に関して、また
添付図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
【実施例】図1 に略示した本発明による冷却及び加熱装
置は、冷却流体を固定することのできる固体吸収体4 を
収納し、かつ熱交換器6 を包囲している反応器2 と、伝
熱流体10を加熱するための熱源8 と、前記伝熱流体を冷
却するための冷熱源12を備えている。
【0036】反応器2 は複数個、この例では7 個の図1
に示す区画であって、互いに気密に分離されており、各
々が固体吸収体の一部を収納している区画C1、C2、...
、C7を有している。
【0037】図1 による装置は、熱源8 と冷熱源12の
間で伝熱流体10を熱交換器6 を介して交番循環させ、第
1 の区画C1から最後の区画C7まで、あるいはその逆に区
画を連続的に横切る温度前線F を固体吸収体4 内に作り
出す手段も備えている。
【0038】図1 の例において、これの交番循環手段に
は、熱源8 内に配置された第1 ピストン14と、冷熱源12
に配置された第2 ピストン16が組み込まれている。ピス
トン14は熱源の伝熱流体を熱交換器6 へ向かって送るこ
とができるのに対し、ピストン16は該伝熱流体を冷熱源
12から該熱交換器へ送ることができる。
【0039】反応器2 は内部に固体吸収体のシリンダ状
のブロックが配置されたコラムによって構成されてお
り、該吸収体の直径はコラム・スリーブの内径よりも小
さくなっている。このようにして、固体吸収体のブロッ
クとスリーブの間に設けられた空間によって、冷却流体
の蒸気の流れが可能となる。
【0040】図1 の場合、固体吸収体ブロックを備えた
熱交換器はカレンダ/チューブ交換器であり、伝熱流体
は該チューブ内を循環する。
【0041】変形例として、固体吸収体が包囲している
平行プレートを有する交換器を使用することもできる。
【0042】この固体吸収体4 は複合材料であり、この
材料はコラム軸に垂直な方向(熱交換器内での伝熱流体
の変位方向)に、たとえば、1 ないし100 W/m/℃の高い
熱伝導度を、また伝熱流体の変位方向に垂直な方向に、
たとえば、0.1 ないし2 W/m/℃の低い熱伝導度を有して
おり、かつ変位軸線に平行な熱伝導度に対する軸線に垂
直な熱伝導度の比として定義され、3 以上、好ましくは
5 以上である熱異方性係数を有している。
【0043】さらに、該材料は熱交換器内の伝熱流体の
変位に垂直な方向に、たとえば、10-8ないし10-12 2
の高い透過性を、また変位に平行な方向に、たとえば10
-16ないし10-12 2 の低い透過性を有しており、変位
軸線に平行な透過性に対する該軸線に垂直な透過性の比
として定義され、3 以上、好ましくは5 以上である透過
性異方性係数を有している。
【0044】この複合材料は交換器のチューブの壁部ま
たはプレートにおいて、たとえば、200 ないし20000 W/
m 2 / ℃の高い交換係数を有している。これは熱伝導度
異方性係数と組み合わされて、反応器内に急峻な温度前
線を作り出すことを可能とする。
【0045】材料の透過性異方性は高い再生係数を、し
たがって高いCOP を得ることを可能とする。
【0046】このような材料の例は文献(9 )に記載さ
れている。
【0047】この材料にはゼオライト、シリカゲル、活
性アルミナ、または活性炭を組み合わせることができ、
この場合には、冷却流体として、水、アンモニアまたは
アルコールを使用することができる。
【0048】変形例として、材料に吸収体の代わりに、
塩化カルシウムなどの化学反応塩を組み合わせることが
でき、この場合には、アンモニアを冷却流体として使用
することができる。
【0049】最良の固体吸収体の選択は、冷却流体−固
体対の熱力学的データならびに求める作動温度範囲に基
づいて行われる。
【0050】固体吸収体ブロックとコラムのスリーブと
の間の空間には、複数個の気密隔壁20があり、相互の絶
縁あるいは区画C1ないしC7の絶縁を可能としている。こ
れらの隔壁を複合材で作ることができる。
【0051】それ故、透過性の観点から異方性がきわめ
て高い複合材でディスクまたはワッシャを製造し、軸方
向透過性がきわめて低い、すなわち、交換器内の伝熱流
体の変位の方向に平行に透過性がきわめて低くなるよう
にすることができる。
【0052】図1 に略示した装置は以下のものも備えて
いる。
【0053】材料を伝熱流体によって加熱した場合に、
材料から解放される冷却流体を凝縮するための凝縮器2
2。
【0054】伝熱流体によって前記材料を冷却した場合
に、伝熱流体が材料に固定されるように、冷却流体を気
化させる、凝縮器よりも圧力が低い蒸発器24。
【0055】液相の冷却流体を凝縮器から蒸発器へ戻す
手段であって、図1 の例では凝縮器を蒸発器に接続して
いる毛管チューブ26であり、内径が冷却流体が液相で循
環できるようにするには充分な大きさであるが、気相で
の冷却流体の流れを無視できるようなものとするには充
分な小ささである手段。
【0056】図1 の装置は気相の冷却流体を蒸発器から
反応器へ循環させ、次いで反応器から蒸発器へ循環させ
る手段も備えており、該冷却流体循環手段は反応器2 内
に、温度前線F とともに区画を連続的に横切る圧力前線
によって分離された高圧帯域と低圧帯域を作り出すこと
ができる。
【0057】図1 の場合、この冷却流体循環手段は次の
ものを備えている。
【0058】凝縮器22と連通している第1 ダクト28。
【0059】区画C1からC7を該第1 ダクト28にそれぞれ
が接続している第1 グループのパイプ30。
【0060】蒸発器24と連通している第2 ダクト32。
【0061】区画C1からC7を該第2 ダクト32にそれぞれ
が接続している第2 グループのパイプ34。
【0062】個々の区画の間で反応器2 内の前記圧力前
線を変位できる、第1 及び第2 のダクトならびに第1 及
び第2 のグループのパイプ用の伸縮式シール手段。図示
の実施例には、16のシール手段V1からV16 がある。
【0063】図1 に示すように、閉鎖ないしシール手段
V1は凝縮器22の入口に取り付けられており、シール手段
V16 は蒸発器24の出口に取り付けられており、パイプ30
のシール手段V2からV8はそれぞれ区画C1からC7に対応し
ており、パイプ34のシール手段V9からV15 はそれぞれ区
画C1からC7に対応している。
【0064】図1 の場合、シール手段V2からV15 はバル
ブであり、シール手段V1は反応器から凝縮器への冷却流
体の循環だけを可能とするチェック・バルブすなわち逆
止弁であり、シール手段V16 は蒸発器から反応器への冷
却流体の循環だけを可能とするチェック・バルブすなわ
ち逆止弁である。
【0065】ダクト28は高圧ダクトであり、ダクト32は
低圧ダクトである。
【0066】図1 の装置はピストン14、16及びバルブV2
からV15 を制御するための手段36も備えている。
【0067】図1 は熱交換器38も示している。この熱交
換器38は蒸発器24に取り付けられており、ポンプ40によ
って流体が循環され、該流体が交換器38から離れるとき
に、該流体が冷却されるようになっている。また、他の
熱交換器42が凝縮器22に取り付けられており、また熱交
換器44が冷熱源の空所に取り付けられている。
【0068】ポンプ46は流体を交換器42内を、次いで交
換器44内を循環させることができ、該流体は交換器42内
で、次いで交換器44内で連続的に加熱される。
【0069】流体循環熱交換器38、42、44を、空気を加
熱または冷却できるフィンと置き換えることができる
が、この場合、当然、ポンプ40及び46は使用されない。
【0070】熱源8 が、たとえば、ガスまたは電気ボイ
ラであることを指摘しておく。
【0071】本装置の作動中に、伝熱流体の塊が熱源と
冷熱源の間を移動し、伝熱流体の変位に垂直な方向にお
ける複合材の優れた伝熱特性の結果として該材料によっ
てもたらされる優れた条件の下で熱を交換する。
【0072】本装置の作動をここで説明する。例とし
て、冷却流体としての水に関連づけられたゼオライトな
どの吸収体を含有している複合材を使用する。
【0073】冷却サイクルは2 つの半サイクルに分割さ
れる。このサイクルを説明するために、低温伝熱流体リ
ザーバ(冷熱源)がいっぱいになったときを、再生の終
わりと考える。
【0074】高温前線は冷熱源のもっとも近いコラムの
端部の近くにあり、コラムはこの端部以外の部分では高
温である。以前は、伝熱流体は熱源から冷熱源へ循環し
ていたが、ここでは、該伝熱流体の流動方向は逆にされ
ている。
【0075】サイクルの前半において、伝熱流体が熱交
換器6 を通って、冷熱源から熱源へ流れることを指摘し
ておく。これを行うために、制御手段36はピストン16を
活動化し、伝熱流体を前記冷熱源から出すようにする
が、ピストン14は熱源内で自由に運動し、伝熱流体は熱
源を充填する。
【0076】サイクルの後半において、制御手段36はピ
ストン14を活動化し、伝熱流体を熱源から熱交換器6 へ
向かって送るが、ピストン16は伝熱流体によるこの充填
中冷熱源内で自由に運動する。
【0077】伝熱流体が冷熱源を充填する方向を逆にす
る準備ができた時点での装置の作動を再度考えてみる。
この時点で、反応器は冷却流体により、またそのすべて
の区画によって凝縮器22に連結されている(バルブV2か
らV8は開いており、バルブV9からV15 は閉じられてい
る)。
【0078】区画C1は次いで、バルブV2を閉鎖すること
によって凝縮器22から分離され、冷熱源12から伝熱流体
を循環させることによって、コラムの冷却が開始され
る。コラムの冷却が開始され、圧力が区画C1で低下す
る。
【0079】この圧力が希望する蒸発圧力値に達すると
同時に、区画C1はバルブV9を開くことによって蒸発器24
に接続され、区画C2がバルブV3を閉鎖することによって
分離される。
【0080】次いで、バルブV10 が開かれ、バルブ4 が
閉鎖され、これによって、区画C3が分離され、区画C2が
蒸発器24に連結される。以下同様に行われる。
【0081】バルブV9からV13 が開き、V2からV7が閉鎖
されると、バルブV14 が開かれ、バルブV8が閉鎖され
る。最後に、バルブV15 が開かれる。
【0082】この時点で、蒸発器に連結するためのすべ
てのバルブが開かれ、凝縮器と連結するすべてのバルブ
が閉鎖され、伝熱流体の循環方向が逆になる他の半サイ
クルを開始することが可能となる。
【0083】この間全体にわたり、コラム内にあった高
温伝熱流体は該コラムの出口(熱源にもっとも近い端
部)へ向かって移動する。
【0084】この高温流体の移動は若干の脱着がコラム
の一部で継続するようにするものであるが、コラムの他
の部分では吸着が行われる。この限定された脱着は、凝
縮流が減少することによるものであり、これは凝縮器へ
の連結ダクト内での圧力低下につながる。
【0085】吸着サイクル中のこの圧力が変化するが、
温度が一定な凝縮効果は、当業者には周知である(たと
えば、文献(10)参照)。
【0086】ある区画が蒸発器と連通する(連通バルブ
を開くことによって)と同時に、該区画で吸着が行わ
れ、吸着によって発生する熱は吸収体の温度を閾値温度
Ts' に等しい最高温度まで上昇させる。反応器の良好な
伝熱特性の結果として、伝熱流体の温度もTs’に近い温
度まで上昇する。
【0087】この温度は図2 に示されており、サイクル
中の吸収体の温度T の関数としての、反応器内の圧力p
の自然対数の変化がわかる。凝縮器内の圧力はPcond で
示されており、蒸発器内の圧力はPev で示されている。
Tmin及びTmaxはそれぞれ伝熱流体の最低及び最高温度を
示す。Ts’は吸着中に上昇させることのできる吸収体の
最高温度である。
【0088】バルブの連続的な開閉の制御は、温度前線
及び圧力前線の同時進行をもたらし、これはプロセスの
効率にきわめて重要な影響を及ぼす。
【0089】それ故、各種の周知の再生プロセスにおい
て、反応器冷却フェーズにおいては、冷却の開始時にコ
ラムに関して短期間の断熱減圧フェーズが存在する。こ
のフェーズの間に、コラムの高温端部に配置された吸収
体は、ある量の冷却流体を脱着し、これには吸収体を冷
却するという効果がある。
【0090】透過性異方性に関連した隔壁が存在するこ
とによって、本発明による装置においては、吸収体冷却
フェーズにおけるコラム端部での温度低下を回避するこ
とができる。
【0091】さらに、凝縮器から反応器への戻り蒸気移
動の可能性を回避するために、チェック・バルブV1が設
けられており、凝縮器が蒸発器にならないようにしてい
る。
【0092】バルブV1を閉鎖すると、温度が低下し、か
つさまざまな区画の蒸発器との連通が上述の態様で制御
されるので、まだ蒸発器と連結されていないすべての区
画の圧力が低下する。
【0093】したがって、上述の態様で制御された図1
の装置の場合、反応器冷却フェーズにおける伝熱流体の
出口温度は依然、公知の装置におけるものよりも高くな
る。したがって、再生及びCOP が両方とも改善される。
【0094】同様な効果が反応器加熱フェーズにも存在
する(この場合、バルブV15 が閉鎖され、伝熱流体の熱
源からの循環が開始され、バルブV8が開かれ、バルブV1
4 が閉鎖され、バルブV7が開かれ、バルブV9が閉鎖さ
れ、最後に、バルブV2が開かれる)。伝熱流体の出口温
度は依然、区画が設けられていない公知の装置のものよ
りも低い。
【0095】チェック・バルブV16 が上記の後半のサイ
クル(このサイクルにおいて、反応器が加熱される)に
おいて反応器から蒸発器へ蒸気が戻るのを防止すること
を指摘しておく。
【0096】ピストン14及び16の運動及びバルブの開閉
の制御は時間ベースの制御であることが好ましい(これ
は区画内の圧力センサ及び流体流センサによって供給さ
れる情報の関数である制御よりも簡単である)サイクル
の時間ベースの制御は次元によって決定される。単なる
例であって、限定的なものではない態様において、総サ
イクル時間が10分、すなわち各5 分の半サイクル2 つ
で、各々の長さが10 cm の10個の区画を備えた長さが1
m のコラムの場合、圧力前線がある区画から他の区画ま
で通過するのには約30 sかかり、2 つのバルブを開く間
の時間は30 sである。
【0097】他の実施例において、すべてのシール手段
V2からV15 はチェック・バルブであり、バルブV1及びV1
6 を省くことができる。
【0098】この場合の再生サイクルを説明するため
に、上記と同様に、開始点を冷熱源が低温伝熱流体によ
って充填され、高温伝熱流体の流動方向を逆転する準備
ができた再生の終了時とする。この時点で、反応器は伝
熱流体を介して、またすべての区画によって凝縮器と連
通している(バルブV2からV8は開いており、V9からV15
は閉鎖されている)。
【0099】コラムがまず冷却される。コラムの冷却が
始まり、区画C1の圧力が低下すると、バルブV2が閉じ、
凝縮器から反応器への蒸気の移動を阻止する。
【0100】逆にいえば、区画C1の圧力が低下し、その
圧力が希望する蒸発圧力値に達し、蒸発が始まると、バ
ルブV9が開く。
【0101】冷気前線が進行すると、凝縮器側面のバル
ブが閉じ、蒸発器側面のバルブが開く。
【0102】蒸発器へのすべての連通バルブが開き、凝
縮器へのすべての連通バルブが閉じると、もう一方の半
サイクルを開始することができ、このサイクルの間に、
伝熱流体の流動方向は逆転される。
【0103】上記と同じ考え方が適用できるので、反応
器の冷却フェーズにおいて、伝熱流体の出口温度が従来
技術の装置で得られるものよりも高くなる。良好なCOP
も本発明で得られる。
【0104】チェック・バルブが選択されたのは、適切
な時間で開閉するためであることは明らかである。チェ
ック・バルブを備えた該装置の場合、個々の制御は温度
基準に基づいて決定されるサイクル時間に関係してい
る。
【0105】Tmax及びTminがそれぞれ熱源及び冷熱源の
既知の温度であるとすると、加熱半サイクルは伝熱流体
の出口温度が次のようになった場合に停止する。
【0106】Tsf = (Tmax + Tmin)/2 - dT 冷却フェーズにおいて、伝熱流体の循環はこれを逆転す
るために、次のようになった場合に停止する。
【0107】Tsf = (Tmax + Tmin)/2 + dT (Tmax + Tmin)/2 未満である量dTは装置の作動を数値シ
ミュレーションすることにより当業者によって決定され
る。妥当な解はdTを0 に等しくすることである。
【0108】制御に熱源側及び冷熱源側の温度について
の知識が必要なことは明らかである。2 つの図示してい
ない温度センサがそれぞれ熱源へのダクトと冷熱源への
ダクトに配置されている。
【0109】図3 は本発明による他の実施例を略示する
ものであり、この実施例は反応器2が2 本のダクトに関
連するのではなく、凝縮器22を蒸発器24に接続してお
り、パイプ30によって区画C1からC7のそれぞれと連通し
ている単一のダクト48に関連づけられている点で、図1
の装置と異なっている。
【0110】図3 の場合、シール手段はチェック・バル
ブv1、バルブv2からv7及びもうひとつのチェック・バル
ブv8で構成されている。図3 に示すように、バルブv1は
蒸発器からの出口に取り付けられており、バルブv8は凝
縮器の入口に取り付けられている。これは凝縮器22にお
ける寄生蒸発を防止し、同時に蒸発器24における寄生凝
縮を防止する。
【0111】バルブv2からv7は図3 に示すように、ダク
ト48のパイプ30が出ている部分の間に装着されている。
図3 はピストン14及び16ならびにバルブv2からv7を制御
する手段50も示している。
【0112】図3 に示した装置の作動サイクルも次の2
つの部分からなっている。
【0113】伝熱流体が交換器6 によって冷熱源から熱
源へ通過し、吸収体の区画内に収められている部分を連
続的に冷却するとともに、冷却流体を蒸発器から反応器
へと流し、該流体を該吸収体部分に連続的に固定する部
分と、伝熱流体が交換器6 によって熱源から冷熱源へ通
過し、吸収体のそれぞれ区画に収められている部分を連
続的に加熱し、該吸収体部分に収められている冷却流体
を脱着させ、脱着された該冷却流体が凝縮器へもたらさ
れる部分である。
【0114】伝熱流体が冷熱源にあり、反応器2 に収め
られている吸収体が、冷熱源にもっとも近い反応器の端
部をのぞき、高温であり、バルブv2からv7が開状態であ
る初期状態について考察する。
【0115】バルブv2が次いで閉じられ、伝熱流体が冷
熱源から循環させられる。
【0116】区画C1内の圧力が蒸発に望ましい圧力未満
になると、チェック・バルブv1が開き、区画C1と蒸発器
24の間の連通を確立する。
【0117】バルブv3が次いで閉じられ、区画C2を分離
し、次いで、バルブv2が開いて、区画C2を蒸発器24と連
結する。以下同様に行われる。
【0118】作動サイクルのこの前半の終了時に、バル
ブv2からv6は開き、バルブv7は閉鎖される。バルブv7が
開くと、区画C7が蒸発器24と連結され、凝縮器22がバル
ブv8によって分離される。
【0119】伝熱流体の流動方向を逆転し、圧力前線を
温度前線とともに進行させるとともに、バルブを適切に
制御できるという状況である。
【0120】本発明による装置のいくつかの特別な実施
例を説明するが、これらは反応器を1 つではなく2 つ有
しており、この場合には冷気と熱を連続した態様で発生
することができるが、単一の反応器を使用した冷気と熱
の発生は不連続となる(反応器の加熱フェーズ中、該反
応器の低温部分による冷気の発生はきわめて限定されて
おり、該反応器の加熱フェーズ中、該反応器の高温部分
による熱の発生もきわめて限定されている)。反応器を
2 つ備えた装置のいくつかの実施例が可能である。
【0121】たとえば、各々が単一の反応器を有してい
る図1 のものと同様な2 つの装置を使用することができ
る。該装置は並列に設置され、フェーズを互いに半サイ
クルずらして作動する。
【0122】図4 はより適切なものであり、かつ2 つの
反応器、ならびにこれら2 つの反応器に共通な単一の蒸
発器と単一の凝縮器を使用する他の装置を略示してい
る。
【0123】具体的にいうと、図4 は2 つの反応器、す
なわちバルブV2からV15 、チェック・バルブV1及びV16
、熱源8 、冷熱源12、凝縮器22ならびに蒸発器24を備
えた上述の反応器2 を有している装置を示している。
【0124】図4 は反応器2 と同一であり、バルブV2か
らV15 と同等なものであるバルブV2a からV15a、バルブ
V1及びV16 と同等なバルブV1a 及びV16a、熱源8 と同一
の熱源8aならびに冷熱源12と同一な冷熱源12a を備えた
第2 の反応器2aも示している。
【0125】図4 からわかるように、反応器2aも凝縮器
22及び蒸発器24を使用しており、図示されていない制御
手段が熱源及び冷熱源のバルブ及びピストンを適切な態
様で制御し、2 つの反応器を逆位相で作動させる(これ
らの反応器のうちの1 つに対応する伝熱流体が冷熱源か
ら熱源へ通過する場合、他の反応器に対応する伝熱流体
が熱源から冷熱源へ流れる。あるいは、この逆とな
る)。
【0126】図4 は図1 に示されており、それぞれ凝縮
器及び蒸発器に取り付けられているすべての熱交換器を
示していないし、また冷熱源12においては、対応する冷
熱源12a に取り付けられている熱交換器も示していな
い。
【0127】図5 は2 つの反応器に対して単一の熱源と
単一の冷熱源を使用できることを示している。
【0128】具体的にいうと、図5 に略示した本発明に
よる装置は図4 の反応器2 、2aならびに凝縮器22及び蒸
発器24を備えているが、図5 の装置においては、熱源8
、8a及び冷熱源12、12a はそれぞれ単一の熱源8bと単
一の冷熱源12b に置き換えられており、二重矢印52、54
で象徴されている可逆ポンプを備えている。
【0129】それ故、図5 からわかるように、ダクト56
によって、2 つの反応器の間に前記可逆ポンプを介した
閉伝熱流体回路を確立することができる。
【0130】具体的にいうと、図5 に示した装置の作動
サイクル中に、該サイクルの前半では、ポンプ52を使用
して、伝熱流体が熱源8bから、バルブが適切に制御され
た反応器2aに供給され(ポンプの制御手段とバルブは図
示されていない)、また低温伝熱流体は希望する方向へ
活動化されたポンプ54によって、冷熱源12b から反応器
2 へ送られる。サイクルの後半において、低温伝熱流体
は作動がこのために逆転されたポンプ54によって、冷熱
源12b から反応器2aへ送られ、また高温伝熱流体は作動
がこのために逆転されたポンプ52によって、熱源8bから
反応器2 へ供給される。
【0131】図示されていない改変形において、ポンプ
52及び54は省かれ、熱源8bには高温伝熱流体を反応器2a
へ、あるいは逆に、反応器2bへ供給できるピストンが設
けられ、また冷熱源12b には低温伝熱流体を反応器2aま
たは反応器2 へ供給できるピストンが設けられる。
【0132】これらの条件の下で、装置の作動サイクル
の前半において、熱源のピストンは高温伝熱流体を反応
器2aに循環させ、冷熱源12b のピストンは伝熱流体10を
反応器2 へ循環させる。またサイクルの後半において
は、ピストンが移動の終点に到達すると、これらの変位
方向が逆にされ、これによって、伝熱流体の流動方向を
逆転する。熱源8bのピストンは高温伝熱流体を反応器2
へ送り、冷熱源12b のピストンは伝熱流体10を反応器2a
へ送る。
【0133】このような改変形は2 つの可逆ポンプを使
用した実施例で必要なものよりもはるかに多い伝熱流体
量を必要とする。
【0134】図6 に部分的に示した本発明による装置は
2 つの反応器2 、2a、ならびにこれらの反応器に共通な
凝縮器22と蒸発器24を使用している。
【0135】反応器2 は図3 に関連して説明した態様で
接続され、図6 に示すように、凝縮器22を蒸発器24、パ
イプ30、チェック・バルブV1及びV8、ならびにバルブV2
からV7へ接続しているダクト48に関連づけられている。
【0136】これも図6 に示されているように、反応器
2aの設置は同一である。該反応器2aの図示されていない
区画がパイプ30a (パイプ30の同等物)によってダクト
48aに接続されており、チェック・バルブv1a (v1の同
等物)が蒸発器の出口でダクト48a に取り付けられ、チ
ェック・バルブv8a (v8の同等物)が凝縮器の入口でダ
クト48a に取り付けられ、バルブv2a からv7a が図6 に
示すようにパイプ30aがでている部分の間でダクト48a
に取り付けられている。
【0137】熱源、冷熱源ならびにバルブ及び伝熱流体
の運動を制御する手段は、図6 には示されていない。
【0138】図6 の装置は作動サイクルの前半で、伝熱
流体が熱源から、バルブが適切に制御された反応器2aに
供給され、低温伝熱流体が反応器2 に供給され、サイク
ルの後半で、低温伝熱流体が冷熱源から反応器2aに供給
され、高温伝熱流体が反応器2 に供給されるという態様
で作動する。
【0139】各半サイクルの終了の制御は加熱フェーズ
で行われるか、あるいは時間の基準にしたがって、また
は上述の温度の基準にしたがって行われる。
【0140】各反応器において、単一の固体吸収体の代
わりに、熱力学的基準にしたがって分散された複数の固
体吸収体を設けることができる(たとえば、固体吸収体
の混合物、あるいは個々の区画に異なる吸収体を設け
る)。
【0141】単一の冷却流体の代わりに、反応器と関連
して(あるいは、同一の凝縮器及び同一の蒸発器を使用
する複数の反応器と関連して)冷却流体の混合物を使用
することが可能である。
【0142】以下の文献を明細書中で引用した。
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er solid adsorption heat pump ”, Ind, Ing.Chem. R
es. 27, pp 310-316, 1988.
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の凝縮器及び蒸発器にそれぞれが接続され
ている2 本のダクトを備えた本発明による装置の図であ
る。
【図2】前記装置の作動サイクル中の前記反応器に収納
された固体吸収体の温度の関数としての、前記装置の反
応器内の圧力の自然対数の変化を示すグラフである。
【図3】一端が装置の凝縮器に、他端が蒸発器に接続さ
れている単一のダクトを有する本発明による他の装置の
図である。
【図4】2 つの反応器、ならびに該2 つの反応器に共通
な凝縮器及び蒸発器を備えた本発明による他の装置の図
である。
【図5】2 つの反応器、ならびに両方の反応器に共通な
熱源及び冷熱源を備えた本発明による他の実施例の図面
である。
【図6】2 つの反応器、ならびに両方の反応器に共通な
凝縮器及び蒸発器を備えており、かつ凝縮器が反応器
に、図3 に示した凝縮器、蒸発器及び反応器の間の接続
と矛盾のない態様で接続されている、本発明による他の
装置の部分図である。
【符号の説明】
2 反応器 4 固体吸収体 6 熱交換器 8 熱源 10 伝熱流体 12 冷熱源 14 第1 ピストン 16 第2 ピストン 22 凝縮器 24 蒸発器 26 毛管チューブ 28 第1 ダクト 30 第1 グループのパイプ 32 第2 ダクト 34 第2 グループのパイプ 36 制御手段 38 熱交換器 40 ポンプ 42、44 熱交換器 C1、C2、... 、C7 区画 F 温度前線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1 種類の冷却流体を固定する
    ことができ、かつ熱交換器(6 )に接触している少なく
    とも1 種類の吸収体(4 )を収納している少なくとも1
    つの反応器(2 、2a)と、 伝熱流体を加熱するための少なくとも1 つの熱源(8 、
    8a、8b)と、 前記伝熱流体を冷却するための少なくとも1 つの冷熱源
    (12、12a 、12b )とを備えている冷却及び加熱装置で
    あって、 反応器が複数個の分離した区画(C1からC7)を有してお
    り、各区画が前記固体吸収体の一部を収納していること
    を特徴とし、 熱交換器によって伝熱流体を熱源と冷熱源との間で交番
    循環させて、第1 の区画から最後の区画まで、あるいは
    その逆に区画を連続的に通過する温度前線を固体吸収体
    (4 )内に作り出す手段であって、固体吸収体が熱交換
    器(6 )内での伝熱流体(10)の変位に垂直な方向でよ
    りも、平行な方向で熱伝導率と透過性が低くなる複合材
    料である手段(14、16;52、54)と、 材料が伝熱流体の結果、加熱された場合に、材料によっ
    て解放される冷却流体を凝縮するための少なくとも1 つ
    の凝縮器(22)と、 冷却流体を気化させて、材料が伝熱流体によって冷却さ
    れた場合に、冷却流体を材料に固定するようにする、凝
    縮器よりも圧力が低い少なくとも1 つの蒸発器(24)
    と、 液相の冷却流体を凝縮器から蒸発器へ戻すための手段
    (26)と、 気相の冷却流体を蒸発器から反応器へ、次いで反応器か
    ら凝縮器へ循環させ、温度前線とともに区画を連続的に
    横切る圧力前線によって分離された高圧域と低圧域を反
    応器内に作り出すことのできる手段(28、30、32、34、
    V1からV16 ;30、48、v1からv8;30、30a 、34、34a 、
    V1からV16 、V1a からV16a;30、30a 、48、48a 、v1か
    らv8、v1a からv8a )とを備えていることを特徴とする
    冷却及び加熱装置。
  2. 【請求項2】 冷却流体循環手段が、 凝縮器(22)を蒸発器(24)に接続する少なくとも1 本
    のダクト(48、48a )と、 それぞれが区画(C1からC7)を前記ダクト(48、48a )
    に接続しているパイプ(30、30a )と、 反応器内の圧力前線を個々の区画の間で変位させること
    のできるダクト用の伸縮式シール手段(v1からv8;v1a
    からv8a )とを備えていることを特徴とする、請求項1
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】 冷却流体循環手段が、 反応器を凝縮器(22)と連結する少なくとも1 本の第1
    ダクト(28)と、 それぞれが区画(C1からC7)を前記第1 ダクト(28)に
    接続する第1 グループのパイプ(30、30a )と、 反応器を蒸発器(24)と連結する少なくとも1 本の第2
    ダクト(32)と、 それぞれが区画(C1からC7)を前記ダクト(32)に接続
    する第2 グループのパイプ(34、34a )と、 反応器内の前記圧力前線を個々の区画の間で変位させる
    ことのできる第1 及び第2 ダクトならびに第1 及び第2
    グループのパイプ用の伸縮式シール手段 (V1からV16
    ;V1a からV16a)とを備えていることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 シール手段がバルブを備えていることを
    特徴とする、請求項2及び3のいずれか一項に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 シール手段がチェック・バルブを備えて
    いることを特徴とする、請求項2及び3のいずれか一項
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 2 つの反応器(2 、2a)を備えており、
    伝熱流体循環手段が各反応器内の伝熱流体を、前記反応
    器の一方の熱源(8 、8a)から冷熱源(12、12a )へ、
    また同時に他方の反応器の冷熱源(12、12a )から熱源
    (8 、8a)へ循環させることを特徴とする、請求項1か
    ら5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 両方の反応器(2 、2a)に共通な単一の
    熱源(8b)と、単一の冷熱源(12b )と、単一の伝熱流
    体を備えていることを特徴とする、請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 両方の反応器(2 、2a)に共通な単一の
    凝縮器(22)と、単一の蒸発器(24)と、単一の冷却流
    体を備えていることを特徴とする、請求項6及び7のい
    ずれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 区画(C1からC7)が隔壁(20)によって
    互いに分離されていることを特徴とする、請求項1から
    8のいずれか一項に記載の装置。
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