JPH07120087A - ヒートポンプ式空気調和装置 - Google Patents

ヒートポンプ式空気調和装置

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Publication number
JPH07120087A
JPH07120087A JP28978493A JP28978493A JPH07120087A JP H07120087 A JPH07120087 A JP H07120087A JP 28978493 A JP28978493 A JP 28978493A JP 28978493 A JP28978493 A JP 28978493A JP H07120087 A JPH07120087 A JP H07120087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accumulator
refrigerant
heat exchanger
compressor
flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP28978493A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Honma
淳 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Publication of JPH07120087A publication Critical patent/JPH07120087A/ja
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖房運転時に液冷媒がコンプレッサに吸入さ
れる事態が防止され、且つ冷房運転時の冷房性能の低下
が抑制されたヒートポンプ式空気調和装置を提供する。 【構成】 冷媒回路内の冷媒の流れを冷房運転時の流れ
と暖房運転時の流れとの間で切替える四方弁と室外熱交
換器とを連結する配管の途上にアキュームレータが配設
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートポンプ式空気調
和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に基づいて従来構造のヒートポンプ
式空気調和装置を説明する。従来構造のヒートポンプ式
空気調和装置においては、冷房時には、冷媒は冷媒回路
内を実線の矢印で示すように流れる。すなわち、コンプ
レッサ11から吐出された高圧高温のガス冷媒は、四方
弁12を通って室外熱交換器13に流入し、室外熱交換
器13を通過する際に外気により冷却されて液化し、開
放された逆止弁14aを経て受液器15に蓄えられる。
受液器15を出た高圧の液冷媒は膨張弁16aにより減
圧され、室内熱交換器17を通過する際に内気から熱を
奪って気化し、四方弁12を通り、更にアキュームレー
タ(気液分離器)18を通ってコンプレッサ11に還流
する。
【0003】暖房時には、四方弁12により配管が破線
の如くに切替えられ、冷媒は冷媒回路内を破線の矢印で
示すように流れる。すなわち、コンプレッサ11から吐
出された高圧高温のガス冷媒は、四方弁12を通って室
内熱交換器17に流入し、室内熱交換器17を通過する
際に内気(内気循環時)、又は外気(外気導入時)によ
り冷却されて液化し、開放された逆止弁14bを経て受
液器15に蓄えられる。受液器15を出た高圧の液冷媒
は膨張弁16bにより減圧され、室外熱交換器13を通
過する際に外気から熱を奪って気化し、四方弁12を通
ってアキュームレータ18に流入する。アキュームレー
タ18内で気液分離が行われ、液冷媒はアキュームレー
タ18内に停まり、ガス冷媒のみがアキュームレータ1
8を出てコンプレッサ11に還流する。上記説明から分
かる如く、従来構造のヒートポンプ式空気調和装置にあ
っては、アキュームレータ18をコンプレッサ11の吸
入口近傍に配設して、暖房運転の起動時、外気温が低く
室外熱交換器13の蒸発能力が低下した時等に、液冷媒
がコンプレッサ11に吸入される事態を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来構造のヒートポン
プ式空気調和装置にあっては、低圧回路となるコンプレ
ッサ11の吸入口近傍にアキュームレータ18を配設し
ていたので、冷房運転時に、低圧回路の圧損増加によ
り、冷房性能が低下するという問題があった。本発明
は、上記問題に鑑みてなされたものであり、暖房運転時
に液冷媒がコンプレッサに吸入される事態が防止され、
且つ冷房運転時の冷房性能の低下が抑制されたヒートポ
ンプ式空気調和装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、冷媒回路内の冷媒の流れを冷房
運転時の流れと暖房運転時の流れとの間で切替える四方
弁と室外熱交換器とを連結する配管の途上にアキューム
レータが配設されていることを特徴とするヒートポンプ
式空気調和装置を提供する。
【0006】
【作用】四方弁と室外熱交換器とを連結する配管は、冷
房運転時にはコンプレッサの吐出口に近接した高圧回路
となるので、アキュームレータを配設することにより圧
損が増加しても、冷房性能は余り低下しない。一方、四
方弁と室外熱交換器とを連結する配管は、暖房運転時に
はコンプレッサの吸入口に近接した低圧回路となるが、
該部にアキュームレータを配設することにより、液冷媒
がコンプレッサに吸入される事態が防止される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を、図1に基づいて説明す
る。本実施例に係るヒートポンプ式空気調和装置におい
ては、冷房時には、冷媒は冷媒回路内を実線の矢印で示
すように流れる。すなわち、コンプレッサ1から吐出さ
れた高圧高温のガス冷媒は、四方弁2を通り、更にアキ
ュームレータ8を通って室外熱交換器3に流入し、室外
熱交換器3を通過する際に外気により冷却されて液化
し、開放された逆止弁4aを経て受液器5に蓄えられ
る。コンプレッサ1から吐出されたガス冷媒がアキュー
ムレータ8を通過する際に冷媒ガスの脈動が低減する。
これにより室外熱交換器3の振動、騒音が抑制される。
受液器5を出た高圧の液冷媒は膨張弁6aにより減圧さ
れ、室内熱交換器7を通過する際に内気から熱を奪って
気化し、四方弁2を通ってコンプレッサ1に還流する。
コンプレッサ1の吸入口の近傍には圧損を増加させる障
害物は存在しない。従って低圧回路の圧損増加による冷
房性能の低下は生じない。また、アキュームレータ8が
配設された四方弁2と室外熱交換器3とを連結する配管
は高圧回路となっているので、アキュームレータ8の設
置により圧損が増加しても、冷房性能は余り低下しな
い。
【0008】暖房時には、四方弁2により配管が破線の
如くに切替えられ、冷媒は冷媒回路内を破線の矢印で示
すように流れる。すなわち、コンプレッサ1から吐出さ
れた高圧高温のガス冷媒は、四方弁2を通って室内熱交
換器7に流入し、室内熱交換器7を通過する際に内気
(内気循環時)、又は外気(外気導入時)により冷却さ
れて液化し、開放された逆止弁4bを経て受液器5に蓄
えられる。受液器5を出た高圧の液冷媒は膨張弁6bに
より減圧され、室外熱交換器3を通過する際に外気から
熱を奪って気化し アキュームレータ8に流入する。ア
キュームレータ8内で気液分離が行われ、液冷媒はアキ
ュームレータ8内に停まり、ガス冷媒のみがアキューム
レータ8を出て、四方弁2を通り、コンプレッサ1に還
流する。これにより、液冷媒がコンプレッサ1に吸入さ
れる事態が防止される。
【0009】
【効果】以上説明したごとく、本発明にあっては、冷房
時に高圧回路となる四方弁と室外熱交換器とを連結する
配管の途上にアキュームレータを配設したので、アキュ
ームレータの設置により圧損が増加しても、冷房性能は
余り低下しない。一方、四方弁と室外熱交換器とを連結
する配管は、暖房運転時にはコンプレッサの吸入口に近
接した低圧回路となるが、該部にアキュームレータを配
設することにより、液冷媒がコンプレッサに吸入される
事態が防止される。従って本発明により、暖房運転時に
液冷媒がコンプレッサに吸入される事態が防止され、且
つ冷房運転時の冷房性能の低下が抑制されたヒートポン
プ式空気調和装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るヒートポンプ式空気調和
装置の回路図である。
【図2】従来構造に係るヒートポンプ式空気調和装置の
回路図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 四方弁 3 室外熱交換器 4a、4b 逆止弁 5 受液器 6a、6b 膨張弁 7 室内熱交換器 8 アキュームレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路内の冷媒の流れを冷房運転時の
    流れと暖房運転時の流れとの間で切替える四方弁と室外
    熱交換器とを連結する配管の途上にアキュームレータが
    配設されていることを特徴とするヒートポンプ式空気調
    和装置。
JP28978493A 1993-10-27 1993-10-27 ヒートポンプ式空気調和装置 Pending JPH07120087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28978493A JPH07120087A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 ヒートポンプ式空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28978493A JPH07120087A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 ヒートポンプ式空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07120087A true JPH07120087A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17747730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28978493A Pending JPH07120087A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 ヒートポンプ式空気調和装置

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JP (1) JPH07120087A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101749801A (zh) * 2008-12-01 2010-06-23 三星电子株式会社 空调及其控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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