JPH07120043B2 - レジストおよびそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

レジストおよびそれを用いたパターン形成方法

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JPH07120043B2
JPH07120043B2 JP62310736A JP31073687A JPH07120043B2 JP H07120043 B2 JPH07120043 B2 JP H07120043B2 JP 62310736 A JP62310736 A JP 62310736A JP 31073687 A JP31073687 A JP 31073687A JP H07120043 B2 JPH07120043 B2 JP H07120043B2
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    • C07D295/22Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with hetero atoms directly attached to ring nitrogen atoms
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主に半導体デバイス製造等に用いるフォトリ
ングラフイ用レジストとそれを用いたパターン形成方法
に関するものである。
近年、半導体デバイスの高密度大集積化に伴い、微細加
工、中でもフォトリソグラフィに用いる露光装置の使用
波長は益々短波長化し、今では、KrFエキシマレーザ(2
48.4nm)光が検討されるまでになってきている。しかし
ながら、この波長に適したレジストは未だ適当なものが
なかった。
現在広く知られているレジストで、KrFエキシマレーザ
光に対してかなり感光性が高く、光透過率もよいと言わ
れているMP2400(シプレイ社製)を用いた場合でも、現
像後のパターン形状は非常に悪く、使用出来そうにもな
い。
例えば、MP2400を用いて、KrFエキシマレーザ露光でパ
ターンを形成した場合について第4図を用いて説明する
と、まず、Si基板1上にMP2400を回転塗布し、ホットプ
レートにて90℃で2分間プレベークを行った後、1,2μ
m厚のレジスト膜3を得る。{第4図(a)}。次に24
8.4nmのKrFエキシマレーザ光4をマスク5を介して選択
的に露光する。{第4図(b)}。最後に、MP2401(シ
プレイ社製)の20%水溶液(アルカリ性)を用いて60秒
間現像を行うことにより樹脂パターン3aが得られる。
{第4図(c)}。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがMP2400を用いた場合、この波長の光に対して感
度が悪いため相当露光量を大きくする必要があり、結果
として未露光部まで光が入り込み、パターン3aの形状が
第4図(c)に示されるように大幅に劣化して、アスペ
クト比は60度程度しか得られなかった。
このようにパターン形状が悪い原因は、MP2400レジスト
の露光光に対する表面吸収が大きいことに起因している
と考えられる。
このことは、レジストに用いられているメインポリマー
(樹脂)自身が露光光に対して大きな光吸収性を持って
いるか、レジスト中の感光剤の光反応性が良くないため
である。即ち、従来のレジストに使用されているナフト
キノンジアジド系の感光剤は、一般に248.4nm付近の光
に対して吸収が大きく、また、露光後の透過率も殆どよ
くならない。例えば、膜厚1μmのMP2400では、KrFエ
キシマレーザ(248.4nm)を用いた露光前後の光透過率
変化は、第5図に示すように248.4nmにおいてわずか3
%程度であり、反応性が悪いことが理解される。
本発明は、新しく248.4nmのエキシマレーザ光に対して
反応性の良いレジストとこれを用いたパターン形成方法
を提供することを目的としたものである。
即ち、本発明は248.4nm付近の遠紫外光に対して感光性
が大きく、更に露光前後の光透過率変化が大きな感光性
試薬を開発し、この試薬と248.4nm付近の光に対して光
透過率が大きな樹脂(メインポリマー)を組み合わせる
ことにより、248.4nmの光を用いたフォトリソグラフィ
に有効なレジストを開発し、これを用いて微細パターン
を形成するとを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一般式[I] (式中、Rはアルキル基、アラルキル基、ヒドロキシア
ルキル基又はアルコキシアルキル基を表わし、Xは水素
原子、−SO3CH3又は樹脂と反応し得る官能基を表わし、
nは正の整数を表わす。)なるメルドラム酸誘導体を感
光性化合物として含むレジストである。そして、該レジ
ストを基板上に形成した後、遠紫外光を用いて該レジス
トを露光し、その後現像を行って露光された該レジスト
を除去して該レジストパターンを形成するものである。
一般式[I]で示される本発明に係るメルドラム酸誘導
体に於て、Rとしては、例えばメチル基,エチル基,プ
ロピル基,ブチル基,アミル基,ヘキシル基,ヘプチル
基,オクチル基,ノニル基,デシル基等のアルキル基、
例えばベンジル基,フェネチル基等のアラルキル基、例
えばヒドロキシメチル基,ヒドロキシエチル基,ヒドロ
キシプロピル基,ヒドロキシブチル基等のヒドロキシア
ルキル基、又は例えばメトキシメチル基,メトキシエチ
ル基,メトキシプロピル基,メトキシブチル基,エトキ
シメチル基,エトキシエチル基,エトキシプロピル基,
エトキシブチル基,プロポキシメチル基,プロポキシエ
チル基,プロポキシプロピル基,プロポキシブチル基,
ブトキシメチル基,ブトキシエチル基,ブトキシプロピ
ル基,ブトキシブチル基等のアルコキシアルキル基等が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。ま
た、Xとしては、水素原子、−SO3CH3又は樹脂と反応し
得る官能基が挙げられ、樹脂と反応し得る官能基として
は、例えば−SO2Cl(又はその第4級塩)、−SO3H(又
はそのアンモニウム塩,同有機塩基の塩又は同第4級
塩)、−COOH、−COCl、−COBr、−NH2等の官能基が挙
げられる。またnとしては任意の正の整数が挙げられ
る。
一般式[I]で示される感光性化合物の製法としては、
例えばXが水素原子、−SO3CH3、−SO2Cl或は−SO3Hで
ある場合について述べると概略以下の通りである。
即ち、例えば一般式[II] (式中、R及びnは前記と同じ。)で示される化合物を
無水酢酸及び硫酸の存在下にマロン酸と反応させて一般
式[III] (式中、R及びnは前記と同じ。)で示される環状化合
物とし、次いでこれに有機塩基(例えば、ピペリジン,
トリエチルアミン,モルホリン,N−メチルピロリジン
等)の存在下トシルアジドを作用させれば一般式[I]
に於てX=水素原子の本発明に係るメルドラム酸誘導体
が得られ、次いでこれにクロルスルホン酸を作用させれ
ば一般式[I]に於てX=SO2Clの本発明に係るメルド
ラム酸誘導体が得られ、これを加水分解すればX=−SO
3Hの本発明に係るメルドラム酸誘導体が得られる。また
加水分解の代りに加メタノール分解すれば、X=−SO3C
H3の本発明に係るメルドラム酸誘導体が得られる。
〔作用〕
本発明による、一般式[I] (式中、Rはアルキル基、アラルキル基、ヒドロキシア
ルキル基又はアルコキシアルキル基を表わし、Xは水素
原子、−SO3CH3又は樹脂と反応し得る官能基を表わし、
nは正の整数を表わす。)なるメルドラム酸誘導体は、
248.4nm光に体する反応性が大きい、即ち露光前後にお
ける透過率変化が大きく(約50%以上)、さらに露光後
の透過率も65%以上と大きい。また、一般式[I]に於
てXが樹脂と反応し得る官能基であるメルドラム酸誘導
体をOH基を含む樹脂と混合したレジストでは、塗布後加
熱すると、架橋反応が進行し、現像液に対して、樹脂の
溶解性を減少させる効果がある。従って、本発明のレジ
スト材料を用いることにより、形状の良い樹脂パターン
を得ることができる。
即ち、本発明のレジストの 基は、遠紫外光(DeepUV光)、例えばエキシマレーザ光
等により となり、これがアルカリ水溶液により となり溶解することになる。従って、本発明のレジスト
はその光照射部分のみがアルカリ可溶性となり、所謂ポ
ジ型となる。
ところが一般のポジ型レジスト材料は、感光物質・樹脂
・溶媒の組合せであり、樹脂はアルカリ可溶性のノボラ
ック樹脂などが主に用いられる。従って、レジストは未
露光部のノボラック樹脂のアルカリ可溶性を抑制出来る
ことが望ましい。
一般式[I]に於て、Xが樹脂と反応し得る官能基であ
るメルドラム酸誘導体は、その点、末端基に例えば、−
SO2Cl,−SO3H,−COOH,−COCl,−COBr,−NH2等の官能基
を含んでいることから、加熱することにより樹脂のアル
カリ可溶部である−OH基と例えば なるエステル結合等を作る付加反応が進行し、樹脂のア
ルカリ可溶性を抑えることができる。従って、レジスト
に用いたとき未露光部の膜べりの問題は、大幅に改善さ
れる。
なお、本発明に係る感光性化合物において、−SO2Cl,−
SO3H,−SO3CH3,−COOH,−COCl,−COBr,−NH2等の官能基
のベンゼン環上の置換位置は、メチレン基に対してo
−,m−,p位のいずれにてもよく、いずれも全くレジスト
としての効果に相違はない。また、メチレン鎖の長さも
nが正の整数であればいずれのものでもよく、同様に効
果に相違はない。
〔実施例〕
以下、本発明に於ける、一般式[I] (式中、Rはアルキル基、アラルキル基、ヒドロキシア
ルキル基又はアルコキシアルキル基を表わし、Xは水素
原子、−SO3CH3又は樹脂と反応し得る官能基を表わし、
nは正の整数を表わす。)なるメルドラム酸誘導体の合
成例、及びこれを用いたレジストとパターン形成方法に
ついて述べる。
参考例1.p−トルエンスルホニルアジド(トシルアジ
ド)の合成 アジ化ナトリウム22.5g(0.35モル)を少量の水に溶解
させた後、90%含水エタノール130mlで希釈した。次い
で10〜25℃でp−トルエンスルホニルクロライド60g
(0.32モル)を溶解させたエタノール溶液を滴下し、室
温下、2.5時間反応させた。反応液を室温下減圧濃縮
し、残渣油状物を数回水洗した後無水MgSO4で乾燥し
た。乾燥剤を去し、p−トルエンスルホニルアジド5
0.7gを無色油状物として得た。1 HNMR δppm(CDCl3):2.43(3H,s,CH3 ),7.24(2H,d,J
=8Hz,phenyl−C3,C5),7.67(2H,d,J=8Hz,phenyl−
C2,C6)。
IR(Neat):2120cm-1(−N3)。
合成例1.2−〔2−(4−クロルスルホニルフェニル)
エチル〕−5−ジアゾ−2−メチル−1,3−ジオキサン
−4,6−ジオン(一般式[I]に於て、R=CH3,X=SO2C
l,n=2)の合成 (1)2−メチル−2−(2−フェニルエチル)−1,3
−ジオキサン−4,6−ジオンの合成 マロン酸56.7g(0.55モル)と無水酢酸73mlを仕込み、
5〜10℃で濃硫酸2mlを滴下し、同温度で20分撹拌後4
−フェニル−2−ブタノン105g(0.7モル)を15〜20℃
で滴下し、更に同温度で15時間撹拌した。反応液を水中
にゆっくり注入した後クロロホルム抽出し、分取したク
ロロホルム層を水洗後無水MgSO4で乾燥した。乾燥剤を
去後溶媒留去し残渣として得られた淡褐色結晶を含水
アセトンより再結晶し、2−メチル−2−(2−フェニ
ルエチル)−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン68.0gを白
色粉末晶として得た。mp.63.0〜65.0℃。1 HNMR δppm(CDCl3):1.74(3H,s,CH3 ),2.03〜2.44
(2H,m, ),2.60〜3.02(2H,m, ),3.58(2H,s, ),7.16(5H,s,芳香環)。
IR(KBr−disk):1750cm-1(C=0)。
(2)5−ジアゾ−2−メチル−2−(2−フェニルエ
チル)−1,3−ジオキサン−4,6−ジオンの合成 (1)で得た2−メチル−2−(2−フェニルエチル)
−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン67g(0.29モル)をエ
タノール150mlに溶解し、−15〜−10℃でトリエチルア
ミン32gを滴下した後、同温度で参考例1で得たp−ト
ルエンスルホニルアジド61g(0.3モル)を滴下した。同
温度で45分間撹拌後、塩化メチレンで抽出して有機層を
分取し、水洗後無水MgSO4で乾燥した。乾燥剤を去後
溶媒留去し、残渣の赤色油状物をカラム分離〔シリカゲ
ル:ワコーゲルC−200(和光純薬工業(株)製)、溶
離液:n−ヘキサン/酢酸エチル=10/1→5/1→3/1(v/
v)〕して5−ジアゾ−2−メチル−2−(2−フェニ
ルエチル)−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン44.0gを黄
色結晶として得た。mp.50.5〜51.0℃。1 HNMR δppm(CDCl3):1.74(3H,s,−CH3 ),2.04〜2.47
(2H,m, ),2.60〜3.02(2H,m ),7.16(5H,s,芳香環)。
IR(KBr−disk):2180cm-1(−N2),1695cm-1(C=
0)。
(3)2−〔2−(4−クロルスルホニルフェニル)エ
チル〕−5−ジアゾ−2−メチル−1,3−ジオキサン−
4,6−ジオンの合成 (2)で得た5−ジアゾ−2−メチル−2−(2−フェ
ニルエチル)−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン8.0g(31
ミリモル)をクロロホルム35mlに溶解し、−20〜−10℃
でクロロスルホン酸21.5g中に滴下し、同温度で45分間
撹拌後氷水中に注入した。次いでクロロホルムで抽出
し、クロロホルム層を分取し、水洗後無水MgSO4で乾燥
した。乾燥剤を去後溶媒留去し、残渣の黄色油状物5.
3gをカラム分離〔シリカゲル:ワコーゲルC−200(和
光純薬工業(株)製)、溶離液:n−ヘキサン/酢酸エチ
ル=10/1→4/1→2/1→1/1(v/v)〕して2−〔2−(4
−クロルスルホニルフェニル)エチル〕−5−ジアゾ−
2−メチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン1.6gを白色
粉末晶として得た。
mp.153.5〜156.5℃。1 HNMR δppm(CDCl3):1.82(3H,s,−CH3 ),2.13〜2.56
(2H,m, ),2.73〜3.19(2H,m, ),7.44(2H,d,J=9Hz,phenyl−C2,C6),7.97(2H,d,J
=9Hz,phenyl−C3,C5)。
IR(KBr−disk):2170cm-1(−N2),1710cm-1(C=
0)。
元素分析値(C13H11ClN2O6S)理論値:C%,43.52;H%,3.
09;N%,7.81。実測値:C%,43.66;H%,3.01;N%,7.69。
実施例1. 合成例1で得た2−〔2−(4−クロルスルホニルフェ
ニル)エチル〕−5−ジアゾ−2−メチル−1,3−ジオ
キサン−4,6−ジオン3gとパラクレゾール・ノボラック
樹脂(分子量1万)7gとをジエチレングリコールジメチ
ルエーテル50gに撹拌溶解させてレジスト1を得た。
実施例2. 合成例1で得た2−〔2−(4−クロルスルホニルフェ
ニル)エチル〕−5−ジアゾ−2−メチル−1,3−ジオ
キサン−4,6−ジオン4gとメタクレゾール・ノボラック
樹脂(分子量2万)8gとをエチルセルソルブアセテート
42gに撹拌溶解させてレジスト2を得た。
応用例1. 第1図を用いて本発明のレジストを用いたパターン形成
方法を説明する。半導体等の基板1上に実施例1で得た
レジスト1を回転塗布し、90℃で2分間ホットプレート
でプレベーク後、1.2μmの膜厚のレジスト膜2を得
た。(第1図(a))。次に248.4nmのエキシマレーザ
光4をマスク5を介して選択的に露光した。(第1図
(b))。そして、最後にMP2401(シプレイ社製)の20
%アルカリ水溶液で60秒間現像することによりレジスト
膜2の露光部を溶解除去し樹脂パターン2aを得た。(第
1図(c))。樹脂パターン2aはアスペクト比が88度の
好形状で、膜減り数%以下のサブミクロンパターンであ
った。このパターン2aをエッチングマクスとして基板1
表面をエッチングした。
なお、この膜2のレジスト材料としての紫外分光を第2
図に示すが、248.4nmにおける露光前後の透過率変化は
約71%という大きい値であり、このレジスト及び本発明
に係る感光性化合物がKrFエキシマレーザ光に対して好
反応性を示したことがわかる。
応用例2. 応用例1で示したと同様の実験を、実施例2で得たレジ
ストを用いて行った。得られたパターン及び紫外分光は
応用例1とほぼ同等の良好な値を示した。
なお、レジスト中の樹脂はレジストの光表面吸収を低減
するために、248.4nmなどの遠紫外光に対して透明性の
高いものが必要とされる。実施例1,2以外の樹脂とし
て、マレイミド系樹脂、ヒドロキシスチレン樹脂、オル
トクロロメタクレゾール・ノボラック樹脂などを用いて
も同様に好結果が得られるが、もちろんこれらに限定さ
れるわけではない。
溶媒についても同様の透明性が必要であり、他に、ジエ
チレングリコールジエチルエーテルなども用いることが
可能である。
参考例 以下の組成から成るパターン形成用コントラストエンハ
ンスト材料を調製した。
2−〔2−(4−クロルスルホニルフェニル)エチル〕
−5−ジアゾ−2−メチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジ
オン 4.0g パラクレゾール・ノボラック樹脂(分子量5000)2.5g エチルセルソルブアセテート 20.0g このように調製されたパターン形成コントラストエンハ
ンスト材料はこれを膜としてパターン形成有機膜とした
とき、厚さ0.12μmで248.4nmのKrFエキシマ・レーザー
光での露光前後で248.4nmにおける透過率の差が50%以
上と非常に大きくなり、入射光のコントラストを向上さ
せる働きが充分あることがわかった。
上記のパターン形成コントラストエンハンストエンハン
スト材料を用いてレジストパターン形成を行ったリソグ
ラフィ工程を第3図に示す。
半導体等の基板1上にポジレジスト3(MP2400:シプレ
イ社)を1.5μm厚に回転塗布する(第3図(a))。
次にポジレジスト3上に水溶性有機膜6、例えばプルラ
ンとポリビニルピロリドンの混合溶液を塗布形成する。
このときプルランとポリビニルピロリドンの混合重量比
は4:1であり、このときの膜厚はパターン形成に影響の
ないように0.1〜0.3μm程度とした。なおこの中間層で
ある水溶性有機膜は下層レジストと上層パターン形成有
機膜が混合しないように設けているもので必ずしも必要
ではない(第3図(b))。次に、上記のパターン形成
コントラストエンハンスト材料の層7を厚さ約0.12μm
で回転塗布形成した。なお、ここで下層レジストと中間
層水溶性有機膜,水溶性有機膜と上層パターン形成有機
膜は全く密着性良く積層できた。そして、縮小投影露光
法(5:1縮小,NA=0.30)によりマスク5を介して選択的
に248.4nmKrFエキシマ・レーザー光4を露光する(第3
図(c))。そして通常のアルカリ現像液によってコン
トラストエンハンストの層である上記のパターン形成コ
ントラストエンハンスト7および中間層である水溶性有
機膜6を同時に除去すると同時に下地レジスト3を現像
してレジストパターン3bを形成した(第3図(d))。
このときレジストパターン3bはコントラストの向上した
(アスペクト比89°)0.3μmのラインアンドスペース
を解像できた。
〔発明の効果〕
本発明に係る感光性化合物、及びこれを用いたレジスト
を、遠紫外線(DeepUV)、例えばKrFエキシマレーザ光
(248.4nm)等の露光用レジストとして応用することに
より、サブミクロオーダの形状の良い微細パターンが容
易に得られる。従って、本発明は、半導体産業等に於け
る超微細パターンの形成にとって価値大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のレジストを用いたパターン形成方法
の工程断面図、第2図は本発明のレジストの248.4nm近
傍の紫外分光特性図(但し、実線は露光前、破線は露光
後)、第3図は、参考例のパターン形成方法の工程断面
図、第4図は従来のレジスト(MP2400)を用いたパター
ン形成方法の工程断面図、第5図はMP2400の248.4nm近
傍の紫外分光特性図(但し、実線は露光前、破線は露光
後)である。 1……基板、2……パターン形成用レジスト膜、3……
ポジレジスト(MP2400)、4……KrFエキシマレーザ
光、5……マスク、2a,3a,3b……樹脂パターン、6……
水溶性有機膜、7……パターン形成用コントラストエン
ハンスト材料膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 桂二 埼玉県川越市大字的場1633番地 和光純薬 工業株式会社東京研究所内 (72)発明者 名古屋 守 埼玉県川越市大字的場1633番地 和光純薬 工業株式会社東京研究所内 (56)参考文献 特開 平1−106044(JP,A) 特開 平1−106034(JP,A) 特開 平1−33543(JP,A) 特開 昭63−220140(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[I] (式中、Rはアルキル基、アラルキル基、ヒドロキシア
    ルキル基又はアルコキシアルキル基を表わし、Xは水素
    原子、−SO3CH3又は樹脂と反応し得る官能基を表わし、
    nは正の整数を表わす。)で示されるメルドラム酸誘導
    体を感光性化合物として含むことを特徴とするレジス
    ト。
  2. 【請求項2】一般式[I] (式中、Rはアルキル基、アラルキル基、ヒドロキシア
    ルキル基又はアルコキシアルキル基を表わし、Xは水素
    原子、−SO3CH3又は樹脂と反応し得る官能基を表わし、
    nは正の整数を表わす。)で示されるメルドラム酸誘導
    体を感光性化合物として含むレジストを基板上に形成し
    た後、遠紫外光を用いて前記レジストを露光し、その後
    現像を行って露光された前記レジストを除去して前記レ
    ジストパターンを形成することを特徴とするパターン形
    成方法。
JP62310736A 1987-12-04 1987-12-08 レジストおよびそれを用いたパターン形成方法 Expired - Lifetime JPH07120043B2 (ja)

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