JPH07120021A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH07120021A JPH07120021A JP5265979A JP26597993A JPH07120021A JP H07120021 A JPH07120021 A JP H07120021A JP 5265979 A JP5265979 A JP 5265979A JP 26597993 A JP26597993 A JP 26597993A JP H07120021 A JPH07120021 A JP H07120021A
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1423—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1084—Rotary wheel comprising two flow rotor segments
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一種以上の活性無機粉体を使用した吸着素子
を用いることによって、空気調和機の能力を高めるとと
もに、一つの吸着素子を使用するだけで、例えば、除
湿、脱臭、抗菌などの多機能性を達成しうる空気調和機
を提供する。 【構成】 室内9と室外10とにそれぞれ通じる吸込口
11,13、吐出口12,14を有し、シリカゲル、ゼ
オライト、活性炭等の一種または二種以上の活性無機粉
体を混合し、薄いシート状に加工した活性無機粉体シー
トをハニカム形状の中空構造体に形成したロータ型吸着
素子1を備え、その吸着素子1に回転手段4、伝達手段
5、空気流路を仕切る仕切り部材3を備えるとともに、
熱回収用顕熱交換器6、流通空気の冷却手段7、吸着素
子を加熱再生する加熱手段2、および送気手段8を備え
た空気調和機。
を用いることによって、空気調和機の能力を高めるとと
もに、一つの吸着素子を使用するだけで、例えば、除
湿、脱臭、抗菌などの多機能性を達成しうる空気調和機
を提供する。 【構成】 室内9と室外10とにそれぞれ通じる吸込口
11,13、吐出口12,14を有し、シリカゲル、ゼ
オライト、活性炭等の一種または二種以上の活性無機粉
体を混合し、薄いシート状に加工した活性無機粉体シー
トをハニカム形状の中空構造体に形成したロータ型吸着
素子1を備え、その吸着素子1に回転手段4、伝達手段
5、空気流路を仕切る仕切り部材3を備えるとともに、
熱回収用顕熱交換器6、流通空気の冷却手段7、吸着素
子を加熱再生する加熱手段2、および送気手段8を備え
た空気調和機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に、静止型あるいはロータ回転型の除湿または換気装置
を有する空気調和機に関するものである。
に、静止型あるいはロータ回転型の除湿または換気装置
を有する空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機は、固形吸着
剤を用いた吸着素子を採用して除湿または換気機能を果
たしていた。すなわち、固形吸着剤を使用する、ハニカ
ム構造を有する吸着素子は、例えば、アルミシート等の
母材の表面に接着剤を塗布し、活性無機粉体を一部埋没
付着してのち焼結し、コーティングを行なったのちハニ
カム構造を成形するものであった。板状母材の表面に活
性無機粉体を担持させるといった母材の表面処理による
ものであり、活性無機粉体の使用量に制限があるために
空気調和機としての能力を高める点で限界があった。
剤を用いた吸着素子を採用して除湿または換気機能を果
たしていた。すなわち、固形吸着剤を使用する、ハニカ
ム構造を有する吸着素子は、例えば、アルミシート等の
母材の表面に接着剤を塗布し、活性無機粉体を一部埋没
付着してのち焼結し、コーティングを行なったのちハニ
カム構造を成形するものであった。板状母材の表面に活
性無機粉体を担持させるといった母材の表面処理による
ものであり、活性無機粉体の使用量に制限があるために
空気調和機としての能力を高める点で限界があった。
【0003】また、一つの吸着素子には一種類の活性無
機粉体が使用されるため、空気調和機としての機能は、
例えば除湿のみといった単機能であり、多機能性を達成
するには、各種機能を持つ吸着素子を様々な形で一つの
空気調和機に組み込む必要があり、装置の構成要素が複
雑になるという問題があった。
機粉体が使用されるため、空気調和機としての機能は、
例えば除湿のみといった単機能であり、多機能性を達成
するには、各種機能を持つ吸着素子を様々な形で一つの
空気調和機に組み込む必要があり、装置の構成要素が複
雑になるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するためになされたもので、本発明の
目的は、より多くの活性無機粉体をその粒子の表面積を
犠牲にすることなく使用した吸着素子を用いることによ
って、空気調和機の能力を高めるとともに、一つの吸着
素子を使用するだけで、例えば、除湿、脱臭、抗菌など
の多機能性を達成しうる空気調和機を提供することにあ
る。
術の問題点を解決するためになされたもので、本発明の
目的は、より多くの活性無機粉体をその粒子の表面積を
犠牲にすることなく使用した吸着素子を用いることによ
って、空気調和機の能力を高めるとともに、一つの吸着
素子を使用するだけで、例えば、除湿、脱臭、抗菌など
の多機能性を達成しうる空気調和機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る空気調和機のもっとも基本的な構成
は、活性無機粉体シートを中空構造体に形成した吸着素
子を設けたものである。ここで、活性無機粉体シート
は、シリカゲル、ゼオライト、活性炭等の一種または二
種以上の活性無機粉体を混合し、薄いシート状に加工し
た通気性を有するものである。
に、本発明に係る空気調和機のもっとも基本的な構成
は、活性無機粉体シートを中空構造体に形成した吸着素
子を設けたものである。ここで、活性無機粉体シート
は、シリカゲル、ゼオライト、活性炭等の一種または二
種以上の活性無機粉体を混合し、薄いシート状に加工し
た通気性を有するものである。
【0006】具体的に、本発明の空気調和機に係る第一
の発明の構成は、室内と室外とにそれぞれ通じる吸込
口、吐出口を有し、少なくとも吸着素子と送気手段とを
備えた空気調和機において、上記吸着素子を、活性無機
粉体シートをハニカム形状の中空構造体に形成したロー
タ型とし、その駆動手段を備えたものである。より詳し
くは、吸着素子に、空気流路を仕切る手段を備えるとと
もに、熱回収用顕熱交換器と、流通空気の冷却手段と、
前記吸着素子を加熱再生する加熱手段とを設けたもので
ある。
の発明の構成は、室内と室外とにそれぞれ通じる吸込
口、吐出口を有し、少なくとも吸着素子と送気手段とを
備えた空気調和機において、上記吸着素子を、活性無機
粉体シートをハニカム形状の中空構造体に形成したロー
タ型とし、その駆動手段を備えたものである。より詳し
くは、吸着素子に、空気流路を仕切る手段を備えるとと
もに、熱回収用顕熱交換器と、流通空気の冷却手段と、
前記吸着素子を加熱再生する加熱手段とを設けたもので
ある。
【0007】また、具体的に、本発明の空気調和機に係
る第二の発明の構成は、室内と室外とにそれぞれ通じる
吸込口、吐出口を有し、少なくとも吸着素子と送気手段
とを備えた空気調和機において、上記吸着素子を、活性
無機粉体シートをハモニカ状の中空構造体に形成し、該
中空構造体の空気流路が層ごとに交差するように積層し
てなるものである。
る第二の発明の構成は、室内と室外とにそれぞれ通じる
吸込口、吐出口を有し、少なくとも吸着素子と送気手段
とを備えた空気調和機において、上記吸着素子を、活性
無機粉体シートをハモニカ状の中空構造体に形成し、該
中空構造体の空気流路が層ごとに交差するように積層し
てなるものである。
【0008】
【作用】上記技術的手段による働きは次のとおりであ
る。本発明に係る空気調和機に使用する、活性無機粉体
シートを中空構造に変形加工した吸着素子は、その活性
無機粉体シートそのものに通気性があるために、吸着素
子内部に保有するすべての活性無機粉体の能力を生かす
ことができる。そのため、活性無機粉体の表面積を犠牲
にすることなく活性無機粉体の使用量を増やすことがで
きる。また、二種以上の活性無機粉体を適宜混合するこ
とによって、一つの吸着素子で各種の活性を発揮させる
ことができる。
る。本発明に係る空気調和機に使用する、活性無機粉体
シートを中空構造に変形加工した吸着素子は、その活性
無機粉体シートそのものに通気性があるために、吸着素
子内部に保有するすべての活性無機粉体の能力を生かす
ことができる。そのため、活性無機粉体の表面積を犠牲
にすることなく活性無機粉体の使用量を増やすことがで
きる。また、二種以上の活性無機粉体を適宜混合するこ
とによって、一つの吸着素子で各種の活性を発揮させる
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図6を
参照して説明する。 〔実施例 1〕まず、第一の発明の一実施例を図1およ
び図5,6を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施例に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜視図、図
5は、図1の空気調和機の使用方法の一例を示す略示配
置図、図6は、図1の空気調和機の使用方法の他の例を
示す略示配置図である。各図において、太い白矢印は処
理空気流路、斜線付き矢印は再生空気流路を示してい
る。また、各図中、同一符号のものは同一機器を示す。
参照して説明する。 〔実施例 1〕まず、第一の発明の一実施例を図1およ
び図5,6を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施例に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜視図、図
5は、図1の空気調和機の使用方法の一例を示す略示配
置図、図6は、図1の空気調和機の使用方法の他の例を
示す略示配置図である。各図において、太い白矢印は処
理空気流路、斜線付き矢印は再生空気流路を示してい
る。また、各図中、同一符号のものは同一機器を示す。
【0010】図1において、太い白矢印は室内側に出入
りする処理空気流路、斜線付き矢印は室外側に出入りす
る再生空気流路を示している。1はロータ型吸着素子
で、このロータ型吸着素子1は、シリカゲル、ゼオライ
ト、活性炭等の一種または二種以上の活性無機粉体を混
合し、薄いシート状に加工した通気性を有する活性無機
粉体シートを、ハニカム形状の中空構造の回転体に変形
加工したものである。2は、前記ロータ型吸着素子1を
加熱再生する加熱手段に係る再生用加熱手段である。
りする処理空気流路、斜線付き矢印は室外側に出入りす
る再生空気流路を示している。1はロータ型吸着素子
で、このロータ型吸着素子1は、シリカゲル、ゼオライ
ト、活性炭等の一種または二種以上の活性無機粉体を混
合し、薄いシート状に加工した通気性を有する活性無機
粉体シートを、ハニカム形状の中空構造の回転体に変形
加工したものである。2は、前記ロータ型吸着素子1を
加熱再生する加熱手段に係る再生用加熱手段である。
【0011】3は、空気流路を処理側、再生側に仕切る
仕切り部材、4は、前記ロータ型吸着素子1を駆動する
モータ等の回転手段、5は、回転手段4の回転力をロー
タ型吸着素子1に伝えるベルト等の伝達手段、6は熱回
収用の顕熱交換器で、この顕熱交換器6は、吸湿性のな
い、例えば金属シートあるいは合成樹脂シート等をハニ
カム形状の中空構造の回転体に変形加工したものであ
り、回転手段4、伝達手段5を具備している。7は、流
通空気の冷却手段に係る、例えば水蒸発式冷却器等の冷
却手段、8(8−1,8−2の総称)は、送風機等の送
気手段である。
仕切り部材、4は、前記ロータ型吸着素子1を駆動する
モータ等の回転手段、5は、回転手段4の回転力をロー
タ型吸着素子1に伝えるベルト等の伝達手段、6は熱回
収用の顕熱交換器で、この顕熱交換器6は、吸湿性のな
い、例えば金属シートあるいは合成樹脂シート等をハニ
カム形状の中空構造の回転体に変形加工したものであ
り、回転手段4、伝達手段5を具備している。7は、流
通空気の冷却手段に係る、例えば水蒸発式冷却器等の冷
却手段、8(8−1,8−2の総称)は、送風機等の送
気手段である。
【0012】図1に示す空気調和機は、ロータ型吸着素
子1を回転手段4および伝達手段5によって連続的に回
転させるようにし、ロータの空気流路を仕切る仕切り部
材3を設け、熱回収用の顕熱交換器6と冷却手段7およ
び送気手段8−1、再生用加熱手段2と送気手段8−2
を備えることによって、空調対象空気を連続して効率良
く空調処理することを可能にしたものである。
子1を回転手段4および伝達手段5によって連続的に回
転させるようにし、ロータの空気流路を仕切る仕切り部
材3を設け、熱回収用の顕熱交換器6と冷却手段7およ
び送気手段8−1、再生用加熱手段2と送気手段8−2
を備えることによって、空調対象空気を連続して効率良
く空調処理することを可能にしたものである。
【0013】図5および図6に図1の空気調和機の使用
方法の一例を示す。図5において、太い白矢印は室内側
に出入りする処理空気流路、斜線付き矢印は室外側に出
入りする再生空気流路を示しており、機器の配置と空気
流れは図1と同じである。すなわち、室内9の空気を処
理し、室内9へ給気する方法であり、ロータ型吸着素子
1の再生には室外10の空気を用いるものである。
方法の一例を示す。図5において、太い白矢印は室内側
に出入りする処理空気流路、斜線付き矢印は室外側に出
入りする再生空気流路を示しており、機器の配置と空気
流れは図1と同じである。すなわち、室内9の空気を処
理し、室内9へ給気する方法であり、ロータ型吸着素子
1の再生には室外10の空気を用いるものである。
【0014】図5に示すように、室内9の空気は、吸込
口11から空気調和機の処理空気流路側に取り入れら
れ、ロータ型吸着素子1により除湿、脱臭、殺菌等の一
種あるいは二種以上の処理が行なわれたのち、吸着熱に
より加熱される。処理空気はその後、熱回収用の顕熱交
換器6により室外10の空気と熱交換により冷却され、
さらに水蒸発式冷却器等の冷却手段7によって加湿冷却
され、適切な温度と湿度で吐出口12から送気手段8−
1を介して室内9に供給される。
口11から空気調和機の処理空気流路側に取り入れら
れ、ロータ型吸着素子1により除湿、脱臭、殺菌等の一
種あるいは二種以上の処理が行なわれたのち、吸着熱に
より加熱される。処理空気はその後、熱回収用の顕熱交
換器6により室外10の空気と熱交換により冷却され、
さらに水蒸発式冷却器等の冷却手段7によって加湿冷却
され、適切な温度と湿度で吐出口12から送気手段8−
1を介して室内9に供給される。
【0015】一方、室外10の空気は吸込口13から空
気調和機の再生空気流路側に取り入れられ、顕熱交換器
6ならびに再生用加熱手段2によって加熱され、ロータ
型吸着素子1を加熱再生する。再生空気はその後、吐出
口14から送気手段8−2を介して室外10へ排気され
る。
気調和機の再生空気流路側に取り入れられ、顕熱交換器
6ならびに再生用加熱手段2によって加熱され、ロータ
型吸着素子1を加熱再生する。再生空気はその後、吐出
口14から送気手段8−2を介して室外10へ排気され
る。
【0016】図6は、室外10の空気を処理し室内9に
給気する方法であり、ロータ型吸着素子1の再生には室
内9の空気を用いるものである。室外10の空気は、吸
込口11から空気調和機の処理空気流路側に取り入れら
れ、ロータ型吸着素子1により除湿、脱臭、殺菌等の一
種あるいは二種以上の処理が行なわれたのち、吸着熱に
より加熱される。処理空気はその後、顕熱交換器6によ
り室内9の空気と熱交換により冷却され、さらに水蒸発
式冷却器等の冷却手段7によって加湿冷却され、適切な
温度と湿度で吐出口12から送気手段8−1を介して室
内9に供給される。
給気する方法であり、ロータ型吸着素子1の再生には室
内9の空気を用いるものである。室外10の空気は、吸
込口11から空気調和機の処理空気流路側に取り入れら
れ、ロータ型吸着素子1により除湿、脱臭、殺菌等の一
種あるいは二種以上の処理が行なわれたのち、吸着熱に
より加熱される。処理空気はその後、顕熱交換器6によ
り室内9の空気と熱交換により冷却され、さらに水蒸発
式冷却器等の冷却手段7によって加湿冷却され、適切な
温度と湿度で吐出口12から送気手段8−1を介して室
内9に供給される。
【0017】一方、室内9の空気は吸込口13から空気
調和機の再生空気流路側に取り入れられ、顕熱交換器6
ならびに再生用加熱手段2によって加熱され、ロータ型
吸着素子1を加熱再生する。再生空気はその後、吐出口
14から送気手段8−2を介して室外10へ排気され
る。
調和機の再生空気流路側に取り入れられ、顕熱交換器6
ならびに再生用加熱手段2によって加熱され、ロータ型
吸着素子1を加熱再生する。再生空気はその後、吐出口
14から送気手段8−2を介して室外10へ排気され
る。
【0018】本実施例によれば、一種または二種以上の
活性無機粉体を混合して薄いシート状に加工した、通気
性を有する活性無機粉体シートをハニカム形状の中空構
造体に形成したロータ型吸着素子を備えた空気調和機に
より、より多くの活性無機粉体をその粒子の表面積を犠
牲にすることなく使用できるため、空気調和機の能力を
高めることができる。また、二種以上の活性無機粉体を
適宜混合することで、例えば、除湿、脱臭、抗菌等の各
種の活性を発揮させることができるため、一つの吸着素
子を使用するだけで、多機能性を達成することができ
る。
活性無機粉体を混合して薄いシート状に加工した、通気
性を有する活性無機粉体シートをハニカム形状の中空構
造体に形成したロータ型吸着素子を備えた空気調和機に
より、より多くの活性無機粉体をその粒子の表面積を犠
牲にすることなく使用できるため、空気調和機の能力を
高めることができる。また、二種以上の活性無機粉体を
適宜混合することで、例えば、除湿、脱臭、抗菌等の各
種の活性を発揮させることができるため、一つの吸着素
子を使用するだけで、多機能性を達成することができ
る。
【0019】〔実施例 2〕第一の発明の他の実施例を
図2を参照して説明する。図2は、本発明の他の実施例
に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜視図である。
図中、図1と同一符号のものは先の実施例と同等部分を
示す。また、太い白矢印は処理空気流路、斜線付き矢印
は再生空気流路を示している。
図2を参照して説明する。図2は、本発明の他の実施例
に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜視図である。
図中、図1と同一符号のものは先の実施例と同等部分を
示す。また、太い白矢印は処理空気流路、斜線付き矢印
は再生空気流路を示している。
【0020】図2に示す実施例のものは、一種または二
種以上の活性無機粉体を混合して薄いシート状に加工し
た、通気性を有する活性無機粉体シートをハニカム形状
の中空構造体に形成したロータ型吸着素子1を、回転手
段4と伝達手段5を用い連続回転させるようにし、ロー
タの空気流路を仕切る仕切り部材3を設け、再生用加熱
手段2と送気手段8とを備えたものである。図2の実施
例によれば、先の実施例と同様の効果を、より簡単な構
成で達成することができる。
種以上の活性無機粉体を混合して薄いシート状に加工し
た、通気性を有する活性無機粉体シートをハニカム形状
の中空構造体に形成したロータ型吸着素子1を、回転手
段4と伝達手段5を用い連続回転させるようにし、ロー
タの空気流路を仕切る仕切り部材3を設け、再生用加熱
手段2と送気手段8とを備えたものである。図2の実施
例によれば、先の実施例と同様の効果を、より簡単な構
成で達成することができる。
【0021】〔実施例 3〕第一の発明のさらに他の実
施例を図3を参照して説明する。図3は、本発明のさら
に他の実施例に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜
視図である。図中、図1と同一符号のものは先の実施例
と同等部分を示す。また、太い白矢印は処理空気流路、
斜線付き矢印は再生空気流路を示している。
施例を図3を参照して説明する。図3は、本発明のさら
に他の実施例に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜
視図である。図中、図1と同一符号のものは先の実施例
と同等部分を示す。また、太い白矢印は処理空気流路、
斜線付き矢印は再生空気流路を示している。
【0022】図3に示す実施例のものは、一種または二
種以上の活性無機粉体を混合して薄いシート状に加工し
た、通気性を有する活性無機粉体シートをハニカム形状
の中空構造体に形成したロータ型吸着素子1を、回転手
段4と伝達手段5を用い連続回転させるようにし、ロー
タの空気流路を仕切る仕切り部材3を設け、送気手段8
を備えたものである。図3の実施例によれば、処理対象
空気を連続して処理することの可能な、実用的なロータ
回転型全熱交換機を提供することができる。
種以上の活性無機粉体を混合して薄いシート状に加工し
た、通気性を有する活性無機粉体シートをハニカム形状
の中空構造体に形成したロータ型吸着素子1を、回転手
段4と伝達手段5を用い連続回転させるようにし、ロー
タの空気流路を仕切る仕切り部材3を設け、送気手段8
を備えたものである。図3の実施例によれば、処理対象
空気を連続して処理することの可能な、実用的なロータ
回転型全熱交換機を提供することができる。
【0023】〔実施例 4〕次に、第二の発明の実施例
を図4を参照して説明する。図4は、本発明のさらに他
の実施例に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜視図
である。図中、太い白矢印は処理空気流路、斜線付き矢
印は再生空気流路を示している。
を図4を参照して説明する。図4は、本発明のさらに他
の実施例に係る空気調和機の主要構成要素を示す斜視図
である。図中、太い白矢印は処理空気流路、斜線付き矢
印は再生空気流路を示している。
【0024】図4において、15は吸着素子で、この吸
着素子15は、シリカゲル、ゼオライト、活性炭等の一
種または二種以上の活性無機粉体を混合し、薄いシート
状に加工した通気性を有する活性無機粉体シートを、ハ
モニカ形状の中空構造体に変形加工し、該中空構造体の
空気流路が層ごとに交差するように積層した構造のもの
である。すなわち、図4に示す流路層15aが処理空気
流路の方向に、流路層15bが再生空気流路の方向に適
応するようにハモニカ状の仕切り部材が構成されてい
る。
着素子15は、シリカゲル、ゼオライト、活性炭等の一
種または二種以上の活性無機粉体を混合し、薄いシート
状に加工した通気性を有する活性無機粉体シートを、ハ
モニカ形状の中空構造体に変形加工し、該中空構造体の
空気流路が層ごとに交差するように積層した構造のもの
である。すなわち、図4に示す流路層15aが処理空気
流路の方向に、流路層15bが再生空気流路の方向に適
応するようにハモニカ状の仕切り部材が構成されてい
る。
【0025】このような吸着素子15は、第一の発明の
如き空気流路を仕切る部材3を別に必要とせず、単に送
気手段8(8−1,8−2)を備えることによって、処
理対象空気を連続して処理することの可能な、実用的な
静止型全熱交換機を、比較的安価に提供することができ
る。
如き空気流路を仕切る部材3を別に必要とせず、単に送
気手段8(8−1,8−2)を備えることによって、処
理対象空気を連続して処理することの可能な、実用的な
静止型全熱交換機を、比較的安価に提供することができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、より多くの活性無機粉体をその粒子の表面積を犠
牲にすることなく使用した吸着素子を用いることによっ
て、空気調和機の能力を高めるとともに、一つの吸着素
子を使用するだけで、例えば、除湿、脱臭、抗菌などの
多機能性を達成しうる空気調和機を提供することができ
る。
れば、より多くの活性無機粉体をその粒子の表面積を犠
牲にすることなく使用した吸着素子を用いることによっ
て、空気調和機の能力を高めるとともに、一つの吸着素
子を使用するだけで、例えば、除湿、脱臭、抗菌などの
多機能性を達成しうる空気調和機を提供することができ
る。
【図1】本発明の一実施例に係る空気調和機の主要構成
要素を示す斜視図である。
要素を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る空気調和機の主要構
成要素を示す斜視図である。
成要素を示す斜視図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機の
主要構成要素を示す斜視図である。
主要構成要素を示す斜視図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機の
主要構成要素を示す斜視図である。
主要構成要素を示す斜視図である。
【図5】図1の空気調和機の使用方法の一例を示す略示
配置図である。
配置図である。
【図6】図1の空気調和機の使用方法の他の例を示す略
示配置図である。
示配置図である。
1…ロータ型吸着素子、2…再生用加熱手段、3…仕切
り部材、4…回転手段、5…伝達手段、6…顕熱交換
器、7…冷却手段、8−1,8−2…送気手段、9…室
内、10…室外、11,13…吸込口、12,14…吐
出口、15…吸着素子、15a,15b…流路層。
り部材、4…回転手段、5…伝達手段、6…顕熱交換
器、7…冷却手段、8−1,8−2…送気手段、9…室
内、10…室外、11,13…吸込口、12,14…吐
出口、15…吸着素子、15a,15b…流路層。
Claims (7)
- 【請求項1】 活性無機粉体シートを中空構造体に形成
した吸着素子を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 室内と室外とにそれぞれ通じる吸込口、
吐出口を有し、少なくとも吸着素子と送気手段とを備え
た空気調和機において、 上記吸着素子を、活性無機粉体シートをハニカム形状の
中空構造体に形成したロータ型とし、その駆動手段を備
えたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 室内と室外とにそれぞれ通じる吸込口、
吐出口を有し、少なくとも吸着素子と送気手段とを備え
た空気調和機において、 上記吸着素子を、活性無機粉体シートをハモニカ状の中
空構造体に形成し、該中空構造体の空気流路が層ごとに
交差するように積層してなることを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項4】 活性無機粉体シートは、シリカゲル、ゼ
オライト、活性炭等の一種または二種以上の活性無機粉
体を混合し、薄いシート状に加工した通気性を有するも
のであることを特徴とする請求項1ないし3記載のいず
れかの空気調和機。 - 【請求項5】 吸着素子に、空気流路を仕切る手段を備
えたことを特徴とする請求項1または2記載のいずれか
の空気調和機。 - 【請求項6】 吸着素子に、空気流路を仕切る手段を備
えるとともに、少なくとも流通空気の冷却手段を設けた
ことを特徴とする請求項1ないし3記載のいずれかの空
気調和機。 - 【請求項7】 吸着素子に、空気流路を仕切る手段を備
えるとともに、熱回収用顕熱交換器と、流通空気の冷却
手段と、前記吸着素子を加熱再生する加熱手段とを設け
たことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265979A JPH07120021A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265979A JPH07120021A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120021A true JPH07120021A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17424686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5265979A Pending JPH07120021A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120021A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2155417A1 (es) * | 1999-09-08 | 2001-05-01 | Samsung Electronics Co Ltd | Dispositivo humidificador y aparato acondicionador de aire que presenta dicho dispositivo. |
JP2002235933A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
KR100422674B1 (ko) * | 1999-03-10 | 2004-03-11 | 셈코 인코퍼레이티드 | 온도와 습도를 제어하기 위한 시스템 및 방법 |
ITMI20090542A1 (it) * | 2009-04-03 | 2010-10-04 | Sinteco Impianti S R L | Apparecchiatura modulare per il trattamento dell'aria, particolarmente per ambienti classificati e per processi produttivi di alimenti in genere. |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5265979A patent/JPH07120021A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422674B1 (ko) * | 1999-03-10 | 2004-03-11 | 셈코 인코퍼레이티드 | 온도와 습도를 제어하기 위한 시스템 및 방법 |
ES2155417A1 (es) * | 1999-09-08 | 2001-05-01 | Samsung Electronics Co Ltd | Dispositivo humidificador y aparato acondicionador de aire que presenta dicho dispositivo. |
JP2002235933A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
ITMI20090542A1 (it) * | 2009-04-03 | 2010-10-04 | Sinteco Impianti S R L | Apparecchiatura modulare per il trattamento dell'aria, particolarmente per ambienti classificati e per processi produttivi di alimenti in genere. |
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