JPH07119910A - スパイラルフィン付チューブ支持装置 - Google Patents

スパイラルフィン付チューブ支持装置

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Publication number
JPH07119910A
JPH07119910A JP26347093A JP26347093A JPH07119910A JP H07119910 A JPH07119910 A JP H07119910A JP 26347093 A JP26347093 A JP 26347093A JP 26347093 A JP26347093 A JP 26347093A JP H07119910 A JPH07119910 A JP H07119910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
spiral fin
support
sleeve
spiral
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26347093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Ogawa
博紀 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP26347093A priority Critical patent/JPH07119910A/ja
Publication of JPH07119910A publication Critical patent/JPH07119910A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造、組立が容易でつり下げも下部支持も可
能なスパイラルフィン付チューブ支持装置を提供する。 【構成】 支持すべきスパイラルチューブの一部にスリ
ーブ3を取付け、そのスリーブ3を支持板4の切欠き部
に嵌め込んで溶接固定する。隣接して配設された支持板
4の間をロッド5によって溶接接合しブロック化する。
このようにしてブロック化したフィン付チューブは、そ
の支持板4を上部でつり下げ、または下部で支持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボイラ等の節炭器、蒸発
器、過熱器のスパイラルフィン付チューブ支持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のボイラ等の節炭器、蒸発器、過熱
器のスパイラルフィン付チューブの支持装置の一例を図
6ないし図9によって説明する。スパイラルフィン付チ
ューブのチューブ1に溶接取付けされたスパイラルフィ
ン2の一部を、蛇行帯板状のつり下げバンド10で挟
み、つり下げバンド10の重なり部“チ”を栓溶接し、
つり下げバンド10の下部重なり部“リ”を溶接接合
し、L形のストッパ11の片側をスパイラルフィン2の
隙間に挿入し、他側をつり下げバンド10と“ヌ”部で
溶接固定する。
【0003】さらに、スパイラルフィン付チューブ、つ
り下げバンド10、ストッパ11を交互に加えて、つり
下げバンド10の上部にラグ12を“ル”部で溶接取付
けしてブロック化の上、ラグ12につり板6をボルト・
ナット7で連結し、支持梁9からつり下げている。この
ようにスパイラルフィン付チューブをつり下げバンド1
0で挟んでブロック化するには、図9の(a)に示され
ているように、バンド10の上にフィン付チューブ1を
並べ、その上に(b)図のように次のバンド10を合
せ、黒印のところを栓溶接する。このようにして図6に
示すようにブロック化するのであるが、バンド10はプ
レス加工によってつくるため寸法精度には限界がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
のスパイラルフィン付チューブ支持装置は、スパイラル
フィン付チューブを蛇行帯板状のつり下げバンド10で
挟み、つり下げバンド10の重なり部“チ”,“リ”等
を溶接接合することによりスパイラルフィン付チューブ
をブロック化の上、上部をつり下げているが、つり下げ
バンド10にばね効果があるため、支持荷重により伸び
歪を生じてチューブの縦方向ピッチは大きくなり、横方
向ピッチは小さくなり管列の狂いが生じる。
【0005】支持梁の配置上からバンド10を下部で受
ける方が好都合の場合があるが、上記のようにブロック
化されたスパイラルフィン付チューブを下部で支持する
と支持荷重によりバンド10に圧縮歪を生じてチューブ
の縦方向ピッチは小さくなり、横方向ピッチは大きくな
り管列の狂いが生じる上、所定のガス通路内に収まらな
い状態となるため下部で支える方法は採用できない。ま
た、つり下げバンド10はプレス加工となるのでスパイ
ラルフィンの外径と管配列の縦方向ピッチ毎に多数の専
用金型を必要とする。本発明は、以上の問題点を解決し
て整管面からも有効で、上部でつり下げることも、又は
下部で支えることもできるスパイラルフィン付チューブ
支持装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のスパイラルフィン付チューブ支持装置で
は、支持すべきスパイラルチューブの一部に取付けられ
たスリーブ、同スリーブが嵌め込まれて溶接固定される
切欠き部を有する支持板、及び隣接して配設された前記
支持板間に溶接接合されこれをブロック化するロッドを
有し、前記支持板を上部つり下げ及び下部支持の少くと
もいづれか一方で支持するようにした構成を採用する。
【0007】
【作用】本発明によるスパイラルフィン付チューブ支持
装置は、スパイラルフィンの一部に取付けたスリーブを
支持板の切欠き部に嵌め込み溶接固定し、隣接する同じ
形状をもつ支持板間にロッドを溶接接合したことにより
ブロック化され整管面で有効である。また、スパイラル
フィン付チューブの荷重を垂直に受けるよう支持板をス
パイラルフィン付チューブに直交して配置しているた
め、前記したようにブロック化したチューブを上部でつ
り下げて支持することも、下部で支えることもできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるチューブ支持装置を図1
〜図5に示した実施例に基づいて具体的に説明する。な
お、図1〜図5において、先に説明した図6〜図9に示
された部分と同じ部分には説明を簡潔にするため同一符
号を付してある。図1〜図5において、スパイラルフィ
ン付チューブのチューブ1に溶接取付けされたスパイラ
ルフィン2の一部にスリーブ3を取付ける。このスリー
ブ3を支持板4の切欠き部に嵌め込み溶接固定し、隣接
する同じ形状をもつ支持板間にロッド5を溶接接合して
スパイラルフィン付チューブをブロック化している。
【0009】図2にみるように、スリーブ3は2つ割り
にしたスリーブ3a及び3bからなり、スリーブ3a及
び3bは図2に示すようにチューブ1に付けられたスパ
イラルフィン2の一部を両側から挟み、その合せ目の両
端の上下部“イ”を溶接接合され、溶接後のスリーブ3
の収縮でスパイラルフィンに固着される。支持板4には
図1及び図3に示すようにその切欠き部にスリーブ3を
嵌め込みスリーブ3との接触部“ロ”及び“ハ”を溶接
固定し、隣接する同じ形状をもつ支持板間にロッド5を
重ねて“ニ”及び“ホ”部を溶接接合し、支持板間の
上,下の合せ目“ヘ”を溶接接合する。
【0010】さらに、スパイラルフィン付チューブ、支
持板4、ロッド5を交互に加えてブロック化し、図1及
び図4に示すようにつり板6をボルト・ナット7で連結
し支持梁9からつり下げる。または、図3及び図5に示
すようにブロック化された支持板4の底部に受け板8を
“ト”部で溶接接合し、支持梁9に乗せることにより下
部で支えることもできる。
【0011】本実施例による装置は以上のように構成さ
れており、スパイラルフィン2にスリーブ3を取付ける
際のスリーブ3a,3bの溶接後の収縮でスリーブ3は
スパイラルフィン2に固着されるため特別な滑り止め部
品を必要としない。さらに支持板4の切欠き部にスリー
ブ3を嵌め込み溶接固定されるので整管上も有効であ
る。さらに、支持板4は荷重を垂直に受けるようスパイ
ラルフィン付チューブに直交して配置されているため上
部でつり下げることも下部で支えることもできる。
【0012】以上、本発明を図示した実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明がこれらの実施例に限定さ
れず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その形
状、構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもな
い。例えば、上記実施例ではスパイラルフィン付チュー
ブの配列は千鳥配列となっているが基盤目配列でもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
によるスパイラルフィン付チューブ支持装置によれば、
次の効果を奏することができる。 (1)スパイラルフィンにスリーブを取付ける際にスリ
ーブに対し溶接を行えば、溶接後のスリーブの収縮でス
パイラルフィンに固着されるため特別な滑り止め部品を
必要としない。 (2)支持板の切欠き部にスリーブを嵌め込み溶接固定
するので整管上も有効である。 (3)支持板は荷重を垂直に受けるようスパイラルフィ
ン付チューブに直交して配置されているため、上部でつ
り下げることができるだけでなく下部で支えることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る上部つり下げタイプの
チューブ支持装置の要部を示し、(A)は側面図、
(B)は正面図。
【図2】図1の実施例に係るスリーブ取付け部分の詳細
を示し、(A)は平面図、(B)は正面図。
【図3】本発明の一実施例に係る下部支持タイプのチュ
ーブ支持装置の要部を示し、(A)は側面図、(B)は
正面図。
【図4】本発明の一実施例に係る上部つり下げタイプの
チューブ支持装置のガス通路への設置状態を示す側面
図。
【図5】本発明の一実施例に係る下部支持タイプのガス
通路への設置状態を示す側面図。
【図6】従来のスパイラルフィン付チューブ支持装置の
一例に係る上部つり下げタイプの要部を示し(A)は側
面図、(B)は正面図。
【図7】図6に示した従来例に係るつり下げ板の栓溶接
及びストッパの取付けの詳細を示し、(A)は側面図、
(B)は正面図。
【図8】図6に示した従来例に係る上部つり下げタイプ
のガス通路への設置状態を示す側面図。
【図9】図6に示した従来例におけるブロック化状況を
示す正面図で(A)はバンドにフィン付チューブを並べ
た状態、(B)はバンドでフィン付チューブを挟んだ状
態を示している。
【符号の説明】
1 チューブ 2 スパイラルフィン 3 スリーブ 4 支持板 5 ロッド 6 つり板 7 ボルト・ナット 8 受け板 9 支持梁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラルフィン付チューブの支持装置
    において、支持すべきスパイラルチューブの一部に取付
    けられたスリーブ、同スリーブが嵌め込まれて溶接固定
    される切欠き部を有する支持板、及び隣接して配設され
    た前記支持板間に溶接接合されこれをブロック化するロ
    ッドを有し、前記支持板を上部つり下げ及び下部支持の
    少くともいづれか一方で支持することを特徴とするスパ
    イラルフィン付チューブ支持装置。
JP26347093A 1993-10-21 1993-10-21 スパイラルフィン付チューブ支持装置 Withdrawn JPH07119910A (ja)

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JP26347093A JPH07119910A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 スパイラルフィン付チューブ支持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP26347093A JPH07119910A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 スパイラルフィン付チューブ支持装置

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JPH07119910A true JPH07119910A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17389961

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26347093A Withdrawn JPH07119910A (ja) 1993-10-21 1993-10-21 スパイラルフィン付チューブ支持装置

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JP (1) JPH07119910A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432088B1 (ko) * 2001-10-29 2004-05-17 두산중공업 주식회사 핀 튜브 슬라이딩 가이드를 구비한 폐열회수보일러
JP2009518661A (ja) * 2005-11-14 2009-05-07 プレイナー システムス インコーポレーテッド 集積型感光性液晶ディスプレイ

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KR100432088B1 (ko) * 2001-10-29 2004-05-17 두산중공업 주식회사 핀 튜브 슬라이딩 가이드를 구비한 폐열회수보일러
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Effective date: 20001226