JPH07119805A - Vベルト式無段変速機 - Google Patents

Vベルト式無段変速機

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JPH07119805A
JPH07119805A JP28754093A JP28754093A JPH07119805A JP H07119805 A JPH07119805 A JP H07119805A JP 28754093 A JP28754093 A JP 28754093A JP 28754093 A JP28754093 A JP 28754093A JP H07119805 A JPH07119805 A JP H07119805A
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JP
Japan
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oil
sheave
gear
hydraulic
oil motor
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Application number
JP28754093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速機の容量を増加すると共に変速操作速度
を高め、かつコンパクト化及び製造コストの低減化を図
る。 【構成】 変速機の定常状態時にあっては、オイルモー
タM内の作動油は、油圧制御手段126により閉塞さ
れ、オイルモータMの回転が阻止されて、シーブ移動手
段を介して連結された両プーリのベルト有効径は固定保
持される。また、変速機の変速時には、オイルポンプ1
27から圧送された作動油は、油圧制御手段126によ
り制御され、オイルモータMに圧送されて、オイルモー
タMを所定の方向に回転駆動する。これにより、シーブ
移動手段を介して連結された両プーリのベルト有効径が
変化される。また、変速時、油圧力調整手段129によ
りオイルモータMに供給する油圧を上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Vベルト式無段変速
機、特に自動車に用いられる無段変速機(CVT)に用
いて好適であり、詳しくはその変速操作の駆動源に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、Vベルト式無段変速機の変速技術
としては、本出願人が先に提案した特開平3−1343
52号公報に開示されたようなものがある。すなわち、
この従来のVベルト式無段変速機は、プライマリシャフ
トに支持された固定シーブ及び該固定シーブに対して軸
方向に移動し得る可動シーブからなるプライマリプーリ
と、セカンダリシャフトに支持された固定シーブ及び該
固定シーブに対して軸方向に移動し得る可動シーブから
なるセカンダリプーリとにVベルトを巻き回し、変速操
作手段としての電気モータからの回転運動を、シーブ移
動手段を介して往復運動に変換し、この往復運動を前記
可動シーブに伝達するようになっている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のVベルト式無段変速機にあっては、変速操作
性を向上しようとすると、変速操作速度を高めるために
電気モータの容量を大きくする必要があり、このように
すると、構成部材である電気モータ及びその制御装置
(ドライバ)が大型化すると共に高価になり、自動車の
搭載性に問題を生ずると共に、変速機の製造コストが増
大してしまう問題がある。また、電気モータ自体では、
プーリの軸方向移動を阻止しようとすると大きなパワー
を必要とするため、プーリを固定・保持するための電磁
ブレーキ等が必要であり、その分、変速機の設置スペー
ス及び製造コストが増大してしまうという問題もある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、変速操作の駆動源としてオイルモ
ータを用いることにより、コンパクトで製造コストの安
価な構造でありながら、変速操作速度を高めると共に、
変速機自体の容量をも向上したVベルト式無段変速機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、プライマリシャフト(2)に支持された固
定シーブ(9)及び該固定シーブ(9)に対して軸方向
に移動し得る可動シーブ(7)からなるプライマリプー
リ(5)と、セカンダリシャフト(3)に支持された固
定シーブ(35)及び該固定シーブ(35)に対して軸
方向に移動し得る可動シーブ(33)からなるセカンダ
リプーリ(6)と、前記両プーリ(5,6)に巻掛けら
れたVベルト(B)と、回転運動を往復運動に変換して
該往復運動を前記両プーリ(5,6)の可動シーブ
(7,33)に作用するシーブ移動手段(120)と、
該シーブ移動手段(120)を駆動する変速操作手段
(125)とからなるVベルト式無段変速機(1)にお
いて、前記変速操作手段(125)は、前記シーブ移動
手段(120)を駆動するオイルモータ(M)と、該オ
イルモータの作動油を油圧により制御する油圧制御装置
(124)と、を備えている。
【0006】例えば、該油圧制御装置(124)は、オ
イルモータ(M)の回転方向を切り替えまたは静止状態
に保持するように制御する油圧制御手段(126)と、
該油圧制御手段(126)を介して前記オイルモータ
(M)に作動油を供給するオイルポンプ(127)と、
該作動油を調圧して前記油圧制御手段126に供給する
油圧調整手段(129)と、を有してなる。
【0007】
【作用】変速機(1)の定速状態時にあっては、オイル
モータ(M)内の作動油は、油圧制御装置、例えば油圧
制御手段(126)により閉塞され、オイルモータ
(M)の回転が阻止されて、オイルモータ(M)は静止
状態に保持される。これにより、シーブ移動手段(12
0)を介して連結されているプライマリプーリ(5)及
びセカンダリプーリ(6)のベルト有効径は固定・保持
され、無段変速機は定速状態に保持される。
【0008】また、変速機(1)のアップシフト時に
は、オイルポンプ(127)から圧送された作動油は、
油圧制御装置、例えば油圧制御手段(126)により制
御されて、オイルモータ(M)に圧送され、オイルモー
タ(M)を所定の方向に回転駆動する。そして、該オイ
ルモータの回転は、例えば減速ギヤ(96)を介してシ
ーブ移動手段(120)に伝達され、該移動手段が、増
力された力にてプライマリプーリ(5)及びセカンダリ
プーリ(6)を操作する。これにより、Vベルト(B)
が巻掛けられているプライマリプーリ(5)の有効径が
増径されると共に、セカンダリプーリ(6)の有効径は
減径されて、変速機(1)はアップシフトする。
【0009】さらに、変速機(1)のダウンシフト時に
は、オイルポンプ(127)から圧送された作動油は、
油圧制御装置、例えば油圧制御手段(126)により制
御されて、オイルモータ(M)に圧送され、オイルモー
タ(M)を前記方向に対し逆方向に回転駆動する。これ
により、シーブ移動手段(120)を介して連結されて
いるプライマリプーリ(5)の有効径が減径されると共
に、セカンダリプーリ(6)の有効径は増径されて、変
速機(1)はダウンシフトする。
【0010】また、変速機(1)の定常時には、吐出圧
を低圧とし、変速時(アップシフト時又はダウンシフト
時)には、例えば変速速度及び伝達トルクに応じて油圧
力調整手段(129)を調圧して、オイルポンプ(12
7)に供給する油圧を上昇し、変速機(1)の容量及び
その変速速度を高める。
【0011】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のVベルト
式無段変速機を変速操作するオイルモータは、エンジン
等にて駆動されて、コンパクトな構成で大容量のパワー
を出力するので、変速操作手段をコンパクトに構成で
き、無段変速機の車両搭載性を向上することができる。
【0013】また、オイルモータは、油圧制御装置にて
その回転方向を容易に変更できると共に、静止状態に保
持することができ、該オイルモータの制御装置を簡単か
つコンパクト化でき、特に従来の変速操作手段として電
気モータを使用したVベルト式無段変速機のように電磁
ブレーキ等を具備する必要がなく、変速機がコンパクト
となり、かつ製造コストも低減できる。
【0014】また、変速機の定常時には、吐出圧を低圧
としてエネルギの無駄を省くと共に、変速機の変速時
(アップシフト時又はダウンシフト時)には、油圧調整
手段により、オイルモータへの作動油の圧力を上昇し
て、変速機のトルク容量を増大すると共に、変速操作速
度を高めて、変速機の応答性を向上できる。この際、油
圧力調整手段が、変速速度や伝動トルクに応じて作動油
の上昇割合を可変とすると、変速機は、走行状況に応じ
た最適な特性にて制御することができる。
【0015】更に、オイルモータが、減速ギヤを介して
シーブ移動手段を駆動すると、該減速ギヤが増力するこ
とによりオイルモータの小型化が可能となり、更にコン
パクトに構成することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1は本発明に係るVベルト式無段変速機
の実施例を示す。図1において、Vベルト式無段変速機
1は、エンジン側に連動しているプライマリシャフト2
及び車輪側に連動しているセカンダリシャフト3を有し
ており、プライマリシャフト2にはプライマリプーリ5
が装着され、またセカンダリシャフト3にはセカンダリ
プーリ6が装着されており、かつこれら両プーリ5,6
の間にVベルトBが巻掛けられている。そして、プライ
マリプーリ5は軸方向に相対移動する可動シーブ7及び
固定シーブ9からなり、固定シーブ9のボス部9aはシ
ャフト2に回転及び摺動自在に嵌合されていると共に、
可動シーブ7のボス部7aをボールスプライン10を介
して摺動のみ自在に嵌合している。また、該固定シーブ
9の背面には環状の鍔部9bが突出して形成されてお
り、該鍔部9bにラジアルベアリング8が装着されて、
ケース(図示せず)に支持されている。更に、該固定シ
ーブ9の背面における前記鍔部9b内には調圧カム機構
11が介在されている。該調圧カム機構11は固定シー
ブ背面に設けられた可動レース12、シャフト2に固定
された固定レース13及び複数のローラ15からなり、
両レース12,13の対向する端面は波状に凹凸形成さ
れており、該端面間にローラ15が挟持され、従って両
レース12,13の間の伝達トルクに基づき、シーブ9
に作用する軸力を発生する。また、シャフト2の先端部
分は段付膨径部2aが一体に形成されている。そして、
該膨径部2aと可動シーブ7のフランジ部背面との間に
はボールネジ装置21が介在されている。ボールネジ装
置21は雄ネジ部22、雌ネジ部23そしてこれらの間
に介在する多数のボール25を有しており、雄ネジ部2
2は可動シーブ7のボス部7aに固定支持されている。
また、前記固定シーブボス9aの先端部分には、ボール
スプライン溝に嵌合してギヤ24のボス部24aが回転
方向に一体にかつ軸方向に移動可能に支持されており、
また雌ネジ部23は該ギヤ24より大径のギヤ26を固
定支持している。そして両ギヤ24,26の間にスラス
トベアリング31が介在されていると共に、ギヤ24と
膨径部2aとの間ににスラストベアリング32が介在さ
れており、常時作用するベルトBによる可動シーブ7拡
き方向の力に基づき、シャフト2に形成された膨径部2
aとの間に挟持され、ギヤ24及び雌ネジ部23に固定
支持されたギヤ26は軸方向の移動を阻止された所定位
置にて回転のみ自在に支持されている。
【0018】一方、セカンダリプーリ6も2個のシーブ
33,35からなり、固定シーブ35のボス部35aは
シャフト3に回転及び摺動自在に嵌合されていると共
に、可動シーブ33のボス部33aをボールスプライン
36を介して摺動のみ自在に嵌合している。そして、プ
ライマリプーリ5と同様に、固定シーブ35のフランジ
部背面には環状の鍔部35bが突出して形成されてお
り、該鍔部35bにラジアルコロベアリング34が装着
されてケース(図示せず)に支持されている。更に、該
固定シーブ35の背面における前記鍔部35b内にはシ
ャフト3先端にナット38で固定されている固定レース
39、該固定シーブ35に固定されている可動レース4
0及びこれら両レースの波状端面に介在しているローラ
41からなる調圧カム機構43が介在している。また、
可動シーブ33のフランジ部背面のボス部33aの外周
には雄ネジ部45が固定支持されており、該ネジ部45
には多数のボール48を介して雌ネジ部46が螺合され
ており、ボールネジ装置50が構成されている。更に、
雌ネジ部46は前記プライマリ側雌ネジ部23のギヤ2
6と同一歯数からなるギヤ51を固定支持しており、ま
た前記固定シーブボス部35aの先端部分にはボールス
プライン溝に嵌合してギヤ52のボス部52aが固定さ
れており、該ギヤ52は前記プライマリ側雄ネジ部22
と一体に回転するギヤ24と同一歯数からなっている。
更に、シャフト3には段付膨径部3aが一体に形成され
ており、該膨径部3aと前記ギヤ52のボス部52aと
の間にスラストベアリング53が介在していると共に両
ギヤ51,52の間にスラストベアリング55が介在し
ており、またギヤ52のボス部52aにはラジアルベア
リング54を介してケース(図示せず)に支持されてい
る。従って、調圧カム機構43の軸力に起因してギヤ5
2及び雌ネジ部46に固定支持されたギヤ51は軸方向
において所定位置に位置決めされている。
【0019】そして、プライマリ及びセカンダリシャフ
ト2,3とで3角形を構成する部位には変速連動装置5
6が配設されている。該変速連動装置56は平行軸から
なるプライマリ側及びセカンダリ側のカウンタシャフト
57,59を有しており、これらシャフト57,59は
それぞれベアリング60…を介してケースに支持されて
いると共に、非円形ギヤ61,62がそれぞれ回転自在
に支持されて、これら非円形ギヤ61,62は互いに噛
合している。そして、プライマリ側非円形ギヤ61には
円形ギヤ93が一体に連結され、またセカンダリ側非円
形ギヤ62にはボス部110を介して円形ギヤ110a
が一体に連結されている。更に、プライマリ側カウンタ
シャフト57にはギヤ111が一体に連結されていると
共に、大ギヤ112a及び小ギヤ112bからなるギヤ
ユニット112が回転自在に支持されている。一方、セ
カンダリ側カウンタシャフト59には小ギヤ113が固
定されていると共に、小ギヤ115a及び大ギヤ115
bからなるギヤユニット115が回転自在に支持されて
いる。これら非円形ギヤ61,62及びギヤユニット1
12,115は、両カウンタシャフト57,59を大幅
に増速して非線形に連動して、非線形連動機構64を構
成している。
【0020】そして、プライマリ側カウンタシャフト5
7にはプラネタリギヤ機構66が配設されており、該プ
ラネタリギヤ機構66は雄ネジ部22と一体に回転する
ギヤ24にギヤ70を介して連結しているキャリヤC1
と、雌ネジ部23と一体に回転するギヤ26にギヤ67
を介して連結しているリングギヤR1 と、カウンタシャ
フト57に形成されているサンギヤS1 とを有してい
る。ギヤ70とキャリヤC1 とを連結するボス部105
とギヤ67とリングギヤR1 とを連結するドラム部10
6との間にはベアリング107が介在しており、更にボ
ス部105はベアリング60を介してケースに支持され
ている。
【0021】一方、セカンダリ側カウンタシャフト59
にも上述したものと同様なプラネタリギヤ機構71が配
設されており、該ギヤ機構71は、雄ネジ部45と一体
に回転するギヤ52にギヤ75を介して連結しているキ
ャリヤC2 と、雌ネジ部46と一体に回転するギヤ51
にギヤ72を介して連結しているリングギヤR2 と、カ
ウンタシャフト59に形成されているサンギヤS2 とを
有している。
【0022】なお、前記プライマリ側及びセカンダリ側
のプラネタリギヤ機構66,71及びギヤ24,26,
70,67,51,52,75,72は、サンギヤS1
,S2 が固定状態になる場合、ボールネジ装置21,
50の雄ネジ部22,45及び雌ネジ部23,46が同
一回転数にて回転するように設定されている。
【0023】さらに、図1(b)に示すように、非線形
連動機構64の円形ギヤ93には減速ギヤ列96を介し
て変速操作手段としてのオイルモータMが連動してい
る。このオイルモータMは、例えばエキスターナルギヤ
モータ(ポンプ)からなる。減速ギヤ列96はケースに
支持された3本のシャフト97,98,99を有してお
り、各シャフトにはそれぞれ大小のギヤ97a,97
b,98a,98b,99aが設けられ、第1のシャフ
ト97の大ギヤ97aがモータ出力軸に固定された小ギ
ヤ103に噛合され、第2のシャフト98の大ギヤ98
aが第1のシャフト97の小ギヤ97bに噛合され、そ
して第3のシャフト99のギヤ99aが第2のシャフト
98の小ギヤ98bに噛合されると共に大ギヤ93に噛
合されて構成されている。
【0024】そして、変速連動装置56及びボールネジ
装置21,50がシーブ移動手段120を構成してい
る。
【0025】本Vベルト式無段変速機1は、以上のよう
な構成からなるので、エンジン出力に基づくプライマリ
シャフト2の回転は、調圧カム機構11の固定レース1
3と可動レース12との相対回転に基づき、シャフト2
に作用する入力トルクに対応した軸力がシーブ9の背面
に作用する。また、ボールスプライン10を介して一体
に回転するプーリ5のトルクはベルトBを介してセカン
ダリプーリ6に伝達され、更に調圧カム機構43を介し
てセカンダリシャフト3に伝達される。この際、調圧カ
ム機構43に基づき、セカンダリシャフト3へ伝達する
出力トルクに対応した軸力がシーブ35に作用する。
【0026】一方、プライマリプーリ5の回転は、雄ネ
ジ部22と一体回転するギヤ24及びギヤ70を介して
プラネタリギヤ機構66のキャリヤC1 に伝達されると
共に、雌ネジ部23と一体回転するギヤ26及びギヤ6
7を介してリングギヤR1 に伝達される。また、セカン
ダリプーリ6の回転は、雄ネジ部45と一体に回転する
ギヤ52及びギヤ75を介してプラネタリギヤ機構71
のキャリヤC2 に伝達されると共に、雌ネジ部46と一
体に回転するギヤ51及びギヤ72を介してリングギヤ
R2 に伝達される。
【0027】この際、オイルモータMによる変速操作が
行われていない場合、各プラネタリギヤ機構66,71
は、雄ネジ部及び雌ネジ部が同回転数にて回転するよう
に設定されているので、プライマリ側及びセカンダリ側
のボールネジ装置21,50は雄ネジ部及び雌ネジ部が
相対回転することなく、かつプライマリ及びセカンダリ
プーリ5,6と一体に回転して、所定トルク比状態を保
持する。また、ボールネジ装置21,50は一体に回転
しているので、プーリに作用する軸力をシャフト2,3
にて担持する間に介在するスラストベアリング31,3
2,55,53は一体に回転する。またこの際、プライ
マリ側及びセカンダリ側プラネタリギヤ機構66,71
のサンギヤS1 ,S2 にはベルトBに対する挟持力に起
因するトルクが作用するが、これらサンギヤS1 ,S2
をそれぞれ有するシャフト57,59は非線形連動機構
64を介して互いに連結されており、上記トルクは互い
に打消され、従ってカウンタシャフト57,59は大き
な力で保持することなく、オイルモータMの保持力によ
って所定状態に保持される。
【0028】そして、運転者のアクセル操作等によりオ
イルモータMを例えばアップシフト方向に回転すると、
減速ギヤ列96を介して非線形連動機構64の大ギヤ9
3を所定方向に回転する。更に、該大ギヤ93の回転
は、ギヤ115a,115b及び111を介して増速し
てプライマリ側カウンタギヤ57に伝達されると共に、
非円形ギヤ61,62、ギヤ110a,112b、11
2aを介してセカンダリ側カウンタギヤ59に伝達され
る。すると、これらカウンタシャフト57,59に形成
されたサンギヤS1 ,S2 もそれぞれ回転し、プラネタ
リギヤ機構66,71のキャリヤC1 ,C2 及びリング
ギヤR1 ,R2 の回転数を相対的に変化する。これによ
り、各ボールネジ装置21,50の雄ネジ部及び雌ネジ
部は相対回転して、プライマリ側ボールネジ装置21は
伸長すると共に、セカンダリ側ボールネジ装置50は収
縮し、これによりプライマリプーリ5の有効径が増径す
ると共にセカンダリプーリ6の有効径が減径して、変速
機1はアップシフト方向に変速される。また、オイルモ
ータMを逆方向に回転すると、同様に各ボールネジ装置
の雄ネジ部及び雌ネジ部が相対回転して、プライマリ側
ボールネジ装置21が収縮すると共に、セカンダリ側ボ
ールネジ装置50が伸長し、これによりプライマリプー
リ5の有効径が減径すると共にセカンダリプーリ6の有
効径が増径して、変速機1はダウンシフト方向に変速さ
れる。
【0029】図2は本発明に係るVベルト式無段変速機
の変速操作手段125を示す。該変速操作手段125
は、前述した減速ギヤ列96を介してシーブ移動手段1
20に連結されているオイルモータMと、該オイルモー
タMの作動を油圧により制御する油圧制御装置124と
からなる。更に、該油圧制御装置は、前記オイルモータ
Mを制御する油圧制御手段126と、この油圧制御手段
126を介してオイルモータMに作動油を供給するオイ
ルポンプ127と、このオイルポンプ127からの吐出
圧力を調圧して前記油圧制御手段126に供給する油圧
力調整手段129とから構成される。
【0030】油圧制御手段126は、レシオコントロー
ル弁130と、オリフィス131及び132と、ダウン
シフト用ソレノイド弁133と、アップシフト用ソレノ
イド弁135とから構成される。レシオコントロール弁
130は、図2において、下部にスプリング136が背
設されたスプール137と、油管139からオリフィス
131を介して供給される2次側ライン圧をスプール1
37の上端面に作用する第1の油室140と、油管13
9からオリフィス132を介して供給される2次側ライ
ン圧を、スプール137の下端部に作用する第2の油室
141と、オイルポンプ127から油圧力調整手段12
9及び油管142を介して接続された給油ポート143
と、第1及び第2の排油ポート145,150と、オイ
ルモータMの一方から接続する油管146aに接続され
る第1の送油ポート147と、オイルモータMに他方か
ら接続される油管146bに接続される第2の送油ポー
ト151とから構成される。更に、第1の油室141に
連通して油室149が設けられており、また該油室14
9に隣接して前記第1の排油ポート145に切欠き14
5aが形成されている。
【0031】油圧力調整手段129は、プライマリレギ
ュレータ弁155と、この弁を制御する1次側ライン圧
アップ用ソレノイド弁156と、セカンダリレギュレー
タ弁161とを有する。プライマリレギュレータ弁15
5は、図2において、下端部に軸方向に伸縮作動するス
プリング157を備えたスプール159を有しており、
オイルポンプ127吐出口と油圧制御手段126の給油
ポート143とを接続する油管142に設置されてい
る。プライマリレギュレータ弁155のスプール159
の中央部には、軸方向に開閉作動する弁体160が設け
られており、さらにこの弁体160を仕切りとして、油
管142から分岐して延び、セカンダリレギュレータ弁
161を介して油圧制御手段126の上下両端の油室1
40,141に接続される油管139が設けられてい
る。従って、弁体160が閉じると油管142の弁体1
60の下流側圧力(すなわち、1次側ライン圧力)は最
高となり、スプール159が下降して弁体160が開き
始めると、油管142内の作動油は弁体160を介して
油管139内へ流出するため、1次側ライン圧力は次第
に減圧されるようになっている。
【0032】プライマリレギュレータ弁155のスプー
ル159の上端には、セカンダリレギュレータ弁161
の下流側の油管139にオリフィス162を介して連通
された油室163が設けられていると共に、この油室1
63に1次側ライン圧アップ用ソレノイド弁156を設
置してある。そして、スプール159の上端面は、ソレ
ノイド弁156の作動により油室163内の変動する作
動油の圧力を受けて、スプール159が軸方向に移動で
きるようになっている。さらに、油室163の下方のス
プール159上部には、弁体165が形成されていると
共に、プライマリレギュレータ弁155の下流側の油管
142にオリフィス166を介して連通されたフィード
バック油室167を設け、前記弁体165の上面にも1
次側ライン圧を作用する。
【0033】油管139に設置されたセカンダリレギュ
レータ弁161は、下端部に、軸方向に伸縮作動するス
プリング169を備えたスプール170を有しており、
このスプール170の中央部には、軸方向に開閉作動す
る弁体171が設けられる。さらに、この弁体171を
仕切りとして、油管139に連通し油管139内の圧力
を低下させる排油管172が設けられる。なお、セカン
ダリレギュレータ弁161の下流側圧力(セカンダリレ
ギュレータ弁161から油管139を介してレシオコン
トロール弁130の上下両端の油室140,141に至
る間の作動油の圧力)がいわゆる2次側ライン圧力にな
っている。さらに、セカンダリレギュレータ弁161の
スプール170の上端には、セカンダリレギュレータ弁
161の下流側の油管139にオリフィス173を介し
て連通されたフィードバック油室175が設けられてい
る。
【0034】なお、油管139及びこの油管139下流
側の油管等に常時所定油量を補給するため、プライマリ
レギュレータ弁155の上流側の油管142とセカンダ
リレギュレータ弁161の上流側の油管139とをオリ
フィス177を介して連通してある。
【0035】次に、本変速操作手段125の作用を説明
する。
【0036】図3に示すように、油圧制御手段126の
ダウンシフト用ソレノイド弁133及びアップシフト用
ソレノイド弁135が共にOFF状態にある場合、ベル
ト式無段変速機1は、定常状態(非変速状態)に保持さ
れる。この状態では、レシオコントロール弁130は、
以下のようにして中立位置に保持されている。すなわ
ち、該レシオコントロール弁の第1及び第2の油室14
0,141にオリフィス131又は132を介してそれ
ぞれ2次側ライン圧が供給され、スプール137に、下
方に向けて第1の油室140の油圧が作用し、かつ上方
に向けて第2の油室141の油圧及びスプリング136
の付勢力が作用する。これにより、該スプール137は
上方に向けて移動し、第2の油室に連通している油室1
49の油圧が切欠き145aを介して排油ポート145
にドレーンされ、該油室149に連通している第2の油
室141の油圧を低下する。すると、スプール137は
下方即ち、油室149と排油ポート145との連通を遮
断する方向に移動する。また、切欠き部145aを介し
て油圧をわずかにドレーンすることにより、スプール1
37の動作が円滑に行えるとともに、中立位置を確実に
保持することができる。このようにして、スプール13
7は中立位置に保持され、レシオコントロール弁130
は中立位置を維持する。そして、このスプール137の
中立位置では、第1及び第2の送油ポート147,15
1が第1及び第2の排油ポート145,150及び給油
ポート143に対して閉じた位置になる。
【0037】このレシオコントロール弁130の中立位
置では、第1及び第2の送油ポート151,147、2
本の油管146a,146b及びオイルモータM内の作
動油は、密封されているので、オイルモータMの回転が
阻止されて静止状態が保持される。このため、シーブ移
動手段120を介して連結されたプライマリプーリ及び
セカンダリプーリ5,6の有効径は所定位置に固定保持
される。
【0038】なお、レシオコントロール弁130の中立
位置のときは、1次側ライン圧アップ用ソレノイド弁1
56はOFFとされ、プライマリレギュレータ弁155
の弁体160が所定の開度で開いて1次側ライン圧は低
めに設定される。
【0039】また、図3に示すように、ダウンシフト用
ソレノイド弁133がOFF、アップシフト用ソレノイ
ド弁135がONされると、変速機1はアップシフト方
向に操作される。この状態では、レシオコントロール弁
130の第2の油室141内の圧力は、アップシフト用
ソレノイド弁135を介して排圧されるが、第1の油室
140内の圧力は、2次側ライン圧に保持されているの
で、スプール137はスプリング136のバネ圧力に抗
しながら下降する。これにより、給油ポート143と第
1の送油ポート151とが連通すると共に、第2の送油
ポート147と第1の排油ポート145とが連通し、オ
イルポンプ127からの吐出油は、プライマリレギュレ
ータ弁155、給油ポート143、第1の送油ポート1
51及び一方の油管146bを介してオイルモータMに
圧送され、オイルモータMを所定の方向に回転駆動す
る。さらに、オイルモータMを回転駆動した作動油は他
方の油管146a及び第2の送油ポート147を介して
第1の排油ポート145に排出される。従って、オイル
モータMにシーブ移動手段120を介して連結されてい
るプライマリプーリ5の有効径が増径され、セカンダリ
プーリ6の有効径が減径されて、変速機1は、アップシ
フト方向に操作される。
【0040】そして、所定のアップシフトが完了される
と同時に、アップシフト用ソレノイド弁135がOFF
される。これにより、油管139を介して油室141に
流入した作動油の圧力が、スプール137の下端部に作
用し、前述したようにレシオコントロール弁130は中
立位置となって、現変速状態を固定保持する。
【0041】更に、図3に示すように、ダウンシフト用
ソレノイド弁133がON、アップシフト用ソレノイド
弁135がOFFされると、変速機1はダウンシフト方
向に操作される。この状態では、レシオコントロール弁
130の上端の油室140内の圧力は、ダウンシフト用
ソレノイド弁133を介して排圧されるため、スプール
137は、スプリング136のバネ圧力の作用及び第2
の油室141の油圧により上方に移動する。これによ
り、給油ポート143と第2の送油ポート147とが連
通すると共に、第1の送油ポート151と第2の排油ポ
ート150とが連通し、オイルポンプ127から圧送さ
れた作動油は、プライマリレギュレータ弁155、給油
ポート143、第2の送油ポート147及び一方の油管
146aを介してオイルモータMに圧入され、オイルモ
ータMを前記のシフトアップ時と逆方向に回転駆動す
る。さらに、オイルモータMを回転駆動した作動油は他
方の油管146b及び第1の送油ポート151を介して
第2の排油ポート150に排出される。従って、オイル
モータMにシーブ移動手段120を介して連結されてい
るプライマリプーリ5の有効径が減径され、セカンダリ
プーリ6の有効径が増径されて、変速機1はダウンシフ
ト方向に変速操作される。
【0042】そして、所定のダウンシフトが完了すると
同時に、ダウンシフト用ソレノイド弁133がOFFさ
れる。これにより、油管139からオリフイス131を
介して油室140に流入した作動油の圧力は、2次側ラ
イン圧となってスプール137を押下げ、前述したよう
にレシオコントロール弁130は中立位置となって、現
変速状態を固定保持する。
【0043】なお、変速機1がアップシフト又はダウン
シフトするときは、次のようにして、1次側ライン圧を
上昇して変速機1の変速速度を高め、伝達トルクに対す
る変速機1の応答性を向上することができる。すなわ
ち、1次側ライン圧アップ用ソレノイド弁156をON
にし、油室163内の圧力を排圧してスプリング157
のバネ圧力によりスプール159を上方に移動させる。
このとき、弁体160の開度が減少され、油管142か
ら弁体160を介して油管139へ流出する作動油の流
量が減少される。これにより、1次側ライン圧が上昇さ
れて、変速機1の変速速度を高めることができる。この
際、上記ライン圧アップ用ソレノイド弁156は、変速
速度や伝達トルクに応じてその上昇割合が変化するよう
に調整され、オイルモータMに供給する作動油の圧力
を、走行状況に応じて変化して、変速機1の容量を増加
すると共に、変速操作を速めてハイレスポンスにて対応
することができる。
【0044】また、セカンダリレギュレータ弁161は
2次側ライン圧が所定以上の高圧になると、2次側ライ
ン圧となっている油室175の圧力がスプリング169
のバネ圧力に打ち勝ってスプール170を下降させる。
このため、弁体171の開度が増大され、油管139内
から弁体171を介して排油管172に流出する作動油
の流量が増大されて、2次側ライン圧が減圧され、所定
の圧力に保持されるようになっている。
【0045】なお、上述実施例は、オイルモータMとし
て、インターナルギヤタイプを用いたが、これに限ら
ず、トロコイドタイプ及びベーンタイプの他のオイルモ
ータを適用してもよいことは勿論である。また、レシオ
コントロールバルブ130及びプライマリレギュレータ
バルブ155の制御手段としてソレノイド弁を用いた
が、これに限らず、リニアソレノイド弁及びリニアモー
タ等の他の電気的制御手段でもよいことは勿論である。
【0046】更に、オイルポンプのロスをなくすために
ライン圧を調整する手段として、エンジン負荷に対応し
た信号または車速に対応した信号に基づいてライン圧を
制御してもよく、スロットル圧やガバナ圧等を直接供給
してもよい。また、オイルポンプに可変容量ポンプを用
いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を適用し得るVベルト式無段変
速機を示す断面図、(b)はそのオイルモータからの動
力を伝達する減速ギヤ列を示す断面図。
【図2】本発明に係る変速操作手段の実施例を示す油圧
回路図。
【図3】図2の変速操作手段における変速モードとアッ
プシフト用及びダウンシフト用ソレノイド弁との関係を
示す図。
【符号の説明】
1 Vベルト式無段変速機 2 プライマリシャフト 3 セカンダリシャフト 5 プライマリプーリ 6 セカンダリプーリ 7,33 可動シーブ 9,35 固定シーブ 96 減速ギヤ(列) 120 シーブ移動手段 124 油圧制御装置 125 変速操作手段 126 油圧制御手段 127 オイルポンプ 129 油圧力調整手段 B Vベルト M オイルモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プライマリシャフトに支持された固定シ
    ーブ及び該固定シーブに対して軸方向に移動し得る可動
    シーブからなるプライマリプーリと、セカンダリシャフ
    トに支持された固定シーブ及び該固定シーブに対して軸
    方向に移動し得る可動シーブからなるセカンダリプーリ
    と、前記両プーリに巻回されたVベルトと、回転運動を
    往復運動に変換して該往復運動を前記両プーリの可動シ
    ーブに作用するシーブ移動手段と、該シーブ移動手段を
    駆動する変速操作手段と、からなるVベルト式無段変速
    機において、 前記変速操作手段は、前記シーブ移動手段を駆動するオ
    イルモータと、該オイルモータの作動を油圧により制御
    する油圧制御装置と、を備えてなるVベルト式無段変速
    機。
  2. 【請求項2】 前記オイルモータが、前記シーブ移動手
    段を減速ギヤを介して駆動する、ことを特徴とするを請
    求項1記載のVベルト式無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記油圧制御装置は、前記オイルモータ
    の回転方向を切り換えまたは静止状態に保持するように
    制御する油圧制御手段と、該油圧制御手段を介して前記
    オイルモータに作動油を供給するオイルポンプと、該作
    動油を調圧して前記油圧制御手段に供給する油圧力調整
    手段とを有する、ことを特徴とする請求項1記載のVベ
    ルト式無段変速機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860827B2 (en) 2001-11-12 2005-03-01 Nsk Ltd. Actuator device for manipulating movable member
US6908405B2 (en) 2001-11-02 2005-06-21 Nsk Ltd. Pulley width adjusting device for continuously variable transmission
WO2018070292A1 (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 ジヤトコ株式会社 自動変速機のプーリ推進装置および自動変速機の制御装置

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