JPH0711864Y2 - 吸着ノズル - Google Patents
吸着ノズルInfo
- Publication number
- JPH0711864Y2 JPH0711864Y2 JP2808491U JP2808491U JPH0711864Y2 JP H0711864 Y2 JPH0711864 Y2 JP H0711864Y2 JP 2808491 U JP2808491 U JP 2808491U JP 2808491 U JP2808491 U JP 2808491U JP H0711864 Y2 JPH0711864 Y2 JP H0711864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- suction nozzle
- suction
- recess
- suction cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電子回路基板の表面実
装作業に用いる吸着ノズルに関する。
装作業に用いる吸着ノズルに関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、電子回路基板の表面実装化率がま
すます高まり、これまで挿入装着されていた部品まで表
面実装の対象となっている。それに伴い部品形状も多様
化し、これを吸着するノズル形状にも、実開昭６１−９
６６３１号公報に見られるような、様々な工夫がこらさ
れるようになっている。
すます高まり、これまで挿入装着されていた部品まで表
面実装の対象となっている。それに伴い部品形状も多様
化し、これを吸着するノズル形状にも、実開昭６１−９
６６３１号公報に見られるような、様々な工夫がこらさ
れるようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】表面実装部品の一種で
ある基板直付け形コネクタ１を図１に示す。このコネク
タ１は直方体状のハウジング２を有し、ハウジング２上
面の凹所３の中に、多数のピン４を長手方向に２列に配
置している。ピン３の他端はハウジング２の底部両側か
ら水平に張り出しており、この部分が基板表面の印刷配
線部に半田接続される。本考案は、このようなコネクタ
１を吸着するのに適した吸着ノズルを提供しようとする
ものである。
ある基板直付け形コネクタ１を図１に示す。このコネク
タ１は直方体状のハウジング２を有し、ハウジング２上
面の凹所３の中に、多数のピン４を長手方向に２列に配
置している。ピン３の他端はハウジング２の底部両側か
ら水平に張り出しており、この部分が基板表面の印刷配
線部に半田接続される。本考案は、このようなコネクタ
１を吸着するのに適した吸着ノズルを提供しようとする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案では、上面が凹所
となり、その凹所の中に１列以上のピン列を備えた基板
直付け形コネクタを吸着するものにおいて、真空吸引力
を及ぼす吸着筒部にピン列を通すスリットを設け、もっ
てこの吸着筒部の先端を凹所底面に届かせることを可能
にすると共に、吸着筒部の外側には、コネクタ外面を抱
える形の舌片を、吸着筒部より更に下方に突き出す形で
設けることとした。
となり、その凹所の中に１列以上のピン列を備えた基板
直付け形コネクタを吸着するものにおいて、真空吸引力
を及ぼす吸着筒部にピン列を通すスリットを設け、もっ
てこの吸着筒部の先端を凹所底面に届かせることを可能
にすると共に、吸着筒部の外側には、コネクタ外面を抱
える形の舌片を、吸着筒部より更に下方に突き出す形で
設けることとした。
【０００５】
【作用】吸着ノズルを上方からコネクタに接近させる
と、舌片がコネクタ外面を抱え、吸着ノズルに対するコ
ネクタの相対位置を正す。吸着ノズルを更に降下させる
と、吸着筒部のスリットにピン列が入り込み、吸着筒部
はピンに邪魔されることなく凹所底面に当接する。凹所
底面及びピンに作用する真空吸引力により、コネクタは
吸着ノズルに密着する。
と、舌片がコネクタ外面を抱え、吸着ノズルに対するコ
ネクタの相対位置を正す。吸着ノズルを更に降下させる
と、吸着筒部のスリットにピン列が入り込み、吸着筒部
はピンに邪魔されることなく凹所底面に当接する。凹所
底面及びピンに作用する真空吸引力により、コネクタは
吸着ノズルに密着する。
【０００６】
【実施例】図１ないし図３に基づき吸着ノズルの一実施
例を説明する。吸着ノズル１０は円筒状素材を旋盤及び
フライス加工して上下２段の段付き形状に仕上げたもの
であって、上部小径部は図示しない真空吸着ヘッドに取
り付けるためのフィッティング部１１となる。フィッテ
ィング部１１は中心に吸気孔１２を有し、外面には回転
止め用の平坦部１３が形設されている。下部大径部１４
には平行する４条のスリットが下から上に向かって切り
込まれており、外寄りの２条のスリット１５を境とし
て、内側が吸着筒部１６、外側が舌片１７となってい
る。内寄りの２条のスリット１８は吸着筒部１６を通る
ことになる。吸着筒部１６の中心を、吸気孔１２の下半
部が通る。舌片１７は吸着筒部１６より下方に突き出
す。スリット１５、１８の入口を構成する、吸着筒部１
６の下端及び舌片１７の下端には、誘い込み用の斜面が
設けられている。
例を説明する。吸着ノズル１０は円筒状素材を旋盤及び
フライス加工して上下２段の段付き形状に仕上げたもの
であって、上部小径部は図示しない真空吸着ヘッドに取
り付けるためのフィッティング部１１となる。フィッテ
ィング部１１は中心に吸気孔１２を有し、外面には回転
止め用の平坦部１３が形設されている。下部大径部１４
には平行する４条のスリットが下から上に向かって切り
込まれており、外寄りの２条のスリット１５を境とし
て、内側が吸着筒部１６、外側が舌片１７となってい
る。内寄りの２条のスリット１８は吸着筒部１６を通る
ことになる。吸着筒部１６の中心を、吸気孔１２の下半
部が通る。舌片１７は吸着筒部１６より下方に突き出
す。スリット１５、１８の入口を構成する、吸着筒部１
６の下端及び舌片１７の下端には、誘い込み用の斜面が
設けられている。
【０００７】上記吸着ノズル１０をコネクタ１に向け上
方から近づけると、まず舌片１７がコネクタ１の外面を
抱え、コネクタ１の相対位置を正す。吸着ノズル１０を
更に降下させると、凹所３を囲むハウジング外壁はスリ
ット１５に、ピン４はスリット１８に、それぞれ入り、
吸着筒部１６の先端は凹所３の底面に当る。吸気孔１２
から空気を引くと、コネクタ１は吸着ノズル１０に密着
し、吸着ノズル１０を引き上げれば持ち上がる。
方から近づけると、まず舌片１７がコネクタ１の外面を
抱え、コネクタ１の相対位置を正す。吸着ノズル１０を
更に降下させると、凹所３を囲むハウジング外壁はスリ
ット１５に、ピン４はスリット１８に、それぞれ入り、
吸着筒部１６の先端は凹所３の底面に当る。吸気孔１２
から空気を引くと、コネクタ１は吸着ノズル１０に密着
し、吸着ノズル１０を引き上げれば持ち上がる。
【０００８】図４にはコネクタ１を供給するテ−プの一
実施例を示す。テ−プ２０は、コネクタ１を収納するエ
ンボス部２１と、送り用のスプロケット穴２２とを有す
る。エンボス部２１のテ−プ進行方向における幅はコネ
クタ１のそれより大きく、吸着ノズル１０の舌片１７を
コネクタ外面とエンボス内面との間に容易に差し込める
ようになっている。エンボス部２１の４隅からは位置決
め壁２３が突き出し、コネクタ１をエンボス部２１の中
央に位置するよう支える。
実施例を示す。テ−プ２０は、コネクタ１を収納するエ
ンボス部２１と、送り用のスプロケット穴２２とを有す
る。エンボス部２１のテ−プ進行方向における幅はコネ
クタ１のそれより大きく、吸着ノズル１０の舌片１７を
コネクタ外面とエンボス内面との間に容易に差し込める
ようになっている。エンボス部２１の４隅からは位置決
め壁２３が突き出し、コネクタ１をエンボス部２１の中
央に位置するよう支える。
【０００９】
【考案の効果】本考案によれば、コネクタ凹所の底面に
届く吸着筒部と、コネクタ外面を抱える舌片とにより、
コネクタをしっかり支えることができる。また吸着ノズ
ルとコネクタとの相対位置が舌片により定められてから
ピンがスリットに入って行くので、ピンが曲がる懸念も
ない。
届く吸着筒部と、コネクタ外面を抱える舌片とにより、
コネクタをしっかり支えることができる。また吸着ノズ
ルとコネクタとの相対位置が舌片により定められてから
ピンがスリットに入って行くので、ピンが曲がる懸念も
ない。
【図１】コネクタを吸着ノズルの斜視図である。
【図２】吸着ノズルとコネクタを組み合わせた状態の断
面図である。
面図である。
【図３】吸着ノズルの下面図である。なお肉厚部分には
ハッチングが施してある。
ハッチングが施してある。
【図４】コネクタをテ−プで供給する状況を示す斜視図
である。
である。
１ コネクタ ３ 凹所 ４ ピン １６ 吸着筒部 １８ スリット １７ 舌片
Claims (1)
- 【請求項１】 上面が凹所となり、その凹所の中に１列
以上のピン列を備えた基板直付け形コネクタを吸着する
ものにおいて、真空吸引力を及ぼす吸着筒部に前記ピン
列を通すスリットを設け、もってこの吸着筒部の先端を
前記凹所底面に届かせることを可能にすると共に、吸着
筒部の外側には、コネクタ外面を抱える形の舌片を、吸
着筒部より更に下方に突き出す形で設けてなる吸着ノズ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2808491U JPH0711864Y2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 吸着ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2808491U JPH0711864Y2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 吸着ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122425U JPH04122425U (ja) | 1992-11-04 |
| JPH0711864Y2 true JPH0711864Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31912237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2808491U Expired - Lifetime JPH0711864Y2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 吸着ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711864Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180352690A1 (en) * | 2015-02-05 | 2018-12-06 | Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. | Suction nozzle, mounting device, and component release method |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP2808491U patent/JPH0711864Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180352690A1 (en) * | 2015-02-05 | 2018-12-06 | Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. | Suction nozzle, mounting device, and component release method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04122425U (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |