JPH07118608B2 - レーダアンテナ - Google Patents

レーダアンテナ

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Publication number
JPH07118608B2
JPH07118608B2 JP5142665A JP14266593A JPH07118608B2 JP H07118608 B2 JPH07118608 B2 JP H07118608B2 JP 5142665 A JP5142665 A JP 5142665A JP 14266593 A JP14266593 A JP 14266593A JP H07118608 B2 JPH07118608 B2 JP H07118608B2
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JP
Japan
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dielectric
slot array
waveguide slot
radar antenna
central axis
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5142665A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06334426A (ja
Inventor
龍一 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横方向に狭く縦方向に
広いファンビームを横方向に高速に往復動作させ得るレ
ーダアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば走行する車両において進行方向の
ある角度範囲を常時監視し障害物等を逸早く検出する用
途に用いられるレーダでは、走査方向である横方向の分
解能を高くする必要がある。かかる目的に好適なアンテ
ナビームは、横方向に狭く縦方向に広いファンビームで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記目的に使
用されるレーダでは、ファンビームを横方向に高速に往
復動作させねばならないが、機械的にアンテナ全体を右
回転と左回転を交互して行わせファンビームを左右に往
復動させる方式では走査速度に限界があり、またフェー
ズドアレイを用いる方式では位相制御が面倒であるとい
う問題がある。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みなされた
もので、その目的は、簡単な構成で横方向に高速に往復
動作するファンビームを発生できるレーダアンテナを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のレーダアンテナは次の如き構成を有する。即
ち、本発明のレーダアンテナは、横長4辺形の反射鏡で
あって短手方向断面が放物線状をなす反射鏡と; 多数
のスロットが形成される電波放射壁面を前記反射鏡の焦
点位置と概ね一致した位置において反射鏡面に指向させ
て配置される導波管スロットアレイと; 中空円筒状の
誘電体であって、前記導波管スロットアレイが貫通配置
される中空部は円柱状であるがその中心軸が外円柱の中
心軸と一致せず傾斜して形成されていると共に、外円柱
の中心軸を中心に回転駆動される誘電体と; を備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明のレーダア
ンテナの作用を説明する。導波管スロットアレイは、各
スロットから位相の揃った電磁波を放射させることがで
きるので、管軸を中心とする円筒状の波面を持つ電磁波
を放射し、誘電体がない場合に反射鏡で反射され射出さ
れる電磁波は導波管スロットアレイの管軸に平行な波面
を持つ平面波となる。そして、誘電体が介在するとその
屈折作用により平面波の指向方向が曲げられるが、誘電
体は中空部がいわば偏心しているのでその回転により平
面波の指向方向は横方向に往復変化する。この往復動作
の速度は、誘電体の回転速度の制御により任意に設定で
き、容易に高速化が図れる。また、反射鏡は横長である
から、反射鏡の放射ビームは、横方向に狭く縦方向に広
いファンビームである。
【0007】斯くして、本発明によれば、簡単な構成で
横方向に高速に往復動作するファンビームを発生できる
ことになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るレーダアンテナ
を示す。このレーダアンテナは、反射鏡1と導波管スロ
ットアレイ2と誘電体3と駆動モータ31とを基本的に
備える。
【0009】図2乃至図4に各部の詳細を示してある
が、反射鏡1は横長4辺形のもので、短手方向断面が放
物線状をなしている。
【0010】導波管スロットアレイ2は、反射鏡1の鏡
面に平行して配置されるが、その1壁面に多数のスロッ
ト21が一定の間隔で穿設されて電波放射壁面を形成
し、この電波放射壁面を反射鏡1の焦点4の位置と概ね
一致した位置において反射鏡面に指向させて配置され
る。
【0011】誘電体3は、中空円筒状のもので、その中
空部内に導波管スロットアレイ2が貫通配置された状態
で駆動モータ31により外円柱の中心軸32を中心に回
転できる構造となっているが、この中空部は円柱状で、
しかもその中心軸が外円柱の中心軸32と一致せず傾斜
して形成されている。
【0012】以上の構成において、図3及び図4では、
導波管スロットアレイへの給電は図中左方から行うよう
に示してあるが、スロット21の配置間隔を導波管内を
伝搬する電磁波の管内波長と等しい間隔に設定すれば、
各スロット21から放射される電磁波の位相は等しくな
り、導波管スロットアレイ2からは、管軸を中心とする
円筒状の波面を持つ電磁波が放射される。
【0013】従って、誘電体3が存在しない場合に反射
鏡1で反射され射出される電磁波は導波管スロットアレ
イ2の管軸に平行な波面を持つ平面波となる。そして、
誘電体3が介在するとその屈折作用により平面波の指向
方向が曲げられるが、誘電体3は中空部がいわば偏心
し、しかも回転しているので、平面波の指向方向は、図
5に示すように、回転状態に応じて横方向に、(a)→
(b)→(c)→(a)と順次変化し、往復変化する。
この往復動作の速度は、誘電体3の回転速度の制御によ
り任意に設定でき、容易に高速化できる。
【0014】そして、反射鏡1は横長であるから、反射
鏡の放射ビームは、横方向に狭く縦方向に広いファンビ
ームである。
【0015】斯くして、簡単な構成で横方向に高速に往
復動作されるファンビームを発生できるのである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーダア
ンテナでは、いわば偏心した中空部を備える円筒状の誘
電体のその中空部内に導波管スロットアレイを貫通配置
し、誘電体を回転させ、横長反射鏡に到達する電波の行
路を横方向へ往復変化させるという簡単な構成で横方向
に高速に往復動作されるファンビームを発生できる。従
って、当該アンテナを用いたレーダでは、横方向の分解
能を容易に上げることができ、車両に搭載して障害物等
の検出の目的に使用するレーダに好適なレーダアンテナ
を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーダアンテナの外観
構成図である。
【図2】図1のレーダアンテナを導波管スロットアレイ
の管軸に垂直な面で切断した断面図である。
【図3】導波管スロットアレイと誘電体の関係を示す断
面図である。
【図4】導波管スロットアレイの電波放射壁面の概略図
である。
【図5】動作説明図である。
【符号の説明】
1 反射鏡 2 導波管スロットアレイ 3 誘電体 4 焦点 21 スロット 31 駆動モータ 32 中心軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長4辺形の反射鏡であって短手方向断
    面が放物線状をなす反射鏡と; 多数のスロットが形成
    される電波放射壁面を前記反射鏡の焦点位置と概ね一致
    した位置において反射鏡面に指向させて配置される導波
    管スロットアレイと; 中空円筒状の誘電体であって、
    前記導波管スロットアレイが貫通配置される中空部は円
    柱状であるがその中心軸が外円柱の中心軸と一致せず傾
    斜して形成されていると共に、外円柱の中心軸を中心に
    回転駆動される誘電体と; を備えたことを特徴とする
    レーダアンテナ。
JP5142665A 1993-05-21 1993-05-21 レーダアンテナ Expired - Lifetime JPH07118608B2 (ja)

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JP5142665A JPH07118608B2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 レーダアンテナ

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JPH06334426A JPH06334426A (ja) 1994-12-02
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JPH0623844Y2 (ja) * 1989-05-19 1994-06-22 リンナイ株式会社 焼成庫
US6473057B2 (en) * 2000-11-30 2002-10-29 Raytheon Company Low profile scanning antenna
JP3855898B2 (ja) 2002-09-20 2006-12-13 株式会社村田製作所 アンテナ装置および送受信装置
JP4504962B2 (ja) * 2006-09-07 2010-07-14 日本電信電話株式会社 アンテナ放射電力制御方法

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