JPH07118169B2 - ディスクプレーヤにおけるキャリッジサーボ装置 - Google Patents

ディスクプレーヤにおけるキャリッジサーボ装置

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JPH07118169B2
JPH07118169B2 JP14746785A JP14746785A JPH07118169B2 JP H07118169 B2 JPH07118169 B2 JP H07118169B2 JP 14746785 A JP14746785 A JP 14746785A JP 14746785 A JP14746785 A JP 14746785A JP H07118169 B2 JPH07118169 B2 JP H07118169B2
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disc
carriage
moving
chassis
disk
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芳郎 青柳
良彦 渡辺
宏之 阿部
隆行 飯嶋
和人 下河
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Pioneer Electronic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ディスクプレーヤにおけるキャリッジサーボ
装置に関する。
背景技術 ディジタルオーディオディスク等のディスクを再生する
ディスクプレーヤにおいて、ディスクの記録情報を読み
取る際には、記録情報を読み取るピックアップとディス
クとのディスク半径方向における相対的な位置関係を正
確に保ちながらディスクの内外周に亘ってピックアップ
を移動させる必要がある。
このピックアップの駆動には、当該ピックアップを搭載
してディスク半径方向にて移動自在なキャリッジと、こ
のキャリッジ全体をディスク半径方向に移動させるキャ
リッジモータとを含むキャリッジ機構が用いられ、当該
キャリッジ機構はピックアップとディスクとのディスク
半径方向における相対的な位置ずれ量に応じたいわゆる
トラッキングエラー信号の低域成分に基づいて駆動制御
される。
ところで、一般的にモータは駆動電流がある一定レベル
以上にならないと起動しないいわゆる不感帯を有してお
り、キャリッジ機構におけるキャリッジモータも同様で
ある。従って、上記のキャリッジサーボにおいて、キャ
リッジドライブ電圧が常時キャリッジモータに印加され
ていると、当該ドライブ電圧が低く上記不感帯の範囲内
の場合には、キャリッジモータが起動しないにも拘らず
当該モータには常時駆動電流が流れることになり、その
電流によって消費される電力は全く無駄なものとなって
しまう。
このような電力の損失分は電源装置の大型化を招来する
ことになるので、当該電力損失は全くないのが好まし
い。また、車載用ディスクプレーヤや携帯用ディスクプ
レーヤ等の場合には、これらの電源としてバッテリが用
いられるので、消費電力は出来るだけ少ない方が良く、
更にプレーヤの小型化、軽量化のためにも省電力化が望
まれる。
発明の概要 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、キャリッ
ジモータの不感帯における電力損失を無くすことによ
り、消費電力の低減を可能としたディスクプレーヤにお
けるキャリッジサーボ装置を提供することを目的とす
る。
本発明によるディスクプレーヤにおけるキャリッジサー
ボ装置は、キャリッジドライブ電圧の絶対値が所定電圧
を越えたときキャリッジサーボループをクローズとし、
所定電圧以下のときはサーボループをオープンとしてキ
ャリッジモータの不感帯では駆動電流が流れないように
した構成となっている。
実施例 以下、本発明の実施例としてのオートローディングディ
スクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
図において、参照符号1は当該オートローディングディ
スクプレーヤの全体を示している。第1図に示される如
く、ハウジング2の一部を構成するフトントパネル3に
は、演奏さるべきディスク5を挿入するためのスロット
3aが左右方向に伸長して設けられている。但し、矢印X
方向が左方であり、矢印Yは前方を示す。また、矢印Z
方向が上方である。なお、ディスク5はレーザ光を用い
て信号を記録し且つ読み取る方式のものであり、外径は
約12cmとなっている。フロントパネル3にはまた、当該
ディスクプレーヤの操作、例えばプレイスタート及びデ
ィスクイジェクトなどをなくすための操作ボタン群6が
配設されている。
第1図ないし第4図に示されるように、ハウジング2内
にはシャーシ7が設けられている。シャーシ7は本体7a
と、該本体の左端部に並設された2つのサブシャーシB7
b及びサブシャーシC7cと、本体7aの右端前部に設けられ
たサブシャーシD7dとから成る。第13図(a)ないし第1
5図(b)に各サブシャーシ7b,7c及び7dの詳細が示され
ている。シャーシ7上には後述するターンテーブルのデ
ィスク担持面に平行な方向、この場合、前後方向(矢印
Y方向及びその反対方向)において移動自在にトレイ10
が設けられている。第16図(a)ないし(d)から特に
明らかなように、トレイ10は左右方向(矢印X方向及び
その反対方向)に伸長する本体10aと、該本体の左右両
端部に一体に設けられて前方(矢印Y方向)に向けて伸
びる一対の左側部10b及び右側部10cとによって構成され
ている。トレイ10の左側部10bは該左側部に突設された
ピン10dがサブシャーシC7cに前後方向に伸長して形成さ
れた長孔7fに摺動自在に係合することによって支持され
ている。
一方、シャーシ7の左右両側には一対の移動部材13及び
14が配置されている。第17図(a),(b)、第18図
(a)及び(b)に移動部材13,14の詳細が示されてい
る。右方の移動部材14は樹脂などから成り、第4図に示
されるように、シャーシ7の本体7aの右端部にトレイ10
の移動方向、すなわち前後方向(矢印Y方向及びその反
対方向)に伸長して固設されたガイドシャフト15により
摺動自在に支持されたトレイ10の右側部10cに取り付け
られている。詳しくは、移動部材14は、該移動部材に前
後方向に伸長して形成された長孔14aが上記右側部10cに
突設されたピン10fに摺動自在に係合することによって
支持されている。また、左方の移動部材13は鋼板から成
り、トレイ10の左側部10bとサブシャーシC7cとの間に位
置しており、第3図から明らかなように、該移動部材に
前後方向に伸長して形成された長孔13aが上記左側部10b
に突設されたピン10dに摺動自在に係合することによっ
て支持されている。トレイ10の後端部には両端にアーム
17a及び17bが固着された連動シャフト17が左右方向に伸
長して設けられており、且つ、トレイ10に回転自在に取
り付けられている。アーム17a及び17bの各先端部にはピ
ン17c及び17dが夫々突設されており、該各ピンは移動部
材13及び14の各後端部に上下方向(矢印Z方向及びその
反対方向)に伸長して形成された長孔13b及び14bに各々
摺動自在に係合している。第4図に示されるように、シ
ャーシ7の右端下部には、移動部材14の移動方向、すな
わち前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)に伸長す
るウォームシャフト19が回転自在に設けられている。シ
ャーシ7の右後端部にはモータ20が固設されており、該
モータの出力軸に嵌着されたウォーム20aがウォームシ
ャフト19の後端部に嵌着されたウォームホィール19aと
噛合している。また、ウォームシャフト19の前端部には
ウォーム19bが形成されており、移動部材14の下端部に
該移動部材の移動方向、即ち前後方向において形成され
たラック部14cとこのウォーム19bが噛合せしめられてい
る。
上記したアーム17a及び17bを含む連動シャフト17と、ウ
ォームホィール19a及びウォーム19bを含むウォームシャ
フト19と、ウォーム20aを含むモータ20とにより、移動
部材13及び14に駆動力を付与する駆動力付与手段が構成
されている。
第1図に示されるように、トレイ10の左右両側部10b及
び10cの間、従って、両移動部材13,14に挾まれる位置に
は、ディスク5を担持するコンテナ22が配置されてい
る。第5図にコンテナ22の詳細が示されている。このコ
ンテナ22と、トレイ10と、移動部材13及び14とによっ
て、ディスク担持部が構成されている。コンテナ22の左
右両端部には一対ずつ、計4本のピン22aが左右方向に
伸長して設けられている。コンテナ22はこれら各ピン22
aがトレイ10の左右両側部10b,10cに上下方向(矢印Z方
向及びその反対方向)に伸長して形成された4つの長孔
10gの各々に摺動自在に係合することによって、トレイ1
0にトレイ移動方向に直角な方向、即ち上下方向におい
て所定範囲内で移動自在に支持されている。コンテナ22
に突設された各ピン22aはまた、上述の長孔10gを通過し
た後、移動部材13,14に夫々形成されたカム孔13d及び14
dに摺動自在に係合せしめられている。カム孔13d及び14
dはディスク挿入用スロット3aからのディスク挿入方
向、即ち前方から後方に向って上方、即ち、コンテナ22
が後述するターンテーブルのディスク担持面から離れる
方向に傾斜するテーパ部と、該テーパ部の前端及び後端
に連続して各々前方及び後方に伸びる2つの水平部とに
より構成されている。すなわち、移動部材13及び14の前
後方向の移動に伴ってコンテナ22が上下動するようにな
されているのである。
なお、図示されてはいないが、トレイ10が後述するター
ンテーブルの直上位置、すなわち、コンテナ22に担持さ
れたディスク5の回転中心が該ターンテーブルの回転軸
と略一致する位置に達するまではコンテナ22をトレイ10
に対してロックし、且つ、トレイ10が上記直上位置に達
するとコンテナ22のトレイ10とのロック状態を解除せし
め且つトレイ10をシャーシ7に対してロックするロック
・解除手段が設けられている。
次いで、前述したコンテナ22に設けられてスロット3aか
ら挿入されたディスク5を把持し且つこれを該コンテナ
の所定位置に位置決めするディスク把持手段について説
明する。
第5図から明らかなように、コンテナ22の下面には左右
一対の長プレート28及び29が配置されており、各々2本
ずつのピン28a,29aを介して左右方向(矢印X方向及び
その反対方向)において移動自在にコンテナ22に取り付
けられている。長プレート28及び29の後方には左右一対
の短プレート30,31が配設され、且つ、ピン30a,31aを介
してコンテナ22に回動自在に取り付けられている。短プ
レート30,31の各回動一端部、この場合、各前端部は長
プレート28及び29の各一端部にピン30c,31cによって枢
着せられている。長プレート28及び短プレート30を第1
把持部材33と総称し、これに対して、長プレート29及び
短プレート31を第2把持部材34と総称する。すなわち、
これら一対の把持部材33,34はディスク挿入路の両側に
配置されており、且つ、コンテナ22の主面(後述するタ
ーンテーブルのディスク担持面と平行)と略平行な面内
において相対的に移動自在となっている。各把持部材33
及び34の下面所定位置には下方(反矢印Z方向)に伸び
る2本ずつのピン33a,34aが突設されている。これらピ
ン33a,34aはコンテナ22の主面に対して直角に伸長して
おり、ディスク5の外周に係合する係合部として作用す
る。なお、一対のコイルスプリング36はこれらピン33a,
34aがディスク外周に近づく方向に両把持部材33及び34
を付勢するものである。
ここで、第6図に示されるように、各ピン33a(及び34
a)にはターンテーブル(後述)のディスク担持面に向
って、すなわち下方(反矢印Z方向)に向って縮径する
第1テーパ部33bと該第1テーパ部に連続して下方に向
って拡径する第2テーパ部33cとから成り且つディスク
外周に係合する鼓状テーパ部33dが形成されている。
第5図に示されるように、コンテナ22にはまた、上記し
た第1及び第2把持部材33,34を同期して駆動するため
の同期プレート37が設けられている。詳しくは、同期プ
レート37はその中央部にてピン37aを介してコンテナ22
に回動自在に取り付けられており、その前後両端部がピ
ン37b,37cにより第1及び第2把持部材33,34に枢着せら
れている。同期プレート37の後端部にはローラ37dが設
けられており、コンテナ22の右端部に一対のピン38aを
介して前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)におい
て往復動自在に設けられた中間レバー38の三角状のカム
部38bが該ローラに当接している。すなわち、この中間
レバー38が往復動することによって同期プレート37が回
動し、以て、第1及び第2把持部材33,34がディスク5
の把持を解除する方向に駆動されるのである。なお、中
間レバー38は前述した移動部材14に突設された突起14f
がその後端屈曲部38cに係合することによって該移動部
材の後方移動に伴って後方に移動せしめられ、前方への
復帰はコイルスプリング36(前述)によりなされる。
上記した第1及び第2把持部材33,34と、付勢手段とし
てのコイルスプリング36と、同期プレート37とによっ
て、スロット3aから挿入されたディスク5を把持し且つ
これをコンテナ22の所定位置に位置決めするディスク把
持手段が構成されている。なお、該ディスク把持手段は
前述したディスク担持部(トレイ10、移動部材13,14及
びコンテナ22とから成る)に含まれる。また、該ディス
ク担持部と、該ディスク担持部を移動自在に支えるシャ
ーシ7と、モータ20等を含み移動部材13,14に駆動力を
付与する駆動力付与手段と、これらに関連する周辺小部
材とによって、ディスク5を後述するターンテーブルの
ディスク担持面上に搬送するディスク搬送機構が構成さ
れている。
次に、ディスク演奏をなす演奏手段について説明する。
第7図に示されるように、シャーシ7の下方には矩形板
状に形成された支持部材42が配置されており、且つ、柔
軟なゴムなどから成る4つの防振部材43を含む防振機構
を介してシャーシ7の下面に取り付けられている。この
支持部材42にはターンテーブル45と、該ターンテーブル
を直接駆動する駆動源としてのスピンドルモータ46とが
設けられている。支持部材42にはまた、ターンテーブル
45のディスク担持面45a(第8図参照)と平行に、この
場合、前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)に伸長
するガイドシャフト47と、光学式ピックアップ手段を担
持し且つ該両ガイドシャフトによって案内されるキャリ
ッジ48とが取り付けられている。このガイドシャフト47
と平行にスクリューシャフト50が配置されており、且
つ、支持部材42にその両端部にて回転自在に取り付けら
れている。スクリューシャフト50の前方にはモータ51が
配置されており、スクリューシャフト50は該モータによ
って複数の歯車から成る減速機構52を介して回転駆動さ
れるようになされている。キャリッジ48の右端部には上
下方向(矢印Z方向及びその反対方向)において延在す
る矩形板状の板バネ53が片持梁状に固定されており、該
板バネの自由端部に前後方向(矢印Y方向及びその反対
方向)において所定距離だけ離隔して設けられた一対の
ハーフナット54a,54bがスクリューシャフト50に螺合し
ている。但し、両ハーフナット54a及び54bは連結部材55
によって互いに一体的に連結されている。
上記したスクリューシャフト50と、モータ51と、減速機
構52と、板バネ53と、ハーフナット54a,54bと、これら
に関連する周辺小部材とによって、キャリッジ48を駆動
する駆動機構が構成されている。また、該駆動機構と、
支持部材42と、ターンテーブル45と、スピンドルモータ
46と、ガイドシャフト47と、キャリッジ48とによって、
ディスク演奏をなす演奏手段が構成されている。
次に、演奏位置、即ちターンテーブル45のディスク担持
面45a上に搬送されたディスク5をクランプするクラン
プ機構について説明する。
第7図及び第8図に示されるように、シャーシ7上に設
けられた支持部材42の上方には支持部材としての三角板
状のアーム部材58が配置されており、且つ、その後端部
にて左右方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸びる
シャフト59を介して支持部材42に揺動自在に取り付けら
れている。第9図にも示されるように、アーム部材58の
自由端部、この場合、前端部には、ターンテーブル45と
協働して且つマグネットの磁力によりディスククランプ
作用をなす円盤状の押圧部材60が回転自在に取り付けら
れている。なお、第8図に示されるアーム部材58の位置
を非クランプ位置と称する。また、アーム部材58が所定
角度だけ下方に揺動して押圧部材60がターンテーブル45
上に載置されたディスク5の表面に当接するときの該ア
ーム部材の位置をクランプ位置と称する。アーム部材58
はターンテーブル45に対して該クランプ位置と非クラン
プ位置の間において移動するのである。
アーム部材58はその自由端部に円柱状のホルダ58aを備
えている。このホルダ58aは下端部に円盤状の拡径部58b
を有しており、上端部においてアーム部材58の本体にか
しめ固定されたものである。一方、押圧部材60は、主面
に形成された開口部61aにおいてホルダ58aの本体部分58
cに遊嵌することによって該ホルダに回転自在に取り付
けられる円盤状ヨーク61と、ヨーク61の下面に該ヨーク
と同心的に結合された環状マグネット62と、ヨーク61の
回転中心がホルダ58aの軸中心と一致するように該ヨー
クをホルダ58aに対して位置決めするための椀状位置決
め部材63とを有している。但し、ヨーク61とマグネット
62は接着剤によって結合され、位置決め部材63はヨーク
61とネジ63aによって結合せしめられている。第9図か
ら明らかなように、ホルダ58aの本体部分58cに遊嵌すべ
くヨーク61に形成された開口部61aは、該ヨークの回転
中心に位置して直径が本体部分58cの外径よりも僅かに
大きく且つホルダ58aの拡径部58bの外径よりも小さな第
1円形61bと、該ヨークの回転中心から偏倚して位置し
て直径が拡径部58bの外径よりも大きな第2円形61cと
を、その結合部の幅が上記本体部分58cの外径よりも大
であるように結合した形状となっている。
上記したアーム部材58と、シャフト59と、押圧部材60と
によって、ターンテーブル45上に搬送されたディスク5
をクランプするクランプ機構が構成されている。
第8図から明らかなように、ターンテーブル45を回転駆
動するスピンドルモータ46はターンテーブル45に連結さ
れたスピンドル46aを有し、該スピンドルはスピンドル
モータ46の本体46bに設けられた軸受部(図示せず)に
よって回転自在に支持されている。アーム部材58が前述
したクランプ位置にあるときに、該アーム部材の一部で
あるホルダ58aの下端部がスピンドル46aの先端に係合し
て該スピンドルを上記軸受部(図示せず)に向けて、す
なわち下方に向けて押圧するようになされている。この
ため、押圧部材60の構成部材である椀状位置決め部材63
の底部にはスピンドル46aが挿通可能な開口部63bが形成
されている。なお、ホルダ58aのスピンドル46aとの係合
部には係合状態を滑らかにするために樹脂などから成る
円盤状の受け部材58dが設けられている。また、ターン
テーブル45には、ディスク5のセンター孔に嵌合して該
ディスクを該ターンテーブルの回転中心に案内するため
のガイド部材45bが設けられている。
ここで、上述したクランプ機構の組み立てについて簡単
に説明する。
まず、アーム部材58の本体に該アーム部材の一部として
のホルダ58aを予めかしめ固定する。これとは別に、円
盤状ヨーク61と環状マグネット62を接着剤にて結合す
る。次いで、ヨーク61に形成された開口部61aのうち、
第9図に示される第2円形61cにおいてホルダ58aの拡形
部58bに挿通させ、続いて、ホルダ58aの本体部分58cが
第1円形61b内に位置するようになす。この状態でヨー
ク61に位置決め部材63をネジ63aにて取り付ける。する
と、ホルダ58aとヨーク61(及びマグネット62)は互い
に略同心位置に位置決めされる。かくしてクランプ機構
の組み立ては完了する。なお、このクランプ機構は前述
した移動部材14の動きによって動作する。
第2図,第10図及び第11図に示されるように、左方のサ
ブシャーシB7bの左側には移動プレート67が前後方向
(矢印Y方向及びその反対方向)において移動自在に設
けられており、また、右方のサブシャーシD7dの左側に
は他の移動プレート68が前後方向において移動自在に設
けられている。第19図(a),(b)、第20図(a)及
び(b)に各移動プレート67及び68の詳細が示されてい
る。詳しくは、両移動プレート67及び68は、サブシャー
シB7b及びサブシャーシD7dに前後方向に伸長して形成さ
れた一対ずつの長孔7h及び7iに該両移動プレートに突設
されたピン67a,68aが摺動自在に係合することによって
支持されている。シャーシ7の前端部には両端にアーム
70a及び70bが固着された連動シャフト70が左右方向に伸
長して設けられており、且つ、シャーシ7に回転自在に
取り付けられている。アーム70a及び70bの各先端部には
ピン70c及び70dが夫々突設されており、該各ピンは移動
プレート67及び68の各後端部に上下方向(矢印Z方向及
びその反対方向に伸長して形成された長孔67b及び68bに
各々摺動自在に係合している。すなわち、一方の移動プ
レート68の移動に伴って他方の移動プレート67も往復動
するようになっているのである。なお、移動プレート68
は前述した移動部材14に突設された突起14h(第2図,
第18図参照)が該移動プレートの後端屈曲部68c(第2
図示)に係合することにより移動部材14の後方移動に伴
って後方に移動せしめられる。なお、移動プレート67及
び68の前方への復帰動作は移動プレート68に連結された
コイルスプリング72(第11図示)の付勢力によって行な
われる。
第1図に示されるように、上述した一対の移動プレート
67及び68に挾まれる位置には、ハウジング2に形成され
たスロット3aから挿入されるディスク5の主面とその上
面にて摺接して該ディスクをコンテナ22の直下に案内す
るための平板状案内部材74が配置されている。第21図
(a)ないし(d)に案内部材74の詳細が示されてい
る。なお、案内部材74の上面であってディスク5の主面
と接触する部分にはフェルト74a(第21図(a)参照)
が貼設されている。第21図(a)から明らかなように、
案内部材74の左右両端部には一対ずつ、計4本のピン74
bが左右方向に伸長して設けられている。案内部材74は
これら各ピン74bがサブシャーシB7b及びサブシャーシD7
dに上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に伸長し
て一対ずつ形成された長孔7j及び7kに摺動自在に係合す
ることによって上下方向において所定範囲内で移動自在
に支持されている。案内部材74に突設された各ピン74b
はまた、サブシャーシB7b及びサブシャーシD7dの長孔7j
及び7kに係合すると共に、前述した各移動プレート67,6
8に夫々形成されたカム孔67d及び68dに摺動自在に係合
せしめられている。カム孔67d及び68dは全体として前方
から後方に向って(反矢印Y方向に向って)上方に傾斜
している。すなわち、各移動プレート67及び68の前後方
向の移動に伴って案内部材74が上下に移動するようにな
っているのである。
第2図に示されるように、サブシャーシB7b及びサブシ
ャーシD7dの各前端部間にはブラケット76が架設されて
いる。例えば第3図及び第12図に示されるように、ブラ
ケット76の下部には左右方向(矢印X方向及びその反対
方向)に伸びるシャフト77が取り付けられており、該シ
ャフトにはスロット3aを閉塞する蓋体78がその上端部に
て揺動自在に設けられている。蓋体78はシャフト77に外
嵌するバネ部材79によって、スロット3aを閉塞する閉位
置に向けて付勢されている。
第12図から特に明らかなように、サブシャートB7bの前
端部には回動レバー80がピン80aを介して矢印P方向に
おいて回動自在に取り付けられている。この回動レバー
80はその自由端部に蓋体78の前面に当接するピン80bを
有しており、蓋体78を開位置に向けて揺動させるための
ものである。なお、回動レバー80はコイルスプリング81
によって、第12図における時計方向に付勢されている。
同じく第12図に示されるように、回動レバー80の自由端
部には前述した移動部材13の前端部が後方から当接し得
るようになっている。移動部材13がその後方(反矢印Y
方向)に移動したときにはコイルスプリング81によって
回動レバー80が(第12図における)時計方向に回動せし
められ、これによって、蓋体78が開位置に移動する。ま
た、移動部材13がその前方移動限界位置(第12図に示さ
れる位置)にあるときには該移動部材によって回動レバ
ー80は反時計方向に回動せられ、バネ部材79により付勢
されている蓋体78はスロット3aを閉塞する閉位置に復帰
する。すなわち、蓋体78は、移動部材13を含むディスク
搬送機構(前述)によってその閉位置及び開位置にて保
持されるのである。なお、上記したバネ部材79,ピン80a
を含む回動レバー80及びコイルスプリング81は共に該デ
ィスク搬送機構に含まれる。
第3図に示されるように、サブシャーシC7cの後端部に
はソレノイドプランジャ83が固設されている。このソレ
ノイドプランジャ83は蓋体78を一時的に閉位置に移動せ
しめるためのものである。詳しくは、第3図に示される
ように、サブシャーシC7cの全長に沿うべく前後方向に
伸長するレバー部材84が配置されており、且つ、サブシ
ャーシC7cに前後方向において往復動自在に取り付けら
れている。レバー部材84の前端部には回動レバー80の自
由端部に後方から当接する当接部84aが形成されてい
る。また、レバー部材84の後端部にはピン84bによって
ソレノイドプランジャ83のプランジャ83aに連結されて
いる。すなわち、ソレノイドプランジャ83のプランジャ
83aが引き込まれることによりレバー部材84が前方に移
動し、これによって該レバー部材の当接部84aが回動レ
バー80を(第3図,第12図における)反時計方向に回動
せしめ、以て、蓋体78が閉位置に移動するのである。
例えば第10図、第12図(a)及び(b)に示されるよう
に、案内部材74の前端部にはハウジング2のスロット3a
からのディスク二重挿入を防止する挿入防止部材86が取
り付けられている。この挿入防止部材86は第12図におい
て二点鎖線にて示される(挿入)防止位置と実線で示さ
れる非防止位置の間で移動可能となっている。第21図
(a)、(b)に示されるように、挿入防止部材86の左
右両端部には小さな屈曲部86aが形成されており、案内
部材74の左右両端部に形成された円形開口部74c内に該
屈曲部86aが円滑に嵌入している。故に、挿入防止部材8
6はこの屈曲部86aを中心として揺動し得、これによっ
て、上記防止位置と非防止位置の間を移動する。
例えば第12図に示されるように、挿入防止部材86の下方
にはシャーシ7に固定された舌片88が位置している。挿
入防止部材86は案内部材74と共に上下動するのである
が、この上下動の際に舌片88に対して押し付けられた状
態で屈曲部86a(第21図参照)を中心として揺動し、上
記防止位置及び非防止位置の間で移動する。案内部材74
は前述したディスク搬送機構によって駆動されるのであ
り、故に、上記挿入防止部材86は該ディスク搬送機構に
よって移動せしめられるのである。
なお、前述した蓋体78の移動は上記挿入防止部材86が上
記非防止位置に移動しているときになされる。このよう
に構成したことにより、蓋体78に、挿入防止部材86との
衝突を避けるための切欠部を設ける必要がなくなるので
ある。
次に、ディスクの演奏がなされていないときに支持部材
42(ターンテーブル45等を含む演奏手段を支持)をハウ
ジング2、この場合シャーシ7に対してロックするロッ
ク手段について説明する。
第7図に示されるように、支持部材42には左側に1つ、
右側に2つ、計3つのロックピン91、92及び93が固設さ
れている。これら各ロックピンは左右方向に伸長してい
る。
一方、第10図に示されるように、シャーシ7の左方に配
置された移動プレート67の後端下部には円形部67f及び
該円形部の後端に続く直線状部67gからなる開口部67hが
形成されており、ロックピン91がこの開口部67hに嵌入
せしめられている。ロックピン91が開口部67hの直線状
部67gに嵌入すると該ロックピンは移動プレート67,従っ
て、シャーシ7に対してロックされ、ロックピン91が円
形部67f内に嵌入すると該ロック状態は解除される。
第11図に示されるように、シャーシ7の右側部には左右
方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸長するピン95
が突設されており、該ピンに長手ロックプレートA96が
その略中央部にて且つ矢印Q方向において回動自在に取
り付けられている。ロックプレートA96にはコイルスプ
リング97が連結されており、該ロックプレートAは該コ
イルスプリングによって第11図における時計方向に付勢
されている。ロックプレートA96の前端部には該ロック
プレートAが反時計方向に回動することによってロック
ピン92と係合し以てロックピン92をロックするための切
欠部96aが形成されている。ロックプレートA96の後端部
近傍にはカム部96cが形成されており、シャーシ7の右
側に配置された移動プレート68に突設されたピン68fが
このカム部96cに摺動自在に係合している。すなわち、
移動プレート68の前後移動に伴うピン768fのカム部96c
に沿った移動と、コイルスプリング97の作用とによっ
て、ロックプレートA96が回動せしめられるようになさ
れている。
ロックプレートA96の後端部には略三日月形のロックプ
レートB99が配置されており、且つ、ピン99aを介してシ
ャーシ7に矢印R方向において摺動自在に取り付けられ
ている。このロックプレートB99はロックピン93と係合
して該ロックピンをシャーシ7に対してロックするため
のものであって、その自由端部がロックプレートA96の
後端部にピン99bによって枢着せられ、ロックプレートA
96の回動に伴って揺動する。
上記したロックピン91,92,93と、移動プレート67と、ロ
ックプレートA96と、コイルスプリング97と、ロックプ
レートB99と、これらに関連する周辺小部材とによっ
て、ディスクの演奏がなされていないときに支持部材42
をシャーシ7に対して、従ってハウジング2に対してロ
ックするロック手段が構成されている。
第2図に示されるように、トレイ10の本体10aの前端部
には上下方向に伸長するピン101が設けられている。こ
のピン101には、本体10aの略全長に亘るべく左右方向に
延在するレバー部材102がその中央部において且つ矢印
S方向に回動自在に取り付けられている。レバー部材10
2の左端部には、コンテナ22の所定位置に位置決めされ
たディスク5の外周が係合するように突起102aが突設さ
れている。レバー部材102の左端部にはまた、他の突起1
02aが形成されており、該突起はトレイ10の本体10aの左
側部下面に固設された検知スイッチ104の作動子と係合
する。検知スイッチ104はディスク5がコンテナ22の所
定位置に位置決めされたことを検知するためのものであ
る。
レバー部材102の右端部には、後方(反矢印Y方向)に
向けて伸長してシャーシ7の後端部に形成された立ち上
がり部7mに当接し得る突起102cが形成されている。トレ
イ10が後方に移動して後方移動限界位置に達するとこの
突起102cが上記立ち上がり部7mに当接し、以て、レバー
部材102が第2図における反時計方向に回転する。な
お、レバー部材102はコイルスプリング105によって、第
2図における時計方向へのバイアス力を付与される。
レバー部材102の右端部にはまた、他の突起102dが突設
されており、該突起はトレイ10の本体10aの右側部下面
に設けられた検知スイッチ106の作動子と係合する。検
知スイッチ106はトレイ10がその後方移動限界位置に達
したことを検知するためのものである。
やはり第2図に示されるように、トレイ10の本体10aの
右側部下面には、移動部材14の後端部がこれに係合する
ことにより該移動部材がその後方移動限界位置に達した
ことを検知するための検知スイッチ108が設けられてい
る。一方、第4図に示されるように、シャーシ7の右端
前部には、移動部材14がその作動子に係合することによ
って該移動部材が前方移動限界位置に達したことを検知
するための検知スイッチ109が配設されている。また、
第7図に示されるように、演奏手段を支える支持部材42
の所定位置には、キャリッジ48がホームポジションすな
わち、演奏開始前の静止位置に復帰したことを検知する
ための検知スイッチ110が設けられている。
前述した操作ボタン群6,各検知スイッチ104,106,108及
び110等から発せられる各信号は、ハウジング2内の所
定位置に配置された第29図に示される制御回路111に伝
達される。
第29図には制御系のブロック図が示されており、制御回
路111は例えばメモリを内蔵したマイクロコンピュータ
によって構成され、操作ボタン群6,各検知スイッチ104,
106,108及び110等から発せられる各信号に基づいてロー
ディング機構112、キャリッジ機構113及びスピンドルモ
ータ46等を後述するタイミングで駆動する。キャリッジ
機構113及びスピンドルモータ46は、キャリッジサーボ
回路114及びスピンドルサーボ回路115を介して制御回路
111により駆動される。制御回路111は各種の表示をなす
ディスプレイ116に対して表示情報を出力する。制御回
路111には、ピックアップ117によりディスク5から読み
取られた読取情報が信号処理回路118で復調等の信号処
理が行なわれた後供給される。制御回路111は更に、ド
ライブ回路119を介して先述したソレノイドプランジャ8
3をも駆動する。
このソレノイドプランジャ83は、ディスクローディング
の過程において蓋体78を閉塞するために駆動するもので
ある。このソレノイドプランジャ83の駆動において、制
御回路111は、第30図のタイミングチャートに示すよう
に、ローディング機構112のトレイ10(第2図に示す)
が後方移動限界位置に達したことを検知する検知スイッ
チ106の検知出力(a)に応答して一定時間Tのパルス
幅を有する駆動パルス(c)を、続いて一定時間T経過
後デューティ(Duty)50%程度の駆動パルス(c)をド
ライブ回路119に供給する。そして、ローディング機構1
12の移動部材14(第2図に示す)が後方移動限界位置に
達したこと、即ちローディング完了を検知する検知スイ
ッチ108の検知出力(b)に応答してソレノイドプラン
ジャ83の駆動を停止する。
このように、ソレノイドプランジャ83の駆動開始時に一
定時間Tのパルス幅を有する駆動パルスを、更に一定時
間T経過後デューティ50%程度の駆動パルスをドライブ
回路119に供給することにより、ソレノイドプランジャ8
3には駆動時にプランジャ吸引に必要な大なる電流が供
給され、吸引後にはその吸引状態を保持し得る程度の小
なる保持電流が供給されることになる。
なお、デューティ50%程度の駆動パルスは、制御回路11
1を構成するマイクロコンピュータによって容易に生成
し得る。
第31図にはキャリッジサーボ回路114の構成が示されて
いる。本図において、キャリッジモータ51を駆動するキ
ャリッジドライブ電圧は、ループスイッチ120及びイコ
ライザ回路121を介して双方向ドライブ回路122に供給さ
れる。双方向ドライブ回路122はドライブ電圧の極性に
応じてキャリッジモータ51を正逆両方向に駆動する。キ
ャリッジドライブ電圧は、基準電圧+Vrefを反転入力と
するコンパレータCOMP1の非反転入力、更には基準電圧
−Vrefを非反転入力とするコンパレータCOMP2の反転入
力ともなる。基準電圧+Vref及び−Vrefは、キャリッジ
モータ51の不感帯に対応する電圧範囲外に設定される。
コンパレータCOMP1,COMP2各出力はORゲート123の2入
力となり、ORゲート123はキャリッジドライブ電圧が+V
ref以上または−Vref以下のとき高レベルの出力を発生
する。ORゲート123の出力はループスイッチ120に供給さ
れ、当該スイッチ120のオン/オフ制御信号になると共
に、インバータ124及び抵抗Rを介してモータ51の両端
を短絡するための短絡手段としてのトランジスタQのオ
ン/オフ制御信号となる。
かかる構成のキャリッジサーボ回路114においては、ド
ライブ電圧が+Vref〜−Vrefの範囲内にあるときは、OR
ゲート123の出力は低レベルにあるので、ループスイッ
チ120をオフ(開放)状態、即ちサーボループをオープ
ン状態とする。これにより、ドライブ電圧が+Vref〜−
Vrefの範囲では、双方向ドライブ回路122には何らドラ
イブ電圧は供給されることはないので、第32図に示すよ
うに、モータ51の起動に寄与しない程度の小なる電流は
流れなくなり、その分(図の斜線部分)だけ消費電力を
低減できることになる。このとき、オン状態にあるトラ
ンジスタQによってモータ51の両端が短絡され、モータ
51のロータが固定状態となるので、キャリッジ48(第7
図に示す)は外部振動によって移動するという不具合も
生じないのである。
一方、キャリッジドライブ電圧が+Vref以上または−Vr
ef以下のときには、ORゲート123の出力が高レベルとな
り、ループスイッチ120がオン(閉成)状態となるの
で、ドライブ電圧の極性及びそのレベルに応じてモータ
51の駆動が行なわれることになる。このとき、トランジ
スタQはオフ状態にある。
次に、上記した構成のオートローディングディスクプレ
ーヤの動作を演奏手順に沿って簡単に説明する。なお、
第1図ないし第12図は当該ディスクプレーヤの演奏前の
初期状態を示している。
まず、第1図に示されるようにディスク5をスロット3a
からハウジング2内に挿入する。但し、ディスク5はス
ロット3aを閉塞する蓋体(第3図等参照)78を押しなが
ら進む。ディスク5がハウジング2内に約半分挿入され
ると、該ディスクの外周が第5図に示される把持部材3
3,34に設けられた4つのピン33a,34aのうち前側の2つ
に係合し、該両ピンを左右に押し分けながら進む。この
左右2つのピン33a,34aの軸中心を結ぶ線をディスク5
の回転中心が越えると、該両ピンがディスク外周に近づ
く方向に(コイルスプリング36によって)付勢されてい
ることから、ここでディスク5から手を離してもディス
ク5はハウジング2内に引き込まれる。また、このと
き、案内部材74がディスク5を有効に案内して、ディス
ク5はコンテナ22の所定位置に位置決めされ、且つ、上
記した合計4つのピン33a,34aによって把持される。な
お、このとき、ディスク5が多少傾斜して挿入されるこ
とがあっても、第6図に示される鼓状テーパ部33dの作
用によってこの傾斜は修正される。また、上記の如く、
ディスク5はこの4本のピン33a,34aによって把持され
ているので、一旦位置決めされたディスク5は多少の外
部振動によってはずれることはない。
ディスク5のコンテナ22に対する位置決めがなされると
同時に、ディスク5の外周が第2図に示されるレバー部
材102の突起102aに係合し、該レバー部材がピン101を中
心として第2図における反時計方向に所定角度だけ回動
せしめられる。故に、検知スイッチ104が動作せられ
る。すると、モータ20が回転を開始して、ウォームシャ
フト19等を介して移動部材14及び13が後方に向けて駆動
される。前述したロック・解除手段によってコンテナ22
はトレイ10に対してロックされており、よって、モータ
20の回転に伴って、移動部材14,13とトレイ10及びコン
テナ22の後方へのみの移動がなされる。
トレイ10及びコンテナ22が所定距離だけ後方に移動して
該コンテナに担持されたディスク5の回転中心がターン
テーブル45の回転軸に一致すると、前述したロック・解
除手段が動作してトレイ10はシャーシ7に対してロック
され、同時にコンテナ22のトレイ10に対するロック状態
は解除せられる。また、前述したレバー部材102の突起1
02dが検知スイッチ106を動作せしめる。かくして移動部
材14及び13のみの後方移動が続けられて、第22図ないし
第28図に示される状態に至る。以下、この移動部材14,1
3のみの後方移動に伴う各部材の動作について説明す
る。
第22図ないし第24図から明らかなように、コンテナ22の
左右両端部に突設された4本のピン22aが、移動部材13,
14に夫々形成されたカム孔13d,14dに沿って摺動し、コ
ンテナ22はディスクを担持した状態で下降する。一方、
第25図及び第26図に示されるように、移動部材14の後方
移動によって移動プレート67,68も後方に駆動され、こ
れにより、該各移動プレートのカム孔67d,68dにピン74b
にて係合している案内部材74も下降する。従って、案内
部材74に取り付けられている挿入防止部材86が第25図に
示される状態まで移動する。この挿入防止部材86の移動
の直前に、第27図に示されるように、ソレノイドプラン
ジャ83(第3図参照)によってレバー部材84が前方に駆
動されており、該レバー部材の当接部84aが回動レバー8
0を後方から押して該回動レバーを反時計方向に回動さ
せ、蓋体78は閉位置に位置せられている。故に、挿入防
止部材86は蓋体78の後面を支える形となり、蓋体78は閉
位置にて堅固に保持され、ディスクの二重挿入が防止さ
れる。なお、ソレノイドプランジャ83への通電はこの
後、直ちに絶たれる。
また、第26図に示されるように、移動プレート68の後方
への移動とコイルスプリング97の作用とによって、ロッ
クプレートA96はピン95を中心として同図における時計
方向に回動し、これにつれてロックプレートB99もピン9
9aを中心として反時計方向に回動し、これによってロッ
クピン92及び93のシャーシ7、従ってハウジング2に対
するロック状態が解除される。一方、第25図に示される
ように、他方の移動プレート67の後方移動により、もう
一本のロックピン91のロック状態も解除せられ、これに
よって、ターンテーブル45を含む演奏手段を担持した支
持部材42(第7図参照)のハウジング2に対するロック
状態は解除される。
上記したコンテナ22の下降によってディスク5はターン
テーブル45上に載置される。また、移動部材14の最終動
作によってディスククランプがなされ、且つ、第28図に
示されるようにコンテナ22に設けられた各ピン33a,34a
による、ディスク5の把持状態は解除される。
ディスク5がクランプされると同時に移動部材14がその
後方移動限界位置に達すると、第22図及び第24図に示さ
れるように該移動部材の後端部近傍が検知スイッチ108
に係合して該検知スイッチが動作せられ、モータ20が停
止する。この状態でディスクの演奏が可能となる。
演奏に際しては、第33図において、まずステップ1でピ
ックアップ117(第29図に示す)がホームポジションに
あるか否かを検知スイッチ110の出力に基づいて判定
し、ホームポジションにある場合にはピックアップ117
のフォーカスをとり(ステップ2)、ピックアップ117
の読取り動作を開始する。そしてステップ3において、
ピックアップ117によって得られたアドレス情報に基づ
いてディスク5のリードインエリアである情報記録開始
位置、即ちTOC(Table of Contents)位置が算出され
る。TOCには、ディスクに収録されている曲数、総絶対
時間、各曲毎の演奏時間等の情報が記録されており、演
奏開始に際しこのTOCの記録情報を読み取る必要があ
る。現在アドレスからTOC位置(目標アドレス)を算出
する方法としては、例えば本願出願人により特願昭58−
201994号にて提案された方法、即ち目標アドレスに近づ
く程より正確に目標アドレスまでの距離が得られること
を利用し、目標アドレスまでの距離が一定の値のなるま
で繰り返し目標アドレスまでの距離を計算してピックア
ップ117を移動させる方法である。
ステップ3でTOC位置が算出されると、当該位置までピ
ックアップ117を移動させ(ステップ4)、続いて制御
回路111に内蔵された一定時間Ta(例えば15秒)のタイ
マをセットする(ステップ5)。ステップ6において、
上記一定時間Taが経過したか否かが判定され、経過して
いなければTOCの内容を読み取る(ステップ7)。続い
て、TOC内容の読取りが完了したか否かが判定され(ス
テップ8)、完了した場合にはプログラムエリアをサー
チし(ステップ9)、演奏動作に移行する。
ステップ8において、TOC内容の読取りが完了していな
いと判定された場合には、ステップ6に移行して上述の
動作を繰り返す。この繰返し動作において、ステップ6
で上記一定時間Taが経過したと判定された場合には、例
えばリードインエリアに傷等があってハングアップを起
しているものとしてステップ9へ移行し、演奏動作に入
らせる。これにより、リードインエリアの傷等によって
ハングアップを起し、無限ループに入ってしまうという
ことはなく、TOC内容を全部めなくても一定時間Taが経
過するとこのシーケンスが終了するので、システムの円
滑な動作が可能となる。なお、ディジタルオーディオデ
ィスクプレーヤでは、TOC内容を読めなくても各プログ
ラム情報のサーチは可能である。
ステップ1でピックアップ117がホームポジションにな
いと判定された場合には、キャリッジ機構13によってピ
ックアップ117のホームポジションへの移動が行なわれ
る(ステップ10)。
ディジタルオーディオディスクには複数のプログラム情
報(曲)が記録されており、プレーヤには、任意の曲を
予め指定してメモリに記憶しておき、このメモリに記憶
されている順番に従って順次曲を演奏するメモリプレイ
機能が設けられている。
この指定曲をメモリに記憶する手順について、第34図の
フローチャートに従って説明する。スキャン(SCAN)キ
ー(第29図における操作ボタン群6の1キーであり、単
独では図示されていない)の押下(オン)によりスキャ
ンモードとなる。このスキャンモードにおいては、各曲
の頭部分を一定時間(例えば10秒)だけ演奏し、ステッ
プ11で10秒経過したと判定されると、次の曲へサーチし
(ステップ12)、以上の動作が収録された全ての曲に亘
って行なわれる。
このスキャンモードにおいて、ステップ11で10秒経過し
ていないと判断されかつステップ13でスキャンキーが再
度押下(オン)されたと判定された場合には、その曲を
メモリに記憶すべくステップ14へ移行し、押下されない
と判定された場合には再びステップ11へ移行する。
ステップ14においては、メモリへの記憶可能曲数をNと
すると、メモリにN−1だけ記憶されているか否かが判
定され、記憶されていないと判定された場合には、続い
てステップ15においてメモリにN、即ち記憶可能曲数だ
け記憶されているか否かが判定される。ステップ15にお
いても記憶されていないと判定された場合には、その曲
のアドレス情報(トラックナンバー等)をメモリに記憶
し(ステップ16)、しかる後次の曲へサーチし(ステッ
プ17)、続いてステップ11に戻る。
ステップ14において、メモリへの記憶曲数がN−1にな
っていると判定された場合には、メモリの記憶曲数が記
憶可能限界数に達することをディスプレイ116に表示し
(ステップ18)、しかる後ステップ16に移行してその曲
のアドレス情報をメモリに記憶する。また、ステップ15
において、メモリへの記憶曲数がNに達していると判定
された場合には、一番古い曲のアドレス情報を消去し
(ステップ19)、しかる後ステップ16に移行してその曲
のアドレス情報をメモリに記憶する。
このようにしてメモリへの指定曲の記憶が行なわれるの
であるが、かかる方法によれば、メモリに記憶する曲の
内容を確認できると共に、スキャンキーをメモリへの曲
の記憶用として兼用できることになる。
なお、かかる方法は、ディジタルオーディオディスクへ
の適用に限定されるものではなく、ディジタルオーディ
オテープや、更には従来のオーディオテープであって
も、曲間のカウント値をアドレス情報としたり、或はア
ドレス情報が記録されたものであれば適用可能である。
次に、メモリに記憶されている曲を順次演奏するメモリ
PLAYモードの動作について第35図のフローチャートに沿
って説明する。
メモリPLAYモードになると、まず、ステップ20でメモリ
に指定曲が記憶されていか否かが判定され、記憶されて
いる場合には、メモリ内の複数の指定曲のいずれかを選
択するポインタが現在指しているデータ(アドレス情
報)の呼出しを行ない(ステップ21)、続いてポインタ
を1つ先のデータへ進め(ステップ22)、しかる後指定
曲へサーチする(ステップ23)。
続いて、ステップ24で指定曲の演奏が終了したと判定さ
れ、その時点でメモリPLAYモードがまだ解除されていな
いと判定されると(ステップ25)、ステップ21に戻り、
ポインタが指している次の指定曲の演奏が行なわれ、以
降ステップ25でメモリPLAYモードが解除されたと判定さ
れるまで同じ動作を繰り返す。
ステップ20でメモリに指定曲が記憶されていないと判定
された場合にはステップ26に移行する。ステップ26にお
いては、乱数によって指定曲を生成し、その生成した指
定曲をメモリに当該メモリの記憶可能曲数だけ記憶す
る。そして、メモリに記憶された最初の指定曲へサーチ
(ステップ23)し、以降ステップ24及びステップ25を経
てステップ21に戻る動作をステップ25でメモリPLAYモー
ドが解除されたと判定されるまで繰り返す。
このように、メモリに指定曲が記憶されていない場合
に、乱数によって指定曲を生成し、この生成された指定
曲に従って演奏することにより、メモリに指定曲が記憶
されているか否かを表示する必要がなく、またメモリPL
AYモードが選択されると、どのような場合でも演奏が行
なわれるので、使い勝手の向上も図ることができること
になる。
メモリPLAYモードが解除され、再びメモリPLAYモードに
なると、上記と同様に、ステップ20からの動作が繰り返
されることになる。このとき、メモリ内のポインタは前
回呼び出したデータの次のデータに進んでいるので、前
回演奏した指定曲の次の指定曲から演奏されることにな
る。従って、メモリPLAYモードの選択・解除を繰り返し
ても順次呼び出す曲が変化し、メモリPLAYモードを選択
する度に同じ指定曲が呼び出されることはないのであ
る。
かかる方式も、ディジタルオーディオディスクへの適用
に限定されるものではなく、ディジタルオーディオテー
プ等への適用も可能である。
これまでは、メモリに記憶された指定曲を演奏する場合
について説明したが、次に、曲のアドレス情報であるト
ラックナンバー(TNO)をトラック(+/−)キーの操
作によってUP/DOWN変化させ、そのトラックナンバーの
曲にサーチするトラックサーチについて第36図のフロー
チャートに従って説明する。トラック(+/−)キーの
オンによりトラックサーチに入ると、まず、先述したメ
モリPLAYモードが選択されているか否かが判定され(ス
テップ27)、メモリPLAYモードが選択されていない場合
には、トラック(+/−)キーがオンの間指定トラック
ナンバーは一定周期で順次+1又は−1されてディスプ
レイ116に表示され(ステップ28)、トラック(+/
−)キーのオフにより最終的にディスプレイ116に表示
された指定トラックナンバーへサーチし(ステップ2
9)、演奏動作に入る。
ステップ27において、メモリPLAYモードであると判定さ
れた場合には、メモリ内の先述したポインタが順次+1
又は−1され(ステップ30)、トラック(+/−)キー
のオフにより最終的にポインタが指示したトラックナン
バーへサーチし(ステップ31)、その指定曲の演奏動作
に入る。
このように、メモリPLAYモードとトラックサーチを合わ
せた機能は従来全くなかった新規な機能であり、これに
よれば、メモリに記憶された指定曲の中で更に所望の曲
を迅速に選択して演奏することができ、特に複数毎のデ
ィスクを適宜選択して自動的に再生するオートチェンジ
ャに適用した場合に有効となる。
次に、ピックアップ117の情報検出点(スポット光)が
ディスク5の記録トラックを一定数だけ飛び越すジャン
プ動作と再生動作とを交互に繰り返す高速再生動作、即
ち早送り(FF)及び早戻し(REV)動作について、第37
図のフローチャートに従って説明する。ところで、ディ
スクに収録されている複数の曲のアドレス情報として
は、各曲毎に対応して設定されたトラックナンバーの他
に、例えば楽音の場合の楽章等のように、その曲を更に
細分化した場合の各区分に対応したインデクス(IX)が
あり、これらアドレス情報はいわゆるCDフォーマットに
おけるサブコードのQチャンネルに記録されており、ピ
ックアップ117の読取情報から検出することができる。
第37図において、まず、ピックアップ117の読取情報に
基づいて上述したインデクス(IX)が変化したか否かが
判定され(ステップ32)、変化しないと判定された場合
には、続いてトラックナンバーが変化したか否かが判定
され(ステップ33)、ここでも変化しないと判定された
場合には、一定数nだけトラックをジャンプし(ステッ
プ34)、ステップ32に戻る。ステップ32でインデクスが
変化したと判定された場合には、そのまま演奏動作に入
る。ステップ33でトラックナンバーが変化したと判定さ
れた場合にも、同様に、演奏動作に移行する。
このように、高速再生動作において、インデクス或はト
ラックナンバーが変化した時点で自動的に高速再生動作
を中止して通常再生動作に移行することにより、FF及び
REVキーをノンロック式にしなくても、ユーザの意に反
して所望の再生位置が行き過ぎることはなく、特に車載
用ディスクプレーヤの場合、安全性の上で有効となる。
以上説明した特殊な再生モードでは、所望の曲が任意の
順序で演奏されるが、モーマルモード再生時にはディス
クの最初の曲から順次演奏されることは言うまでもな
い。
演奏が終了してキャリッジ48がその移動限界位置に達す
ると、キャリッジ48及びターンテーブル45は停止せしめ
られ、同時にモータ20が反転動作を始める。従って、ト
レイ10、移動部材13,14,コンテナ22,移動プレート67,6
8,案内部材74及びクランプ機構等は上述したディスクロ
ーディング時の動作と全く逆の過程を辿って演奏開始前
の位置に復帰せられる。また、キャレッジ48もホームポ
ジションに復帰せしめられる。
かくしてディスク5は回収されるのである。
ところで、本ディスクプレーヤが車載用として用いられ
る場合には、第38図に示すように、制御回路111はバッ
クアップ電源によって動作し、各機構部は自動車のいわ
ゆるアクセサリスイッチ125のオン(閉成)により供給
される主電源によって動作するように構成される。しか
し、各種機構部のうち、ローディング機構112だけは、
主電源がオフとなった場合でもプレーヤ内に取り込まれ
たディスクをイジェクト(EJECT)できるように、補助
スイッチ126を介して供給されるバックアップ電源で動
作するようになっている。補助スイッチ126は制御回路1
11によってオン/オフ制御される。
制御回路111による補助スイッチ126の制御について、第
39図のフローチャートに基づいて説明するに、アクセサ
リースイッチ125がオフになると、Acc電圧検出回路127
の検出出力により主電源のオフを検知し、補助スイッチ
126をオフ(開放)にする(ステップ35)。この状態に
おいて、ステップ36でイジェクトスイッチ128がオンと
なったことを検知すると、補助スイッチ126をオン(閉
成)状態にし(ステップ37)、ローディング機構112に
バックアップ電源を供給して当該ローディング機構112
を駆動する(ステップ38)。そして、ディスクのイジェ
クト完了を検知すると(ステップ39)、再びステップ35
に戻り、補助スイッチ126をオフにする。
これによれば、アクセサリースイッチ125がオフのとき
でもプレーヤ内に取り込まれたディスクをイジェクトで
きると共に、アクセサリースイッチ125のオフ時にロー
ディング機構112に常時バックアップ電源を供給してお
く必要がないので、省電力化が図れることになる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によるキャリッジサーボ装
置では、キャリッジ駆動電圧がキャリッジモータの不感
帯に対応する電圧範囲外のときにキャリッジ駆動電圧を
キャリッジモータに供給するため、キャリッジ駆動電圧
がキャリッジモータの不感帯に対応する電圧範囲内にあ
るときにキャリッジモータに印加されることがなく、こ
のときのキャリッジモータでの電力損失を防止すること
が可能となる。
従って、本発明によるキャリッジサーボ装置を用いるこ
とにより、電源装置の省電力化、小型化及び軽量化が可
能となり、かかるキャリッジサーボ装置は特に車載用デ
ィスクプレーヤや、携帯用ディスクプレーヤに最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるオートローディングディスクプ
レーヤの全体を示す概略斜視図、第2図ないし第4図は
該オートローディングディスクプレーヤの内部構造の各
々平面図、左側面図及び右側面図、第5図ないし第21図
は該内部構造の一部詳細図、第22図ないし第28図は当該
オートローディングディスクプレーヤの動作を説明する
ための図、第29図は制御系を示すブロック図、第30図は
第29図におけるソレノイドプランジャの駆動方法を説明
するための波形図、第31図は第29図におけるキャリッジ
サーボ回路の構成を示すブロック図、第32図は第31図の
回路動作を説明するための波形図、第33図ないし第37図
は第29図に示す制御系の動作説明のためのフローチャー
ト、第38図は本ディスクプレーヤを車載用として用いた
場合の制御系の構成を示すブロック図、第39図は第38図
の回路動作を説明するためのフローチャートである。 主要部分の符号の説明 2……ハウジング、3a……スロット 5……ディスク、7……シャーシ 10……トレイ 13,14……移動部材 20,51……モータ 22……コンテナ 33……第1把持部材 33d……鼓状テーパ部 34……第2把持部材 42……支持部材、43……防振部材 45……ターンテーブル 46……スピンドルモータ 48……キャリッジ 58……アーム部材、60……押圧部材 78……案内部材、78……蓋体 83……ソレノイドプランジャ 86……挿入防止部材、111……制御回路 112……ローディング機構 113……キャリッジ機構 117……ピックアップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下河 和人 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 審判の合議体 審判長 臼田 保伸 審判官 三友 英二 審判官 岡田 孝博

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの記録情報を読み取るピックアッ
    プを搭載してディスク半径方向にて移動自在なキャリッ
    ジと、 キャリッジ駆動電圧に応じて前記キャリッジを駆動する
    キャリッジモータと、 前記キャリッジ駆動電圧を前記キャリッジモータに断続
    的に供給するスイッチ手段と、 前記キャリッジ駆動電圧が前記キャリッジモータの不感
    帯に対応する電圧範囲外のとき前記キャリッジ駆動電圧
    を前記キャリッジモータに供給すべく前記スイッチ手段
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするディス
    クプレーヤにおけるキャリッジサーボ装置。
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