JPH0559514B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0559514B2
JPH0559514B2 JP14746885A JP14746885A JPH0559514B2 JP H0559514 B2 JPH0559514 B2 JP H0559514B2 JP 14746885 A JP14746885 A JP 14746885A JP 14746885 A JP14746885 A JP 14746885A JP H0559514 B2 JPH0559514 B2 JP H0559514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
chassis
memory
container
song
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14746885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS628384A (ja
Inventor
Yoshiro Aoyanagi
Tsuneyoshi Nagashita
Susumu Niinuma
Isamu Nomura
Kimito Kobayashi
Akio Namiki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP14746885A priority Critical patent/JPS628384A/ja
Priority to DE8686305153T priority patent/DE3687019T2/de
Priority to EP86305153A priority patent/EP0210006B1/en
Priority to EP92106328A priority patent/EP0497387B1/en
Priority to DE3650779T priority patent/DE3650779T2/de
Priority to EP99110989A priority patent/EP0951020B1/en
Priority to DE3650400T priority patent/DE3650400T2/de
Priority to DE3650737T priority patent/DE3650737T2/de
Priority to EP90311044A priority patent/EP0414579B1/en
Priority to DE3650780T priority patent/DE3650780T2/de
Priority to US06/882,063 priority patent/US5109365A/en
Priority to EP99110990A priority patent/EP0945863B1/en
Publication of JPS628384A publication Critical patent/JPS628384A/ja
Publication of JPH0559514B2 publication Critical patent/JPH0559514B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、デイスクプレーヤにおける再生方式
に関する。
背景技術 デイジタルオーデイオデイスクには、そのリー
ドインエリアに当該デイスクに収録されている曲
に関する各種の情報が記録されており、通常、プ
ログラムエリア内の情報を再生する際には、予め
当該リードインエリアの記録情報を読み取つてお
く必要がある。
このリードインエリアの記録情報の読取り時
に、当該エリアに傷等があるとハングアツプを起
し、その記録情報を読み取れない場合には、無限
ループに入つてしまい、いつまでたつてもそのシ
ーケンスが終了しないという不具合が発生してし
まうことになる。
発明の概要 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、
リードインエリアに傷等があつた場合であつても
システムの円滑な継続動作が可能なデイスクプレ
ーヤおける再生方式を提供することを目的とす
る。
本発明によるデイスクプレーヤにおける再生方
式は、再生に際し、デイスクのリードインエリア
内の記録情報を読み取り、前記リードインエリア
内の記録情報に基づいた各プログラム情報の再生
動作モードを実行する再生方式であつて、前記リ
ードインエリア内の記録情報の読取が不能である
ことを判定したら、その読取り動作を中止して前
記リードインエリア内の記録情報に基づかない各
プログラム情報の再生動作モードに移行すること
を特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例としてのオートローデイ
ングデイスクプレーヤを添付図面を参照しつつ説
明する。
図において、参照符号1は当該オートローデイ
ングデイスクプレーヤの全体を示している。第1
図に示される如く、ハウジング2の一部を構成す
るフロントパネル3には、演奏さるべきデイスク
5を挿入するためのスロツト3aが左右方向に伸
長して設けられている。但し、矢印X方向が左方
であり、矢印Yは前方を示す。また、矢印Z方向
が上方である。なお、デイスク5はレーザ光を用
いて信号を記録し且つ読み取る方式のものであ
り、外径は約12cmとなつている。フロントパネル
3にはまた、当該デイスクプレーヤの操作、例え
ばプレイスタート及びデイスクイジエクトなどを
なすための操作ボタン群6が配設されている。
第1図ないし第4図に示されるように、ハウジ
ング2内にはシヤーシ7が設けられている。シヤ
ーシ7は本体7aと、該本体の左端部に並設され
た2つのサブシヤーシB7b及びサブシヤーシC
7cと、本体7aの右端前部に設けられたサブシ
ヤーシD7dとから成る。第13図aないし第1
5図bに各サブシヤーシ7b,7c及び7dの詳
細が示されている。シヤーシ7上には後述するタ
ーンテーブルのデイスク担持面に平行な方向、こ
の場合、前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)において移動自在にトレイ10が設けられて
いる。第16図aないしdから特に明らかなよう
に、トレイ10は左右方向(矢印X方向及びその
反対方向)に伸長する本体10aと、該本体の左
右両端部に一体に設けられて前方(矢印Y方向)
に向けて伸びる一対の左側部10b及び右側部1
0cとによつて構成されている。トレイ10の左
側部10bは該左側部に突設されたピン10dが
サブシヤーシC7cに前後方向に伸長して形成さ
れた長孔7fに摺動自在に係合することによつて
支持されている。
一方、シヤーシ7の左右両側には一対の移動部
材13及び14が配置されている。第17図a,
b、第18図a及びbに移動部材13,14の詳
細が示されている。右方の移動部材14は樹脂な
どから成り、第4図に示されるように、シヤーシ
7の本体7aの右端部にトレイ10の移動方向、
すなわち前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)に伸長して固設されたガイドシヤフト15に
より摺動自在に支持されたトレイ10の右側部1
0cに取り付けられている。詳しくは、移動部材
14は、該移動部材に前後方向に伸長して形成さ
れた長孔14aが上記右側部10cに突設された
ピン10fに摺動自在に係合することによつて支
持されている。また、左方の移動部材13は鋼板
から成り、トレイ10の左側部10bとサブシヤ
ーシC7cとの間に位置しており、第3図から明
らかなように、該移動部材に前後方向に伸長して
形成された長孔13aが上記左側部10bに突設
されたピン10dに摺動自在に係合することによ
つて支持されている。トレイ10の後端部には両
端にアーム17a及び17bが固着された連動シ
ヤフト17が左右方向に伸長して設けられてお
り、且つ、トレイ10に回転自在に取り付けられ
ている。アーム17a及び17bの各先端部には
ピン17c及び17dが夫々突設されており、該
各ピンは移動部材13及び14の各後端部に上下
方向(矢印Z方向及びその反対方向)に伸長して
形成された長孔13b及び14bに各々摺動自在
に係合している。第4図に示されるように、シヤ
ーシ7の右端下部には、移動部材14の移動方
向、すなわち前後方向(矢印Y方向及びその反対
方向)に伸長するウオームシヤフト19が回転自
在に設けられている。シヤーシ7の右後端部には
モータ20が固設されており、該モータの出力軸
に嵌着されたウオーム20aがウオームシヤフト
19の後端部に嵌着されたウオームホイール19
aと噛合している。また、ウオームシヤフト19
の前端部にはウオーム19bが形成されており、
移動部材14の下端部には該移動部材の移動方
向、即ち前後方向において形成されたラツク部1
4cとこのウオーム19bが噛合せしめられてい
る。
上記したアーム17a及び17bを含む連動シ
ヤフト17と、ウオームホイール19a及びウオ
ーム19bを含むウオームシヤフト19と、ウオ
ーム20aを含むモータ20とにより、移動部材
13及び14に駆動力を付与する駆動力付与手段
が構成されている。
第1図に示されるように、トレイ10の左右両
側部10b及び10cの間、従つて、両移動部材
13,14に挾まれる位置には、デイスク5を担
持するコンテナ22が配置されている。第5図に
コンテナ22の詳細が示されている。このコンテ
ナ22と、トレイ10と、移動部材13及び14
とによつて、デイスク担持部が構成されている。
コンテナ22の左右両端部には一対ずつ、計4本
のピン22aが左右方向に伸長して設けられてい
る。コンテナ22はこれら各ピン22aがトレイ
10の左右両側部10b,10cに上下方向(矢
印Z方向及びその反対方向)に伸長して形成され
た4つの長孔10gの各々に摺動自在に係合する
ことによつて、トレイ10にトレイ移動方向に直
角な方向、即ち上下方向において所定範囲内で移
動自在に支持されている。コンテナ22に突設さ
れた各ピン22aはまた、上述の長孔10gを通
過した後、移動部材13,14に夫々形成された
カム孔13d及び14dに摺動自在に係合せしめ
られている。カム孔13d及び14dはデイスク
挿入用スロツト3aからのデイスク挿入方向、即
ち前方から後方に向つて上方、即ち、コンテナ2
2が後述するターンテーブルのデイスク担持面か
ら離れる方向に傾斜するテーパ部と、該テーパ部
の前端及び後端に連続して各々前方及び後方に伸
びる2つの水平部とにより構成されている。すな
わち、移動部材13及び14の前後方向の移動に
伴つてコンテナ22が上下動するようになされて
いるのである。
なお、図示されてはいないが、トレイ10が後
述するターンテーブルの直上位置、すなわち、コ
ンテナ22に担持されたデイスク5の回転中心が
該ターンテーブルの回転軸と略一致する位置に達
するまではコンテナ22をトレイ10に対してロ
ツクし、且つ、トレイ10が上記直上位置に達す
るとコンテナ22のトレイ10とのロツク状態を
解除せしめ且つトレイ10をシヤーシ7に対して
ロツクするロツク・解除手段が設けられている。
次いで、前述したコンテナ22に設けられてス
ロツト3aから挿入されたデイスク5を把持し且
つこれを該コンテナの所定位置に位置決めするデ
イスク把持手段について説明する。
第5図から明らかなように、コンテナ22の下
面には左右一対の長プレート28及び29が配置
されており、各々2本ずつのピン28a,29a
を介して左右方向(矢印X方向及びその反対方
向)において移動自在にコンテナ22に取り付け
られている。長プレート28及び29の後方には
左右一対の短プレート30,31が配設され、且
つ、ピン30a,31aを介してコンテナ22に
回動自在に取り付けられている。短プレート3
0,31の各回動一端部、この場合、各前端部は
長プレート28及び29の各一端部にピン30
c,31cによつて枢着せられている。長プレー
ト28及び短プレート30を第1把持部材33と
総称し、これに対して、長プレート29及び短プ
レート31を第2把持部材34と総称する。すな
わち、これら一対の把持部材33,34はデイス
ク挿入路の両側に配置されており、且つ、コンテ
ナ22の主面(後述するターンテーブルのデイス
ク担持面と平行)と略平行な面内において相対的
に移動自在となつている。各把持部材33及び3
4の下面所定位置には下方(反矢印Z方向)に伸
びる2本ずつのピン33a,34aが突設されて
いる。これらピン33a,34aはコンテナ22
の主面に対して直角に伸長しており、デイスク5
の外周に係合する係合部として作用する。なお、
一対のコイルスプリング36はこれらピン33
a,34aがデイスク外周に近づく方向に両把持
部材33及び34を付勢するものである。
ここで、第6図に示されるように、各ピン33
a(及び34a)にはターンテーブル(後述)の
デイスク担持面に向つて、すなわち下方(反矢印
Z方向)に向つて縮径する第1テーパ部33bと
該第1テーパ部に連続して下方に向つて拡径する
第2テーパ部33cとから成り且つデイスク外周
に係合する鼓状テーパ部33dが形成されてい
る。
第5図に示されるように、コンテナ22にはま
た、上記した第1及び第2把持部材33,34を
同期して駆動するための同期プレート37が設け
られている。詳しくは、同期プレート37はその
中央部にてピン37aを介してコンテナ22に回
動自在に取り付けられており、その前後両端部が
ピン37b,37cにより第1及び第2把持部材
33,34に枢着せられている。同期プレート3
7の後端部にはローラ37dが設けられており、
コンテナ22の右端部に一対のピン38aを介し
て前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)にお
いて往復動自在に設けられた中間レバー38の三
角状のカム部38bが該ローラに当接している。
すなわち、この中間レバー38が往復動すること
によつて同期プレート37が回動し、以て、第1
及び第3把持部材33,34がデイスク5の把持
を解除する方向に駆動されるのである。なお、中
間レバー38は前述した移動部材14に突設され
た突起14fがその後端屈曲部38cに係合する
ことによつて該移動部材の後方移動に伴つて後方
に移動せしめられ、前方への復帰はコイルスプリ
ング36(前述)によりなされる。
上記した第1及び第2把持部材33,34と、
付勢手段としてのコイルスプリング36と、同期
プレート37とによつて、スロツト3aから挿入
されたデイスク5を把持し且つこれをコンテナ2
2の所定位置に位置決めするデイスク把持手段が
構成されている。なお、該デイスク把持手段は前
述したデイスク担持部(トレイ10、移動部材1
3,14及びコンテナ22とから成る)に含まれ
る。また、該デイスク担持部と、該デイスク担持
部を移動自在に支えるシヤーシ7と、モータ20
等を含み移動部材13,14に駆動力を付与する
駆動力付与手段と、これらに関連する周辺小部材
とによつて、デイスク5を後述するターンテーブ
ルのデイスク担持面上に搬送するデイスク搬送機
構が構成されている。
次に、デイスク演奏をなす演奏手段について説
明する。
第7図に示されるように、シヤーシ7の下方に
は矩形板状に形成された支持部材42が配置され
ており、且つ、柔軟なゴムなどから成る4つの防
振部材43を含む防振機構を介してシヤーシ7の
下面に取り付けられている。この支持部材42に
はターンテーブル45と、該ターンテーブルを直
接駆動する駆動源としてのスピンドルモータ46
とが設けられている。支持部材42にはまた、タ
ーンテーブル45のデイスク担持面45a(第8
図参照)と平行に、この場合、前後方向(矢印Y
方向及びその反対方向)に伸長するガイドシヤフ
ト47と、光学式ピツクアツプ手段を担持し且つ
該両ガイドシヤフトによつて案内されるキヤリツ
ジ48とが取り付けられている。このガイドシヤ
フト47と平行にスクリユーシヤフト50が配置
されており、且つ、支持部材42にその両端部に
て回転自在に取り付けられている。スクリユーシ
ヤフト50の前方にはモータ51が配置されてお
り、スクリユーシヤフト50は該モータによつて
複数の歯車から成る減速機構52を介して回転駆
動されるようになされている。キヤリツジ48の
右端部には上下方向(矢印Z方向及びその反対方
向)において延在する矩形板状の板バネ53が片
持梁状に固定されており、該板バネの自由端部に
前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)におい
て所定距離だけ離隔して設けられた一対のハーフ
ナツト54a,54bがスクリユーシヤフト50
に螺合している。但し、両ハーフナツト54a及
び54bは連結部材55によつて互いに一体的に
連結されている。
上記したスクリユーシヤフト50と、モータ5
1と、減速機構52と、板バネ53と、ハーフナ
ツト54a,54bと、これらに関連する周辺小
部材とによつて、キヤリツジ48を駆動する駆動
機構が構成されている。また、該駆動機構と、支
持部材42と、ターンテーブル45と、スピンド
ルモータ46と、ガイドシヤフト47a,47b
と、キヤリツジ48とによつて、デイスク演奏を
なす演奏手段が構成されている。
次に、演奏位置、即ちターンテーブル45のデ
イスク担持面45a上に搬送されたデイスク5を
クランプするクランプ機構について説明する。
第7図及び第8図に示されるように、シヤーシ
7上に設けられた支持部材42の上方には支持部
材としての三角板状のアーム部材58が配置され
ており、且つ、その後端部にて左右方向(矢印X
方向及びその反対方向)に伸びるシヤフト59を
介して支持部材42に揺動自在に取り付けられて
いる。第9図にも示されるように、アーム部材5
8の自由端部、この場合、前端部には、ターンテ
ーブル45と協働して且つマグネツトの磁力によ
りデイスククランプ作用をなす円盤状の押圧部材
60が回転自在に取り付けられている。なお、第
8図に示されるアーム部材58の位置を非クラン
プ位置と称する。また、アーム部材58が所定角
度だけ下方に揺動して押圧部材60がターンテー
ブル45上に載置されたデイスク5の表面に当接
するときの該アーム部材の位置をクランプ位置と
称する。アーム部材58はターンテーブル45に
対して該クランプ位置と非クランプ位置の間にお
いて移動するのである。
アーム部材58はその自由端部に円柱状のホル
ダ58aを備えている。このホルダ58aは下端
部に円盤状の拡径部58bを有しており、上端部
においてアーム部材58の本体にかしめ固定され
たものである。一方、押圧部材60は、主面に形
成された開口部61aにおいてホルダ58aの本
体部分58cに遊嵌することによつて該ホルダに
回転自在に取り付けられる円盤状ヨーク61と、
ヨーク61の下面に該ヨークと同心的に結合され
た環状マグネツト62と、ヨーク61の回転中心
がホルダ58aの軸中心と一致するように該ヨー
クをホルダ58aに対して位置決めするための椀
状位置決め部材63とを有している。但し、ヨー
ク61とマグネツト62は接着剤によつて結合さ
れ、位置決め部材63はヨーク61とネジ63a
によつて結合せしめられている。第9図から明ら
かなように、ホルダ58aの本体部分58cに遊
嵌すべくヨーク61に形成された開口部61a
は、該ヨークの回転中心に位置して直径が本体部
分58cの外径よりも僅かに大きく且つホルダ5
8aの拡径部58bの外径よりも小さな第1円形
61bと、該ヨークの回転中心から偏倚して位置
して直径が拡径部58bの外径よりも大きな第2
円形61cとを、その結合部の幅が上記本体部分
58cの外径よりも大であるように係合した形状
となつている。
上記したアーム部材58と、シヤフト59と、
押圧部材60とによつて、ターンテーブル45上
に搬送されたデイスク5をクランプするクランプ
機構が構成されている。
第8図から明らかなように、ターンテーブル4
5を回転駆動するスピンドルモータ46はターン
テーブル45に連結されたスピンドル46aを有
し、該スピンドルはスピンドルモータ46の本体
46b内に設けられた軸受部(図示せず)によつ
て回転自在に支持されている。アーム部材58が
前述したクランプ位置にあるときに、該アーム部
材の一部であるホルダ58aの下端部がスピンド
ル46aの先端に係合して該スピンドルを上記軸
受部(図示せず)に向けて、すなわち下方に向け
て押圧するようになされている。このため、押圧
部材60の構成部材である椀状位置決め部材63
の底部にはスピンドル46aが挿通可能な開口部
63bが形成されている。なお、ホルダ58aの
スピンドル46aとの係合部には係合状態を滑ら
かにするために樹脂などから成る円盤状の受け部
材58dが設けられている。また、ターンテーブ
ル45には、デイスク5のセンター孔に嵌合して
該デイスクを該ターンテーブルの回転中心に案内
するためのガイド部材45bが設けられている。
ここで、上述したクランプ機構の組み立てにつ
いて簡単に説明する。
まず、アーム部材58の本体に該アーム部材の
一部としてのホルダ58aを予めかしめ固定す
る。これとは別に、円盤状ヨーク61と環状マグ
ネツト62を接着剤にて結合する。次いで、ヨー
ク61に形成された開口部61aのうち、第9図
に示される第2円形61cにおいてホルダ58a
の拡径部58bに挿通させ、続いて、ホルダ58
aの本体部分58cが第1円形61b内に位置す
るようになす。この状態でヨーク61に位置決め
部材63をネジ63aにて取り付ける。すると、
ホルダ58aとヨーク61(及びマグネツト6
2)は互いに略同心位置に位置決めされる。かく
してクランプ機構の組み立ては完了する。なお、
このクランプ機構は前述した移動部材14の動き
によつて動作する。
第2図、第10図及び第11図に示されるよう
に、左方のサブシヤーシB7bのの左側には移動
プレート67が前後方向(矢印Y方向及びその反
対方向)において移動自在に設けられており、ま
た、右方のサブシヤーシD7dの左側には他の移
動プレート68が前後方向において移動自在に設
けられている。第19図a,b、第20図a及び
bに各移動プレート67及び68の詳細が示され
ている。詳しくは、両移動プレート67及び68
は、サブシヤーシB7b及びサブシヤーシD7d
に前後方向に伸長して形成された一対ずつの長孔
7h及び7iに該両移動プレートに突設されたピ
ン67a,68aが摺動自在に係合することによ
つて支持されている。シヤーシ7の前端部には両
端にアーム70a及び70bが固着された連動シ
ヤフト70が左右方向に伸長して設けられてお
り、且つ、シヤーシ7に回転自在に取り付けられ
ている。アーム70a及び70bの各先端部には
ピン70c及び70dが夫々突設されており、該
各ピンは移動プレート67及び68の各後端部に
上下方向(矢印Z方向及びその反対方向に伸長し
て形成された長孔67b及び68bに各々摺動自
在に係合している。すなわち、一方の移動プレー
ト68の移動に伴つて他方の移動プレート67も
往復動するようになつているのである。なお、移
動プレート68は前述した移動部材14に突設さ
れた突起14h(第2図、第18図参照)が該移
動プレートの後端屈曲部68c(第2図示)に係
合することにより移動部材14の後方移動に伴つ
て後方に移動せしめられる。なお、移動プレート
67及び68の前方への復帰動作は移動プレート
68に連結されたコイルスプリング72(第11
図示)の付勢力によつて行なわれる。
第1図に示されるように、上述した一対の移動
プレート67及び68に挾まれる位置には、ハウ
ジング2に形成されたスロツト3aから挿入され
るデイスク5の主面とその上面にて摺接して該デ
イスクをコンテナ22の真下に案内するための平
板状案内部材74が配置されている。第21図a
ないしdに案内部材74の詳細が示されている。
なお、案内部材74の上面であつてデイスク5の
主面と接触する部分にはフエルト74a(第21
図a参照)が貼設されている。第21図aから明
らかなように、案内部材74の左右両端部には一
対ずつ、計4本のピン74bが左右方向に伸長し
て設けられている。案内部材74はこれら各ピン
74bがサブシヤーシB7b及びサブシヤーシD
7dに上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)
に伸長して一対ずつ形成された長孔7j及び7k
に摺動自在に係合することによつて上下方向にお
いて所定範囲内で移動自在に支持されている。案
内部材74に突設された各ピン74bはまた、サ
ブシヤーシB7b及びサブシヤーシD7dの長孔
7j及び7kに係合すると共に、前述した各移動
プレート67,68に夫々形成されたカム孔67
d及び68dに摺動自在に係合せしめられてい
る。カム孔67d及び68dは全体として前方か
ら後方に向つて(反矢印Y方向に向つて)上方に
傾斜している。すなわち、各移動プレート67及
び68の前後方向の移動に伴つて案内部材74が
上下に移動するようになつているのである。
第2図に示されるように、サブシヤーシB7b
及びサブシヤーシD7dの各前端部間にはブラケ
ツト76が架設されている。例えば第3図及び第
12図に示されるように、ブラケツト76の下部
には左右方向(矢印X方向及びその反対方向)に
伸びるシヤフト77が取り付けられており、該シ
ヤフトにはスロツト3aを閉塞する蓋体78がそ
の上端部にて摺動自在に設けられている。蓋体7
8はシヤフト77に外嵌するバネ部材79によつ
て、スロツト3aを閉塞する閉位置に向けて付勢
されている。
第12図から特に明らかなように、サブシヤー
シB7bの前端部には回動レバー80がピン80
aを介して矢印P方向において回動自在に取り付
けられている。この回動レバー80はその自由端
部に蓋体78の前面に当接するピン80bを有し
ており、蓋体78を開位置に向けて摺動させるた
めのものである。なお、回動レバー80はコイル
スプリング81によつて、第12図における時計
方向に付勢されている。同じく第12図に示され
るように、回動レバー80の自由端部には前述し
た移動部材13の前端部が後方から当接し得るよ
うになつている。移動部材13がその後方(反矢
印Y方向)に移動したときにはコイルスプリング
81によつて回動レバー80(第12図におけ
る)時計方向に回動せしめられ、これによつて、
蓋体78が開位置に移動する。また、移動部材1
3がその前方移動限界位置(第12図に示される
位置)にあるときには該移動部材によつて回動レ
バー80は反時計方向に回動せられ、バネ部材7
9により付勢されている蓋体78はスロツト3a
を閉塞する閉位置に復帰する。すなわち、蓋体7
8は、移動部材13を含むデイスク搬送機構(前
述)によつてその閉位置及び開位置にて保持され
るのである。なお、上記したバネ部材79、ピン
80aを含む回動レバー80及びコイルスプリン
グ81は共に該デイスク搬送機構に含まれる。
第3図に示されるように、サブシヤーシC7c
の後端部にはソレノイドプランジヤ83が固設さ
れている。このソレノイドプランジヤ83は蓋体
78を一時的に閉位置に移動せしめるためのもの
である。詳しくは、第3図に示されるように、サ
ブシヤーシC7cの全長に沿うべく前後方向に伸
長するレバー部材84が配置されており、且つ、
サブシヤーシC7cに前後方向において往復動自
在に取り付けられている。レバー部材84の前端
部には回動レバー80の自由端部に後方から当接
する当接部84aが形成されている。また、レバ
ー部材84の後端部はピン84bによつてソレノ
イドプランジヤ83のプランジヤ83aに連結さ
れている。すなわち、ソレノイドプランジヤ83
のプランジヤ83aが引き込まれることによりレ
バー部材84が前方に移動し、これによつて該レ
バー部材の当接部84aが回動レバー80を(第
3図、第12図における)反時計方向に回動せし
め、以て、蓋体78が閉位置に移動するのであ
る。
例えば第10図、第12図a及びbに示される
ように、案内部材74の前端部にはハウジング2
のスロツト3aからのデイスク二重挿入を防止す
る挿入防止部材86が取り付けられている。この
挿入防止部材86は第12図において二点鎖線に
て示される(挿入)防止位置と実線で示される非
防止位置の間で移動可能となつている。第21図
a,bに示されるように、挿入防止部材86の左
右両端部には小さな屈曲部86aが形成されてお
り、案内部材74の左右両端部に形成された円形
開口部74c内に該屈曲部86aが円滑に嵌入し
ている。故に、挿入防止部材86はこの屈曲部8
6aを中心として揺動し得、これによつて、上記
防止位置と非防止位置の間を移動する。
例えば第12図に示されるように、挿入防止部
材86の下方にはシヤーシ7に固定された舌片8
8が位置している。挿入防止部材86は案内部材
74と共に上下動するのであるが、この上下動の
際に舌片88に対して押し付けられた状態で屈曲
部86a(第21図参照)を中心として揺動し、
上記防止位置及び非防止位置の間で移動する。案
内部材74は前述したデイスク搬送機構によつて
駆動されるのであり、故に、上記挿入防止部材8
6は該デイスク搬送機構によつて移動せしめられ
るのである。
なお、前述した蓋体78の移動は上記挿入防止
部材86が上記非防止位置に移動しているときに
なされる。このように構成したことにより、蓋体
78に、挿入防止部材86との衝突を避けるため
の切欠部を設ける必要がなくなるのである。
次に、デイスクの演奏がなされていないときに
支持部材42(ターンテーブル45等を含む演奏
手段を支持)をハウジング2、この場合シヤーシ
7に対してロツクするロツク手段について説明す
る。
第7図に示されるように、支持部材42には左
側に1つ、右側に2つ、計3つのロツクピン9
1,92及び93が固設されている。これら各ロ
ツクピンは左右方向に伸長している。
一方、第10図に示されるように、シヤーシ7
の左方に配置された移動プレート67の後端下部
には円形部67f及び該円形部の後端に続く直線
状部67gからなる開口部67hが形成されてお
り、ロツクピン91がこの開口部67hに嵌入せ
しめられている。ロツクピン91が開口部67h
の直線状部67gに嵌入すると該ロツクピンは移
動プレート67、従つて、シヤーシ7に対してロ
ツクされ、ロツクピン91が円形部67f内に嵌
入すると該ロツク状態は解除される。
第11図に示されるように、シヤーシ7の右側
部には左右方向(矢印X方向及びその反対方向)
に伸長するピン95が突設されており、該ピンに
は長手ロツクプレートA96がその略中央部にて
且つ矢印Q方向において回動自在に取り付けられ
ている。ロツクプレートA96にはコイルスプリ
ング97が連結されており、該ロツクプレートA
は該コイルスプリングによつて第11図における
時計方向に付勢されている。ロツクプレートA9
6の前端部には該ロツクプレートAが反時計方向
に回動することによつてロツクピン92と係合し
以てロツクピン92をロツクするための切欠部9
6aが形成されている。ロツクプレートA96の
後端部近傍にはカム部96cが形成されており、
シヤーシ7の右側に配置された移動プレート68
に突設されたピン68fがこのカム部96cに摺
動自在に係合している。すなわち、移動プレート
68の前後移動に伴うピン68fのカム部96c
に沿つた移動と、コイルスプリング97の作用と
によつて、ロツクプレートA96が回動せしめら
れるようになされている。
ロツクプレート96の後端部には略三日月形の
ロツクプレートB99が配置されており、且つ、
ピン99aを介してシヤーシ7に矢印R方向にお
いて摺動自在に取り付けられている。このロツク
プレートB99はロツクピン93と係合して該ロ
ツクピンをシヤーシ7に対してロツクするための
ものであつて、その自由端部がロツクプレートA
96の後端部にピン99bによつて枢着せられ、
ロツクプレートA96の回動に伴つて揺動する。
上記したロツクピン91,92,93と、移動
プレート67と、ロツクプレートA96と、コイ
ルスプリング97と、ロツクプレートB99と、
これらに関連する周辺小部材とによつて、デイス
クの演奏がなされていないときに支持部材42を
シヤーシ7に対して、従つてハウジング2に対し
てロツクするロツク手段が構成されている。
第2図に示されるように、トレイ10の本体1
0aの前端部には上下方向に伸長するピン101
が設けられている。このピン101には、本体1
0aの略全長に亘るべく左右方向に延在するレバ
ー部材102がその中央部において且つ矢印S方
向に回動自在に取り付けられている。レバー部材
102の左端部には、コンテナ22の所定位置に
位置決めされたデイスク5の外周が係合するよう
に突起102aが突設されている。レバー部材1
02の左端部にはまた、他の突起102aが形成
されており、該突起はトレイ10の本体10aの
左側部下面に固設された検知スイツチ104の作
動子と係合する。検知スイツチ104はデイスク
5がコンテナ22の所定位置に位置決めされたこ
とを検知するためのものである。
レバー部材102の右端部には、後方(反矢印
Y方向)に向けて伸長してシヤーシ7の後端部に
形成された立ち上がり部7mに当接し得る突起1
02cが形成されている。トレイ10が後方に移
動して後方移動限界位置に達するとこの突起10
2cが上記立ち上がり部7mに当接し、以て、レ
バー部材102が第2図における反時計方向に回
転する。なお、レバー部材102はコイルスプリ
ング105によつて、第2図における時計方向へ
のバイアス力を付与される。
レバー部材102の右端部にはまた、他の突起
102dが突設されており、該突起はトレイ10
の本体10aの右側部下面に設けられた検知スイ
ツチ106の作動子と係合する。検知スイツチ1
06はトレイ10がその後方移動限界位置に達し
たことを検知するためのものである。
やはり第2図に示されるように、トレイ10の
本体10aの右側部下面には、移動部材14の後
端部がこれに係合することにより該移動部材がそ
の後方移動限界位置に達したことを検知するため
の検知スイツチ108が設けられている。一方、
第4図に示されるように、シヤーシ7の右端前部
には、移動部材14がその作動子に係合すること
によつて該移動部材が前方移動限界位置に達した
ことを検知するための検知スイツチ109が配設
されている。また、第7図に示されるように、演
奏手段を支える支持部材42の所定位置には、キ
ヤリツジ48がホームポジシヨンすなわち、演奏
開始前の静止位置に復帰したことを検知するため
の検知スイツチ110が設けられている。
前述した操作ボタン群6、各検知スイツチ10
4,106,108及び110等から発せられる
各信号は、ハウジング2内の所定位置に配置され
た第29図に示される制御回路111に伝達され
る。
第29図には制御系のブロツク図が示されてお
り、制御回路111は例えばメモリを内蔵したマ
イクロコンピユータによつて構成され、操作ボタ
ン群6、各検知スイツチ104,106,108
及び110等から発せられる各信号に基づいてロ
ーデイング機構112、キヤリツジ機構113及
びスピンドルモータ46等を後述するタイミング
で駆動する。キヤリツジ機構113及びスピンド
ルモータ46は、キヤリツジサーボ回路114及
びスピンドルサーボ回路115を介して制御回路
111により駆動される。制御回路111は各種
の表示をなすデイスプレイ116に対して表示情
報を出力する。制御回路111には、ピツクアツ
プ117によりデイスク5から読み取られた読取
情報が信号処理回路118で復調等の信号処理が
行なわれた後供給される。制御回路111は更
に、ドライブ回路119を介して先述したソレノ
イドプランジヤ83をも駆動する。
このソレノイドプランジヤ83は、デイスクロ
ーデイングの過程において蓋体78を閉塞するた
めに駆動するものである。このソレノイドプラン
ジヤ83の駆動において、制御回路111は、第
30図のタイミングチヤートに示すように、ロー
デイング機構112のトレイ10(第2図に示
す)が後方移動限界位置に達したことを検知する
検知スイツチ106の検知出力(a)に応答して一定
時間Tのパルス幅を有する駆動パルス(c)を、続い
て一定時間T経過後デユーテイ(Duty)50%程
度の駆動パルス(c)をドライブ回路119に供給す
る。そして、ローデイング機構112の移動部材
14(第2図に示す)が後方移動限界位置に達し
たこと、即ちローデイング完了を検知する検知ス
イツチ108の検知出力(b)に応答してソレノイド
プランジヤ83の駆動を停止する。
このように、ソレノイドプランジヤ83の駆動
開始時に一定時間Tのパルス幅を有する駆動パル
スを、更に一定時間T経過後デユーテイ50%程度
の駆動パルスをドライブ回路119に供給するこ
とにより、ソレノイドプランジヤ83には駆動時
にプランジヤ吸引に必要な大なる電流が供給さ
れ、吸引後にはその吸引状態を保持し得る程度の
小なる保持電流が供給されることになる。
なお、デユーテイ50%程度の駆動パルスは、制
御回路111を構成するマイクロコンピユータに
よつて容易に生成し得る。
第31図にはキヤリツジサーボ回路114の構
成が示されている。本図において、キヤリツジモ
ータ51を駆動するキヤリツジドライブ電圧は、
ループスイツチ120及びイコライザ回路121
を介して双方向ドライブ回路122に供給され
る。双方向ドライブ回路122はドライブ電圧の
極性に応じてキヤリツジモータ51を正逆両方向
に駆動する。キヤリツジドライブ電圧は、基準電
圧+Vrefを反転入力とするコンパレータCOMP1
の非反転入力、更には基準電圧−Vrefを非反転
入力とするコンパレータCOMP2の反転入力とも
なる。基準電圧+Vref及び−Vrefは、キヤリツ
ジモータ51の不感帯に対応して設定される。コ
ンパレータCOMP1,COMP2各出力はORゲート
123の2入力となり、ORゲート123はキヤ
リツジドライブ電圧が+Vref以上かつ−Vref以
下のとき高レベルの出力を発生する。ORゲート
123の出力はループスイツチ120に供給さ
れ、当該スイツチ120のオン/オフ制御信号に
なると共に、インバータ124及び抵抗Rを介し
てモータ51の両端を短絡するための短絡手段と
してのトランジスタQのオン/オフ制御信号とな
る。
かかる構成のキヤリツジサーボ回路114にお
いては、ドライブ電圧が+Vref〜−Vrefの範囲
内にあるときは、ORゲート123の出力は低レ
ベルにあるので、ループスイツチ120をオフ
(開放)状態、即ちサーボループをオープン状態
とする。これにより、ドライブ電圧が+Vref〜
−Vrefの範囲では、双方向ドライブ回路122
には何らドライブ電圧は供給されることはないの
で、第32図に示すように、モータ51の起動に
寄与しない程度の小なる電流は流れなくなり、そ
の分(図の斜線部分)だけ消費電力を低減できる
ことになる。このとき、オン状態にあるトランジ
スタQによつてモータ51の両端が短絡され、モ
ータ51のロータが固定状態となるので、キヤリ
ツジ48(第7図に示す)は外部振動によつて移
動するという不具合も生じないのである。
一方、キヤリツジドライブ電圧が+Vef以上か
つ−Vref以下のときには、ORゲート123の出
力が高レベルとなり、ループスイツチ120がオ
ン(閉成)状態となるので、ドライブ電圧の極性
及びそのレベルに応じてモータ51の駆動が行な
われることになる。このとき、トランジスタQは
オフ状態にある。
次に、上記した構成のオートローデイングデイ
スクプレーヤの動作を演奏手順に沿つて簡単に説
明する。なお、第1図ないし第12図は当該デイ
スクプレーヤの演奏前の初期状態を示している。
まず、第1図に示されるようにデイスク5をス
ロツト3aからハウジング2内に挿入する。但
し、デイスク5はスロツト3aを閉塞する蓋体
(第3図等参照)78を押しながら進む。デイス
ク5がハウジング2内に約半分挿入されると、該
デイスクの外周が第5図に示される把持部材3
3,34に設けられた4つのピン33a,34a
のうち前側の2つに係合し、該両ピンを左右に押
し分けながら進む。この左右2つのピン33a,
34aの軸中心を結ぶ線をデイスク5の回転中心
が越えると、該両ピンがデイスク外周に近づく方
向に(コイルスプリング36によつて)付勢され
ていることから、ここでデイスク5から手を離し
てもデイスク5はハウジング2内に引き込まれ
る。また、このとき、案内部材74がデイスク5
を有効に案内して、デイスク5はコンテナ22の
所定位置に位置決めされ、且つ、上記した合計4
つのピン33a,34aによつて把持される。な
お、このとき、デイスク5が多少傾斜して挿入さ
れることがあつても、第6図に示される鼓状テー
パ部33dの作用によつてこの傾斜は修正され
る。また、上記の如く、デイスク5はこの4本の
ピン33a,34aによつて把持されているの
で、一旦位置決めされたデイスク5は多生の外部
振動によつてはずれることはない。
デイスク5のコンテナ22に対する位置決めが
なされると同時に、デイスク5の外周が第2図に
示されるレバー部材102の突起102aに係合
し、該レバー部材がピン101を中心として第2
図における反時計方向に所定角度だけ回動せしめ
られる。故に、検知スイツチ104が動作せられ
る。すると、モータ20が回転を開始して、ウオ
ームシヤフト19等を介して移動部材14及び1
3が後方に向けて駆動される。前述したロツク・
解除手段によつてコンテナ22はトレイ10に対
してロツクされており、よつて、モータ20の回
転に伴つて、移動部材14,13とトレイ10及
びコンテナ22の後方へのみの移動がなされる。
トレイ10及びコンテナ22が所定距離だけ後
方に移動して該コンテナに担持されたデイスク5
の回転中心がターンテーブル45の回転軸に一致
すると、前述したロツク・解除手段が動作してト
レイ10はシヤーシ7に対してロツクされ、同時
にコンテナ22のトレイ10に対するロツク状態
は解除せられる。また、前述したレバー部材10
2の突起102dが検知スイツチ106を動作せ
しめる。かくして移動部材14及び13のみの後
方移動が続けられて、第22図ないし第28図に
示される状態に至る。以下、この移動部材14,
13のみの後方移動に伴う各部材の動作について
説明する。
第22図ないし第24図から明らかなように、
コンテナ22の左右両端部に突設された4本のピ
ン22aが、移動部材13,14に夫々形成され
たカム孔13d,14dに沿つて摺動し、コンテ
ナ22はデイスクを担持した状態で下降する。一
方、第25図及び第26図に示されるように、移
動部材14の後方移動によつて移動プレート6
7,68も後方に駆動され、これにより、該各移
動プレートのカム孔67d,68dにピン74b
にて係合している案内部材74も下降する。従つ
て、案内部材74に取り付けられている挿入防止
部材86が第25図に示される状態まで移動す
る。この挿入防止部材86の移動の直前に、第2
7図に示されるように、ソレノイドプランジヤ8
3(第3図参照)によつてレバー部材89が前方
に駆動されており、該レバー部材の当接部84a
が回動レバー80から後方を押して該回動レバー
を反時計方向に回動させ、蓋体78は閉位置に位
置せられている。故に、挿入防止部材86は蓋体
78の後面を支える形となり、蓋体78は閉位置
にて堅固に保持され、デイスクの二重挿入が防止
される。なお、ソレノイドプランジヤ83への通
電はこの後、直ちに絶たれる。
また、第26図に示されるように、移動プレー
ト68の後方への移動とコイルスプリング97の
作用とによつて、ロツクプレートA96はピン9
5を中心として同図における時計方向に回動し、
これにつれてロツクプレートB99もピン99a
を中心として反時計方向に回動し、これによつて
ロツクピン92及び93のシヤーシ7、従つてハ
ウジング2に対するロツク状態で解除される。一
方、第25図に示されるように、他方の移動プレ
ート67の後方移動により、もう一本のロツクピ
ン91のロツク状態も解除せられ、これによつ
て、ターンテーブル45を含む演奏手段を担持し
た支持部材42(第7図参照)のハウジング2に
対するロツク状態は解除される。
上記したコンテナ22の下降によつてデイスク
5はターンテーブル45上に載置される。また、
移動部材14の最終動作によつてデイスククラン
プがなされ、且つ、第28図に示されるようにコ
ンテナ22に設けられた各ピン33a,34aに
よる、デイスク5の把持状態は解除される。
デイスク5がクランプされると同時に移動部材
14がその後方移動限界位置に達すると、第22
図及び第24図に示されるように該移動部材の後
端近傍が検知スイツチ108に係合して該検知ス
イツチが動作せられ、モータ20が停止する。こ
の状態でデイスクの演奏が可能となる。
演奏に際しては、第33図において、まずステ
ツプ1でピツクアツプ117(第29図に示す)
がホームポジヨンにあるか否かを検知スイツチ1
10の出力に基づいて判定し、ホームポジシヨン
にある場合にはピツクアツプ117のフオーカス
をとり(ステツプ2)、ピツクアツプ117の読
取り動作を開始する。そしてステツプ3におい
て、ピツクアツプ117によつて得られたアドレ
ス情報に基づいてデイスク5のリードインエリア
である情報記録開始位置、即ちTOC(Table of
Contents)位置が算出される。TOCには、デイ
スクに収録されている曲数、総絶対時間、各曲毎
の演奏時間等の情報が記録されており、演奏開始
に際しこのTOCの記録情報を読み取る必要があ
る。現在アドレスからTOC位置(目標アドレス)
を算出する方法としては、例えば本願出願人によ
り特願昭58−201994号にて提案された方法、即ち
目標アドレスに近づく程より正確に目標アドレス
までの距離が得られることを利用し、目標アドレ
スまでの距離が一定の値になるまで繰り返し目標
アドレスまでの距離を計算してピツクアツプ11
7を移動させる方法である。
ステツプ3でTOC位置が算出されると、当該
位置までピツクアツプ117を移動させ(ステツ
プ4)、続いて制御回路111に内蔵された一定
時間Ta(例えば15秒)のタイマをセツトする(ス
テツプ5)。ステツプ6において、上記一定時間
Taが経過したか否かが判定され、経過していな
ければTOCの内容を読み取る(ステツプ7)。続
いて、TOC内容の読取りが完了したか否かが判
定され(ステツプ8)、完了した場合にはプログ
ラムエリアをサーチし(ステツプ9)、演奏動作
に移行する。
ステツプ8において、TOC内容の読取りが完
了していないと判定された場合には、ステツプ6
に移行して上述の動作を繰り返す。この繰返し動
作において、ステツプ6で上記一定時間Taが経
過したと判定された場合には、例えばリードイン
エリアに傷等があつてハングアツプを起している
ものとしてステツプ9へ移行し、演奏動作に入ら
せる。これにより、リードインエリアの傷等によ
つてハングアツプを起し、無限ループに入つてし
まうということはなく、TOC内容を全部読めな
くても一定時間Taが経過するとこのシーケンス
が終了するので、システムの円滑な動作が可能と
なる。なお、デイジタルオーデイオデイスクプレ
ーヤでは、TOC内容を読めなくても各プログラ
ム情報のサーチは可能である。
ステツプ1でピツクアツプ117がホームポジ
シヨンにないと判定された場合には、キヤリツジ
機構13によつてピツクアツプ117のホームポ
ジシヨンへの移動が行なわれる(ステツプ10)。
デイジタルオーデイオデイスクには複数のプロ
グラム情報(曲)が記録されており、プレーヤに
は、任意の曲を予め指定してメモリに記憶してお
き、このメモリに記憶されている順番に従つて順
次曲を演奏するメモリプレイ機能が設けられてい
る。
この指定曲をメモリに記憶する手順について、
第34図のフローチヤートに従つて説明する。ス
キヤン(SCAN)キー(第29図における操作ボ
タン群6の1キーであり、単独では図示されてい
ない)の押下(オン)によりスキヤンモードとな
る。このスキヤンモードにおいては、各曲の頭部
分を一定時間(例えば10秒)だけ演奏し、ステツ
プ11で10秒経過したと判定されると、次の曲へサ
ーチし(ステツプ12)、以上の動作が収録された
全ての曲に亘つて行なわれる。
このスキヤンモードにおいて、ステツプ11で10
秒経過していないと判断されかつステツプ13でス
キヤンキーが再度押下(オン)されたと判定され
た場合には、その曲をメモリに記憶すべくステツ
プ14へ移行し、押下されないと判定された場合に
は再びステツプ11へ移行する。
ステツプ14においては、メモリへの記憶可能曲
数をNとすると、メモリにN−1だけ記憶されて
いるか否かが判定され、記憶されていないと判定
された場合には、続いてステツプ15においてメモ
リにN、即ち記憶可能曲数だけ記憶されているか
否かが判定される。ステツプ15においても記憶さ
れていないと判定された場合には、その曲のアド
レス情報(トラツクナンバー等)をメモリに記憶
し(ステツプ16)、しかる後次の曲へサーチし
(ステツプ17)、続いてステツプ11に戻る。
ステツプ14において、メモリへの記憶曲数がN
−1になつていると判定された場合には、メモリ
の記憶曲数が記憶可能限界数に達することをデイ
スプレイ116に表示し(ステツプ18)、しかる
後ステツプ16に移行してその曲のアドレス情報を
メモリに記憶する。また、ステツプ15において、
メモリへの記憶曲数がNに達していると判定され
た場合には、一番古い曲のアドレス情報を消去し
(ステツプ19)、しかる後ステツプ16に移行してそ
の曲のアドレス情報をメモリに記憶する。
このようにしてメモリへの指定局の記憶が行な
われるのであるが、かかる方法によれば、メモリ
に記憶する曲の内容を確認できると共に、スキヤ
ンキーをメモリへの曲の記憶用として兼用できる
ことになる。
なお、かかる方法は、デイジタルオーデイオデ
イスクへの適用に限定されるものではなく、デイ
ジタルオーデイオテープや、更には従来のオーデ
イオテープであつても、曲間のカウント値をアド
レス情報としたり、或はアドレス情報が記録され
たものであれば適用可能である。
次に、メモリに記憶されている曲を順次演奏す
るメモリPLAYモードの動作について第35図の
フローチヤートに沿つて説明する。
メモリPLAYモードになると、まず、ステツプ
20でメモリに指定曲が記憶されていか否かが判定
され、記憶されている場合には、メモリ内の複数
の指定曲のいずれかを選択するポインタが現在指
しているデータ(アドレス情報)の呼出しを行な
い(ステツプ21)、続いてポインタを1つ先のデ
ータへ進め(ステツプ22)、しかる後指定曲へサ
ーチする(ステツプ23)。
続いて、ステツプ24で指定曲の演奏が終了した
と判定され、その時点でメモリPLAYモードがま
だ解除されていないと判定されると(ステツプ
25)、ステツプ21に戻り、ポインタが指している
次の指定曲の演奏が行なわれ、以降ステツプ25で
メモリPLAYモードが解除されたと判定されるま
で同じ動作を繰り返す。
ステツプ20でメモリに指定曲が記憶されていな
いと判定された場合にはステツプ26に移行する。
ステツプ26においては、乱数によつて指定曲を生
成し、その生成した指定曲をメモリに当該メモリ
の記憶可能曲数だけ記憶する。そして、メモリに
記憶された最初の指定曲へサーチ(ステツプ23)
し、以降ステツプ24及びステツプ25を経てステツ
プ21に戻る動作をステツプ25でメモリPLAYモー
ドが解除されたと判定されるまで繰り返す。
このように、メモリに指定曲が記憶されていな
い場合に、乱数によつて指定曲を生成し、この生
成された指定曲に従つて演奏することにより、メ
モリに指定曲が記憶されているか否かを表示する
必要がなく、またメモリPLAYモードが選択され
ると、どのような場合でも演奏が行なわれるの
で、使い勝手の向上も図ることができることにな
る。
メモリPLAYモードが解除され、再びメモリ
PLAYモードになると、上記と同様に、ステツプ
20からの動作が繰り返されることになる。このと
き、メモリ内のポインタは前回呼び出したデータ
の次のデータに進んでいるので、前回演奏した指
定曲の次の指定曲から演奏されることになる。従
つて、メモリPLAYモードの選択・解除を繰り返
しても順次呼び出す曲が変化し、メモリPLAYモ
ードを選択する度に同じ指定曲が呼び出されるこ
とはないのである。
かかる方式も、デイジタルオーデイオデイスク
への適用に限定されるものではなく、デイジタル
オーデイオテープ等への適用も可能である。
これまでは、メモリに記憶された指定曲を演奏
する場合について説明したが、次に、曲のアドレ
ス情報であるトラツクナンバー(TNO)をトラ
ツク(+/−)キーの操作によつてUP/DOWN
変化させ、そのトラツクナンバーの曲にサーチす
るトラツクサーチについて第36図のフローチヤ
ートに従つて説明する。トラツク(+/−)キー
のオンによりトラツクサーチに入ると、まず、先
述したメモリPLAYモードが選択されているか否
かが判定され(ステツプ27)、メモリPLAYモー
ドが選択されていない場合には、トラツク(+/
−)キーがオンの間指定トラツクナンバーは一定
周期で順次+1又は−1されてデイスプレイ11
6に表示され(ステツプ28)、トラツク(+/−)
キーのオフにより最終的にデイスプレイ116に
表示された指定トラツクナンバーへサーチし(ス
テツプ29)、演奏動作に入る。
ステツプ27において、メモリPLAYモードであ
ると判定された場合には、メモリ内の先述したポ
インタが順次+1又は−1され(ステツプ30)、
トラツク(+/−)キーのオフにより最終的にポ
インタが指示したトラツクナンバーへサーチし
(ステツプ31)、その指定曲の演奏動作に入る。
このように、メモリPLAYモードとトラツクサ
ーチを合わせた機能は従来全くなかつた新規な機
能であり、これによれば、メモリに記憶された指
定曲の中で更に所望の曲を迅速に選択して演奏す
ることができ、特に複数毎のデイスクを適宜選択
して自動的に再生するオートチエンジヤに適用し
た場合に有効となる。
次に、ピツクアツプ117の情報検出点(スポ
ツト光)がデイスク5の記録トラツクを一定数だ
け飛び越すジヤンプ動作と再生動作とを交互に繰
り返す高速再生動作、即ち早送り(FF)及び早
戻し(REV)動作について、第37図のフロー
チヤートに従つて説明する。ところで、デイスク
に収録されている複数の曲のアドレス情報として
は、各曲毎に対応して設定されたトラツクナンバ
ーの他に、例えば楽音の場合の楽章等のように、
その曲を更に細分化した場合の各区分に対応した
インデクス(IX)があり、これらアドレス情報
はいわゆるCDフオーマツトにおけるサブコード
のQチヤンネルに記録されており、ピツクアツプ
117の読取情報から検出することができる。
第37図において、まず、ピツクアツプ117
の読取情報に基づいて上述したインデクス(IX)
が変化したか否かが判定され(ステツプ32)、変
化しないと判定された場合には、続いてトラツク
ナンバーが変化したか否かが判定され(ステツプ
33)、ここでも変化しないと判定された場合には、
一定数nだけトラツクをジヤンプし(ステツプ
34)、ステツプ32に戻る。ステツプ32でインデク
スが変化したと判定された場合には、そのまま演
奏動作に入る。ステツプ33でトラツクナンバーが
変化したと判定された場合にも、同様に、演奏動
作に移行する。
このように、高速再生動作において、インデク
ス或はトラツクナンバーが変化した時点で自動的
に高速再生動作を中止して通常再生動作に移行す
ることにより、FF及びREVキーをノンロツク式
にしなくても、ユーザの意に反して所望の再生位
置が行き過ぎることはなく、特に車載用デイスク
プレーヤの場合、安全性の上で有効となる。
以上説明した特殊な再生モードでは、所望の曲
が任意の順序で演奏されるが、ノーマルモード再
生時にはデイスクの最初の曲から順次演奏される
ことは言うまでもない。
演奏が終了してキヤリツジ48がその移動限界
位置に達すると、キヤリツジ48及びターンテー
ブル45は停止せしめられ、同時にモータ20が
反転動作を始める。従つて、トレイ10、移動部
材13,14、コンテナ22、移動プレート6
7,68、案内部材74及びクランプ機構等は上
述したデイスクローデイング時の動作と全く逆の
過程を辿つて演奏開始前の位置に復帰せられる。
また、キヤレツジ48もホームポジシヨンに復帰
せしめられる。
かくしてデイスク5は回収されるのである。
ところで、本デイスクプレーヤが車載用として
用いられる場合には、第38図に示すように、制
御回路111はバツクアツプ電源によつて動作
し、各機構部は自動車のいわゆるアクセサリスイ
ツチ125のオン(閉成)により供給される主電
源によつて動作するように構成される。しかし、
各種機構部のうち、ローデイング機構112だけ
は、主電源がオフとなつた場合でもプレーヤ内に
取り込まれたデイスクをイジエクト(EJECT)
できるように、補助スイツチ126を介して供給
されるバツクアツプ電源で動作するようになつて
いる。補助スイツチ126は制御回路111によ
つてオン/オフ制御される。
制御回路111による補助スイツチ126の制
御について、第39図のフローチヤートに基づい
て説明するに、アクセサリースイツチ125がオ
フになると、Acc電圧検出回路127の検出出力
により主電源のオフを検知し、補助スイツチ12
6をオフ(開放)にする(ステツプ35)。この状
態において、ステツプ36でイジエクトスイツチ1
28がオンとなつたことを検知すると、補助スイ
ツチ126をオン(閉成)状態にし(ステツプ
37)、ローデイング機構112にバツクアツプ電
源を供給して当該ローデイング機構112を駆動
する(ステツプ38)。そして、デイスクのイジエ
クト完了を検知すると(ステツプ39)、再びステ
ツプ35に戻り、補助スイツチ126をオフにす
る。
これによれば、アクセサリースイツチ125が
オフのときでもプレーヤ内に取り込まれたデイス
クをイジエクトできると共に、アクセサリースイ
ツチ125のオフ時にローデイング機構112に
常時バツクアツプ電源を供給しておく必要がない
ので、省電力化が図れることになる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によるデイスクプ
レーヤにおける再生方式によれば、リードインエ
リアの読取が不能であることを判定すると、この
リードインエリアの読取動作を中止してそのリー
ドインエリアの記録情報に基づかない各プログラ
ム情報の再生動作モードに移行するので、リード
インエリアの傷等によつて当該エリアの読取り動
作がいつまでも終らないということはなく、シス
テムの円滑な動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるオートローデイングデ
イスクプレーヤの全体を示す概略斜視図、第2図
ないし第4図は該オートローデイングデイスクプ
レーヤの内部構造の各々平面図、左側面図及び右
側面図、第5図ないし第21図は該内部構造の一
部詳細図、第22図ないし第28図は当該オート
ローデイングデイスクプレーヤの動作を説明する
ための図、第29図は制御系を示すブロツク図、
第30図は第29図におけるソレノイドプランジ
ヤの駆動方法を説明するための波形図、第31図
は第29図におけるキヤリツジサーボ回路の構成
を示すブロツク図、第32図は第31図の回路動
作を説明するための波形図、第33図ないし第3
7図は第29図に示す制御系の動作説明のための
フローチヤート、第38図は本デイスクプレーヤ
を車載用として用いた場合の制御系の構成を示す
ブロツク図、第39図は第38図の回路動作を説
明するためのフローチヤートである。 主要部分の符号の説明、2……ハウジング、3
a……スロツト、5……デイスク、7……シヤー
シ、10……トレイ、13,14……移動部材、
20,51……モータ、22……コンテナ、33
……第1把持部材、33d……鼓状テーパ部、3
4……第2把持部材、42……支持部材、43…
…防振部材、45……ターンテーブル、46……
スピンドルモータ、48……キヤリツジ、58…
…アーム部材、60……押圧部材、78……案内
部材、78……蓋体、83……ソレノイドプラン
ジヤ、86……挿入防止部材、111……制御回
路、112……ローデイング機構、113……キ
ヤリツジ機構、117……ピツクアツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 再生に際し、デイスクのリードインエリア内
    の記録情報を読み取り、前記リードインエリア内
    の記録情報に基づいた各プログラム情報の再生動
    作モードを実行する再生方式であつて、 前記リードインエリア内の記録情報の読取が不
    能であることを判定したら、その読取り動作を中
    止して前記リードインエリア内の記録情報に基づ
    かない各プログラム情報の再生動作モードに移行
    することを特徴とするデイスクプレーヤにおける
    再生方式。
JP14746885A 1985-07-03 1985-07-03 デイスクプレ−ヤにおける再生方式 Granted JPS628384A (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14746885A JPS628384A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 デイスクプレ−ヤにおける再生方式
DE8686305153T DE3687019T2 (de) 1985-07-03 1986-07-03 Wiedergabeverfahren fuer informationen auf platten und deren identifikation.
EP86305153A EP0210006B1 (en) 1985-07-03 1986-07-03 Record information reproducing method with content identifiers
EP92106328A EP0497387B1 (en) 1985-07-03 1986-07-03 Record information reproducing method with content identifiers
DE3650779T DE3650779T2 (de) 1985-07-03 1986-07-03 Wiedergabeverfahren für Information auf Platten und deren Identifkation
EP99110989A EP0951020B1 (en) 1985-07-03 1986-07-03 Record information reproducing method with content identifiers
DE3650400T DE3650400T2 (de) 1985-07-03 1986-07-03 Schlittenanordnungsservoeinheit in einem Plattenspieler.
DE3650737T DE3650737T2 (de) 1985-07-03 1986-07-03 Wiedergabeverfahren für Information auf Platten und deren Identifikation
EP90311044A EP0414579B1 (en) 1985-07-03 1986-07-03 A carriage servo unit in a disk player
DE3650780T DE3650780T2 (de) 1985-07-03 1986-07-03 Wiedergabeverfahren für Information auf Platten und deren Identifikation
US06/882,063 US5109365A (en) 1985-07-03 1986-07-03 Record information reproducing method with content identifiers
EP99110990A EP0945863B1 (en) 1985-07-03 1986-07-03 Record information reproducing method with content identifiers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14746885A JPS628384A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 デイスクプレ−ヤにおける再生方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS628384A JPS628384A (ja) 1987-01-16
JPH0559514B2 true JPH0559514B2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=15431062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14746885A Granted JPS628384A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 デイスクプレ−ヤにおける再生方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS628384A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4811124A (en) * 1987-07-24 1989-03-07 Advanced Micro Devices, Inc. Defect skipping mechanism for disk drives

Also Published As

Publication number Publication date
JPS628384A (ja) 1987-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5109365A (en) Record information reproducing method with content identifiers
JP2724997B2 (ja) 記録情報再生装置のプログラミング再生方法
JPH0559514B2 (ja)
JPH0458118B2 (ja)
JPS628380A (ja) デイスクプレ−ヤにおける高速再生方式
JPS628361A (ja) 車載用オ−トロ−デイングデイスクプレ−ヤ
JPS628387A (ja) 記録情報再生方式
JPS628378A (ja) デイスクプレ−ヤにおけるキヤリツジサ−ボ装置
JPS628379A (ja) デイスクプレ−ヤにおけるキヤリツジサ−ボ装置
JPH0437341Y2 (ja)
JPS628360A (ja) オ−トロ−デイングデイスクプレ−ヤ
JPS628385A (ja) 記録情報再生方式
JPH0422413Y2 (ja)
JP2704399B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH0244383Y2 (ja)
JPS60254465A (ja) 車載デイスクプレ−ヤ
JP2756959B2 (ja) 記録情報再生装置
JPH0352664B2 (ja)
JPH0531713Y2 (ja)
JPH10116460A (ja) ディスクプレーヤ
JPH0544914Y2 (ja)
JPH0472313B2 (ja)
JPS60254424A (ja) 車載デイスクプレ−ヤ
JPH0687355B2 (ja) デイスクプレ−ヤにおける表示方法
JPH0456390B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term