JPH07117963B2 - 携帯端末システム - Google Patents

携帯端末システム

Info

Publication number
JPH07117963B2
JPH07117963B2 JP11238792A JP11238792A JPH07117963B2 JP H07117963 B2 JPH07117963 B2 JP H07117963B2 JP 11238792 A JP11238792 A JP 11238792A JP 11238792 A JP11238792 A JP 11238792A JP H07117963 B2 JPH07117963 B2 JP H07117963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission
transmitted
unit
hand scanner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11238792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0612499A (ja
Inventor
徹 境井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11238792A priority Critical patent/JPH07117963B2/ja
Publication of JPH0612499A publication Critical patent/JPH0612499A/ja
Publication of JPH07117963B2 publication Critical patent/JPH07117963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンディ型の入力端
末装置と、電子式レジスタ、POSシステム、オフィス
コンピュータ等の電子機器とにより構成される携帯端末
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子式レジスタ等のデータ処理装
置において、電子式レジスタ本体等の設置場所から離れ
て、移動しながらバーコード等を読取るようにしたハン
ドスキャナ等のハンディ型入力端末を備えたものが出現
している。また、上記ハンディ型入力端末とデータ処理
装置本体との間のデータ伝送方式としては、インライン
等を介してデータ伝送する有線方式と、無線でデータ伝
送する無線方式とがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有線方
式は、データ伝送速度は速いが、ハンディ型入力端末を
自由に移動させることができず、ハンディ型入力端末の
特性を十分に発揮することができなかった。また、無線
方式は、移動の自由度は高いものの、送信出力が弱い場
合、使用環境の電磁ノイズが強い場合では、データを確
実に伝送できないという不都合があった。この発明の課
題は、携帯端末装置を自由に移動させながら電子機器に
対してデータを伝送できると共に、電磁ノイズ等が強く
使用環境が悪い場合でも確実にデータを伝送できるよう
にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。携帯端末システムは、携帯端末装置a(図1
の機能ブロック図を参照、以下同じ)と、この携帯端末
装置aから送信されるデータを受信して処理を実行する
電子機器bとを備え、携帯端末装置aは、データを無線
送信する無線送信手段a1と、データを光送信する光送
信手段a2と、装置本体が電子機器bに装着されたこと
を検出する装着検出手段a3と、この装着検出手段a3
の検出がある場合は光送信手段a2によりデータを送信
させ、検出がない場合は無線送信手段a1によりデータ
を送信させる制御手段a4とを具備し、電子機器bは、
無線受信手段b1と、携帯端末装置aの装置本体が装着
された場合に光送信手段a1に対応する位置に設けられ
光送信手段a1から光送信されたデータを受信する光受
信手段b2とを具備し、携帯端末装置aは、無線送信手
段a1または光送信手段a2を用いて電子機器bにデー
タを送信することを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。携帯
端末装置aから電子機器bに対してデータを伝送する際
に、携帯端末装置aが電子機器bに装着されていない場
合は、装着検出手段a3は電子機器bへの装着を検出せ
ず、制御手段a4は無線送信手段a1によりデータを送
信させ、携帯端末装置aから送信されたデータは電子機
器bの無線受信手段b1で受信される。また、携帯端末
装置aが電子機器bに装着された場合は、装着検出手段
a3が電子機器bへの装着を検出するので、制御手段a
4は光送信手段a2によりデータを送信させ、携帯端末
装置aから送信されたデータは電子機器bの光受信手段
b2で受信される。従って、携帯端末装置を自由に移動
させながら電子機器に対してデータを伝送することがで
きると共に、電磁ノイズ等が強く使用環境が悪い場合で
も確実にデータを伝送することができる。
【0006】
【実施例】以下、一実施例を図2ないし図10を参照し
ながら説明する。
【0007】図2は、データ処理装置の構成図である。
このデータ処理装置は、レストラン等で使用されるPO
Sシステム用のものであって、複数のハンドスキャナA
と、複数台の中継機Bと、1台の本部用の電子式レジス
タ(以下、本部レジスタと呼ぶ)Cとを有している。
【0008】これらの間でのデータ伝送は、ハンドスキ
ャナAと、中継機Bとの間では、これらの非接続時には
無線電波、接続時には光波にて行われ、中継機Bと本部
レジスタCとの間ではインラインLを介して行われる。
【0009】ハンドスキャナAは、バーコードを光学的
に読取る読取ヘッド部A1の他にキー入力部A2、表示
部A3を有しており、売上個数の多い一部の商品に関し
てのみ自身で売上個数を累計する機能を有している。ま
た、後尾部には、四方からバネにより支持されて回動自
在に構成されたバーA4が取付けられ、ハンドスキャナ
Aが台などの上に置かれてバーA4が回動し、不使用状
態であると判別されたときに、自動的に読取ヘッド部A
1への電源をオフすることにより、消費電力を節約する
よう構成されている。なお、A5は、無線伝送用のアン
テナである。
【0010】中継機Bは、領収内容を印字するレシート
印字部B1、ドロアB2を有しており、ハンドスキャナ
Aから伝送された売上データに基づいてレシート印字、
会計処理を行うと共に、伝送された売上データを本部レ
ジスタCに転送する機能を有している。また、中継機B
は、スキャナ置台B3を有しており、このスキャナ置台
B3にハンドスキャナAが載置された際、ハンドスキャ
ナAとの間で光波でデータを授受する。なお、B4は無
線伝送用のロッドアンテナであり、B5は光伝送用の光
ガイド溝であり、B6は載置されたハンドスキャナAを
上記光伝送のために確実に係止するとともに、電気的に
接続してハンドスキャナAの2次電池を充電できるよう
にするためのコネクタ部である。
【0011】本部レジスタCは、キー入力部C1、印字
部C2、表示部C3、ドロアC4等を有しており、各ハ
ンドスキャナAからの売上データを収集して登録処理す
る等の機能を有している。
【0012】図3は、ハンドスキャナAの回路ブロック
図であり、上記読取ヘッド部A1には、発光ダイオード
群11、レンズ系12、CCDアレイ13を有してい
る。
【0013】この読取ヘッド部A1では、発光ダイオー
ド群11からの光がバーコードに照射され、その反射光
がレンズ系12を介してCCDアレイ13に入射される
と、CCDアレイ13は、バーコードのパターンが反映
された入射光を光電変換する。そして、認識部14は、
その変換結果としての電気的なパターン信号を解析し
て、バーコードの内容(バーコード番号)を認識し、C
PU15に出力する。
【0014】キー入力部A2は、売上個数、バーコード
番号等を置数入力する置数キー2aの他にファンクショ
ンキーとして一登録(一取引)の締めを指示する締キー
2b、レシート印刷を行うよう指示するレシート要求キ
ー2cを有している。このキー入力部A2からの入力デ
ータも、CPU15に出力される。
【0015】CPU15は、ROM16に予め格納され
たプログラムに従って、ハンドスキャナAが中継機Bに
接続されているときは、光送信部17、光受信部18を
介して中継機Bとの間でデータを送受信し、表示部A3
に表示等する等の制御を行う。また、本ハンドスキャナ
Aが中継機Bに接続されていないときは、無線送信部1
9、無線受信部20を介して中継機Bとの間でデータを
送受信するよう制御する。
【0016】RAM21上には、PLU別メモリM1が
形成されている。このPLU別メモリM1には、図4に
示したように、各商品ごとにバーコード番号、単価、売
上合計個数を記憶するエリアを有しており、対応するバ
ーコード番号が入力された際、CPU15の制御の下
に、対応する商品の売上合計個数が更新され、単価が表
示部A3に表示される。なお、このPLU別メモリM1
内の商品アイテム数は、100種類のみであり、それら
100種類の商品プリセットデータであるバーコード番
号、単価は、本部レジスタCから伝送されてくる。そし
て、このPLU別メモリM1にプリセットされていない
商品のバーコード番号が売上データとして入力されたと
きは、その商品の単価を本部レジスタCに問合わせる。
さらに、RAM21上には、一取引分の売上データを記
憶する一取引メモリM2も形成され、マシンNo.も記憶
されている。
【0017】ブザー22は、本部レジスタCから精算ス
タートコマンドが伝送されてきたときに、本ハンドスキ
ャナAが中継箱Bに接続されていなければ、中継機Bへ
の接続を促してPLU別メモリM1の内容を精算データ
として光伝送により高速で送信せしめるため、発音され
る。また、2次電池23は、中継機Bに接続された際
に、中継箱機により充電される。図5は、中継機Bの回
路ブロック図であり、CPU51は、ROM52に予め
格納されたプログラムに従って、ハンドスキャナAから
のデータを中継し、伝送制御部53を介して本部レジス
タCに伝送する等の制御を行う。
【0018】RAM54上には、それぞれ、ハンドスキ
ャナAからのデータを本部レジスタCに転送、レシート
印字部B1にて印字するために一時記憶する転送バッフ
ァBu1、印字バッファBu2が形成されている。ま
た、ハンドスキャナAが接続された際に、ハンドスキャ
ナAとの間で光波によりデータを授受するための光送信
部55、光受信部56、ハンドスキャナAとの間で無線
電波によりデータを授受するための無線送信部57、無
線受信部58を有している。また、電源回路59Aに
は、商用交流電流が供給され、直流に変換して5ボルト
の電源電圧を各回路に供給する。充電回路59Bは、ハ
ンドスキャナAがこの中継機Bに接続された際、そのハ
ンドスキャナAの2次電池23に対し、充電電流を供給
する。
【0019】図6は、本部レジスタCの回路ブロック図
であり、CPU61は、ROM62に予め格納されたプ
ログラムにしたがって、上記中継機B、インラインL、
伝送制御部63を介してハンドスキャナAからのデータ
を収集し、RAM64に格納、印字部C2にて印字、表
示部C3に表示する等の制御を行う。
【0020】キー入力部C1は、設定(P)、登録
(R)、電源OFF、点検(X)、精算(Z)の各モー
ドを設定するモード切換スイットSW、バーコード番号
等を置数入力する置数キー1a、各種の処理内容を指示
するフアンクションキー1bを有している。
【0021】RAM64には、PLU別メモリM3が形
成されている。このPLU別メモリM3は、図7に示し
たように、各商品ごとに、各商品対応のバーコード番
号、単価、売上合計個数、売上合計金額、在庫数を記憶
する各エリアを有している。バーコード番号、および単
価は、予めプリセットされており、売上合計個数、売上
合計金額、および在庫数は、各ハンドスキャナAから送
信され、或いはキー入力部C1にて自己入力されたバー
コード番号、売上個数に基づいて、CPU40の制御の
下に更新される。そして、キー入力部C1の所定キーの
操作により、PLU別メモリM3の内容は、フロッピィ
ーディスク65に保存される。
【0022】また、CPU61は、精算処理後、各ハン
ドスキャナAに対し、売上個数の多い商品に関するPL
Uコード、単価を、中継機Bを介して伝送する。
【0023】次に、各ハンドスキャナAの動作を説明す
る。各ハンドスキャナAのCPU15は、まず、読取ヘ
ッド部A1、またはキー入力部A2からの入力データ、
すなわち、自己入力データの有無を判断する(図8ステ
ップS1)その結果、自己入力データが有り、それがレ
シート要求キー2cに対応するレシート要求コマンドで
あれば、2次電池2Bに充電電流が流れているか否かに
より、中継機Bに接続されているか否かを判断する(ス
テップS2、3)。接続されておれば、光送信部17へ
の電源をオンし、中継機Bで領収レシートを発行させる
ため、レシート要求コマンド、マシンNo.と共に一取引
メモリM2の内容を、電源オンした光送信部17にて送
信し、送信終了後、光送信部17への電源オフし(ステ
ップS4)、ステップS1に戻る。一方、接続されてい
なければ、無線送信部19への電源をオンし、中継機B
で領収レシートを発行させるため、レシート要求コマン
ド、マシンNo.と共に一取引メモリM2の内容を、電源
オンした無線送信部19にて送信し、送信終了後、無線
送信部19への電源オフし(ステップS3、5)、ステ
ップS1に戻る。
【0024】自己入力データが締コマンドのときは、一
取引メモリM2内の単価、個数に基づいて一取引の売上
合計金額を算出し、表示部A3に表示して、一取引メモ
リM2の内容をクリアし(ステップS6、7)、ステッ
プS1に戻る。
【0025】自己入力データがバーコード番号、売上個
数のときは、それを一取引メモリM2に格納し、その入
力にかかるバーコード番号がPLU別メモリM1に存在
しておれば、PLU別メモリM1の対応する商品につ
き、売上合計個数を更新して(ステップS8、9、1
0、11)、ステップS1に戻る。一方。入力にかかる
バーコード番号がPLU別メモリM1に存在しないとき
は、無線送信部19、中継機Bを介して本部レジスタC
に単価を問合せるため、無線送信部19への電源をオン
し、入力にかかるバーコード番号をマシンNo.と共に中
継機Bへ伝送し、その後、無線送信部19への電源をオ
フして(ステップS12、13)、ステップS1に戻
る。
【0026】上記以外のデータが入力されたときは、そ
の入力データに応じた処理を行い(ステップS14)、
ステップS1に戻る。
【0027】ステップS1にて読取ヘッド部A1、また
はキー入力部A2からの自己入力データが無いと判断さ
れたときは、ステップS15に進んで、中継機Bからの
伝送データの有無を判断する。その結果、伝送データが
有り、かつ、中継機Bと接続されているときは、光送信
部17を介して伝送データに応答して所定のデータを送
信するため、光送信部17への電源をオンする(ステッ
プS16、17)。一方、伝送データが有り、かつ、中
継機Bと接続されていないときは、無線送信部19を介
して伝送データに応答して所定のデータを送信するた
め、光送信部17への電源をオンする(ステップS1
8)。そして、伝送データが、本部レジスタCから発信
された精算スタートコマンドであるか否かを判断し、精
算スタートコマンドであれば、その精算スタートコマン
ドに応答して、PLU別メモリM1内の全商品のバーコ
ード番号、売上個数を精算データとして送信し終えたか
否かを判断する(ステップS19、26)。その結果、
送信し終えていないときは、中継機Bと接続して、伝送
速度の速い光送信部17からの送信を行うよう促すた
め、ブザー22を鳴らす(ステップS21)。そして、
中継機Bとの接続の有無を判断し、接続されているとき
は、現在、光送信部17へ電源がオフされておればオン
し、その光送信部17を介して、マシンNo.と共に、P
LU別メモリM1内の各商品のバーコード番号、売上合
計個数を、精算データとして順次、中継機Bに送信する
(ステップS22、23、24)。一方、接続されてい
ないときは、現在、無線送信部19へ電源がオフされて
おればオンし、その無線送信部19を介して、マシンN
o.と共に、PLU別メモリM1内の各商品のバーコード
番号、売上合計個数を、精算データとして順次、中継機
Bに送信する(ステップS25、24)。そして、PL
U別メモリM1内の全商品のバーコード番号、売上合計
個数を送信し終えたか否か判断する(ステップS2
6)。その結果、送信し終えていないときは、ステップ
S22に戻り、送信し終えるまで、同様の処理を繰返
す。送信し終えたときは、伝送完了信号を中継機Bに送
信し、PLU別メモリM1内の全商品の売上合計個数を
クリアし、電源オン中の光送信部17、または無線送信
部19への電源をオフして(ステップS27、28)、
ステップS1に戻る。
【0028】ステップS19〜26の処理により、或る
ハンドスキャナAが中継機Bに接続され、光送信部17
にて、高速送信を行っているときは、他のハンドスキャ
ナAは、その間は、比較的送信速度の遅い無線送信部1
9にて送信を行い、中継機Bが空いたときに、接続して
高速送信を行うことにより、限られた資源の範囲内で、
全体的にみて、可及的に高速送信ができるようになる。
【0029】ステップS19にて、精算スタートコマン
ドないと判断されたときは、ステップS29に進んで、
伝送データが、ステップS12での問合わせに対する応
答データとしての単価であるか否かを判断する。その結
果、単価であるときは、ステップS9にて一取引メモリ
M2に格納した、PLU別メモリM1にプリセットされ
ていない商品のバーコード番号、売上個数と対応して、
その単価を格納し、その商品に関するバーコード番号、
売上個数を、現在電源オン中の光送信部17、または無
線送信部19を介して、中継機Bに送信する(ステップ
S30)。そして、現在電源オン中の光送信部17、ま
たは無線送信部19への電源をオフして(ステップS3
1)、ステップS1に戻る。伝送データが単価でないと
きは、その伝送データに対応した所定の処理を行い(ス
テップS32)、ステップS1に戻る。
【0030】このように、光送信部17、無線送信部1
9への電源は、それらを使用して送信する場合にのみオ
ンすることにより、消費電力を節約している。
【0031】次に、中継機Bの動作を説明する。中継機
BのCPU51は、まず、ハンドスキャナAからの伝送
データの有無を判断する(図9ステップS51)。その
結果、ハンドスキャナAからの伝送データが有れば、そ
の伝送データがレシート要求コマンドであるか否かを判
断し、レシート要求コマンドであれば、それに続いて伝
送される一取引分の登録データを印字バッファBu2に
格納する(ステップS52、53)。そして、印字中フ
ラグFがセットされておらず、印字中でなければ、印字
中フラグFをセットし、印字バッファBu2内の先頭か
ら一取引分ずつ、領収レシートとして印字する(ステッ
プS54、55)。次に、1つのハンドスキャナAから
の一取引分の内容を印字し終えたときは、レシート用紙
を切断してレシートを発行し、印字中フラグFをリセッ
トして、印字した内容をクリアする(ステップS56、
57)。そして、印字バッファBu2にデータが残って
おれば(ステップS58)、或るハンドスキャナAから
の一取引分の登録データを領収印字している最中に、別
のハンドスキャナAからの一取引分の登録データを受信
し、その分の領収印字を留保していたことを意味するの
で、ステップS55に戻り、その分の領収印字を行う。
一方、印字バッファBu2内にデータが残っておらず、
全てのデータにつき、領収印字し終えたときは、ステッ
プS1に戻る。
【0032】ステップS52にて、ハンドスキャナAか
らのデータがレシート要求コマンドではないと判断され
たときは、レシート要求コマンドや一取引分の登録デー
タ以外の伝送データである、単価問合せデータ、精算デ
ータ、伝送完了信号を転送バッファBu1に格納し、伝
送制御部53を介して、本部レジスタCに転送し(ステ
ップS59、60)、ステップS1に戻る。
【0033】ステップS51にて、ハンドスキャナAか
らの伝送データが無いと判断されたときは、ステップS
61に進んで、本部レジスタCからの伝送データの有無
を判断する。その結果、本部レジスタCからの伝送デー
タが有るときは、そのデータ、すなわち、単価、精算ス
タートコマンド、PLU別メモリM1へのプリセットデ
ータを、同時に伝送されてきたマシンNo.と対応して転
送バッファBu1に格納し、接続されたハンドスキャナ
Aの有無を判断する(ステップS62、63)。その結
果、接続されているハンドスキャナAが有るときは、そ
れへの伝送データが有れば光送信部55への電源をオン
して、接続中のハンドスキャナAに対しては光送信部5
5を介して転送し、他のハンドスキャナAへの伝送デー
タがあれば、無線送信部57をオンして、他のハンドス
キャナAには無線送信部57を介して転送する(ステッ
プS64)。一方、接続されているハンドスキャナAが
無いときは、無線送信部57をオンし、無線送信部57
を介して、マシンNo.と対応する各ハンドスキャナAに
伝送データを転送する(ステップS65)。
【0034】そして、電源オン中の光送信部55、また
は無線送信部57への電源をオフし(ステップS6
6)、ステップS1に戻る。このようにして、光送信部
55、無線送信部57への電源供給を必要に応じてオン
/オフすることにより、中継機Bでも消費電力の節約を
図っている。
【0035】次に、本部レジスタCの動作を説明する。
本部レジスタCのCPU61は、まず、精算モードで有
れば、各ハンドスキャナA宛てに、精算スタートコマン
ドを伝送する(図10ステップS101、102)。そ
して、その精算スタートコマンドに応答して、ハンドス
キャナAから、データが伝送されてきたときは、それが
伝送完了信号であるか否かを判断する(ステップS10
3、104)。その結果、伝送データが伝送完了信号で
ないときは、ハンドスキャナAのPLU別メモリM1に
関する精算データであることを意味するので、その精算
データに基づいて、自己のPLU別メモリM3の内容を
更新する(ステップS105)。次に、全てのハンドス
キャナAから伝送完了信号を受信したか否かを判断し、
全てから受信したときは、各ハンドスキャナAからの売
上データ収集が完了したことを意味するので、自己のP
LU別メモリM3の内容を精算印字する(ステップS1
07)。そして、PLU別メモリM3上で、売上合計個
数の変更があったもののうち、売上合計個数の多い上位
100商品を検索し、検索した商品のバーコード番号、
単価を、プリセットデータとして全てのハンドスキャナ
Aに伝送して(ステップS108、109)、ステップ
S101に戻る。
【0036】この伝送により、上述したように、各ハン
ドスキャナAのPLU別メモリM1には、売れ行きの良
い100種類の商品分の単価がプリセットされる。
【0037】従って、次のような利点が生ずる。すなわ
ち、多数の商品のうち、売れ行きの良い100種類の商
品にプリセットを限定することにより、各ハンドスキャ
ナAのPLU別メモリM1が形成されるRAM21のメ
モリ容量を削減できる。しかも、売れ行きの良い商品分
を選択的にプリセットしているので、例え、全ての商品
分につきプリセットしていなくても、本部レジスタCに
対する単価問合せの回数を可及的に減らすことができ
る。従って、伝送速度の比較的遅い無線伝送により単価
問合せを行なっても、登録処理速度の低下を可及的に回
避することができる。また、例え、無線伝送によって伝
送速度が多少低下したとしても、無線伝送によって移動
の自由性が保障され、中継機Bに接続しに行く必要がな
いので、全体としては仕事の能率が上がる。
【0038】なお、ステップS106にて、伝送完了信
号を未受信のハンドスキャナAが有ると判断されたとき
は、ステップS103に戻り、データ収集を継続する。
また、ステップS103にて伝送データ無しと判断され
たとき、ステップS104にて伝送データが伝送完了信
号でないと判断されたときは、共に、ステップS106
に進む。
【0039】登録モードのときは、データ入力の有無を
判断する(ステップS101、110、111)。その
結果、データ入力が有れば、それが、中継機Bにて中継
されて伝送された、ハンドスキャナAからの問合せデー
タであるか否かを判断し(ステップS112)、問合せ
データであれば、問合せに係る商品の単価を、問合せ元
のハンドスキャナA宛てに伝送する(ステップS11
3)。そして、その単価の伝送に応じて、その商品の売
上個数が伝送先のハンドスキャナAから伝送されてきた
か否かを判断し(ステップS114)、伝送されてきた
ときは、それに基づいて、PLU別メモリM3内の対応
商品の売上合計個数、在庫数を更新し(ステップS11
5)、ステップS101に戻る。一方、売上個数が伝送
されてこないときは、ステップS113に戻り、単価の
伝送を繰り返す。
【0040】ステップS112にて、入力データが問合
せデータでないと判断されたときは、自己のキー入力部
C1からの売上データであるか否かを判断し(ステップ
S116)、その売上データであれば、ステップS11
7に進んで、当該売上データに基づいて、自己のPLU
別メモリM3の売上合計個数、在庫数を更新する、レシ
ート印字する等の登録処理を行う。自己入力の売上デー
タでないときは、入力データに応じた処理を行ない(ス
テップS118)、ステップS101に戻る。
【0041】精算モード、登録モード以外のモードのと
きは、そのモードに応じた処理を行なう(ステップS1
19)。
【0042】以上説明したように、伝送速度は比較的遅
いが、離間的に伝送出来る無線送信と、接続時に高速出
来る光送信とを、状況に応じて使い分けることにより、
全体として、仕事の能率を向上させることができる。
【0043】なお、この発明は上述の実施例に限定され
ることなく、例えば、中継機Bを介することなく、直
接、本部レジスタCに光伝送、或いは無線伝送しても良
い。また、電子式レジスタ以外のデータ処理装置、例え
ば、パーソナルコンピュータ、オフィスコンピュータな
どに適用することも可能である。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、携帯端末装置を自由
に移動させながら電子機器に対してデータを伝送するこ
とができると共に、電磁ノイズ等が強く使用環境が悪い
場合でも確実にデータを伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図
【図2】実施例の全体構成図。
【図3】ハンドスキャナの回路ブロック図。
【図4】ハンドスキャナのPLU別メモリの内容例を示
す図。
【図5】中継機の回路ブロック図。
【図6】本部レジスタの回路ブロック図。
【図7】本部レジスタのPLU別メモリの内容例を示す
図。
【図8】ハンドスキャナの動作を示すフローチャート。
【図9】中継機の動作を示すフローチャート。
【図10】本部レジスタの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
15 CPU 16 ROM 17 光送信部 18 光受信部 19 無線送信部 20 無線受信部 61 CPU 62 ROM A ハンドスキャナ C 本部レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末装置と、この携帯端末装置から
    送信されるデータを受信して処理を実行する電子機器と
    を備えた携帯端末システムであって、 携帯端末装置は、データを無線送信する無線送信手段
    と、データを光送信する光送信手段と、装置本体が上記
    電子機器に装着されたことを検出する装着検出手段と、
    この装着検出手段の検出がある場合は上記光送信手段に
    よりデータを送信させ、検出がない場合は上記無線送信
    手段によりデータを送信させる制御手段とを具備し、 電子機器は、無線受信手段と、上記携帯端末装置の装置
    本体が装着された場合に上記光送信手段に対応する位置
    に設けられ上記光送信手段から光送信されたデータを受
    信する光受信手段とを具備し、 上記携帯端末装置は、上記無線送信手段または上記光送
    信手段を用いて上記電子機器にデータを送信することを
    特徴とする携帯端末システム。
JP11238792A 1992-04-06 1992-04-06 携帯端末システム Expired - Lifetime JPH07117963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11238792A JPH07117963B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 携帯端末システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11238792A JPH07117963B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 携帯端末システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0612499A JPH0612499A (ja) 1994-01-21
JPH07117963B2 true JPH07117963B2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=14585407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11238792A Expired - Lifetime JPH07117963B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 携帯端末システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07117963B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3660101B2 (ja) 1996-11-14 2005-06-15 松下電器産業株式会社 パーソナル電子決済システム
JP2002307783A (ja) 2001-04-10 2002-10-23 Seiko Epson Corp プリンタ、posシステム、無線通信制御方法および情報記録媒体
JP4302051B2 (ja) * 2004-12-27 2009-07-22 有限会社アイ・ティ・ファクトリー 読み出し専用記録媒体を読み書き可能記録媒体に仮想化するデータ処理装置
JP5372040B2 (ja) * 2011-02-10 2013-12-18 東芝テック株式会社 無線オーダーシステム、無線オーダーシステムに用いるハンディ端末、及びハンディ端末の制御プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0814825B2 (ja) * 1985-11-20 1996-02-14 日本電気株式会社 移動式データ入力システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0612499A (ja) 1994-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070080220A1 (en) Fixed self-checkout station with cradle for communicating with portable self-scanning units
JP2006512637A (ja) 電子式ショッピング・システム
EP1807787A2 (en) Combined barcode scanner and radio frequency identification reader with field interpretation array
JP4090808B2 (ja) 近接トランザクションを制御する方法およびシステム
JPH07117963B2 (ja) 携帯端末システム
KR960010478B1 (ko) 무선통신으로 접속되는 정보처리 장치 및 방법
RU2001127437A (ru) Развлекательная система, сетевая система для передачи данных, развлекательное устройство и портативный терминал для передачи информации
JP2688643B2 (ja) データ処理システム
GB2303478A (en) Mobile multi-printer station printing barcode labels and signs
JPH074673Y2 (ja) データ処理装置
US7331525B2 (en) Cradle/polygon scanner
JPH07319395A (ja) 電子棚ラベル
JPH08124035A (ja) Posシステムとそのposシステムにおけるデータ 伝送方法、及びスキャナ装置
JPH01233582A (ja) データ処理装置
JPH06230880A (ja) バーコードリーダ付座標入力ペン
KR101036200B1 (ko) 무선인식 태그간 데이터 중계 장치
JP2003078939A (ja) 無線端末装置
JPH08162996A (ja) 無線質問応答システム
US20080000975A1 (en) Audible pattern switching indicator
JP2003228789A (ja) シャーシの運行管理システム
JPH0468943A (ja) 無線ターミナル
KR101036195B1 (ko) 무선인식 태그간 데이터 중계방법
GB2315147A (en) Barcode printing system
JPH03152680A (ja) ハンディ入力装置用置台
JP2790115B2 (ja) バーコード読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071218

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218

Year of fee payment: 13