JPH07117763A - 自動二輪車の燃料タンクに備えられる電装品への配線構造 - Google Patents

自動二輪車の燃料タンクに備えられる電装品への配線構造

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JPH07117763A
JPH07117763A JP27082093A JP27082093A JPH07117763A JP H07117763 A JPH07117763 A JP H07117763A JP 27082093 A JP27082093 A JP 27082093A JP 27082093 A JP27082093 A JP 27082093A JP H07117763 A JPH07117763 A JP H07117763A
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JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
lead wire
side coupler
harness
body frame
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JP27082093A
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Tomoki Imamura
友城 今村
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動二輪車の燃料タンクに備えられた電装品
の配線構造において、安価に燃料タンクの車体フレーム
への脱着の作業性を向上させると共に、燃料タンクの取
り付け時には、リード線やリード線側カプラーなどが燃
料タンクと車体フレーム等との間に挟み込まれるのを防
止する。 【構成】 燃料タンク2に備えられるフューエルゲージ
4に一端が接続されたリード線6と、該リード線6の他
端に接続部材8を介して接続されるワイヤーハーネス1
0とを有する、自動二輪車の燃料タンク2に備えられる
フューエルゲージ4への配線構造において、燃料タンク
2の下面2aの周縁に形成されたシームライン部2bの
うち、車体フレーム側面を覆うフレームカバー12ある
いは燃料タンク2の後方に取り付けられたシート14に
よって隠蔽される部位2b1に、リード線側カプラー8
aを配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車の燃料タン
クに備えられる電装品(フューエルゲージ、電磁コック
等)に接続されるリード線の配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車の燃料タンクに備えら
れた電装品、例えば燃料タンク内の燃料の残量を検知す
るフューエルゲージに接続されるリード線の配線構造は
図7〜図10に示すようなものであった。図7は従来の
リード線の配線構造を備えた自動二輪車の側面図であ
る。また、図8はフューエルゲージの全体構成図であ
る。図9はコンビネーションメーターの正面図である。
また、図10は燃料タンクの取り付け構成を示す燃料タ
ンクの側面図である。
【0003】図7に示すように、この自動二輪車には、
前輪aと後輪bとの間に配設されたエンジンcの上方に
位置する燃料タンクd内の底部に備えられたフューエル
ゲージeと、該フューエルゲージeの下部e1に一端が
接続されて燃料タンクdの下面を通りシートfの下方に
配線されたリード線gと、該リード線gの他端と接続部
材hを介して接続されシートf下方から車両前部に向け
て配線されたワイヤーハーネスiと、車両前端部に配設
されて前記ワイヤーハーネスiと接続されたコンビネー
ションメーターjとが備えられている。また、フレーム
カバーnが、リード線g、接続部材h及びワイヤーハー
ネスiなどを覆うように車体側面に配設されている。
【0004】フューエルゲージeは、図8に示すよう
に、ゲージ本体e1と、該ゲージ本体e1側面に軸支さ
れたアーム部e2と、該アーム部e2の端部に備えられ
て燃料タンクd内の燃料液面位置を検知するために燃料
液面を浮遊するフロートe3とを有する。リード線g
は、図10に示すように、燃料タンクdの鞍形下面の側
部に固定された溶接クランプjに保持されている。ワイ
ヤーハーネスiは、予め組配線され自動二輪車の各部の
電装品に接続されるように、車体フレームに備えられた
ものである。リード線gとワイヤーハーネスiとを接続
する接続部材hは、車両の比較的後部に位置し、リード
線側カプラーh1とハーネス側カプラーh2とから構成
されて、リード線側カプラーh1とハーネス側カプラー
h2とはワンタッチで脱着可能になっている。また、コ
ンビネーションメーターjは、図9に示すように、フュ
ーエルメーターj1、スピードメーターj2、タコメー
ターj2など各種表示装置を備えている。
【0005】したがって、以上のような構成により、燃
料タンクd内の燃料残量をフューエルゲージeが検知す
ると共に、燃料残量の情報を有する電気信号がリード線
g及びワイヤーハーネスiを通してコンビネーションメ
ーターjまで送られ、コンビネーションメーターjのフ
ューエルメーターj1が燃料タンクd内の燃料残量を表
示する。
【0006】ところで、この自動二輪車の車体フレーム
への燃料タンクdの取り付け構造は、図10に示すよう
なものであり、燃料タンクdの下面の先端寄りに略コの
字形のタンク取り付け部d1を設けると共に車体フレー
ムに設けられたブラケットpにタンク取り付け部d1を
嵌合させ、さらに、燃料タンクdの下部の後縁に設けら
れて後方に突出形成されたタンクブラケットd3を車体
フレームに固定されたフレームブリッジkにネジ部材m
などで固定するものである。
【0007】よって、この自動二輪車の車体フレームへ
の燃料タンクdの取り付け構造がこのようなものである
ため、接続部材hを燃料タンクdの近くに配置すると、
燃料タンクdの取り付け時にリード線gが燃料タンクd
の下に入り込む恐れがある。また、接続部材hを燃料タ
ンクdの近くに配置すると、接続部材hの接続がやりに
くくなる。したがって、従来は、前述したように、接続
部材hを車両の比較的後部に位置させていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、自動二輪車の燃料タンクd内に備えられた電装品、
例えば燃料タンクd内の燃料の残量を検知するフューエ
ルゲージeに接続されるリード線gの配線構造にあって
は、次のような問題点があった。
【0009】すなわち、燃料タンクdの車体フレームへ
の取り付け時において、リード線g及びリード線側カプ
ラーh1の位置が定まっていないため、リード線gある
いはリード線側カプラーh2が、燃料タンクdと車体フ
レームや他の部品との間に挟み込まれる恐れがあった。
【0010】また、メンテナンスなどで燃料タンクdを
車体フレームから取り外す際に、燃料タンクdから離れ
た位置に接続部材hがあるので、作業の工程数が多くな
る、あるいは、再び燃料タンクdを取り付けた時に接続
部材hの接続を忘れる恐れがあった。また、フューエル
ゲージeのリード線gを燃料タンクdの下面の側部に溶
接クランプkで固定する場合コストがかかる。
【0011】本発明は、前記従来の問題点を鑑みてなさ
れたものであって、その課題は、自動二輪車の燃料タン
クに備えられた電装品の配線構造において、安価に燃料
タンクの車体フレームへの脱着の作業性を向上させると
共に、燃料タンクの取り付け時には、リード線や接続部
材などが燃料タンクと車体フレーム等との間に挟み込ま
れるのを防止する、あるいは、リード線側カプラーとハ
ーネス側カプラーとの嵌合を忘れずにかつ確実に行う自
動二輪車の燃料タンクに備えられた電装品の配線構造を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の構成を有する。すなわち、請求項1の
発明は、燃料タンクに備えられる電装品に一端が接続さ
れたリード線と、予め組配線されて車両に備えられかつ
該リード線の他端に接続部材を介して接続されるワイヤ
ーハーネスとを有し、前記接続部材がリード線側カプラ
ーと該リード線側カプラーに嵌合されるハーネス側カプ
ラーとからなる、自動二輪車の燃料タンクに備えられる
電装品への配線構造において、燃料タンクの下面の周縁
に形成されたシームライン部のうち、車体フレーム側面
を覆うフレームカバーあるいは燃料タンクの後方に取り
付けられたシートによって隠蔽される部位に、前記リー
ド線側カプラーを配設することを特徴とするものであ
る。
【0013】また、請求項2の発明は、燃料タンクに備
えられる電装品に一端が接続されたリード線と、予め組
配線されて車両に備えられかつ該リード線の他端に接続
部材を介して接続されるワイヤーハーネスとを有し、前
記接続部材がリード線側カプラーと該リード線側カプラ
ーに嵌合されるハーネス側カプラーとからなる、自動二
輪車の燃料タンクに備えられる電装品への配線構造にお
いて、燃料タンクを車体フレームに取り付けるための取
り付け部を燃料タンクに設けると共に該燃料タンクの取
り付け部あるいはその近傍に前記リード線側カプラーを
配設して、燃料タンクを車体フレームに取り付ける際
に、燃料タンクの前記取り付け部を車体フレームの所定
の箇所に配置すると同時に、この配置動作に連動して前
記リード線側カプラーが前記ハーネス側カプラーに嵌合
されるように、当該ハーネス側カプラーを車体フレーム
の前記所定の箇所あるいはその近傍に配設することを特
徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、燃料タンクの下面の
周縁に形成されたシームライン部に前記リード線カプラ
ーを配設したので、燃料タンクを車体フレームに脱着す
る際、リード線側カプラーとハーネス側カプラーとの嵌
合あるいは取り外しを容易に行えると共に、燃料タンク
の取り付け時にリード線及びリード線側カプラーが遊動
しにくくなる。また、リード線側カプラーが車体フレー
ム側面を覆うフレームカバーあるいは燃料タンクの後方
に取り付けられたシートによって隠蔽されているので、
リード線側カプラーは保護されると共に外観に影響を与
えない。
【0015】また、請求項2の発明によれば、燃料タン
クを車体フレームに取り付ける際に、燃料タンクの前記
取り付け部を車体フレームの所定の箇所に配置すると同
時に、この配置動作に連動して前記リード線側カプラー
が前記ハーネス側カプラーに嵌合されるので、作業者は
前記リード線側カプラーと前記ハーネス側カプラーとの
嵌合を意識的に行う必要がない。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を説明
する。図1は第1実施例に係るリード線の配線構造を示
す燃料タンク後部周辺の側面図である。また、図2は第
1実施例に係るリード線側カプラーの取り付け構成を示
す断面図である。図3は第1実施例に係るリード線側カ
プラーの別の取り付け構成を示す分解斜視図である。図
4は第2実施例に係るリード線の配線構造を示す燃料タ
ンク前部周辺の側面図である。図5は第3実施例に係る
リード線の配線構造を示す燃料タンク後部周辺の斜視図
である。図6は第3実施例の変形例に係るリード線の配
線構造を示す燃料タンク後部周辺の斜視図である。
【0017】まず、請求項1の発明に係る第1実施例に
ついて説明する。この第1実施例は、図1に示すよう
に、燃料タンク2内の底部に備えられる電装品例えばフ
ューエルゲージ4に一端が接続されたリード線6と、予
め組配線されて車両に備えられかつ該リード線6の他端
に接続部材8を介して接続されるワイヤーハーネス10
とを有し、前記接続部材8がリード線側カプラー8aと
該リード線側カプラー8aに嵌合されるハーネス側カプ
ラー8bとからなる、自動二輪車の燃料タンク2に備え
られるフューエルゲージ4への配線構造である。
【0018】前記燃料タンク2は、略鞍形形状を呈した
下面2aを有する。また、当該下面2aの周縁には、燃
料タンク2を複数の部材から構成するための、溶接など
により接合される部分であるシームライン部2bが形成
されている。
【0019】このシームライン部2bのうち、車体フレ
ーム側面を覆うフレームカバー12あるいは燃料タンク
2の後方に取り付けられたシート14によって隠蔽され
る部位2b1(図1においてグラデーションで示す箇
所)に、前記リード線側カプラー8aが配設されてい
る。
【0020】この第1実施例においては、フレームカバ
ー12を燃料タンク2に取り付けるための取付穴用ブラ
ケット2cがシームライン部2bの前記部位2b1に形
成され、この取付穴用ブラケット2cにリード線側カプ
ラー8aを取り付ける。なお、取付穴用ブラケット2c
は、部位2b1に一体形成されているものでも、部位2
b1に別体で設けられるものであってもよい。
【0021】そして、リード線側カプラー8aの取付穴
用ブラケット2cへの取り付け構造は、図2に示すよう
に、リード線側カプラー8aの一側面に設けられたリベ
ット形状の取り付け部材16を、取付穴用ブラケット2
cに設けられた貫通孔2c1に挿入して行うものであ
る。この取り付け部材16は貫通孔2c1に圧入される
頭部16aと頭部16aの圧入後に取付穴用ブラケット
2cを押圧する押圧部16bとを有する。なお、この取
り付け部材16は、リード線側カプラー8aに別体で設
けられるもの、あるいは、リード線側カプラー8aに一
体形成されもののうちいずれであっても本発明の技術的
範囲内である。
【0022】また、図3に示す、リード線側カプラー8
aの部位2b1への取り付け構造は、前記部位2b1が
下方に延長するように突出形成された片部2dにリード
線側カプラー8aを取り付けるものである。すなわち、
前記片部2dには、四角形形状の貫通孔2d1が設けら
れ、また、リード線側カプラー8aの一側面の対向する
一組の辺部に略L字形のガイド8a1を設けると共に当
該一側面に突起8a2を形成させて、前記一組のガイド
8a1の間に形成される空間18に片部2dを挿入し前
記四角形形状の貫通孔2d1に突起8a2を掛け止める
ことによって、リード線側カプラー8aを部位2b1に
配設させるものである。なお、ガイド8a1及び突起8
a2は、リード線側カプラー8aに別体で設けられるも
のでもよいし、一体形成されるものでもよい。
【0023】よって、この第1実施例によれば、燃料タ
ンク2の下面2aの周縁に形成されたシームライン部2
bに前記リード線カプラー8aを配設したので、燃料タ
ンク2を車体フレームに脱着する際、リード線側カプラ
ー8aとハーネス側カプラー8bとの嵌合あるいは取り
外しを容易に行えると共に、燃料タンク2の取り付け時
にリード線6及びリード線側カプラー8aが遊動しにく
くなる。また、リード線側カプラー8aが車体フレーム
側面を覆うフレームカバー12あるいは燃料タンク2の
後方に取り付けられたシート14によって隠蔽されてい
るので、リード線側カプラー8aは保護されると共に外
観に影響を与えない。
【0024】したがって、第1実施例によれば、燃料タ
ンク2の車体フレームへの脱着の作業性を向上させるこ
とができると共に、燃料タンク2の取り付け時には、リ
ード線6やリード線側カプラー8aなどが燃料タンク2
と車体フレーム等との間に挟み込まれるのを防止するこ
とができる。
【0025】また、前記部位2b1に形成された取付穴
用ブラケット2cにリード線側カプラー8aを取り付け
れば、既存の設計範囲内でリード線側カプラー8aを燃
料タンク2に配設することができ、コストメリットが出
せる。
【0026】次に請求項2の発明に係る第2実施例につ
いて説明する。この第2実施例は、図4に示すように、
燃料タンク2を車体フレームに取り付けるためのタンク
取り付け部20を燃料タンク2に設けると共に該タンク
取り付け部20の近傍にリード線側カプラー8aを配設
して、燃料タンク2を車体フレームに取り付ける際に、
燃料タンク2の前記タンク取り付け部20を車体フレー
ムの所定の箇所22に配置すると同時に、この配置動作
に連動して前記リード線側カプラー8aが前記ハーネス
側カプラー8bに嵌合されるように、当該ハーネス側カ
プラー8bを車体フレームの前記所定の箇所22の近傍
に配設するものである。
【0027】前記タンク取り付け部20は、略コの字形
を呈していて、燃料タンク2の下面2aの先端寄りに固
定されている。車体フレームの前記所定の箇所22に
は、タンク取り付け部20に嵌合されるブラケット24
が設けられている。前記リード線側カプラー8aは、そ
の嵌合側8a3を前方に向けて前記タンク取り付け部2
0の下部に取り付け片26を介して固定されている。前
記ハーネス側カプラー8bは、その嵌合側8b3を後方
に向けて車体フレームの前記所定箇所22の下面に取り
付け片28を介して固定されている。
【0028】よって、この第2実施例によれば、燃料タ
ンク2を車体フレームに取り付ける際に、燃料タンク2
の前記タンク取り付け部20を符号30で示す方向に移
動させてブラケット24に嵌合させれば、前記リード線
側カプラー8aが前記ハーネス側カプラー8bに自動的
に嵌合されるので、作業者は前記リード線側カプラー8
aと前記ハーネス側カプラー8bとの嵌合を意識的に行
う必要がない。
【0029】したがって、この第2実施例によれば、燃
料タンク2を車体フレームに取り付ける際に、作業者
は、リード線側カプラー8aとハーネス側カプラー8b
との嵌合を忘れずにかつ確実に行うことができる。
【0030】また、請求項2の発明に係る第3実施例
は、図5に示すように、燃料タンク2の下部の後縁に設
けられて後方に突出形成されたタンクブラケット32の
下面にリード線側カプラー8aを固定し、車体フレーム
に固定されたフレームブリッジ34の下面にハーネス側
カプラー8bを固定して、タンクブラケット32をフレ
ームブリッジ34に配置すると同時に、自動的にリード
線側カプラー8aがハーネス側カプラー8bに嵌合され
るようにしたものである。
【0031】したがって、この第3実施例によっても、
第2実施例と同様の効果が得られる。なお、この第3実
施例はリード線側カプラー8aとハーネス側カプラー8
bとの嵌合が水平方向で行われるものであるが、図6に
示す第3実施例の変形例のように、リード線側カプラー
8aとハーネス側カプラー8bとの嵌合が鉛直方向で行
われるようにしてもよい。また、リード線側カプラー8
aとハーネス側カプラー8bとの嵌合を行う方向やリー
ド線側カプラー8a及びハーネス側カプラー8bのそれ
ぞれのタンクブラケット32及びフレームブリッジ34
への固定方法等は、この第3実施例及びその変形例に限
定されず、燃料タンク2を車体フレームに配置する際
に、自動的にリード線側カプラー8aがハーネス側カプ
ラー8bに嵌合されるようにするものであれば、本発明
の技術的範囲内である。また、以上説明した各実施例
は、本発明の好適な実施の態様であり、本発明はこれら
の実施例の技術的範囲に限定されない。
【0032】
【発明の効果】したがって、以上の説明のとおり、本発
明によれば、自動二輪車の燃料タンクに備えられた電装
品への配線構造において、安価に燃料タンクの車体フレ
ームへの脱着の作業性を向上させると共に、燃料タンク
の取り付け時には、リード線や接続部材などが燃料タン
クと車体フレーム等との間に挟み込まれるのを防止する
ことができる。また、リード線側カプラーとハーネス側
カプラーとの嵌合を忘れずにかつ確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るリード線の配線構造を示す燃
料タンク後部周辺の側面図である。
【図2】第1実施例に係るリード線側カプラーの取り付
け構成を示す断面図である。
【図3】第1実施例に係るリード線側カプラーの別の取
り付け構成を示す分解斜視図である。
【図4】第2実施例に係るリード線の配線構造を示す燃
料タンク前部周辺の側面図である。
【図5】第3実施例に係るリード線の配線構造を示す燃
料タンク後部周辺の斜視図である。
【図6】第3実施例の変形例に係るリード線の配線構造
を示す燃料タンク後部周辺の斜視図である。
【図7】従来のリード線の配線構造を備えた自動二輪車
の側面図である。
【図8】フューエルゲージの全体構成図である。
【図9】コンビネーションメーターの正面図である。
【図10】燃料タンクの取り付け構成を示す燃料タンク
の側面図である。
【符号の説明】
2 燃料タンク 2a 燃料タンクの下面 2b シームライン部 2b1 シームライン部の部位 2c 取付穴用ブラケット 2d 片部 4 フューエルゲージ(電装品) 6 リード線 8 接続部材 8a リード線側カプラー 8b ハーネス側カプラー 10 ワイヤーハーネス 12 フレームカバー 14 シート 20 タンク取り付け部(取り付け部) 22 車体フレームの所定の箇所 24 ブラケット 32 タンクブラケット(取り付け部) 34 フレームブリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクに備えられる電装品に一端が
    接続されたリード線と、予め組配線されて車両に備えら
    れかつ該リード線の他端に接続部材を介して接続される
    ワイヤーハーネスとを有し、前記接続部材がリード線側
    カプラーと該リード線側カプラーに嵌合されるハーネス
    側カプラーとからなる、自動二輪車の燃料タンクに備え
    られる電装品への配線構造において、 燃料タンクの下面の周縁に形成されたシームライン部の
    うち、車体フレーム側面を覆うフレームカバーあるいは
    燃料タンクの後方に取り付けられたシートによって隠蔽
    される部位に、前記リード線側カプラーを配設すること
    を特徴とする自動二輪車の燃料タンクに備えられる電装
    品への配線構造。
  2. 【請求項2】 燃料タンクに備えられる電装品に一端が
    接続されたリード線と、予め組配線されて車両に備えら
    れかつ該リード線の他端に接続部材を介して接続される
    ワイヤーハーネスとを有し、前記接続部材がリード線側
    カプラーと該リード線側カプラーに嵌合されるハーネス
    側カプラーとからなる、自動二輪車の燃料タンクに備え
    られる電装品への配線構造において、 燃料タンクを車体フレームに取り付けるための取り付け
    部を燃料タンクに設けると共に該燃料タンクの取り付け
    部あるいはその近傍に前記リード線側カプラーを配設し
    て、 燃料タンクを車体フレームに取り付ける際に、燃料タン
    クの前記取り付け部を車体フレームの所定の箇所に配置
    すると同時に、この配置動作に連動して前記リード線側
    カプラーが前記ハーネス側カプラーに嵌合されるよう
    に、当該ハーネス側カプラーを車体フレームの前記所定
    の箇所あるいはその近傍に配設することを特徴とする自
    動二輪車の燃料タンクに備えられる電装品への配線構
    造。
JP27082093A 1993-10-28 1993-10-28 自動二輪車の燃料タンクに備えられる電装品への配線構造 Pending JPH07117763A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2151363A1 (es) * 1996-11-26 2000-12-16 Honda Motor Co Ltd Estructura de cableado para instalar cables y articulos en forma de cable en un vehiculo como una motocicleta.
EP1602568A3 (en) * 2004-05-31 2008-09-03 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle fuel tank

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ES2151363A1 (es) * 1996-11-26 2000-12-16 Honda Motor Co Ltd Estructura de cableado para instalar cables y articulos en forma de cable en un vehiculo como una motocicleta.
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